井沢八郎の歌詞一覧リスト  20曲中 1-20曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ああ上野駅PLATINA LYLICどこかに故郷の 香をのせて 入る列車の なつかしさ 上野は俺らの 心の駅だ くじけちゃならない 人生が あの日ここから 始まった  「父ちゃん 僕がいなくなったんで 母ちゃんの畑仕事も大変だろうな。 今度の休みには必ず帰るから、 そのときは父ちゃんの肩も母ちゃんの肩も、 もういやだっていうまで叩いてやるぞ、 それまで元気で待っていてくれよな」  就職列車に ゆられて着いた 遠いあの夜を 思い出す 上野は俺らの 心の駅だ 配達帰りの 自転車を とめて聞いてる 国なまり  ホームの時計を 見つめていたら 母の笑顔に なってきた 上野は俺らの 心の駅だ お店の仕事は 辛いけど 胸にゃでっかい 夢があるPLATINA LYLIC井沢八郎関口義明荒井英一どこかに故郷の 香をのせて 入る列車の なつかしさ 上野は俺らの 心の駅だ くじけちゃならない 人生が あの日ここから 始まった  「父ちゃん 僕がいなくなったんで 母ちゃんの畑仕事も大変だろうな。 今度の休みには必ず帰るから、 そのときは父ちゃんの肩も母ちゃんの肩も、 もういやだっていうまで叩いてやるぞ、 それまで元気で待っていてくれよな」  就職列車に ゆられて着いた 遠いあの夜を 思い出す 上野は俺らの 心の駅だ 配達帰りの 自転車を とめて聞いてる 国なまり  ホームの時計を 見つめていたら 母の笑顔に なってきた 上野は俺らの 心の駅だ お店の仕事は 辛いけど 胸にゃでっかい 夢がある
命船命 命しらずの ひとしずく おちた涙が 別れだぜ 恋という奴ァ 背負っては行けぬ 意地と根性 ふところに 行くぞ男の 命船  あばよ あばよ あばよと 背を向ける 向けた背中で 泣きじゃくる 捨てて行くのさ 波止場の隅に どうせ明日は 想い出が 俺とお前の 命綱  海の 海の野郎と うらむなよ 情しらずも 情のうち なにも言うまい 黒汐育ち 恋もいらなきゃ 名もいらぬ 裸ひとつの 命船井沢八郎深津武志大沢浄二命 命しらずの ひとしずく おちた涙が 別れだぜ 恋という奴ァ 背負っては行けぬ 意地と根性 ふところに 行くぞ男の 命船  あばよ あばよ あばよと 背を向ける 向けた背中で 泣きじゃくる 捨てて行くのさ 波止場の隅に どうせ明日は 想い出が 俺とお前の 命綱  海の 海の野郎と うらむなよ 情しらずも 情のうち なにも言うまい 黒汐育ち 恋もいらなきゃ 名もいらぬ 裸ひとつの 命船
初陣花の小袖も 前髪も 夢みる頃か 美少年 燃えるかがり火 初陣の 槍をこわきに 月の下 ……思うは母か 故郷か  伽羅の香りを たきこめた 鎧にひかる 草の露 眸健気に 噛みしめる 死ねと教えた 父の声 ……夜風よ何故に すすり泣く  空に右弦の 月冴えて 嵐の前の 静けさか 明日の生命を ひと節の 笛にたくして 夜もすがら ……あゝ初陣の 美少年井沢八郎松井由利夫大沢浄二花の小袖も 前髪も 夢みる頃か 美少年 燃えるかがり火 初陣の 槍をこわきに 月の下 ……思うは母か 故郷か  伽羅の香りを たきこめた 鎧にひかる 草の露 眸健気に 噛みしめる 死ねと教えた 父の声 ……夜風よ何故に すすり泣く  空に右弦の 月冴えて 嵐の前の 静けさか 明日の生命を ひと節の 笛にたくして 夜もすがら ……あゝ初陣の 美少年
