街に出よう美裕リュウ | 美裕リュウ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 新しい靴をはき 僕たちは歩いてく 真っ白な 靴ひもが 風に踊っている 太陽が笑ったら 溶けそうなアスファルト もうじきさ 街じゅうが 夏になる いつだって夢が落ちている この街は緑の森 ときには青い海 *これから何処へ行こうか 何を探しに行こうか 見つけたいものが多すぎるね きっと大人になっても このときめき失くせない 口笛を吹いてすべるように街に出よう* 道端で唄ってる ちっちゃなボブ・ディラン 柔らかな 歌声を 風は運んでゆく 僕たちが好きだった モノクロームのビルボード 鮮やかに 飾られて 夏がくる まぶしさに空を見上げたら 青空にパッチ・ワークしている ちぎれ雲 明日は何処へ行こうか 何を探しに行こうか つかめないものはきっと無いよ はしゃいだ後の寂しさ ふざけた後の空しさ 気付かないふりで構わないさ 街にでよう (*くり返し) 街にでよう |
キライになれない中村あゆみ | 中村あゆみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | キライになれない でも十分じゃない いつでも自分のこと いちばん見えない くじけそうになったら涙を 風が連れ去ってくれるよ 宇宙の瞳から あふれだす光が包んでくれるよ 魔法のジュエル ほしいものは 夢よりかすんで見えるけれど キライになれない でも十分じゃない 抱えた想いを信じて 鋼のウォール 突きぬける彼方に 未来へ広がる海 きっと輝くよ 恋して傷ついた時でも 星のささやきはやさしい 窓に映ってる 泣き顔も朝には笑顔に変わるよ 唄ってジョエル 素顔のまま 明日の私がいられるように キライになりたい でもキライになれない いつも心は揺れている 夜空のベール なんて広い世界 いつでも自分のこと いちばん見えない 魔法のジュエル ほしいものは 夢よりかすんで見えるけれど キライになれない でも十分じゃない 抱えた想いを信じて 鋼のウォール 突きぬける彼方に 本当の自分を今探しに行こうよ いつでも自分のこと いちばんの謎 |
French kiss加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | なぜ 二人だけが この部屋にいるの なぜ テレビの声 気になるの なぜ 笑わないの そんなに黙り込むの なぜ 目をそらすの さっきから 言葉にならない言葉 震える胸の奥 知られたくない なんて夜は静か 二人の吐息が切なく響くだけ いつか見た映画が目の前をよぎる 沈黙がまたやってくる なぜ 愛し合うの 心は求め合うの なぜ 見つめ合うの 突然に 吐息にならない吐息 とまどう胸の中 見られたくない なんて夜は静か 世界中にたった二人ぼっち 言葉にならない言葉 なにか言いかけては 見つめ合ってる |
彼女の恋人加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 誰よりあなたが好きだった ふざけ合う二人をいつも見てた 偶然のふりで呼び止めた 街かどに夕立ちがおちた Rain Rain 雨だれよ このまま止まないで Rain Rain 傘を持つ 指先がふれあう きっと 振り向かせる あなたを振り向かせる 今度会う時でいいのって イニシャル入りの傘 手渡した 気が向いた時は電話して 番号は彼女にたずねて Rain Rain 裏切りの 恋心だけど Rain Rain 涙なら何度も流した 誰かが傷ついても あなたを振り向かせる このまま 雨だれに 打たれていたいの 消えてく その背中 見つめていたいの 誰が傷ついても きっと 振り向かせる あなたを あなたのことを |
夏のカーディガン加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | かならず また会おうね Bye Bye Love 背伸びしなくていいね 明日から 恋人じゃなくなるのに どうして笑い合えるの ヘンだね そういえば おそろいのカーディガン クロゼットの隅っこで 見つけた あの冬の出来事がなつかしくて ちょっぴり胸が泣いたよ 君の荷物が もうすぐ消えてく 想い出と一緒に‥‥ 私 ひとりで大丈夫かな? 不安‥‥ そんな時は守って 夏のカーディガン クラクションを鳴らして 君のボックス・カー 通りを右に折れて行っちゃった 約束も指切りも役立たず それが恋なら つらいね 君の荷物がなくなった部屋 くしゃみひとつ 風邪っぽいみたい いつかはまた会えるね Bye Bye Love 背伸びせずに会おうね Someday Soon Someday Soon いつの日か‥‥ |
