MOROHA編曲の歌詞一覧リスト  20曲中 1-20曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ストロンガーMOROHAMOROHAアフロUKMOROHAバカにされるのは 惨めな思いをするのは 俺達が弱いから悪いんだ この楽曲は怒りと痛み 屈辱と葛藤 それらをメインスポンサーに迎えてつくられた 手の中に残った悔しさだけがギャランティ それを歌詞と旋律に全額ベットする 俺達はもっと強くなりたい  俺が産まれたのは昭和の終わり際の六十三 日本中がバブル景気で浮かれてる最中 それはそれは裕福な時代があったらしいが 物心ついた頃には弾けて真っ裸 残ったのは先輩方々が踊り狂って とっちらかっちまった後の焼け野原 キャンドルに火を点ける 不景気のバースデーケーキ 可愛い雀さえもゲロつつく新宿 早朝の路上 ガリガリに痩せこけた結果論を 呟き続けた幻滅という名の それは幻滅っていう名のカルマだったんだよ そして我々が引き受けたのは筋違いの同情 「夢も金も知らない時代で可哀想」 なんて言われたって訳わかんねーよ本当のところ だって最初からずっとどん底 でも ゆとり さとり 知ったかぶりの皮を着こなしたところで 貧しかろうと苦しかろうと三度の飯にありつける 運命ともバッチバチの喧嘩が出来る こんな恵まれた国に生まれ育っちまったからには 被害妄想はいい加減に捨てちまえ馬鹿野郎 他人事みたいに自分を語るなよ若者 言い訳はなしこの世は夢だらけ 化けの皮 剥がしにでかけようぜ  夜が来たって眠れないし朝が来たって起きれない 昼と夜が逆転し狂うリズムその果てに カーテンの隙間っから俺の目を狙い撃つ あれが朝日なのか夕日なのかさえもわからない だけどあれは朝日だ そう決めた たった今 翳り行く部屋の中に太陽が宿った 胸倉を掴むようにドアノブに手をかける 引いて開く扉なんざもう二度と選ぶな 反り返った中指の指す方の未来じゃ 砂利道だろうが邪の道だろうが王道に変わる ひりついた木枯らしが懐を撃ち抜くが 前進をもってして刺し違えてみせる ライブ後のフロア そこに残すのは焼け野原 帰り際のリスナーに握らせる語り草 なんだあいつら? 見下した雑草の筈が ほら会話の中に咲き乱れた花の名はMOROHA 日曜の夜中 週末は楽しかった その余韻と共に消えていく音楽なんかに意味はねぇ 月曜から金曜の夜まで生き延びて 踏ん張り所の足元にそっと咲け 貧しくも逞しく忙しくも実りある カツカツの生活も意思があればが張りが出る 任された仕事に泣く度に強くなる 何度でも何度でも何度でも何度でも何度でも 何度でも立ち上がる  お前の怒りをみせてくれ  肩で風をぶった切って胸を張って出かけよう 破壊する ぶっ壊す 駄目なもんは全部  ぶっ壊す  なんの感情もない拍手や 周りに合わせてする生温い手拍子 そんな事ばっかりして来た手の平で一体 何掴むつもりなんだよ 手に汗を握る その汗が鍵だ 不安や緊張 それこそが次の扉のドアノブだ さぁでかけようぜ 胸を張ってさ
上京タワーMOROHAMOROHAアフロUKMOROHA生まれも育ちもいわば田舎 緑豊かで広い空 は?それらが何してくれた? はっきり言えば恨んでた どんくせぇ街どんくせぇ空気 明けても暮れてもジャスコジャスコ フードコートでマクドナルド ずっとこの街で年をとるの? 絶対嫌だ 行くならば今だ 経験 感性や可能性 無闇に信じ飛び出した故郷 膨らむ希望というより 只々ひたすら 腹立つ位に綺麗な星空が輝き全部奪ってくような そんな感覚が怖くて 星降る夜の地面を蹴っ飛ばす  田舎の街の路上から いざ絶景へ前傾姿勢さ キラキラ輝く光のシャワー 雲さえ貫け上京タワー  高鳴る鼓動 突っ込んだ東京 街全体が交差点 必ず何かが起こる気がした この日をずっとずっと待ってた 見上げる109 道玄坂 ぶつかる肩 嬉しくて満員電車 人混みの中で 誰にも負けねぇってツラで笑った 才能ねぇ?センスがねぇ? うるせぇてめぇ 凡人ぶって逃げてんじゃねぇ 自分の器を問うその前に溢れる位に注いでからだろ 「やりたい」「やってた」じゃなく「やってる」 進行形以外 信じない 恥ずかしげもなく叫ぶ新時代 ハイスタ復活よりもぶち上がれ  田舎の街の路上から いざ絶景へ前傾姿勢さ キラキラ輝く光のシャワー 雲さえ貫け上京タワー  故郷の悪口で盛り上がる その瞬間 本当は包まれてる 青草の匂い桜舞う小道 セミ ヒマワリ 頬染める紅葉 地元ナンバー通れば追いかける その目がいつか見てた未来 狭い村しか知らない癖に 世界で一番俺を信じてるじいちゃんが 降り積もる雪をシャベルで掻き分け 別れ際に言ったんだ 「忘れ物ねぇか?保険証持ったか?夢は? そうか...じゃあもう振り向くな 闘って天下取ってこい」  田舎の街の路上から  田舎の街の路上から いざ絶景へ前傾姿勢さ キラキラ輝く光のシャワー 雲さえ貫く上京タワー  もうゆるく楽しむは遠慮しとくよ 寝て天国より起きて地獄を 休まんウサギがザラにいる 亀の俺 眠っててどうなる? 迷わない俺は勇気ある俺だ 迷ってる 俺は真剣な俺だ 誰でも出来るを誰よりやる それ以上のドラマなんていらねぇな  田舎の街の路上から いざ絶景へ前傾姿勢さ キラキラ輝く光のシャワー 雲さえ貫け上京タワー
MOROHAMOROHAアフロUKMOROHA俺は貧乏が怖い もう二度と切ない思いしたくない だから金稼ぐ だから張り切る しがみつく 一体何が悪いんだよ? 金がなくたって心は錦だ それを言ったのはどこの金持ちだ 貰った小遣い母の財布に戻した あの時の気持ち忘れない 野口も樋口も諭吉も喋らないくせにやたら雄弁に語る 夜の食卓 俯く家族 続く沈黙 地獄 拝啓 業界関係者各位 これを聴いているお偉いさんへ 名刺も飯の差し入れもいらねぇ 仕事をよこせ 俺らと踊れ  夜な夜な銭を数えてた これで生きていく これで米を食う 10円舐めたら血の味がした 小銭掴んで殴り込む明日  ひねり出す学費 高え入学金 必死の両親からの仕送り 家賃 光熱費 消える奨学金 月末が来りゃ虫の息 足が出た分はバイトで補い 周りはサーフィン お祭騒ぎ 冬にはスノボー みんな楽しそう 俺も混じりたく増やしたシフト 削る睡眠 減っていく食費 弁当は米にシーチキン それを見られて鼻で笑わられた 「お前さ、それネコのエサだろ?」 帰り道 コンビニ ファッション誌 立読み 今年のキーワードは清潔感 ガラスに写る俺の生活感 擦り切れた袖を握り  夜な夜な銭を数えてた これで生きていく これで米を食う 10円舐めたら血の味がした 小銭掴んで殴り込む明日 夜な夜な銭を一人で数えてた これで生きていく これで米を食う 10円舐めたら血の味がした 小銭掴んで殴り込む明日  「この先一体どうするつもり?」 彼女の涙はいつでも正しい 苦しい暮らし 握った拳はまるで 歩み遅いカタツムリ 「どうせイケメンなんかつまんねぇから 悪いこと言わねぇよ俺にしとけ!」 あの日の勢い任せは結果 あなたを騙す事になったよな 守るってなんだ?食わしてく事か? それもそう でもそれだけじゃないな 生きるってなんだ?