野良の虹女の子のヒップは白くて冷たい 捻くれてるキッスは涙で甘辛い さよなら またあおうね 涸れた頬をよせあう 流星のイレズミをまぶたに刻め 袂を分かつ野良の虹 桃色の手のひらを降る恋人よ バイバイバイ 騙し絵みたいな顔をして笑わせて 七曲がりなセックスを 楽しんだものさ さよなら またあおうね 見果てた空の下で 流星のイレズミをまぶたに刻め 袂を分かつ野良の虹 桃色の手のひらを降る恋人よ バイバイバイ、グッバァーイ 左胸が繰り出してくる 黄昏動悸とニガい汗 落ちにくい口紅を塗りなおす 君はだれだ 流星のイレズミをまぶたに刻め 袂を分かつ野良の虹 桃色の手のひらを降る恋人よ バイバイバイ、グッバァーイ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ | 女の子のヒップは白くて冷たい 捻くれてるキッスは涙で甘辛い さよなら またあおうね 涸れた頬をよせあう 流星のイレズミをまぶたに刻め 袂を分かつ野良の虹 桃色の手のひらを降る恋人よ バイバイバイ 騙し絵みたいな顔をして笑わせて 七曲がりなセックスを 楽しんだものさ さよなら またあおうね 見果てた空の下で 流星のイレズミをまぶたに刻め 袂を分かつ野良の虹 桃色の手のひらを降る恋人よ バイバイバイ、グッバァーイ 左胸が繰り出してくる 黄昏動悸とニガい汗 落ちにくい口紅を塗りなおす 君はだれだ 流星のイレズミをまぶたに刻め 袂を分かつ野良の虹 桃色の手のひらを降る恋人よ バイバイバイ、グッバァーイ |
鋼鉄の馬遠いサハラの旅のように 僕らは道の無い荒野を行く 何の為にこうなったんだろう ひ弱なハートに火を点けたまま この都市を環(めぐ)る 埃っぽい滑走路を 蒼い月の導くにまかせ どこへ行こう なぁ Baby 夜の声を聴いて 遠くへ行こう So free, freeway どこへ行こうと ヘイ! Baby 闇の向こうを覗いて 遠くへ行こう So free, freeway 期待外れの花のように 僕らは水の無い荒野に咲き 蜃気楼には もう飽きたのさ ひ弱なハートに火が疼いている サーチライトよ照らせ 心を暴くように 蒼い月にいっそう高く吠える どこへ行こう なぁ Baby 悲しい夜を越え 遠くへ行こう So free, freeway どこへ行こうと ヘイ! Baby 闇の向こうを覗いて 遠くへ行こう So free, freeway 風になって考えたい 灰になっちまう前に どこへ行こう なぁ Baby 星の海の底を 遠くへ行こう So free, freeway どこへ行こうと ヘイ! Baby 闇の向こうを覗いて 遠くへ行こう So free, freeway | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | 堀込泰行 | 遠いサハラの旅のように 僕らは道の無い荒野を行く 何の為にこうなったんだろう ひ弱なハートに火を点けたまま この都市を環(めぐ)る 埃っぽい滑走路を 蒼い月の導くにまかせ どこへ行こう なぁ Baby 夜の声を聴いて 遠くへ行こう So free, freeway どこへ行こうと ヘイ! Baby 闇の向こうを覗いて 遠くへ行こう So free, freeway 期待外れの花のように 僕らは水の無い荒野に咲き 蜃気楼には もう飽きたのさ ひ弱なハートに火が疼いている サーチライトよ照らせ 心を暴くように 蒼い月にいっそう高く吠える どこへ行こう なぁ Baby 悲しい夜を越え 遠くへ行こう So free, freeway どこへ行こうと ヘイ! Baby 闇の向こうを覗いて 遠くへ行こう So free, freeway 風になって考えたい 灰になっちまう前に どこへ行こう なぁ Baby 星の海の底を 遠くへ行こう So free, freeway どこへ行こうと ヘイ! Baby 闇の向こうを覗いて 遠くへ行こう So free, freeway |
鼻紙君は 涙の訳も見えない のどかな日曜 切れてる鼻紙 「きっと季節のせい」なんて わからない 春の光の中で 風が吹くたび こぼれる 思いが いつも 夢のように叶うなら オシャレも 彼も キッスも たぶんそうさ 退屈さ 銃声みたい 真夜中 響いた 無邪気な言葉 手にした鼻紙 鏡の世界へ 涙を捨てたら 朝を招き入れるかい 風が吹くたび うつろう 思いのすべて 化粧みたいに操れたら お菓子も ワインも キッスも たぶんそうさ 味気無いさ 良く晴れ渡る大通り 風が吹くたび こぼれる 思いが いつも 夢のように叶うなら オシャレも ステディも キッスも 何もかも退屈んなるさ | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | 堀込高樹・堀込泰行 | 君は 涙の訳も見えない のどかな日曜 切れてる鼻紙 「きっと季節のせい」なんて わからない 春の光の中で 風が吹くたび こぼれる 思いが いつも 夢のように叶うなら オシャレも 彼も キッスも たぶんそうさ 退屈さ 銃声みたい 真夜中 響いた 無邪気な言葉 手にした鼻紙 鏡の世界へ 涙を捨てたら 朝を招き入れるかい 風が吹くたび うつろう 思いのすべて 化粧みたいに操れたら お菓子も ワインも キッスも たぶんそうさ 味気無いさ 良く晴れ渡る大通り 風が吹くたび こぼれる 思いが いつも 夢のように叶うなら オシャレも ステディも キッスも 何もかも退屈んなるさ |
埴生の宿埴生の宿も、わが宿、 玉のよそい、うらやまじ。 のどかなりや、春の空、 花はあるじ、鳥は友。 おおわが宿よ、たのしとも、たのもしや。 ふみよむ窓も、わが窓、 瑠璃の床も、うらやまじ。 清らなりや、秋の夜半、 月はあるじ、むしは友。 おおわが窓よ、たのしとも、たのもしや。 | キリンジ | 里見義 | HENRY ROWLEY BISHOP | | 埴生の宿も、わが宿、 玉のよそい、うらやまじ。 のどかなりや、春の空、 花はあるじ、鳥は友。 おおわが宿よ、たのしとも、たのもしや。 ふみよむ窓も、わが窓、 瑠璃の床も、うらやまじ。 清らなりや、秋の夜半、 月はあるじ、むしは友。 おおわが窓よ、たのしとも、たのもしや。 |
ハピネスわからない芝居を観たり くだらない若い歌手に入れあげたり 英会話 お茶をしながら 「うちの主人は芸術を理解しない。」 知るかよ! ハピネスはピンクのシャンパンの 泡のようなものだと君は言ってたよね 気の抜ける前にグイッと飲み干して 注ぎ足さねばならないものだ、ってね 君とママはどこかでディナー 「友達みたいな親子ね。」なんて言ってさ 笑わせるなっつうの! 明々後日は君のお供で 貰ったプレミアムの座席に埋もれ居眠り ハピネスはピンクのシャンパンの 泡のようなものだと君は信じてるの? 気の抜ける前にグイッと飲み干して 注ぎ足さねばならないものだと言い張るの? グラスに皹が入っているのに | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | | わからない芝居を観たり くだらない若い歌手に入れあげたり 英会話 お茶をしながら 「うちの主人は芸術を理解しない。」 知るかよ! ハピネスはピンクのシャンパンの 泡のようなものだと君は言ってたよね 気の抜ける前にグイッと飲み干して 注ぎ足さねばならないものだ、ってね 君とママはどこかでディナー 「友達みたいな親子ね。」なんて言ってさ 笑わせるなっつうの! 明々後日は君のお供で 貰ったプレミアムの座席に埋もれ居眠り ハピネスはピンクのシャンパンの 泡のようなものだと君は信じてるの? 気の抜ける前にグイッと飲み干して 注ぎ足さねばならないものだと言い張るの? グラスに皹が入っているのに |
ハルニレ窓辺に 遠く延びる 愛しい想い 今 君は もう居ない 移り行く 季節だけは 涙の唄も 今 光る朝 誘い込んで どんなに 想いつくせばいいの? 君が見えなくなって あれから 想い出 つないでいるばかり 明日は どんな夢で 逢えるのかな? 君と初めて愛を感じた あの日の笑う声で 唄っている 静かに 流れ落ちる 雪解けの朝 また 君を感じて ゆるやかに 続く時間は 悲しい唄を 今 ゆっくりと包み込んで 本当は 言いたいこと まだ あるのに 君と会えなくなって 言葉は 行き場を失うばかり それでも 一緒に また笑えるかな? 君と初めて恋を語った あの日のはしゃぐ声で 唄っている どんなに 想いつくせばいいの? 君が見えなくなって あれから 想い出 つないでいるばかり 明日は どんな夢で 逢えるのかな? 君と初めて愛を感じた あの日の笑う声で 唄っている 唄っている 唄っている 唄ってゆく | キリンジ | Keyco | 堀込泰行 | | 窓辺に 遠く延びる 愛しい想い 今 君は もう居ない 移り行く 季節だけは 涙の唄も 今 光る朝 誘い込んで どんなに 想いつくせばいいの? 君が見えなくなって あれから 想い出 つないでいるばかり 明日は どんな夢で 逢えるのかな? 君と初めて愛を感じた あの日の笑う声で 唄っている 静かに 流れ落ちる 雪解けの朝 また 君を感じて ゆるやかに 続く時間は 悲しい唄を 今 ゆっくりと包み込んで 本当は 言いたいこと まだ あるのに 君と会えなくなって 言葉は 行き場を失うばかり それでも 一緒に また笑えるかな? 君と初めて恋を語った あの日のはしゃぐ声で 唄っている どんなに 想いつくせばいいの? 君が見えなくなって あれから 想い出 つないでいるばかり 明日は どんな夢で 逢えるのかな? 君と初めて愛を感じた あの日の笑う声で 唄っている 唄っている 唄っている 唄ってゆく |
繁華街暮れる雨の上海や 熟れた女の髪の飾りは 俺の夜を焚きつけて 寝返りの果ては 非常線を網渡るのさ 珠玉の街はうわ言が星を呑み込み 微笑うだけの修道女 薄情なブラザー あの風を 誰も見ちゃないさ それは奈落の魔法さ 肥えた蜜屋の振る舞う市場さ 俺は傘を欠いたまま 在るだけの噂を買い占め 夜更けに挑む 珠玉の街で何をまだ俺はためらう 慣れない味のマスタード効かせてくれ 馬鹿はよせ「ドコカラキタ?」なんて 貪った むせ返した 影法師と笑った 開けた 朝だ 占いも変わるだろう 日の出を見とどけて それで帰るさ 珠玉の街はサヨナラに耳を貸さない 乗り入れた船に花火を上げ 手を叩く赤い靴 燃える珠玉の街さ 歌に乗せ人を呼び込む 錆びついてく切り札 熱を持てば また悪い風邪を引きそうさ | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | | 暮れる雨の上海や 熟れた女の髪の飾りは 俺の夜を焚きつけて 寝返りの果ては 非常線を網渡るのさ 珠玉の街はうわ言が星を呑み込み 微笑うだけの修道女 薄情なブラザー あの風を 誰も見ちゃないさ それは奈落の魔法さ 肥えた蜜屋の振る舞う市場さ 俺は傘を欠いたまま 在るだけの噂を買い占め 夜更けに挑む 珠玉の街で何をまだ俺はためらう 慣れない味のマスタード効かせてくれ 馬鹿はよせ「ドコカラキタ?」なんて 貪った むせ返した 影法師と笑った 開けた 朝だ 占いも変わるだろう 日の出を見とどけて それで帰るさ 珠玉の街はサヨナラに耳を貸さない 乗り入れた船に花火を上げ 手を叩く赤い靴 燃える珠玉の街さ 歌に乗せ人を呼び込む 錆びついてく切り札 熱を持てば また悪い風邪を引きそうさ |