ひまわり加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | バンドをやってみないって 言い出したのは クラスで一番シャイな あの娘だった それから毎日は 輝き出して 楽器店のウインドウ 立ち読みのマガジン Wo wo oh o-oh oo-oh いつまでも Wo wo oh o-oh ずっと変わらずにいよう 制服を着替えて コインロッカー “恋人は音楽”5人の合言葉 初めてのライブは そりゃもう大騒ぎ みんなで2時間半も メイクのチェック Wo wo oh o-oh oo-oh いつまでも Wo wo oh o-oh ずっと変わらずにいよう うたた寝した 午後の授業 窓の外に 黄色のひまわり あの眩しさが 胸に残っているよ Wo wo oh o-oh oo-oh いつまでも Wo wo oh o-oh ずっと変わらずにいよう Wo wo oh o-oh いつも いつまでも Wo wo oh あの夏のひまわりのように ひまわりのように Sha la la la la |
多摩川を渡って加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 多摩川を渡ると 思い出が横切る それはまだ 二人が 出会いたての頃 鉄橋にもたれて 思い出をなぞれば 夕暮れが ゆっくり 街におちてくる 私におちてくる 届かない あなたに今は もう 信じない このさみしさを この静けさを 雲は影映して 多摩川を流れる 夕焼けがきらめく さあ もう帰ろう 失くせない すべての想い oh 信じない このかなしみを 二人の距離を 届かない あなたに今は もう 話せない このさみしさを この静けさを |
ムーンライト・ダンス加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 二人が見た夢は 一緒に見た夢は 幻だったとしても 二人感じ合った そして許し合った 幻なんかじゃなくて キャンドルに火がともる 星空のテーブル このまま抱きしめて もう少し強く ムーンライト・ダンス 踊らせて 終わらないダンス 夜明けまで 星の雫 おちてくる ムーンライト・ダンス 終わらない あなたのその胸に 耳をあてていると 聴こえる心の言葉 そっと話しかけて もっと囁いて その声を聞かせて 湖に陽はおちて 月影のシルエット このままそばにいて すぐそばにいつも ムーンライト・ダンス 踊らせて 終わらないダンス 夜明けまで 星の雫 ホラ おちてくる ムーンライト・ダンス 終わらない ムーンライト・ダンス 踊ろうよ 終わらないダンス 夜明けまで 星の雫 おちてくる ムーンライト・ダンス 終わらない ムーンライト・ダンス 踊らせて 終わらないダンス 夜明けまで 星の雫 ホラ おちてくる ムーンライト・ダンス 終わらない |
セミ・スイート加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 加藤いづみ | 高橋研 | チョコレート 見つけた ある日 冷蔵庫の中に チョコレートが あった 銀紙に 水色のリボン あぁ 一年が 過ぎたことに気づいて 考えごと ひとりごと またひとつ 恋っていつも セミ・スイート せつなく甘く 心に溶けてゆく かじってみた チョコレート ホロ苦くって 眠れなくて なんだか あぁ 一年が 過ぎたことに気づいて 考えごと ひとりごと またひとつ 恋っていつも セミ・スイート せつなく甘く 心に溶けてゆく かじってみた チョコレート ホロ苦くって 眠れなくて なんだか チョコレート 見つけた ある日 |
アイツに会ったら加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 加藤いづみ | 高橋研 | 空色のシャツを着て 歩いた風の街は 懐かしい Oh 1993 二人は似合いだよと からかわれるたびに あなたの背中に隠れたよ あの頃の仲間たち みんな離ればなれ 淋しいけど 悔しいけど 時間がすべて変えてゆく アイツに会ったら よろしく伝えてよ あの娘って相変らずね 元気がとりえだって 巻き戻せるほど 季節は優しくないね ソーダ水の向こうで 風が吹いた 仕事の話よりも 恋人の話よりも 笑い合える めちゃくちゃな思い出 青春なんて言葉 嫌いだったけれど 今なら そう呼べる気がする 思いきり はしゃいだね 最後の夏休み この店のポラロイド 日付の文字が薄れてる アイツに会ったら 代わりに殴ってよ 鈍感なことってわりと 罪深いものよって 消えてしまうから 昨日はきれいなんだね めくり忘れたカレンダー 風が揺らすよ もしアイツに会ったら よろしく伝えてよ あの娘って相変らずね 元気がとりえだって 取り戻せるほど 私優しくなれない だからアイツに伝えて よろしくと よろしくと |
