家の裏でマンボウが死んでるP「百鬼蛇行」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
鬼の尊厳復権組織りはびり featuring 綾(柿原徹也) & 唯(山下大輝)家の裏でマンボウが死んでるP家の裏でマンボウが死んでるPタカハシヨウタカハシヨウ俺はこの鬼の中学で一番強い お前は強いよな 昨日はカマキリと見事引き分けた 袖を噛まれたのによく立ったよ 名誉の負傷だ 血は出てないけど赤くはなった なのに泣かなかったぜ  僕はこの鬼の中学で一番聡い お前は賢いぜ 昨日は割り算の記号を覚えた 難しくて俺は泣いちゃったのに 僕の知能なら ケーキすら二等分できる 包丁が怖くて吐くけど  鬼が恐れられたのも今は昔 愚かな人間どもはもう忘れている もう一度この金棒の錆になりたいか 見せてやろう 我らが種族 鬼のチカラを!  たらふくビビれ人間ども 画鋲をたくさん見せてやる しこたま慄け人間ども 目を見てハキハキ喋ってやる たらふくビビれ人間ども 太めのスウェット履いてやる しこたま慄け人間ども 「ガ」を強めに言ってやる 我らのように手の甲に書いて覚えろ 我らの名は「鬼の尊厳復権組織りはびり」  我らの日常は いつだって冒険 裏山に見参 大人抜きでだぜ? うわあ! どうした? ヨモギでコケた! 虎パン(※「すごく」の意)痛そう! 帰ろう にわかに心細い おんぶするよ 無理だ あばらが折れる もうダメだ 腹減った グミ食う? 噛み切れない!  しかしこのパイ生地でできた金棒が 我らの豪腕でも折れないように どんなピンチも我らの心を折れない 見せてやろう 我らが種族 鬼のチカラを!  たらふくビビれ人間ども 「あっ」て言った後黙ってやる しこたま慄け人間ども 辛めの大根を食わせてやる たらふくビビれ人間ども 「ごんぎつね」を朗読してやる しこたま慄け人間ども 堂々とタンクトップ着てやる 念のために母さんにも覚えてもらえ 我らの名は「鬼の尊厳復権組織りはびり」  ある日噂を聞いた ある人間の高校が 人間以外の生徒を 40名募るらしい バカめ 自ら脅威を引き入れるとは 見せてやろう 我らが種族 鬼のチカラを!  たらふくビビれ人間ども 尊厳を取り戻す日が来た しこたま慄け人間ども 他の受験生を邪魔してでも たらふくビビれ人間ども 聡明は我らは合格する しこたま慄け人間ども 屈強な我らは支配する  たらふくビビれ人間ども 席替えにドキドキしないでやる しこたま慄け人間ども パ行も強めに言ってやる たらふくビビれ人間ども バディーなのに裏切ってやる しこたま慄け人間ども 卓球部のくせに恋してやる 黄虎パン(※「最高に」の意)やべぇ高校生活の幕開け 関節を労わりながら立ち上がるぜ!りはびり!

