クラゲ浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 奥野真哉 | やがて時は過ぎて枯れ葉散ってまた恋に落ちても 君よココロで揺れ咲く花になれ 浅い夕暮れ時にほころぶ風は 出会った頃の吐息のようで 空に虹が消えても君が泣いても 夏はこのまま続くと思ってた 寄せる波に足をすくわれて 君のその手を ココロを離さぬように 焼けつく砂の上を裸足のままで走っていく 今この惑星が自転するスピードで かるく音をたてていずれそっとさよならがきても こぼす涙よ夜空の星になれ 白く明るい月が水面で揺れる 夏の名残りのクラゲのようさ 甘い愛の言葉も花火のあとも 海岸線に飲み込まれてしまえ ガラス色の秋風に吹かれて 君のかけらを 香りを探しているよ 焼けつく砂の上を裸足のままで走っていた そうこの惑星が自転するスピードで やがて時は過ぎて枯れ葉散ってまた恋に落ちても 君よココロで揺れ咲く花になれ 昨日観た夢に現れた 君はあの日の吐息そのままだったよ 焼けつく砂の上を裸足のままで走って行く そうこの惑星が自転するスピードで かるく音をたてていずれそっとさよならが来ても こぼす涙よ夜空の星になれ 君よココロで揺れ咲く花になれ |
LOSER浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | カーネーション | 山の斜面に建つ 白いペンキで塗った 見張り塔に登って 君の姿を追いたい 空から運ばれた 喜びと悲しみが 背中合わせでぼくの 身体の中交差する ガラス細工のような 君の弱さと共に くり返す過ちも 包み込む勇気が欲しい サラサラと舞う白い雪も 君の街に届く頃には 紙ふぶきにかわるだろう I'M A LOSER 風あたりは 強く弱く 身体をすり抜ける I'M A LOSER 君のたてた 波音あやしく 耳の中こだましてるよ 時折強く降る陽射しも 君の匂いに包まれたら 日の名残りと変わるだろう I'M A LOSER 落とした影が 強くきつく 地面にこびりつく I'M A LOSER 君の目に映るものすべてが街中にこだましてるよ |
明日の行方浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 宮川弾 | 線路沿いに咲く 名も知れない 花になって 風に吹かれたい 格子戸を抜けて 走り廻る 風になって 花びらを舞わせたい 明日の行方など怖がらないままの 花になりたい つむじ風になりたい 広げたノートの白いページで今日も 取り返しのつかない過ちをひとつ犯して あてがわれた場所で芽を吹いてる ホチキスで止められたぼくの笑顔はどう見ても 許されない リボンで結ばれた包みの中で 行き場のない今日が揺れ動くけど 何時かまた雨が降り地面は固まると 胸の中思っているよ 国々を結ぶ 青く深い 海になって 雲を写したい 大空を飾る 鯨のような 雲になって 海を渡りたい 明日の行方など怖がらないままの 海になりたい 雲になりたい 岩場の影で知らぬ振りをきめても 導火線に火のついた約束がすぐに迫って 胸の歯車が油切れで鳴いてる ブルドーザーのぼくは過ちをひとつまたひとつ 積み上げる 頂上の見えない白い階段の 手すりを伝わって駆け上がるけど 何時の日か種が落ち緑が広がると 今も信じて生きているよ 線路沿いに咲く 名も知れない 花になって 風に吹かれたい 格子戸を抜けて 走り廻る 風になって 花びらを舞わせたい 明日の行方など気にしないままの 花になりたい つむじ風になりたい 海になりたい 雲になりたい |
MAGIC CARPET RIDE浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 石井マサユキ | リンゴの木の下で 二人夜空を見てた 遠くに沈む月が 綺麗だよね 君に出会えたこと 奇跡的に思う 大事にしなきゃダメね その気持ちはね サンタフェの大地から オーロラの彼方まで 二人で飛んで行けたら 真夜中のMAGIC CARPET RIDE 銀の月を逃がさないように 国境を越えて無重力ランデブー 今も100年後も 同じ場所で廻る メリーゴーランドみたいだよね この地球はね 三日月のあくびから 木星の涙まで すべてを見せてあげたい 空高く MAGIC CARPET RIDE 蒼い風が髪を撫でて 君の横顔に星屑のイヤリング 真夜中のMAGIC CARPET RIDE 銀の月を逃がさないように 国境を越えて無重力ランデブー MAGIC CARPET RIDE 運のツキを逃がさないように 夜を乗り越えて無重力ランデブー WOO MAGIC CARPET RIDE… 舞い上がれ MAGIC CARPET RIDE… 空高く MAGIC CARPET RIDE |