美しすぎて加藤いづみ | 加藤いづみ | 山上路夫 | 村井邦彦 | 高橋研 | あなたの呼ぶ声 聞こえた気がして 思わずあたりを 僕は見わたした 風のいたずらだよ 丘の上 誰もいない 二人別れた時と 同じ空の色 いつか季節は ふたたびめぐり 丘の上には 花も咲くのに もう 愛の日々は もう 帰らないよ すべては 夢の中さ 遠くの町並 明るく陽がさす 小さな貨物が 橋を渡ってる とても やさしい町 けれど もう 今はつらい 二人愛した時が あまり美しく 僕の心に 生きているから ひとりこれから 僕はどうしよう もう 愛の日々は もう 帰らないよ すべては 夢の中さ もう 愛の日々は もう 帰らないよ もう 愛の日々は もう 帰らないよ すべては 夢の中さ |
さよならが言えない加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 17回目の呼び出し音で わかったことは もうおしまいだってこと 受話器を置いてわかったことは 明日のひとりぼっち テーブルの上のアップル・ティーを 飲み干すように 恋は形もない ブラインド上げたら 滲んで見えた 月もひとりぼっち 繋ぎとめたかった 役立たずのテレフォン さよならが言えない 一番嫌いな言葉だから 永久に言わない 約束だったから あなたと 全部が嘘ならいいのに 全部夢ならいいのに… そして眠れない プライドが心で震えてる だけどひとりぼっち 街を走るサイレン 消えたあとのサイレンス さよならは言えない 何より悲しい言葉だから 永遠に言えない 想い出になんかしたくない さよならが言えない 一番嫌いな言葉だから 永久に言わない 約束だったから あなたと 17回目の呼び出し音で わかったことは もうおしまいだってこと 受話器を置いてわかったことは 明日のひとりぼっち 明日のひとりぼっち |
この街が好きだよ加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 朝もやの中から彼がやって来る ホ−ムには7時ちょうどの快速 昨日と同じに駆け込んで来たから 目が合ってちょっと笑ってそらした 小さな発見やささやかな出会いが そっと背中支えてくれるから この街が好きだよ つらくても好きだよ 人波をクロ−ルでいつか 泳ぐ日は来るかな? この街が好きだよ つらくても好きだよ 明日どんな私に会えるかな? ノ−トのはしっこの落書きみたいに 無駄なこと大事にしようと思う 毎日は駆け足 問題は山積み つり革でうたたねすれば解決 市民プ−ルがほら 窓越しに見えたら あと5分でタ−ミナルに着く この街が好きだよ つらくても好きだよ 独りぼっちと言う名の自由 宝物だから この街が好きだよ つらくても好きだよ 明日どんな私が見えるかな? 小さな発見やささやかな出会いを 今日はいくつ つかまえられるだろう この街が好きだよ つらくても好きだよ 人波をクロ−ルでいつか 泳ぐ日は来るかな? この街が好きだよ つらくても好きだよ 独りぼっちと言う名の自由 宝物だから この街が好きだよ つらくても好きだよ 明日どんな私に会えるかな? |
羊も眠る朝加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 加藤いづみ | 高橋研 | 涙で目が覚めた 午前4時だった テレビのスイッチをつけて また消した ふっと つくため息 ひとつふたつ フランス映画なら 見たいと思った ついてない夜の 冷えたレモネード 淡い闇が部屋におりてくる フェンスを越える 羊達も眠る朝 私ひとりが 生きている カーテンの向こうの 空はもう白い だからもう一度 眠ってしまおう そっと羊たちに おやすみなさい |
手のひらに愛がいっぱい加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 恋をすると 胸が切なくなると 知ったあの夜は 朝まで眠れなかった そんな Seventeen 初めて揺れた想い 叶わないままで はじけてしまったけれど ときめき なくさずいたいって 今もまだ 思っているよ 恋して傷ついて 誰もが少しずつ 大人になっていく 想い出のページを開けば 手のひらに愛がいっぱい 夢があれば 足どりさえ軽いよ 賑わう街角 これからどこへ行こう やっと少し ひとりきりの時間が 大切なことを分かってきたつもりなの 新しい自分を見つけたら 戸惑いも 笑顔になるよ 夢見て破れても 心はいつだって 私の中にある 真っ白いページを開いて 書き込むよ 愛をいっぱい 恋して傷ついて 誰もが少しずつ 大人になっていく 真っ白いページを開いて 書き込むよ 愛をいっぱい 想い出のページを開けば 手のひらに愛がいっぱい |