ボイスドラマ「りはびり活動記 〜撃鉄篇〜」

アヘペロっ☆ドリルで掘らせろ膝の裏家の裏でマンボウが死んでるP家の裏でマンボウが死んでるPタカハシヨウタカハシヨウ人間界にはすでに地底人が紛れ込んでいる 年中短パン履いてる奴と同じくらいの数が 留学は義務なのだ 一定の功績を残さねば 自由に帰ることさえも許されない  マグマのさえずり マントルのせせらぎ 耳を撫でる地響きが心地よすぎて 離れがたいが歩みは止められない 震えを拭え 不安を笑え 必ずや戻るのだ この故郷に  妹の膝の裏を鼻と耳でこすりたいから 妹のドリルで脇の窪み掘られたいから 妹が割った皿の破片で怪我して流れた血を舐めたいから ペロペロペロペロアヘアヘアヘアヘ  少しでも条件の良い留学地へ進学するのだ (妹の切った爪食べたいから) 睡眠は忘れ1秒でも長く勉学に励む (妹の耳の型取りたいから) 体調など関係ない 指が動く限り続けよう (妹の裁縫道具で傷を縫いたいから) 集中治療室(ICU)に入っても公式を唱える (妹の筆でヘソ掃除したいから)  別れは近いぞ しかし妹は 思春期のせいかどこか気恥ずかしそうで 「帰ってくるな」なんて皮肉を言う わかっているぞ 我が妹よ 止むを得ないな こんな困った時は  下の妹にビー玉飲ませては吸い出したいから 下の妹のドリルで腿を削がれたいから 下の妹のシャツを崖に引っ掛け命がけでぶら下がりたい ビリビリビリビリヒヤヒヤヒヤヒヤ  さすがにヤバイと思ってはいるので 地上ではクール眼鏡で やっていこうと思います 何卒、宜しくお願いいたします
君を忘れた家の裏でマンボウが死んでるP家の裏でマンボウが死んでるPタカハシヨウタカハシヨウ狭い 深い 森の世界に囚われて 天狗の少年の目は死んでいた しかし ある日 茂みから聞こえた鳴き声が 少年の生き方を変えることになる  茂る草の奥には傷ついた獣 ではなく鼻血を垂れた人間 鳴き声に聞こえたあの音は 呼吸で鼻がピーピー鳴る現象  天狗がここを出られないように 人間もここにいてはいけない 森の掟“天狗を見た人間には死を” どうも好きにはなれない決まりだ 他の天狗に見つかる前に逃がしたいが 人間は足を怪我していた  大人には隠れおっさんを飼育 かわいくない 汚い あと世知辛い 「明日はタバコとヨガマット持ってきて」 わがまま言うんじゃありません!  少年は出会いも激情も夢も 現状に抗うことも諦めていた 人間はそれを許せなかったのだろう 人間界の話を毎日聞かせた  少年の目に光が灯る 飛び出す勇気が湧き上がる そこには何もかもあるように思えたから 弱っていた人間も徐々に 明るくなり怪我も癒えていく しかしなぜかここに来た理由は話さなかった  やがて二人に別れが訪れた 涙はない 笑って 再会を誓う 気が緩んだのは仕方ないことだろう 気づけば天狗たちに囲まれていた  彼らは無慈悲に殺意を向ける 少年と違い人間は抗わなかった 「お前に会って希望を取り戻せたが 俺は元々死ぬためにここにきた」  「殺しちゃダメだ」声の限り叫ぶ 願いは通じたがその条件は 互いの記憶を消すこと 少年に手渡されたのは 射った者と射られた者 互いに関する記憶を失う矢  少年を忘れればまた死に向かう 少年も死んだ目に逆戻り 結局この矢は互いを殺す 躊躇する少年に人間は「早く射れ」と笑った  「俺たちは弱い この心は いつも世界に押しつぶされた 自分じゃ自分を変えられなかった こんな痛いのに変われなかった でも時に容易く、誰かに変えてもらえる それは一人では気づけないこと でも俺たちはそれを教え合った だからもう大丈夫だ」  口にしたのは同じ言葉だった 「俺を忘れても、その想いだけは忘れるな」 その約束は胸に刺さった しっかりと刺さった
