須田景凪編曲の歌詞一覧リスト  23曲中 1-23曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ユートピア須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪すべて最低だと笑えたら  君に傷がつかぬように この手を離せずにいた 痛みを知らない奴の言葉なんて  弱さを隠すから 孤独が募っていく 穴の空いた心で何処へと  すべて最低だと笑えたら どんなに子供じみた 言葉でも愛したいんだ  ここは 桃源郷では無いから 何も満たされなくて 考えたって仕方のない 未来に焦がれていた  真っ赤っ赤に腫れた目が 悲しいに染まる前に たったひとつの言葉でも言えたら  これは僕らのラブコールだ どうか届いてくれ  月明かりを頼りに 互いを確かめる 次第に心は混ざり合った  憂いを帯びた瞳は 悲劇を抱えている 届かない想いだっていいだろう  いつか生まれ変わるとしても 何度だって君に巡り会うんだ 忘れないでくれ  すべて最低だと笑えたら どんなに子供じみた 言葉でも愛したいんだ  ここは 桃源郷では無いから 何も満たされなくて 考えたって仕方のない 未来に焦がれていた  真っ赤っ赤に腫れた目が 悲しいに染まる前に たったひとつの言葉でも言えたら  これは僕らのラブコールだ どうか届いてくれ
ダーリンGOLD LYLIC須田景凪GOLD LYLIC須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪私じゃ駄目ですか 誰よりもあなたを わかってるの わかってるのは きっと私だけ  私じゃ駄目ですか 心は奪えない わかってるの わかってるのは きっと私だけ  ダーリン 全部あなたにあげる お気持ちはたんと愛で頂戴  ダーリン いつか認めておくれ その日が来るのを待っているわ  ひとりじゃ意味がない 言葉は生まれない わかってるの わかってるのに ずっと空知らず  ふたりじゃ居られない 心は触れない わかってるの わかってるのに ずっと恥知らず  私じゃ駄目ですか  ダーリン 全部あなたにあげる お遊び夢中でなんて狼狽  ダーリン いっか忘れておくれ 終わりが来るのを待っているわ  ダーリン 全部あなたにあげる お気持ちはたんと愛で頂戴  ダーリン いつか認めておくれ その日が来るのを待っているわ
落花流水須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪心を持ち寄って重ねた日々の中に 手離してしまった景色がいくつあったろう 静かな体温が触れていた夜の隙間 変わらないものを探して歩いた  痛みを伴って並べた幸せなら 忘れる事が怖くて仕方ないよな 静かな心じゃいられない 醜くとも 変わりゆくものを今日だって見送った  いずれ来るさよならの奥で 消し去れない程の焦燥を  明日の二人が此処にいたら どんな言葉を交わすのだろう 君の姿が褪せないように 今、見た景色は手離さないで それが僕らになるから  言葉を失った季節の美しさも やがては心の最果てで乾くのだろう 煩い心に任せて夜の先へ 面倒な痛みは此処に捨てて行け  いずれ去る刹那の感情へ 恋々と残る花束を  明日の光を求めるのは あまりに酷く切なくなるの 君の心に届くように 今、見た景色は手離さないよ それが僕らの証明だ  夏の雨も冬の熱も 秋の棘も春の色も あなたのもの あなただけのもの  明日の二人が此処にいたら どんな言葉を交わすのだろう 君の姿が褪せないように 今、見た景色は手離さないで 今、居る世界を愛してみようぜ それが僕らになるから
夏は雨晒しりぶりぶ須田景凪須田景凪須田景凪君の声に触れたかった ただ、朝の心地良さになりたかった 僕らの言葉に付いて回る 不確かな価値は拭えないな この雨が止んだらまた笑って歩いていく  窮屈な感情は不浄にとうに育って この空の模様の様に移っていた  夏は雨晒し 君の背を目で追っていたんだ 深い青に飲まれる前に君の言葉が聞きたいな 街が曇る度 確かな心を抱いていたんだ 粗末でも笑ってくれるなら 雨に打たれよう  君の傘になりたかった ただ、夕立の匂いだけが残った 幽かに胸に黒く淀む 生温い日々は離れないな この雨が止んだらまた笑って歩いていく  煌々と灯った月明かりを背負って この夜が解けて霞んでしまう前に  夏は雨晒し 日々の隙間に潜っていたんだ 遠い過去を眺める様に君と言葉を交わしたいな 足が竦む度 君の姿を思い出すんだ その目が望んでくれるなら 雨に打たれよう  湿った空気を浴びて 淀んだ夜を歩いた 閑静な街の静けさが耳をつんざいて仕方ない これから何処へ行こうか あなたの声の聞こえる方へ 遠く離れても 胸が痛んでも  君の声に触れたかった  夏は雨晒し 君の背を目で追っていたんだ 深い青に飲まれる前に君の言葉が聞きたいな 街が曇る度 寂しさに意味を求めていたんだ 粗末でも笑ってくれるなら 雨に打たれよう