さよならSummer Days加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 遠ざかる波のざわめき 何度も振り返る あの頃は 気づけなくて 友達のままだったね 渚を左に見おろす 公園のテラスで 閉じてゆく 夏に一人 手を振ってみるよ さよなら Summer Days もう一度 二人がめぐり合う時 夏はよみがえる 去りゆく Summer Days 迷わずに あなたにたどりつくため たった一人来てみたの 夕なぎの海へ “恋人になっても二人 うまくゆく気がするよ” “本当かな?” “本当さ”って 泣くほど笑った さよなら Summer Days もう一度 二人がめぐり合うため 夏は訪れる 去りゆく Summer Days 陽だまりで はしゃぐ少年の肩に 夏のなごり 確かめる 西陽がまぶしい さよなら Summer Days もう一度 二人がめぐり合う時 夏はよみがえる 去りゆく Summer Days 迷わずに あなたにたどりつくため たった一人来てみたの 思い出の 夕なぎの海へ |
どれだけあなたのことを加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | どれだけあなたのことを 思い出せればいいのかしら どれだけ同じことを 繰り返せばいいのかしら なぜ 心はざわめくの なぜ 気持ちは 優しくなれるの 離れても 離れない Ah 想い どうしても忘れられない 昨日も今日も… どれだけあなたのことを 考えればいいのかしら どけだけあなたのことを 好きになればいいのかしら なぜ 季節は流れるの なぜ その時 涙はこぼれるの 離れても 離れない Ah ふたり どうしても忘れられない きっと明日も 離れても 離れない Ah 想い どうしても忘れられない Wow… 離れても 離れない Ah 二人 どうしても 忘れられない 昨日も今日も 明日も 明日も… |
星になった涙加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 星になった 涙 キッチンの 窓へと 消えゆく 想い出を 伝えてくれるよ… |
ドライヴ加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | あなたから 届いた絵ハガキは 風の中 ひさしに ぶら下がった風鈴で 揺れている ニューヨーク行きバスが もうすぐこの街まで やって来る 口笛を吹いてた少年は もういない いつかしら どこかまで消えてって もういない ニューヨーク行きバスに いつかはこの私も 乗って行く ドライヴ 連れていって ドライヴ 連れてかないで wo wo wo ライ麦畑の中を走る 5号線 タンクローリーが震わせている 電話線 ニューヨーク行きバスが もうすぐこの街まで やって来る ドライヴ 連れていって ドライヴ 連れてかないで wo wo wo |
想い出がいっぱい加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 初めてのルージュをひいた その夜は いつまでもベッドで 眠りつけなかった いつの日か自分が 大人になること それは遠い星の話のように思えた パンプスの色ひとつで 気持ちさえも変わる 幼かったあの頃は 知らなかった もうひとりの私 菜の花 摘んだ あの日のように 振り返れば ホラ 想い出がいっぱい 恋におちることに 怯えた時には “しっかりしなよ”って そっと言ってみるよ いつまでも自分が 子供のままだと 思い込んでるのは 自分かもしれないね 街路樹が芽吹く頃は この都市(まち)も輝く コーヒーを待つ間の 何にもない あてのなさが好き 大人になるって 素敵なこと 振り返れば ホラ 想い出がいっぱい 大人になるって 素敵なこと 菜の花 摘んだ 少女のままで 振り返れば ホラ 想い出がいっぱい |
ナチュラル・ガール加藤いづみ | 加藤いづみ | 木嶋浩史 | 木嶋浩史 | 高橋研 | ポップコーンが終わって 遠く霞んだビルを見てる ジャッキで持ち上げられた 世界を感じるよ ほどけた靴紐 結んだら どこへ出かけよう 歩道橋の踊り場に ちいさな空 鈍感な現実よ 君は大きな河の流れね 親切に出来ちゃいないけど Oh ナチュラル・ガール いつでも私のままで 歩こう 汗をかいてる HEART 着飾った愛ならいらない いつも心から 笑っていたいの “一緒に住もう”って あいつが不意につぶやく 中古車センターの隅 曇った日曜日 車のウィンドゥに蛍光色のPrice Card 例えば私の値段 いくらだろう これだけは思ってる“いつだって きっと私は 誰のものにもなれない”って Oh ナチュラル・ガール いつでも私のままでいたいな 洗いざらしのSOUL 馴れ合いの愛ならいらない ただ心から キスしてほしいよ Oh ナチュラル・ガール いつでも私のままで 歩こう 汗をかいてる HEART Oh ナチュラル・ガール できれば私のままでいたいな 洗いざらしのSOUL Oh ナチュラル・ガール いつでも私のままで 歩いていたいな ナチュラル・ガール |
