かぐや姫水曜日のカンパネラ | 水曜日のカンパネラ | コムアイ | ケンモチヒデフミ | Hidefumi Kenmochi | 青々と 真新しい芽が萌える 命の螺旋の先 竹が割れる音が 時空の旅の終着報らせ 光を放ちて どこから来たのかどこへ行くのか すくすくと 不死身の肉体を 十五夜が呼びもどす 竹のようにまっすぐ 透き徹る目 思いだしたのは 月の都の歌 弓矢は届かずに空切って |
南方熊楠水曜日のカンパネラ | 水曜日のカンパネラ | ケンモチヒデフミ | ケンモチヒデフミ | Hidefumi Kenmochi | コケ あいの 聞かれると シダ あいの 聞かれると リスター往復書簡 送るの 和漢三才図会みたい 和漢三才図会みたいね |
ピカソ水曜日のカンパネラ | 水曜日のカンパネラ | ケンモチヒデフミ | ケンモチヒデフミ | | カタルーニャで君と語り合うなら この先のカフェで ロケーションは最高 連れてくよ さぁ行こう 晴れた日には外のテラス席で 口説くなら2階席で 君の名を聞こう 電話番号も聞こう キュビスト ひとつに Oh baby 選べない 角が立つんだよね キュビスト 多角的視点で 対象を分解 三度の食事でさえ 麻クズとパラフィン製になる 野獣派の妄想 そんなわけないっしょ アビニヨンの娘たち 5人と 遊びに行くよん 消えた遠近法 三次元で描こう キュビスト ひとつに Oh baby 選べない 角が立つんだよね キュビスト 多角的視点で 対象を分解 |
メロス水曜日のカンパネラ | 水曜日のカンパネラ | ケンモチヒデフミ | ケンモチヒデフミ | | 邪知暴虐の王 ディオニスも固唾呑む パドックで見たあの仕上がり具合 信じて見守るしかない フジビュースタンド 友情を超えた信頼感 セリヌンティウス 調教師 厩舎で過ごした日々 牧場と馬房 沈みゆく太陽の10倍も速く 黒い風のように走ってった 最終コーナー回ったところで シラクスの塔楼が見えた 走り出せメロス 勝てるはずがない 命の他何もない 走り出せメロス どうせこれが最後 神々も照覧あれ 本命・対抗 フィロストラトス予想 情報収集かかせない トラックマンも楽じゃない トレセンに取材 ハナ・アタマ・クビ 着差微妙 3歳馬の頂上決戦 出来れば大差つけて 勝ちたいね十馬身 沈みゆく太陽の10倍も速く 黒い風のように走ってった 最終コーナー回ったところで シラクスの塔楼が見えた 走り出せメロス 勝てるはずがない 命の他何もない 走り出せメロス どうせこれが最後 神々も照覧あれ 走り出せメロス 走り出せメロス |
マトリョーシカ水曜日のカンパネラ&Moodoid | 水曜日のカンパネラ&Moodoid | ケンモチヒデフミ | ケンモチヒデフミ | Hidefumi Kenmochi | スーベニール セミョーノフ・マトリョーシカ For You 宇宙の中にマトリョーシカ 浮遊 究竟涅槃 三世諸仏 依般若波羅蜜多故 体の中の宇宙 宇宙の中にあなた 生命のLOOP 輪廻転生すれば Mouvement perpetuel des poupees russes Mouvement sensuel qui se deploie comme un virus アブラムチェボ マトリョシカ 土産 大きいの 小さいの マトリョシカ 見上げ 以無所得故 菩提薩垂 依般若波羅蜜多故 体の中の宇宙 宇宙の中にあなた 生命のLOOP 輪廻転生すれば Mouvement universel qui guide au temple de papyrus |
見ざる聞かざる言わざる水曜日のカンパネラ | 水曜日のカンパネラ | ケンモチヒデフミ | ケンモチヒデフミ | | 見てない 聞かない 言わない そして 干されかけの彼を「せざる」という 4体目のシンボルには 最近用はない 最近用はないという 最近用はない 最近 とめどない とめどない 東照宮 おとなしくしてよう とめどない とめどない 東照宮 礼にあらざれば 誰のためのルールなのさ コンプライアンスを守れという 上層部の意見では 少々品がない 少々品がないという 少々品がない 少々 とめどない とめどない 東照宮 おとなしくしてよう とめどない とめどない 東照宮 礼にあらざれば 礼にあらざれば 何かを隠しては 誰も笑えないさ |
愛しいものたちへ水曜日のカンパネラ | 水曜日のカンパネラ | オオルタイチ | オオルタイチ | OORUTAICHI | 時に定められた それぞれの言葉 時代を越えたい 愛のかたち 夕映えが 人の渦覆い 闇に彩られた 奥底の叫び 未来を夢見る 愛のすがた 砂の城 くずれて 天さえも 乞うだろう 僕らの歌 いつかの影よ 許しておくれ 時は今日も解かれ 営みの果てに 無垢の大地は 愛をまとい 燃えるような 季節を呼んで 闇は山河をつたい 心を揺らして 向こうの世界へ 愛をはこぶ 求め合う 記憶が 天さえも 乞うだろう 僕らの歌 いつかの君へ 届いておくれ いつかの君よ 気づいておくれ 愛しい君よ 気づいておくれ |
キイロのうた水曜日のカンパネラ | 水曜日のカンパネラ | コムアイ | コムアイ・ケンモチヒデフミ・zAk | | 風速が増す 背中を押す 夕焼けへ帰る鳥たち 飛び立つのを 日が傾いて落っこちていく あの人の頬が光るのを 見に行かなくちゃ 見届けなくちゃ この宇宙の先っぽで 何も知らない自由を 君は知っている 何万年かまた先で 惑星の軌道が重なる また違う姿で 違う匂いで 気付かなくとも 境界線はまた揺らぐ あなたが振り返るたび 葉が透けて届く光のように そこらかしこに |