青嵐須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪青嵐が吹いて鶲は歌った 染まっていく夕凪をただ見ていた  遠くで雷が鳴った 水滴が這った こころが弾けて止まないや にわかなサイレンが空を裂き 雲が晴れる  夏の幽霊になって 星の落ちる街を見下ろしたい 笑って 晩夏に思い出して 喜雨は君の為のものだ 他の誰かに渡る日は来ないだろう 並んで比べた背丈はもう覚えてないけれど  砂上に曝した忙しない美徳は 見当のつかない所へと歩いていた  容易く朝顔は散った 炎昼は去った かすみが生まれて仕方ないや 膨らんだ天日が渦を巻き 夜風になる  暮れの背景になって 陰るしじまをまた弔いたい 笑って 涙を濁さないで 乱反射を切り裂いて 末始終に耳を傾けて欲しくて 渡した手紙は白紙の様な文字の羅列だけど  君と夏の幽霊になって 遠い逃げ水へと消え去りたい 笑って 晩夏に思い出して 全て君の為のものだ 空も熱も抱く大きな穴でさえも 並んで比べた背丈はもう覚えてないけれど
couch須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪生まれてきたから 疑わずに歩いてきた  歩いてきたから 色んな物を置いてきた  夏に潜んだ寂しさも 秋に閉ざした価値観も 多くの覚えと告げた別れがあった  鮮やかなままで焼き付いていたいと 優しい眼差しを押し退けてしまったね 今なら痛みも厭わないから 僕らの願う不様な未来に間違いはないと思う  離れてきたから 今があるとわかっている  わかっているから 余計夜が深くなる  冬に溶かした熱情も 春に生まれた浮遊感も 多くの景色を塗り潰して重ねてきたんだ  綺麗事だけなら上手く愛せるのに 相応しい退屈も同じ様に残るでしょう 拗ねた癖さえも愛せるように 僕らの願う不様な未来は美しくあると思う  この先ずっと何もかも手離せぬものが増えていって きっと馬鹿らしく映ってしまうのでしょう それならそんな下らない言葉など全部捨て去って 一瞬咲いた光でさえあればいいから  過ごせば過ごすほど足りない何かに 満たされてしまいそうで恐ろしくなるけど 確かな事など一つもないから 確かな今に花束を捧げよう  鮮やかなままで焼き付いていたいと 優しい眼差しを押し退けてしまったね 今なら痛みも厭わないから 僕らの願う不様な未来に間違いはないと思う
veilGOLD LYLIC須田景凪GOLD LYLIC須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪笑えない日々を辿ったって 変わらない今を呪ったって 宙に舞った言葉じゃ あなたを救えないのだろう  届かないままの景色と 温まることない痛みと 肩を寄せ合って歩いていた 遠いところへ行けるように  あなたの言う希望だとか 夢に見た理想ならば どんなに冷たくたって愛してみせるよ  笑えない日々を辿ったって 変わらない今を呪ったって 宙に舞った言葉じゃ あなたを救えないのだろう  不甲斐ない声で叫んだって 熱を持つ夜に変わっていく この手が離れても また歩いて行けるように  分かち合うことない言葉が ふと気付く度に増えていた 今と向き合って変わっていく その姿を見ていて欲しい  あなたの言う未来は ただ、この手に収まらなくて どんなに繕ったって その笑みの奥を疑ってしまうだろう  終わらない日々の向こうだって 救えないくらいの憂だって この指がもがくほど 遠く滲んでしまうのだろう  触れない思いの色なんて 知りたくはないと思っていた あなたが居なくても夢を見ていたいのに  象ったような不幸があなたを襲うなら この手の平で触れていたいな 繕って吐いた言葉が誰かを呪うなら 口をつぐんでさ  笑えない日々を辿ったって 変わらない今を呪ったって 宙に舞った言葉じゃ あなたを救えないのだろう  不甲斐ない声で叫んだって 熱を持つ夜に変わっていく この手が離れても また歩いて行けるように さよならは言わずに 何処かでまた会えるように