バターのように夜更け過ぎの 静けさは尊い 街の灯も消えた 星はかすか 風は凪いでいる 黄色い声は遠く ねむれ ねむれ 寝息をたてて スンスンスン ねむれ ねむれ 泣いて起きたね そばにいよう お前の 眠れないか ミルクを飲むかい 冷蔵庫がブンー ねむれ ねむれ 寝息をたてて スンスンスン ねむれ ねむれ 恐ろしいのは どこかへ 行ったよ ねむれ ねむれ 時計の針は スンスンスン ねむれ ねむれ ねむれ バターが溶けてゆくように | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ | 夜更け過ぎの 静けさは尊い 街の灯も消えた 星はかすか 風は凪いでいる 黄色い声は遠く ねむれ ねむれ 寝息をたてて スンスンスン ねむれ ねむれ 泣いて起きたね そばにいよう お前の 眠れないか ミルクを飲むかい 冷蔵庫がブンー ねむれ ねむれ 寝息をたてて スンスンスン ねむれ ねむれ 恐ろしいのは どこかへ 行ったよ ねむれ ねむれ 時計の針は スンスンスン ねむれ ねむれ ねむれ バターが溶けてゆくように |
秘密手を拭いて街へ出よう 今までどおりの土曜日さ everything will be OK すべて うまくいく 口笛も高く響くだろう 満月だけが知っている 僕らにあった一部始終を everything will be alright ただの不運さ 流れる血が青くにじんでた 愛しい君 心配ないからね 手を拭いて街へ出よう 人の群れにまぎれてりゃ everything will be OK 大丈夫さ うまくいく 口笛も高く響くだろう 白いドレスと指輪を買おう 流れる血が青くにじんでた 愛しい君と僕を秘密が 離さない | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | | 手を拭いて街へ出よう 今までどおりの土曜日さ everything will be OK すべて うまくいく 口笛も高く響くだろう 満月だけが知っている 僕らにあった一部始終を everything will be alright ただの不運さ 流れる血が青くにじんでた 愛しい君 心配ないからね 手を拭いて街へ出よう 人の群れにまぎれてりゃ everything will be OK 大丈夫さ うまくいく 口笛も高く響くだろう 白いドレスと指輪を買おう 流れる血が青くにじんでた 愛しい君と僕を秘密が 離さない |
ビリー地味なスカーフに火をつけて 一張羅なんてもんは すぐにそろう 踊るように行こうぜ 片っぽ同士のブーツ 不揃いって何だ It's so cool going down down down down‥‥ 左の頬を 差し出すなら gimmie your kiss, hey girl ぐらいでどう? 壁の詩 響け 地下鉄のビート スゴロクの街をdancing through going down down down down‥‥ 安いご褒美はくれるなよ 温まった銃が下を向くぜ 向こうにゃ摩天楼 足下にゃガム 明日のスターが 今日はスーパースター going down down down down‥‥ | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | | 地味なスカーフに火をつけて 一張羅なんてもんは すぐにそろう 踊るように行こうぜ 片っぽ同士のブーツ 不揃いって何だ It's so cool going down down down down‥‥ 左の頬を 差し出すなら gimmie your kiss, hey girl ぐらいでどう? 壁の詩 響け 地下鉄のビート スゴロクの街をdancing through going down down down down‥‥ 安いご褒美はくれるなよ 温まった銃が下を向くぜ 向こうにゃ摩天楼 足下にゃガム 明日のスターが 今日はスーパースター going down down down down‥‥ |
フェイバリット騒ぎを抜け出せば 辺りはすぐに明日の朝だ 行き交うマフラーやコート 人それぞれの街が目覚める 目映いひととき フェイバリット 歩こう 灯した愛を抱いて 夢語りの熱が冷めるまで あの空へ高く 摩天楼の彼方に 白い息を弾ませ そうさ 白い息を弾ませ 僕らは いつかのように 君は襟を立てて ブーツでメロディを奏でるさ 凍てつく朝の散歩道 卑わいな落書きでさえ 染めあげる 光りを浴びたら フェイバリット 歩こう 惜しみない賛辞で ささくれた心が寝つくまで あの空の柔らかい 太陽の産毛に 目を閉じれば何かが そうさ 目を閉じれば何かが そうさ 安らかになる 火傷のように疼く 人それぞれの願い 飲み込んで この街は膨らむ フェイバリット 歩こう 枯れない愛を抱いて 物語織り成す 毎日 あの空を分かち合う 摩天楼の子供さ 胸を焦がす何かに ベイビィ 胸を焦がす何かに 僕らは 息を切らす | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | 騒ぎを抜け出せば 辺りはすぐに明日の朝だ 行き交うマフラーやコート 人それぞれの街が目覚める 目映いひととき フェイバリット 歩こう 灯した愛を抱いて 夢語りの熱が冷めるまで あの空へ高く 摩天楼の彼方に 白い息を弾ませ そうさ 白い息を弾ませ 僕らは いつかのように 君は襟を立てて ブーツでメロディを奏でるさ 凍てつく朝の散歩道 卑わいな落書きでさえ 染めあげる 光りを浴びたら フェイバリット 歩こう 惜しみない賛辞で ささくれた心が寝つくまで あの空の柔らかい 太陽の産毛に 目を閉じれば何かが そうさ 目を閉じれば何かが そうさ 安らかになる 火傷のように疼く 人それぞれの願い 飲み込んで この街は膨らむ フェイバリット 歩こう 枯れない愛を抱いて 物語織り成す 毎日 あの空を分かち合う 摩天楼の子供さ 胸を焦がす何かに ベイビィ 胸を焦がす何かに 僕らは 息を切らす |
双子座グラフィティあぁ君は月明りと はしゃいでるマーメイドさ 長いその腕で 思いのたけを放ち 眠れない夜に謳歌を蒔いて行く 誰かのファンファーレも 流すポーカーフェイスさ 白い手のひらは 僕の膝を滑り出し その先の闇も映画の街へと 変えてしまうようさ 夢で逢うきりと僕らは メロディの鳴るような恋をした あぁハリウッド くたばれ! さぁブロードウェイと 海岸、夜、満月 踊る僕らの生理は ひどく鮮やかな パノラマを産み落とし トンネルに並ぶ聖火を見るたび 吠えるヴァンパイヤさ 海で逢うきりと二人は 双子座(ジェミニ)も 照れるような恋をした ハーバーライトきらめき クライ・ベイビー・クライ! あぁ遠い彼岸へ向かう 僕らのクーペは 誰も止められないさ 誰も止めやしないのさ カーテンコールから昇る 陽を仰ぐだろう アドリブをぬけた テーマに沸くだろう シュワキマセリだろう 夢で逢うきりと僕らは メロディの鳴るような恋をした あぁハリウッド くたばれ! さぁブロードウェイと 海で逢うきりと二人は 双子座(ジェミニ)も 照れるような恋をした ハーバーライトきらめき クライ・ベイビー・クライ! | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | あぁ君は月明りと はしゃいでるマーメイドさ 長いその腕で 思いのたけを放ち 眠れない夜に謳歌を蒔いて行く 誰かのファンファーレも 流すポーカーフェイスさ 白い手のひらは 僕の膝を滑り出し その先の闇も映画の街へと 変えてしまうようさ 夢で逢うきりと僕らは メロディの鳴るような恋をした あぁハリウッド くたばれ! さぁブロードウェイと 海岸、夜、満月 踊る僕らの生理は ひどく鮮やかな パノラマを産み落とし トンネルに並ぶ聖火を見るたび 吠えるヴァンパイヤさ 海で逢うきりと二人は 双子座(ジェミニ)も 照れるような恋をした ハーバーライトきらめき クライ・ベイビー・クライ! あぁ遠い彼岸へ向かう 僕らのクーペは 誰も止められないさ 誰も止めやしないのさ カーテンコールから昇る 陽を仰ぐだろう アドリブをぬけた テーマに沸くだろう シュワキマセリだろう 夢で逢うきりと僕らは メロディの鳴るような恋をした あぁハリウッド くたばれ! さぁブロードウェイと 海で逢うきりと二人は 双子座(ジェミニ)も 照れるような恋をした ハーバーライトきらめき クライ・ベイビー・クライ! |
冬のオルカ逃げるホライゾン 東の彼方に嗤うオレの未来よ 西日あつめて進むセダンは 褪せたシートに涎た夏を染めたまま 季節を滑るスタンピード 軋む 都市へ嘶くダウンビート 跳ねる ハイディ・ホー フレー! 唄え「ローハイド」 高く摩天楼へ 弧を描いて宙を射れば冬のオルカさ 夏は今 遠く遥か向こう 不意の交響詩を放つ 「ひらけゴマ!」 季節を滑るスタンピード 軋む 都市へ嘶くダウンビート 跳ねる ハイディ・ホー 季節を滑るスタンピード 煙る 都市へ嘶くダウンビート 歪む ハイディ・ホー… | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ | 逃げるホライゾン 東の彼方に嗤うオレの未来よ 西日あつめて進むセダンは 褪せたシートに涎た夏を染めたまま 季節を滑るスタンピード 軋む 都市へ嘶くダウンビート 跳ねる ハイディ・ホー フレー! 唄え「ローハイド」 高く摩天楼へ 弧を描いて宙を射れば冬のオルカさ 夏は今 遠く遥か向こう 不意の交響詩を放つ 「ひらけゴマ!」 季節を滑るスタンピード 軋む 都市へ嘶くダウンビート 跳ねる ハイディ・ホー 季節を滑るスタンピード 煙る 都市へ嘶くダウンビート 歪む ハイディ・ホー… |
ブラインドタッチの織姫3秒前 キスをする人は真顔になるのさ 2秒前 愛を告げようと 口唇の花が開き始めたよ ひとつ ふたつ みっつ ふさぎがちな ブラインドタッチの織姫 紡ぐ指先 とめてくれる人は誰 この星は青くて丸い屑籠 君を捨てる神と拾う神と… 3秒前 キスをする人は真顔になるのさ 2秒前 愛を告げようと 口唇の花が開き始めたよ ひとつ ふたつ みっつ お茶を囲む姦(かしま)し娘のカルテット 品評(しなさだめ)する瞳がうるんでいるよ 善男善女が競う恋の技 君は腕だめしに気遅れて… 3秒前 キスをする人は真顔になるのさ 2秒前 愛を告げたなら 口唇の花が咲き乱れるだろう ひとつ ふたつ みっつ みんなダンスダンスするんだ それでキスのスコール Let it rain! 君を捨てる神と拾う神と… 3秒前 キスをする人は真顔になるのさ 2秒前 愛を告げたなら 口唇の花が咲き誇るはずさ ひとつ ふたつ みっつ 君とダンスダンスしたいんだ それでスリー、ツー、ワンで着弾! | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | | 3秒前 キスをする人は真顔になるのさ 2秒前 愛を告げようと 口唇の花が開き始めたよ ひとつ ふたつ みっつ ふさぎがちな ブラインドタッチの織姫 紡ぐ指先 とめてくれる人は誰 この星は青くて丸い屑籠 君を捨てる神と拾う神と… 3秒前 キスをする人は真顔になるのさ 2秒前 愛を告げようと 口唇の花が開き始めたよ ひとつ ふたつ みっつ お茶を囲む姦(かしま)し娘のカルテット 品評(しなさだめ)する瞳がうるんでいるよ 善男善女が競う恋の技 君は腕だめしに気遅れて… 3秒前 キスをする人は真顔になるのさ 2秒前 愛を告げたなら 口唇の花が咲き乱れるだろう ひとつ ふたつ みっつ みんなダンスダンスするんだ それでキスのスコール Let it rain! 君を捨てる神と拾う神と… 3秒前 キスをする人は真顔になるのさ 2秒前 愛を告げたなら 口唇の花が咲き誇るはずさ ひとつ ふたつ みっつ 君とダンスダンスしたいんだ それでスリー、ツー、ワンで着弾! |
