全裸でゴ・ゴ・ゴー満員電車で毎日通う ジリジリ汗が流れてくるワイ こんなにしてまでどこへゆく バーンとはち切れ踊り出したぜ! 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー 人ゴミの中若者だらけだ なぁなぁ言葉で話しているよ 殴りたいけどこっちが負ける 見せてあげようこれが大人だ! 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー コンビニエンスじゃ大わらわ 缶詰ラーメン投げ飛ばし 生野菜ならガッツくぜ 金が欲しいかそらやるよ! 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー あーこれが僕のすべて あーこれが僕の全部 なんだか今日は人出が多い そういう町はお祭りだった ヤグラが見えたぞこりゃ幸いだ ポーンと飛び乗り暴れ太鼓だ 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー 警察官が俺を呼ぶ 「おっさんいい子だ、こっちへおいで」 ぶちこまれたよ監獄へ しょうがないからひとり牢屋で 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー | たま | 石川浩司 | 石川浩司 | | 満員電車で毎日通う ジリジリ汗が流れてくるワイ こんなにしてまでどこへゆく バーンとはち切れ踊り出したぜ! 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー 人ゴミの中若者だらけだ なぁなぁ言葉で話しているよ 殴りたいけどこっちが負ける 見せてあげようこれが大人だ! 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー コンビニエンスじゃ大わらわ 缶詰ラーメン投げ飛ばし 生野菜ならガッツくぜ 金が欲しいかそらやるよ! 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー あーこれが僕のすべて あーこれが僕の全部 なんだか今日は人出が多い そういう町はお祭りだった ヤグラが見えたぞこりゃ幸いだ ポーンと飛び乗り暴れ太鼓だ 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー 警察官が俺を呼ぶ 「おっさんいい子だ、こっちへおいで」 ぶちこまれたよ監獄へ しょうがないからひとり牢屋で 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー |
そんなぼくがすきかなしい夜には 腕時計ふたつ買って 右手と左手で 待ちあわせてあそぶ ネクタイの生えた花壇の前のベンチで待ってるよ 時計をふたつもしてるんだから遅刻はなるべくしないでね かなしい夜には 留守番電話を買って かなしいおもいでを 留守番電話にはなす ロケット花火のふりをしてそのまま空へ消えてった あの子の残したこの星でいちばんきれいなおはなしさ かなしい夜がすきだから かなしい朝はきらい たのしい朝もきらい そんなぼくがすき かなしい夜には 腕時計ふたつ買って 右手と左手が 待ちあわせてあそぶ ネクタイの生えた花壇の前のベンチで待ってるのに のろまなぼくの左手はひとりお部屋であわててる かなしい夜には 腕時計ふたつ買って かなしい夜には 留守番電話を買って かなしい夜には かなしい夜には | たま | 知久寿焼 | たま | | かなしい夜には 腕時計ふたつ買って 右手と左手で 待ちあわせてあそぶ ネクタイの生えた花壇の前のベンチで待ってるよ 時計をふたつもしてるんだから遅刻はなるべくしないでね かなしい夜には 留守番電話を買って かなしいおもいでを 留守番電話にはなす ロケット花火のふりをしてそのまま空へ消えてった あの子の残したこの星でいちばんきれいなおはなしさ かなしい夜がすきだから かなしい朝はきらい たのしい朝もきらい そんなぼくがすき かなしい夜には 腕時計ふたつ買って 右手と左手が 待ちあわせてあそぶ ネクタイの生えた花壇の前のベンチで待ってるのに のろまなぼくの左手はひとりお部屋であわててる かなしい夜には 腕時計ふたつ買って かなしい夜には 留守番電話を買って かなしい夜には かなしい夜には |
たかえさん絵のない絵本ながめて笑う あのこの髪に白髪がめだつ ねむれぬぼくの天井裏で ねずみの数はふえてゆく 左にまわる時間をながめ やもりのように壁ぐらし あのこはとても退屈そうだ 白髪を数えて今夜もねむるだけ 自分のしっぽのみこむ蛇が 砂漠で乾いて砂になる ねむれぬ君の目かくしが きつくしめなおされて朝がくる ベンチの消えた市役所前の 時計の下でうたうのを 最後にみたのは半年前さ 噴水にうかんだパンの耳 腹をすかした野良犬と ひがな一日わけて食べてた 町のあかりがなくなった夜も ラムネのビンに花をさして うかれておどるすてきなやつさ 誰もあのこにゃさわれない 絵のない絵本ながめて笑う あのこの髪に白髪がめだつ ねむれぬぼくの天井裏で ねずみの数はふえてゆく | たま | 柳原幼一 | たま | たま | 絵のない絵本ながめて笑う あのこの髪に白髪がめだつ ねむれぬぼくの天井裏で ねずみの数はふえてゆく 左にまわる時間をながめ やもりのように壁ぐらし あのこはとても退屈そうだ 白髪を数えて今夜もねむるだけ 自分のしっぽのみこむ蛇が 砂漠で乾いて砂になる ねむれぬ君の目かくしが きつくしめなおされて朝がくる ベンチの消えた市役所前の 時計の下でうたうのを 最後にみたのは半年前さ 噴水にうかんだパンの耳 腹をすかした野良犬と ひがな一日わけて食べてた 町のあかりがなくなった夜も ラムネのビンに花をさして うかれておどるすてきなやつさ 誰もあのこにゃさわれない 絵のない絵本ながめて笑う あのこの髪に白髪がめだつ ねむれぬぼくの天井裏で ねずみの数はふえてゆく |