物語は散った後に家の裏でマンボウが死んでるP家の裏でマンボウが死んでるPタカハシヨウタカハシヨウ私を育ててくれたのは 小さな女の子でした 初めはペットに食べられそうだったけど 私を地面に蒔いたら 大きな花が咲くと知って あなたは胸を躍らせていましたね  幼いあなたが選んだ地面は あまり日当たりがよくなくて 大きくなってあげられなくて辛かったです それでも私は かいがいしく水をくれて話しかけてくれる あなたの顔を近くで見られて幸せでした  ひまわりに許された 一夏の命はあなたの 温もりを受けるにはあまりに短すぎて 弱ってく私を案じ 熱を増すあなたのお世話は 水責めみたいでしたが おかげで瞳のない私でも あなたとの別れに涙を流せました  枯れそうな私を見て 泣いてくれたのが嬉しくて 覚えたんです 同じ姿になる魔法 すぐにでもそばに行きたかったけど 住む世界が違う だからこっそり見守ることにしたんです  あなたを襲う犬も虫もガキも 不思議な花粉を吸わせるだけで 一目で死の目前とわかる顔にしました たまたま花粉を使い果たした時 屈強な男に囲まれて 化けても小さい私は少しだけピンチでしたが  ひまわりは強く咲く花 蹴り技で距離を保ちながら 随所で右を入れて内臓をポンコツに しばらくは流動食だね スライムを食べさせてあげる ちょっとくらい怪我しても あなたの部屋から漏れてくる ピアノを聴けばすぐ忘れてしまえました  一度だけでも話がしてみたい 近くにいるのに遠くてくじけそうな時もありました でもある日私は聞いたんです いろんな種族を受け入れる学校の噂 そこでなら一緒になれる  ごめんなさい 一度だけ いけないことします 花粉で記憶を書き換えて志望校を変えます 来年は同じ場所で 同じ制服を着ようね 話せるのが楽しみでもう決めてあるんです 初めて私からあなたにかける言葉は
お前の心なんていつでも金で買える家の裏でマンボウが死んでるP家の裏でマンボウが死んでるPタカハシヨウタカハシヨウ「私は真実の愛を信じてる 彼は売れないミュージシャンだけど お金なんてなくてもいいのよ 一緒にいられればそれで幸せ」  そう言い張る人間がいたので こう提案してみました 「1億ペソあげるから そいつ捨てて僕と付き合って」  2時間後にはもうポイ捨てしてました 携帯から連絡先も消してました 元彼が家に押しかけましたが すぐ通報したらしいので大丈夫です  「俺は気高いミュージシャン 音楽で金儲けする気なんてないから ウケなくても好きな曲を書く 伝わる奴にだけ伝わればいい」  そう言い張る人間がいたので こう提案してみました 「10億ペソあげるから 売れそうな曲を作ってみて」  完全にポップな名曲ができました 大人も子供も仲良く口ずさめます ファンは全員ドン引きしてましたが もう引退するらしいので大丈夫です  二人にネタばらししてみたら みっともないくらい怒ってました 金に負けた方が悪いじゃないですか もう1億ずつ与えたら黙ったけど  さて、この曲を聴いているあなた 今からあなたを試します いくら貰えたら僕の靴を舐めますか? 金額を読み上げていくので いけるところでこのCDを止めなさい
(ちょっと深刻なレベルで) 孤高の花家の裏でマンボウが死んでるP家の裏でマンボウが死んでるPタカハシヨウタカハシヨウバラの世界は出る杭を折り灼き尽くす おたんこなすの泥メスまみれ 馴染めないわ だって私はどんなアイドルより可憐で 何をしても 何もしなくても 目立ってしまうから  でもそれでいいの ブスといるとブスが伝染るし 好きなだけ疎めばいいわ 私は孤高のバラ  ある日開かれた先生の誕生会 一人ずつプレゼント?は? 私聞いてない 一か八か歌ったけど拍手一つ起きず さすがに焦って汗をかいた 両目から  しょうがないから私が合わせてあげる お湿りブスどものお友達ごっこの中へ 行きたくもないトイレにだってついていき ところてんみたいな女をかわいいねと褒めた  すると奴らは手のひらをちぎれるほど返して 私をお祭りに誘う 浴衣買わなくちゃ  なんで待ち合わせに誰も来ないの 一人じゃないふりをして3つ買ったりんご飴 足に落としてベトベトになっちゃって タオルもないから浴衣の裾で拭いた  もういいわ こんな世界捨ててやるから お祭りも別に楽しみじゃなかったし 私を崇めないメスなど乾き死ね 私は別の世界で姫になるの