ブルー・ゾンビ錆びた天使 空 目指す 美しい森 そうさ 俺はゾンビ 枯れ葉の遊歩道 ふらりふらふら 夕闇に夜明けの夢を求め さあ、右っ!左っ! どこヘ ディビ♪ディビディビ♪ディビ♪ディビディビ♪ ディビディ♪ディビディ♪ディビ♪ ディビディ♪ドゥビディビ♪ 雨の中 羽ばたいたカラス 墓石の街 そうさ 俺はゾンビ 調子外れも 慣れたハーモニー 陽の当たる棘の道で 接吻けた ブルー!ブルー!ブルー! 夕闇にそうさ夜明けの夢を! 甦るのさ 右っ!左っ!オォイェー! ディビ♪ディビディビ♪ディビ♪ディビディビ♪ ディビディ♪ディビディ♪ディビ♪ ディビディ♪ドゥビディビ♪ | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | | 錆びた天使 空 目指す 美しい森 そうさ 俺はゾンビ 枯れ葉の遊歩道 ふらりふらふら 夕闇に夜明けの夢を求め さあ、右っ!左っ! どこヘ ディビ♪ディビディビ♪ディビ♪ディビディビ♪ ディビディ♪ディビディ♪ディビ♪ ディビディ♪ドゥビディビ♪ 雨の中 羽ばたいたカラス 墓石の街 そうさ 俺はゾンビ 調子外れも 慣れたハーモニー 陽の当たる棘の道で 接吻けた ブルー!ブルー!ブルー! 夕闇にそうさ夜明けの夢を! 甦るのさ 右っ!左っ!オォイェー! ディビ♪ディビディビ♪ディビ♪ディビディビ♪ ディビディ♪ディビディ♪ディビ♪ ディビディ♪ドゥビディビ♪ |
ブルーバードブルーバード 空へ羽ばたく 静かな町に 風を起こして ブルーバード 僕は旅立つ 小さな不安に 大きく窓を開け 荒れ狂う稲穂の海を 走る道 そうさ 強い風 飛ばされた地図が なぁ ブルーバード 君の羽根のようさ あぁ ブルーバード 空へ羽ばたく どこへ行っても 口笛を吹こう ブルーバード 野に咲く花の 小さなプライドさ 大きな空のもと 舞い上がる埃の中に 映る夢 そうさ 煽る風 急行列車の人生 なぁ ブルーバード 君の歌う声が響くよ Open your mind 堂々巡りの果ての朝に Open your mind 長い雨降る真夜中に Open your mind 知らない世界と出逢う午後に Open your mind 同じ太陽の沈む夕べに Open your mind... 荒れ狂う遠くの海へ 走る道 そうさ 強い風 飛ばされた涙が なぁ ブルーバード 道標みたいに遠ざかる | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ | ブルーバード 空へ羽ばたく 静かな町に 風を起こして ブルーバード 僕は旅立つ 小さな不安に 大きく窓を開け 荒れ狂う稲穂の海を 走る道 そうさ 強い風 飛ばされた地図が なぁ ブルーバード 君の羽根のようさ あぁ ブルーバード 空へ羽ばたく どこへ行っても 口笛を吹こう ブルーバード 野に咲く花の 小さなプライドさ 大きな空のもと 舞い上がる埃の中に 映る夢 そうさ 煽る風 急行列車の人生 なぁ ブルーバード 君の歌う声が響くよ Open your mind 堂々巡りの果ての朝に Open your mind 長い雨降る真夜中に Open your mind 知らない世界と出逢う午後に Open your mind 同じ太陽の沈む夕べに Open your mind... 荒れ狂う遠くの海へ 走る道 そうさ 強い風 飛ばされた涙が なぁ ブルーバード 道標みたいに遠ざかる |
ホライゾン!ホライゾン!遠く吠える負け犬の影 夏の亡骸 ながめりゃ 燃える空 くすんだ魂を 黒いドクロが蹴っとばした 君の頬へ 最後のキッスを 旅立ちの時が来たんだ 穏やかな日々にハーブを 育てるのもいいけれど あの ホライゾン ホライゾン 追えば逃げてく あの ホライゾン ホライゾン 舌を出して待つのさ 風 ひとつ 合図のように 空き缶が転げ落ちた 燃える向日葵 暴れる風見鶏 蜃気楼に騙されて あの ホライゾン ホライゾン 懐かしい場所へ 連れてけ ホライゾン ホライゾン 思わせぶりなラインで 遠く吠える 負け犬の影 旅の道連れ ロックンロール 穏やかな春に睡魔と 戦うのもいいけれど あの ホライゾン ホライゾン 追えば逃げてく あの ホライゾン ホライゾン 舌を出した ホライゾン ホライゾン 懐かしい場所へ 連れてけ ホライゾン ホライゾン 思わせぶりなラインで くびれたフォルムで いかれたムードで 急かすように 焦らすように 急かすように 焦らすように | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | | 遠く吠える負け犬の影 夏の亡骸 ながめりゃ 燃える空 くすんだ魂を 黒いドクロが蹴っとばした 君の頬へ 最後のキッスを 旅立ちの時が来たんだ 穏やかな日々にハーブを 育てるのもいいけれど あの ホライゾン ホライゾン 追えば逃げてく あの ホライゾン ホライゾン 舌を出して待つのさ 風 ひとつ 合図のように 空き缶が転げ落ちた 燃える向日葵 暴れる風見鶏 蜃気楼に騙されて あの ホライゾン ホライゾン 懐かしい場所へ 連れてけ ホライゾン ホライゾン 思わせぶりなラインで 遠く吠える 負け犬の影 旅の道連れ ロックンロール 穏やかな春に睡魔と 戦うのもいいけれど あの ホライゾン ホライゾン 追えば逃げてく あの ホライゾン ホライゾン 舌を出した ホライゾン ホライゾン 懐かしい場所へ 連れてけ ホライゾン ホライゾン 思わせぶりなラインで くびれたフォルムで いかれたムードで 急かすように 焦らすように 急かすように 焦らすように |
僕の心のありったけ新しい街の見知らぬ風景 遠ざかる夢と生まれたての愛と 時の流れに忘れそうな思い出をもう手離そう この心のありったけ、ありったけを 今夜は君の中の宇宙に放ちたいのさ 放ちたいのさ 見苦しいほどに嫉妬してみたり 大切な人に裏切られてみたり 時の流れのほとりで手を振る人にめぐり逢いたい この心のありったけ、ありったけを 今夜は君の中の宇宙に放ちたいのさ 放ちたいのさ ごらん、朝靄の中で輝くこの街のスカイライン さざめく翳の樹 Shake it! 光が差したらギアをハイに入れてくれ 止まらないで 財布の底には星屑の金貨 鞄のポケット舞い込んだ花びら 晴れ着をまとい喝采を背に聞くように 影を追い越す僕の心 この心のありったけ、ありったけを ありったけを ありったけを 今夜は君の中の宇宙に放ちたいのさ 放ちたいのさ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | | 新しい街の見知らぬ風景 遠ざかる夢と生まれたての愛と 時の流れに忘れそうな思い出をもう手離そう この心のありったけ、ありったけを 今夜は君の中の宇宙に放ちたいのさ 放ちたいのさ 見苦しいほどに嫉妬してみたり 大切な人に裏切られてみたり 時の流れのほとりで手を振る人にめぐり逢いたい この心のありったけ、ありったけを 今夜は君の中の宇宙に放ちたいのさ 放ちたいのさ ごらん、朝靄の中で輝くこの街のスカイライン さざめく翳の樹 Shake it! 光が差したらギアをハイに入れてくれ 止まらないで 財布の底には星屑の金貨 鞄のポケット舞い込んだ花びら 晴れ着をまとい喝采を背に聞くように 影を追い越す僕の心 この心のありったけ、ありったけを ありったけを ありったけを 今夜は君の中の宇宙に放ちたいのさ 放ちたいのさ |
ポップコーン鉄色の空に はためく星条旗 燃えさかる太陽 昇り詰めてプレイボール 埃の影から 野郎がそら来たぜ 波打つスタジアム 皆もう持てやしない 左利きの風来坊 いかなるピンチの嵐も 左利きの風来坊 小指でもてあそぶぜ 左利きの風来坊 いわゆる猛者も舌を巻く 消える魔球の風来坊 鮮やかに討ち取ってけ! 飛んできたヤジも 子守歌のように 肝っ玉はまさに この世のもんじゃ無いのさ 左利きの風来坊 竜巻のようなフォームは 左利きの風来坊 オレも真似たものだぜ 左利きの風来坊 この星に降りたエイリアンさ 消える魔球の風来坊 速やかに葬ってけ! シビレルぜ! 鉄色の空に 掲げたそのグラヴ まちうける勝利に 皆もう大騒ぎさ 皆もう大騒ぎだぜ 左利きの風来坊 あらゆる境地の嵐も 左利きの風来坊 小指でなぎ倒すぜ 左利きの風来坊 いわゆる猛者も舌を巻く 消える魔球の風来坊 鮮やかに討ち取ってけ! シビレルぜ 奴のトルネード 風来坊… | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | 鉄色の空に はためく星条旗 燃えさかる太陽 昇り詰めてプレイボール 埃の影から 野郎がそら来たぜ 波打つスタジアム 皆もう持てやしない 左利きの風来坊 いかなるピンチの嵐も 左利きの風来坊 小指でもてあそぶぜ 左利きの風来坊 いわゆる猛者も舌を巻く 消える魔球の風来坊 鮮やかに討ち取ってけ! 飛んできたヤジも 子守歌のように 肝っ玉はまさに この世のもんじゃ無いのさ 左利きの風来坊 竜巻のようなフォームは 左利きの風来坊 オレも真似たものだぜ 左利きの風来坊 この星に降りたエイリアンさ 消える魔球の風来坊 速やかに葬ってけ! シビレルぜ! 鉄色の空に 掲げたそのグラヴ まちうける勝利に 皆もう大騒ぎさ 皆もう大騒ぎだぜ 左利きの風来坊 あらゆる境地の嵐も 左利きの風来坊 小指でなぎ倒すぜ 左利きの風来坊 いわゆる猛者も舌を巻く 消える魔球の風来坊 鮮やかに討ち取ってけ! シビレルぜ 奴のトルネード 風来坊… |
まぶしがりや冬の陽がフィルムのように薄い 氷の上で跳ねれば 眩しげ 君はまつげを閉じて 手をかざして笑う 洗いざらい 話せる日がくるかな 詮索しなくていいのさ ごめんよ そんなことがあったとしか 今は言えない 言えない 君の指の冷たさを感じていたい このまま 胸の奥のためらい傷 忘れるほどの いとしさが満ちてくる 夕暮れる部屋の中で 静かに醸し出される夢 街の灯 ヘッドライトの渦の中に かけがえのないものを見つけたい 滲んだ星を数えてる 君は まぶしがりや なんだな 君の指の冷たさを感じていたい このまま 胸の奥のためらい傷 忘れるほどの いとしさが満ちてくる みんなそう ひとりぼっちのふたり 暗夜に飛ぶ鳥さ 街の灯 サーチライトの天河 かけがえのないものを見つけては 見失なったりしてるのさ いつも まぶしがりや なんだな まぶしがりや だからさ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | 堀込高樹 | 冬の陽がフィルムのように薄い 氷の上で跳ねれば 眩しげ 君はまつげを閉じて 手をかざして笑う 洗いざらい 話せる日がくるかな 詮索しなくていいのさ ごめんよ そんなことがあったとしか 今は言えない 言えない 君の指の冷たさを感じていたい このまま 胸の奥のためらい傷 忘れるほどの いとしさが満ちてくる 夕暮れる部屋の中で 静かに醸し出される夢 街の灯 ヘッドライトの渦の中に かけがえのないものを見つけたい 滲んだ星を数えてる 君は まぶしがりや なんだな 君の指の冷たさを感じていたい このまま 胸の奥のためらい傷 忘れるほどの いとしさが満ちてくる みんなそう ひとりぼっちのふたり 暗夜に飛ぶ鳥さ 街の灯 サーチライトの天河 かけがえのないものを見つけては 見失なったりしてるのさ いつも まぶしがりや なんだな まぶしがりや だからさ |
