一人の部屋増田惠子 | 増田惠子 | 堀江淳 | 堀江淳 | | ルーム・ライトを 手さぐりでつけたら 深すぎる静けさに 胸がつまるの レコードかけて まぎらわしてみても 気が付けば 知らぬまに 涙が落ちるの あれからどれ位 時がたったかしら 思い出にすがって 生きています 一人で待つ事も やっと慣れてきました 少しは大人に なったつもりです 二人そろいの ティー・カップそのまま 描きかけのスケッチも あの頃のまま 扉をあけて あなたが今にでも この部屋へ 来るような そんな気がするの 思い出を抱きしめ 今夜も眠るの 明日も次の日も きっと同じ 一人で待つ事も やっと慣れてきました 少しは大人に なったつもりです 一人で待つ事も やっと慣れてきました 少しは大人に なったつもりです |
つかの間の雨増田惠子 | 増田惠子 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | あなたがそっと右手を出して 雨に濡れた私の髪を うまく左にとかしてくれた ほんの私の髪のくせまで あなたは憶えてくれたのですか あなたはとても気がつく人だったけど 気づいて欲しいものは他にあった 突然雨が降りだした街を あの頃いつもそうしたように 二人肩を寄せて歩いた ほんのひとふりの雨とたったひとつの傘が 最後のドラマを作ってくれたのに 肩にまわしたあなたの手には あの頃のぬくもりはもうなかった 空があかね色に燃えつきてそして つかの間の雨もあがってしまった ビルの谷間に沈む夕陽を見て 悲しいと思うのは私だけでしょうか |
星になったパパ増田惠子 | 増田惠子 | サガン綾 | 松本としあき | | 小さな命を 私の中に残したまま 貴方は見知らぬ世界へ 一人きりで旅立つ 日曜日には お弁当持って 三人で遊びに行こう 嬉しそうに 見上げる夜空に ほら一番星だヨと そう言っていたくせに 貴方が 貴方が 星になった 小さな命は 今も私の中に生きてます 貴方が星に姿変えたことも 知らない 男の子なら 小さな指に ギターを教えるんだ パパとお前の 二人で奏でる ジョイント・コンサートだネ そう言っていたくせに ギターは ギターは 音もしない 男の子なら 強くて優しい そんな人になるんだ パパからの伝言を 必ず伝えておくれ そう言って そう言って 貴方は 貴方は 星になった |
ハロー・トゥ・ミー増田惠子 | 増田惠子 | サガン綾 | 松本としあき | | モーニング・コールのベル 部屋中鳴りひびく 目覚めれば朝もやに包まれた ここはパリ hum hum 都会の冷たさに 疲れ果てて 疲れ果てて 逃げ出したワ 明日から 名前変え 生きていくつもりヨ さめかけた レモンティー 飲みほしたら Good-bye myself 熱めのシャワー浴びて 全て流して Hello to me ルーム・サービスのメニュー 見覚えのある文字 誰かが大好きだった スピニッチサラダwith スープ 生きていく理由が わからなくて わからなくて 逃げ出したの ゴメンネ 気まぐれで 許してネ 私を さめきった レモンティー 飲みほしたら Good-bye just my friend 熱めのシャワー浴びて 全て流して Hello to me |
もっと下さい増田惠子 | 増田惠子 | 白石ありす | 吉田拓郎 | | もっと もっと下さい 優しい言葉 もっと もっと下さい シェリーの香り もっと もっと下さい 燃える指先 もっと もっと下さい 灯りを消して 肌に感じる 音楽が 部屋中 満ちたりているのに ダンスも 今夜はじょうずに 踊れるようになったのに あなたは 人が変ったように 真面目なそぶりで 突然わたしを 遠ざける またここまでと 子供あつかい する気ですね NO NO NO ……… もっと下さい もたれる肩を もっと下さい 愛のしぐさを もっと もっと下さい 甘いささやき もっと もっと下さい 二人の秘密 もっと もっと下さい ためらわないで もっと もっと下さい 想いどおりに 時計の針は 12時 過ぎたばかりの 夜です 床にころがる ハイヒール ガラスの靴じゃないのに 煙草の煙りで かくせないほど 熱い視線が ドアの向こうと 倖せの 世界を分ける あとで誰か 来るのでしょうか NO NO NO ……… もっと下さい 口づけよりも もっと下さい あなたの心を |