mock須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪誰かの言葉で俯く背中に 憎たらしい程の晴天が射していた  寄る辺ない想い出は隠し事の中 悪戯な冗談で花を咲かせておくれ  君を呪う全てを壊してしまいたいな その為にどんな事が出来るかな  君を連れ去ってしまいたいと思ったんだ 呪いを穿つような瞳ですらも 何処か描いていた青い写真のような 心残りならば置き去りにしようね  誰かの痛みに惑わされないように 耳を塞いでいたら 君の声も聞こえなくて  何も言えない事 認めたくない事 悲しい歌ばかり持て余してしまった事  覚えのない罪に怯えていたくはないのに これからも何度繰り返すのだろう  君を連れ去ってしまいたいと思ったんだ 痛みを分かつような続きがあっても いつか思い出すのならこんな日々の中の 取るに足らないような幸せがいいな  もう いっそ捨ててしまおう こんな悲しみの中で 愛を貪って眠る耐え難い夜は  ああ きっといつか出会うのなら その時は前を向いていたい たとえ その姿が醜く歪んでも  ただ取り留めもない この心の底でいつまでも 不愛想に笑ってる そんな日を願ってる その為にどんな事が出来るかな  君を連れ去ってしまいたいと思ったんだ 呪いを穿つような瞳ですらも 何処か描いていた青い写真のような 心残りならば置き去りにしようね
farce須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪あなたの作り笑いはとても寂しいから 度々に僕は抱くのです ささやかな憂患を  美しい朝靄だってあなたにあげるのに それさえ疑い続ければ 暮らしは燻るな  贅沢を言わせて貰えるのならば あの日観た メロドラマの片隅に  いつの日か あなたの顔を見て話せたら その時はどんな話をしようかしら 鮮やかな 物語の末を求めたら きっと逆らえない運命に溺れてしまうかな  怖ろしい夕闇の中 ほころぶ紫蘭の葉 雲に混ざりゆく摩天楼 優しさを頂戴な  あなたの作り笑いはとても寂しいから 度々に僕は抱くのです ささやかな憂患を  飴玉を転がし 街を歩いていた 色褪せた エピローグの裏側だ  いつまでも うつろな闃を背負い続けたら 愛想のない言葉だけが響いているかしら まざまざと 熟れゆく獣の様な日々は ずっと変わらない証明と信じていたのにな  言えない 言えない 果てだとしても 逃避行もないくらいに生憎の雨だ ドーリー 見届けておくれ  癒えない 癒えない 傷だとしても どうしようもないくらいに愛に会いに行くんでしょう そんなモノローグを許してね  いつの日か あなたの顔を見て話せたら 哀感は雨模様に染まっているかしら 華々と抱えた傷も愛せたのなら こんな下らない終劇に差し出す花束が きっと他愛ない憧憬を飾ってくれるだろう  どうか笑わないで僕をその目で見ていてね
レソロジカ須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪何を言おうとしたんだっけ 喉に眠っていた言葉 どこか恥ずかしくて 笑顔で繕った  愛の全てを綴ったって 今日の想いをなぞったって どこか頼りなくて 心は彷徨った  要らない言葉 思い出して 傷に傷を重ねないで 気付けないままならいいのにね  それじゃまた後で 迎えに行くから どうか あなたの幸せを謳歌して 何度も顔を合わせていく度 別れの形も曖昧に育つのだろう 今夜、素直になって話がしたいな  宙に泳いだ黒い髪が 朝を恐れぬその心が 深く仄暗い場所へ 迷い込みませんように  涙の跡を辿ったって 何か出来る筈もなくて 等しく背負えたらいいのにね  熱病によく似た 美しい眩暈は どんな光も悪戯に奪っていく 何度も声を交わしていく度 移ろう心を思い知ってしまうのだろう 下らない空言だって笑ってほしいな  まるで恋のように胸の空白も愛しくなる 笑って嘆いて日々は過ぎて 背丈も変わって いつかさよならを告げる日が来ると分かっている その日が来るのが怖いんだ  これじゃあ いつまでも この手を離せない そんな淋しい顔をしないで  それじゃまた後で 迎えに行くから どうか あなたの幸せを謳歌して 何度も顔を合わせていく度 別れの形も曖昧に育つのだろう 今夜、素直になって話がしたいな どんな小さな哀楽だって分け合っていこうね