夢見がち拘束具の悲壮な高校デビュー家の裏でマンボウが死んでるP家の裏でマンボウが死んでるPタカハシヨウタカハシヨウ人は知らないが実は 犬の脳は首輪の中にある 正確には首輪の意思が 犬の意識を奪うのだ  今日もボクは人に化け 手頃な犬を支配する ボクの手にかかれば 因数分解もさせられる  愚かな人類は犬を愛でる この可憐な相貌はボクが授けた 仮面(ペルソナ)とも知らずに  「お手」と差し出したこの手では先刻 2年前の牛乳をこねておいたし ペロペロ頬を濡らすこの舌では トンボの死骸をベチャクソ舐めておいた!  同胞とは優秀な犬を 奪い合い戦っている 支配力は受験や就職 出世には欠かせない  ただボクは他の首輪と違う 堕天使に加護されし者 右目に授かりし闇の魔力を見よ……!  チワワにボコられ痰をかけられた 違う!こんなのボクの本気じゃないぞ! 堕天使は今たまたま銭湯に行ってて 魔力はかき混ぜ忘れて固まってるだけなんだ! 違うんだ!  もうじきボクも人でいう中3 気づき始めているんだ 堕天使も魔力も妄想 ボクは特別じゃない そんな矢先趣味の生け花 SNS で 屈強なケルベロスと知り合った 彼の力を借りれば 同級生の操る子犬など一網打尽!  チワワにボコられ痰をかけられて お気にの手袋の指を切られた すいません 加護も才能もありません 眼帯の下はただのものもらいです  もういい これからは姿を変え人として生きる バカな奴らだ 堕天使も魔力も信じるだろ 待ってろ!人間界の高校!
恋のタンドリーハート 〜素手で触るとGITOGITOするよ〜家の裏でマンボウが死んでるP家の裏でマンボウが死んでるPタカハシヨウタカハシヨウもしも私が恋をするならば 理想の相手は決まっていて 背は高くスタイルが良くて バスケ部ではエースを務め 勉強は苦手でも頑張り屋で とにかくいつでも優しくて だけどちょっぴり不器用で 好き嫌いなく何でも食べて 結構なおっちょこちょいで 時々頼りないこともあって でもいつも一生懸命だから 一緒に成長したいと思えて たまに怒ることもあるけど それも私を思ってのことで 最後には必ず笑顔をくれる そんな心が暖かくなる人で 例えば寒い冬の放課後には 私は校門であなたの部活が 終わるのを待っているけど そしたらあなたは大急ぎで 汗をかきながら走ってきて 「待たせてごめんな」って 「寒かっただろあっちでさ ココアでもおごるよ」って そんなのいいって言ったら 俺もいっぱい運動したから 喉乾いたんよだって強引に 自販機まで私を引っ張って でもあなたお財布忘れてて ポッケ全部ひっくり返して 今度は冷や汗かいちゃって しょうがないし私が払って なんかあなた凹んでたけど 私よりかなり大きいくせに まるで小さい動物みたいで あ な た のXLのPコートの ポッケに私の手はすっぽり 素敵なコートねと言ったら 「そうだろ。気に入ってる 色が最高なんだよ」なんて そこじゃないのになあって 私は一人だけ笑っちゃって 「何で笑うんだよ?」って 困っていたのももう昔の事 私たちもついに3年になり 私は極普通に地元の大学に 進学するつもりだったのに あなたは上京するんだって 突然の事で私泣いちゃって だって叔父のお店を継いで 板前になるのが夢だなんて あの時はじめて聞いたから たまに帰って来れる?って 喚き散らしながら尋ねても 「そうしたいけど、難しい 修行が大変なんだよ」って やだやだって駄々をこねて あなたと離れ離れだなんて 想像すらもしたくないから そんな馬鹿な私をあなたは 優しいけど少し悲しそうな はじめて見る瞳で見ていて それからは気まずくなって 会話もできない日が続いて ある日一人の帰り道の途中 顔を腫らしたあなたがいて どうしたの?