さくらんぼの実る頃加藤登紀子 | 加藤登紀子 | J.B.Clement・訳詞:加藤登紀子 | A.A.Renard | 告井延隆 | Quand nous chanterons le temps des cerises, Et gai rossignol et merle moqueur Seront tous en fete! Les belles auront la folie en tete Et les amoureux du soleil au coeur! Quand nous chanterons le temps des cerises, Sifflera bien mieux le merle moquer! Mais il est bien court le temps des cerises, Ou l'on s'en va deux cueillir revant Des pendants d'oreilles Cerises d'amour aux robes pareilles Tombant sous la feuille en gouttes de sang, Mais il est bien court le temps des cerises, Pendants de corail qu'on cueille revants さくらんぼ実るころ 鳥たちは浮かれて歌うよ 誰かに恋して 愛する人の腕に抱かれて うれしさにふるえてた 君は赤く頬を染めて いつもよりずっときれいだよ さくらんぼ実るころ 心は今もゆれている あの日と同じように 傷ついたまま消えない思い出 胸の奥でふるえてる どんなに時が過ぎても あの日の恋を忘れない さくらんぼ実るころ ムムム………ムー |
百万本のバラ加藤登紀子 | 加藤登紀子 | A.Voznesenskij・日本語詞:加藤登紀子 | R.Pauls | | 小さな家とキャンバス 他には何もない 貧しい絵かきが 女優に恋をした 大好きなあの人に バラの花をあげたい ある日街中の バラを買いました 百万本のバラの花を あなたにあなたにあなたにあげる 窓から窓から見える広場を 真っ赤なバラでうめつくして ある朝 彼女は 真っ赤なバラの海を見て どこかの お金持ちが ふざけたのだとおもった 小さな家とキャンバス 全てを売ってバラの花 買った貧しい絵かきは 窓のしたで彼女を見てた 百万本のバラの花を あなたはあなたはあなたは見てる 窓から窓から見える広場は 真っ赤な真っ赤なバラの海 出会いはそれで終わり 女優は別の街へ 真っ赤なバラの海は はなやかな彼女の人生 貧しい絵かきは 孤独な日々を送った けれどバラの思い出は 心にきえなかった 百万本のバラの花を あなたにあなたにあなたにあげる 窓から窓から見える広場を 真っ赤なバラでうめつくして 百万本のバラの花を あなたにあなたにあなたにあげる 窓から窓から見える広場を 真っ赤なバラでうめつくして |
愛のくらし加藤登紀子 | 加藤登紀子 | Tommy Children・日本語詞:加藤登紀子 | Alfred Hause | | この両手に 花をかかえて あの日 あなたの部屋をたずねた 窓をあけた ひざしの中で あなたは 笑って迎えた 手をつなぎ ほほよせて くり返す 愛のくらし 花は枯れて 冬が来ても すてきな 日々はつづいていた 愛をかたる 言葉よりも 吹きすぎる 風の中で 求めあう ぬくもりが 愛のかわらぬ しるし 人はいくども 愛に出会い 終わりのない 愛を信じた ある日 気がつく 愛の終りに 人はいくども泣いた 手をつなぎ ほほよせて くり返す 愛のくらし 花は咲いて 春が来ても すてきな日々は 戻って来ない 愛をかたる 言葉よりも 風にこごえた この両手に あなたの身体の ぬくもりが 今も 消えずに残る |
灰色の瞳長谷川きよし・加藤登紀子 | 長谷川きよし・加藤登紀子 | Tito Veliz・日本語詞:加藤登紀子 | Una Ramos | | 枯野に咲いた小さな花のように なんて淋しいこの夕暮れ とどかない想いを抱いて なんて淋しいこの夕暮れ とどかない想いを抱いて 私の大事なこの笛のうたう唄を あなたは聞いているのだろか どこかの小さな木の下で あなたは聞いているのだろか どこかの小さな木の下で 澄んだ声色で響くこの笛 あなたは聞いているのだろか 泣きくたびれた笛の音を あなたは聞いているのだろか 泣きくたびれた笛の音を 山は夕暮れ夜が闇がしのびよる あなたは何処にいるのだろか 風の便りも今はとだえ あなたは何処にいるのだろか 風の便りも今はとだえ 山の坂道一人で歩いて行った あなたは今も唄っている 彼方の空に声が聞こえ あなたは今も唄っている 彼方の空に声が聞こえ 一人ぼっちで影を見つめる あなたは何処にいるのだろか 風の便りも今はとだえ あなたは何処にいるのだろか 風の便りも今はとだえ ラララ…… |