浮花須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪ねえ あなたの今日はどんな日でしたか 僕は平々凡々な変わらぬ日々を過ごしています ねえ あなたの声や仕草、その全ては 僕のしがない嘆きも簡単に食い潰すのだ  きっと明日もさ 会いたくて仕方なくて 綻びの隙間にあなたを探すだろう  じゃあね 胡乱な愛情 世界が終わる頃に ふたりが笑っていますように  ねえ この夕焼けをあなたに見せたいな 僕は精々爛々を瞼の裏に隠しています ねえ あなたのように無邪気に笑うのは どうも気恥ずかしいからこうやって目を伏せるのだ  きっと明日もさ ひとつだって進めなくて 鏡に手を伸ばし自らを呪うだろう  じゃあね 望んだ偶像 未来が霞む頃に ふたりが並んでいますように  きっとこれからも 簡単に笑えなくて 麗らかな空にこの手を伸ばすだろう  じゃあね 胡乱な愛情 世界が終わる頃に ふたりが笑っていますように
パレイドリア須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪揺れるカーテンと有り触れた映画が心地好かったから 消えゆくままの群青を横目に映した 募る哀情と移り気な愛慕に身体を預けては 過ぎ行くだけの生活を幸せと呼んだ  下らない理想で笑い合っていた この日々の終わりを見据えたくないもんな  不確定 深夜 変わらない関係 もっと夢を見ていたいのに ほら夜は沈んでいくんだね  目が回る様な絶え間ない堂々 ずっと此処にいてもいいかな この愛は溢れていくんだね  来たる安定と擦り切れたアイボリー 針の止まった時計 過ぎ行くだけの生活を手離せなかった  日に日に徒然暮れてく今日は 常々僕らにまとわりついて 嗚呼 つまらない毎日だ どうか救ってくれ  干涸びた希望で許し合っていた この日々の仕組みを認めたくないもんな  不関係 前夜 移り行く造形 もっと夢を見ていたいのに この夜も滲んでいくんだね  身を焦がす様な鮮やかな群青 きっと間違えてはいないよね 繋がった手に尋ねていた  これから君とふたりで 覚束ない夢を語るの それから君とふたりで 終わらない歌を歌うの  下らない理想で笑い合っていた この日々の終わりに隣にいたいもんな  不確定 今夜 変わらない関係 もっと夢を見ていたいのに ほら夜は沈んでいくんだね  目が回る様な絶え間ない堂々 ずっと此処にいて欲しいから この愛を重ねていくんだね
Dolly須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪タリーランプは灯ってないから 秘密の話をしよう ぼくらずっとひとり 霞んだふたり 描けるのは此処じゃないな  悲しくても飾っていたいから 真夜中をねえどうしよう 夜を負ったドーリー 望んだ通り 奇麗なままを切り取って  淑やかな熱を持つ 瞳の奥の過去でさえ 受け止めてみたいのにな  思い出したんだ 言葉では表せないくらいの景象 酷い鼓動 諭してよ かしましくなってしまう前に 胸に飼っていた 優しさも欺きたいと思うほど 正しくはあれないよ それなのに前を向いてみたい  寄り添っても充たされないのは 確かな傷があるから 今もきっと僕が望んでた 答えは此処にはないと知った  有り触れた意味を持つ 胡乱な夜の囁きに 身を委ね 眠りにつく  思い出したんだ 心では飲み干せないくらいのメロウ 辛いこと 話してよ 傷跡になってしまう前に 重ね合っていた掌も覚束ない 眩暈の様なやましさも抱きしめて 日々の底で惑っていたい  夜は等しくなった 違えたままの関係だ 而して愛しくなった その全てを覚えている 形も忘れてしまった 煤けた日々の心像だ 而して愛しくなった その全てを覚えている  思い出したんだ 言葉では表せないくらいの景象 酷い鼓動 諭してよ かしましくなってしまう前に 胸に飼っていた 優しさも欺きたいと思うほど 正しくはあれないよ それなのに前を向いてみたい