ツルラのテーマツルラ ツ・ツ・ツルラ ツルラー ツルラー ツルラー おー ぷりぷり県丸兎湿原は 鶴の一大渡来地 しかしその地下には 地底怪獣ツルラが眠ってた あやうしプリプリ! くちばし強くするどひ眼光 あたりをきょろきょろ見回している 普通の鶴の100倍のにほひ ツルラ ツ・ツ・ツルラ ツルラー おー ツルラ おー 鶴の成分を吸いつつ (チューチュー) 目覚めたツルラは ぷりぷり市をじゅうりんし 首都東京に襲いかかる あやうし東京! 空は飛べなひが地面を掘るぞ 背中の毒針よくよく注意 鶴が痩せたら気をつけろ くちばし強くするどひ眼光 あたりをきょろきょろ見回している 普通の鶴の100倍のにほひ にほひ! ツルラ ツルラ おー ツルラ おー | たま | 吉田戦車・石川浩司 | 石川浩司+知久寿焼・滝本晃司 | | ツルラ ツ・ツ・ツルラ ツルラー ツルラー ツルラー おー ぷりぷり県丸兎湿原は 鶴の一大渡来地 しかしその地下には 地底怪獣ツルラが眠ってた あやうしプリプリ! くちばし強くするどひ眼光 あたりをきょろきょろ見回している 普通の鶴の100倍のにほひ ツルラ ツ・ツ・ツルラ ツルラー おー ツルラ おー 鶴の成分を吸いつつ (チューチュー) 目覚めたツルラは ぷりぷり市をじゅうりんし 首都東京に襲いかかる あやうし東京! 空は飛べなひが地面を掘るぞ 背中の毒針よくよく注意 鶴が痩せたら気をつけろ くちばし強くするどひ眼光 あたりをきょろきょろ見回している 普通の鶴の100倍のにほひ にほひ! ツルラ ツルラ おー ツルラ おー |
デキソコナイの行進デキソコナイ達が行進してゆくよ とても楽しそうに旗を振りながら でも旗をつけ忘れたのでそれはただの棒だよ ただの棒を振りまわしながら行進しているよ ラッパを吹きながら行進してゆくよ 調子っ外れの音が町に響き渡るよ 夢中になって吹いているので 大人になったのに誰も気づいてないよ 頭がぼさぼさでも シャツがはみ出てても 気にしない 大丈夫だよ やがてデキソコナイ達の歩調と角度がずれてゆく 空にはカラス カァーと輪を描いた いつのまにかひとりひとりてんでバラバラ 馬鹿だね それじゃもう行進じゃないよ デキソコナイ達の行進がゆくよ デキソコナイ達の行進がゆくよ 地球は丸いからいつかまた会おうね バイバイ | たま | 石川浩司 | 石川浩司 | | デキソコナイ達が行進してゆくよ とても楽しそうに旗を振りながら でも旗をつけ忘れたのでそれはただの棒だよ ただの棒を振りまわしながら行進しているよ ラッパを吹きながら行進してゆくよ 調子っ外れの音が町に響き渡るよ 夢中になって吹いているので 大人になったのに誰も気づいてないよ 頭がぼさぼさでも シャツがはみ出てても 気にしない 大丈夫だよ やがてデキソコナイ達の歩調と角度がずれてゆく 空にはカラス カァーと輪を描いた いつのまにかひとりひとりてんでバラバラ 馬鹿だね それじゃもう行進じゃないよ デキソコナイ達の行進がゆくよ デキソコナイ達の行進がゆくよ 地球は丸いからいつかまた会おうね バイバイ |
とこやはどこや僕はとこやでくらしたい とこやで老後を送りたい あのこに髪の毛刈りとられ 鏡の世界でねむりたい 夕ぐれが街に近づけば 赤青白のひねり縞 僕は床屋でくらしてる 鏡の世界でイキをする とこや とこや とこやはどこや とこや とこや とこやはどこや とこや とこや とこやはどこや とこや とこや とこやはどこや いくじなしだとののしられ めめしい奴だとさげすまれ 僕はとこやにすんでいる とこやで命を燃やしてる 盆栽のようにひっそりと なまずのようにつつましく 僕はとこやでAll Right!All Right! 鏡の世界でイキをする とこや とこや とこやはどこや とこや とこや とこやはどこや とこや とこや とこやはどこや とこや とこや とこやはどこや 僕のとこやがどこにもない 海にもない 山にもない 北半球にもない 南半球にもない あっちにもない こっちにもない とこや とこや とこやはどこや とこや とこや とこやはどこや とこや とこや とこやはどこや とこや とこや とこやはどこや | たま | 柳原幼一郎 | たま | | 僕はとこやでくらしたい とこやで老後を送りたい あのこに髪の毛刈りとられ 鏡の世界でねむりたい 夕ぐれが街に近づけば 赤青白のひねり縞 僕は床屋でくらしてる 鏡の世界でイキをする とこや とこや とこやはどこや とこや とこや とこやはどこや とこや とこや とこやはどこや とこや とこや とこやはどこや いくじなしだとののしられ めめしい奴だとさげすまれ 僕はとこやにすんでいる とこやで命を燃やしてる 盆栽のようにひっそりと なまずのようにつつましく 僕はとこやでAll Right!All Right! 鏡の世界でイキをする とこや とこや とこやはどこや とこや とこや とこやはどこや とこや とこや とこやはどこや とこや とこや とこやはどこや 僕のとこやがどこにもない 海にもない 山にもない 北半球にもない 南半球にもない あっちにもない こっちにもない とこや とこや とこやはどこや とこや とこや とこやはどこや とこや とこや とこやはどこや とこや とこや とこやはどこや |
どんぶらこ川の中をオレンジでおなかをふくらました おんなたちがぷかぷか流れてる ヘビー級のチャンピオンがそれをみつけては サンドバッグがわりになぐってる どんぶらこ 川の中を貴婦人でお客をいっぱいにした オペラホールがぷかぷか流れてる フクスケ5人とプリマドンナが綱渡り 紳士淑女のみなさん指輪をならす どんぶらこ 川の中をミルクでおなかをふくらました 赤ん坊たちがぷかぷか流れてる 夕立の予感にこぶしをにぎりしめ ゆりかごのシーツも破ってしまう どんぶらこ どんぶらこ どんぶらこ あのこは朝までバタフライ どんぶらこ どんぶらこ 何にも知らないコイだけが どんぶらこ どんぶらこ ガラスのウロコでおよぎます どんぶらこ どんぶらこ みんな泡の中 川の中をオレンジでおなかをふくらました おんなたちがぷかぷか流れてる ヘビー級のチャンピオンがそれをみつけては サンドバッグがわりになぐってる どんぶらこ | たま | 柳原幼一郎 | 柳原幼一郎 | | 川の中をオレンジでおなかをふくらました おんなたちがぷかぷか流れてる ヘビー級のチャンピオンがそれをみつけては サンドバッグがわりになぐってる どんぶらこ 川の中を貴婦人でお客をいっぱいにした オペラホールがぷかぷか流れてる フクスケ5人とプリマドンナが綱渡り 紳士淑女のみなさん指輪をならす どんぶらこ 川の中をミルクでおなかをふくらました 赤ん坊たちがぷかぷか流れてる 夕立の予感にこぶしをにぎりしめ ゆりかごのシーツも破ってしまう どんぶらこ どんぶらこ どんぶらこ あのこは朝までバタフライ どんぶらこ どんぶらこ 何にも知らないコイだけが どんぶらこ どんぶらこ ガラスのウロコでおよぎます どんぶらこ どんぶらこ みんな泡の中 川の中をオレンジでおなかをふくらました おんなたちがぷかぷか流れてる ヘビー級のチャンピオンがそれをみつけては サンドバッグがわりになぐってる どんぶらこ |