って聞いたら 「叔父さんの店は継がずに ここに残るよって言ったら こっぴどく殴られた」って 「でも俺もう絶対東京には 行かないし安心して」って 「家出してきたんだ」って 大丈夫なの?って聞いたら 「君が僕に望んでることを するのが僕の幸せだ」って その言葉は嬉しかったけど それより胸の痛みが強くて 私が優しさに甘えたせいで あなたを傷つけてしまって 私の大好きは独りよがりで あなたを苦しめてばっかり 今更になってこんなことを 言える立場じゃないけれど 全部私が間違っていたから 東京に行ってって伝えたら 「違うんだ。君は悪くない それに僕は優しくないんだ 僕は目標を投げやりに捨て 君がいる方に逃げただけで 自分のためにやったことを 君のためだって言い訳して 君のせいにしたズルい男だ 僕がいると君を傷つけるし 僕の大好きは君を苦しめる もうダメなんだ。別れよう 僕はやっぱり東京に行く」 私は泣いて返事もできずに そしてそのままもう一度も 言葉を交わすことはなくて あっという間に10年経ち 私は卒業後地元で就職して 上司には理不尽に怒られて 家に帰っても親にそろそろ 結婚しなさいと怒られるし やがてストレスは限界値に 勢いで仕事を辞めちゃって 一人で寂しく京都に旅行へ ガイドブックで気になった 和食のお店に来てみたけど まさか今日は定休日なんて しょうがないから隣の店に なぜか妙に入り口が汚くて お客さんは一人もいなくて 失敗したなって思ってたら 次の瞬間には息が止まって だってカウンターの向こう あなたが立ってるんだもの 少し大人っぽくなったけど だけど笑顔は変わってない 何て言えばいいかわからず ただ立ちすくんでいる私に 「いらっしゃい」と言って カウンターの席に座らせて 「今日仕入れた中で一番の カツオのお刺身です」って 頼んでないよって言ったら 「自販機のお返しだ」って あなたが捌いた魚の料理を 食べながらたくさん話して 「支店任されたんだ」って 「売上はイマイチだ」って おいしいけど玄関くらいは 掃除しなきゃって言ったら 「先週バイトに逃げられて 掃除もままならない」って 「君が僕の奥さんになって 手伝ってくれないか」って まだ再会したばかりなのに いきなり何言い出すのって 「ずっと君を想ってたんだ どうかやり直させてくれ」 私には意味わからなかった やり直すなんておかしいよ だって私返事してないもん ただ遠くに離れてただけよ 「そうか。なら僕らはもう ずっと一緒だ」って笑って 柔らかく抱きしめてくれる そんな王子様を待ってます そんな王子様を待ってます そんな王子様を待ってます そんな王子様を待ってます そんな王子様を待ってます そんな王子様を待ってます そんな王子様を待ってます そんな王子様を待ってます そんな王子様を待ってます そんな王子様を待ってます そんな王子様を待ってます
ハロー、ワールド家の裏でマンボウが死んでるP家の裏でマンボウが死んでるPタカハシヨウタカハシヨウ「触れるな お前も人間のくせに」 気位の高い猫の紳士は声を絞るが 血を流しすぎたその体に力はなく 抱き上げると羽のように軽かった  紳士、どうか今は静かに 僕は車があなたの上を走るのを見ました 例えあなたが拒絶しようとも 見過ごすわけにはいきません  「なぜ私の言葉がわかる」と 紳士は訝しげに髭を揺らす その嫌悪の目は見慣れていた 僕は半分猫なんです  ハロー、ワールド あなたの世界に 関わらせてくれませんか ハロー、ワールド どちらにも入れない 僕にどうか一歩目を ハロー、ハロー  「君は人間の姿を選んだ ならば人間として生きるべきだろう」 彼らもあなたと同じなのです 自分と違うのが怖いのです  ちっぽけなくせに恐れられる 半端な僕には半分しか わからないかもしれませんが どうか声を聞かせて  ハロー、ワールド 「君は実に愚かだ どちらからも敵として見られ」 ハロー、ワールド 「どちらにも味方する 愚かで不憫な少年だ」 ハロー、ハロー  病院まで持たない最期の息を 紳士は僕に向けた  「ハロー、ワールド 誰かを半分でも わかればそれは魔法のようだ ハロー、ワールド それほど誰もが遠い それでも呼びかけ続けなさい ハロー、ハロー」