morph須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪どうか この日常を愛してほしいんだ 変わらないものなどひとつもないから そうだ 日々は過ぎるんだ 途方もない時間だ 煩わしくも 尚 手離したくはないんだ  どうか この日常を愛してほしいんだ 変わらないものなどひとつもないから そうだ 日々は過ぎるんだ 途方もない時間だ 煩わしくも 尚 手離したくはないんだ
レドGOLD LYLIC須田景凪GOLD LYLIC須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪宙に舞った 幸せなんて 此処には今もない様だ 気付いたら色を増していく その度に思い知った  想に酔った 思い出なんて 個々では意味もない様だ 言葉は街を彷徨っているんだ  相反した瞳は ただひとつの証明だ いつまでも この日々に囚われて あなたが口にした 言葉は今頃 息をして歩くのだろう  この街は懊悩と言葉を着飾る 曖昧な夢ばかり見てる ずっと 目を閉じていた 映る朱が愛おしくて 感情とまた手を重ねて 後悔は夜を這うばかり たった 今 気付いたんだ 正解などないな  とうに散った 結末なんて 誰も望んでない様だ 気付いたら色を失った その度に思い知った  頬に寄った 優しさなんて 涸れた花を抱く様だ 言葉は街を彷徨っているんだ  肩越しのおぼろは ただひとりの情景だ どこまでも あの夜に呪われて あなたが耳にした 鈴の音は今頃 さよならと笑うのだろう  この街は迷妄な夜更けを彩る 簡単な嘘を抱き締める ずっと 背を向けていた 迫る青が恐ろしくて 生活はため息の底へ 不格好な夢を追うばかり きっと まだ 足りないな  悪戯に毎日を眺めては ずっと その姿が味気なくて 触れない愛の形が滲むなら きっと 寄り添いながら話がしたいな  あなたが口にした 言葉は今頃 息をして歩くのだろう  この街は懊悩と言葉を着飾る 曖昧な夢ばかり見てる ずっと 目を閉じていた 映る朱が愛おしくて 感情とまた手を重ねて 後悔は夜を這うばかり たった 今 気付いたんだ 正解などないな
idid須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪白い部屋 何処までも 続くように思えた 薄明り 「また嫌な夢を見た」と目をこするのだ  不幸だと嘆いては 度々にすべて恐ろしくなる 浸した その笑顔はさ 変わらないでいて  退屈な映画で溢れた部屋 その晩は綺麗な黒の底で 手招く眩暈をまた飲み干して 思い知ってしまう  誰も彼も自分次第です 幸せを乞うのはあなただけ 枯れた喉で歌を繋いで 彷徨うあなたの手を取った  酷い雨 いつまでも 続くように思えた 宵の果て 誰かに縋ることもなく 目を瞑ったんだ  下らない酒で傷んだ胸が 醜くも受け入れてしまうのは 逃げ場をなくした瞳の色だ 馬鹿みたいだよな  誰も彼も自分次第です 人並を問うのはあなただけ 願うほどに報われないな 震えるあなたの手をほどいた  誰も彼も自分次第です 幸せを乞うのはあなただけ 枯れた喉で歌を繋いで 彷徨うあなたの手を取った  底の知れた期待のせいで ぼくらは明日に怯えるのだろう 何処か足りない心を背負って また夢に落ちてしまうんだろうな
Cambell須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪ねえ 描いていた 「日々の幸せ」とは こうやって ただ 時が過ぎるのを待ってる事だっけ  ねえ あなたの言う 「人並みの生活」とは そうやって また 花を眺めては息をつく事だっけ  味気ないよ なあ 抱き合ったって 愛しいは触れられない 未だ 未だ この風景に彷徨っているんだ 何もないよ さあ 連れ去ってくれ この日々を抜け出したい 未だ 未だ この幽霊の様な毎日だ  ねえ 今夜はさ 「愛の在り方」とか 考えて 夜を深く染めるのはやめておきたいな  ねえ あなたの言う 「迷の結末」とは そうやって また 膝を抱えては微笑む事だっけ  笑えないよ なあ 寄り添ったって 恋しいは埋められない 未だ 未だ この運命に逆らっているんだ 変わらないよ さあ 患ってくれ この日々を見届けたい 未だ 未だ この偶像の様な毎日だ  やるせないよ なあ じゃれ合ったって 苦しいは捨てられない 未だ 未だ この関係にくすぶっているんだ 奪えないよ さあ 間違ってくれ この日々を色付けたい 未だ 未だ この酔生の様な毎日だ  味気ないよ なあ 抱き合ったって 愛しいは触れられない 未だ 未だ この風景に彷徨っているんだ 何もないよ さあ 連れ去ってくれ この日々を抜け出したい 未だ 未だ この幽霊の様な毎日だ