息してる事か? それもそうでもそれだけじゃないな 金さえあれば 金さえあれば 金さえあれば 金さえあれば 金さえあれば どうだった? 本当のとこはわからない  純粋さってなんだ? 汚れた事恥じる心だ 穢れても尚 濁っても尚 その水啜って生きてく事だ 現金は人権だ それもリアルだが決して忘れんな ハートを切ってダイヤを残せば 例え勝ったって味気ないポーカー 持ってる手札で勝つしかないんだ 例え不利でも平気なフリしろ 保険証ないなら体壊すな 頭わりーなら一生勉強 働け 何でも屋の頑張り屋 ラップ 文章 CMナレーション 共通言語 限度なき熱量 俺を求めてくれて ありがとうございます  夜な夜な銭を数えてた これで生きていく これで米を食う 10円舐めたら血の味がした 小銭掴んで殴り込む明日 夜な夜な銭を一人で数えてた これで生きていく これで米を食う 10円舐めたら血の味がした 小銭掴んで殴り込む明日 夜な夜な銭を一人で数えてた これで生きていく これで米を食う 10円舐めたら血の味がした 小銭掴んで殴り込む明日 これからまだまだ夜な夜な銭を数える これで食わす これで守る 胸に花束 手には札束 万券掴み殴り込む明日
スタミナ太郎MOROHAMOROHAアフロUKMOROHA大人になるな 優しくなるな どうか痛いの痛いの飛んでくな どこにも行くな ずっとここにいろ 時間に解決なんてされんな 童貞少年  チャリンコ乗ってヘルメット装備 トンボの交尾 眺め黄昏る 野球部補欠 頭 丸坊主 顔面はブス 英検は4級 誰より強い性的欲求 もて余し拳振りかざし 「俺なんかでかい事したい!」 なんて真っ赤な夕日に向かい吠えてた  破れ 破れ 教科書 破れ 童貞少年 汗まみれ  誰とも違う奴になる 誰もが同じ事を言う だけど 俺だけは本気だった 勘違いの格が違った 「お前じゃダメだ やめな 諦めな」 予言も苦言も信じなかった 「俺は俺にとって特別だ!」 そんな当たり前ずっと信じてた  破れ 破れ 教科書 破れ 童貞少年 汗まみれ  核心突くぜ 男前 建前なんざくそくらえ お前が俺の顔面だったなら ぶっちゃけ今の半分さえ売れてねぇ この世は顔だ それはそうかもな 残酷なのが世界だ それでいい だがなそれぶっ壊す醍醐味は 我らに与えられた革命だ 一歩間違えりゃただのバカ 今 二歩間違えてここにいる 三歩目そこには何が待ってる? 行くぞ スリー ツー ワン 爆発!  破れ 破れ 教科書 破れ 童貞少年 汗まみれ  お手本通りになんか出来なかった俺達は いつか河原で拾ったエロ本みたいに 剥き出しの裸の日々を生きるんだ そうだろ? なぁあんたは一体いつまで勇気の童貞守ってるつもりだ?  破れ破れ破れ破れ 破れ破れ破れ破れ 破れ破れ破れ破れ 破れ破れ破れ破れ 破れ破れ破れ破れ 破れ破れ破れ破れ 破れ破れ破れ破れ  破れ破れ破れ破れ破れ破れ破れ破れ破れ破れ破れ 自分を破れ  破れ 破れ 教科書 破れ 童貞少年 汗まみれ
夜に数えてMOROHAMOROHAアフロUKMOROHAこの場所じゃ才能がない事は罪だ だから償うように汗をかく 一滴も残さず徹底的に俺は俺の檻を壊すんだ 友達もいらねぇ 仲間さえいらねぇ いっそ嫌われようと思ってた 情け容赦なく踏み潰す為に 付いてくる影だけを抱き寄せて もっと降れ雨 邪魔なもん流せ 空が泣いてたってお前は笑え 逃げるったってどこに逃げんだよ 涙の水は汗に回せ 決意や覚悟 意気込みの類いはもういい 結果が全て 結果を届け 結果で叫べ ありがとう そしてクソッタレ  羊数えても寝れない夜には 自分の事 指折り数えてた 俯いてた俺が一匹 またしくじった俺がいて二匹 消えてしまいたい俺が三匹 それでも消せない俺が四匹 残る小指で指切って約束 もう負けない 絶対に負けない  いい歳こいてなにやってんだよ? やっぱりチリは積もってもチリ 無意味 時に俺が俺を見下した 本気を忘れた哀れな命は一体誰に何を残せんだ? 燃えていたいからまずぶつかる 摩擦熱で火がつけマッチスティック 後悔だけは持ち込み禁止だ あの世手前のセキュリティチェック 恥を恐れて走り出せない それはかっこ悪い事じゃないよ それが普通だ 問題は君が普通で終わっていいかって事さ その手は差し伸べないでくれないか 転んでなんかないんだ たった今 壁をヤスリに 地面砥石に この身と魂 磨いてるとこだ  羊数えても寝れない夜には 自分の事 指折り数えてた 俯いてた俺が一匹 またしくじった俺がいて二匹 消えてしまいたい俺が三匹 それでも消せない俺が四匹 残る小指で指切って約束 もう負けない 絶対に  上手く出来ない自分を責める 惨めに映る 自分をなじる こんなの嫌だって お前が悪いんだって殴る だけど最後は慰めてやれよ バカにされても見下されても お前は手を抜かなかったじゃないか  羊数えても寝れない夜には 自分の事 指折り数えてた 俯いてた俺が一匹 またしくじった俺がいて二匹 消えてしまいたい俺が三匹 それでも消せない俺が四匹 残る小指で指切って約束 羊数えても寝れない夜には 自分の事 指折り数えてた 俯いてた俺が一匹 またしくじった俺がいて二匹 消えてしまいたい俺が三匹 それでも消せない俺が四匹 残る小指で指切って約束 もう負けない 絶対に負けない 自分を数えて迎えた朝 目を開け醒めない夢を見ていた 輝ける 俺が一匹 まだやれるって俺がいて二匹 俺を信じてる俺が三匹 また歩き出した俺が四匹 残る小指も握りしめ闘う もう負けない 絶対に負けない
いくつものいつものMOROHAMOROHAアフロUKMOROHAママの味はミルキー パパの味はウイスキー 食卓の上にのった誕生日ケーキ チョコペンの先っちょが僕の名前を綴った 甘いインクが胸をくすぐった こたつの中では陣取り合戦 四人の家族の足が入り組んだ交差点 ぶつかって押し合って姉ちゃんと喧嘩たっけ ふくれっ面して ごめんね 思い出 いつもの味付けをいつもの茶碗で いくつもの「いつもの」が暮らしを刻んでる なんて事ないような記憶 特別じゃなくても 余白が家族 「お前の家はずっとここにあるんだからな」 家を出る俺に何度も繰り返す父親の言葉に 耳にはタコが出来たよ けど 心には花が咲いたよ ありがとう  前を向いたままで振り返るんだ ここには目を逸らせない今があるから あなたの益々の明るさを願っては また一つ年の数のロウソクに火を灯す  スニーカー脱ぎ捨てて革靴で刻むリズム 気付いたら三十路間近 マジか 時が過ぎるのは早いな なんて目を閉じて思えば これで良かったのかな なんて考えた やるべき事をやり遂げたはず金曜日 その直後に言い渡された土曜出勤 ブレる重心 揺れる夕日 途切れる 未来との通信 もしもし もしもし 此処が 一体何処なのか?俺は一体誰なのか? 何もかもがわからなくなっちまったその時に 「早く帰って来い。ネギ買って来い。」 君から受信 メール確認 時に安定が反転し退屈に感じたり 街明かり眩しさに惹かれたり それでも「おかえり」に勝る光などない ほらメガネ曇る 湯気が柔らかい  前を向いたままで振り返るんだ ここには目を逸らせない今があるから あなたの益々の明るさを願っては また一つ年の数のロウソクに火を灯す 前を向いたままで振り返るんだ ここには目を逸らせない今があるから あなたの益々の明るさを願っては また一つ年の数のロウソクに火を灯す  前を向いたままで振り返るんだ ここには目を逸らせない今があるから 年の数のロウソクを吹き消して暗くなる部屋の中 暗闇を笑みが照らし出す  前を向いたままで振り返るんだ ここには目を逸らせない今があるから あなたの益々の明るさを願っては また一つ年の数のロウソクに火を灯す
