駅前のワシントン条約所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 坂崎幸之助 | 身近にいたヨ保護動物 ワシントン条約にのってない 自転車に乗り 前後ろ子供 背中にも 傘さして歩道を駆け抜け 私を守れと胸張った 保護動物が増える 張り倒しましょうか保護動物 ワシントン条約にのってない 自転車に乗り ライトなどはハナから点けてない 堂々と右側を走る 「私一人じゃないです」などと不機嫌そうに怒る 駅前に巣を作り 縄張りを持ち 見慣れぬ自転車誰のものだとさり気なく倒す 駅前に巣を作り 縄張りを持ち この銀杏の木は私のものだとしょんべんをかける 身近にいたヨ保護動物 ワシントン条約にのってない 自転車に乗り こぎだしたら二度とは止まらない 目的の場所に着くまで 地面に足をつけたくない バランスだけはスゴイ あきらめましょうか保護動物 どう言や分かるのか分からない 自転車に乗り 道路にグレーの服 擬態して 夕闇にとけては現れ 立場のありそないい歳の 哀愁だけが残る 駅前に巣を作り 縄張りを持ち なくなればどうしようもない奴がいるんだと嘆く 駅前に巣を作り 縄張りを持ち 街のつくりが良くないからだとスタンドを倒す |
拓郎さんのギターです所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 坂崎幸之助 | 吉田さんからいただいたギター 遠慮なく使っています 若い頃聴いたレコード 出して こりゃ大変ですヨとニヤついております 吉田さんにさしあげたギター あの人は使っています 私のギターぶらさげてます こりゃ大変ですヨとニヤついております 坂崎くんにもらったギター 片隅で倒れています 若い頃聴いた曲思い出し こりゃ坂崎くんもニヤついております 吉田さんに嬉しいことが 届いたら幸せですが はしゃいでる私を見られるたび こりゃ間違いでしたとニヤついて下さい |
恋の唄所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 吉田拓郎 | 坂崎幸之助 | あついあつい涙が 君のほほをぬらして 僕のくちびるに ひとしずくおちてきた 僕は僕は知ってる 悲しいからじゃないんだ 君のくちびるが 僕を好きとささやいた 思い出せば遠いあの日 冬がすぎて 僕たちにも あたたかい太陽が このうでの中にあった 夏もすぎてゆくころ 赤い夕日が消えた 君にさよならも 言えないで 僕はないた 若い若い涙は 君と僕をつつんで 心の片隅に 恋が少し微笑んだ 君は君は知ってる 終わりかけているのを 僕にさよならを言えないで 君は泣いた 思い出せば遠いあの日 冬がすぎて 僕たちにも あたたかい太陽が このうでの中にあった 夏もすぎてゆくころ 赤い夕日が消えた 僕にさよならも 言えないで 君はないた |
西瓜所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 坂崎幸之助 | 一つの西瓜を君が二つに割る 大きい方を渡されてもネ かじれないでしょ 食べるところが平らじゃ きっかけがない この西瓜は昨日二人で買ったもの 薄汚れた八百屋さんで 一つの西瓜を君がジャブジャブとかじって つゆとか種とか気にしないんだネ あごのあたりの化粧も落ちて 腹話術の人形のよう この西瓜は甘いネと相槌を打つ君に 違う意味の相槌を打つ 切り分けた角の部分をらんぼうにかじって まずいって嬉しそうに言う |
コンドコソ飛んで行く所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 坂崎幸之助 | 羽広げてはばたいて飲み潰れるまで 会社も上司もこの生き様を見つめろ 鼻伸して乳揉んで飲み潰れるまで 隣のお姉ちゃんに人の道を教えて リストラの風が吹き荒れる あの清算がバレた時 コンドコソ飛んで行く コンドコソ飛んで行く 山を買って一休み 自給自足の暮らし 社会も家族もこの生き様を見つめろ 腰伸して肩揉んでくたびれて眠るのも 機械があればと楽な道を選んで 銀行の金はもう出ない この山売って次に行く コンドコソ飛んで行く コンドコソ飛んで行く 売れるはずのこの山で見向きもされず暮らす 家族も友達も他の用事と消え行く 後に残る犬だけが餌をくれと微笑む 草でも食べろとドアを開けても出てかず リストラの風が吹き荒れる あの清算がバレた時 すべては飛んでいた すべては飛んでいた コンドコソ飛んで行く |
雪所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 坂崎幸之助 | 思い出がおりてくる 六角硝子細工 思い出がふりながら 思い出をつもらせて 思い出をうめる 思い出がおりてくる 六角硝子細工 |