男傘俺の 俺のこぶしで貴様の胸を どんと一発 どやしてやろか なんだ何時までくよくよするな 夢を広げろ 男傘  辛い 辛い苦労は覚悟の上で 故郷を出て来た 貴様と俺だ どうせ無情さ 浮世の雨は 涙見せまい 男傘  俺と 俺と貴様はいっしょのはずだ 固く結んだ絆じゃないか 胸をそらせて歌って行こう 何を負けまい 男傘井沢八郎松井由利夫大沢浄二大沢浄二俺の 俺のこぶしで貴様の胸を どんと一発 どやしてやろか なんだ何時までくよくよするな 夢を広げろ 男傘  辛い 辛い苦労は覚悟の上で 故郷を出て来た 貴様と俺だ どうせ無情さ 浮世の雨は 涙見せまい 男傘  俺と 俺と貴様はいっしょのはずだ 固く結んだ絆じゃないか 胸をそらせて歌って行こう 何を負けまい 男傘
男ごころどうせ男に惚れたなら 意地をはらずに おいらの胸で 泣いてごらんよ 一度だけ 男ごころも 男ごころも 泣くものさ  惚れたつらさがせつなけりゃ いっそ泣こうか おもいきり じっとこらえた この胸の 男ごころを 男ごころを 誰が知る  男一途に生きるなら 命かけるぜ この恋に 一人たたずむ 遠い空 男ごころにゃ 男ごころにゃ 夢がある井沢八郎秋元近史三田恭次山本直純どうせ男に惚れたなら 意地をはらずに おいらの胸で 泣いてごらんよ 一度だけ 男ごころも 男ごころも 泣くものさ  惚れたつらさがせつなけりゃ いっそ泣こうか おもいきり じっとこらえた この胸の 男ごころを 男ごころを 誰が知る  男一途に生きるなら 命かけるぜ この恋に 一人たたずむ 遠い空 男ごころにゃ 男ごころにゃ 夢がある
男の炎歌わき見しながら歩けば転ぶ 転びゃ他人がつめたく笑う 甘く見るなよ 男の道を 勝つか負けるか 負けるか勝つか 二つに一つ  ひとつ頼むと 肩叩かれりゃ 無理なはなしもいやとは言えぬ 馬鹿な性質(たち)だと解っていても 俺は誠実(こころ)を 誠実(こころ)を俺は 大事にしたい  俺に百人 味方があれば 敵も百人 いるぞと思え 前に出るんだ真直ぐ前に 強くでっかく でっかく強く 男で行こう井沢八郎松井由利夫大沢浄二大沢浄二わき見しながら歩けば転ぶ 転びゃ他人がつめたく笑う 甘く見るなよ 男の道を 勝つか負けるか 負けるか勝つか 二つに一つ  ひとつ頼むと 肩叩かれりゃ 無理なはなしもいやとは言えぬ 馬鹿な性質(たち)だと解っていても 俺は誠実(こころ)を 誠実(こころ)を俺は 大事にしたい  俺に百人 味方があれば 敵も百人 いるぞと思え 前に出るんだ真直ぐ前に 強くでっかく でっかく強く 男で行こう
男の流れ星男だって 男だって 涙が出るさ 流れ星だよ 恋なんて 燃えてちぎれて それっきり逢えぬ 可愛いあの娘の 忘れられない 泣きぼくろ  男だって 男だって 涙が出るさ 胸の痛みにゃ 勝てないさ 強くあん時 叱ってやれば あの娘この街 捨てて行かずに 済んだのに  男だって 男だって 涙が出るさ 俺にゃ辛いぜ 思い出は 女ごころの 片道切符 握りしめてた あの娘今頃 何処の空井沢八郎松井由利夫大沢浄二男だって 男だって 涙が出るさ 流れ星だよ 恋なんて 燃えてちぎれて それっきり逢えぬ 可愛いあの娘の 忘れられない 泣きぼくろ  男だって 男だって 涙が出るさ 胸の痛みにゃ 勝てないさ 強くあん時 叱ってやれば あの娘この街 捨てて行かずに 済んだのに  男だって 男だって 涙が出るさ 俺にゃ辛いぜ 思い出は 女ごころの 片道切符 握りしめてた あの娘今頃 何処の空