なぞのなぞりの旅庭のまん中でまるく小さくなった犬の そのまんままぁるいあくびがひとつふたつみっつ そしてぼくの部屋の窓には真昼の月 半透明の月はざわめきの数だけ空にうかぶ ひどい汗をかいたままで ぼくはぼんやりしてる だけど頭の中ではしゃべってる ほんとう きみなんかよりもずうっとしゃべっている ぬるい真昼の静けさなんて こんなふうにできてる そこに砂ぼこりだ ふいてもふいても砂ぼこり もうぜんぶやめちゃって指先でなぞりはじめるよ グルグル部屋中をめぐるなぞのなぞり旅 そうして気づくんだ君はあの逃げ水の中だってことを ひどい汗をかいたままで ぼくはぼんやりしてる だけど頭の中ではしゃべってる ほんとう きみなんかよりもずうっとしゃべっている ぬるい真昼の静けさなんて こんなふうにできてるんでしょうからね | たま | 滝本晃司 | 滝本晃司 | | 庭のまん中でまるく小さくなった犬の そのまんままぁるいあくびがひとつふたつみっつ そしてぼくの部屋の窓には真昼の月 半透明の月はざわめきの数だけ空にうかぶ ひどい汗をかいたままで ぼくはぼんやりしてる だけど頭の中ではしゃべってる ほんとう きみなんかよりもずうっとしゃべっている ぬるい真昼の静けさなんて こんなふうにできてる そこに砂ぼこりだ ふいてもふいても砂ぼこり もうぜんぶやめちゃって指先でなぞりはじめるよ グルグル部屋中をめぐるなぞのなぞり旅 そうして気づくんだ君はあの逃げ水の中だってことを ひどい汗をかいたままで ぼくはぼんやりしてる だけど頭の中ではしゃべってる ほんとう きみなんかよりもずうっとしゃべっている ぬるい真昼の静けさなんて こんなふうにできてるんでしょうからね |
夏の前日光る空 たどる瞳 そこから海にふる雪 目のみえないカメが泳ぐ ながい年月とあそんでる 気をよくした小人が 風にとんだぼくのボウシに シャレついて砂をかきちらし視線をあわせずに笑ってる いろんな色のパラソルがまわるよ 黒い影から黒い手品師が生まれて ほら あらわれた 気がつくとボクらみんな8ミリ映写機のフィルムの中 動きがにぶくてわかりやすい 音がないのでキモチイイ 海の水がいっせいに蒸発すると そこにボクのさがしてる君がいたなんて やっぱり信じないよ 今日は夏の前日 ひどい夏の予感がする こわくて眠れない 赤い夜がつづいてる | たま | 滝本晃司 | たま | たま | 光る空 たどる瞳 そこから海にふる雪 目のみえないカメが泳ぐ ながい年月とあそんでる 気をよくした小人が 風にとんだぼくのボウシに シャレついて砂をかきちらし視線をあわせずに笑ってる いろんな色のパラソルがまわるよ 黒い影から黒い手品師が生まれて ほら あらわれた 気がつくとボクらみんな8ミリ映写機のフィルムの中 動きがにぶくてわかりやすい 音がないのでキモチイイ 海の水がいっせいに蒸発すると そこにボクのさがしてる君がいたなんて やっぱり信じないよ 今日は夏の前日 ひどい夏の予感がする こわくて眠れない 赤い夜がつづいてる |
日本でよかったその春は理解にくるしみ アメリカの話でもちきり あどけない毎日を気むずかしくすごす まっている デパートの大きなガラスドアー ひらいたら季節がかわってる 父や母は元気ですか おとうとは健康だろうか 横から他人の代表が なぜだか知らないけど おおいばりで 前からあなたのケタケタと笑い声をたやさずにいるので こまる こまってる 気持ちわるい季節のない国なら ボクなんか とっくに死んでる 冬がくる 冬がくる そして冬がくる よかった | たま | 滝本晃司 | 滝本晃司 | | その春は理解にくるしみ アメリカの話でもちきり あどけない毎日を気むずかしくすごす まっている デパートの大きなガラスドアー ひらいたら季節がかわってる 父や母は元気ですか おとうとは健康だろうか 横から他人の代表が なぜだか知らないけど おおいばりで 前からあなたのケタケタと笑い声をたやさずにいるので こまる こまってる 気持ちわるい季節のない国なら ボクなんか とっくに死んでる 冬がくる 冬がくる そして冬がくる よかった |
ねむけざましのうた耳がやたらに嘘をつく 通りの凍る晩 ぼくは座りこんでるよ ねむけざましのうた もうすぐさはいつの事か ぐるぐるまわって雲の上 手ものばせやしないとこ 食パンみいんな食べちゃった 白い犬が死んだ夜 ぼくは風邪ひき声になり きみはないてたね 飼い主は両方の手で 犬を抱きあげたので 鼻もかめません やがて鼻水は糸をひき 駐車場に咲きます 窓を開けてやって来た 猫の上に祈ります ぼくはきみの下着の中に ほんとのいとしさ見つけてしまって ねむれないでるよ 耳がやたらに嘘をつく 通りの凍る晩 ぼくはひとりきいてるよ ねむけざましのうた | たま | 知久寿焼 | たま | たま | 耳がやたらに嘘をつく 通りの凍る晩 ぼくは座りこんでるよ ねむけざましのうた もうすぐさはいつの事か ぐるぐるまわって雲の上 手ものばせやしないとこ 食パンみいんな食べちゃった 白い犬が死んだ夜 ぼくは風邪ひき声になり きみはないてたね 飼い主は両方の手で 犬を抱きあげたので 鼻もかめません やがて鼻水は糸をひき 駐車場に咲きます 窓を開けてやって来た 猫の上に祈ります ぼくはきみの下着の中に ほんとのいとしさ見つけてしまって ねむれないでるよ 耳がやたらに嘘をつく 通りの凍る晩 ぼくはひとりきいてるよ ねむけざましのうた |