ソファーのくぼみ増田惠子 | 増田惠子 | 白石ありす | 吉田拓郎 | | アネモネ色のカーテン 少し揺れて ふたりの時間が 過ぎてしまったから あなたはもう帰るのね はずしたままの腕時計 忘れないで 誰かに聞かれたら おしえてしまいそうよ なんにも言わなくても あなたのつけた ソファーのくぼみ ぬくもり消えないうちは Kiss me もういちど Kiss me again ひとりにしないでね Kiss me もういちど Kiss me again ひとりにしないでね さよならになるといつも そっ気ないのは 優しさからでしょう 知っているのに ドアを背中にして あなたの広い肩越し みつめた部屋も もうすぐ黄昏 わがまますぎるかしら 涙で引きとめるのは 愛されたいの このままずっと 今夜は約束よりも Kiss me もういちど Kiss me again ひとりにしないでね |
ラブ・マジック増田惠子 | 増田惠子 | 安井かずみ | 加藤和彦 | | あなたとの出会いは 突然 うしろから 目隠し されたまま 恋に 連れ去られた 赤いレオタードの わたしのウエストを その時 抱きしめて 「愛している」と言う 聞こえてきたの ショパンのピアノ あなたは魔術師よ わたしはとりこロール マジック ラブ・マジック ただ目を閉じて されるままに されてる 気分はゆらら 恋の呪文 かけられ 朝がくるまで あなたとのデイトは 時間が 不規則で 風吹く 昼下り それとも 真夜中 赤いアンセリゥムを 部屋に飾って待てば その時 耳もとで 「愛している」と言う 窓をのぞくと 黒猫がいた あなたは魔術師よ わたしはとりこロール マジック ラブ・マジック ただ身をまかせ わたしじゃない わたしに 変えられちゃうの 気がついたら あなたの 姿はなくて あなたは魔術師よ わたしはとりこロール マジック ラブ・マジック ただ目を閉じて されるままに されてる 気分はゆらら 恋の呪文 かけられ 朝がくるまで |
Yesterday&Today増田惠子 | 増田惠子 | 島エリナ | 田中真美 | | 手すりにもたれて(say good-bye) すべり出す舟を見つめた 潮風の中で(say good-bye) いつもどおりに さり気なく 嫌いで別れる 理由じゃないから まだ愛してる 最後に抱かれて yesterday 何も言わないまま today 彼女のところへ 帰ってゆくの 涙を流して yesterday 愛のページ終る today 青空見上げて 泣かずに一人きり 甘い夕暮れ(blue my heart) 小さく舟が消えてゆく 帰るあてもなく(blue my heart) カーディガンはおって 歩きだす 過ぎた愛へともどってゆくのね ひきとめたりしない 二人ボッチの yesterday 振りむかずにゆくわ today いつかは笑って 想い出したい 涙を流して yesterday 愛のページ終る today 港の灯がにじんで 一人きり 最後に抱かれて yesterday 何も言わないまま today 彼女のところへ 帰ってゆくの |
55ページの悲しみ増田惠子 | 増田惠子 | 竹内まりや | 竹内まりや | | 留守番ついでに 部屋を片づけ始めた 机の上の本たち みんなほこりまみれ ふと手にした時 舞い落ちた手紙ひとつ あなたに宛てた きれいな文字に 心震えた いけないことだと 言いきかせてみたけど 二人の仲なら 許してくれるわ 疑惑に勝てずに 祈る気持ちで開けば 秘密の愛の言葉に 涙がにじんでいった 昨日の日付に 初めて知る裏切り こよなく愛した あなたは罪人 あなたに代われる 人も場所も見あたらず 何も知らない自分を 装うだけがすべて 手紙を戻した あの55ページには 気づかれることのない 悲しみが眠っている |
Good-Bye Again増田惠子 | 増田惠子 | 来生えつこ | 来生たかお | | その場しのぎの嘘 悲しいから もつれる前 ケリをつけて とがめはしないから 出て行ってよ つらい気持 お互いさま 窓越しに手を振れば 舗道渡る影 憎めない人ね 笑顔を見せた もう一度さよなら 恋人時代 新しい女(ひと)のもと お行きなさい ともだち同志なら つき合えそう これからだって 気がねせずに 軽い話し相手に 角の店先で くだけた調子で 過去を笑える もう一度さよなら 恋人時代 これからは それぞれの道を行くの ほんのあいた時間 誘ってふたりは くだけた調子で 過去を話せる もう一度さよなら 恋人時代 これからは それぞれの道があるわ これからは それぞれの道があるわ |