男の街角別れたいなら 別れてやるぜ あの娘ひとりが 女じゃないぜ 男だ今更 未練はないよ 恋は捨ててやる あゝ 星が流れる 街の角  ガムを噛み噛み 後も向かず 道の向うへ 消えてくあの娘 小石を蹴飛ばしゃ 転がる音が 胸にしみるぜ あゝ 夜がつめたい 街の角  濡れた瞼は 涙じゃないぜ くわえ煙草の けむりのせいさ こいつが浮世の 哀しい夢か 風邪にただひとり あゝ 何処へ行こうか 街の角井沢八郎松井由利夫大沢浄二別れたいなら 別れてやるぜ あの娘ひとりが 女じゃないぜ 男だ今更 未練はないよ 恋は捨ててやる あゝ 星が流れる 街の角  ガムを噛み噛み 後も向かず 道の向うへ 消えてくあの娘 小石を蹴飛ばしゃ 転がる音が 胸にしみるぜ あゝ 夜がつめたい 街の角  濡れた瞼は 涙じゃないぜ くわえ煙草の けむりのせいさ こいつが浮世の 哀しい夢か 風邪にただひとり あゝ 何処へ行こうか 街の角
男船なんだ なんだよ らしくもないぜ まさか涙じゃ ないけれど 錨巻く手が ぽつんと濡れた いくら惚れても 女の未練 乗せちゃ行けない ヤンサノ 男船  なんだ なんだよ らしくもないぜ 波に揉まれた ど根性 おいら荒くれ 北海かもめ ましてこれから 千島をさして 霙ついての ヤンサノ 男船  なんだ なんだよ らしくもないぜ 何故にくすぶる いつまでも ダルマストーブ あの娘のえくぼ 一度スクリューを 廻したからは 思い切るのさ ヤンサノ 男船井沢八郎松井由利夫大沢浄二大沢浄二なんだ なんだよ らしくもないぜ まさか涙じゃ ないけれど 錨巻く手が ぽつんと濡れた いくら惚れても 女の未練 乗せちゃ行けない ヤンサノ 男船  なんだ なんだよ らしくもないぜ 波に揉まれた ど根性 おいら荒くれ 北海かもめ ましてこれから 千島をさして 霙ついての ヤンサノ 男船  なんだ なんだよ らしくもないぜ 何故にくすぶる いつまでも ダルマストーブ あの娘のえくぼ 一度スクリューを 廻したからは 思い切るのさ ヤンサノ 男船
さいはての男さいはての砂を つかんで海鳴りに 声をこらえて 泣いた俺 結ばぬ恋なら 死のうといった あの娘も 泣いているだろうか ああ はるかな はるかな瞳よ  しあわせになって おくれと別れたが 俺もあの娘も 傷ついた 波間に漂う 流木のように あきらめだけの 北の旅 ああ はてなき はてなき愁いよ  さいはての海は 嘆きの恋よりも 辛く悲しく 風に泣く あの娘を偲べば 唇色の 浜茄子の花 砂に散る ああ 霧笛が 霧笛が咽ぶよ井沢八郎十二村哲大沢浄二さいはての砂を つかんで海鳴りに 声をこらえて 泣いた俺 結ばぬ恋なら 死のうといった あの娘も 泣いているだろうか ああ はるかな はるかな瞳よ  しあわせになって おくれと別れたが 俺もあの娘も 傷ついた 波間に漂う 流木のように あきらめだけの 北の旅 ああ はてなき はてなき愁いよ  さいはての海は 嘆きの恋よりも 辛く悲しく 風に泣く あの娘を偲べば 唇色の 浜茄子の花 砂に散る ああ 霧笛が 霧笛が咽ぶよ
サガレンの夕焼け赤い 赤い 赤い サガレンの夕焼けよ みんな燃えている 涙も海も 俺の兄貴が 俺の兄貴が 命をかけて 暴れ 暴れまわった ……オホーツク海だ  赤い 赤い 赤い サガレンのはまなすよ どんな花よりも 好きだと云った 死んだ兄貴の 死んだ兄貴の きれいな瞳 想い 想い出させる ……シベリア颪し  赤い 赤い 赤い サガレンの潮風よ 海はでっかい 男の墓場 それが兄貴の それが兄貴の くちぐせだった 啼くな 啼くな海猫 ……やるんだ俺も 「兄貴……」井沢八郎松井由利夫大本恭敬赤い 赤い 赤い サガレンの夕焼けよ みんな燃えている 涙も海も 俺の兄貴が 俺の兄貴が 命をかけて 暴れ 暴れまわった ……オホーツク海だ  赤い 赤い 赤い サガレンのはまなすよ どんな花よりも 好きだと云った 死んだ兄貴の 死んだ兄貴の きれいな瞳 想い 想い出させる ……シベリア颪し  赤い 赤い 赤い サガレンの潮風よ 海はでっかい 男の墓場 それが兄貴の それが兄貴の くちぐせだった 啼くな 啼くな海猫 ……やるんだ俺も 「兄貴……」
