声優・アーティスト宮野真守、ツアーファイナルに魅せたThat's Entertainment! 『MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2024-2025 ~DRESSING!~』レポート 2025/02/06
声優・アーティスト宮野真守、ツアーファイナルに魅せたThat's Entertainment! 『MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2024-2025 ~DRESSING!~』レポート
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12月11日リリースの26th Single『DRESSING』を引っ提げ、5都市を巡った声優・アーティスト宮野真守の『MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2024-2025 ~DRESSING!~ Supported by Naturelab,JOYSOUND』が1月25日(土)、26日(日)のLaLa arena TOKYO-BAY 2Daysで千秋楽を迎えた。
今回はツアーファイナルとなった千葉公演Day2、26日の模様をレポートする。

最寄りの商業施設で連動キャンペーンが行われ、周辺一帯が『DRESSING!』に染まったLaLa arena TOKYO-BAY。早くからサブアリーナの物販会場で完売グッズが頻出する盛況で、開場時刻にはグッズを織り込んだドレッシーな出で立ちのファンが整然と待機し、マナーの良さを感じさせる。

入場時には関係各所、出演番組、共演者、ファン有志からのイラストやドレスを思わせる装飾が施された多数のフラワースタンドが並んでファンを出迎える。アリーナ内は、ステージ上にバンド機材を配し、大型モニターと左右上部にサブモニターが据えられたシンプルな構成。センターステージも設置され、通路が繋がっている。

定刻となり、場内暗転するとモニターにはファッションショーのバックステージを思わせる映像が映し出される。バックステージには多様なモデルがメイクをし、その中で一際オーラを放つ宮野真守が通路を歩き出す。と、白光した大型モニターの中央に黒い通路が映り、ステージがライトアップすると演出で、ライブのロゴをバックに宮野真守が登場。『DRESSING』の前奏に乗って通路をランウェイに見立て、スポットライトに照らされた宮野真守はヘッドセットを付け、モノトーンのゆったりしたパンツルックでコートの裾を翻しセンターステージへ。モデルさながらに佇まいでも魅了する宮野真守に、ブルーのペンライトが揺れる。ダンサーズ4人が合流し「人の目は 構わずに 奇抜でもいいの my dress」「ゆれる世界で 見えづらくなった ゆれる感情が 宝物なんだ」と時代性を感じるメッセージを宮野真守ならではの中性的な節回しで響かせる。アップテンポにアレンジされた『BLACK OR WHITE BOYHOOD REMIX』では「離せないこの手が示すのは YES か NO か BLACK OR WHITE?」と声優ならではの速さと滑舌で滑らかに唄い、「触れたらきっと感じるはず」「望むなら もっと見せたいよ」と囁きながらメインステージへ。場内から「マモ」の歓声を浴びると、
「Are you ready?」
と問いかけ、「Yeah」の声に応え『Magic』へ。ペンライトが真っ赤に染まった客席へ「Hey, talk tome ねえもう夢中に Magic かかるみたいに What's your game?」と魅惑のワードを響かせ、「Hey, hey」「Going faster」のコール&レスポンスを扇動して一体となる。




