恋の奴隷秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | | 考えることはただひとつ やわらかで卑猥なあなた がんじがらめのこの胸を いっそう苦しくさせるのです まともな恋は出来そうにない つまりは欠陥品なのです 気付かぬふりはもう止めました 誰も知らない 心根に 僕を恋の奴隷にして下さい 長い髪の先の先に まとわりつく気怠さの様に 僕は恋の奴隷になります さげすみに濡れた唇を 中指でなぞってみた すえた香りに溺れてく 胸の箍(たが)を外そう 僕を恋の奴隷にして下さい 本当の愛なんてきっと 都合のいい幻想だろうから 今は恋の奴隷になります 堕ちる様は滑稽で 喜劇のような 悲劇のような お願いします 笑うのをやめて せめて眺めるだけにして 僕を恋の奴隷にして下さい 咲き誇る花を摘みました 流星に願うまでもない 僕は恋の奴隷になります |
70億のピース秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 遮断機の向こう側 途切れる景色に 今朝のニュースが ふと よぎった 歩き出せば 消える 他人事の悲劇 なんとなく 君と また 手をつないだ 愛の歌が届かない 暗い闇もあるの 70億のピースが 描き出す 世界のパズル 誰かと隣り合えた意味 かたちの違う僕らは ひとつに今 なれなくても でも 互いが 離れないよう 寄り添えるんだ 半径5メートルも ままならないまま 日々は続いてる あやうく あの映画みたいに 小さな幸せが 拡がればなんて やっぱ 綺麗事かな その横顔 閉じ込めたくて カメラを向けた 無邪気な君のピースサイン いつも僕を照らす光 明日もここで生きてく意味 かたちの違う僕らは 近づくほど 傷つくけど でも 互いの 温もりにも 気づけるんだ 70億のピースが 描き出す 世界のパズル 誰かと隣り合えた意味 かたちの違う僕らは ひとつに今 なれなくても でも 互いが 離れないよう 寄り添えるんだ |
Raspberry Lover秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | | さも 彼女だけが童話の中にいるように どれだけ近くにいても この手は届きはしないのに その木苺色 纏った唇に それでも 触れたいと願う 僕は間違ってるのかな 今 彼のことを見つめる横顔に 一切 入り込む余地なんてありそうにもないけど なら 友達の輪で道化を演じる僕に 一瞬 目配せして 微笑んだ あれはなんだったの Lalala ねぇ 声が聞きたいよ Lalala 自分が自分じゃないみたいだ Raspberry Lover 奪い去る そんな勇気もないのに 何を差し出せば この僕に その甘い実をくれますか また ポーカーフェイスで会話を続けながら 一体 何回 頭の中で抱きしめるんだろう そう 彼の前では怒ったりもするんだね なんで ガラスの靴を拾うのは 僕じゃなかったんだ Lalala ねぇ 気づいているんでしょ Lalala 他の人じゃダメなんだ Raspberry Lover 僕だけの彼女をもっと知りたい 教えてくれるなら その粒が毒入りだって構わない Raspberry Lover 僕だけの彼女をもっと知りたい 教えてくれるなら その粒が毒入りだって構わない Raspberry Lover 幸せな結末なんていらない 何を差し出せば この僕に その甘い実をくれますか |
グッバイ・アイザック秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | | ah 転がる石 少しずつ日々にすり減って落ちてく そう 試されてる いつまで運命に逆らえないまま? 引力に負けそうで 無理だろって へたりこんじゃう前に この際 ノンストップで ゴールラインも 駆け抜けろ 今 決定的な君だけのステップを 刻んでよ 踏み出してよ その数十センチが未来を変えてきたんだろう 消極的で弱気なロジックは 破いてよ 捨て去ってよ 未だ見ぬステージへ 壊せ 君を閉ざす殻 ah 描いているほどに現実はうまくいかなくて そう 誰だってね がんばっているから もどかしくなる 安定を口実に 楽な方に逃げたくなるけれど 一回きりだろって 奮い立たせて 突き抜けろ 今 衝撃的なジャイアントステップを 記してよ 繰り出してよ 劣等感も ほら 最大の武器になるんだろう 絶望的なピンチの場面でも 狙ってよ 打ち克ってよ 積み上げた昨日に きっと 嘘はないから 失敗か成功かなんて 最後までわからないけれど とことん 信じ切って フルスピードで 飛び上がれ 今 絶対的な君だけのステップを 刻んでよ 踏み出してよ その数十センチが奇跡起こしてしまうかも!? 圧倒的で鮮烈なジャンプを 決めてよ 蹴散らしてよ 最高のイメージの先へ 跳ねる 君のストライド |
スミレ秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 花盛り 君の香り 僕はすでに 矢に 射抜かれてない? 固く 鍵をかけていたはずなのに いとも たやすく開いた扉 胸を貫いた 懐かしい痛み 君のせいだよ わかってる? Oh Baby Suddenly 迷い込む 森の中へ キラめいて 謎めいて 離れない まさかね 君は幻? もう追いかけてしまっている 君が消えないように 後ずさり うつむく君 潤む瞳 なぜに なす術も無い 小さな花が咲いてるみたいで しばらく僕は見とれてたんだ 時間も失くした 一枚絵の中 その涙だけ 光って Oh Baby Suddenly 赤色の実が はじけて 苦しくて 触れたくて バカみたい 恋しないって言っていたのに 気付けば落ちてしまっている 息も出来ないほどに こころ 破れた痕が疼くから 大事な言葉 飲み込んじゃうんだ でも 際限なく あふれてく想い 君が好きだよ 笑って Oh Baby Suddenly 迷い込む 森の中へ キラめいて 謎めいて 離れない この想い 幻じゃない 今 ざわめく森をかけてく 君が消えないように |