うぬぼれMOROHAMOROHAアフロUKMOROHA「ありがとう」くれて「ありがとう」 「ごめんね」なんて言わせて「ごめんね」 あなたと向き合う事で私は私を好きになれたのです いつも「ありがとう」くれて「ありがとう」 「ごめんね」なんて言わせて「ごめんね」 あなたと向き合う事で私は私を好きになれたのです  誰も見てないのにカッコつけてバカだね いつだって人よりも少しだけ損して 汚れたその手で涙を拭って 泥のついた顔を皆に貶されて それすらもとっさに冗談に変えて 強がって 堪えて 震えて 傷付いて 擦り切れた心には何が残ったの? 意味はあるの? ねぇ...なんで笑えるの? 不器用なくせにさ 気持ちだけはあるんだ 気持ちがある故に不器用になるんだ 「もうダメだ」なんてすぐ弱音吐くのに 不意打ちの温もりやあたたかさに打たれて 昨夜の葛藤いつの間に吹っ飛んで 気付いたらまたしても張り切ってしまう なんと単純で浅はかな私は 愛されたくて生きているのです  「ありがとう」くれて「ありがとう」 「ごめんね」なんて言わせて「ごめんね」 あなたと向き合う事で私は私を好きになれたのです いつも「ありがとう」くれて「ありがとう」 「ごめんね」なんて言わせて「ごめんね」 あなたと向き合う事で私は私を好きになれたのです  慰めないよプライドがあるでしょう? でも嫌じゃないのなら側にいるよ 仮に他の誰かでも良かったとしても 私がここにいれて嬉しく思う 悲しみの麓には共に種を蒔こう 寂しい時には隣で肩を抱こう 身体を殴る冷たい雨にさえ 花々が喜ぶ イメージを添えて 機嫌がいい時にするのは気まぐれで いかなる時もそれこそが優しさ これが難しいんだ 私気が短いから ぶつけた苛立ちに後悔してる 響きじゃなくて気持ちを聴く事 言葉じゃなくて心を知る事 「あなたに会えてよかった」 そんな「あなた」にいつかなれるかな  「ありがとう」くれて「ありがとう」 「ごめんね」なんて言わせて「ごめんね」 あなたと向き合う事で私は私を好きになれたのです いつも「ありがとう」くれて「ありがとう」 「ごめんね」なんて言わせて「ごめんね」 あなたと向き合う事で私は私を好きになれたのです
五文銭MOROHAMOROHAアフロUKMOROHA2017 大晦日 もうそろそろだ 座布団の端っこ握りしめて 覚悟決めて テレビつけて食らいつくNHK紅白 土手っ腹にピストル 上がっていく脈拍 決して目逸らさずに焼き付ける網膜 全身は硬直 罪深くて醜い けれども手放せない感情が込み上がる こんなにも苦しい こんなにも狂おしい 華やかな照明がすげーなって思った 荒れ果てた俺の部屋ひでーなって思った 赤が勝とうが白が勝とうがどっちだって一緒だ 俺が負けてるって事だけはわかってた 午前0時 鐘が鳴る 訪れる新年 ではなくてこの胸にしがみつく 自らの信念にこそ書初めを刻めよ だってそうだろ? いつの時代も 選ばれなかった人間は 自ら選びとるしかないんだ  声を揃えてなんてうたわれてたまるか 誰とも揃わねぇ俺だけのうただ 笑顔なんて止めろよ 真顔にこそ用がある 眠ってる野望を引きずり出してやる 愛が全てか? それは本当か? 夢を叫んだって現実は黙らないじゃないか 信じてるなんてお前簡単に言うなよ 他人も自分も裏切って来ただろう 諦めた記憶こそ酷く鮮明で 立ち上がる俺の足を掴んで離さない 変わらなきゃ変わらない そんな事わかってる 決意のケツ 引っ叩く強く もうスヌーズはなしだ 一発で目覚めろ 豚は死ね 狼は生きろ おお神よ 俺達に慈悲とご加護を なんて言わねぇ 頼むから邪魔だけはするな 「一人じゃないよ」なんて気休めを蹴飛ばして 「一人でもやれ」ってうたを叫べ 再生ボタンは奥歯の上にある 噛み締めた時だけ鳴り響く音楽  どこへ? なぜ? どうして? 何をもってそこまで? いつまで? 誰の為? なんの為に? 追いかけ続ける問いかけの答え 答え...  さぁディスるんならディスるで殺す気で来いよ ちゃんと狙え 俺の心ならここにある 傷付く事さえも誇りに思う それは人間である故 真剣である故 通すのは筋じゃなくて何よりも意地だ 革命のページは中指でめくるんだ 生ぬるい現場には冷や水をぶっかけろ 反省はあったって後悔にするなよ 突破するセキュリティ マイクジャック決行 速攻でKO 心フルボッコ 居場所を一つ失くした 泣くしかなかった夜が連なった 「なぁ頼む 頼むからもう一回だけ回チャンスくれ」 叫びたくなるライブ何遍もあった 今度はしくじらずに絶対にうまくやる フロアで風呂場で震え俯いた 涙を落とすならノートで受け止めろ 泣き喚き叫ぶのならマイクを通せよ 俺の代わりなんざいくらでもいる だからこそ この場所は絶対に譲らない  どこへ? なぜ? どうして? 何をもってそこまで? いつまで? 誰の為? なんの為に? 追いかけ続ける問いかけの答え 答え...  ポケットの有り金をぶっこんで外した 宝クジの裏側に歌詞を書き殴った これでもう一回だけでかい夢を買い直す 孤独も葛藤も今度こそ飼い慣らす 唇を噛んだ回数がキャリア ライバルの多さ それこそがスタミナ パンパンの武道館で見せつけたビーバー 時代を掴みかけてるマイヘア 今は涙が出る位に恵まれた時代だ 悔しさそれだけが芸の肥やしだ 「売れてる音楽なんか全部クソだ」 いや そんなのは嘘だ 嘘にできるんだ 揺れ動くサイリウム 舞い踊るアイドル どっからどう見たって俺が挑戦者 「別物だ!」なんて逃げは許すな 嫉妬して嫉妬して じっとしてらんねぇ 歪まないギター 怯まないラッパー 負けん気のプロはどこまでだって行ける 誰も信じない それも構わない いつか 「信じられない!」の声が聞きたい  めちゃくちゃに売れたら俺は変われるか? 寂しさの死神はどっか消えるか? UK お前とは仲悪くなるかな そん時は新曲 悪口で書こうな この先に何があるか なんて事は知らない 想像を絶する地獄かもしれない 俺は弱い 直ぐに調子乗る それでも 愛された記憶だけは片時も離さない  今作のアルバムリリースはメジャー ユニバーサル VS 二本の中指だ 俺達の為に俺達が選んだ さぁ喰うか喰われるか 腹を括るんだ 出しゃばって生きてたい もっと燃えてたい もっと求められたい もっと愛されたい 欲深い自分 それ故に付きまとう 苛立ちよ眠るな 一睡もするな いいか 夢の中でさえも夢にめがけてひた走れ その代償は甘んじて受け入れて 現実を鉛筆で残さずに掻き集め 時間も忘れて どこまでものめり込め 食っていく為にやる音楽はやめた 世界を変える音楽に決めた 俺の言葉は俺よりも偉い だから舌に従って本当にしたい  どこへ? なぜ? どうして? 何をもってそこまで? いつまで? 誰の為? なんの為に? 追いかけ続ける問いかけの答え 答え...