Spiral増田惠子 | 増田惠子 | 沢田知可子 | 藤末樹 | | 気分はモナリザ ほろ酔いピンクレディー ひかえめな駆け引きが心地よい人 笑顔に惹かれる 何気ない仕草 ほろ苦い 思い出が活かされる瞬間 いくつになっても やっぱり嬉しい いたずらな その瞳 気づいて欲しい 最高な今を あなたに映して 永遠の少年にもう一度 恋をしよう らせんかいだん 半ばの足元で ぐらついた自信と 女心 蘇らせて 奮い立たせて くれた人だから 愛を重ねた分だけ やさしくて 夢に触れた分だけ 輝いて あなたみたいな 本物のおとなになる Spiral 鏡の向こうで 手招くマドンナ あきらめず へこたれず 等身大で イメージ通りの 心地よいリズム 細胞が 目覚めてく ステップで 生きてゆこう らせんかいだん 何度も踏みしめて 絡みついたしがらみ削ぎ落として 生まれ変わった また恋をして 一つ上がりたい 人に捧げた愛だけ 感謝して 人にもらった愛だけかみ締めて あなたのことを もっともっと好きになる Spiral らせんかいだん 半ばの足元で ぐらついた自信と 女心 蘇らせて 奮い立たせて くれた人だから 愛を重ねた分だけ やさしくて 夢に触れた分だけ 輝いて あなたみたいな 本物のおとなになる Spiral |
もいちど遊びましょ増田惠子 | 増田惠子 | 近田春夫 | 近田春夫 | | 貴方に会ったの 何年ぶりかな? 曖昧に いつの間に 連絡も途絶えて そのまんま 今夜まで 心の片隅 気にしてた どしてたの 元気だったの? 四方山話もほどほどに ひとついえるのは 今のほうが素敵よ さっき思ったの あの日は雨模様 なんだか似てる 曖昧に いつの間に ひとつの傘で そのまんま 夜明けまで 酔いにまかせて 雨宿り 探しては 歩いたわね そうなの何にもなくたって 忘れられない だから今うれしい ほろ苦いのが もう一度 遊びましょ もう一度 あの頃みたいに もう一度 遊びましょ もう一度 あの頃みたいに 不思議ねおんなじことばかり 覚えてるなんて 仲よく踊った あのステップ それからもひとつ聞きたいの 嘘をついたでしょ? 約束も今では 笑い話ね もう一度 遊びましょ もう一度 あの頃みたいに もう一度 遊びましょ もう一度 あの頃みたいに |
夢までの時間増田惠子 | 増田惠子 | 岡田ふみ子 | 林哲司 | | 願いごとが夜空をつき抜け 星屑の中で光る 何千年生きれば二人に 贈り物が来るのかしら 夢までの時間 もう少しだねと いつも急いでたけれど… あなたの指が時計の針を 止めたあの日世界が変わったの 迷いは愛の深さのせいと 逢えない日の涙に教わった my life, my life どんな占いより あなたの眼差しだけが 私の最後の運命 失恋なら何度もしたさと 笑いながら言っていた 私は今あなたの孤独に 篤く深く抱かれている 夢までの時間 眠るのが惜しい 笑いながら言っていた 私は今あなたの孤独に 篤く深く抱かれている 夢までの時間 眠るのが惜しい ずっと話し続けよう… 二人の旅は永遠だから ダイヤもない 終着駅もない 揺られていると心の奥で 恋と愛が素敵に混ざり合う あなたの指が時計の針を 止めたあの日世界が変わったの 迷いは愛の深さのせいと 逢えない日の涙に教わった my life, my life どんな占いより あなたの眼差しだけが 私の最後の運命 |
Yes,My Life増田惠子 | 増田惠子 | MONA | M.Y | | 一陣の風が 通りを駆け抜けてゆく 束ねていた髪が ほどけて踊る あの頃のようね 横顔照らす光も 眩しくていつも 前を見ていた 聴こえそう 懐かしいメロディ My Life 歌うように 胸を張りながら 笑いながら 歩く今日は すべてが愛しい このまま そのまま 私を生きるわ Yes,My Life 若さに任せて ひたすら駆け抜けた日々 こぼれた涙さえ そのままにして 手に入れたものや その代わり失くしたもの 変り果てたものや 変らないもの 思い出は 色褪せるけれど My Life 歌うように 胸を張りながら 笑いながら めぐる日々は 儚く美しい 一日 一日 私を生きるわ Yes,My Life 戸惑っていた 移り変わる 時間の早さに でもね 振り返れば 今 遠く伸びる緑の道が光る My Life 歌うように 胸を張りながら 笑いながら 不意に浮かぶ言葉は「ありがとう」 ここから 心から 伝えたい思い My Life 歌うように 胸を張りながら 笑いながら 歩く今日は すべてが愛しい このまま そのまま 私を生きるわ Yes,My Life |