ポリアンナ須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪街に降る雨と鈍い灯り 夜光虫はまた渦となる  朱く錆びついた傘で二人 満たしていたいのは 空っぽな心  触れない愛と日々の香り その情景がまた日々となる  甘く溶けそうな言葉を吐く 満たして痛いのは  嫌いだ あなたの 態度 言葉 その仕草も 壊してしまえたなら どんなに楽だろうか  街に降る雨と鈍い灯り 夜光虫はまた渦となる  霞みゆく灰を目で追うまま その造形にまた嫌気がさす  嫌いだ あなたの恋を知った その心も 奪ってしまえたなら どんなに楽だろうか  ねえ 遠く行ってしまえ 逆さまの心と 夜の底で二人 ほら また繰り返してしまう様だ  嫌いだ あなたの 態度 言葉 その仕草も 壊してしまえたなら どんなに  嫌いだ あなたとあたしの間 その全てを 満たしてしまえたなら どんなに楽だろうか
街灯劇須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪満たされるほどに影は伸びていく その理由だけが どうも有耶無耶に  暮らしは今日も 倦みゆくのに 癒えない傷がこうも熟れていく  あなたと過ごした 小さな部屋 隔てた透明を覚えている 不格好な絵を 拾い上げて あなたは笑った すべてを許すように  空になってしまえたらいい 朝まで踊ってむなしくなってしまえ そしたら あたし こんな思いをして 無理に笑わなくていいのかな  すれ違うたびに肩を落とした その理由だけは 今日もあやふやに  街行く姿を重ねるほど 幼く無垢なままであれたら  あなたが育てた さみしさは 猫の目のように変わりゆく 偽物になった 毎日に 別れを渡した あなたと同じように  空になってしまえたらいい ひとりを抱いて苦しくなってしまえ それなら ふたり こんな思いをして 日々に焦がれなくていいのかな  空になってしまえたらいい 朝まで奪って むなしくなってしまえ そしたら あたし こんな街を捨てて 君の横で笑っていいのかな
シックハウス須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪行き交うニュースはもう興味もないから 他愛ない話をいつまでもしたかった 明日 私がいなくても どうか あなたはそのままでいて いつも通り 笑って  沈んだシーツに身を預けたまま 消えない憂いを静かに飲み込んだ たとえ 些細な悲しみも きっと 私が奪ってみせるから いつも通り 眠って  さよなら もう会えないね いずれ離れてしまう心だ 水を差すのはよくないな それなら灰をまとって やさしく頬をなぞって欲しいから その細い指で  騒がしい街路に耳を傾けては まどろむ景色の行方に従った いつか 忘れてしまうなら どうか 今夜はこのままでいて 昨日の様に話して  さよなら もう会えないね いずれ無くしてしまう身体だ 隣なんていられないな それなら愛に惑って 不気味な今日を過ごしていたいから まだ見えぬまま  ねえ 住み着いた愛慕にかまけて ねえ 尚更に霞みゆくばかりだ ねえ 藍晶の棘を歩いて ねえ 尚更に霞みゆくばかりだ  ねえ  さよなら もう会えないね いずれ壊れてしまうふたりだ 目を閉じるのはよくないな それなら灰をまとって やさしく頬をなぞって欲しいから その細い指で
アマドール須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪今は黙っていよう 君が苦しいのならば 無理はしないで欲しいから 何も言わないよ 嘘と分かっていて 傷が付いてしまうのは どうせ変わりはしないから 憂いを飲み込むの  今は黙っていよう あたしが苦しいのなんて 君は知らなくていいから 愛しい日常を ひとり嘆いたって 何も変わりはしないのは あまりに冷たく響くから 余計に寂しいや  積み上げた 今日がいつか花を開いて 巻き付いて 離れなくなったって 逆らえないよなあ  思ってもない様なことばかり 言ってしまうんだ あたしはあたしで 君になり得ないから わかったふりをして 痛みだけ 知ってしまうんだ あなたはあなたで 優しさがあるのに  感傷は此処に残るからね 歪み続けてしまうからね