水色のアジサイの上退屈な午後 悔し紛れにもう一度日捲りカレンダーを裂く 会話も途切れて 沸きだしたお湯の音に耳を傾ける君を そっと抱いて 魔法瓶沸いてる 雨つたい落ちるガラス窓 薄皮色の雲が塗りつぶした空の下 街は眩しい世界 「ひなびた僕らのシャンゼリゼ…?」 及び腰なふりで君を見れば そっぽ向いて 「ぽっ」と咲いてる 雨唄い踊るカタツムリ 『味気ない音楽は僕らをやたらと放っておく』 絵の具のチューブを好きなだけ おや指の腹で圧し出したような カエルは手のひら跳ね回る 待っていた重さだ憂鬱も捌ける 飛んで返って 気取って鳴いてる 雨唄い落ちるガラス窓 雨伝い逢瀬へとカタツムリは踊る 水色のアジサイの上 | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | | 退屈な午後 悔し紛れにもう一度日捲りカレンダーを裂く 会話も途切れて 沸きだしたお湯の音に耳を傾ける君を そっと抱いて 魔法瓶沸いてる 雨つたい落ちるガラス窓 薄皮色の雲が塗りつぶした空の下 街は眩しい世界 「ひなびた僕らのシャンゼリゼ…?」 及び腰なふりで君を見れば そっぽ向いて 「ぽっ」と咲いてる 雨唄い踊るカタツムリ 『味気ない音楽は僕らをやたらと放っておく』 絵の具のチューブを好きなだけ おや指の腹で圧し出したような カエルは手のひら跳ね回る 待っていた重さだ憂鬱も捌ける 飛んで返って 気取って鳴いてる 雨唄い落ちるガラス窓 雨伝い逢瀬へとカタツムリは踊る 水色のアジサイの上 |
水とテクノクラート流れる河 虹色オイル 眺めるテクノクラートさ 水灯り 遠くでファルセット 一適 手鳴るほうへ そして待っているのは 甘い不埒なメロディー 投げかけたキス 気付かれたら頬ばる テクノクラートさ 水灯り 遠くでファルセッ 一適 手鳴るほうへ そして待っているのは 甘い不埒なメロディー 合間縫う腑に落ちない ミュージック止めて ああ、水鳥飛び去ってく 飛行場の濡れそぼつは 君の背に似てる 皮を剥いて 白い耳たぶを甘噛み 雨足より速く海へ向かう僕は 赤いK急に乗って三崎へ 水灯り 遠くでファルセット 一適 手鳴るほうへ そして待っているのは 甘い不埒なメロディー 合間縫う腑に落ちない ミュージック止めて 肩透かしのカタストロフィは続く 合間縫う腑に落ちない ミュージック止めて 肩透かしのカタストロフィは続く 合間縫う腑に落ちない ミュージック止めて 肩透かしのカタストロフィは続く 合間縫う腑に落ちないミュージック止めて | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | | 流れる河 虹色オイル 眺めるテクノクラートさ 水灯り 遠くでファルセット 一適 手鳴るほうへ そして待っているのは 甘い不埒なメロディー 投げかけたキス 気付かれたら頬ばる テクノクラートさ 水灯り 遠くでファルセッ 一適 手鳴るほうへ そして待っているのは 甘い不埒なメロディー 合間縫う腑に落ちない ミュージック止めて ああ、水鳥飛び去ってく 飛行場の濡れそぼつは 君の背に似てる 皮を剥いて 白い耳たぶを甘噛み 雨足より速く海へ向かう僕は 赤いK急に乗って三崎へ 水灯り 遠くでファルセット 一適 手鳴るほうへ そして待っているのは 甘い不埒なメロディー 合間縫う腑に落ちない ミュージック止めて 肩透かしのカタストロフィは続く 合間縫う腑に落ちない ミュージック止めて 肩透かしのカタストロフィは続く 合間縫う腑に落ちない ミュージック止めて 肩透かしのカタストロフィは続く 合間縫う腑に落ちないミュージック止めて |
耳をうずめて祈りにも似ていた恋人の名前も今は 遠い響きを残して消えたよ イソシギの護岸に耳をうずめていたのさ “憂鬱はまさにそう! 凪いだ情熱だ” 鈍色に暮れる冷たい心で何を感じる? 僕は音楽に愛されてる、そう思うのか? かりそめのなれそめににわかに色めきたつよ こぬか雨に憑かれた通りが その胸のたわみに耳をうずめて聴くのさ 邪なふたつの魂の静けさを 鈍色に暮れる冷たい心のめあては君さ 僕ら音楽に愛されてる、そう思うのか? 人のようなふりをしてる声色 美しい嘘で酒落のめして二人でブギを弾く 僕ら音楽に愛されてる、とりこの街で かたびらを裂いて白金色した空の底から 僕ら息の根をまさぐるんだ 握る葦と羽毛の轟音 固有の鼻歌 | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 祈りにも似ていた恋人の名前も今は 遠い響きを残して消えたよ イソシギの護岸に耳をうずめていたのさ “憂鬱はまさにそう! 凪いだ情熱だ” 鈍色に暮れる冷たい心で何を感じる? 僕は音楽に愛されてる、そう思うのか? かりそめのなれそめににわかに色めきたつよ こぬか雨に憑かれた通りが その胸のたわみに耳をうずめて聴くのさ 邪なふたつの魂の静けさを 鈍色に暮れる冷たい心のめあては君さ 僕ら音楽に愛されてる、そう思うのか? 人のようなふりをしてる声色 美しい嘘で酒落のめして二人でブギを弾く 僕ら音楽に愛されてる、とりこの街で かたびらを裂いて白金色した空の底から 僕ら息の根をまさぐるんだ 握る葦と羽毛の轟音 固有の鼻歌 |
Music!!!!!!!待ち焦がれた でかい波 身を委ねた この気分 君も欲しいなら飛び込んで来りゃいいさ 五臓六腑に響いては 浸み渡ってくその愛撫 憎いね クールで熱いと来た日には 飛ばせ 音のチューブを 粋なテンポでフリーウェイ 先走るように 夢見た天国 プリーズ! ノック・ミー・アウト! 暴れ出すグルーヴよ 今 僕らを照らす同じ太陽 いいぞ シャウト・イット・アウト! 乗りこなしてクルーズヘ ただ 僕らと空を走るエスカルゴ Go! Go! Go! 流れ始めた でかい波 テイク・ワンで飛び乗ろう 君も望むなら 感嘆符を放って 手の鳴る方へ喚いては 目くるめいてくカメレオン 揺れてる蝶がほら 蜂へと変わった 回れ 惑星(ほし)のように 君とヌードを曝して はしゃぎ合うなら 憧れの天国 プリーズ! ノック・ミー・アウト! 溢れ出したスウィートノート 今 僕らを包むひとつの太陽 そうさ シャウト・イット・アウト! 乗りこなしてクルーズヘ ただ 僕らと空を走るエスカルゴ プリーズ! ノック・ミー・アウト! 暴れ出すグルーヴよ 今 僕らを照らす同じ太陽 いいぞ! シャウト・イット・アウト! 乗りこなしてクルーズを いざ 僕らと空を走るエスカルゴ Go! Go! Go! | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | 待ち焦がれた でかい波 身を委ねた この気分 君も欲しいなら飛び込んで来りゃいいさ 五臓六腑に響いては 浸み渡ってくその愛撫 憎いね クールで熱いと来た日には 飛ばせ 音のチューブを 粋なテンポでフリーウェイ 先走るように 夢見た天国 プリーズ! ノック・ミー・アウト! 暴れ出すグルーヴよ 今 僕らを照らす同じ太陽 いいぞ シャウト・イット・アウト! 乗りこなしてクルーズヘ ただ 僕らと空を走るエスカルゴ Go! Go! Go! 流れ始めた でかい波 テイク・ワンで飛び乗ろう 君も望むなら 感嘆符を放って 手の鳴る方へ喚いては 目くるめいてくカメレオン 揺れてる蝶がほら 蜂へと変わった 回れ 惑星(ほし)のように 君とヌードを曝して はしゃぎ合うなら 憧れの天国 プリーズ! ノック・ミー・アウト! 溢れ出したスウィートノート 今 僕らを包むひとつの太陽 そうさ シャウト・イット・アウト! 乗りこなしてクルーズヘ ただ 僕らと空を走るエスカルゴ プリーズ! ノック・ミー・アウト! 暴れ出すグルーヴよ 今 僕らを照らす同じ太陽 いいぞ! シャウト・イット・アウト! 乗りこなしてクルーズを いざ 僕らと空を走るエスカルゴ Go! Go! Go! |
むすんでひらいて今日も持て余す僕の 膨らみ過ぎた好奇心にバクも消えた 緩いリズムに深く息をあわせて 踊るダンス!行こう始まりは こんな呪文のように軽やかなのさ ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥーレリラー 辺りの煙を泳いで あべこべな泥酔かげんに僕は歌い 思い出すたび鮮やかになる嘘と 踊るダンス!話かけても 明け暮れるこの男はお手上げなのさ ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥーレリラー むすんでひらいて回る 草木も眠る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい むすんでひらいて踊ろう 指切りでついた嘘に ララバイを ララバイを… 還るア・カペラ 人魚の得体も暴く海で 灯台の灯はどんなふうに 寄せては返す僕の波を手繰るか!? ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー アー ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥーレリラー むすんでひらいて回る ヒツジも帰る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい むすんでひらいて踊ろう ゆりかごから墓場まで ララバイを ララバイを… むすんでひらいて回る 草木も眠る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい… むすんでひらいて踊ろう 指切りでついた嘘に ララバイを ララバイを… むすんでひらいて回る ヒツジも帰る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい… むすんでひらいて踊ろう ゆりかごから墓場まで ララバイを ララバイを… 還るア・カペラ | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | 今日も持て余す僕の 膨らみ過ぎた好奇心にバクも消えた 緩いリズムに深く息をあわせて 踊るダンス!行こう始まりは こんな呪文のように軽やかなのさ ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥーレリラー 辺りの煙を泳いで あべこべな泥酔かげんに僕は歌い 思い出すたび鮮やかになる嘘と 踊るダンス!話かけても 明け暮れるこの男はお手上げなのさ ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥーレリラー むすんでひらいて回る 草木も眠る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい むすんでひらいて踊ろう 指切りでついた嘘に ララバイを ララバイを… 還るア・カペラ 人魚の得体も暴く海で 灯台の灯はどんなふうに 寄せては返す僕の波を手繰るか!? ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー アー ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥーレリラー むすんでひらいて回る ヒツジも帰る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい むすんでひらいて踊ろう ゆりかごから墓場まで ララバイを ララバイを… むすんでひらいて回る 草木も眠る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい… むすんでひらいて踊ろう 指切りでついた嘘に ララバイを ララバイを… むすんでひらいて回る ヒツジも帰る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい… むすんでひらいて踊ろう ゆりかごから墓場まで ララバイを ララバイを… 還るア・カペラ |