ダンサーズがステージを降り、「弾け飛ぶ僕らの Emotions」と宮野真守の激しい唄いだしから『Quiet explosion』。ステージも会場も赤く燃え「僕らが見てる世界は 同じ姿してるのか 曖昧な価値観の共有じゃ 分かんなくなるね」と熱唱。「背中合わせの裏表 嘘が本当みたいな顔してる」とバンドメンバーとフォーメーションを決めながらステージを左右へ移動、スタンド上段まで手を振り歓声があがり、後奏で一旦ステージを降りる。ブリッジムービーとなり、モニターにバックステージで早着替えをする宮野真守に歓声が沸き上がる。再び通路を歩き始めた宮野真守が、光る壁を背にステージへ現出。ランウェイを進む宮野真守のフェイクファーのロングコートの前が無防備に開かれ、鍛え抜かれた肉体を覗かせる。センターステージ突端へ立った宮野真守がコートをはだけて悲鳴にも似た嬌声が沸き上がり『BODY ROCK』へ。荒野に並ぶ岩山のグラフィックをバックに「描いたボーダーライン消して ずっともっと向こうへ指定 次のステージへ走り出すだけ」と高BPMのリズムにマシンガンの様なラップを迸らせながらセンターステージを所狭しと移動し、四方八方へアピールし歓声を浴びる。一転してポップ調の爽やかなメロディのダンスナンバー『WANNA LOVE』でメインステージへ移動するとダンサーズを従え「限りない空へ tyrn around ドキドキして(oh no) 目が離せない(oh year) 遠くまで見渡せば もっと弾ける wanna love」とフォーメーション。ブルーとグリーンのペンライトが振られる客席へ
「『MAMORU MIYANO LIVE TOUR DRESSING!』みなさん! 盛り上がっていきましょう!」
と呼びかけ大きな賛同を得ると
「love」
と手でハートを贈ると歓声が沸き上がる。余韻の残るモニターにマンハッタンを思わせる夜景が広がり、メドレー『Dirty Orange REMIX 2024』へ。暖色のスポットライトに照らされダンサーを従えて「Baby let's go」とハイトーンを響かせての『TRUST ME』で「そうさ君の手を取り 連れてくのさ」「君知らない世界見せる」とラップと疾走感あるメロディが織りなすハーモニーを響かせ「Come on, trust me」で締めくくると『Invincible Love』へ。ステージを移動しながら「今感じたんだInvincible Love 僕が見せてあげるよTonight」とバラード調のメロディに甘い囁きを乗せる。続くジャズ調の『Okay』で「だいじょうぶ 僕があしたを ちゃんとつれてくるから 心配はいらないよ You'll be okay」と温もりを伝える。「You got me crazy baby」のシャウトで始まる『TRANSFORM』ではペンライトが一斉に赤く灯り、一転してアップテンポに「もう分かってた 君が僕を変える 瞬間」「Transform me 君のEyes」「魅せられる程 wild and Sexy」と背中をはだけてアピール、大歓声と共にライトが一際大きく振られる。




コートを完全に脱いだ宮野真守がステージを降り、チームマモのパフォーマンスへ。ドラム・中村”マーボー”真行、ベース・前田逸平、キーボード・佐野宏晃、ギター&バンドマスター・木原良輔、ダンサーズ・TOSHI 、YUZZY、HIDE、FUMIがそれぞれソロとコンビネーションでパフォーマンス披露し歓声を浴びる。

続いて白のフォーマルなスーツに身を包んだ宮野真守が登場。モニターにゴージャスなシャンデリアとホールが映し出され、ソロアーティスト活動15周年を記念したフルオーケストラコンサートのタイトルを冠した楽曲『AUTHENTICA』へ。白いペンライトに照らされながら、Jin Nakamuraの雄大なメロディに、自ら手がけた「君が 『キミ』らしく 居られますように 旋律にのせて 歌い続けるだけ」「僕ら ありのまま 生きられますように」という痛切なメッセージを贈る。大きな拍手に
「ありがとうございます」
と謝辞を告げた宮野真守は
「僕らの輝く明日の為に、明日がきっと、僕らのイメージ通りになる。輝く未来を一緒に創っていきましょう」
と、会場毎に変わってきた9曲目の『未来』へ。優しい音色に「どうして僕らは出会えたの どんな巡り会わせ 精一杯の日々 あなたに辿り着いたのかな」「あなたがくれたやさしさを抱いて 何度でも立ち上がって 僕らしく歌う 『ありがとう』出会えた喜びの歌」と力強く希望を奏でる。




「次に唄う曲は…僕にとって、凄く大切な曲です。苦しい時に、僕と、みんなを繋いだ曲だと思っています。みんなにとっても、特別な曲でいてくれたら、とても嬉しいです。想いを籠めて唄います」
と伝え、自ら作詞した『Sing a song together』へ。「Let's get , sing a song together」の唄いだしから暖かくゆったりしたアコーステックアレンジで「声合わせれば ほら大丈夫 信じられる ねぇ、そうでしょう?」と語りかけ、耳に手を当てた宮野真守へ会場から「oh oh」のコールが返される。ステージを左右へ移動しながら「大好きだよ 大好きだよ 伝えたくて 唄いたくて」と声を響かせ、会場の隅々へ手を振る宮野真守に応え場内から「Na… Na…」の大合唱。宮野真守の歌声が重なって一体になり「抱きしめさせてyour smile」と囁いた宮野真守に「マモ」のコールと拍手が贈られる。静寂にドラムの音が響き、ダンサーズが登場、
「まだまだ盛り上がっていきましょう、マモランドへようこそ」
と『Apollo』へ。ブルーやイエローのライトが瞬く場内へ「トキメキに誘われて この瞬間(とき)が続けばいい」「Let's kiss!」と強烈な投げキッスを贈り、大歓声。「さぁ僕と…」を「マモちゃんと」に変えて客席と手を振り合うミラーで盛り上がる。