そっと触れていたいんだよ  明日は笑っていよう それが正しいかなんて 誰もわかりはしないから 今日を書き置くの 想い描いていた 日々を呪ってしまうのは 既に癖になっているから 余計に面倒だ  慰めた 盲が いつか街へ注いで 寄り添って 溺れてしまうなんて 笑えないよなあ  黙って想ってても なにひとつ 待ってくれないや ふたりはふたりで ひとつになり得ないから 笑った意味ですら 深くまで 追ってしまうんだ こころがこころで 縛られてしまうのに  ほら また じゃれあって 余計に寂しくなるんだろう わかってた そんなこと はじめからさ ほら 今 強がって 余計に苦しくなるんだろう わかってた そんなこと 言われなくてもさ  思ってもない様なことばかり 言ってしまうんだ あたしはあたしで 君になり得ないから わかったふりをして 痛みだけ 知ってしまうんだ あなたはあなたで 優しさがあるのに  感傷は此処に残るからね 歪み続けてしまうからね そっと触れていたいんだよ
鳥曇り須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪ふらり 街の渦を泳いでは 落ちる灯を逆さに映した いずれ 誰も居なくなって まるで烏有に帰す様に雲に混ざって  ゆらり 風を浴びて踊るだけ 南を背に憂惧を味わった いずれ 孤独は育っていく まるで浮遊に身を任す季節の様に  上から見えた 信号灯 何処へも行けずに生きていくの それじゃ さよなら お別れね これからどうしよう あたしは懲りもせず 名残惜しいまんま あなたを目で追っていた  だってって言ったって あなたはいつもそうよ 口だけなのね 青い好天が邪魔をする また今日を肯定する 待ってって言ったって 一度も振り向きもしないあなただった 酷くぬるい風でした それが 嗚呼 大好きでした  ひらり 舞い過ぎ行く葉の色を あなたは横目に遠く飛び去った いずれ 溢した想いなんて まるで道に迷い喚く子供の様だ  ああ もう やだ やだな くらくらと 漂った ただ酔った 間違った 街だった 預かった 朝なんか 一刻も早く 手離したいな でもどうせ その度に思い出してしまうのは 自分勝手なあなたの寂しそうな横顔  去ってって行ったって あたしもいつもそうよ 口だけなのね 鈍い曇天が邪魔をする また空は回転する 降ってって行ったって 誰にも吐き出せもしない心だった 酷くぬるい雨でした その度 甘えていました  いつか 宙に舞う羽が 極彩色を味わって 歌うこと それすらを諦めてしまわぬ様に 今夜 後にする この街の角を攫って 逃げようよ 二度と戻りはしない  だってって言ったって あなたはいつもそうよ 口だけなのね 青い好天が邪魔をする また今日を肯定する 待ってって言ったって 一度も振り向きもしないあなただった 酷くぬるい風でした それが 嗚呼  勝手って苛立って ふたりはいつもそうよ 変われないのね 巡る暗転の行く末は 知らない 知らない 知りたくもない 待ってって言ったって 一度も振り向きもしないあなただった 酷くぬるい風でした それが 嗚呼 大好きでした
須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪須田景凪心に隠した言葉ひとつも 口に出せずに消えていってしまう それすら あなたに悟られぬようにと 尚更、遠く離れてしまった  夜を越えて また越えて また大嫌いな朝が来る ぼやけた街の鮮やかさなんて  今日のことを教えておくれ なにも言わず また目を伏せる 日々の隙間に潜り込んで 僕ら、さよならを誓った 今日も  僕らの仕草は互いを映して 気付けばそれが恐ろしくなっていた 「望んだ未来だ」と騙されたほうが どんなにいいか、気儘でいれたか  喜雨は已んで 待たないで また大嫌いな夏が来る 過去からくすねた優しさなんて  今日のことを教えておくれ 色褪せないまま 日は暮れる 窓をつつく雨音がいま 何処か、懐かしいと思った  日に日に増した 傷跡だけが ただ 愛しさを残して 明日、素直になれたらいいって また祈った 静かな夜は頻りに傾いて その度にふらついて 些細な故意がいまを蝕んでいた  今日のことを教えておくれ なにも言わず また目を伏せる 日々の隙間に潜り込んで 僕ら、さよならを誓った 今日も
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