鱗(うろこ)秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 亀田誠治 | 少し伸びた前髪を かき上げた その先に見えた 緑がかった君の瞳に 映り込んだ 僕は魚 いろんな言い訳で 着飾って 仕方ないと笑っていた 傷付くよりは まだ その方がいいように思えて 夏の風が 君をどこか 遠くへと 奪っていく 言い出せずにいた想いを ねぇ 届けなくちゃ 君を失いたくないんだ 君に今 会いたいんだ 会いに行くよ たとえ どんな痛みが ほら 押し寄せても 鱗のように 身にまとったものは捨てて 泳いでいけ 君のもとへ 君のもとへ それでいいはずなんだ 季節の変り目は 曖昧で 気づいたら すぐ過ぎ去ってしまうよ まだ何ひとつも 君に伝えきれてないのに 夏の風に 君を呼ぶ 渇いた声 消されぬように あふれそうな この想いを もう ちぎれそうなくらい 叫んでみるんだ 君に今 伝えたくて 歌ってるよ たとえ どんな明日が ほら 待っていても 鱗のように 身にまとったものは捨てて 泳いでいけ 君のもとへ 君のもとへ それでいいはずなんだ 君に今 会いたいんだ 会いに行くよ たとえ どんな痛みが ほら 押し寄せても 鱗のように 身にまとったものは捨てて 泳いでいけ 君のもとへ 君のもとへ それでいいはずなんだ |
ひまわりの約束秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博・皆川真人 | どうして君が泣くの まだ僕も泣いていないのに 自分より 悲しむから つらいのがどっちか わからなくなるよ ガラクタだったはずの今日が ふたりなら 宝物になる そばにいたいよ 君のために出来ることが 僕にあるかな いつも君に ずっと君に 笑っていてほしくて ひまわりのような まっすぐなその優しさを 温もりを 全部 これからは僕も 届けていきたい ここにある幸せに 気づいたから 遠くで ともる未来 もしも 僕らが離れても それぞれ歩いていく その先で また 出会えると信じて ちぐはぐだったはずの歩幅 ひとつのように 今 重なる そばにいること なにげないこの瞬間も 忘れはしないよ 旅立ちの日 手を振る時 笑顔でいられるように ひまわりのような まっすぐなその優しさを 温もりを 全部 返したいけれど 君のことだから もう充分だよって きっと言うかな そばにいたいよ 君のために出来ることが 僕にあるかな いつも君に ずっと君に 笑っていてほしくて ひまわりのような まっすぐなその優しさを 温もりを 全部 これからは僕も 届けていきたい 本当の幸せの意味を見つけたから |
泣き笑いのエピソード秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | | オレンジのクレヨンで描いた太陽だけじゃ まだ何か足りない気がした 涙色したブルー こぼれて ひろがって ほら いつも通りの空 これは夢じゃない (夢みたい) 傷つけば痛い (嘘じゃない) どんな今日も愛したいのにな 笑顔をあきらめたくないよ 転んでも ただでは起きない そう 強くなれる かさぶたが消えたなら 聞いてくれるといいな 泣き笑いのエピソードを 時が経てば きっと 忘れられるよなんて まだ とても 信じ切れないけど 涙がかわくまで 待ってられない だって ほら すぐ 新しい朝 無我夢中でいたい (夢見たい) まだ終わりじゃない (終わらない) どんな明日も描けるんだよな 笑顔に会いたくなるけれど 今はでも 弱音ははかない そう 強がってる お腹の音が鳴ったら 大丈夫のサインだ 泣き笑いの日々を行こう 笑顔をあきらめたくないよ 転んでも ただでは起きない そう 強くなれる かさぶたが消えたなら 聞いてくれるといいな 泣き笑いのエピソードを |
アイ秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 松浦晃久 | 目に見えないから アイなんて信じない そうやって自分をごまかしてきたんだよ 遠く 遠く ただ 埋もれていた でも 今 あなたに出会ってしまった その手に触れて 心に触れて ただの一秒が永遠よりながくなる 魔法みたい あなたが泣いて そして笑って ひとつ欠けたままの僕のハートが ほら じんわりふるえる ありふれた日々が アイ色に染まってく はじめからあなたを 探していたんだよ 遠く 遠く 凍えそうな空 そばにいても まだ さみしそうに滲んだ ただ いとしくて だけど怖くて 今にもあなたが消えてしまいそうで 夢のように 僕を見つめて そっと笑って 瞳閉じてもまだ 伝わる温もりが たしかにあるのに その手に触れて 心に触れて ただの一秒が永遠よりながくなる 魔法みたい あなたが泣いて そして笑って ひとつだけの愛が 僕のハートに 今 じんわりあふれる |
風景秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 上田禎 | 上空を旋回して行く 午後の風 僕は一人 退屈とぼんやり遊ぶ 冬枯れた樹々の隙間 芽吹く春の始まり 凛と ただ その背をのばして 光集めている あなたがくれたこの風景 愛しく思っています 胸の中のファインダーでずっと眺めていたい いつもここにいるよ 陽だまりに触れてるみたい ほら あたたかくて どこか恥ずかしいような いつも側にいてくれたの? 僕も少し強くならなきゃね あなたを守れるように やさしくいられるように 呼吸を繰り返す 淡い雲の陰 終わりがいずれ来るなんてこと 想像もつかなくて あなたといつか見た風景 なおさら愛しくなるよ 胸の中のシャッターを切って焼き付けよう いつもここにいるよ 陽だまりに触れてるみたい ほら あたたかくて どこか恥ずかしいような いつも側にいてくれたの? 僕も少し強くならなきゃね あなたを守れるように やさしくいられるように |