闇を貫いて浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 奥野真哉 | 雨が心の扉に手をかける 悲しい音をたてる ガラス窓張りついてヘッドライトあびて 光り輝くしずく 横たわるあの橋をひとつ越えたら 作り物の海に出る 沖に浮かぶ灯りがかるく揺れたら 僕は旅に出る 知らない街に旅に出る 闇を貫いて 光をあつめて 新しい羽根を手に入れる 疲れきった身体にしみわたるように 夜空にビロードの雨が降りた YEAH 低く流れる暗い雲を追って ここまで来たけれど 君にウソをついて傷つけたことで 胸に穴が開いてた 雨に濡れ人気の無い埠頭歩けば アズライトの風が吹く 夜をすべる貨物船に乗れたら 君をさらってく 力ずくでもさらってく 闇を切り裂いて 光をともして 素晴らしい日々を君と過ごす 擦り切れた心を潤わせるように かすかに東京の月が輝いた YEAH 闇を貫いて 光をあつめて なにげないものを君にあげる 闇を切り裂いて そして光をともして 新しい嘘を君にあげる けして枯れることない花がほころぶように 未来は僕らのためにある |
流れ星と月の石浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | カーネーション | 行く先もきめず ぼくは靴をはいて 車を走らせ 風を切る 何処かの誰かが 虹のたもとにはきっと 喜びが溢れてると語った 銀のスカーフを風になびかせて 光と影の中で今夜 流れ星になる 役立たずの傘をさして 前に進もうとしてるかい 髪をさわる癖は今も 君を困らせているのかい それでも いつまでも 心の中は… 知らないふりして 君は列車に乗って 窓に切り取られた 風景を追う さよならすることも 裏切りにはならないと 笑顔をこぼしながら 語った 重いワークブーツのかかとをずりながら 光と影の中で 今夜月の石になる 昇りかけた階段さえ 諦められるというのかい 大人になったの一言で 君は片付けられるのかい それでも いつまでも 心の中は… 青く燃える ろうそくの炎 そっと吹き消さないで… |
IN EVERY PLACE浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 沖祐市 | 人ごみ避け駆け上がる歩道橋の上 真冬の夜空にそっと手を伸ばした 凍る街路樹彩るイルミネーションは まるで真冬のホタル悲しく灯る くちびるから零れ落ちる 吐息集めて いつの間にか今夜 ただ冬の風になる 街がきらめく季節が来ると あの頃の思い出が涙で溢れだす 雪がちらつく道を歩けば 今雲の上で天使が舞い踊る 誰の街でも IN EVERY PLACE 君の胸元ふちどる月のまなざしは まるで優しいメロディ神様のキス 歩道舞う枯葉の音が ココロにしみる 哀しみの季節を手のひらに包み込む 風にたたずむ少女のような その声が面影が胸によみがえる 月も夢見る真夜中すぎに 木枯らしとともに天使は舞い降りる きっとここにも IN EVERY PLACE 遠く儚く夜空に霞む 名も知れぬ星たちに願いをかける 街が色づく12月には 粉雪に吹かれ聖夜は訪れる 君の街にも IN EVERY PLACE 世界中の何処にも IN EVERY PLACE |