ここでマモライ恒例の幕間映像となり、今回のタイトルは『ノンフィクショニング』。フェイクドキュメンタリーの体裁で、衣装の構想について悩む宮野真守が、旧知の声優・髙木俊に相談。公演で宮野真守が実際に着用したクールなファッションと対照的な、珍妙なコスチュームをどんどん髙木俊に着せていくセルフパロディに場内は大爆笑。さらにロバート・秋山竜次氏扮するYOKO FUCHIGAMIがビデオメッセージで登場。世界を飛び回るトータル・ファッション・アドバイザーとしてコミカルなアドバイスとして『DRESSING!』と(Salad)dressingをかけて場内大ウケ。
「声優なんだから、喉にデニムでカバーを着せたり、ジーパン穿かせたり、お洒落に」
と笑いを誘いつつ
「『DRESSING!』素晴らしいライブになるよう祈ってます」
と締めくくる。

笑いの余韻を透明感ある高音で塗り替え、宮野真守がセンターステージへ。曲線を大胆に配し、振り袖の様な腕部の着物風に裏地が赤いモードな衣装へチェンジした宮野真守。新曲『繭』は今回のツアーで未発表のまま歌い継いできたサプライズ楽曲で、繭のグラフィックに歌詞が流れるリリックビデオを背に、「浸る孤独を get now」「永遠なんて bad lie」「繭にひそまる all night」と軽やかに歌い上げる。ユーロビートのダンサブルナンバー『DISCOTIQUE09』ではサイバーパンクな映像の前で「すべて脱ぎさったキミをもっと近くで見たい」「おかしくなるぐらい freaky 踊り明かす DISCOTIQUE09」とダンサーズを従えてパフォーマンス。




メインステージへ移動し、袖を外して第2形態に変化した宮野真守は赤く染まった場内へ向け『The Battle』。「安直な選択肢など 笑って捨てなよ」「迷ってる間に未来が今になり ただ願ってるだけじゃ足りない」「The battle within myself」と痛切なメッセージを叩きつける。ハードなロックナンバー『Evolve』はダンサーズに変わってベース・前田逸平と、ギター木原良輔が宮野真守のサイドを固め、激しくセッション。「耳を澄ますだけでいいから さあ Follow your heart into the light」と膝を付いて熱を籠め、立ち上がって「Ready for the evolution」と絶唱。




歓声を浴び、『DREAM FIGHTER』へ。ステージがブルーに染まり、客席ではペンライトが赤とブルーに灯る。ヒーローのイメージ溢れる疾走感溢れる前奏に、上衣を脱いで第3形態となった宮野真守が、自ら手がけた「夢に向かい歩いて行こう 描いたヒカリを抱いて 輝けULTRA HEART」と唄いだした所で演奏がストップ。客席がざわめき、落雷の音と共にサプライズゲスト「ウルトラマンベリアル」が登場。
「このままではライブ会場が乗っ取られてしまう、そうはさせるか!」
と掴みかかった宮野真守だが、振りほどかれて倒れてしまう。
「何て強いんだ、俺じゃ、全然叶わない、どうしよう…そうだ、こんな時にウルトラマンゼロが居てくれたら!」
との呟きに、場内は大きな賛同を得て
「みんなで、ゼロに助けを呼ぼう。」
と宮野真守が声をかけると、場内一斉に
「ゼーロ」
の大コール。それに応えてステージ右袖から赤と青の「ウルトラマンゼロ」が颯爽と登場。
その場で持ち役のウルトラマンゼロに生アフレコで本物の声をあて自身との2役を完璧にこなす。ゼロとベリアルによる迫力のヒーローショーに歓声が飛んでいるところへ
「止めてーっ。もう止めて」
と宮野真守が割って入ってへたり込む。
「私の為に争わないで。貴方達15周年でしょ、お祝いなんだよ、目出度い席なんだよ、こんな時ぐらい、貴方たち、仲良く出来ないの?一緒にライブを盛り上げてくれないかな?」
と2人の仲を取り持ち、
「今日はじゃあ、ゼロとベリアルと一緒に盛り上がっていきましょう! スペシャルバージョンでお送りします、行きましょう!」
と『DREAM FIGHTER』仕切り直し。2大ヒーローを従えた宮野真守は「夢を抱くことさえ許されないような時代が キミの涙を流すのかな?」「やりたいことを見つけたとき きっと誰もが輝くHURO」「ゼロから始める夢が きらめく星になって きっと僕らの未来 照らしてゆくから」とポジティブなメッセージを熱唱したところで、センターステージに宮野真守、ゼロ、ベリアルが集結。
「じゃあみんな、ここからはゼロとベリアルと一緒にコール&レスポンスしましょう良いですか?みなさん大きな声出せますか?」
と問いかけ、大きな賛同を得る。アリーナ、スタンドと「GO! READY! Baby! GO!」のコール&レスポンスと、宮野真守のバラエティ力で大盛り上がり。ラストは15周年をお祝いする
「GO! READY! Baby! GO! ウルトラマンゼロ!」
で一体になる。ゼロとベリアルも一斉にジャンプして締めくくり、大きな拍手が送られる。