モッキンバード加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研・加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 10月の声を 聞く頃だったね 2人が出会ったのは カーラジオが 歌うメロディ 全部教えてくれた 好きになる映画 気になる小説 “僕らは 似ているね”と 言ってくれた 背のびしてる私に 気づかぬふりで モッキンバード ただあなたの 好きなことを 同じように感じたくて モッキンバード さえずってみるだけ X'masの日に もらったセーター 本当は嫌いだった 言い出せずに 着てみた時 あなたの笑顔が見えた モッキンバード ただあなたの 好きなことを 同じように感じたくて モッキンバード さえずっていただけ 物真似鳥だから モッキンバード ねぇ私の 好きなことを いつかきっと 知ってほしい モッキンバード さえずっていたいから あなたのすぐそばで ずっと ずっと ずっと |
あくびの午後加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 一口に恋愛と言っても パターンは1000通りもある どこからが“愛しているよ”で どこからが“好きだよ”なのかが問題(クエスチョン) “23にもなって…”小言が増えたママは どんな恋してきたんだろ? 理想的な父親がパパでも 恋人は違うかも… ちょっとだけハンサムなあいつと ちょっとだけ優しいあの人を 足して2で割れたら最高ね そんなこと考えてたら夕暮れ あくびの午後 夏なのに 電気ストーブを部屋のすみ 放ってあるのは この部屋に彼が来た時につけたのが 最後だったから 何だっけ? 愛とは耐えること そんな映画 昔あったよね? 耐えるべき愛がないことは 不幸中のさいわい? ちょっとだけハンサムなあいつと ちょっとだけ優しいあの人を 足して2で割ったら何故かしら? 彼の顔 浮かんで消えて さよなら あくびひとつ 理想ばかり言ってちゃ キリがないけど 空想して ほっぺた赤らめるのも 悪くはない ちょっとだけハンサムなあいつと ちょっとだけ優しいあの人を 足して2で割れたらいいなって そんなこと考えてたら夕暮れ あくびの午後 ちょっとだけハンサムなあいつも ちょっとだけ優しいあの人も 友達の恋人(いいひと)ばっかしで やんなって 昼寝したくなってきた あくびひとつ あくびの午後 |
シェルブールの雨加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | カチューシャでとめた 洗いたての髪 しめった風と戯(あそ)ぶ 6月 フランス映画は こんな日がとても 似合い過ぎているから 悲しい シェルブールの雨が この街にも 天使の歌声のように降る 髪の毛を伝わる雫達は まるで水のピアス 耳の先で揺れて 落ちた 突然の雨に 戸惑う人達 アスファルトは静かな湖 いつか訪れる 悲しみのために 雨の日は 空からの贈り物 涙のタンクが空っぽだから 手のひらに雨だれをうけよう シェルブールの雨は 水のくすり 忘れかけたものを 思い出させてくれるよ いつも シェルブールの雨が この街にも 天使の歌声のように降る 心の地面が渇いてる時 失くしかけたものを 想い出させてくれるよ 雨が |
一番高い電信柱で加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 2人で もぐりこんだ 夜更(よふけ)の電話BOX 缶ビール抜いたあと 乾杯を2度した 横切るタクシーの数 100まで数えたら 東の夜空が 白く明けていった “僕達 いつまで はしゃいでられるかな?” “そうね”と応えて あとは2人黙ったきりで… 悲しい出来事なら 幾つも越えてきたけど はしゃいだ季節に ピリオドを打てずにいるよ “僕達 いつまで ふざけてられるかな?” 去年の2人は そんな言葉 交わさずいたね タクシー止まったから 今夜はさよならだね 明日も同(おんな)じ 君のままで 電話がほしい |