ボイスドラマ「りはびり活動記 〜慟哭篇〜」

百鬼蛇行 featuring 綾(柿原徹也) & 唯(山下大輝)家の裏でマンボウが死んでるP家の裏でマンボウが死んでるPタカハシヨウタカハシヨウ「ついにやってきた入試の日 我らに課せられた8つの試練 他の受験生を邪魔してでも 我らは必ず合格してみせるからな」  【第一の試練・人間化】で狙うは豪傑ひまわり・八雲 「まずはアイツだ!」「ああ」 年頃らしい身長に上手く化けられない 「靴底を削ってさらに小さくしてやるぜ」 彼らは肉を削られて踏み台にされたのだった 「虎パン痛ぇ!」「これがアリとされるなよ……」  【第二の試練・常識】で狙うは腹黒猫人間・六郷 「次アイツは?」「う~ん……」 人間とのハーフの彼には勝ち目がない 「宝物のコンビーフあげて味方にしよう」 彼らは「試験中だよ」と常識的に断られた 「おいしいのに!」「おいしいのに!」「おいしいのに!」  【第三の試練・学力】で狙うは貧弱地底人・地根 「アイツ弱そうだぜ!」「フフ」 メガネを煮染めたような知能を有している 「消しゴムにシャー芯を埋め込んでやるぜ」 彼らは試験後半身を大地に埋められたのだった  【第四の試練・運動】で狙うは奔放天狗・天葉 「アレはアホそうだ」「だな!」 人間レベルに上手く抑えられないらしい 「カエルの卵ぶつけたら全力で飛び退くな」 彼らは卵を慎重に運ぶ天葉の優しさに涙した 「良い奴だな……」  「ついにやってきた入試の日 我らの成績はちょっとイマイチ 思ったほど邪魔も効かないが 我らは必ず合格してみせるからな!」  【第五の試練・金銭感覚】で狙うはゴリモテ通貨・金丸 正体のせいで露骨にド贔屓されている 「なんかアイツだけ……」「だよな」「不正だ!審査は平等であるべき!」 彼らは悪役にされて金丸はたくさん味方を得た 「え!?ちょっ」「そ、そんな」「こ、これが人間社会か!」  【第六の試練・コミュ力】で狙うは激ボッチのバラ・姫乃 「人間(♂)にはモテるし」とこぼしパンを持ってトイレへ 「おいおい……」「いくらなんでも……」 「さすがにかわいそう。話しかけてやろう」 彼らは痴漢に仕立て上げられ姫乃はたくさん味方を得た 「え!?ちょっ」「そ、そんな」「こ、これが人間社会か!」  【第七の試練・恋愛観】で狙うはべっちょり粘着リス・小松 恋人の私物を口に含む性癖がある 「…うれしいか?」「怖すぎ…」「口説いて4日モノの靴下を食ませてやる」 彼らは50秒後靴下の燃えカスを見つけたのだった 「おい、これ…」「えぇ…?」「泣きそうなんだけど」  【第八の試練・ファッション】で狙うはクソ落伍首輪・神田川 自慢の服を苦笑され遺書を書き始めた 「ダセェ!」「馬糞を塗って変な模様を足してやる」 彼らは40秒後センスのない服の燃えカスを見つけたのだった 「これは……」「まあいっか」  「ああ!こんなはずじゃなかったのに まるで歯が立たない8つの試練 結局誰一人ジャマできず かえって評価を上げちゃったかもしれないぞ」  彼らは結果の改ざんを目論む 全ての文字は消しゴムで消せると思っていた 評価用紙を前に絶望 【人間化】以外最悪だった  「絶対合格する!」 「尊厳を取り戻す!」 「ここで終わるわけにはいかない!」 「けど文字が消えない……」 「なんて意地悪なんだ……」 「そうだ!切り取って順番を入れ替えよう!」  【人間化】の評価「抜群に優れている」を【常識】に 「お歳暮はジュースにしよっと」 【常識】の評価「常識外れの極み」を【学力】に 「偏差値? 86億だけど?」 【学力】の評価「何も考えずにこなす」を【運動】に 「体が勝手に動くんでね」 【運動】の評価「ギリ生きられるレベル」を【金銭感覚】に 「あっちのスーパーが安いんだ」 【金銭感覚】の評価「節約せずに全力」を【コミュ力】に 「皆で協力しようぜ!」 【コミュ力】の評価「強気でグイグイいく」を【恋愛観】に 「次は二人で会おうよ」 【恋愛観】の評価「照れはあるが興味あり」を【ファッション】に 「に、似合うかな…?」 【ファッション】の評価「靴下だけ履いていない」を【人間化】に 「あ、忘れちゃいました☆」  すり替え完了  「これは完璧な作戦だ! 多少不自然だがバレやしない もう合格は決まったようなもの 震えて我らを待っていろよ人間ども!」

