春霞HATAKE | HATAKE | 池澤寛太 | 池澤寛太 | 阿坂亮平 | 深い森に現れた 敵を倒した夢を見た いつもいつも鮮明に覚えてる 君と繋いだ手の感触も これ以上僕に何を起こすの? もう耐えられない 白い毛も増えていく 時代は変わる季節は巡る その始まりを今を共に歌いたいの これ以上世界が変わったとしても 君は君のまま変わらずにいて欲しいの 春だからといって君と手を繋ごう 何もいらないよ遊び尽くせ 今日だけだから 一度だけでいいから 全てが美しく見えたそんな春の日だ これ以上世界が変わったとしても 君は君のまま変わらずにいて欲しいの ずっと側で 春だからといって君と手を繋ごう 何もいらないよ遊び尽くせ 叶わぬ恋を叶えてみせるさ 春に酔った僕はもう大丈夫 君がまた遠くなる春霞 |
漣HATAKE | HATAKE | 池澤寛太 | 池澤寛太 | 阿坂亮平 | 漣連れて行ったあの子を返して 冷たく心打つ波に揺さぶられたのか 隠した暗い過去をまた思い出すなら その時私は1人で生きてけんだろうな もう一度あなたと出会えたら 纏う縄をほどいてと言うから 塞いでた耳の奥の奥までも 貴方の泣く声がする 寄せては返す波のような 貴方と私の駆け引き今でも 二人帰れぬ過去の話をする 貴方が漣にのまれて 漣連れて行ったあの子に幸を 貴方はきっと言うだろう必要ないのと 犯した罪を着せるわけではないけど ただともに罪と共に歩いていけんだろうか もうやめにしようと君が言って 火に油を注いでた 燃えなかった 遠くへただ遠くへ離れる君を見てた 押し寄せる波にのまれ あの子と生きたかったんだ 心模様が 荒れてきた 寄せては返す波のような 貴方と私の駆け引き今でも 二人変えれぬ過去の話をする 貴方が漣にのまれて 行った日を思い出して 描くことの出来ぬ今に色を与えてくれたんだ 今更私誰の救いの手も取らない 誰か一人だけでよかった 隠したってそれが愛だって 鍵をかけてた助けを呼んでって 全てはそうあの頃の君の為 真っ直ぐな君の視線が 僕の胸を刺して痛いんだよ 貴方だけでよかった |
forgiveHATAKE | HATAKE | 池澤寛太 | 池澤寛太 | | 頬を流れていった 雨屑くらいの悲しさで 揺れた陽炎に 心奪われそうになる 夢の中二人 手を繋いで花火を見てた 夕陽が沈む頃 暗い中幸せを噛み締めた 許されたいよな今夜だけ 許されたいよなたとえ君が欲しがったとしても 許されないよな過去の過ちなんて 許されないよな僕の存在 「今夜は月が綺麗ね」と 隠れてキスをする 夕方のチャイムが 僕たち二人を急かすんだ 許されたいよな今夜だけ 許されたいよなたとえ君が欲しがったとしても 許されないよな過去の過ちなんて 許されないよな僕の存在 揺れる肌に触れる甘えたくはない 風に吹かれただ時が過ぎるだけ 夏のせいにして無邪気に笑い転び踊るのさ どんな過去も夏のせいにして |
傷口HATAKE | HATAKE | 池澤寛太 | 池澤寛太 | 阿坂亮平 | 暗い部屋にたそがれ 一人じゃないと言い聞かせた 貴方と会うたび確かめるのは あいつにとっちゃ辛かったのかもしれない 夕暮れのチャイムもう子供じゃないんだな いつになく今日は静かで ラブソングが悲しく聴こえる 想ってるだけじゃ叶わないね 確かめなきゃねもう離れてくだけだろ 響かない音もう子供じゃないんだな カラスが泣いたから 明かりが消えたから 君ももう疲れたろう 惨めな俺を捨ててくれ 徐々にズレてく価値も定められた 概念で生きてる今日も全てはいつかの 幸せのためだとして 消えない痛み古傷口抑えて生きてかなきゃ もう大人にならなきゃ 誰かの批判さえも聞き流すことができずに 不安なんかないと思ってた 脆くて弱い儚い俺の心なのに 向き合うから紛れもなく不安だな でも少し強くなれたかな カラスが鳴いても明かりが消えても 君の傷に気付かずに無頓着な俺を捨ててくれ 徐々にズレてく価値も定められた 概念で生きてる今日も全てはいつかの 幸せのためだとして 消えない痛み古傷口おさえて 生きてかなきゃまだ子供だから 何の覚悟もないのに貴方を悲しませては 逃げて本当根っからの臆病者だ 最後くらい貴方を幸せにしてやりたいと 思えた貴方は笑う もう大人にならなきゃ 暗い部屋にたそがれ 一人じゃないと言い聞かせた 貴方は会う度確かめるのは あいつにとっちゃ辛かったのかも知れない 夕暮れのチャイム もう子供じゃないんだな |
残火HATAKE | HATAKE | 池澤寛太 | 池澤寛太 | | 重ねるごとに薄れていくよ 今に囚われ明日を見れずに 目の前にある残酷でさえ いつの間にか希望に変わる 忘れないよ忘れられんな 悲しい過去も楽しい過去も この世界に流されぬように 今も轟く残り火がある 微かに微かに 見える光を辿れば あの日あの時に交わした 約束の一つ一つだけ あの日目の奥に映った衝撃も あの言葉が動かした衝動も なぁそうだろ人なんだろ 怖くて怯えてしまうもの あなたが今生きている証明が 僕が生きてる事にならないか じゃぁまた辿り着くまで 小さく希望燃やす 残火 研ぎ澄ましても聞こえない 花火打ち上がる時の声 放たれた後の残り火が 今も微かに一つだけ あの日誰も居ない片隅で いつもとは違う君を見たよ 嬉しくて嬉しくて 言葉に表せないものを 自分が負になることを拒んで 誰か違う人貶したりして 流されてる流れている 他人に時代に情報に 綺麗事で済ませたくなくて 今隣に居る大切な人へ 伝わればいい届けばいい 忘れちゃいけない誇らしい 残火 重ねるごとに薄れていくよ 今を生きる素晴らしさ 特別じゃない当たり前だと 守り抜くよ 命ある限り 命いる限り |