ねむれないさめ眠れないさめ およいでばっかりで 眠っちゃだめだよ 沈んでいっちゃうよ 青いいろ 赤いいろ 腹ペコな気持で お腹はこんなにいっぱい 眠れないさめ 眠れないさめ およいでばっかりで 眠っちゃったら だめ 沈んで死んぢゃうよ 目を開けて 眠ってる おさかなたちの瞳(め)に 閉じこめられた飛行機 眠れないさめ 青いいろ 赤いいろ 腹ペコな気持で お腹はいつでもいっぱい 眠れないさめ | たま | 知久寿焼 | 知久寿焼 | | 眠れないさめ およいでばっかりで 眠っちゃだめだよ 沈んでいっちゃうよ 青いいろ 赤いいろ 腹ペコな気持で お腹はこんなにいっぱい 眠れないさめ 眠れないさめ およいでばっかりで 眠っちゃったら だめ 沈んで死んぢゃうよ 目を開けて 眠ってる おさかなたちの瞳(め)に 閉じこめられた飛行機 眠れないさめ 青いいろ 赤いいろ 腹ペコな気持で お腹はいつでもいっぱい 眠れないさめ |
パルテノン銀座通りとても君らしい時間に 君がぼくの目の前にいるので どしようもなくってぼくは 顔のない顔の声で話かける ばかげてる風景をまたいでる そんなわけでこなごなだ 陽射しがチリチリしてきたよ ぼくらは恋人どうしだったらよかったのに 何度も同じ場所で何度も似たような事をおもう よくみがいたスプーンにうつる 曲がりきれない毎日 むずかしい事は何一つなくって簡単なことも何一つない こうしているのが楽しいってことだけがみさかいもなくつづくのを願うだけ ぼくらは時々恋人になって くるったように踊りを踊りつづけて ぶっこわれた笑い方を楽しみ そうして 言葉を全部うしなった夜に沈もう 何度も同じ場所で 何度も似たような事をしよう よくみがいたスプーンにまがったままよくうつるように 君の未来が君をさがして君の記憶に散歩して けつまづいてたちどまった時さ 夜空には男花火が打ち上がる ぼくらは時々恋人になって くるったように踊りを踊りつづけて ぶっこわれた笑い方を楽しみ そうして 言葉を全部うしなった夜に沈もう 何度も同じ場所で 何度も似たような事をしよう よくみがいたスプーンにまがったまま よくうつるように ぼくらは時々恋人になって くるったように踊りを踊りつづけて ぶっこわれた笑い方を楽しみ そうして 言葉を全部うしなった夜に沈もう 何度も同じ場所で 何度も似たような事をしよう よくみがいたスプーンにまがったまま よくうつるように 何度も同じ場所で 何度も似たような事をしよう よくみがいたスプーンにまがったままよくうつるように 何度も同じ場所で… | たま | 滝本晃司 | 滝本晃司 | | とても君らしい時間に 君がぼくの目の前にいるので どしようもなくってぼくは 顔のない顔の声で話かける ばかげてる風景をまたいでる そんなわけでこなごなだ 陽射しがチリチリしてきたよ ぼくらは恋人どうしだったらよかったのに 何度も同じ場所で何度も似たような事をおもう よくみがいたスプーンにうつる 曲がりきれない毎日 むずかしい事は何一つなくって簡単なことも何一つない こうしているのが楽しいってことだけがみさかいもなくつづくのを願うだけ ぼくらは時々恋人になって くるったように踊りを踊りつづけて ぶっこわれた笑い方を楽しみ そうして 言葉を全部うしなった夜に沈もう 何度も同じ場所で 何度も似たような事をしよう よくみがいたスプーンにまがったままよくうつるように 君の未来が君をさがして君の記憶に散歩して けつまづいてたちどまった時さ 夜空には男花火が打ち上がる ぼくらは時々恋人になって くるったように踊りを踊りつづけて ぶっこわれた笑い方を楽しみ そうして 言葉を全部うしなった夜に沈もう 何度も同じ場所で 何度も似たような事をしよう よくみがいたスプーンにまがったまま よくうつるように ぼくらは時々恋人になって くるったように踊りを踊りつづけて ぶっこわれた笑い方を楽しみ そうして 言葉を全部うしなった夜に沈もう 何度も同じ場所で 何度も似たような事をしよう よくみがいたスプーンにまがったまま よくうつるように 何度も同じ場所で 何度も似たような事をしよう よくみがいたスプーンにまがったままよくうつるように 何度も同じ場所で… |
100mmの雨雨の中で君とまちあわせ これからもずっと雨の中で 傘でかくれた夜空 いつもびしょぬれの犬 今日も100mmの雨 TVにうつる晴れわたる空 雨の音はそれをかきけすの 君の足もとにあるのは 影じゃなくて水たまり 今日も100mmの雨 太陽の絵をかきつづけてる 絵かきの絵の具がにじんでいるよ 死んでもうまくかけそうもない 太陽はこの街にいないよ 今日も100mmの雨 君の耳かざりはかたつむり あじさいの上でステキですね どこもいつもぬれていて きみの気持ちははかれない 今夜はどうなんだ 今日も100mmの雨 | たま | 滝本晃司 | 滝本晃司 | | 雨の中で君とまちあわせ これからもずっと雨の中で 傘でかくれた夜空 いつもびしょぬれの犬 今日も100mmの雨 TVにうつる晴れわたる空 雨の音はそれをかきけすの 君の足もとにあるのは 影じゃなくて水たまり 今日も100mmの雨 太陽の絵をかきつづけてる 絵かきの絵の具がにじんでいるよ 死んでもうまくかけそうもない 太陽はこの街にいないよ 今日も100mmの雨 君の耳かざりはかたつむり あじさいの上でステキですね どこもいつもぬれていて きみの気持ちははかれない 今夜はどうなんだ 今日も100mmの雨 |
方向音痴たのしい方向音痴から ぼくらさびしい迷子になろうよ 誰も知らない玄関の 腐った軒下で泣いてよう ギロチンにかけられた 人魚の首から上だけが 人間だか人魚だかわからなくなっちゃって 知床の海に身を投げた月の夜だよ だから ぼくらのこぼした涙をあつめて かなしいさかなの飼育をしたいな たのしいさびしいうれしいくるしい 気持ちはいつでもとっても不安定 こんな夜にはどっかしらの 薬剤師の内緒のおくすりだ よくわかってるのと よくわかんないのと ごっちゃになってからまってこんがらがって 富士山の頂上(てっぺん)に旗を立てちゃったんだよ だけど かなしい冷凍たましいは 発熱歯痛にも効きめがあります | たま | 知久寿焼 | 知久寿焼 | | たのしい方向音痴から ぼくらさびしい迷子になろうよ 誰も知らない玄関の 腐った軒下で泣いてよう ギロチンにかけられた 人魚の首から上だけが 人間だか人魚だかわからなくなっちゃって 知床の海に身を投げた月の夜だよ だから ぼくらのこぼした涙をあつめて かなしいさかなの飼育をしたいな たのしいさびしいうれしいくるしい 気持ちはいつでもとっても不安定 こんな夜にはどっかしらの 薬剤師の内緒のおくすりだ よくわかってるのと よくわかんないのと ごっちゃになってからまってこんがらがって 富士山の頂上(てっぺん)に旗を立てちゃったんだよ だけど かなしい冷凍たましいは 発熱歯痛にも効きめがあります |