天下を取ろう富士の白雪 朝日に映えて 男同士で くむ酒に 明日の明るい 夢がある 富士を仰いで 希望の誓い  月の光のさしこむ窓に 花の人生 どこまでも 今宵あふれる 幸福に 富士を仰いで 未来を語ろう  人に生まれて 幾年月を 誠一筋 生きてきた 男命の 心意気  富士を仰いで 天下を取ろう井沢八郎藤吉正孝土田啓四郎富士の白雪 朝日に映えて 男同士で くむ酒に 明日の明るい 夢がある 富士を仰いで 希望の誓い  月の光のさしこむ窓に 花の人生 どこまでも 今宵あふれる 幸福に 富士を仰いで 未来を語ろう  人に生まれて 幾年月を 誠一筋 生きてきた 男命の 心意気  富士を仰いで 天下を取ろう
なさけ船なさけ なさけ なさけ欲しさに 逢いに来たんだヨー たった一枚 この紙きれが 俺を待ってた 港町 海に百日 港に十日 花も咲くまい なさけ なさけ なさけ船  なさけ なさけ なさけ欲しさに 飛んで来たんだヨー 女ごころも 知らないくせに 恋にすがれば 肩すかし かぶりなれてる 合羽にしみた 涙ひとつぶ なさけ なさけ なさけ船  なさけ なさけ なさけ欲しさに 呼びに来たんだヨー 凍るしぶきも あの娘のために 命ぎりぎり 北の海 何処へ飛ぼうと しょせんは鴎 ついて来るなよ なさけ なさけ なさけ船井沢八郎松井由利夫大沢浄二なさけ なさけ なさけ欲しさに 逢いに来たんだヨー たった一枚 この紙きれが 俺を待ってた 港町 海に百日 港に十日 花も咲くまい なさけ なさけ なさけ船  なさけ なさけ なさけ欲しさに 飛んで来たんだヨー 女ごころも 知らないくせに 恋にすがれば 肩すかし かぶりなれてる 合羽にしみた 涙ひとつぶ なさけ なさけ なさけ船  なさけ なさけ なさけ欲しさに 呼びに来たんだヨー 凍るしぶきも あの娘のために 命ぎりぎり 北の海 何処へ飛ぼうと しょせんは鴎 ついて来るなよ なさけ なさけ なさけ船
星の夜北へ帰る夢はもろく 消えはてて 痛む心は ただ重い 大地にこの身 投げ出して 星の夜 北へ帰る  春はめぐって 花開き 鳥はさえずる だれのため ふくらむ胸を おどらせて たどるこの道 一筋に 星の夜 北へ帰る  空にいてつく 七つ星 迷わないよに つれて行け 都の空を ふりかえり つきない思い こらえつつ 星の夜 北へ帰る井沢八郎水島哲高木ひさし夢はもろく 消えはてて 痛む心は ただ重い 大地にこの身 投げ出して 星の夜 北へ帰る  春はめぐって 花開き 鳥はさえずる だれのため ふくらむ胸を おどらせて たどるこの道 一筋に 星の夜 北へ帰る  空にいてつく 七つ星 迷わないよに つれて行け 都の空を ふりかえり つきない思い こらえつつ 星の夜 北へ帰る