©円谷プロ


「ツアーファイナルは夢が詰まってるね。みんなもいっぱい叫んでくれてありがとうございました! このツアーは、『DRESSING!』というタイトルを付けて、宮野真守が色々な物を身にまとって、多様で唯一無二の魅力を放っていくという、そんな構成でステージングしてきました。

この編成に辿り着いたのは、去年、ソロアーティスト活動15周年で自分のアーティストとしての本質を知る様な、そんな1年になりました。

15年間ずっと本気で走り続けてきて、色々考えた時に、自分はどういうアーティストなんだろう?っていうところに行き着くことが出来た、そんな1年だったんですね。と言うのも、フルオーケストラでのコンサートで15周年を締めくくったことで自分ってこういう歌が唄えるんだ、とか、自分の歌声ってこういうものだったんだ…って、音楽の本質にとてもとても向き合えた、そんな時間でした。

オーケストラの一部になった、音楽の1つになった、音の1つになった、そんな感覚を味わった時に、あ、僕はこの歌声で、アーティストとして、色々な物を培ってきて、これからみんなに色々なものを届けていけるんだ! っていう、自信の様なものをそこで得ることができたんです。

ダンスとか、パフォーマンスとか色々な部分を削ぎ落として、ありのままの自分で闘った結果、自分の歌声に凄くフォーカスできました。そんな、総てを曝け出した宮野真守が16年目、何を魅せていくのかっていうところで、裸になった宮野真守がどんどん色々なものを着ていって、新たな魅力をみんなに魅せていく、そんなターンに入れたんじゃないかなと思っています。

40代という大人な年齢にも差し掛かって、それでも諦めることなく、自分を磨き続けていけば 最高は更新できるって、本当に思ってるんですよ。

その最高を更新した自分のパフォーマンスだったり、ボディメイクだったり、色々な事総てが、凄く前向きに、ポジティブに向上しているなって本当に思ってます。だから、諦めずに、これからも自分の魅力を突き詰めていって、みなさんに楽しい時間をお届けできれば良いなという風にと思っております。これからもよろしくお願いします。

最後の曲は、みんなでそんな想いを籠めて、最高に盛り上がって終わりたいと思います。お祭り騒ぎしましょう、良いですか?まだまだ元気ですか?さあ、絞り出そうぜ!」
と『GOLDEN NIGHT』へ。ダンサーも合流し、扇子を手にした宮野真守はサイケでセクシーなグラフィックをバックに全開パフォーマンス。「キミのサインが僕を呼んで 虜にしたんだって 知らないなんて 言わせやしないから!」「愛しい(愛しい) ほどに(ほどに)」とコール&レスポンス、赤とイエローのペンライトが激しく振られ、場内一体で踊るディスコ状態に。『ノンフィクショニング』の伏線が改修されるギミックで最高にカオスで愉しい空間が現出、「Golden Night,」「Hi」のコールが響き銀テープが舞い落ちる大団円を迎える。