ムラサキ☆サンセット転がる石になりたいのかい、ガラスの玉よ 擦り切れて白くなってくすんでいくだけさ 右手で握ってあの娘達(ら)の裸を描く いつかは黄金(きん)の靴下を履かせてやれるかい? 風に巻かれる枯葉のように騒ぎたてて 箒(ほうき)で掃かれて焼かれて消えて ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ われらのサンダンス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴(ベル)が鳴り響く 仄(ほの)かに揺れるコスモ 水を張った灰皿には沈む吸殻 マッチ棒のような人生 身をよじらせろ 両手に灰を掬(すく)いあげて ぎゅうっと握れば いつかはダイヤになるなんて ダイヤなら傷つかないなんて ダイヤのモンドが永遠(とわ)なんて他人の夢さ 悲しい詩(うた)に希望の種子(たね)をふり撒こうぜ 棺を満たして花びらが舞うよう ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ 誰かのサングラス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴が鳴り響く 静かに揺れるコロナ 棺を満たして花びらは舞う ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ われらのサンダンス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴(ベル)が鳴り響く 仄(ほの)かに揺れるコスモ ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ 誰かのサングラス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴が鳴り響く 静かに揺れるコロナ ムラサキ☆サンセット… | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | 冨田恵一 | 転がる石になりたいのかい、ガラスの玉よ 擦り切れて白くなってくすんでいくだけさ 右手で握ってあの娘達(ら)の裸を描く いつかは黄金(きん)の靴下を履かせてやれるかい? 風に巻かれる枯葉のように騒ぎたてて 箒(ほうき)で掃かれて焼かれて消えて ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ われらのサンダンス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴(ベル)が鳴り響く 仄(ほの)かに揺れるコスモ 水を張った灰皿には沈む吸殻 マッチ棒のような人生 身をよじらせろ 両手に灰を掬(すく)いあげて ぎゅうっと握れば いつかはダイヤになるなんて ダイヤなら傷つかないなんて ダイヤのモンドが永遠(とわ)なんて他人の夢さ 悲しい詩(うた)に希望の種子(たね)をふり撒こうぜ 棺を満たして花びらが舞うよう ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ 誰かのサングラス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴が鳴り響く 静かに揺れるコロナ 棺を満たして花びらは舞う ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ われらのサンダンス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴(ベル)が鳴り響く 仄(ほの)かに揺れるコスモ ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ 誰かのサングラス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴が鳴り響く 静かに揺れるコロナ ムラサキ☆サンセット… |
メスとコスメ不二子もハニーも真っ蒼 噂で“変わった”と聞いてはいたけど 「ひさしぶりね」と微笑む 戸惑いを見透かすように メスとコスメのサイボーグ 肋骨を抜いたね 面の顔を剥いだろう 蛾を思わせるその眉 自満の胸 鼻高々 見知らぬ女性 ああ、きれいだぜ 君はきれいだぜ その昔よりも すっごくきれいだぜ きっと なればいい 君になればいい 君は君のなりたいようになればいい 思う僕さ 密かに揶揄を込めつつ くちづけ交わせばそっと崩れ落ちて 「かわらないね」とつぶやく鳶色のその瞳に涙 僕の胸の奥に棲む 君の面影を塗り替えに来たの? いつでも君のまぶたは やさしく泣いたあとのように美しかった でも きれいだぜ 君はきれいだぜ その昔よりも すっごくきれいだぜ きっと なればいい 君はなればいい 君のなりたい“本当”になればいい 思う僕さ あてつけのつもりなのかい、それとも未練かい? 熱い紅茶も冷める距離だね やさしく泣いたあとのように美しかった でも きれいだぜ 君はきれいだぜ その昔よりも すっごくきれいだぜ きっと なればいい 君はなればいいさ 君のなりたい“本当”になればいい そうさ きれいだぜ とてもきれいだぜ 君は君のありたいようにあればいい 祈る僕さ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 不二子もハニーも真っ蒼 噂で“変わった”と聞いてはいたけど 「ひさしぶりね」と微笑む 戸惑いを見透かすように メスとコスメのサイボーグ 肋骨を抜いたね 面の顔を剥いだろう 蛾を思わせるその眉 自満の胸 鼻高々 見知らぬ女性 ああ、きれいだぜ 君はきれいだぜ その昔よりも すっごくきれいだぜ きっと なればいい 君になればいい 君は君のなりたいようになればいい 思う僕さ 密かに揶揄を込めつつ くちづけ交わせばそっと崩れ落ちて 「かわらないね」とつぶやく鳶色のその瞳に涙 僕の胸の奥に棲む 君の面影を塗り替えに来たの? いつでも君のまぶたは やさしく泣いたあとのように美しかった でも きれいだぜ 君はきれいだぜ その昔よりも すっごくきれいだぜ きっと なればいい 君はなればいい 君のなりたい“本当”になればいい 思う僕さ あてつけのつもりなのかい、それとも未練かい? 熱い紅茶も冷める距離だね やさしく泣いたあとのように美しかった でも きれいだぜ 君はきれいだぜ その昔よりも すっごくきれいだぜ きっと なればいい 君はなればいいさ 君のなりたい“本当”になればいい そうさ きれいだぜ とてもきれいだぜ 君は君のありたいようにあればいい 祈る僕さ |
もしもの時はカバンの中のスタンガン 星より秘そかにGPS 横顔 きれいな髪 防犯カメラの中の 君がもしもの時は言ってよ please 君にもしもの何かがあったら 堪えられないよ 電話の繋がるどこかにいるよ 釣り堀でお前を見たよ 何も言えなかったけど ごめん もしもの時は言ってよ please 水臭い奴だって知ってるけど 抱え込むなよ 電話は繋がるようにしておくよ 僕らはきっと 地下水のように 通じ合っているのだから 二人の頬を流れるのは 同じ水のはずさ いつもどこでも 君がもしもの時は言ってよ please 森で熊に出会ったのよ、なんて 食べられないで もしもの時は言ってよ please 憎まれ口叩くのもいいけど 抱え込むなよ もしもの時は言ってよ please 君にもしもの何かがあったら 堪えられないよ 電話の繋がるどこかにいるよ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | | カバンの中のスタンガン 星より秘そかにGPS 横顔 きれいな髪 防犯カメラの中の 君がもしもの時は言ってよ please 君にもしもの何かがあったら 堪えられないよ 電話の繋がるどこかにいるよ 釣り堀でお前を見たよ 何も言えなかったけど ごめん もしもの時は言ってよ please 水臭い奴だって知ってるけど 抱え込むなよ 電話は繋がるようにしておくよ 僕らはきっと 地下水のように 通じ合っているのだから 二人の頬を流れるのは 同じ水のはずさ いつもどこでも 君がもしもの時は言ってよ please 森で熊に出会ったのよ、なんて 食べられないで もしもの時は言ってよ please 憎まれ口叩くのもいいけど 抱え込むなよ もしもの時は言ってよ please 君にもしもの何かがあったら 堪えられないよ 電話の繋がるどこかにいるよ |
もしもピアノが弾けたならもしもピアノが弾けたなら 思いのすべてを歌にして きみに伝えることだろう 雨が降る日は雨のように 風ふく夜には風のように 晴れた朝には晴れやかに だけど ぼくにはピアノがない 君に聴かせる腕もない 心はいつでも半開き 伝える言葉が残される アア アー アア ……… 残される もしもピアノが弾けたなら 小さな灯を一つつけ きみに聴かせることだろう 人を愛したよろこびや 心が通わぬ悲しみや おさえきれない情熱や だけど僕にはピアノがない きみと夢みることもない 心はいつでも空まわり 聴かせる夢さえ遠ざかる アア アー アア ……… 遠ざかる | キリンジ | 阿久悠 | 坂田晃一 | | もしもピアノが弾けたなら 思いのすべてを歌にして きみに伝えることだろう 雨が降る日は雨のように 風ふく夜には風のように 晴れた朝には晴れやかに だけど ぼくにはピアノがない 君に聴かせる腕もない 心はいつでも半開き 伝える言葉が残される アア アー アア ……… 残される もしもピアノが弾けたなら 小さな灯を一つつけ きみに聴かせることだろう 人を愛したよろこびや 心が通わぬ悲しみや おさえきれない情熱や だけど僕にはピアノがない きみと夢みることもない 心はいつでも空まわり 聴かせる夢さえ遠ざかる アア アー アア ……… 遠ざかる |