拝啓、MCアフロ様MOROHAMOROHAアフロUKMOROHA日当たり悪い部屋ともさよなら 売れないバンドマンともさよなら チラシの裏に書いた置き手紙と 合鍵ポストに入れておくから 日用品は薬局で買う事 一応君はアーティスト でも貧乏だって自覚もってね 近くのコンビニに頼らないで 手洗い うがい 早寝 早起き ご飯 食べたなら直ぐに歯磨き 夢は毎日の当たり前から お願いだから 健康だけは 消費期限からせめて三日間 それを過ぎたら火にかけフライパン 外食ばっかじゃ体壊すから 自炊も少し頑張ってね  わかった? 大丈夫かな 心配だな  二度と会わないつもりでいる だけど音楽でなら会いに来ていいから テレビやラジオ 有線 街角 不意に現れて驚かしてね あたしの事 歌にして良いけど 涙を話のオチにしないで 弱さを責める曲は書かないで 歌の歌詞通りちゃんと輝いて 晴れた日にはなるべく外で 空気を吸い 季節を感じ 太い眉毛に風くっつけて 誰かの元へ運んであげて やりかけだった桃太郎電鉄は 私の勝ちって事でいいよね 別れを告げる住み慣れた駅 互いに違う 次の目的地  先を案じて不安になるよりは その瞬間 瞬間を愛して 大して理由もない 憂鬱に 黄昏るのはダサいからやめて 愛してない人 抱いても良いけど 愛されてるなら抱いちゃダメだよ 相手の為より自分の為だよ 後で自己嫌悪なんて卑怯 「人は人を裏切るんだ そういうルールだ」 って言ったけど 君は君の事 裏切るの? はぐらかさないでちゃんと答えて 次に選ぶのはあたしみたいな 口うるさくて 男勝りで そのくせ泣いてばかりで 途中で君の事を投げ出すような 根性無しの女ではなくて 強くて賢い女性を見つけて 永遠誓って 手と手繋いで 産まれた子供は君そっくりで 公園行って好きな子が出来ても 勇気が無くて怯えていたのなら 膝を折り曲げて 教えてあげてね 僕も全く一緒だったって それでも素敵な恋をしてきたと 優しく背中押してあげてね 夢を掴んで幸せになって 愛の歌しか歌えないような 腑抜けたつまらん奴になってね そしたら遠くで後悔するね
勝ち負けじゃないと思える所まで俺は勝ちにこだわるよMOROHAMOROHAアフロUKMOROHA立ち尽くしたぜ新宿union 中古で見つける自分のCD ひび割れたケースが映す現実に 逸らす事も閉じる事も出来ない目 ねぇ神様 俺に才能がないなら さっさと止めを刺せよ なんてね 定年リストラさえもないから 区切りは皆自分でつけんだ Everything's gonna be alright Everything's gonna be alright 俺はそうは思えない 後輩は増え先輩は消える 死ぬまでやる なんて誰が言える? 枕元に毎晩立つんだ 恨めしそうにこっち見てんだ 瞼の裏までやって来るんだ 十年歳喰った自分が...  勝ち負けじゃないと思える所まで俺は勝ちにこだわるよ 勝てなきゃ皆やめてくじゃないか 勝てなきゃ皆消えてくじゃないか  「諦めるなんて格好付けんな お前は飽きただけだろ?」 去ってく奴に吐き捨てた唾 本当ごめんな 寂しかったんだ キャバ嬢の時給程の日給 それがライブ後すぐに帰る理由 遅刻数回で即切られる ほら 代わりが効く限りゴミだぜ 月月火水木金金 欲しがりますよ勝つまでは 体積で選ぶ 菓子パンで満たす 腹持ち悪いのは希望と一緒 お腹と背中 今と未来が ついにはくっついてしまいそうだ ハイかYesでアンサー下さいお客さん MOROHAが一番ヤバイでしょ?  勝ち負けじゃないと思える所まで俺は勝ちにこだわるよ 勝てなきゃ皆やめてくじゃないか 勝てなきゃ皆消えてくじゃないか  続々と売れていく同世代 先に行かれた武道館ワンマン おめでとう はやっぱり言えない 畜生この野郎の自分でいたい 折り合いつけてわかった顔して 悔しさ見失う位ならさ ひがみや妬みにすらしがみつく 歌詞書くインクは傷口からだぜ 俺が悪い 俺が全部悪い そう思えりゃ俺の時代か? 明日があるさじゃ明日は来ない 来たとしたってろくなもんじゃないよ にんげんだもの で割り切れるなら 最初から音楽やってねぇから みんなちがって みんないい それ踏まえて ここで一番になりたい  勝ち負けじゃないと思える所まで俺は勝ちにこだわるよ 勝てなきゃ皆やめてくじゃないか 勝てなきゃ皆消えてくじゃないか  本当ありがとう 待ってくれてる人 もうちょっとだけ 待っていてくれ ごめんな 待てずに去ってった人 いつか必ず迎えに行くよ 彼女との旅行 断り続けた飲み会の誘い 出れなかった打ち上げ やり直そう 支払いは俺が持つ 勿論生き甲斐で稼いだ金だぜ 夢見る景色 幸せのレシピ すいませんがお通しカットで 酒の弱い相方はコーラで そんな時が来る いや掴んでやる それまでは 勝ち負けじゃないと思える所まで俺は勝ちにこだわるよ 勝てなきゃ皆やめてくじゃないか 勝てなきゃ皆消えてくじゃないか だけど 勝ち負けじゃないと思える時がいつの日か俺にも来たなら その時初めて俺の勝ちだと 胸を張って言えたなら良いな だから 勝ち負けじゃないと思える所まで俺は勝ちにこだわるよ 勝ち負けじゃないと思える所まで 胸を張って笑える所まで
三文銭MOROHAMOROHAアフロUKMOROHA2015年フジロック 届かなかった大舞台 絶対出るからって休んだバイトも恥を忍んだ 実力不足のてめぇのせいだ なんで?なんで努力は裏切んだ いや信じ方が甘かっただけさ わかる人だけがわかれば良いは飲み込んだ それだけは喉が拒んだ 言い訳は優しく肩を叩くが その先の面倒は一切見ちゃくれない 紅に燃える情熱の炎に一粒落とした悔し涙は 水か?それとも油か? 答えはこれからお見せしますよ 捨て台詞は「本当にありがとう」 俺達ここからでかく化けるよ  かつてはプロ野球カード 今はタイムカード 昔は追いかけたが今は追われている ピカピカの中華どんぶり積み上げる 職場のモラルが何よりもリアル 六畳一間広がる歯ブラシ 炊飯器三日目の黄色い飯は不味い 貯金ゼロその日暮し それでも網戸の向こう夕日は眩しい 水道は割と止まらない 電気は止まるが元気があれば 哲学よりも節約の日々ですが 授かった命ぐらいは贅沢に使いたい これは映画やドラマじゃないから赤絨毯は約束出来ない 製作費はペンとA4ノートのみ これでアカデミー賞を越える栄誉を狙う 本日もあなたの人生にノミネート 欲しいのはオスカーなんかじゃない 「あたしMOROHAもっと聴きたい」 そんな声 もっともっと聞きたい  DREAMはCOMEしてTRUEにならず DREAMはGOしてTRUEにしていく 叶う叶わぬは別 それさえあれば人は輝く  初めて載ったフライヤー 勲章だったよな スタッフパスステッカー 絶対に捨てんな あの頃の気持ちを胸ポケットに大事にしまった 相方と二人で旅を続ける それは居場所を見つける為じゃなくて 願わくば居場所になりたい 届くかい?