化けて出ている所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 坂崎幸之助 | 眉毛を書く 睫を書く 化けて出てやる 鼻毛を抜く 腋毛も抜く 化けて出てやる ふられた女の最後の台詞が CAN NOT UNDERSTAND 何を言っているのおおだ 眉毛を書き 睫を足し 化けて出てくれ ちょっと眉毛が ずれてはいたが 見た目じゃ ちと分からねえなあ あんた 本当は誰なのさ 見たことないよ いったい誰なんすか 鼻筋書く 目尻を書く 化けて出てやる 油を塗る 下地を塗る 化けて出てやる 涙で崩れた凄まじい顔で CAN NOT UNDERSTAND 元に戻りつつああるのだ 鼻筋書き 目尻を書き 化けて出てくれ 小さな子猫を拾った晩に 子猫もなつかずおさらばさ あんた 本当は誰なのさ 見たことないよ いったい誰なんすか 髪の毛足す 踵も足す 化けて出てやる けつ持ち上げ 胸持ち上げ 化けて出てやる トイレで直して はたいて磨いて CAN NOT UNDERSTAND 誰になれば終わるううのだ 爪つけ足し 耳穴あけ 化けて出てくれ 次々と新しい化粧品が出りゃあ そりゃあもう大騒ぎ あんた 本当は誰なのさ 見たことないよ いったい誰なんすか 見たことないよ いったい誰なんすか |
泳げたいやき屋のおじさん所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 坂崎幸之助 | 毎日毎日たいやき焼いている おじさんの方がいやになっちゃって 海に飛び込んだのさ はじめて沈んだ海の底 まったく空気がないもんだ なんとかこの場をしのげれば お店に帰って話もはずむ 毎日毎日たいやき焼いている おじさんはもっとその前に 毎日粉もといだのさ 毎日毎日たいやき焼いている 鉄板の方がダメになっちゃって おじさんは落ち込んだのさ はじめてこわれた鉄の板 直せるところがないもんだ なんとか接着剤でついたから 静かに使って弱火で焼こう 毎日毎日たいやき焼いている おじさんはこわれた鉄板持って 海に飛び込んだのさ どんどん沈んだ海の底 やっぱり一から出直そう 鉄板捨てるか助かるか 二つに一つで心がハズム 毎日毎日たいやき焼いている おじさんは鉄板放したものの ズボンのループがからんでたのさ |
酒と肴と酒と酒所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 坂崎幸之助 | 何もなくても 好きな人は 毎日 酒を飲むのでしょう 少し飲んでも クルマの運転はしちゃいけないもの 飲んで 語って 家族に叱られて 男は涙をためて わめいて寝るのでしょう 黙り込んだり 大きな声出して 自分を出すもの 言葉にならず レロレロで語る ワケのないこと またまた男が 偉く思えて 酒の後片付けを 女にさせるのさ 飲んで 戻して 上げては 吐いて 男は風呂など忘れ 静かに寝るのです またまた女が狡く思えて 男はタバコの金も愚痴られ寝るのです |
雨が空に戻るまでに所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 坂崎幸之助 | ほんの少し 動こうかネ 雨も上がって ほんの少し あらたまってみようかネ アスファルト 乾いてしまう前に 空にもどるまでに 今君は 笑ったネ 何をしたの 少し前と 変わらない と思うのに アスファルト どうやら熱くなって 縁取りも薄れて 街の音が乾いたネ 雨が上がって もう少し 走ろうかネ 休もうかネ アスファルト どこにも続くように 空が降りないかネ |
後悔してます所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 坂崎幸之助 | あなたには悪いと心からあやまりたいし お酒も飲みたいような気分だから 都合が良かったら もう一度会ってはくれませんか こないだはもう最後だと思ったけれど もう一度会いたいような気分だから まことに勝手ながら お付き合いしてはくれませんか 身勝手な奴だとお思いでしょう でも君だけを愛していると分かりました 気分が癒えたら もう一度会ってはくれませんか あなたには悪いと心からあやまりたいし |
明石家さんまさんに聞いてみてもネ所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | このレコードの評価を 明石家さんまさんに聞いてみないとネ 呼んでもないのに来てるので 以外とエエンとちゃいまっか 明石家さんまさんに聞いてみてもネ 明石家さんまさんに聞いたところで 何もならない わし何しに来たんや さあー?! さあーって言われても |
ご自由にどうぞ所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 所ジョージ | 坂崎幸之助 | 娘たちに残してあげられる やさしい気持ちとでかい靴 娘たちに残してあげられる 素敵な母親 口説いたこと 君たちが大人になって 頭の悪さに気づく時 オヤジに似てると思うでしょう 娘たちに残せた愚かさが あなたのご主人にうつるでしょう 娘たちに残せた愚かさが 邪魔なら無理して生きなさい 君たちに子供ができて かわいい顔に出会う時 オヤジに似てたら笑うでしょう 娘たちに残せるものがない かかわりもつのも邪魔でしょう 娘たちに残せるものがない こういうオヤジはキライですが 君たちが母親を見て 大好きだとかほざいても オヤジの彼女で嬉しいね 娘たちに残せた愚かさが 邪魔なら無理して生きなさい |