ラブレター浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 石崎光 | 移り変わる 季節に追いつくように 最後の枯れ葉が ヒラヒラと散った 丁度今日が 冬のはじまりだと知って 独りじゃ寂しくて 歩いて街に出た 夜道の風をそっと拾い集めて あなたにあてた ラブレター ポケットに押し込むよ 今頃あなたは何をしているのでしょうか 同じお月さま眺めているでしょうか 三日月から満月へ月の満ち欠けとともに 雲の切れ間に想いがつのってゆきます 冬の街は 誰もが皆忙しそうで それぞれに 暖まる場所を探す 足をすくう ビルの風が冷たすぎて 独りじゃ寂しくて 急いで家路についた 明日になればきっと渡せるから 机の下の ラブレター あたためて眠るよ 今頃あなたは何をしているのでしょうか 波の音聴いて夢見ているでしょうか 夕暮れから夜明けへと潮の満ち引きのように 波打つ胸の鼓動が高鳴ってゆきます 口笛吹いてすこし胸を張って あなたにあてたラブレター この詩を送るよ 今頃あなたは何をしているのでしょうか 同じお月さま眺めているでしょうか 三日月から満月へ月の満ち欠けとともに 雲の切れ間に想いがつのってゆきます 高鳴ってゆきます 溢れてゆきます… |
STEREO TYPE浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 奥野真哉 | 何処かの誰かが またオレに嘘をついた バレるわけがないと 思ったらしい だったら今日からは 何も信じなきゃいい 当たり障りなく 暮らしてりゃいい 流行のモノを 追いかけてそりゃそれでいい ところで お前は誰なんだ? いつからか平気で 俺もすぐ嘘をついてた ニセモノの自分で 満足してた だったら今日からは 本音で生きてきゃいい 諦めてしまうのを 諦めりゃいい 嘘も方便だと 知らぬうちに叩き込まれて ところで お前は誰なんだ? 大人のなればきっと 分かるよと あなたは僕に そう言ったけれど 大人になってみて 気が付けば 世渡り上手の STEREO TYPE 手のひらサイズの メッセージに振り回されて ところで お前は誰なんだ? あの時 あの場所で 夢みてた 汚れなき君に もう一度会いたい 高速道路に 寝転んだ 本気まじりの STEREO TYPE 大人になってみて 気が付けば 世渡り上手の STEREO TYPE 高速道路に 寝転んだ 本気まじりの STEREO TYPE |
昨日の少年浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 白井良明 | 背よりも高い向日葵に 囲まれながら 夏は過ぎて 小さな陽に焼けた足で あき缶蹴飛ばし 願いかける 影が伸び 空が赤く染まる 泣き虫の弟は ぼくの背中で眠る 父からもらった 陽に焼けた大きなグローブに 少しずつぼくの 左手が追いついて行くのがわかる 昨日の少年は 今ここで 君を幸せにするために 唄う 道路を挟む銀杏の樹に 身体をあずけて 冬を止めて 手先に染み込む北風に 追いかけられて 夢を語る 風が吹き 頬が赤く染まる 大切な友達は ぼくと共に歩く 母を心配させた 右膝につくったすり傷は 少しずつぼくの 身体から消えてみえなくなる 昨日の少年はいつまでも 君を幸せにするために 唄う |
SUN ON THE MOON浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 石井マサユキ | 月あかりが影ひとつ落として 吹き抜ける夜風には何がある アスファルトに掌をはりつけて 灼熱の太陽を思い出してみる 理路整然たるメッセージも くだらないジョークに成り下がってゆくし 心に信じ続けていたものが くだけてく いろあせてく 僕等何処かに向かっているのかな この道は未来へと続いてるのかな このポケットに勇気をつめこんで 夢を追い旅すれどあてはなく 空ボトルが転がる公園の 錆び付いたベンチにも朝は訪れる 喜怒哀楽などいつの日か 助手席のシートに置き忘れてきた だからさ鏡に映る君だけは 信じたい 受けいれたい 僕等何処へと進んでいるのかな この足で明日へと辿りつけるかな 僕等この先も傷つけあうのかな この道は未来へと続いているのかな |
(2分16秒の)待ちぼうけ浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 浅田信一 | 煙突の脇に 午後六時の三日月を見た 薄暗い空から 僕を見下ろしてた 夕焼けの空に 列揃えて群れ飛ぶ鳥 君を思い出した 少し寂しくなった また陽が暮れる フラフララ 風音 傾いて 家路に就こうか 道草しようか I'm waiting for you in vain 毎日 少しずつ 君の顔 忘れて行くよ I'm waiting for you in vain 追いつけない メリーゴーランド 明日も 明後日も 待ちぼうけ |