太陽になれない加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 眠れなくて キッチンの隅 ミルクを沸かしながら パジャマのまま 膝を抱えて あなたに電話してる 悲しいこと 楽しいこと ごちゃまぜの夏だった 街を歩く2人のペース 知らずにズレていたね 歯車が狂い始めたら 直しに来てほしい あなたのこと好きな気持ち 変わらないけど 太陽にはなれない 輝きは弱くても 月の光のような そんな生き方が好きだから 太陽にはなれない まぶしい夏も終わる 窓を開けた瞬間 カーテンを舞い上げる風が 少し冷たいね “もうしばらく会わない方が 2人のためね”なんて 私らしくない言葉に 私も驚いたの 好きな子ができたその時は 最初に教えてね 泣き出しても 知らんぷりを してていいから… 太陽にはなれない 夏が来るその前の 2人はもっと ねえ わかりあえてたと思うのよ 太陽にはなれない 輝きは弱いけど 月の光のような そんな生き方が好きだから 太陽にはなれない ごめんね だけど私 夢見ているよ いつか その胸の夜空に浮かんで あなたを照らすよ |
髪を切ってしまおう加藤いづみ | 加藤いづみ | 高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 夕暮れにかくれて 横顔をかくして 2週間目の金曜日 似たような背中に 振り返ることにも 慣れはじめてきたけれども 他の誰かと 街を歩いても あのときめきは戻らない 地下鉄のベンチで 15分も泣いた 人目なんて 気にもしないで 髪を切ってしまおう あの人が一番好きだったものを だめにしてしまおう 生まれかわるために うそつきと背中に 人差し指で書く 約束に遅れた日には デパートの屋上 金網にもたれて 数えきれないキスをした 他の誰かと 笑い合うけれど 本当の笑顔じゃないから 地下鉄のベンチで 15分も泣いた 笑えるのは いつなのかな 髪を切ってしまおう あの人が一番好きだったものを だめにしてしまおう 生まれかわるために 髪を切ってしまおう あの人が一番好きだったものを だめにしてしまおう 生まれかわるために 私になるために…… |
Hobo's Blues川村カオリ | 川村カオリ | KAORI・高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | それがHobo's Blues 流れ者の唄 そうさHobo's Blues 淋しがりの唄 ちょうど僕と君のように 奴等の言うことにうなずけなかった いつでも半分もうなずけなかった ああ だから家を出たんだ 僕をしばりつける全てのものに 中指を立てたら聞こえたのが Hobo's Blues “君のためさ”なんて言われたくない 下手クソなウソなんて聞きたくもない 耳までおなかいっぱいさ 僕の靴ヒモはほどけっぱなしさ 誰かがそのうちに気づいてくれる それをちょっと待ってるんだ アスパラガスの缶に詰め込まれた 青白い僕にはなりたくない Hobo's Blues 僕を縛りつける全てのモノに 僕を苛立たせる全てのウソに 中指を立てたら聞こえて来る Hobo's Blues… |
City(緑の街で)川村カオリ | 川村カオリ | KAORI・高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | この街はまるで ジェット・コースター 猫の目のように変わるのさ 追いかける僕等のスピードは メーターが振り切れるほどだよ It's too fast too fast 僕たちは街の Twinkle little star ちっぽけすぎる存在さ 力いっぱい またたいてみるけど 夢はもうすりきれそうなんだ Oh Oh Oh (In the) City Oh Oh Oh 風がまぶしい緑の街で 明日は何処へ行こう あの曲かけてよ Please. Radio star ギターを腰にかまえた 4人の兵隊のバラードを 誰かの力が欲しいから 何処にいても僕はきっと 宝物探しているだろう 街中の森を旅して |
星空の地下鉄川村カオリ | 川村カオリ | KAORI・高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 僕が乗った地下鉄は星が見えない 暗闇をずっとずっと走って行くだけ (君はさっき降りたんだね) 6人の乗客はみんな無口で 目が合うと気まずそうに視線をはずすよ (君は先に降りたんだね) もう少し僕に勇気があったならば言えたのに のみこんだ言葉をいちばん言いたくて君に会ったのに 僕が乗った地下鉄は踏切りがない 誰かを立ち止まらせる遮断機がない (君はだから気づけないね) 網棚に残されたスポーツ新聞 首かしげ止まったままの小さな扇風機 (君はきっと気づかないね) 僕が乗った地下鉄は星が見えない |