星を食べるポケットの中でよくみがいた石をにぎる 流れ星のように息をととのえている ずいぶんとその目は遠くにあるんだな カラフルな影ゆれてぼくはそうとうちらかっているよ 化石のとれそうな場所で 星空がきれいで ぼくは君の首をそっとしめたくなる 目がさめるまではとても自然でいいのに 歩道橋をわたり見上げた空の月が あのいやな人の顔そっくりにしてるので ぼくは目をそらして新しいガムを噛む 化石のとれそうな場所で 星空がきれいで ぼくは君の首をそっとしめたくなる 大きくひらいた目に ぼくの背中の空の 星がたくさんうつって それはきれいだな 音のない空にうかんだ 星を食べる君 とまらないひざのふるえに くぎをさしながら | たま | 滝本晃司 | たま | | ポケットの中でよくみがいた石をにぎる 流れ星のように息をととのえている ずいぶんとその目は遠くにあるんだな カラフルな影ゆれてぼくはそうとうちらかっているよ 化石のとれそうな場所で 星空がきれいで ぼくは君の首をそっとしめたくなる 目がさめるまではとても自然でいいのに 歩道橋をわたり見上げた空の月が あのいやな人の顔そっくりにしてるので ぼくは目をそらして新しいガムを噛む 化石のとれそうな場所で 星空がきれいで ぼくは君の首をそっとしめたくなる 大きくひらいた目に ぼくの背中の空の 星がたくさんうつって それはきれいだな 音のない空にうかんだ 星を食べる君 とまらないひざのふるえに くぎをさしながら |
ぼくはヘリコプターぼくはヘリコプター はねを回してる ぼくはヘリコプター きみのまわりをまわる ビキニのキミの ニキビが吹き出しゃ 非常事態だわ こりゃまた たまらんわ(いや かなわんわ) 火事場の中でも 修羅場の夜も きみのまわりでプロペラまわす ぼくはヘリコプター きみは塔の上 街をみおろして 一人暮してる 退屈な奴さ ベランダ越しにこんにちわ~ きこえてくるだろう ぼくのプルプル音が プーローペーラー ぼくはヘリコプター 今日も三度笠 虹の輪っかをくぐり きみのどまんなか ぼくはヘリコプター ぼくはヘリコプター ぼくはヘリコプター ぼくはヘリコプター ぼくはヘリコプター ぼくはヘリコプター ぼくはヘリコプター | たま | 柳原幼一郎 | たま | | ぼくはヘリコプター はねを回してる ぼくはヘリコプター きみのまわりをまわる ビキニのキミの ニキビが吹き出しゃ 非常事態だわ こりゃまた たまらんわ(いや かなわんわ) 火事場の中でも 修羅場の夜も きみのまわりでプロペラまわす ぼくはヘリコプター きみは塔の上 街をみおろして 一人暮してる 退屈な奴さ ベランダ越しにこんにちわ~ きこえてくるだろう ぼくのプルプル音が プーローペーラー ぼくはヘリコプター 今日も三度笠 虹の輪っかをくぐり きみのどまんなか ぼくはヘリコプター ぼくはヘリコプター ぼくはヘリコプター ぼくはヘリコプター ぼくはヘリコプター ぼくはヘリコプター ぼくはヘリコプター |
まちあわせゲンゲンゲロゲロゲゲゲロロ バス停につかまり赤いバスを待つ 兄さんはヨシムラで ハムカツ買って食べ歩き 粉がついてる口のまわりにハムカツの 粉がついてる口のまわりにハムカツの 粉がついてる口のまわりにハムカツの ゲンゲンゲロゲロゲゲゲロロ 神保町「顔のYシャツ」の前で夜2時15分のまちあわせ 不便だ 不便だ 不便だ 不便だ でも不便の方が便利より大分いい | たま | 石川浩司 | たま | | ゲンゲンゲロゲロゲゲゲロロ バス停につかまり赤いバスを待つ 兄さんはヨシムラで ハムカツ買って食べ歩き 粉がついてる口のまわりにハムカツの 粉がついてる口のまわりにハムカツの 粉がついてる口のまわりにハムカツの ゲンゲンゲロゲロゲゲゲロロ 神保町「顔のYシャツ」の前で夜2時15分のまちあわせ 不便だ 不便だ 不便だ 不便だ でも不便の方が便利より大分いい |
満月小唄ブリキの馬が逃げてゆく おまつりの終わる夜がきた 火の輪くぐりのライオンが たてがみ燃やし街を焼く くじゃくがはねをひろげたよ 駅前広場のまん中で ころがる月をつかまえて 千のプリズムひからせる 今夜ゆこうよ 満月をつかまえに きみとゆこうよ 満月をつかまえに セロハンのボートにゆられ 花嫁が他所にうられたよ アルミニウムの長襦袢 月光でできた消しゴムで 僕だけの夜を消さないでよ 今夜の月は何処ですか 南の国へ逃げちゃった ピストルならすおまわりさんを殺して南へ逃げちゃった 今夜ゆこうよ 満月をつかまえに きみとゆこうよ 満月をつかまえに 月の市場で売られてる あの娘の筋肉素敵だぜ セリにかければ高値をよぶぜ あの娘の筋肉素敵だぜ 今夜ゆこうよ 満月をつかまえに きみとゆこうよ 満月をつかまえに 今夜ゆこうよ 満月をつかまえに きみとゆこうよ 満月をつかまえに | たま | 柳原幼一郎 | たま | | ブリキの馬が逃げてゆく おまつりの終わる夜がきた 火の輪くぐりのライオンが たてがみ燃やし街を焼く くじゃくがはねをひろげたよ 駅前広場のまん中で ころがる月をつかまえて 千のプリズムひからせる 今夜ゆこうよ 満月をつかまえに きみとゆこうよ 満月をつかまえに セロハンのボートにゆられ 花嫁が他所にうられたよ アルミニウムの長襦袢 月光でできた消しゴムで 僕だけの夜を消さないでよ 今夜の月は何処ですか 南の国へ逃げちゃった ピストルならすおまわりさんを殺して南へ逃げちゃった 今夜ゆこうよ 満月をつかまえに きみとゆこうよ 満月をつかまえに 月の市場で売られてる あの娘の筋肉素敵だぜ セリにかければ高値をよぶぜ あの娘の筋肉素敵だぜ 今夜ゆこうよ 満月をつかまえに きみとゆこうよ 満月をつかまえに 今夜ゆこうよ 満月をつかまえに きみとゆこうよ 満月をつかまえに |
