ゆず「みんなのさだ」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
道化師のソネット / ゆずゆずゆずさだまさしさだまさし寺岡呼人笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために  僕達は小さな舟に 哀しみという 荷物を積んで 時の流れを下ってゆく 舟人たちのようだね 君のその小さな手には 持ちきれない程の哀しみを せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師になれるよ  笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために きっと誰もが 同じ河のほとりを歩いている  僕等は別々の山を それぞれの高さ目指して 息も吐(つ)がずに 登ってゆく 山びと達のようだね 君のその小さな腕に 支えきれない程の哀しみを せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師になろう  笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために いつか真実(ほんとう)に 笑いながら話せる日がくるから  笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために 笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために
案山子 / 槇原敬之槇原敬之槇原敬之さだまさしさだまさし槇原敬之元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る  城跡から見下ろせば 蒼く細い河 橋のたもとに 造り酒屋のレンガ煙突 この町を綿菓子に 染め抜いた雪が 消えれば お前がここを出てから 初めての春  手紙が無理なら電話でもいい 「金頼む」の一言でもいい お前の笑顔を待ちわびる おふくろに聴かせてやってくれ  元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る  山の麓 煙吐いて 列車が走る 凩が雑木林を 転げ落ちてくる 銀色の毛布つけた 田圃に ぽつり 置き去られて 雪をかぶった 案山子がひとり  お前も都会の雪景色の中で 丁度 あの案山子の様に 寂しい思いしてはいないか 体をこわしてはいないか  手紙が無理なら電話でもいい 「金頼む」の一言でもいい お前の笑顔を待ちわびる おふくろに聴かせてやってくれ  元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る
秋桜 / 上白石萌音上白石萌音上白石萌音さだまさしさだまさし遠山哲朗淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている 此頃 涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする 縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くりかえす ひとりごとみたいに 小さな声で こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に 苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと 笑った  あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら わがままな私に 唇かんでいます 明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし 元気でと 何度も 何度も くり返す母 ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます 私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの 子供でいさせてください