金色のライオン川村カオリ | 川村カオリ | KAORI・高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 黄金(ゴールド)の髪をなびかせて 君は僕を見て背伸びをした くわえ煙草のまま 微笑んだ金色のライオン 新宿も もう変わっちゃったね 僕らが知り合ったあの頃は ネオンサインだってもう少し 優しかった気がする 君も僕もヒッピーだった 魂の行き場をさがして あてもなく歩き疲れては 一つの毛布の中 友達が増えて行くたびに 夢がふくらんで行く気がして 夜通し話あかしても 眠くなんてなかった ピストルズの話をするとき 君はいつも遠くを見ていた 行ったこともないあの国まで まるで旅したように 僕たちみんなヒッピーだった 魂が泣きそうな夜は 穴倉のようなあの店で 踊りあかしたっけ 大人になんてなれやしないと あの頃笑い合った仲間も 少しずつ欠けて行ったよね しかたないことだね 君のあの娘は元気なのかい 君のあのギターは唄っているかい またこんなふうに会ったときは 昔話はよすね 君も僕もヒッピーだった 魂の行き場をさがして あてもなく歩き疲れては 一つの毛布の中 僕たちみんなヒッピーだった 魂が泣きそうな夜は 君のギターに合わせ唄った 終わりのない夢を 終わりのない唄を La La La…… |
アフリカのうた川村カオリ | 川村カオリ | KAORI・高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 食べ物に困ったこと 飲み水を分け合ったこと 僕にはない Wow…アフリカ ジーンズをわざと破いた 空模様でシャツを選んだ 昨日の僕 サハラのラクダ達 アルジェの熱い風 サウス・アフリカの隔離政策(アパルトヘイト) Wow…It's true Wow…アフリカ TVではバラエティ・ショウ そして夢は枕の上 今夜の僕 リビアの兵士達 ケニアの戦士達 銃声の響くヨハネスブルグ Wow…It's true Wow…アフリカ |
Gypsy Blood川村カオリ | 川村カオリ | KAORI・高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 僕のママのパスポートは ロシア文字で書かれている 国籍を変えるために 何度も何度も お役所に出向いたけど 一度だって返事はないんだ パパがママと恋におちたいきさつさえ 僕は知らない だけど確かなことだよ 瞳の色まで 違う二人が愛し合って 生まれたのが僕さ Gypsy Blood 帰る場所が何処なのか わからなくなる時もあるけれど Gypsy Blood 今夜また夢を見よう あの国のあの頃の夢 センチメンタルにはならない 素敵なことも多いからさ 本名の他に一つ 名前があるんだ 僕の洗礼名(クリスチャンネーム)は 驚くだろ? アナスターシアさ Gypsy Blood 帰る場所が何処なのか わからなくなる時もあるけれど Gypsy Blood 愛すべき場所は二つ この星と今いるここさ |
レジスタンス川村カオリ | 川村カオリ | KAORI・高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | マリリン・モンローは不良少女だった J.F.K.は出来が良くなかった ボブ・ディランは昔 家出ばかりしてた 月ロケットがあがる前のことさ 誰かが背中に貼ったレッテル 僕の手でひっぺがしてやるんだ 始めよう レジスタンス 僕自身と レジスタンス 対決しよう 自分を見捨てたくない レジスタンス 歯ぎしりばかり レジスタンス 繰り返したら こめかみ 痛くなったよ ジェームス・ディーンは優等生だった ジャニス・ジョプリンはよく笑う娘だった アインシュタインには大人も手を焼いた ヘリクツばかり こねまわしてたから 生まれ変われるわけじゃないけれど 運命は気持ち一つで変わるさ 始めよう レジスタンス 僕自身と レジスタンス 対決しよう 自分を見捨てたくない レジスタンス 舌打ちばかり レジスタンス 繰り返したら 一日終わっちゃったよ レジスタンス 戦うことさ レジスタンス 疑うことさ 自分を信じることさ レジスタンス このままなんて 僕には 思えないんだ 転がり続けてみるよ レジスタンス |
淋しい避暑地(マリーシカ)川村カオリ | 川村カオリ | KAORI・高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 教室でよく君と 居残りしたこと 二人のイニシャルを 壁に彫ったこと 髪の毛を 三つ編みに結んでくれたこと 先生の目を盗み キスをしてみたこと 四行だけ書き込み 閉じた日記帳 裏表紙のリボンの右側がハネた 朝一番の校舎 クレゾールの臭い 目をつぶれば そこには君がいるのさ マリーシカは 僕の淋しい避暑地 いつも 壊れそうにつながってたね ノートの切れはしで 作った飛行機 今でも飛ばしたなら そこに届くかい? 君の助けがなくちゃ 乗り切れないこと 19才になった今も たくさんあるよ マリーシカ 彼女は淋しい避暑地 風にちぎれそうに つながっている マリーシカ マリーシカ 淋しい避暑地 いつも 壊れそうにつながってたね つながってたね |