満月の丸バナナおなかすかしてどこまでも歩いて行こうまいか 僕らふたりおなかすかして こんな黄色い満月の下 僕はほんとにいつだってほんとに 気になるんだ食べ物も君も だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ 今夜の満月の丸バナナ 僕らふたりおなかすかして こんな黄色い満月の下 僕のおなかグー 君のおなかもグー ふたりおそろいのひもじー気持ち だけど君に 君にあげるよ だけど君に 君にあげるよ だけどそれは 食べられないよ 今夜の満月の丸バナナ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ 今夜の満月の丸バナナ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ 今夜の満月の丸バナナ 今夜の満月の丸バナナ 今夜の満月の丸バナナ | たま | 知久寿焼 | 知久寿焼 | | おなかすかしてどこまでも歩いて行こうまいか 僕らふたりおなかすかして こんな黄色い満月の下 僕はほんとにいつだってほんとに 気になるんだ食べ物も君も だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ 今夜の満月の丸バナナ 僕らふたりおなかすかして こんな黄色い満月の下 僕のおなかグー 君のおなかもグー ふたりおそろいのひもじー気持ち だけど君に 君にあげるよ だけど君に 君にあげるよ だけどそれは 食べられないよ 今夜の満月の丸バナナ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ 今夜の満月の丸バナナ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ 今夜の満月の丸バナナ 今夜の満月の丸バナナ 今夜の満月の丸バナナ |
みみのびる猫のヒザの上お昼寝すれば 庭のトンネル新幹線出るよ ブルキナファソの社長さんから電話かかるけど チョコレートの受話器は溶けちゃった ハミガキタイカラ ハブラシオクレ ハブラシナイナラ ハミガケヌ のびる のびる 耳のびる のびる のびる またのびる いつまでビョーンどこまでビョーン 柔道部うさぎ跳びとぶのだ 出口と思っているのは ホタルガメの背中だよ ヒゲヲソルカラ ヒゲソリオクレ ヒゲソリナイナラ ヒゲソレヌ のびる のびる 耳のびる のびる のびる またのびる 音もないのにゴーゴー踊る 首がグルグルよくまわる 葬式行列続いているよ カンオケ何も入ってない カオヲアラウカラ タオルヲオクレ タオルナイナラ カオガクロイ のびる のびる 耳のびる のびる のびる またのびる さよなら さよなら さよおなら | たま | 石川浩司 | たま | たま | 猫のヒザの上お昼寝すれば 庭のトンネル新幹線出るよ ブルキナファソの社長さんから電話かかるけど チョコレートの受話器は溶けちゃった ハミガキタイカラ ハブラシオクレ ハブラシナイナラ ハミガケヌ のびる のびる 耳のびる のびる のびる またのびる いつまでビョーンどこまでビョーン 柔道部うさぎ跳びとぶのだ 出口と思っているのは ホタルガメの背中だよ ヒゲヲソルカラ ヒゲソリオクレ ヒゲソリナイナラ ヒゲソレヌ のびる のびる 耳のびる のびる のびる またのびる 音もないのにゴーゴー踊る 首がグルグルよくまわる 葬式行列続いているよ カンオケ何も入ってない カオヲアラウカラ タオルヲオクレ タオルナイナラ カオガクロイ のびる のびる 耳のびる のびる のびる またのびる さよなら さよなら さよおなら |
夕暮れ時のさびしさに夕暮れ時のさびしさに 金のらっぱを吹いてます 風のささやきかき消して 蠢く音色に酔ってます となりのお寺の墓石に 今日もまっかな夕日が沈む 夕暮れ時のさびしさには 牛乳がよく似合います 夕暮れ時のさびしさに ひとりお米を研いでます いくら研いでもにごる水に 時間の経つのも忘れます となりのお寺のお坊さんたち 息をそろえてたいこをならすよ 夕暮れ時のさびしさには リズミカルすぎる響きです 夕暮れ時のさびしさに ひとり縄とびしています スポーツマンシップにのって 遠くの海へ出かけたいな となりのお寺のお坊さんたち 風船ガムふくらまして空とんでく 夕暮れ時のさびしさには ちょっとなじまない風景です 夕暮れ時のさびしさに 金のらっぱを拭いてます 黒い上等のケースに きれいならっぱが似合います となりのお寺の鐘がなると お坊さんたち次々と不時着する 夕暮れ時のさびしさには 牛乳がよく似合います はは 牛乳で乾杯しましょ | たま | 知久寿焼 | たま | | 夕暮れ時のさびしさに 金のらっぱを吹いてます 風のささやきかき消して 蠢く音色に酔ってます となりのお寺の墓石に 今日もまっかな夕日が沈む 夕暮れ時のさびしさには 牛乳がよく似合います 夕暮れ時のさびしさに ひとりお米を研いでます いくら研いでもにごる水に 時間の経つのも忘れます となりのお寺のお坊さんたち 息をそろえてたいこをならすよ 夕暮れ時のさびしさには リズミカルすぎる響きです 夕暮れ時のさびしさに ひとり縄とびしています スポーツマンシップにのって 遠くの海へ出かけたいな となりのお寺のお坊さんたち 風船ガムふくらまして空とんでく 夕暮れ時のさびしさには ちょっとなじまない風景です 夕暮れ時のさびしさに 金のらっぱを拭いてます 黒い上等のケースに きれいならっぱが似合います となりのお寺の鐘がなると お坊さんたち次々と不時着する 夕暮れ時のさびしさには 牛乳がよく似合います はは 牛乳で乾杯しましょ |
