声優・アーティスト雨宮天、ソロ活動10周年のツアーを大団円で締めくくる! 『雨宮天 Live Tour 2024 “Ten to Bluer Sky”』レポート 2024/07/11
声優・アーティスト雨宮天、ソロ活動10周年のツアーを大団円で締めくくる! 『雨宮天 Live Tour 2024 “Ten to Bluer Sky”』レポート
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声優・アーティスト雨宮天が、全国4会場を巡ったソロアーティスト活動10周年の『LAWSON presents 雨宮天 Live Tour 2024 “Ten to Bluer Sky”』を立川ステージガーデン2Daysで締めくくった。
今回ツア-のフィナ-レとなった6月23日(日)公演の模様をレポートする。

ツアー最終日、最寄り駅から、青いライブTシャツ、完売となった「青い人ジャージ2024」に身を包んだ「青き民」が続々集結し立川の街を青に染める。フラワースタンドに出迎えられて場内へ入ると、ステージ上にはバンド機材がスタンバイ。2層式のセットが中央に組まれ、背景にはシャッフルされたカードにライブタイトルが刻まれている。 開場時刻と前後して電車が大幅な遅延となったが、急遽、開演をギリギリまで遅らせる英断もあり、協力し合って続々と駆け付けた青き民で場内が青く染まっていく。

鐘の音が大きく鳴り響き、場内が暗転するとペンライトが青く場内を照らす。静かなキーボード独奏に始まってバンドメンバーによるOPの演奏が次第に厚みを増すと客席もコールと共に揺れる。セット上段へ煌びやかなシルバーの上衣と黒のパンツルックを纏った雨宮天が登場。アーティストデビュー曲『Skyreach』で開演。アニメOPらしいアップテンポなナンバーに10年分の想いを乗せ「あの日 鮮明に 描いた 変わらない夢は 触れた限界も 必ず 超えて行くから 揺るぎない声にして 届ける きっと いつか辿り着く その時まで」と自身のアーティスト活動に重なるメッセージを唄い上げる。春にリリースした10周年を彩るニューアルバム『Ten to Bluer』のリード曲『JACKPOT JOKER』は一転してジャズ調のムーディーなメロディ。赤いライトが揺れる中、ダンサー2人を従え指先でハートを撃ち抜くポーズで「♤ K(スペードのキング)を討ち取ったJoker」「本当の貴方を 純粋な姿を 私の前で“魅”せてよ」と妖しく囁いて青き民の耳を魅了する。

「『“Ten to Bluer Sky”』へようこそ。今日みんなで最高の1日を創っていうこうね」
とクラップを扇動し『BLUE BLUES』へ。自らが作詞・作曲を手がけたハイテンションな曲を熱唱「最高」のコール&レスポンスで盛り上がる。
「遂に来ましたね、ツアーの最終日、千秋楽です! このステージって凄い高いところまで皆がいて、青い光が降ってくる様な感じがあってとても心強くて、1曲目からニヤッとしちゃいました。今日は凄い最高な時間になりそうな気が凄くしています、よろしくお願いします」
と満面の笑みを浮かべると、ベース・奥野翔太、ドラム・田中航、ギター・宮永治郎、キーボード小幡康裕のバンドメンバーを紹介。
「千秋楽と言えど、私的には10周年のお祭りだし、雑談もいっぱいしていきたいなと思います」
と告げて賛同を得ると、立川の国営昭和記念公園のエピソ-ドをリラックスして語り、ツアー全通者の多さに驚きと笑顔を見せ、セットリストへの想いを吐露。
「こういうタイミングで、水分補給してくださいね」
と青き民を気遣い「みんなの大好きな曲」ポップナンバー『PARADOX』へ。ステージがピンクに染まり、雨宮天がぐるぐる回す腕に合わせ、青き民のピンクと青のライトが揺れる。
続いて「最終定理が(キミの前じゃ) 成り立たない(Don't know why)」と理系な単語が散りばめられた『Love-Evidence』、「地を這う底辺ガイズ レール踏み外しても 笑ってりゃ 大どんでん返しも 甚だあり得る Go On!!」という痛快な歌詞の『the Game of Life』を続けざまに歌い継ぐ。自身の作詞・作曲による日替わりのナンバー、『情熱のテ・アモ』では赤いライトが瞬く客席へ向け「抱き寄せて ねえもう一度 忘れ去りたいのに 身体中が叫ぶ『あなたが欲しい』」と熱い煽情的なメッセージを贈る。







バンドメンバーによるinterludeに続いてピアノのソロが響き、セット上段で白い衣装で横座りの雨宮天がスポットライトの中に浮かぶ。アコーステックな伴奏に乗せた2ndシングル『月灯り』で「いつも強くあろうと そう決めていたのに 何故だか 頬を伝って …今日だけ 泣いても良いかな」とライトを消し着席した青き民にハイトーンを染み込ませる。テンポアップしたメロディに合わせてセットのハンガーにかけられていたスーツがいつの間にかダンサーとなって動き出すと、『羽根輪舞』で「霞む面影飽かせずむせび泣く暮情 一つ一つ築いてきた結びもきっと壊れていく為」と切ない歌声が響く。続けて『火花』で「爆ぜる 火花 戻れぬほどに 触れ合った熱 燃え上がらせて 回る景色 呑み込まれてく 酔い痴れる熱病は 醒めない」と妖艶にムーディーに聴かせる。