「ありがとうございました!」
と満面の笑みでステージを降りた宮野真守に、場内から大「マモ」コールが贈られる。その声に応え
「アンコールありがとう」
と、ライブTシャツに着替えた宮野真守がトロッコに乗って再登場。アリーナを進みながら『Kiss×Kiss』で
「ねぇ 今以上に君を 愛せるかなんて 考えられないけど Your smile 見ていたい」
と愛を届け、投げキッスを四方八方へ連発、嬌声が沸き上がる。
ひとしきりの告知をした後に
「みんなモヤモヤしてない?」
と『繭』のデジタルリリースを告知。さらにマモダンサーズを呼び込み、丁々発止のやり取りで笑いを誘う。
「こんな愉快なメンバーでやっておりますが、今後共ね、よろしくお願いします。そして、みんなもチームマモ! チームマモ全員で最後はこの曲です」
と、『TEAM』へ。「恥ずかしいけど 今日は言わせて 僕と出会ってくれて『ありがとう』」とメッセージを伝え、
「All-time best team I'm here for you」の大合唱がホール中に響き渡る。

「みんなありがとうございました!」
と絶叫してステージを降りた宮野真守に会場中から「マモ」の声が届き、
「何々?呼んだ?ただいまー!」
と再々登場、「おかえりー!」の声が沸き起こる。
「もう1曲やりますか! 最初から?アカペラで?」
と笑いを誘うと、チームマモを呼び込む。
「もう1曲やろう! 最後にどんな曲で盛り上がろうか色々考えた結果、ブチ上がって終わろうかな、みんなに出し切ってもらおうかな、と。なのでね、全力で参加して下さい、想いをぶつけて下さい」
と『カノン』へ。ブルーとグリーンのペンライトが揺れるアリーナへ、再びトロッコで漕ぎ出した宮野真守は上松範康による高BPMアッパーチューンに「この胸焦がすような君のVoice 重ね合う旋律 夢の共鳴 永久に響け」と想いを籠め、「さあ、行こうか」とTシャツをはだけて歓声を浴びる。客席のチームマモも「Feel your song」「Feel my song」とコールで応える。
「最後はみんなで飛ぶぞーっ」
と絶叫してから、ジャンプを溜めては止める宮野真守ならではのギャグで爆笑に次ぐ爆笑を誘い、
「本当に本当に、みんなで飛ぶぞーっ! ありがとうございました!」
と、泣き笑いで締めくくるマモライらしいフィナーレ。ゼロとベリアルも呼び込むとチームマモ全員で手を繋ぎ、マイクオフで
「今日はみなさん本当に、ありがとうございましたー!」
と絶叫。大歓声の中残った宮野真守は、センターステージで場内を隅々まで手を振って視線を贈り、掲げたタオルやグッズにツッコミを入れて切なさを笑いに変え、
「また絶対会いましょう、みんな大好き! またね!」
とステージを降りた。




エモーショナルなパフォーマンスに、感動と涙とアクションとセクシーと笑いが散りばめられた、声優・アーティスト宮野真守ならではの、体感5分なツアーファイナルステージを堪能した。
宮野真守のアーティスト性の根源には、自分の表現で誰かを笑顔にしたいという、天性のエンターテイナースピリッツがあることが感じられた。
16年目になり、更なる進化を魅せてくれた宮野真守のアーティスト活動の今後がますます楽しみな千葉の夜となった。


ライター:こもとめいこ♂
カメラマン:山内洋枝(PROGRESS-M)・山下深礼(PROGRESS-M)


『MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2024-2025 ~DRESSING!~』セットリスト

セットプレイリスト
https://lnk.to/MM_DRESSING_SETLIST

01.DRESSING
02.BLACK OR WHITE BOYHOOD REMIX
03.Magic
04.Quiet explosion
05.BODY ROCK
06.WANNA LOVE
07.Dirty Orange REMIX 2024
07-1.TRUST ME
07-2.Invincible Love
07-3.Okay.
07-4.TRANSFORM
08.AUTHENTICA
09.未来
10.Sing a song together
幕間映像~ 「ノンフィクショニング」
11.Apollo
12.繭
13.DISCOTIQUE09
14.The Battle
15.Evolve
16.DREAM FIGHTER
17.GOLDEN NIGHT

EN1.Kiss×Kiss
EN2.TEAM
WEN.カノン

■公式サイト「宮野真守Official Website」
https://miyanomamoru.com/
■公式YouTube
www.youtube.com/@miyanomamoru
■宮野真守DRESSING!サイト
https://miyanomamoru.com/live/dressing/


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