夜のどん帳三十二色のクレヨンで 夜空のスケッチしたけれど 空にはたくさん星がある ぼくらの知らない星ばかり たった一夜の星のため ぼくは絵筆を握るのさ ペテルシウスの暗号が 星座にかがやく今夜こそ パピルスの謎が解けたのさ 夜のどん帳が落ちてくる 三千世界の彼方から 夜のどん帳が落ちてくる アンモナイトの夢 シーラカンスの骨 イカルスの羽が光ったよ 百万本の薔薇が咲く 月夜の花壇で眠りたい 真珠の扉が開くまで 月夜の花壇で眠りたい たった一夜の薔薇のため ぼくはこんなにやせちゃった コペルニクスの遺言が 砂漠で見つかる今夜こそ パピルスの謎が解けたのさ 夜のどん帳が落ちてくる 三千世界の彼方から 夜のどん帳が落ちてくる 満願成就の夜が来た 星売りの娘の声シャララー パピルスの謎が解けたのさ 夜のどん帳が落ちてくる | たま | 柳原幼一郎 | たま | たま | 三十二色のクレヨンで 夜空のスケッチしたけれど 空にはたくさん星がある ぼくらの知らない星ばかり たった一夜の星のため ぼくは絵筆を握るのさ ペテルシウスの暗号が 星座にかがやく今夜こそ パピルスの謎が解けたのさ 夜のどん帳が落ちてくる 三千世界の彼方から 夜のどん帳が落ちてくる アンモナイトの夢 シーラカンスの骨 イカルスの羽が光ったよ 百万本の薔薇が咲く 月夜の花壇で眠りたい 真珠の扉が開くまで 月夜の花壇で眠りたい たった一夜の薔薇のため ぼくはこんなにやせちゃった コペルニクスの遺言が 砂漠で見つかる今夜こそ パピルスの謎が解けたのさ 夜のどん帳が落ちてくる 三千世界の彼方から 夜のどん帳が落ちてくる 満願成就の夜が来た 星売りの娘の声シャララー パピルスの謎が解けたのさ 夜のどん帳が落ちてくる |
らんちうあんまりのこころさむさに うらにわをほじくりかえしていると かなしいいろの水が湧いて あふれるばかりの水が湧いて だぁれも知らなくなっちゃった 遠い砂漠の隊商が 行列になってくみにくるよ 月夜の公園の鉄棒で 見知らぬ子供たちがならんで ななめけんすいしてるよ ふくれあがった月の夜だよ ぼくたち栄養が足りないのです 半分消えかかった身体で ななめけんすいしているよ 夕暮れの空に金魚をおいかけ ぼくらは竹ざおみたいな脚を 土手につきさしてさまよった ぱきぱき音たててさまよった 景色がまっかっかに腫れちゃった そんなさびしい上空で 金魚の記憶がないてるよ 金魚の記憶がないてるよ | たま | 知久寿焼 | 知久寿焼 | | あんまりのこころさむさに うらにわをほじくりかえしていると かなしいいろの水が湧いて あふれるばかりの水が湧いて だぁれも知らなくなっちゃった 遠い砂漠の隊商が 行列になってくみにくるよ 月夜の公園の鉄棒で 見知らぬ子供たちがならんで ななめけんすいしてるよ ふくれあがった月の夜だよ ぼくたち栄養が足りないのです 半分消えかかった身体で ななめけんすいしているよ 夕暮れの空に金魚をおいかけ ぼくらは竹ざおみたいな脚を 土手につきさしてさまよった ぱきぱき音たててさまよった 景色がまっかっかに腫れちゃった そんなさびしい上空で 金魚の記憶がないてるよ 金魚の記憶がないてるよ |
リヤカーマンリヤカーマン やってきた リヤカーの上に上半身 すごいスピード 坂道降りる はやいー はやいー 下半身はうちでごはんの用意 下半身はうちでごはんの用意 下半身はうちでごはんの用意 下半身はうちでごはんの用意 軍手マン やってきた 軍手をしたまま数十年 両手をひろげて 町をゆく くさいー くさいー 頭をかく時ちょっとかきづらい 頭をかく時ちょっとかきづらい 頭をかく時ちょっとかきづらい 頭をかく時ちょっとかきづらい のーしんとーマン やってきた 風が吹いてものーしんとー だいたい道に倒れてる よわいー よわいー うつぶせなので顔がわからない うつぶせなので顔がわからない うつぶせなので顔がわからない うつぶせなので顔がわからない はやい・くさい・よわい | たま | 石川浩司 | たま | たま | リヤカーマン やってきた リヤカーの上に上半身 すごいスピード 坂道降りる はやいー はやいー 下半身はうちでごはんの用意 下半身はうちでごはんの用意 下半身はうちでごはんの用意 下半身はうちでごはんの用意 軍手マン やってきた 軍手をしたまま数十年 両手をひろげて 町をゆく くさいー くさいー 頭をかく時ちょっとかきづらい 頭をかく時ちょっとかきづらい 頭をかく時ちょっとかきづらい 頭をかく時ちょっとかきづらい のーしんとーマン やってきた 風が吹いてものーしんとー だいたい道に倒れてる よわいー よわいー うつぶせなので顔がわからない うつぶせなので顔がわからない うつぶせなので顔がわからない うつぶせなので顔がわからない はやい・くさい・よわい |
れいこおばさんの空中遊泳れいこおばさんが空に浮いている いねむりしながら どんどんのぼってく 天の川があふれた夜に 月の光に刺激を受けて れいこおばさんが空に浮いている れいこおばさんは息を吸い込んで 風になるほどびゅんびゅん飛ばしてる 下をながめりゃどこかのおやじが秘密文書を燃やしつづけてる れいこおばさん目もくれず飛んでく れいこおばさん れいこおばさん れいこおばさん もどっておいでよ れいこおばさん れいこおばさん れいこおばさん 今すぐ地面に え~ れいこおばさんは空を飛び続け のどのかわきを必死にこらえてる そんなに飲みたきゃ飲めばいい 屈斜路湖の水でも飲めばいい 減るものなんてどこにもないんだよ れいこおばさんどんなに離れても そこにいることぼくにはわかってる 真っ青な夜に明かりが灯れば れいこおばさんゆっくり降りてく 帰ってくると思っていたんだよ れいこおばさん れいこおばさん れいこおばさん もどっておいでよ れいこおばさん れいこおばさん れいこおばさん 今すぐ地面に れいこおばさん れいこおばさん れいこおばさん もどっておいでよ れいこおばさん れいこおばさん れいこおばさん 今すぐ地面に え~ 今すぐえ~ 今すぐえ~ 今すぐえ~ | たま | 柳原幼一郎 | たま | | れいこおばさんが空に浮いている いねむりしながら どんどんのぼってく 天の川があふれた夜に 月の光に刺激を受けて れいこおばさんが空に浮いている れいこおばさんは息を吸い込んで 風になるほどびゅんびゅん飛ばしてる 下をながめりゃどこかのおやじが秘密文書を燃やしつづけてる れいこおばさん目もくれず飛んでく れいこおばさん れいこおばさん れいこおばさん もどっておいでよ れいこおばさん れいこおばさん れいこおばさん 今すぐ地面に え~ れいこおばさんは空を飛び続け のどのかわきを必死にこらえてる そんなに飲みたきゃ飲めばいい 屈斜路湖の水でも飲めばいい 減るものなんてどこにもないんだよ れいこおばさんどんなに離れても そこにいることぼくにはわかってる 真っ青な夜に明かりが灯れば れいこおばさんゆっくり降りてく 帰ってくると思っていたんだよ れいこおばさん れいこおばさん れいこおばさん もどっておいでよ れいこおばさん れいこおばさん れいこおばさん 今すぐ地面に れいこおばさん れいこおばさん れいこおばさん もどっておいでよ れいこおばさん れいこおばさん れいこおばさん 今すぐ地面に え~ 今すぐえ~ 今すぐえ~ 今すぐえ~ |