風に立つライオン / 三浦大知三浦大知三浦大知さだまさしさだまさしUTA・三浦大知突然の手紙には驚いたけど嬉しかった 何より君が僕を怨んでいなかったということが これから此処で過ごす僕の毎日の大切な よりどころになります ありがとう ありがとう  ナイロビで迎える三度目の四月が来て今更 千鳥ヶ淵で昔君と見た夜桜が恋しくて 故郷ではなく東京の桜が恋しいということが 自分でもおかしい位です おかしい位です  三年の間あちらこちらを廻り その感動を君と分けたいと思ったことが沢山ありました  ビクトリア湖の朝焼け 100万羽のフラミンゴが 一斉に翔び発つ時 暗くなる空や キリマンジャロの白い雪 草原の象のシルエット 何より僕の患者たちの 瞳の美しさ  この偉大な自然の中で病いと向かい合えば 神様について ヒトについて 考えるものですね やはり僕たちの国は残念だけれど 何か大切な処で道を間違えたようですね  去年のクリスマスは国境近くの村で過ごしました こんな処にもサンタクロースはやって来ます 去年は僕でした 闇の中ではじける彼等の祈りと激しいリズム 南十字星 満天の星 そして天の川  診療所に集まる人々は病気だけれど 少なくとも心は僕より健康なのですよ 僕はやはり来てよかったと思っています 辛くないと言えば嘘になるけど しあわせです
雨やどり / 福山雅治福山雅治福山雅治さだまさしさだまさし福山雅治それはまだ私が神様を信じなかった頃 九月のとある木曜日に雨が降りまして こんな日に素敵な彼が現われないかと 思ったところへあなたが雨やどり すいませんねと笑うあなたの笑顔 とても凛凛しくて 前歯から右に四本目に虫歯がありまして しかたがないので 買ったばかりのスヌーピーのハンカチ 貸してあげたけど傘の方が良かったかしら でも爽やかさがとても素敵だったので そこは苦しい時だけの神だのみ もしももしも出来ることでしたれば あの人に も一度逢わせてちょうだいませませ  ところが実に偶然というのは恐ろしいもので  今年の初詣でに私の晴着のスソを踏んずけて あっこりゃまたすいませんねと笑う 口元から虫歯がキラリン 夢かと思ってほっぺつねったら痛かった  そんな馬鹿げた話は今まで聞いたことがないと ママも兄貴も死ぬ程に笑いころげる奴らでして それでも私が突然口紅などつけたものだから おまえ大丈夫かとおでこに手をあてた 本当ならつれて来てみろというリクエストに お応えして 五月のとある水曜日に彼を呼びまして 自信たっぷりに紹介したらば 彼の靴下に穴がポカリン あわてておさえたけどしっかり見られた  でも爽やかさがとても素敵だわと うけたので彼が気をよくして急に もしももしも出来ることでしたれば この人をお嫁さんにちょうだいませませ  その後私気を失ってたから よくわからないけど 目が覚めたらそういう話が すっかり出来あがっていて おめでとうって言われて も一度気を失って 気がついたら あなたの腕に 雨やどり   ※一部、原詞と異なる部分があります。
精霊流し / 高橋優高橋優高橋優さだまさしさだまさし池窪浩一・高橋優去年のあなたの想い出が テープレコーダーから こぼれています あなたのために お友達も 集まってくれました 二人でこさえたおそろいの 浴衣も今夜は一人で着ます せんこう花火が見えますか 空の上から  約束通りに あなたの愛した レコードも一緒に流しましょう そしてあなたの 舟のあとを ついてゆきましょう  私の小さな弟が 何にも知らずに はしゃぎ廻って 精霊流しが華やかに始まるのです  あの頃あなたがつま弾いた ギターを私が奏いてみました いつの間にさびついた糸で くすり指を切りました あなたの愛した母さんの 今夜の着物は浅黄色 わずかの間に年老いて 寂しそうです  約束通りに あなたの嫌いな 涙は見せずに 過ごしましょう そして黙って舟のあとを ついてゆきましょう  人ごみの中を縫う様に 静かに時間が通り過ぎます あなたと私の人生を かばうみたいに
主人公 / 折坂悠太折坂悠太折坂悠太さだまさしさだまさし折坂悠太時には思い出ゆきの 旅行案内書(ブック)にまかせ 「あの頃」という名の駅で下りて 「昔通り」を歩く いつもの喫茶には まだ時の名残りが少し 地下鉄(メトロ)の駅の前には「62番」のバス 鈴懸並木の古い広場と学生だらけの街 そういえば あなたの服の模様さえ覚えてる あなたの眩しい笑顔と 友達の笑い声に 抱かれて 私はいつでも 必ずきらめいていた  「或いは」「もしも」だなんてあなたは嫌ったけど 時を遡る切符(チケット)があれば欲しくなる時がある あそこの別れ道で選びなおせるならって… 勿論 今の私を悲しむつもりはない 確かに自分で 選んだ以上精一杯生きる そうでなきゃ あなたにとても とても はずかしいから あなたは 教えてくれた 小さな物語でも 自分の人生の中では 誰もがみな主人公  時折り思い出の中で あなたは 支えてください 私の人生の中では 私が主人公だと