自棄っぱちオプティミストDon't cry 流れ星を見逃しても 空を見上げ続けりゃ いつかまた落ちてくる きっとこれ以上は 悪くならない 満ちて欠ける月なら 降ればやむのが雨さ 花は散っても来年咲く So you walk out この街の景色をもっと 君が愛したのなら世界は変わる You found out 昨日の涙はstar dust この闇夜のdecoration 世界を彩る Bad dream 夢の中で夢だと知っても 抜け出せずにいるなら 勇気の杖を一振り Do scream 君のエコーを探しに行こう 渡る世間の鬼だって 命までは取らない ブーツの紐をキツく締めたら So you walk out この街の景色をもっと 君が愛したのなら世界は変わる You found out 昨日の涙はstar dust この闇夜のdecoration 世界を彩る 自棄っぱちのオプティミスト 強気のペシミスト お大事に! だから walk out この街の景色をもっと 君が愛したのなら世界は変わる You found out 昨日の涙はstar dust この闇夜のdecoration 世界を彩る oh cheer up! 思い出は今も sting me 喉もと過ぎても heart ache 世界は廻る You walk out この街の景色をもっと 君が愛したのなら 世界は変わる You found out 昨日の涙は star dust | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | 堀込高樹・堀込泰行 | Don't cry 流れ星を見逃しても 空を見上げ続けりゃ いつかまた落ちてくる きっとこれ以上は 悪くならない 満ちて欠ける月なら 降ればやむのが雨さ 花は散っても来年咲く So you walk out この街の景色をもっと 君が愛したのなら世界は変わる You found out 昨日の涙はstar dust この闇夜のdecoration 世界を彩る Bad dream 夢の中で夢だと知っても 抜け出せずにいるなら 勇気の杖を一振り Do scream 君のエコーを探しに行こう 渡る世間の鬼だって 命までは取らない ブーツの紐をキツく締めたら So you walk out この街の景色をもっと 君が愛したのなら世界は変わる You found out 昨日の涙はstar dust この闇夜のdecoration 世界を彩る 自棄っぱちのオプティミスト 強気のペシミスト お大事に! だから walk out この街の景色をもっと 君が愛したのなら世界は変わる You found out 昨日の涙はstar dust この闇夜のdecoration 世界を彩る oh cheer up! 思い出は今も sting me 喉もと過ぎても heart ache 世界は廻る You walk out この街の景色をもっと 君が愛したのなら 世界は変わる You found out 昨日の涙は star dust |
奴のシャツ水曜日 継母の従兄弟を訪ねてみる 金曜日 姪が歯医者に行くので付き合う 「暇だね。」俺の顔になにか付いてるかい 覗き込んでニヤリと囁いた 「ボタンを掛け違えたまま大人になるのは嫌ね。」 ああ、聞いた風なことを言う娘だね そうさ、遺産があればしばらくしのげる 今夜 あつらえた黒のスーツを下ろす 「どうにも深刻さが足りない、お前には。」 溜息をついて叔父は嘆いた 「ボタンを掛け違えたまま年をとるのは恥ずべきことだ。」 親父の通夜でからまれる グラスの底に沈む顔と目が合えば 苦笑いで野郎はうそぶいた 「俺だけのシャツの着こなし。姿見の前を逃げ出し、 ボタンを掛け違えたまま年をとるのは切ない。」 ああ、知ったふうな事を言うね | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | | 水曜日 継母の従兄弟を訪ねてみる 金曜日 姪が歯医者に行くので付き合う 「暇だね。」俺の顔になにか付いてるかい 覗き込んでニヤリと囁いた 「ボタンを掛け違えたまま大人になるのは嫌ね。」 ああ、聞いた風なことを言う娘だね そうさ、遺産があればしばらくしのげる 今夜 あつらえた黒のスーツを下ろす 「どうにも深刻さが足りない、お前には。」 溜息をついて叔父は嘆いた 「ボタンを掛け違えたまま年をとるのは恥ずべきことだ。」 親父の通夜でからまれる グラスの底に沈む顔と目が合えば 苦笑いで野郎はうそぶいた 「俺だけのシャツの着こなし。姿見の前を逃げ出し、 ボタンを掛け違えたまま年をとるのは切ない。」 ああ、知ったふうな事を言うね |
柳のように揺れるネクタイの柳のように揺れるネクタイの 裏地に染み入る嘆き 収まるように収まるさと 慰められて 収まるように収まったなら それでいいのか ain't no good nohow ain't no good nohow now I've got my vain blues ain't no good nohow ain't no good nohow now 使えねえ、と言うな ain't no good nohow ain't no good nohow now I've got my vain blues ain't no good nohow ain't no good nohow now 使えねえって言うな ain't no good nohow now! ああするよりはなかった 夕暮れはどこか喫茶店で 紅茶を飲むでもなく、飲む 蔦のように縺れあった人の思惑 座る猫の静けさが今は恋しい ain't no good nohow ain't no good nohow now I've got my vain blues ain't no good nohow ain't no good nohow now 使えねえ、と言うな ain't no good nohow ain't no good nohow now I've got my vain blues ain't no good nohow ain't no good nohow now 使えねえって言うな ain't no good nohow now! ああするよりはなかった 若者がギターを弾き歌う 若者に媚びた歌を 自分らしく君らしく、と 慰められて浮かぶ魂 安上がりでそいつは結構だ ain't no good nohow ain't no good nohow now I've got my vain blues ain't no good nohow ain't no good nohow now 使えねえ、と言うな ain't no good nohow ain't no good nohow now I've got my vain blues ain't no good nohow ain't no good nohow now 使えねえって言うなよな | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | 堀込高樹・堀込泰行 | 柳のように揺れるネクタイの 裏地に染み入る嘆き 収まるように収まるさと 慰められて 収まるように収まったなら それでいいのか ain't no good nohow ain't no good nohow now I've got my vain blues ain't no good nohow ain't no good nohow now 使えねえ、と言うな ain't no good nohow ain't no good nohow now I've got my vain blues ain't no good nohow ain't no good nohow now 使えねえって言うな ain't no good nohow now! ああするよりはなかった 夕暮れはどこか喫茶店で 紅茶を飲むでもなく、飲む 蔦のように縺れあった人の思惑 座る猫の静けさが今は恋しい ain't no good nohow ain't no good nohow now I've got my vain blues ain't no good nohow ain't no good nohow now 使えねえ、と言うな ain't no good nohow ain't no good nohow now I've got my vain blues ain't no good nohow ain't no good nohow now 使えねえって言うな ain't no good nohow now! ああするよりはなかった 若者がギターを弾き歌う 若者に媚びた歌を 自分らしく君らしく、と 慰められて浮かぶ魂 安上がりでそいつは結構だ ain't no good nohow ain't no good nohow now I've got my vain blues ain't no good nohow ain't no good nohow now 使えねえ、と言うな ain't no good nohow ain't no good nohow now I've got my vain blues ain't no good nohow ain't no good nohow now 使えねえって言うなよな |
夢見て眠りよただいま 化粧くずれの サマータイム 一日を終えて ジンを薄めて飲めば 夢のひとときの始まり お尻とレコードを回して 夜通し 彼女は踊る 恋も まだ見ぬ彼も 夢の中なら 上手くできる 窓に浮かぶ 月を越えて 彼方へ パジャマのまま さらってほしい ねぇ 夏の星座たどって Good night 都会の深夜の Sleep tight 良くある話 ノーティガール ほどほどにして 明日の良き日を 夢見て眠りよ 窓に浮かぶ 月を越えて どこかへ パジャマのまま さらってほしい いま あたしUFOを見たわ! Good night 都会の深夜の Sleep tight 良くある話 ノーティガール やけにならずに 明日のランチを 夢見て眠りよ 夢見て眠りよ 夢見て眠りよ | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | | ただいま 化粧くずれの サマータイム 一日を終えて ジンを薄めて飲めば 夢のひとときの始まり お尻とレコードを回して 夜通し 彼女は踊る 恋も まだ見ぬ彼も 夢の中なら 上手くできる 窓に浮かぶ 月を越えて 彼方へ パジャマのまま さらってほしい ねぇ 夏の星座たどって Good night 都会の深夜の Sleep tight 良くある話 ノーティガール ほどほどにして 明日の良き日を 夢見て眠りよ 窓に浮かぶ 月を越えて どこかへ パジャマのまま さらってほしい いま あたしUFOを見たわ! Good night 都会の深夜の Sleep tight 良くある話 ノーティガール やけにならずに 明日のランチを 夢見て眠りよ 夢見て眠りよ 夢見て眠りよ |