わが人生に悔いなし加藤登紀子 | 加藤登紀子 | なかにし礼 | 中山卯月 | | 鏡に映る わが顔に グラスをあげて 乾杯を たった一つの 星をたよりに はるばる 遠くへ 来たもんだ 長かろうと 短かろうと わが人生に 悔いはない この世に歌が あればこそ こらえた涙 いくたびか 親にもらった 体一つで 戦い続けた 気持ちよさ 右だろうと 左だろうと わが人生に 悔いはない 桜の花の 下で見る 夢にも似てる 人生さ 純で行こうぜ 愛で行こうぜ 生きてる かぎりは 青春だ 夢だろうと 現実(うつつ)だろうと わが人生に 悔いはない わが人生に 悔いはない |
花筐~Hanagatami~加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 村上てつや | | 別れがくる前に もいちど抱きしめて 最後のくちづけが 永遠に消えない花筐 遠く離れても 愛を忘れない 今は泣かないわ こんなにも愛してる 春が夏に変わるように 夏が秋に変わるように 冬もいつか花の季節によみがえる 何かがはじまるわ 時間は動いてる 誰にも止められない 歩き出した 明日への足音 二人で描いた 夢を忘れない 今も生きている 大切な花筐 春が夏に変わるように 夏が秋に変わるように 冬もいつか花の季節によみがえる 二人で描いた 夢を忘れない 今も生きている 大切な花筐 春が夏に変わるように 夏が秋に変わるように 冬もいつか花の季節によみがえる 春が夏に変わるように 夏が秋に変わるように 冬もいつか花の季節によみがえる |
薔薇と月 Rose and Moon加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 原田真二 | | 空のかなたから ふりそそぐ 光を受けて 咲く薔薇の花 広い宇宙をさまよって 地上を照らす空の月 薔薇が月に恋して 月が薔薇を愛したら 花の季節は短すぎて 月は 雲の中 旅の空 恋にこがれる薔薇と月 蕾の中で 目をとじて 花咲くときを待つ薔薇の花 満ち欠けながら 時をかぞえ 花にさそわれる 空の月 薔薇の咲いてるうちに 月はかがやくでしょうか 花の都は花のころ 月は空から ふりそそぐ 恋にこがれる 薔薇と月 恋にこがれる 薔薇と月 |
青い月のバラード加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | Themba Christopher Mkhize | | 夜の底に光る 青い月のように ひとり歩いていく あなたの後姿 孤独の中へ 出て行く人のために 何が出来るの? ただ見送るだけ 花は花のように 鳥は鳥のように ひとり咲きつづけて ひとり飛びつづける 未知の中へ 一瞬の運命に 身をあずけて 振りむかずに 風が花を咲かせ 月が鳥を誘う あの日同じ哀しみと 同じ夢を見て 二人愛を重ねた 風が花を咲かせ 月が鳥を誘う あの日同じ哀しみと 同じ夢を見て 二人愛を重ねた 花は花のように 鳥は鳥のように かわらぬ愛を求め どこまでも夢を追いかける 激しさと さまよう強さを持ち 孤独の痛みを 輝きにかえて もしも出来るなら あなたを抱きしめたい 青い月のように |
哀しみのダンス加藤登紀子 | 加藤登紀子 | レナード・コーエン、訳詞:加藤登紀子 | レナード・コーエン | ALBATOROSS・加藤登紀子 | 情熱のヴァイオリンに合わせて 踊ろう 燃える愛のために すべてが終り 死ぬときまで Dance me to the end of love Dance me to the end of love 二人は今 結ばれて 終りの来ない 愛を感じた 夢じゃないさ 嘘じゃないさ Dance me to the end of love Dance me to the end of love 私は白い鳩になって あなたの苦しみ 抱いてあげる ほかに誰も いなくなるまで Dance me to the end of love Dance me to the end of love 息がとまるまで キスをしよう からだが消えるまで 愛をしよう 生まれたがる子供のために Dance me to the end of love Dance me to the end of love |
バラ色の人生加藤登紀子 | 加藤登紀子 | Edith Piaf・日本語詞:加藤登紀子 | Louiguy | | どんな苦しみが 身を引き裂こうと 愛がある限り すべてはバラ色 あなたの胸に抱かれてると すべてはバラ色 ありふれた愛の言葉でもいいわ あなたの声なら こんなに幸せ 身も心もあなたのために 変わらぬ愛を誓うわ 他には何も見えないくらいに 大好きなのよ あなたのすべて ラヴィアンローズ 息がつまるほど ときめきがつづく 終わりなどないわ いつまでもバラ色 あなたがその目で見つめるだけで すべてはバラ色 さりげない愛のしぐさなのに 胸が震える こんなに幸せ 身も心もあなたのために 変わらぬ愛を誓うわ 他には何も見えないくらいに 大好きなのよ あなたのすべて ラヴィアンローズ ラララ……ラヴィアンローズ |