北海の満月アーアーアー 波がドンと来りゃ 飛沫の花が 咲いた咲いたよ ニシバの胸に 叫ぶ親潮 北の涯て しみじみと 遥かにしのぶ メノコの港 エンヤラドッコイショ ドッコイドッコイショ あゝ 北海の満月よ  アイヌ絣に ぴったり附いた 銀の鱗は メノコの愛情 思い出される イヨマンテ 噂でも 運んでおくれ シベリヤ颪 エンヤラドッコイショ ドッコイドッコイショ あゝ 北海の満月よ  夢の帆綱を きりりと巻いて 月に捧げる コタンの祈り 荒れてくれるな オホーツク かがり火も 赫々燃えて 面影揺れる エンヤラドッコイショ ドッコイドッコイショ あゝ 北海の満月よ井沢八郎松井由利夫大澤浄二大沢浄二アーアーアー 波がドンと来りゃ 飛沫の花が 咲いた咲いたよ ニシバの胸に 叫ぶ親潮 北の涯て しみじみと 遥かにしのぶ メノコの港 エンヤラドッコイショ ドッコイドッコイショ あゝ 北海の満月よ  アイヌ絣に ぴったり附いた 銀の鱗は メノコの愛情 思い出される イヨマンテ 噂でも 運んでおくれ シベリヤ颪 エンヤラドッコイショ ドッコイドッコイショ あゝ 北海の満月よ  夢の帆綱を きりりと巻いて 月に捧げる コタンの祈り 荒れてくれるな オホーツク かがり火も 赫々燃えて 面影揺れる エンヤラドッコイショ ドッコイドッコイショ あゝ 北海の満月よ
北海の流氷霧にかくした 男の涙 咽ぶ霧笛に ほろりと落ちた あばよあばよあばよだぜ 流氷の港 恋の未練も ぷっつり切れた 船が波止場で 俺を呼ぶ  啼くな海猫 浮寝の身なら 夢を見るなよ まともな夢は あばよあばよあばよだぜ 流氷の港 咲いてみせても 氷の花は 燃えはしないさ 薄情け  鉛いろした 潮路の涯てに 待っているのは 北海嵐 あばよあばよあばよだぜ 流氷の港 愚痴や恨みは 笑って捨てる それが男の 締めくくり井沢八郎松井由利夫大沢浄二霧にかくした 男の涙 咽ぶ霧笛に ほろりと落ちた あばよあばよあばよだぜ 流氷の港 恋の未練も ぷっつり切れた 船が波止場で 俺を呼ぶ  啼くな海猫 浮寝の身なら 夢を見るなよ まともな夢は あばよあばよあばよだぜ 流氷の港 咲いてみせても 氷の花は 燃えはしないさ 薄情け  鉛いろした 潮路の涯てに 待っているのは 北海嵐 あばよあばよあばよだぜ 流氷の港 愚痴や恨みは 笑って捨てる それが男の 締めくくり
望郷じょんから津軽は雪ん子 舞い飛ぶ頃よ みんなは達者か 変わりはないか ふる里恋しや 花いちもんめ アア…ア  爺いさまが叩くじょんがら節の 泣き三味線が 風にちぎれて 聞こえてくるよ 湯呑みの酒に ぐらりと酔えば故郷が浮かぶ 淋しさひとつ 涙が落ちる 逢いたいよ 逢いたいね 津軽は夢ん中  明りを消して東京の空に 叫んでみたよ 星が流れる こころも寒い 十九の青春を 吹雪にさらし夜行に乗った 遠い昔の 夜空が恋し せつないよ せつないね あの娘は夢ん中  涙で詫びてる かさねた不孝 帰るに帰れぬ 土産もなしに ふる里恋しや 花いちもんめ アア…ア  小泊港お岩木山よ 花咲く頃は 船は夢漕ぐ 鴎は騒ぐ 辛さを堪え いい事ばかり 手紙に書いて あれから幾つ 何年過ぎた 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中井沢八郎里村龍一浜圭介津軽は雪ん子 舞い飛ぶ頃よ みんなは達者か 変わりはないか ふる里恋しや 花いちもんめ アア…ア  爺いさまが叩くじょんがら節の 泣き三味線が 風にちぎれて 聞こえてくるよ 湯呑みの酒に ぐらりと酔えば故郷が浮かぶ 淋しさひとつ 涙が落ちる 逢いたいよ 逢いたいね 津軽は夢ん中  明りを消して東京の空に 叫んでみたよ 星が流れる こころも寒い 十九の青春を 吹雪にさらし夜行に乗った 遠い昔の 夜空が恋し せつないよ せつないね あの娘は夢ん中  涙で詫びてる かさねた不孝 帰るに帰れぬ 土産もなしに ふる里恋しや 花いちもんめ アア…ア  小泊港お岩木山よ 花咲く頃は 船は夢漕ぐ 鴎は騒ぐ 辛さを堪え いい事ばかり 手紙に書いて あれから幾つ 何年過ぎた 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中