修二会 / 木村カエラ木村カエラ木村カエラさだまさしさだまさし中村圭作春寒の弥生三月花まだき 君の肩にはらり 良弁椿 ここは東大寺 足早にゆく人垣の 誰となく独白く南無観世音 折から名残り雪  君の手は既に 凍り尽くして居り その心 ゆらり 他所(よそ)にあり もはや二月堂 天も焦げよと松明の 炎見上げつつ何故君は泣く 雪のように火の粉が降る  走る 火影 揺れる君の横顔 燃える 燃える 燃える おたいまつ 燃える  過去帳に 青衣(しょうえ)の女人の名を聴けば 僕の背に 君の香りゆらめく ここは女人結界 君は格子の外に居り 息を殺して聴く南無観世音 こもりの僧の沓の音  ふり向けば 既に君の姿はなく 胸を打つ痛み 五体投地 もはやお水取り やがて始まる達陀(だったん)の 水よ清めよ 火よ焼き払えよ この罪この業(カルマ)  走る 火影 揺れる あふれる涙 燃える 懲える 燃える 松明 燃える 走る 火影 揺れる あふれる涙 燃える 燃える 燃える 松明 燃える
新約「償い」 / MOROHAMOROHAMOROHAアフロUK時は令和 世田谷下北沢 練習にしばらく来てなかったボーカルの雄介が スタジオのドア あけるなり放った言葉 「俺、今日でバンドやめる、みんなごめん」 水を打ったように静まり返ったリハスタ メンバーはひたすら彼を引き留めた だがそれを遮って 「もう決めたんだ」 そう呟いたきり彼はただ俯くだけだった 沈黙とため息が幾重にも重なった 諦めと苛立ちがそれに絡まった 煮えたぎる腑 堪えきれずメンバーが彼を罵った 「裏切り者」 償い 繕い 切れない 罪背負い 人は哀しくも健気に生きていて 求め合い 擦れ合い 絡み合い すれ違い 過ぎてしまったことはもう二度とは戻らない  僕だけが知ってた 二ヶ月前 自粛明け久々のライブ 皆漲ってた 歓喜の拳上がり 復活の兆し 「きっとこれからだ」 そう笑い合い肩を抱いたあの夜に 雄介の体へと忍び込んでた 喜びと興奮の影へと潜んでた 最悪の悪魔 その名はコロナ そして引き起こされた 家庭内クラスター 雄介は無症状 だがしかし祖父を襲うウィルス 咳 高熱 緊急搬送から隔離病棟 窓のない病室 見舞うことも許されず 年老いた祖父の孤独を思う  病状は少しずつ安定してきてたはずだった それなのに真夜中 鳴り響いた電話 青白い母 受話器握りしめたまま 「雄介、おじいちゃんが…」 償い 繕い 切れない 罪背負い 人は哀しくも健気に生きていて 求め合い 擦れ合い 絡み合い すれ違い 過ぎてしまったことはもう二度とは戻らない  「生前、故人が大変お世話になりました。 多くの方にご参列頂き喜んでいることと思います」  基礎疾患からの合併症 カルテ上 死因は心臓病 だとしても 「もともと具合悪かったんだから、あんただけのせいじゃないよ」 と母は慰めた だが雄介は祖父が微笑む遺影の下 泣きながら床に頭を擦り付けるしかなかった 繰り返す懺悔 「どうして? 俺は? なんで?」 それからというもの 彼は人が変わった ギターを売り払い 全てのCDを叩き割った そしてもう二度と音楽に触れることはないと誓い あの日 スタジオへとやって来たのだった 償い 繕い 切れない 罪背負い 人は哀しくも健気に生きていて 求め合い 擦れ合い 絡み合い すれ違い 過ぎてしまったことはもう二度とは戻らない  もう二度と戻らない  今日 雄介が僕の部屋へと駆け込んできた 息切らし 目を腫らし 泣きじゃくり 子供のように全身を震わせながらその胸に 抱きしめていたのは一枚のCD それは僕達のアルバム 面会謝絶だった 祖父の病室 その引き出しにしまわれていたものらしく そしてその歌詞カード 最後のページの空白に 『頑張れ 雄介』 と刻み込まれてた 揺れる筆跡 細く頼りない だがしかし 命一滴 ただ一言の遺言が 願いが 確かにそこには宿ってた それを天に掲げひざまづき雄介は大声で 「歌を歌いたい」 と叫んだ それを聞いて僕も思わず叫んでた 「頑張れ 雄介」  償い 繕い 切れない 罪背負い 人は哀しくも健気に生きていて 愛し合い 思い合い 支え合い 庇い合い なんだかもらい泣きの涙が止まらない  彼は許されたのか? その答えは わからない だけど 僕が発するこの声が どうしても 僕一人のものだとは思えなかった  頑張れ雄介 頑張れ雄介 頑張れ雄介 頑張れ雄介 頑張れ雄介 頑張れ雄介 頑張れ 雄介