バラード3曲からテンポアップして『irodori』へ。再び立ち上がった青き民が灯した赤いライトに照らされ、「ずぶ濡れの赤く染まった翼と 宿された密やかなブルー」とロングトーンを響かせる。青を基調にしたジャケットに早替えすると、自らが手がけた『風燭のイデア』へ。重厚な王道歌謡曲を思わせるメロディに「疾風(はやてかぜ)に乗って あなたの元へゆきます もう逢えぬのならば… ひらひら閃く刃の鋒(きっさき)」と情熱的な詞を乗せる。
「色々なことを考えながら曲を創ったりするんですけど、ライブで披露すると、皆の表情とか創ってくれる空気感とかを感じられて、産みの苦しみが凄いから、本当に報われるなと思います。ありがとうございます」
と謝意を述べた雨宮天は、ツアーを彩ったセットやマイクスタンド、椅子など小道具へ籠めた10周年の想いや意味を種明かし。休憩していたドアへ「赤ちゃんが寝ています」と張り紙が貼られたエピソードを披露して笑いを誘う。

「ここまでみんな色々な魅せるパートをやってきまして、みんなが静けさも盛り上がりも創ってくれてライブって仕上がるんだなと思っているんですが…皆さん、調子はどうですか?まだ元気はありますか?ここまでは私の圧で皆を圧倒するパートだったんですけど、ここからは、皆の圧と私の圧でぶつけ合って闘うパートが待っています。大丈夫そうですか?」
「今日がこのツアー最後なのに…もう何も残さなくて良いよね?皆振り絞って出してくれますよね?私メチャクチャ声デカいですけれど、皆負けずに声出せますか!」
と問いかけ、大きな賛同を得ると
「OK、東京、命燃やしていけよ! 全員声出していくぞ!」
とコールを引き出して『Fireheart』へ。高BPMのハイテンションなメロディと共にステージを左右へ移動した雨宮天は青き民へマイクを向け「命燃やせ 命燃やし切れ!」と一体になる。
「皆の命の叫びが聞こえてきます! でももっともっといけるだろう!」
と扇動し、大きなコールを引き出すと「永遠などくだらない 焼き尽くせ 生き尽くせ」と絶叫。ムーディーにテンポを落とした『VIPER』でダンサーズと艶めかしくパフォーマンスしながら「一度だけの瀬戸際味わうVIPER 夜が明けたら何処に消えてくのVIPER」と艶唱。青と白のスポットライトに照らされて日替わり楽曲である『Velvet Rays』へ。ステージを移動してコールとクラップを扇動し「遠く願いの果てに 出会えるのなら いつまでも信じてる 光が照らすまで」と熱唱。ハイテンションのまま『Defiance』で「僕らはもう 行くんだ 迷いは 闇へ捨てた 傷だらけのままでいい」と畳みかける。




拍手と歓声に被せる様に『永遠のAria』へ。クラップに乗って「その痛みわかるよ わかるから分け合えるよ 何も恐れず手を握って」と熱唱、セット上段へ駆け上り、「天空(そら)のように 大地のように すべての悲しみさえも抱きしめて 光と影 繋ぐ狭間も」「穢れのない心鳴らすAria」とロングトーンを響かせる。
「次で最後の曲です。皆が創ってくれた青い光と共にさらに青く青く突き進んでいく、その決意を籠めて、残ってるもの全部出して唄います。聴いてください」
と告げ、『衝天』へ。青と白のスポットライトが明滅するステージを縦横に動き、「祝福を 連れてゆこう そのスコールの架け橋を そう 拡がる空へ」とコールで一体になり、「この声 どこまで響くか 決して 果てのない 果てに触れた 一瞬を繋いで」と熱唱。
「ありがとうございました!!」
と絶叫し、ステージ上と客席が一体となった大きなジャンプで締めくくった。




暗転し、興奮冷めやらぬ青き民からクラップと「アンコール」の絶叫が響く。誘われてライブTシャツに身を包んだ雨宮天が再登場。
「アンコールありがとうございます! 最後の最後の最後まで一緒に楽しもう」
と大きく声を振り絞って『チョ・イ・ス』へ。
「So 絶対 My Song 好きに歌おう もっともっと大きな声で」と会場の隅々からもハッキリ解る、声優界随一の大きな、独特の身振りで手を振り、青き民と一体になる。
「いくよ、せーのっ」
でジャンプ。
「呼ばれてるー! 青き民が呼んでくれてるーっと思って、凄い嬉しかったです」
と満面の笑みを浮かべた雨宮天は、「気合いを入れて作っている」ライブグッズを紹介。「青い人ジャージ」完売への御礼を述べた。
「まだまだ、声も元気も残ってる?」
と問いかけ『mellow moment』へ。