真赤な友情「おーい」  おーい おーい なんでだまって 釧路へ逃げた 馬鹿だなァ 苦しい時こそ 友情の 涙が涙を 消すんだぜ 帰って来いよ帰って来いよ東京へ  おーい おーい 恋が男の すべてじゃなかろ 馬鹿だなァ 死ぬほど悩んで ひとつずつ おとなになるんだ 俺たちは 帰って来いよ帰って来いよ東京へ  おーい おーい 夢も寒かろ 釧路の町は 馬鹿だなァ おまえを迎えに ゆくように 流れる真赤な あかね雲 帰って来いよ帰って来いよ東京へ井沢八郎岩崎静江永井英夫「おーい」  おーい おーい なんでだまって 釧路へ逃げた 馬鹿だなァ 苦しい時こそ 友情の 涙が涙を 消すんだぜ 帰って来いよ帰って来いよ東京へ  おーい おーい 恋が男の すべてじゃなかろ 馬鹿だなァ 死ぬほど悩んで ひとつずつ おとなになるんだ 俺たちは 帰って来いよ帰って来いよ東京へ  おーい おーい 夢も寒かろ 釧路の町は 馬鹿だなァ おまえを迎えに ゆくように 流れる真赤な あかね雲 帰って来いよ帰って来いよ東京へ
ゆさぶり船港が真っ赤に 燃えている 船の舳先(へさき)も 燃えている 俺の心も 燃えている ゆさぶれ ゆさぶれ 男波 一度ざんぶり 北海しぶき かぶりゃ根性が ひき締まる  波止場のあの娘が 消えて行く なみだ岬も 消えて行く 俺の未練も 消えて行く ゆさぶれ ゆさぶれ 男波 恋の花火は 一晩かぎり 海と勝負の このいのち  オロロン鴎は また帰る 春になったら また帰る 俺も嫁いで また帰る ゆさぶれ ゆさぶれ 男波 海の宝を 底引き綱で 力いっぱい 引いて来る井沢八郎松井由利夫大沢浄二大沢浄二港が真っ赤に 燃えている 船の舳先(へさき)も 燃えている 俺の心も 燃えている ゆさぶれ ゆさぶれ 男波 一度ざんぶり 北海しぶき かぶりゃ根性が ひき締まる  波止場のあの娘が 消えて行く なみだ岬も 消えて行く 俺の未練も 消えて行く ゆさぶれ ゆさぶれ 男波 恋の花火は 一晩かぎり 海と勝負の このいのち  オロロン鴎は また帰る 春になったら また帰る 俺も嫁いで また帰る ゆさぶれ ゆさぶれ 男波 海の宝を 底引き綱で 力いっぱい 引いて来る
別れようぜ別れようぜ 別れようぜ 何も言わずに 別れようぜ 虹が空から 消えてくような いのち短い 恋なら 笑ってこのまま 別れようぜ  忘れようぜ 忘れようぜ はかない恋など 忘れようぜ 固くにぎった このハンカチに 恨みこめずに 行ってくれ 未練心も 忘れようぜ  別れようぜ 別れようぜ 何も言わずに 別れようぜ 街の眠りが さめないうちに きまり文句の さようなら 言わずにこのまま 別れようぜ井沢八郎なかにし礼松平直樹別れようぜ 別れようぜ 何も言わずに 別れようぜ 虹が空から 消えてくような いのち短い 恋なら 笑ってこのまま 別れようぜ  忘れようぜ 忘れようぜ はかない恋など 忘れようぜ 固くにぎった このハンカチに 恨みこめずに 行ってくれ 未練心も 忘れようぜ  別れようぜ 別れようぜ 何も言わずに 別れようぜ 街の眠りが さめないうちに きまり文句の さようなら 言わずにこのまま 別れようぜ
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