健康な朝のために(都市計画第38号)川村カオリ | 川村カオリ | KAORI・高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 排気ガスを吸い込んで さあ この町をもうひとまわり さかりがつかないように 隣のネコは明後日 手術さ ジョギングしてるFather ショッピング好きのMother 団地の5Fは 西陽がきついよ 健康な朝のために この町は創られた 最高な夜のために ビタミンはいりませんか? 花粉症の人たちは 特別仕立てのマスクを買うよ 不眠症の僕たちは 8時間も昼寝をキメこむ ニキビだらけのBrother アルバイターのSister 団地の5Fに 5人がスシ詰め 健康な朝のために この町は創られた 25年のローンで 倖せを買いませんか? 健康の朝のために 頭痛薬は要りませんか? |
パイレーツ川村カオリ | 川村カオリ | KAORI・高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 映画館を出たらどしゃ降り 僕等はぬれネズミになって 地下街の入口へ 4人で走ったね 帰り支度始めたアーケード 泳ぎ疲れて君が言った “この街が海ならば 海賊になろうぜ”と 僕たちはパイレーツ わがままなパイレーツ いつも誰かといないと 不安なのはなぜ? それからポケットの小銭をかき集め 傘を手に入れた 地下街を飛び出すと 街はまだ嵐さ 一つの傘の中の4人 思えばおかしな光景さ ビニールのアンブレラ マストみたいだったよね 僕たちはパイレーツ この街じゃパイレーツ 8つの足で 7つの海を渡るよ Hey 僕たちいつか 探してるものに出会えるのかな さっき見た映画のヒーローみたいになれる日が いつか来るかな 僕たちはパイレーツ わがままなパイレーツ 今夜は街の東で いいことがあるよ 僕たちはパイレーツ この街じゃパイレーツ わがままなパイレーツ |
39番目の夢川村カオリ | 川村カオリ | KAORI・高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | 明日も友達に会えますように 大好きな人と明日も会えますように “君と僕とは違う人間だから”なんてくい違いはない方がいい 言葉が心の反対車線を走りませんように 片思いが少しだけ伝わりますように 泣く事が少なくなりますように 泣く事が10000回あったら 笑う事が1000000回はありますように 笑ってばかりで退屈になったら つらい事を少し下さい 水族館の魚がいつか海へ戻れますように 渚で彼等に会ったら挨拶交せるかな 動物園の動物が自分の国に戻れますように 盲導犬に星のありかがしっかりと見えますように 手をのばしても届かない夢に 僕のブーツにからまる現実 できるだけできるだけ近づけたいと 思う僕でありますように 成功した人をねたんだりしませんように ねたんだとしても自己嫌悪に陥りますように 外国にしかない野菜を買うよりもつくしんぼを探すのが好きで 人の傷みがわかっていられますように 一生唄がうたえますように 唄が僕の人生をきっと超えますように 初めてのライブ あの体の震えを忘れませんように 僕が泣いたり怒ったりすることが何かにつながりますように 毎年4月にはきちんとタンポポが咲きますように その綿毛のようにみんながフワフワと自由でいられますように 氷河期が来てもTシャツ1枚で平気な日がありますように 幾千万もあふれだす夢に この胸の中 やせっぽちの現実 あきらめずあきらめず近づきたいと 歌う僕でありますように すべての兵器が一瞬で消えますように 原子力発電所がなくなりますように 中国に平和が訪れますように 誘拐や強盗がなくなりますように 軽はずみなSEX その落し子が減りますように あの日の事を君が忘れてくれますように “嫌いだ”といった僕の事を忘れてくれますように 僕の記憶から消してしまいたいものがこの夢から さよならしてくれますように この国がもっともっと好かれる国になりますように 誰にでも優しい国でありますように 死刑になる人もする人もいない方がいい 病気だってこの世にない方がいい 何の為に生きているかなんて一生わかりませんように 死ぬまでわかりませんように 死ぬまで |
スーベニール川村カオリ | 川村カオリ | KAORI・高橋研 | 高橋研 | 高橋研 | スーベニール それだけさ 君にあげられたものは 誕生日の日にも 何もあげられなかった 近すぎたから気づけなかった どのくらい君が大切な人かを みんなでよく行った あの街も変わっちゃったね 時間が残酷に 僕たちをひきはなすよ “卒業したら会えなくなるね” 君のあの日の言葉が重すぎるよ 思い出は時のしおりだね ふと気づいてみると なげやりになったあの頃の 僕のそばに君がいた スーベニール それだけさ 君にあげられたものは 誕生日の日にも 何もあげられなかった 僕はあげられなかった |