クラップに乗って、元気いっぱいに唄いだした雨宮天だったが、感極まって声を詰まらせる。しかし青き民のクラップと「たぶんきっと」「あとちょっと」のコールに籠められた想いで持ち直し雨宮天は、「すっかり冷めきっていた 心あたためた ここで出会って生まれるストーリー 栞 挟み込んで 次までの理由にして 忘れようもない 泣き腫らした日々を 忘れちゃうような 愛おしいこの瞬間」と涙をこらえて唄いきる。

「皆の凄い愛が伝わってきて、ウルってきてしまいました。ありがとう。嬉しくて嬉しくて、たまらなくて、ボロボロになっちゃってごめんなさい。でも凄い幸せだった、ありがとう。
今回、洋楽的な楽曲に挑戦するっていうのがあって。色々な曲を演じさせてもらってきたなと思います。私は声優っていう職業が、日に日に、年々凄く好きになっていて、今も昔もずっと一番憧れの職業なんだけれど、そんな私がアーティスト活動始めるってなった時に、歌でも演じたいなと思ったんです。曲という舞台があって、歌手という台詞で色々なキャラクターをアーティスト活動でも演じたいなっていう風に思っていて。それをずっと続けてきてこうやって10年目を迎えられたんですけれども…そういう、私の演じたいっていう気持ちがあって、その時その時出来る全部で演じて、それを皆に届けて、それを皆が受け取ってくれたから私はアーティスト活動でもこうやって、大好きな声優が、大好きなお芝居が出来てるなぁと思います。
色々なキャラクターを演じて、この曲はこうやって表現したいっていう凄く強い気持ちがあって、理想があるのに全然それに届かなかったりして、自分はなんてダメなんだろう…って思った時も何回もあったし、何回も折れそうになって、何回も何回も泣いて泣いて泣いて…っていう風にしてきたんだけど、でも必ず立ち上がってきた。立ち上がったらその先で、皆がこうやって受け取ってくれて、皆が待っててくれるから、だから泣いても絶対に立ち上がろうと思ってここまでずっとやってきました。そうしたら、今…ここに立ってる今、声優として、アーティスト活動の形、歌の形が確立できたな…って、一つ大きな自信を手に入れられたんです。今では、私じゃなきゃ表現できない歌、私じゃなきゃ唄えない歌もあるんじゃないかなっていう風に思えています。だから、変わらなきゃ、変わらなきゃ…って焦る気持ちを変わりたいって思わせてくれて本当にありがとう。そして、私なんかじゃダメだっていう気持ちを、私じゃなきゃダメだって思わせてくれて本当にありがとう。
とても言葉では伝えきれない沢山の想いを好きな歌に籠めて、唄いたいと思います。最後の曲です、大切な君へ…」
と10年間の想いを吐露すると、『Dear Blue』へ。
「あの日くれた言葉、嬉し涙や笑顔に 何度も支えられてここまで来られたんだ ありがとう 無理しないでね これからも 元気でいてね ずっと笑い合おう Dear Blue」
と、声優・ア-ティスト雨宮天の10年分を凝縮した到達点を、青き民の心に響かせ、万雷の拍手と「ありがとう」の言葉を浴びる。バンドメンバー、ダンサ-ズとマイクオフで
「ありがとうございましたー」
の声を轟かせ、
「またね。元気でね」
と繰り返し、ソロア-ティストとしての10周年を締めくくった。




声優であり、ア-ティストでもあることにこだわり、唯一無二の存在を確立し歌を表現してきた雨宮天。10年分の想いが籠ったパフォ-マンスが、目に、耳に、身体に伝わってきた。声優・ア-ティスト雨宮天が歌を通してどんな表現を見せてくれるのか、期待に胸が膨らむ立川の夜となった。


ライター:こもとめいこ♂


◎『LAWSON presents 雨宮天 Live Tour 2024 “Ten to Bluer Sky”』セットリスト

M01.Skyreach
M02.JACKPOT JOKER
M03.BLUE BLUES
M04.PARADOX
M05.Love-Evidence
M06.the Game of Life
M07.情熱のテ・アモ
-interlude
M08.月灯り
M09.羽根輪舞
M10.火花
M11.irodori
M12.風燭のイデア
M13.Fireheart
M14.VIPER
M15.Velvet Rays
M16.Defiance
M17.永遠のAria
M18.衝天

EN1.チョ・イ・ス
EN2.mellow moment
EN3.Dear Blue

雨宮天公式YouTubeチャンネル※ソロア-ティストデビュー記念日8/13(火) 20:00~「あおしゃべり」配信予定
https://www.youtube.com/channel/UCc4xpujLxnUBSI1XX-SdldQ
ソニーミュージック雨宮天公式サイト
https://www.sonymusic.co.jp/artist/amamiyasora/
ミュージックレインモール「Ten to Bluer Sky」オフィシャルグッズ特設ページ
https://musicraynmall.com/pages/live-tour-2024-ten-to-bluer-sky-tokusetsu

雨宮天 各音楽配信サイト
https://amamiyasora.lnk.to/bio


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