YOU AND MEYou and me よく似た僕らの You and me お喋りは You and me 背中合わせのダンス 電波に飲まれて 涙に浮かんで You and me 今夜もジョークが You and me 裏返るなら You and me あぁ 素敵なムードが ねぇ 逃げちまう前に 同じ空へ出ようよ ドアを蹴って 溢れるユニヴァース! 星の無い都市の外れから つながるユニヴァース! 輝ける時が合い言葉を包むだろ? You and me 光の速さで You and me 移ろう街で You and me あぁ 君と僕には ねぇ 黙り込むよりも 素敵な道があるさ そうさベイビィ 溢れるユニヴァース! もどかしい思いが耳元で つながるユニヴァース! 限りない愛の合い言葉に 溢れるユニヴァース! 星の無い都市の外れから つながるユニヴァース! 輝ける時へ合い言葉を放つのさ You and me You and me You and me... | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | 冨田恵一・堀込高樹・堀込泰行 | You and me よく似た僕らの You and me お喋りは You and me 背中合わせのダンス 電波に飲まれて 涙に浮かんで You and me 今夜もジョークが You and me 裏返るなら You and me あぁ 素敵なムードが ねぇ 逃げちまう前に 同じ空へ出ようよ ドアを蹴って 溢れるユニヴァース! 星の無い都市の外れから つながるユニヴァース! 輝ける時が合い言葉を包むだろ? You and me 光の速さで You and me 移ろう街で You and me あぁ 君と僕には ねぇ 黙り込むよりも 素敵な道があるさ そうさベイビィ 溢れるユニヴァース! もどかしい思いが耳元で つながるユニヴァース! 限りない愛の合い言葉に 溢れるユニヴァース! 星の無い都市の外れから つながるユニヴァース! 輝ける時へ合い言葉を放つのさ You and me You and me You and me... |
Round and Round忙しく動き回ってりゃ そのうち消えるこったろう 不満のカケラなんて 枯れ葉が崩れるように 流行のはやい都市で 誰でも慣れてくもんだろう ひとつふたつの無念なんて 他人のふりをして 遠くを眺めて そうかい それならいいが 風の日も 雨の日も 僕の夢は昨日の現実を 回ってるround and round and round and round and round 向かいの犬が しっぽを追いかけてら 今日も 明日も 明後日もずっと 回ってるround and round and round and round and round 大きな宇宙を見れば すぐに忘れるこったろう しがみついた誇りなんて テーブルの塵のように さっと ひと拭きして そうかい それならいいんだが 明ける朝 暮れる夕べ 僕の夢は昨日の現実を 回ってるround and round and round and round and round 向かいの犬が しっぽを追いかけてら 明日も 明後日も 明々後日もずっと 回ってるround and round and round and round and round | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | | 忙しく動き回ってりゃ そのうち消えるこったろう 不満のカケラなんて 枯れ葉が崩れるように 流行のはやい都市で 誰でも慣れてくもんだろう ひとつふたつの無念なんて 他人のふりをして 遠くを眺めて そうかい それならいいが 風の日も 雨の日も 僕の夢は昨日の現実を 回ってるround and round and round and round and round 向かいの犬が しっぽを追いかけてら 今日も 明日も 明後日もずっと 回ってるround and round and round and round and round 大きな宇宙を見れば すぐに忘れるこったろう しがみついた誇りなんて テーブルの塵のように さっと ひと拭きして そうかい それならいいんだが 明ける朝 暮れる夕べ 僕の夢は昨日の現実を 回ってるround and round and round and round and round 向かいの犬が しっぽを追いかけてら 明日も 明後日も 明々後日もずっと 回ってるround and round and round and round and round |
Love is on lineキリンは立って寝る 鳥は枝で寝る ヒトだけが眠れない夜は長く 君は女ですか 女の振りかな すれ違ったなら振り向いてね 鼻緒が切れたら叫ぶんだよ 僕の袖を千切って 結べばいいだろう Love is on line, love is on line 光る朝の訪れを待とう Love is on line, love is on line 二人は蜘蛛の糸を渡る夜露さ 新聞配達が廊下を走り抜けた 指先から伝わる愛を感じてるんだ フォントが滲む あやとりをするように 睦みあうのなら Love is on line, love is on line 心はもう通いあってる Love is on line, love is on line 二人は蜘蛛の糸を渡る夜露さ 言葉の泡を掻き分けてゆく 僕は何を探しているのだろう 君ひとりにめぐり逢いたいのさ Love is on line, love is on line 心はもう通いあってる Love is on line, love is on line 二人は蜘蛛の糸を渡る夜露さ Love is on line, love is on line 君は僕を見つけられるかな Love is on line, love is on line 二人は蜘蛛の糸を渡る夜露さ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | 堀込高樹・堀込泰行 | キリンは立って寝る 鳥は枝で寝る ヒトだけが眠れない夜は長く 君は女ですか 女の振りかな すれ違ったなら振り向いてね 鼻緒が切れたら叫ぶんだよ 僕の袖を千切って 結べばいいだろう Love is on line, love is on line 光る朝の訪れを待とう Love is on line, love is on line 二人は蜘蛛の糸を渡る夜露さ 新聞配達が廊下を走り抜けた 指先から伝わる愛を感じてるんだ フォントが滲む あやとりをするように 睦みあうのなら Love is on line, love is on line 心はもう通いあってる Love is on line, love is on line 二人は蜘蛛の糸を渡る夜露さ 言葉の泡を掻き分けてゆく 僕は何を探しているのだろう 君ひとりにめぐり逢いたいのさ Love is on line, love is on line 心はもう通いあってる Love is on line, love is on line 二人は蜘蛛の糸を渡る夜露さ Love is on line, love is on line 君は僕を見つけられるかな Love is on line, love is on line 二人は蜘蛛の糸を渡る夜露さ |
Lullaby止まない雨 涙のように 静かな午後の 祈りのように 流される 枯れ葉のシルエット 寝かしつけた はずの思いよ 出かけよう どこかへ ずぶ濡れたなら それもいいさ ひとつぶ ひとつぶ が 心の底へ 落ちていく ララララララ… 雨に歌えば 聞こえてくるかな 忘れたララバイ 出かけよう どこかへ 虹を待つよりマシなことさ ひとつぶ ひとつぶ に 無くしたものを 探しながら ララララララ… 雨に唱える呪文さ 憂歌のように 祈りのように ララララララ… 雨に歌えば 夢のように 聞こえて来るのか 忘れたララバイ 穏やかな響き ララララララ… ララララララ… | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | 堀込高樹・堀込泰行 | 止まない雨 涙のように 静かな午後の 祈りのように 流される 枯れ葉のシルエット 寝かしつけた はずの思いよ 出かけよう どこかへ ずぶ濡れたなら それもいいさ ひとつぶ ひとつぶ が 心の底へ 落ちていく ララララララ… 雨に歌えば 聞こえてくるかな 忘れたララバイ 出かけよう どこかへ 虹を待つよりマシなことさ ひとつぶ ひとつぶ に 無くしたものを 探しながら ララララララ… 雨に唱える呪文さ 憂歌のように 祈りのように ララララララ… 雨に歌えば 夢のように 聞こえて来るのか 忘れたララバイ 穏やかな響き ララララララ… ララララララ… |
竜の子誰に知れず夜を行く 川よ 幼き竜よ 永い時の中を 向かう海は遠く 朝の光 追いかけて 昨日を呑み込んでしまえ 鱗が 煌めくたびに 逞しく姿を変えて 見ろよ 痩せこけた大地を 草木が塗り替えてゆく 川よ 名もなき竜よ お前の汗の仕業だ 青臭い僕らのねぐらだ | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ | 誰に知れず夜を行く 川よ 幼き竜よ 永い時の中を 向かう海は遠く 朝の光 追いかけて 昨日を呑み込んでしまえ 鱗が 煌めくたびに 逞しく姿を変えて 見ろよ 痩せこけた大地を 草木が塗り替えてゆく 川よ 名もなき竜よ お前の汗の仕業だ 青臭い僕らのねぐらだ |
Rain激しい雨が 町を叩いて 光っている 子供たちも 列車もバスも 時をながめて 君を待つのは 悪くない いそぎ足の まぶしい世界 僕の心に 降りそそぐ 君の 笑みも涙も 色褪せぬように ひとつずつ 落ちる 雨粒(raindrops) 濡れたスニーカー 刻むリズムが 唄になる 君が来たら 聴かせなくちゃ 僕の心に 廻りだす 君との 小さな季節を 忘れないように 立ち止まって 落ちる 雨粒(raindrops) 激しい雨が 町を叩いて 唄いだす 君が来たら 聴かせたいんだ | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | | 激しい雨が 町を叩いて 光っている 子供たちも 列車もバスも 時をながめて 君を待つのは 悪くない いそぎ足の まぶしい世界 僕の心に 降りそそぐ 君の 笑みも涙も 色褪せぬように ひとつずつ 落ちる 雨粒(raindrops) 濡れたスニーカー 刻むリズムが 唄になる 君が来たら 聴かせなくちゃ 僕の心に 廻りだす 君との 小さな季節を 忘れないように 立ち止まって 落ちる 雨粒(raindrops) 激しい雨が 町を叩いて 唄いだす 君が来たら 聴かせたいんだ |
Ladybird夏草と ladybird 木漏れ日の午後に 捕まえた ladybird その頬の可愛い人 気の抜けたパーティタイム 微睡みと ladybird 薄暗くなっても 飛んでったりしないでね 踊りに行こう 君に歌うよ A girl like you 魔法を信じるかい 君を知りたいんだ Hey, girl like me! 涙も 長い夜も 懐かしいブルーも 簡単なダンスで さぁ 忘れないかい 陽炎と ladybird 木陰のブランコで 噛みついた ladybird その頬の可愛い人 消えそうな太陽に 飛んでったりしないでね 踊り続けよう君に贈るよ A girl like you 魔法を信じるかい 君を知りたいんだ Hey, girl like me! 何度も 慣れないキッスを 奪い合うブルーを 単純なリズムが そう 包み込んで 止まらない | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | | 夏草と ladybird 木漏れ日の午後に 捕まえた ladybird その頬の可愛い人 気の抜けたパーティタイム 微睡みと ladybird 薄暗くなっても 飛んでったりしないでね 踊りに行こう 君に歌うよ A girl like you 魔法を信じるかい 君を知りたいんだ Hey, girl like me! 涙も 長い夜も 懐かしいブルーも 簡単なダンスで さぁ 忘れないかい 陽炎と ladybird 木陰のブランコで 噛みついた ladybird その頬の可愛い人 消えそうな太陽に 飛んでったりしないでね 踊り続けよう君に贈るよ A girl like you 魔法を信じるかい 君を知りたいんだ Hey, girl like me! 何度も 慣れないキッスを 奪い合うブルーを 単純なリズムが そう 包み込んで 止まらない |