まほろば / T字路sT字路sT字路sさだまさしさだまさし春日山から飛火野辺り ゆらゆらと影ばかり泥む夕暮れ 馬酔木の森の馬酔木に たずねたずねた 帰り道  遠い明日しか見えない僕と 足元のぬかるみを気に病む君と 結ぶ手と手の虚ろさに 黙り黙った 別れ道  川の流れは よどむことなく うたかたの時 押し流してゆく 昨日は昨日 明日は明日 再び戻る今日はない  例えば君は待つと 黒髪に霜の降る迄 待てると云ったがそれは まるで宛名のない手紙  寝ぐらを探して鳴く鹿の 後を追う黒い鳥鐘の声ひとつ 馬酔の枝に引き結ぶ 行方知れずの懸想文  二人を支える蜘蛛の糸 ゆらゆらと耐えかねてたわむ白糸 君を捨てるか僕が消えるか いっそ二人で落ちようか  時の流れは まどうことなく うたかたの夢 押し流してゆく 昨日は昨日 明日は明日 再び戻る今日はない  例えば此処で死ねると 叫んだ君の言葉は 必ず嘘ではない けれど必ず本当でもない  日は昇り 日は沈み振り向けば 何もかも移ろいさって 青丹よし平城山の空に満月

北の国から~遙かなる大地より~ / 葉加瀬太郎

関白宣言 / wacciwacciwacciさだまさしさだまさし小野裕基お前を嫁にもらう前に 言っておきたい事がある かなりきびしい話もするが 俺の本音を聴いておけ 俺より先に寝てはいけない 俺より後に起きてもいけない めしは上手く作れ いつもきれいでいろ 出来る範囲で構わないから  忘れてくれるな 仕事も出来ない男に 家庭を守れるはずなど ないってこと お前にはお前にしか 出来ない事もあるから それ以外は口出しせず 黙って俺についてこい  お前の親と俺の親と どちらも同じだ 大切にしろ 姑 小姑 かしこくこなせ たやすいはずだ 愛すればいい 人の陰口言うな聞くな それからつまらぬシットはするな 俺は浮気はしない たぶんしないと思う しないんじゃないかな ま、ちょっと覚悟はしておけ  幸福は二人で 育てるもので どちらかが苦労して つくろうものではないはず お前は俺の処へ 家を捨てて来るのだから 帰る場所は無いと思え これから俺がお前の家  子供が育って年をとったら 俺より先に死んではいけない 例えばわずか一日でもいい 俺より早く逝ってはいけない 何もいらない 俺の手を握り 涙のしずく ふたつ以上こぼせ お前のお陰で いい人生だったと 俺が言うから 必ず言うから  忘れてくれるな 俺の愛する女は 愛する女は 生涯お前ひとり 忘れてくれるな 俺の愛する女は 愛する女は 生涯お前ただ一人
防人の詩 / 琴音琴音琴音さだまさしさだまさしおしえてください この世に生きとし生けるものの すべての生命(いのち)に 限りがあるのならば 海は死にますか 山は死にますか 風はどうですか 空もそうですか おしえてください  私は時折 苦しみについて考えます 誰もが等しく 抱いた悲しみについて 生きる苦しみと 老いてゆく悲しみと 病いの苦しみと 死にゆく悲しみと 現在(いま)の自分と  答えてください この世のありとあらゆるものの すべての生命に 約束があるのなら 春は死にますか 秋は死にますか 夏が去る様に 冬が来る様に みんな逝くのですか  わずかな生命の きらめきを信じていいですか 言葉で見えない 望みといったものを 去る人があれば 来る人もあって 欠けてゆく月も やがて満ちて来る なりわいの中で  おしえてください この世に生きとし生けるものの すべての生命に 限りがあるのならば 海は死にますか 山は死にますか 春は死にますか 秋は死にますか 愛は死にますか 心は死にますか 私の大切な故郷もみんな 逝ってしまいますか  海は死にますか 山は死にますか 春は死にますか 秋は死にますか 愛は死にますか 心は死にますか 私の大切な故郷もみんな 逝ってしまいますか
虹 ~ヒーロー~ / MISIAMISIAMISIAさだまさしさだまさし重実徹こんなにも長い間 何故歌って来たのだろう ちいさなしあわせや 伝説の向こう側に 逃げ込むチャンスは いくらもあったのに まだ 歌っている  控室の窓辺の かすみ草の向こうを 君の横顔に よく似た思い出が とおり過ぎてゆく 開演のベルが鳴るまで あと 15分  全てを手に入れたり 全て失くしたり 君までも ひきかえにして 歌い手は虹のように 悲しみの雨の向こうで 咲くものだろうか  I'm a singer 虹になりたい ひとときのヒーロー 演じて そして I'm a singer 振り返ったら 幻のように 消え去るもの 誰かの幸せと 入れ違いに  時々ふとラジオから 先に逝った友達の なつかしい唄が 流れることがある そうだね永遠に 唄い続ける しあわせ ふしあわせ  誰に負けても構わない 自分には負けられない いつか時が過ぎて 思い出に変わったとき 目をそむけないで いたいだろう 僕はまだ 旅の途中  誰かの心の 扉を叩き続けて
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