ボイスドラマ「りはびり活動記 〜逐電篇〜」

浮かれバケモノの朗らかな破綻家の裏でマンボウが死んでるP家の裏でマンボウが死んでるPタカハシヨウタカハシヨウ天狗界では人気鼻タレで 鼻商品ならまかせあれ だけど全毛穴から飛び散る 人間界への憧れが止まんない!  両親がソフトにやつれるまで 土下座したかいありまして 「3年だけ渡人間界を許す その間に人間界に必要な存在になれ」  天狗パワーで目立っても 正体バレたら強制送還(里帰り) 方法がわからず虚しい帰宅部生活 人間と何かを成し遂げればいいのかな? バンド組んで売れっ子になるってどうだろう!  よし!メンバー探し!  クラスメイトに人間が 二人しかいないってどういうこと? 偶然俺みたいなバケモノばかり 確率論のひざが笑ってる バケモノ同士だからわかるんだ あいつは地底人 あいつはペソ あいつに至ってはズボンプレッサー 家電と同じクラスってなんだ!  どうにか僅かな人間を 誘って作った拙いバンドは 仲良しではあるものの モチベーションはそこそこで  自慢の鼻をフランクに 便利グッズ扱いするメンバー ドラムを叩くな! イモの固さ確かめるな! 傘かけるのやめろ! ドアストッパーにするな! パイ生地伸ばすな!  ドラムを叩くな! 隙間の掃除に使うな! ドライバーにはならねぇよ! 頼むから大事にしてくれ!  愉快な皆と過ごすうちに 大舞台に立つチャンスが舞い込んだ 珍しく真面目に練習して 絶対成功させるって誓い合った  だけど不覚にも右手を怪我して ピックすら持てなくなった 代理を立てても自分が許せない だってこの手が動かなくたって  この鼻がギターに届く もう正体がバレたっていい 鼻に消えない傷がついて 鼻タレができなくなってもいい どうしてもこの舞台の上に 皆と居たいって思うから よく見えもしない未来なんかより 今が大事になったんだ  下手くそな合奏が響く どの世界よりも楽しげに  俺はこっそり帰るけど 後悔なんてしてないから 何もかも破綻しちゃったのに どうしてこんなに朗らかなんだろう
リバースデイズ家の裏でマンボウが死んでるP家の裏でマンボウが死んでるPタカハシヨウタカハシヨウリバース・デイズ ひっくり返った日常を リ・バースデイズ 生まれ変わったあの日を  僕らがいた ただそこに 中心でもない場所に 背中にバケモノが立ってたなんて 呼んでくれなきゃ気づけなかった  互いが立っていた地面の色 混ぜたら何色になるのかな わからないままぶちまけた  リバース・デイズ ひっくり返った日常を リ・バースデイズ 生まれ変わったあの日を リバース・デイズ 虹色にはならないが リ・バースデイズ 確かに一色になる  僕らがいた ただそこに 中心なんて知らないから 互いがいるだけのこの場所を そう呼んでみることにしたんだ  正体を晒す怖さ尊さ 伝え合っては絡まって まとまらないまま飲み込んだ  リバース・デイズ 囲めば同じ色になる リ・バースデイズ 新しい命になる リバース・デイズ 全部同じじゃなくたって リ・バースデイズ 確かに一色になる  リバース・デイズ 失う恐れは リ・バースデイズ 止まる理由にならない  リバース・デイズ ひっくり返った日常を リ・バースデイズ 生まれ変わったあの日を リバース・デイズ 虹色にはならないが リ・バースデイズ 確かに一色になっていく
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