ハニー ブラザー シスター テレビじゃなくてラジオでもなくて あなたの口元からこの曲が流れた時に ほんの僅かだとしても 世界を変えたと胸を張れる 噂によると夢は生き物で 愚痴や言い訳ですぐに弱っちまうらしいんだ 唯一の好物は可能性 良かった 俺やあんたも腐るほど持ってる 頑張りだけじゃ足りないとしたって 頑張る事しか出来ない同志達へ 自分を客観視なんてすんな 俺たちの目はここに付いてる  DREAMはCOMEしてTRUEにならず DREAMはGOしてTRUEにしていく 叶う叶わぬは別 それさえあれば人は輝く  30歳再録のベストアルバムをリリース あの街であいつらが俺達を待ってる かつて恐れていた都会の白い目さえも今や温かく見守る だが忘れるな 前回より一滴多くの汗をステージに落とせなきゃ レコード会社も次の仕事も理想の生き様も即座に消える 東京という街の地面はね 夢破れた奴らの屍で出来てる 順番待ちにチャンスなんて来ない あぐらかく大御所はちゃっちゃっと消えろ あんたが来た道の長さや成して来た事を 「言葉の重み」だって言うんだったら 俺は行く道の長さや目標の高さを 「言葉の輝き」と呼んでやるから 若いとも言われたし青いとも言われた だからなんだよ? てめぇさっさと構えろ さぁ勝負だ 今 時代に風を吹かす  DREAMはCOMEしてTRUEにならず DREAMはGOしてTRUEにしていく 叶う叶わぬは別 それさえあれば人は輝く
一文銭MOROHAMOROHAアフロUKMOROHA先生 国語算数理科社会 だけではなくて現実もちゃんと教えてくれよ 希望に平等 綺麗な言葉はもう沢山だ つまんねぇ授業 馴染めない学校 教室の隅で抱えた葛藤 俺はこのまんまじゃこのままだ 強張った体 きっとこっからだ 本当の事 それだけが知りたい 命の意味 生きるって何? 辛いに一本足したら幸せ? その一本はどっから出てくる? どうやって足す? 突き止めるべく 解答欄の枠から飛び出せ もうめんどくせぇ全員敵だ 俺しか折れない俺の心 吠えろ  『諦めに向かう地図を破れば 右も左も後ろさえ前だお前が 人生に付けた名前は妥協や惰性じゃなかった筈だ』  のめり込む事が何より才能 行動だけが唯一の王道 遂には マイクロフォンに初めてのチュー 無我夢中でかますディープキス 持ち物検査じゃ見抜けやしないよ 拳の中に隠し持つ太陽 不安や緊張それよりもワクワクが 俺のハートをたぶらかす 「恨み憎しみは何も生まない」 ってそんなの嘘だよ 歌が生まれた 許さなくていい 譲らなくていい 痛みも怒りも全部連れてけ 誰かの為? 将来の為? 立派な言い訳さっさと捨てて 最初で最後最強の今日を生きろ また明日? 駄目だ 待った無しだ  『諦めに向かう地図を破れば 右も左も後ろさえ前だお前が 人生に付けた名前は妥協や惰性じゃなかった筈だ』  好きな事は仕事にするな 進路指導で流れたガセネタ 掴み損ねたお陰で続けた 今宵もシュア58に口付けだ ラップが好きだ でも本当は 本気になった自分が好きだ 正論以外で納得できる瞬間をずっと追いかけてるんだ 馴れ合いだけで進むのは無理だ 鎖と絆 違いは何だ? やる気がねんなら仲間でも切る 降り頻る寂しさ堪えラップで生きる 趣味も性格も違う それでいい ぶちかますって思ってるかどうか おんなじ目した一本のギター 天下取るならお前とだ 決めた  『諦めに向かう地図を破れば 右も左も後ろさえ前だお前が 人生に付けた名前は妥協や惰性じゃなかった筈だ』  『諦めに向かう地図を破れば 言い訳を探す地図を破れば 今日から俺は 今日から俺らは』
二文銭MOROHAMOROHAアフロUKMOROHA天気予報の向こうは渋谷スクランブル 今日は都内全域冬晴れです キャスターが言った その夜長野は記録的な大雪に包まれる 分厚い雪の上をティンバーじゃなく長靴で歩く 化粧気がない街並み 午後八時には熟睡する田舎町で眠らぬ街を夢見た 18で飛び出した18号 辿り着くハチ公 ポケットに無鉄砲 人混み睨み意気がって息まく 上等だ やってやるよ  毎回のライブが最初で最後 だからびびってる余裕なんてないんだよ 出し切るのは練習の成果じゃない 生きてきた人生丸ごとだ こなすライブでギャラさらう大物や キャリアのみで物言うベテランを見て ヤバくはなっても偉くはならない 一生若手と強く誓った 空っぽのフロアにも歌い続けた 足りないのは友達? 顔出し? それは実力がない奴の言い訳だ 悔しさが嗚咽がイントロとなった 友達じゃないファンとして来てる あいつの一言にどれだけ救われたんだ あの時踏んだ地団駄がいつの間にやら地面を固めた  何かを成す為にやって来たんだ 誰でもない自分の話を口走れ 負け犬はリアリスト気取りたがる 黙れ 野次馬じゃ走れぬレースを走れ 何かを成す為にやって来たんだ 誰でもない自分の話を口走れ 運をねじ伏せる実力を確かめ その上で最強の運を掴め  片目は天国 片目は地獄 映った景色それが現実 片目は天国 片目は地獄 映った景色それが現実  廃棄弁当かっ喰らって 不安定な生活を勘ぐる 布団にもぐる されど人間に賞味期限はないから どんなにしんどくとも腐らない 俺のドラッグは草じゃない気合 シャブも大麻も嫌い 仲間と拳を合わせる 二の腕じゃなく胸を打つ 極上の一発でぶっ飛ぶ DOPEじゃないCOOLじゃないスタイルはGAMUSHARA 泥にまみれてもがく 食う寝る遊ぶよりも書く 世界は鉛筆軸に回す そこそこの英語よりも飛び切りの母国語 海の向こうだって絶対に届くよ 反感と共感のバイリンガル 世界レベルの日本語を聴かせよう  何かを成す為にやって来たんだ 誰でもない自分の話を口走れ 負け犬はリアリストを気取りたがる 黙れ 野次馬じゃ走れぬレースを走れ 何かを成す為にやって来たんだ 誰でもない自分の話を口走れ 運をねじ伏せる実力を確かめ その上で最強の運を掴め  片目は天国 片目は地獄 映った景色それが現実  即興は反射神経 リリックは筋肉 足したそれこそパンチの重み 俺たちは永久に不完全 故日々鍛錬じゃなきゃ響かんぜ 甘えるだけならしょっぱい人生 天下一への近道は地道 全身で前進 後退なし後悔なし 丸い地球それぞれが先頭を行くんだ これから仕事だってクラブを去る日々から これから仕事だってクラブに向かうそんな日々に変わる 変えてみせる 東京は日本の中心 でも世界の中心は自分自身 冷たい拳骨握り締め 左隣のあいつの合図を待つ  何かを成す為にやって来たんだ 誰でもない自分の話を口走れ 負け犬はリアリストを気取りたがる 黙れ 野次馬じゃ走れぬレースを走れ 何かを成す為にやって来たんだ 誰でもない自分の話を口走れ 運をねじ伏せる実力を確かめ その上で最強の運を掴め