ロマンチック朝日のように かろやかにそっと 夜のように 忍び足で深く 羽毛のように やわらかにそっと 鉄のような 衝撃でけたたましく それは突然の魔法 窓をゆらし モノクロにかたまった部屋 弾けた花火のシャワー 騒ぐ鳥達のチアー きりもなく溢れる甘いラヴ・レター キラキラ光れ きみは まだ遠い星影 どうか消えないで 『ロマンチック』 あぁ… 迷路のように 複雑で 天井のような シンプルさで 毛皮のように なめらかで スイッチのような そう、潔さで それは突然の魔法 ひからびてく! 乱暴な甘さのケーキ 弾けた花火のシャワー 踊る緑色サワー とめどなく溢れる甘いラヴ・レター キラキラ光れ きみは まだ遠い星影 どうか消えないで 『ロマンチック』 あぁ… いらだちも憂いも ゆらゆれる陽炎 まぶたの裏に咲く花に水をあげたら とけてしまいそう | キリンジ | 土岐麻子 | 堀込高樹 | | 朝日のように かろやかにそっと 夜のように 忍び足で深く 羽毛のように やわらかにそっと 鉄のような 衝撃でけたたましく それは突然の魔法 窓をゆらし モノクロにかたまった部屋 弾けた花火のシャワー 騒ぐ鳥達のチアー きりもなく溢れる甘いラヴ・レター キラキラ光れ きみは まだ遠い星影 どうか消えないで 『ロマンチック』 あぁ… 迷路のように 複雑で 天井のような シンプルさで 毛皮のように なめらかで スイッチのような そう、潔さで それは突然の魔法 ひからびてく! 乱暴な甘さのケーキ 弾けた花火のシャワー 踊る緑色サワー とめどなく溢れる甘いラヴ・レター キラキラ光れ きみは まだ遠い星影 どうか消えないで 『ロマンチック』 あぁ… いらだちも憂いも ゆらゆれる陽炎 まぶたの裏に咲く花に水をあげたら とけてしまいそう |
ロマンティック街道君がクローゼットに仕舞い込んだ僕らの恋 誰も知らない 誰にも言わない 光の中の眩しそうな君が切ない 茨のヴァージンロード 眼差しはマリッジブルー その先のワインディングロード なぜ週末の結婚講座に 仕事を入れるの ドレスもリングも婚約者も 君を待ってるのに 踊りつづけよう 夜明けまでずっと save the last dance for me! 君がクローゼットに仕舞い込んだ僕らの恋 誰も知らない 誰にも言わない 光の中で君の影を見失わないで 茨のヴァージンロード 眼差しはマリッジブルー その先のワインディングロード いつも人目をはばからず キスしてくれたろう もうすぐ木の葉を真似する 蝶になるんだね 踊りつづけよう 夜明けまでずっと save the last dance for me! 朝日のような柔らかさで僕を包む 君の微笑み 君の輝き 夕映えよりもやるせないね 二人の恋 二つの心 二つの体 one life, isn't it so hard? 孔雀のように誇らしく生きてゆきたい 羽をひろげて 羽をひろげようぜ 君の真心はクローゼットの中で育って溢れ出しそう 誰も知らない 誰もとめられない愛 | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ | 君がクローゼットに仕舞い込んだ僕らの恋 誰も知らない 誰にも言わない 光の中の眩しそうな君が切ない 茨のヴァージンロード 眼差しはマリッジブルー その先のワインディングロード なぜ週末の結婚講座に 仕事を入れるの ドレスもリングも婚約者も 君を待ってるのに 踊りつづけよう 夜明けまでずっと save the last dance for me! 君がクローゼットに仕舞い込んだ僕らの恋 誰も知らない 誰にも言わない 光の中で君の影を見失わないで 茨のヴァージンロード 眼差しはマリッジブルー その先のワインディングロード いつも人目をはばからず キスしてくれたろう もうすぐ木の葉を真似する 蝶になるんだね 踊りつづけよう 夜明けまでずっと save the last dance for me! 朝日のような柔らかさで僕を包む 君の微笑み 君の輝き 夕映えよりもやるせないね 二人の恋 二つの心 二つの体 one life, isn't it so hard? 孔雀のように誇らしく生きてゆきたい 羽をひろげて 羽をひろげようぜ 君の真心はクローゼットの中で育って溢れ出しそう 誰も知らない 誰もとめられない愛 |
ロープウェイから今日は丘を越えて 森を抜けて 谷を渡り 沢を登る ヤマビコの巣 見つけられたなら 他言は無用 破れた帽子 潰れた靴 黒い鞄 村は沈んだ 湖に咲く マリモは瑠璃色 土産にしよう 揺れるロープウェイから 誰に手を振ろう 人見知りの男も アメリカ人のように 今日は、と声をかける コ、 ン、 ニ、 チ、 ワ! 冴えるアンダースロー 水を切り裂き 向こうの岸辺に とどけ hopping stone せまる夕暮れ 今日の行方を見届けて 街へ帰ろう 街へ帰ろう 明日が僕を待っている | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | 堀込高樹・堀込泰行 | 丘を越えて 森を抜けて 谷を渡り 沢を登る ヤマビコの巣 見つけられたなら 他言は無用 破れた帽子 潰れた靴 黒い鞄 村は沈んだ 湖に咲く マリモは瑠璃色 土産にしよう 揺れるロープウェイから 誰に手を振ろう 人見知りの男も アメリカ人のように 今日は、と声をかける コ、 ン、 ニ、 チ、 ワ! 冴えるアンダースロー 水を切り裂き 向こうの岸辺に とどけ hopping stone せまる夕暮れ 今日の行方を見届けて 街へ帰ろう 街へ帰ろう 明日が僕を待っている |
若葉の頃やおやすみのKISSと ごらん星々のフラダンス あなたが側にいる 笑ったまんま 時を止めて 風を越えるライン 足早に帰る人の群れ おなかをすかせ待つ ごちそうさま 幸福のリフレイン 若葉の頃や あの一言は 二度とは戻らない 甘いしぐさや 夢の続きは 誰も知らない 散歩にでかけよう ごらん 陽だまりのフラダンス あなたが側にいる 笑ったまんま 今を止めて メランコリックが好き 枯れた花には ハレルヤ あなたが側にいる 私を連れて行く 今ここから 若葉の頃や あの一言は 二度とは戻らない 甘いしぐさや 夢の続きは 誰も知らない 若葉の頃や あの一言は 二度とは戻らない 甘いしぐさや 2人のコトは 誰も知らない | キリンジ | 中納良恵 | 堀込泰行 | | おやすみのKISSと ごらん星々のフラダンス あなたが側にいる 笑ったまんま 時を止めて 風を越えるライン 足早に帰る人の群れ おなかをすかせ待つ ごちそうさま 幸福のリフレイン 若葉の頃や あの一言は 二度とは戻らない 甘いしぐさや 夢の続きは 誰も知らない 散歩にでかけよう ごらん 陽だまりのフラダンス あなたが側にいる 笑ったまんま 今を止めて メランコリックが好き 枯れた花には ハレルヤ あなたが側にいる 私を連れて行く 今ここから 若葉の頃や あの一言は 二度とは戻らない 甘いしぐさや 夢の続きは 誰も知らない 若葉の頃や あの一言は 二度とは戻らない 甘いしぐさや 2人のコトは 誰も知らない |
わたしの青い空冷たい眼差しが美しいね 遠くを見てる 物憂い口唇が花びらみたい 開いて閉じて 一粒 チョコレート 包み紙の占いを気にしてるくせに ああ 青く澄みわたる空は 子供じみてると笑うのかい ひとり大人ぶってても 甘い恋がまたしたいのさ 「火遊びしていても心だけは売らないのです」 くちづけの拙さの言い訳したね 触れてもないのに 卒業 誕生日 迎えるたび君の値打ち下がるなんて 馬鹿だな 青く澄みわたる空は 子供じみてると笑うのさ ひとり強がってるのは 甘えたいからさ この僕も だれもかれも 青く澄みわたる空が 遠ざかってゆくと笑ってたね 真赤に燃える夜の街 歓楽通りを駆けぬけて 白く霞む朝の街 踊り疲れたね 眠ろうか ふたり大人ぶってても 甘い恋をまだ知らないね | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | | 冷たい眼差しが美しいね 遠くを見てる 物憂い口唇が花びらみたい 開いて閉じて 一粒 チョコレート 包み紙の占いを気にしてるくせに ああ 青く澄みわたる空は 子供じみてると笑うのかい ひとり大人ぶってても 甘い恋がまたしたいのさ 「火遊びしていても心だけは売らないのです」 くちづけの拙さの言い訳したね 触れてもないのに 卒業 誕生日 迎えるたび君の値打ち下がるなんて 馬鹿だな 青く澄みわたる空は 子供じみてると笑うのさ ひとり強がってるのは 甘えたいからさ この僕も だれもかれも 青く澄みわたる空が 遠ざかってゆくと笑ってたね 真赤に燃える夜の街 歓楽通りを駆けぬけて 白く霞む朝の街 踊り疲れたね 眠ろうか ふたり大人ぶってても 甘い恋をまだ知らないね |
悪い習慣笑える悪夢にうなされているのさ やめられないんだ 震えが止まらない 濡れたままの靴下を履き さまよっているようだ うしろめたさってやつはね 抜けだせないまま朝が来る 打ちあけられない夜に泣く 白昼に惑い 夢の穴に落ちて ああ、あの人に悪い気がする 孤独を薄める酒が見つからない 生乾きの靴下を捨て 裸足で歩けばお巡回りが駆けつける 抜けだせないまま朝が来る 打ちあけられない夜に泣く 白昼に惑い 夢の穴に落ちて ああ、あの人に悪い気がする 誰か伝えてくれないか どうか迎えに来てくれ、と 檻の中で雨露しのいでる、と 見捨てないで、と 仏の慈悲などあるものか 俺は天国に待ちぼうけ 抜けだせないまま朝が来る 打ちあけられない夜に泣く 白昼に惑い 夢の穴に落ちて ああ、あの人に悪い気がする あの人に悪い気がする | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | | 笑える悪夢にうなされているのさ やめられないんだ 震えが止まらない 濡れたままの靴下を履き さまよっているようだ うしろめたさってやつはね 抜けだせないまま朝が来る 打ちあけられない夜に泣く 白昼に惑い 夢の穴に落ちて ああ、あの人に悪い気がする 孤独を薄める酒が見つからない 生乾きの靴下を捨て 裸足で歩けばお巡回りが駆けつける 抜けだせないまま朝が来る 打ちあけられない夜に泣く 白昼に惑い 夢の穴に落ちて ああ、あの人に悪い気がする 誰か伝えてくれないか どうか迎えに来てくれ、と 檻の中で雨露しのいでる、と 見捨てないで、と 仏の慈悲などあるものか 俺は天国に待ちぼうけ 抜けだせないまま朝が来る 打ちあけられない夜に泣く 白昼に惑い 夢の穴に落ちて ああ、あの人に悪い気がする あの人に悪い気がする |