レインコート強いひざしも強い影も強くふく風も なんにもなくって雨ばかりだ 雨の音ばかりだ 子供たちはとびはねたレインコート よけいなものまで きっときっと しまいこんでるレインコート いろんな向きで傘をさす人の いろんなその行き先には おんなじ雨がふってるよね 坂道の下につらなる屋根のかず かぞえはじめたらとまらなくて 夢中になってるのがなんだかウレシイのさ ぼくは雨の中にいるよ 笑いだしたらきっととまらないぞ 泣きだしたらきっととまらないぞ そういうかんじだぞ ぼくは雨の中にいるよ 傘をさしてじっとみつめているよ 6月の水たまりの上で 君にあいにいかなくちゃ 君はにてるにおい ドアの把手も部屋のあかりも毎日とどく新聞も ぜんぶとてもとてもよく似てるにおい そこは色のついてない夢 見上げた鉄塔のとがったさきさ | たま | 滝本晃司 | 滝本晃司 | | 強いひざしも強い影も強くふく風も なんにもなくって雨ばかりだ 雨の音ばかりだ 子供たちはとびはねたレインコート よけいなものまで きっときっと しまいこんでるレインコート いろんな向きで傘をさす人の いろんなその行き先には おんなじ雨がふってるよね 坂道の下につらなる屋根のかず かぞえはじめたらとまらなくて 夢中になってるのがなんだかウレシイのさ ぼくは雨の中にいるよ 笑いだしたらきっととまらないぞ 泣きだしたらきっととまらないぞ そういうかんじだぞ ぼくは雨の中にいるよ 傘をさしてじっとみつめているよ 6月の水たまりの上で 君にあいにいかなくちゃ 君はにてるにおい ドアの把手も部屋のあかりも毎日とどく新聞も ぜんぶとてもとてもよく似てるにおい そこは色のついてない夢 見上げた鉄塔のとがったさきさ |
ロシヤのパンお母さんはロシヤのパンを焼く 台所をいい匂いでいっぱいにする 柱時計の針をなおしてる僕を アルトの声で呼んでる お母さんはロシヤのパンを焼く おやつはいつだってトラピストクッキー お姉さんはサンバを踊ってる 茶色い身体をくねくねさせている 窓からのぞいているぼくをみつけると いつも抱きしめてくれる お姉さんはサンバを踊ってる 夜には巨きなベッドで眠るよ お母さんが僕を呼んでいる 僕の名前が山にこだまする お姉さんは僕を抱きしめてる いつまでもこのままでいたかったのに お母さんはロシヤのパンを焼く | たま | 知久寿焼 | 知久寿焼 | | お母さんはロシヤのパンを焼く 台所をいい匂いでいっぱいにする 柱時計の針をなおしてる僕を アルトの声で呼んでる お母さんはロシヤのパンを焼く おやつはいつだってトラピストクッキー お姉さんはサンバを踊ってる 茶色い身体をくねくねさせている 窓からのぞいているぼくをみつけると いつも抱きしめてくれる お姉さんはサンバを踊ってる 夜には巨きなベッドで眠るよ お母さんが僕を呼んでいる 僕の名前が山にこだまする お姉さんは僕を抱きしめてる いつまでもこのままでいたかったのに お母さんはロシヤのパンを焼く |
笑う信号青はすすめ 黄色は注意 赤はとまれ 紫笑え (ゲラゲラゲラ) 信号が紫なのに むっつりしたおじさん 交通ルールは 守りましょ 誰ですか青になっても まだ笑ってるのは 真剣に渡らないと 激突の元だよ ほら前からも 人がくる あっちも青なんだ (ゲラゲラゲラ) たとえ3分前に ふられても 紫ついたなら みんなにっこにこ 「だめだー だめだー どうせおれーなんかなー」 信号を渡ろうまいか。でも、赤だ」 「あぁ、生き地獄だにゃあ。 もう、死んじみゃおうかなー」 「あ、紫になったぞ」 「ウホハ ウホハハハ…」 誰ですか赤のうちから もう笑ってるのは 笑いがとまらないと 腹痛くなり それ救急車 病院だ 結局渡れない 赤から青にかわる時の うれしい瞬間 みんな大好きにっこにっこ笑う 紫信号 紫信号 あってよかったね 笑え 笑え 笑え 紫信号 (ゲラゲラゲラゲ) | たま | 石川浩司 | 石川浩司 | | 青はすすめ 黄色は注意 赤はとまれ 紫笑え (ゲラゲラゲラ) 信号が紫なのに むっつりしたおじさん 交通ルールは 守りましょ 誰ですか青になっても まだ笑ってるのは 真剣に渡らないと 激突の元だよ ほら前からも 人がくる あっちも青なんだ (ゲラゲラゲラ) たとえ3分前に ふられても 紫ついたなら みんなにっこにこ 「だめだー だめだー どうせおれーなんかなー」 信号を渡ろうまいか。でも、赤だ」 「あぁ、生き地獄だにゃあ。 もう、死んじみゃおうかなー」 「あ、紫になったぞ」 「ウホハ ウホハハハ…」 誰ですか赤のうちから もう笑ってるのは 笑いがとまらないと 腹痛くなり それ救急車 病院だ 結局渡れない 赤から青にかわる時の うれしい瞬間 みんな大好きにっこにっこ笑う 紫信号 紫信号 あってよかったね 笑え 笑え 笑え 紫信号 (ゲラゲラゲラゲ) |
ワルツおぼえて蒼い月のぬれた影から いつか私はワルツおぼえて 頭のすきまをゴソゴソ 観光団体が一列になって口笛を吹いた 旗ふるへんなワルツ パリの女のため息のそば 口紅も煮込む朝のスープ きれいな色 一日中昼のなれない週末 3時のおやつにはカゼ薬を7錠 ききめをたしかめながらタクシーに乗って カーラジオから流れてくるのは 足のついたワルツ パリの女のため息のそば 口紅も煮込む朝のスープ 君 カガミの中でパリの言葉で 「青空はかなしや」ってうたうんだ きれいな色 | たま | 滝本浩司 | 滝本浩司 | | 蒼い月のぬれた影から いつか私はワルツおぼえて 頭のすきまをゴソゴソ 観光団体が一列になって口笛を吹いた 旗ふるへんなワルツ パリの女のため息のそば 口紅も煮込む朝のスープ きれいな色 一日中昼のなれない週末 3時のおやつにはカゼ薬を7錠 ききめをたしかめながらタクシーに乗って カーラジオから流れてくるのは 足のついたワルツ パリの女のため息のそば 口紅も煮込む朝のスープ 君 カガミの中でパリの言葉で 「青空はかなしや」ってうたうんだ きれいな色 |