俺のがヤバイMOROHAMOROHAアフロUKMOROHA音楽雑誌絶賛のレビュー 世界的DJのフィーチャリング インディーながら上がるセールス 同時に上がるプロップス 確かにすごい奴ばかり だがやはり俺のがヤバイ 自信過剰 現状負け惜しみ わかってるけど あえて言う  俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ  見に行ったライブの帰り道 良かった良かったニコニコと 上機嫌で帰れる程呑気じゃない 早足リリック書く電車内 リスペクトまたの名をこんちくしょう 憧れは良いが諦めんな 潔さなんてもんは いらない  俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ  後輩は潰すつもりでいる 先輩はいても目標じゃない 俺の知るラッパーは二種類 MCアフロとそれ以外 愛があれば年の差なんて 恋愛もそう 音楽もそう 溢れんばかりの情熱 実力で腑抜けのカス共を黙らそう 有名人の取り巻きの皆様 非常に残念なお知らせです あんたプレイヤーじゃなくてファン ファンには一生つかないファン 俺、先輩の機材運んで上手くなれんだったら いくらでもやりますよ 悪いけどそんな暇があったら 自分の音源運ぶ為に  俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ  負け知らずの言葉に味はない けど勝つ気がなきゃ問題外 褒め合い傷の舐め合い あいつヤバイ! 言ってる場合? 酒飲んで垂れ流すいつかの夢 よりも次のショーケースを煮詰め 社交辞令右から左 隣の隣が一番ヤバイ  俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ  俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ  負けたくない  俺のがヤバイ 俺のがヤバイ 俺のがヤバイ
奮い立つCDショップにてMOROHAMOROHAアフロUKMOROHA新宿駅東南口ティッシャーかき分け向かう アーティストの戦場はステージだけじゃない 音源こいつも一つの峠 CDショップ織りなす勝負 上手だけじゃ売れない恐怖 棚に並ぶライバル ア行からワ行まで何人飯食えてる 考える度に怖くなる 不安になるネガティブのカーニバル カゴ放り込まれたジャニーズがこっちを見て笑っている くそったれお前の陣地にも 土足で上がろう土俵は同じさ 空気は読まない 泥まみれでオタクの勝利の女神を口説こう マ行最後のポジションじゃ話にならない いつかは最上段ピックアップ手の込んだポップ DISC1で試聴も出来る  奮い立つCDショップにて union TSUTAYA HMV タワレコ RECOfan 現場の物販 飛び交う円盤 union TSUTAYA HMV タワレコ RECOfan 現場の物販 飛び交う円盤 奮い立つCDショップにて  指が切れる程の情熱と喉が切れるほどの情熱を 塩化ビニールで包んでみました 社長サンお一ついかがですか? 全国ヘッドフォンに立候補 ギターが一本マイクが一本 ビートはお前の心臓音 睨みつける黄色い看板 俺のがNO MUSIC NO LIFEだから MORE MUSIC MORE MIC チャンスくれよ粗末にはしないよ アングラだから売れないだとか アングラだから認められないとか 言い訳に使うボンクラと違う 本当の意味でのUNDERGROUND 誇り高き土の中の音楽 底なし根っこからの表現 D-specな音楽蹴散らし 穴グラから一気に天下  奮い立つCDショップにて union TSUTAYA HMV タワレコ RECOfan 現場の物販 飛び交う円盤 union TSUTAYA HMV タワレコ RECOfan 現場の物販 飛び交う円盤 奮い立つCDショップにて  薄さ2mmのCDに分厚いリリックを叩き込む 聞き込むと同時に引き込む 無謀と言われど万枚目論む HIP-HOP REGGAEにROCK'N ROLL ZAZEN BOYSにオフコース 新旧問わずに良いものは良い 此処はジャンルレスなジャングル 生き抜く為に確かなクオリティ オリジナリティは折り紙付き チャンスの前髪に噛み付き 迷いや葛藤は二の次 二十年後懐かしのコーナー 新譜のコーナー両方陣取り 死んだ時は清志郎みたく…  奮い立つCDショップにて union TSUTAYA HMV タワレコ RECOfan 現場の物販 飛び交う円盤 union TSUTAYA HMV タワレコ RECOfan 現場の物販 飛び交う円盤 奮い立つCDショップにて avex DefJam EMI UNIVERSAL Libra 自主制作 飛び交う円盤 union TSUTAYA HMV タワレコ RECOfan 現場の物販 飛び交う円盤 奮い立つCDショップにて 奮い立つ アーティストの生き残りをかけた 戦場にて
恩学MOROHAMOROHAアフロUKMOROHA風吹く三月 季節は変わる ラップを教えてくれたあいつが ケジメのつけ方を教えた 残念だけど感動したよ 俺達は普通の人だから 迷いもする疑いも生まれる 「音楽に人生を捧げる」 などと叫べる大物じゃない めちゃめちゃ親孝行がしたい いつかは嫁や子を養いたい 「音楽でそれが出来んのかい?」 至極真っ当な野次が痛い 間違いないわ 厳しい世界だ それでもどうしてもやりたい 迷惑はかけれるうちに その言葉に甘える日々です  ラップ抜きで惚れてくれた彼女 じいちゃん ばあちゃん 姉ちゃん 父ちゃん 母ちゃん 音楽より大切な人 音楽で幸せにしたい  「まだ若いんだ 大丈夫。」先輩が言う いや俺だって親の衰えに震えるんすよ 彼女の結婚願望に怯えるんすよ ベタな話「音楽と私どっち?」