こはならむ「感情を沢山込めて」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
わたしのアールこはならむこはならむくらげPくらげPわたし、屋上で靴を脱ぎかけた時に 三つ編みの先客に、声をかけてしまった。  ねぇ、やめなよ  口をついて出ただけ。 ホントはどうでも良かった。 先を越されるのが、なんとなく、癪だった。  三つ編みの子は、語る。 どっかで聞いたようなこと 「運命の人だった どうしても愛されたかった」  ふざけんな そんなことくらいでわたしの先を越そうだなんて! 欲しいものが手に入らないなんて 奪われたことすらないくせに!  「話したら楽になった」って 三つ編みの子は、消えてった。  さあ、今日こそはと靴を脱ぎかけたらそこに 背の低い女の子、また声をかけてしまった。  背の低い子は、語る。 クラスでの孤独を 「無視されて、奪われて、居場所がないんだ」って  ふざけんな そんなことくらいでわたしの先を越そうだなんて! それでも、家では愛されて 温かいごはんもあるんでしょ?  「おなかがすいた」と泣いて 背の低い子は、消えてった。  そうやって、何人かに声をかけて、追い返して わたし自身の痛みは誰にも、言えないまま  はじめて見つけたんだ 似たような悩みの子 何人めかに会ったんだ 黄色いカーディガンの子  家に帰る度に 増え続ける痣を 消し去ってしまうため ここに来たのと言った  口をついて出ただけ ホントはどうでも良かった。 思ってもいないこと でも、声をかけてしまった。  「ねぇ、やめてよ」  ああ、どうしよう この子は止められない。わたしには止める資格がない。 それでも、ここからは消えてよ。 君を見ていると苦しいんだ。  「じゃあ今日はやめておくよ」って 目を伏せたまま消えてった。  今日こそは、誰もいない わたしひとりだけ 誰にも邪魔されない 邪魔してはくれない  カーディガンは脱いで 三つ編みをほどいて 背の低いわたしは 今から飛びます。
命に嫌われているこはならむこはならむカンザキイオリカンザキイオリカンザキイオリ「死にたいなんて言うなよ」 「諦めないで生きろよ」 そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな  実際自分は死んでもよくて周りが死んだら悲しくて 「それが嫌だから」っていうエゴなんです  他人が生きてもどうでもよくて 誰かを嫌うこともファッションで それでも「平和に生きよう」 なんて素敵なことでしょう  画面の先では誰かが死んで それを嘆いて誰かが歌って それに感化された少年が ナイフを持って走った  僕らは命に嫌われている 価値観もエゴも押し付けていつも誰かを殺したい歌を 簡単に電波で流した 僕らは命に嫌われている 軽々しく死にたいだとか 軽々しく命を見てる僕らは命に嫌われている  お金がないので今日も一日中惰眠を謳歌する 生きる意味なんて見出せず、無駄を自覚して息をする 「寂しい」なんて言葉でこの傷が表せていいものか そんな意地ばかり抱え今日も一人ベッドに眠る  少年だった僕たちはいつか青年に変わっていく 年老いていつか 枯れ葉のように誰にも知られず朽ちていく 不死身の身体を手に入れて一生死なずに生きていく そんなSFを妄想してる  自分が死んでもどうでもよくて それでも周りに生きて欲しくて 矛盾を抱えて生きてくなんて怒られてしまう  「正しいものは正しくいなさい」 「死にたくないなら生きていなさい」 悲しくなるならそれでもいいなら ずっと一人で笑えよ  僕らは命に嫌われている 幸福の意味すらわからず産まれた環境ばかり憎んで 簡単に過去ばかり呪う 僕らは命に嫌われている さよならばかりが好きすぎて本当の別れなど知らない 僕らは命に嫌われている  幸福も別れも愛情も友情も 滑稽な夢の戯れで全部カネで買える代物 明日死んでしまうかもしれない すべて無駄になるかもしれない 朝も夜も春も秋も 変わらず誰かがどこかで死ぬ 夢も明日も何もいらない 君が生きていたならそれでいい そうだ 本当はそういうことが歌いたい  命に嫌われている 結局いつかは死んでいく 君だって僕だっていつかは枯れ葉のように朽ちてく それでも僕らは必死に生きて 命を必死に抱えて生きて 殺してあがいて笑って抱えて 生きて生きて生きて生きて生きろ