UFO増田惠子 | 増田惠子 | 阿久悠 | 都倉俊一 | | 手をあわせて みつめるだけで 愛しあえる 話も出来る くちづけするより甘く 囁ききくより強く わたしの心を ゆさぶるあなた ものいわずに 思っただけで すぐあなたに わかってしまう 飲みたくなったらお酒 眠たくなったらベッド 次から次へと さしだすあなた 信じられない ことばかりあるの もしかしたら もしかしたら そうなのかしら それでいいわ 近頃すこし 地球の男に あきたところよ でも私は たしかめたいわ その素顔を 一度は見たい 鏡にうつしてみたり 光をあててもみたり それでもあなたは普通のあなた ああ突然 オレンジ色の ああ光が わたしをつつみ 夢みる気持ちにさせて どこかへさらって行くわ やっぱりそうなの 素敵なあなた 信じられない ことでしょうけれど 嘘じゃないの 嘘じゃないの ほんとのことよ それでいいわ 近頃すこし 地球の男に あきたところよ アー |
渚のシンドバッド増田惠子 | 増田惠子 | 阿久悠 | 都倉俊一 | | アアア アアア…… 渚のシンドバッド ここかと思えばまたまたあちら 浮気なひとね サーフィンボード小わきにかかえ 美女から美女へ ビキニがとっても お似合ですと 肩など抱いて ちょいとおにいさん なれなれしいわ 唇盗む早業は 噂通りだわ あなたシンドバッド セクシー あなたはセクシー 私はいちころでダウンよ もうあなたに あなたにおぼれる 波乗りあざやか 拍手をあびて キッスの嵐 あちらのパラソル こちらのパラソル ウインク投げて 夜ふけになったら あなたの部屋へ しのんで行くよ ちょいとおにいさん いい気なものね うっとりさせるテクニック 腹が立つほどよ あなたシンドバッド セクシー あなたはセクシー 私はいちころでダウンよ もうあなたに あなたにおぼれる |
インスピレーションピンク・レディー | ピンク・レディー | 阿久悠 | 都倉俊一 | いしだかつのり | 特別好きなタイプでも ないひとなのに 最初からなぜか こころひかれたの 電気のようにビリビリと からだがふるえ 愛してしまった私 あなたが好きよ 好きなのよ 何から何まで 好きなのよ 楽しいひとがいいなんて いってたくせに 無口なあなたのとりこ 不思議なものね 恋なんて 理くつじゃないの 説明も出来ない気持 このひとだろうと 思ったの 目と目が会って 昔からそれを 知っていたみたい 今まで 会った誰もかも 煙のように その時 きれいに消えた あなたが好きよ 好きなのよ 何から何まで 好きなのよ 運命なのよ そうなのよ あなたに会って すべてが変った私 不思議なものね 恋なんて 理くつじゃないの 説明も出来ない気持 |
カリフォルニア・ブルーピンク・レディー | ピンク・レディー | 伊藤アキラ | 梅垣達志 | 梅垣達志 | 一度カリフォルニアを訪れた人は 空が忘れられずに いつの日か戻る 花は散ってしまうし住む人も変る けれど空はまぶしく永遠のブルー California blue それはあなたの愛 ふりむけばいつも そこにあなたがいた California blue 遠く離れてても 気がつけば私 つつまれていた 帰ってきたの 帰ってきたの 私の心 今はただのブルー あの日カリフォルニアは幸せの国で 恋に終りはないと私には見えた 花が美しいのは花びらのせいで 空がまぶしいせいと気づかずにいたわ California blue 消えてしまった愛 見上げれば空は今日もきらめく青 California blue はるか離れてみて 気がつけば胸はあなたに染まる 帰ってきたの 帰ってきたの 私の心 今はただのブルー California blue 消えてしまった愛 見上げれば空は今日もきらめく青 California blue はるか離れてみて 気がつけば胸はあなたに染まる 帰ってきたの 帰ってきたの 私の心 今はただのブルー…… |