の問いに対し 仮に音楽を取ったとして俺に歌える歌はあるのかな 振り返ればルーツは子守歌 いつかは彼女と共に歌う その為にどっちも離さない 絶対売れる あえて言い切る いつも優しいじいちゃんばあちゃん ひい孫抱くまで死ぬんじゃないぞ 少しのボケは大目に見るから それまで元気でいてくれな  ラップ抜きで惚れてくれた彼女 じいちゃん ばあちゃん 姉ちゃん 父ちゃん 母ちゃん 音楽より大切な人 音楽で幸せにしたい  友達は良い奴ばっか 心配かけてすまんな お陰で俺には音楽しかない なんて思った事は一度もない 頑張れって言わないかわりに頑張ってるとこ見せるから 頑張れって言わなくて良いから頑張ってるところを見せろよ スペシャルサンクスだけで国語辞典より厚くなっちまう 俺の女運そして男運は最強 それだけは才能 最後の最後 死に際握るのはマイク じゃなくて人の手なんだ ずっと大切にしていく  冬の山手線 湿った窓ガラス 故郷に宛てた手紙を書く カントリーロード口ずさむ 浮かぶ顔が俺を見てる 思いこみ上げる 重い腰上げる きっとこじ開ける スーパースターの輝きに勝る 母のあかぎれは今日もまぶしい  ラップ抜きで惚れてくれた彼女 じいちゃん ばあちゃん 姉ちゃん 父ちゃん 母ちゃん 音楽より大切な人 音楽で幸せにしたい  ラップ込みで惚れてくれたあなた あなたや あなたや あなたや あなたや あなた 音楽でめぐり会えた人 音楽で幸せにしたい  ラップ抜きで惚れてくれた彼女 じいちゃん ばあちゃん 姉ちゃん 父ちゃん 母ちゃん 音楽より大切な人 音楽で幸せにしたい
tomorrowMOROHAMOROHAアフロUKMOROHA暖かい春の光の中を 野球少年が走っていくよ 清原モデルのバット背負って 立ち漕ぎで坂道登っていくよ 将来の夢はプロ野球選手 東京ドーム 巨人のエース 今は補欠けどきっと上手くなる 牛乳飲んで身体もでかくする 出れない試合も 水汲み 声出し 遥かに 日差しより強い眼差し 理屈の前に 気持ちが溢れてる ベンチにいても君は輝いてる 無理目な打球 夢中で飛びつく ピッチャーゴロでもヘッドスライディング ユニフォームは汚して来なさい ママのドレスコードを守ってる  どのツラ下げて どこへ向かうの? 結果的には嘘つきじゃねぇの? どのツラ下げて 何処へ向かうの? 誰もが気付けば大人になった  あれからどれ位の日々が過ぎた?  人生は旅だ そんなのは嘘だ 俺はどこにも行けないじゃないか 流れるベルトコンベアの上で 日々を滑らせ運んで行くよ 部品をつくる部品になった 身近で容易い欲に溺れた ポケットの小銭でアダルトビデオ 裸で大股広げるあの子の昔の夢はどんなだろうか 家族恋人はいるんだろか 一発抜いた後に思う 浅はかなエゴだ 俺と同じ年のメジャーリーガー 海の向こうで初勝利上げた まるで自分の事のように 街もテレビも大騒ぎしてる  どのツラ下げて どこへ向かうの? 結果的には嘘つきじゃねぇの? どのツラ下げて 何処へ向かうの? 誰もが気付けば大人になった どのツラ下げて どこへ向かうの? 結果的には嘘つきじゃねぇの? どのツラ下げて 何処へ向かうの? 描いた分消えて無くなった  俺より俺を信じてた女 笑顔は余裕で言葉を超えた 出会った時から5年が経っても 変わらぬ愛でそばにいてくれた あなたはMOROHAが売れますように 俺はしといてねご飯の用意 ライブ理由に誕生日放置 クリスマスもサンタの権利を放棄 笑える位に出ない結果も 心配ないって支えてくれたあなた 優しさが嬉しかった 反面どうにも苦しくなった 焦れば焦る程道は狂う 僻みや妬みで歪んでく目付き どす黒い思い 底知れぬ闇 呪い 怨み 怒り その果てには  お前さぁ本当の事を言ってみ? お前も腹じゃ笑ってるんだろう?バカにしてんだろ?言えよ? 言えよ!  溢れたゴミ箱の底の方にあなたが涙拭いたティッシュがある 食べてやろうかと思いましたが その資格が無いからやめました 団地の灯りが眩しすぎて 洗濯物が風になびいてる 俺の叶わなかった夢を 誰かが今叶えてる ビニール袋飛び出したネギや がま口抱えて帰る二人は 今夜は記念日だからイタリアン 痛みや不安 スープの中で溶かす 朗らかな笑み 好き故の涙 時にはイライラが積もり積もっても愛せ ずっと愛せ さよなら どうか元気で  どのツラ下げて どこへ向かうの? 結果的には嘘つきじゃねぇの? どのツラ下げて 何処へ向かうの? 自ら選んで嘘にしたんだ どのツラ下げて どこへ向かうの? 結果的には嘘つきじゃねぇの? どのツラ下げて 何処へ向かうの? 描いた分消えてなくなった それでもそのツラ下げて 歩いていけよ 最後は嘘になるなよ ラップ抜きで惚れてくれた彼女よ どうか俺抜きで幸せになれ 本当は一本道の迷路 散々迷って人は歩くよ 理由は無くとも足は出すよ そうすれゃそれが理由になるもん
バラ色の日々MOROHAMOROHAアフロUKMOROHA休日デート手を繋いで パパラッチ フラッシュ フライデー 見出しは無名時代から支える一般女性が相手 なんて恥ずかしい妄想にふけるよ 結婚式誰を呼ぼうか 新婚旅行は何処へ行こうか カーテンは何色にしようか そういやいつかあなた言ってたね ホームパーティーが出来るでかい家 より側にいれる1LDK まぁ最悪1Kでもオッケー ならばせめて舞浜に住もう 昼も夜も夢をみよう 心配ないよ 思い出は場所をとらない 布団一組で愛し合える  真剣な顔して二人でぷよぷよ おやつ冷凍庫 パピコ半分個 毎分毎秒 照らし合う愛情 互いが互いの月と太陽 寝息のリズムで背を叩き 怖い夢をみたら手をつなぎ たまにはいびき よだれ それも悪くない カーテンを揺らした朝の光 ショッピングはいつも窓越し 財布気遣いおねだりはなし 笑顔で頷く いつかいつかの話 今はまだ手に届かぬものばかり ちゃんと伝えよう 素直な気持ち ありがとう さみしい ごめんね すきだよ どんなに言葉覚えたとしても ひらがなの想い 大切にしよう  冬の並木道冷えた左手をコートのポケットへとエスコート LとR分け合うイヤホン 二人で聴けば別の曲だ 携帯待ち受けはビヨンセ ねぇ俺の歌も聴いて? リリック書けなくて暗くなって ごめんな 謝るから泣くなって あの街この街 繋ぐウィルコム 「今日は会えるの?明日は会えるの?」 終電逃して結局会えず立ち尽くすホームで生まれたライム 嘘も方便なんて言葉を最初につかった奴を殺して それに続いた俺も誰か殺して 死に際あなた思うよ許して 一人で乗り込む中央線 遮っては緩んでほどけた涙腺 床に落ちては砕けた流星 遠くなる京浜東北線  出会った頃の二人とは違う あなたは大人の女になって 悲しい時こそ綺麗に笑う だから最後の笑顔だけは消えない 昨日も今日も思い出す 100万画素で溢れ出すアルバム 鏡に映った男の顔は左手で書いた似顔絵みたいだ 大丈夫 俺にはTSUTAYAがあるから 女の裸には困りゃしないよと 七泊八日限りのロマンスも涙のモザイク 何も見えない プリンにしょうゆ キュウリにハチミツ 何度だって騙されてあげるよ だからもう一回 俺にあなたを 信じてはくれませんか  無邪気に二人語った未来 次第感じる不安のが多い すればする程下手になる恋 解けかけた魔法が一番辛い 寝ているあなたの背中に書いた 振り返れば恥ずかし過ぎる手紙の 続きを誰かが書くんだろうか その時あなたは幸せでしょうか? 守れなかった約束の分の千本の針を五百で分けよう 最初で最後の共同作業 さぁ 飲み込む頃には忘れるでしょう 来世で会えたらまた恋をしよう いや今世でもう一度しよう 無理か ならせめて 幸せになろう 涙が止まらん なんて嘘だよ 明日になれば普通に仕事に行くんだ 忘れられないなんて嘘だよ 時間が経てば薄れていく あなた以外はなんて嘘だよ いつかは新たな温もりに触れる 必ず互いが幸せになれる ただ それが悲しくて今泣いてる