ツキミソウこはならむこはならむ竹中雄大竹中雄大・沖聡次郎出会いと別れ繰り返す度 心をすり減らす 記憶をかき分けた先に 滲んだ思い出が待つ  あなたを知らない世界の方が ずっとマシだったと笑う  いつしかすれ違う日々の中で 本音隠しながら気づかないふり  茜色のこの街眺めては こんなにもあなたのこと思い出してばかり 忘れたいのに 今更素直にはなれない 分かってるんだよ 今も心は泣いてるよ  季節を越えてあなたはまた 世界を奪っていく 感じるぬくもりがそっと 私の未来も奪う  時計の針は突然止まる あなたが告げた言葉で どうしてここでひとりなんだろう 流した涙の意味を ねぇ教えてよ  ふたりでいたこの道歩いても もう二度とあなたのこと思い出しはしない 忘れるように愛した証を投げ捨て また新しい日々へと歩き出す  鼓膜が破れたっていいよ 結んだ髪をほどいて 悲しみから解き放つために叫んだ 優しくなれる心が欲しいよ  凍えそうだよ寂しさ嘆いても 大好きで大嫌いなあなたはもういない 巻き戻してあの日に戻れるのならば 伝えたいけど今はもう遅いかな  茜色のこの街眺めては こんなにもあなたのこと思い出してばかり 忘れたいのに今更素直にはなれない 分かってたんだよ ずっとあなたを求めてた
スパークルこはならむこはならむ野田洋次郎野田洋次郎まだこの世界は 僕を飼いならしてたいみたいだ 望み通りいいだろう 美しくもがくよ  互いの砂時計 眺めながらキスをしようよ 「さよなら」から一番 遠い 場所で待ち合わせよう  ついに時はきた 昨日までは序章の序章で 飛ばし読みでいいから ここからが僕だよ 経験と知識と カビの生えかかった勇気を持って いまだかつてないスピードで 君のもとへダイブを  まどろみの中で 生温いコーラに ここでないどこかを 夢見たよ 教室の窓の外に 電車に揺られ 運ばれる朝に  運命だとか未来とかって 言葉がどれだけ手を 伸ばそうと届かない 場所で僕ら恋をする 時計の針も二人を 横目に見ながら進む こんな世界を二人で 一生 いや、何章でも 生き抜いていこう  「はじめまして」なんてさ 遥か彼方へと追いやって 1000年周期を 一日で息しよう  辞書にある言葉で 出来上がった世界を憎んだ 万華鏡の中で 八月のある朝  君は僕の前で ハニかんでは澄ましてみせた この世界の教科書のような笑顔で  嘘みたいな日々を 規格外の意味を 悲劇だっていいから望んだよ そしたらドアの外に 君が全部抱えて立っていたよ  運命だとか未来とかって 言葉がどれだけ手を 伸ばそうと届かない 場所で 僕ら遊ぼうか  愛し方さえも 君の匂いがした 歩き方さえも その笑い声がした  いつか消えてなくなる 君のすべてを この眼に焼き付けておくことは もう権利なんかじゃない 義務だと思うんだ  運命だとか未来とかって 言葉がどれだけ手を 伸ばそうと届かない 場所で僕ら恋をする 時計の針も二人を 横目に見ながら進む そんな世界を二人で 一生 いや、何章でも  生き抜いていこう
変わらないものこはならむこはならむ奥華子奥華子帰り道ふざけて歩いた 訳も無く君を怒らせた 色んな君の顔を見たかったんだ  大きな瞳が 泣きそうな声が 今も僕の胸を締め付ける すれ違う人の中で 君を追いかけた  変わらないもの 探していた あの日の君を忘れはしない 時を越えてく思いがある 僕は今すぐ君に会いたい  街灯にぶら下げた想い いつも君に渡せなかった 夜は僕達を遠ざけていったね  見えない心で 嘘ついた声が 今も僕の胸に響いてる さまよう時の中で 君と恋をした  変わらないもの 探していた あの日見つけた知らない場所へ 君と二人で行けるのなら 僕は何度も生まれ変われる  形ないもの 抱きしめてた 壊れる音も聞こえないまま 君と歩いた同じ道を 今も灯りは照らし続ける  変わらないもの 探していた あの日の君を忘れはしない 時を越えてく思いがある 僕は今すぐ君に会いたい  僕は今すぐ君に会いたい
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