愛の讃歌加藤登紀子 | 加藤登紀子 | Edith Piaf・日本語詞:加藤登紀子 | Margueritte Monnot | | もしも空が裂けて 大地が崩れ落ちても 私はかまわない あなたといるなら あなたの腕の中で 体を震わす時 何も見えないわ あなたの愛だけで あなたが言うなら 世界の果てまで 地の果てまでも あなたが言うなら 栗色にでも 黒髪にでも あなたが言うなら 盗みもするわ あの月さえも あなたが言うなら 国も捨てるわ 友もいらない もしもあなたが死んで 私を捨てる時も 私はかまわない あなたと行くから 広い空の中を あなたと二人だけで 終わりのない愛を 生き続けるために 広い空の中を あなたと二人だけで 終わりのない愛を 生き続けるために |
ダニーボーイ加藤登紀子 | 加藤登紀子 | アイルランド民謡・日本語詞:加藤登紀子 | アイルランド民謡 | | 夏は去り バラの花も散り あなたは今出てゆく 角笛の呼んでる響きを おお ダニーボーイ 忘れないで 必ず帰って来ておくれ 夏の日も 冬の日にも 私はこのふるさとで あなたを あなたを 待っています いつの日か 花が枯れるように あなたが死んだならば あなたの眠るそのそばに この山の 花を咲かせよう 牧場に日の輝く日も 谷間に雪降る日も 私はこのふるさとで あなたを あなたを 待っています あなたを あなたを 待っています |
花はどこへ行った加藤登紀子 | 加藤登紀子 | ピート・シーガー、訳詞:加藤登紀子 | ピート・シーガー | 鬼武みゆき | どこへ行ったの 野に咲く花は 遠い昔 そして今も 野に咲く花は 少女に摘み取られた いつになったら 人は気付くのでしょう どこへ行ったの 可愛い少女は ずっと昔いえ つい昨日のこと 可愛い少女は 若者の胸に 愛を求めて その身を捧げた どこへ行ったの 若者たちは 少女が愛した若者たちは 銃を手にして兵士になった 愛する人を 置き去りにして どこへ行ったの 兵士たちは 故郷遠く 離れて 兵士たちは 墓の土になった 誰にもしられず 見捨てられて どこへ行ったの 兵士の墓は 時が流れて いつの間に 兵士の墓は 野に咲く花に 誰も知らない 野に咲く花に どこへ行ったの 野に咲く花は 遠い昔 そして今も 野に咲く花は 少女に摘み取られた いつになったら 人は気付くのでしょう |
みんな花になれ加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 山口タオ | 加藤登紀子 | 鬼武みゆき | あなたが笑うと 花になる 見ている私も 花になる いいことあるよ 笑ったら 誰でも花になれるんだ 空を見上げる花のように 笑顔いっぱい咲かそうよ 空を見上げる花のように 笑顔いっぱい咲かそうよ あなたが泣いたら 雨になる 見ている私も 雨になる いいんだいいんだ 泣いたって 雨がふるから 花が咲く 風によりそう花のように やさしい笑顔が咲くんだよ 風によりそう花のように やさしい笑顔が咲くんだよ やさしい笑顔咲かそうよ |
おくりもの加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 井上千紗 | 加藤登紀子 | 鬼武みゆき | あなたにあげたいもの いちばんあげたいもの 春には わたしのそだてた花 夏には わたしの見上げる空 秋には わたしの愛する歌 冬には わたしの変わらぬ心 いちばんあげたいもの それはいつもあなたのそばに寄り添うわたし わたしのほしいもの ほんとうにほしいもの 春には あなたのこぼれる笑顔 夏には あなたの澄んだまなざし 秋には あなたの紡ぐことば 冬には あなたの手のぬくもり ほんとうにほしいもの それはいつもわたしのそばでほほ笑むあなた いちばんあげたいもの それはいつもあなたのそばに寄り添うわたし |
つなぐ命加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 幸田哲弘 | 加藤登紀子 | 鬼武みゆき | 光を浴びて芽ぐむ花 恵みの雨に踊る木々 自由に空を泳ぐ鳥 水面に跳ねる魚たち ちいさな命 ひとつの命 めぐりめぐり つながる命 ちいさな命 ひとつの命 めぐりめぐり つながる命 いのち 無邪気に笑う幼な子の 希望に満ちた朝もある 心に灯る永遠の火に 涙浄める夜もある 去りゆく命 生まれる命 めぐりめぐり つながる命 去りゆく命 生まれる命 めぐりめぐり つながる命 いのち ちいさな命 ひとつの命 めぐりめぐり つながる命 去りゆく命 生まれる命 めぐりめぐり つながる命 いのち |