スペシャルMOROHAMOROHAアフロUKMOROHA財布も持った 家の鍵持った ガス栓閉めたら外に出ようか 見つめるだけの四つ葉のクローバー 千切らずそのまま撫でてやろうな 電車のホームに綿毛がフワリ 皆の視線には小さな祈り 旅の終わりの最後の着地が柔らかい土でありますように 「ねぇねぇシーシャって何?」それは水タバコ なんか悪いことしてるみたいと 笑い合う君と二人 煙の輪っかくるり 巡り巡りゆく四季は順繰り イケてるTシャツあれはシュプリーム 8000円!? それはボリ過ぎ 金の使い道人の好き好き  なんでもない日々 なんでもないよ なんでもないけど なんでも話そう  貧乏その癖胃袋でかい 口にするものはなんでもうまい 唯一涙の味は塩っぱい シクシクハンカチティッシュちょうだい 指と携帯がこすれ合う音 調子はどう? 聞かれてみても 俺の気持ちを表せるような 顔文字はどこにも見つからないよ 理由があれば解決がある それさえなくて戸惑う 経験から来るスペシャルヒント 飯食って風呂入って眠ろう 欲しくて欲しくて仕方ないもの 手にすることは今は出来ずとも 手渡すことはすぐに出来るかも 浮かんだ顔に明日会いに行こう  なんでもない日々 なんでもないよ なんでもないけど なんでも話そう  暑さで頭の中がタンバリン 貴婦人日傘の柄はバーバリー 9月の太陽電子レンジ 最高すぎて最低の天気 公園ベンチ 塗りたてのペンキ はしゃぐ子供達は元気元気 毛虫は必死でほふく前進 取り戻せイメージ 「思い出し笑いしてたでしょ今?」 言われて照れて赤くなる 疎遠になった友達の事 元気かなって思った 信号赤になったばっかり 夜中の散歩急ぐ事はない 首の関節は空へのパスポート 月を眺めてゆっくりと歩こう  なんでもない日々 なんでもないよ なんでもないけど なんでも話そう  瞼の裏の宝石 冷たい空気に星は宙吊り 美しすぎる君の横顔に決意の言葉 「あのさ、俺さ、」 クリスマスツリー 燃え上がる月 蚕の繭 赤い糸の先 チャリンコのカゴに収まる位の不安なら 俺が連れてってやるよ なんてったって音楽は良いな だってさ人を想うもん 回り続けろレコード 俺達今日この場所で会えたろ? この世の全ての光が奪われ 疑いが溢れうな垂れた時は ライブハウスで街のクラブで 声を揃えて歌をうたえば 上手にしないで格好つけないで ハトポッポでもステップを踏んで 涙の数など数えぬように 笑顔の数で強くなるように 拭いきれない人の卑屈よ プライドと呼んだただの寂しさよ さよなら! 悲しい過去も許してやれたら 子供は今日も元気元気 はしゃげ大人達もっと元気 毛虫は必死にほふく前進 取り戻せイメージ なんでもないのに輝く日々 なんでもないのに輝く君 意味より笑みを口角の向きを 拳の向きへ高らかにあげろ
四文銭MOROHAMOROHAアフロUKMOROHA凍てつく12月 年末 クリスマス 賑わう街を振り向かず立ち去る 煙突なしでも鉛筆越しに呼び付けた ボロアパートにもサンタクロース 吊るさない靴下 履き潰し破れた 飛び出た爪先 月を突き刺せ 流れる星の先を急げ 地べた這ってこそ飛ぶ鳥落とせ 膝の小僧は未だにガキのまま 右足と左足で競い合っているんだ ナニクソって言う名前の生き様 それだけが唯一世話になった神様だ 何度も挫けて 何度も転んだ その度に皮膚を厚くした 俺等がMOROHA 闘いの代名詞 絆創膏だらけの看板が印だ  億千万の溜息吸い込んで 希望の言葉に変えて吐くんだ 億千万の涙飲み干して 決意の言葉に変えて吐くんだ 億千万の雨風に殴られ 億千万の花が散り それでも 一回きりの人生に 命を懸けて 命を描け  相次ぐ解散 休止? どうぞご自由に 何を理由に そんな事知るかよ 惰性でする継続は愚かだ さっさと辞めたら次へ羽ばたけ ラストライブ 絶対に行かねぇ 新曲書けねぇ奴なんか追えねぇ 誰かの分なんて走れねぇ恥を知れ 俺は俺の分だけを命掛け かつての憧れ 今や仏 死んで伝説? は? ふざけんなボケ 指咥えみとけ 死んだら負けだぜ 血の通うこの声で言い切ってやるぜ 悔しきゃお化けになって出て来いよ おい! ビビってんのか? 来いこらぁぁ! さみしいな やっぱいないのか  億千万の溜息吸い込んで 希望の言葉に変えて吐くんだ 億千万の涙飲み干して 決意の言葉に変えて吐くんだ 億千万の雨風に殴られ 億千万の花が散り それでも 一回きりの人生に 命を懸けて 命を描け  泣いて覚えたのはプライドの捨て方 笑って覚えろ 取り返し方 掴み取るチャンスは遂に地上波 オファーの主 あの人がまさか カメラ目線じゃなくて画面の向こうで見てる俺を睨んでた チョイ役貰っただけでお前は終わりか これで満足か? いやまだまだ いつか抱いてた憧れや感動を 抑え切れなくてハートでスタート 1st 2nd ついにはBEST 君が手にしてるMOROHAの歌詞カード 余白に一番の価値があるんだよ 君だけの思いの丈刻め 全身全霊 俺らの音楽 きっかけひっかく切っ先になりてぇ 茶化され真似され笑われたラッパー 誹謗中傷 凹んでは涙 鋼じゃねぇ裸のメンタル でも向き不向きより好きを信じてた 傷付いた時にはツバつけてやるから その心真っ裸で差し出せ 此処は君の大好きなライブハウス 何かが起こるって信じてる  億千万の溜息吸い込んで 希望の言葉に変えて吐くんだ 億千万の涙飲み干して 決意の言葉に変えて吐くんだ 億千万の雨風に殴られ 億千万の花が散り それでも 一回きりの人生に 命を懸けて 命を描け  億千万の溜息吸い込んで 億千万の涙飲み干して 億千万の雨風に殴られ 億千万の花が散り それでも 一回きりの人生に 心に咲いた花の名は火花 生きてる限り叫ぶ花言葉 命を懸けて 命を描け
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