青嵐のあとで瞬きひとつの間に過ぎ去っていく青嵐のような君の後ろ姿が、 滲んだ視界の中、おぼろになる。 誰もいなくなった帰り道を歩いていく。 明星が傾いていく。ほのかに夜の匂い。 明日の僕らが今日の僕らと違っていても。 二度とは戻れないとしても。 例え十年先も二十年先も、きっと、ずっと、忘れられないんだよ。 手を繋いで誓った、幼い約束を。 夏の終わりを告げるような微温い風とともに、 淡い紅掛けの空の色に染まっていくよ。 どこかで落としてきてしまったのかな。 大切にしてきたことだけは覚えてる。 些細な思い出の依り代たち。 色褪せてしまって、頼りなげに佇んでる。 足跡を辿れたなら。あの日に戻れたなら。 透き通った君の頬に浮かんだ憂いを、二度とは見逃しはしないのに。 何も言わずにそっと消えてしまった。 どうして僕を置いていってしまうんだよ。 隣にいた筈の君が残したもの。 またいつか会えるように、君を探せるように、 右手に少し灯る微かな温もりを。 想像で胸が満ちるほど幼かった頃は知らなかった。 永遠というまぼろしはいつか、その手から溢れてしまうことを。 別れ道が来たらさよならだと。 夕凪の静寂が僕を包んだ。 君を連れていった青嵐のあとで。 例え十年先も二十年先も、きっと、ずっと、忘れられないんだよ。 手を繋いで誓った、幼い約束を。 夏の終わりを告げるような微温い風とともに、 淡い紅掛けの空の色に染まっていくよ。 | sajou no hana | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ・渡辺翔 | 瞬きひとつの間に過ぎ去っていく青嵐のような君の後ろ姿が、 滲んだ視界の中、おぼろになる。 誰もいなくなった帰り道を歩いていく。 明星が傾いていく。ほのかに夜の匂い。 明日の僕らが今日の僕らと違っていても。 二度とは戻れないとしても。 例え十年先も二十年先も、きっと、ずっと、忘れられないんだよ。 手を繋いで誓った、幼い約束を。 夏の終わりを告げるような微温い風とともに、 淡い紅掛けの空の色に染まっていくよ。 どこかで落としてきてしまったのかな。 大切にしてきたことだけは覚えてる。 些細な思い出の依り代たち。 色褪せてしまって、頼りなげに佇んでる。 足跡を辿れたなら。あの日に戻れたなら。 透き通った君の頬に浮かんだ憂いを、二度とは見逃しはしないのに。 何も言わずにそっと消えてしまった。 どうして僕を置いていってしまうんだよ。 隣にいた筈の君が残したもの。 またいつか会えるように、君を探せるように、 右手に少し灯る微かな温もりを。 想像で胸が満ちるほど幼かった頃は知らなかった。 永遠というまぼろしはいつか、その手から溢れてしまうことを。 別れ道が来たらさよならだと。 夕凪の静寂が僕を包んだ。 君を連れていった青嵐のあとで。 例え十年先も二十年先も、きっと、ずっと、忘れられないんだよ。 手を繋いで誓った、幼い約束を。 夏の終わりを告げるような微温い風とともに、 淡い紅掛けの空の色に染まっていくよ。 |
あめにながす正論を並べ懐古 塗りたくっていたい わざとらしい溜息は 揺れた髪はシトシト濡れ 前を見せない どうしたってもう理想には遠いけど 静寂を裂いて吐いた 虫のような息だって伝えたい 馬鹿みたいだ 怠惰 夢は酸化して今に朽ちてく寸前でワカラナイ 愛を掲げ素直に全うにいたいな あぁいたいな 合間 切れた雲から光り 僕の奥の奥まで飲み込む 溢した嘘消して模造の真実へ 誰のため尽くしているんだろう 溺れて沈んでることも気付かずに 濁った中あてもなくたった一つの「救い」待って再現 同じ場所繰り返し読んで傷塞いで 最低重ね麻痺した感情は何回も何回もトマッタ なんで幸せ強いて生きていたいの ねぇいたいの? 大概 リアルなんて惰性で進んでいって最後は残らない 雨は空へ上がって焦がれ焦がれた明日を 傘を知らない僕は泣いてるふりしてその体で孤独に浸っているんだ 全部を吐いた虫のような息だって伝えたい 馬鹿みたいだ 怠惰 夢は酸化して今に朽ちてく寸前でワカラナイ 愛を掲げ素直に全うにいたいな あぁいたいな 合間 切れた雲から光り 僕の奥の奥まで飲み込む なんで見上げたいのに底覗いて落ち着くんだろう 大概 リアルなんて惰性で進んでいって最後は残らない | sajou no hana | 渡辺翔 | 渡辺翔 | | 正論を並べ懐古 塗りたくっていたい わざとらしい溜息は 揺れた髪はシトシト濡れ 前を見せない どうしたってもう理想には遠いけど 静寂を裂いて吐いた 虫のような息だって伝えたい 馬鹿みたいだ 怠惰 夢は酸化して今に朽ちてく寸前でワカラナイ 愛を掲げ素直に全うにいたいな あぁいたいな 合間 切れた雲から光り 僕の奥の奥まで飲み込む 溢した嘘消して模造の真実へ 誰のため尽くしているんだろう 溺れて沈んでることも気付かずに 濁った中あてもなくたった一つの「救い」待って再現 同じ場所繰り返し読んで傷塞いで 最低重ね麻痺した感情は何回も何回もトマッタ なんで幸せ強いて生きていたいの ねぇいたいの? 大概 リアルなんて惰性で進んでいって最後は残らない 雨は空へ上がって焦がれ焦がれた明日を 傘を知らない僕は泣いてるふりしてその体で孤独に浸っているんだ 全部を吐いた虫のような息だって伝えたい 馬鹿みたいだ 怠惰 夢は酸化して今に朽ちてく寸前でワカラナイ 愛を掲げ素直に全うにいたいな あぁいたいな 合間 切れた雲から光り 僕の奥の奥まで飲み込む なんで見上げたいのに底覗いて落ち着くんだろう 大概 リアルなんて惰性で進んでいって最後は残らない |
淡く微かもう随分その身は置き去りで止まって 綺麗そうな部屋に君の意思は見えない 患いを覆すような言葉持ってはないけど 変わらず癒しを撒く住人になろう 誰にも奪えない 間違いはもうしない 悪戯な世界 利用されたとしても 瞬き惜しんで手にしたい運命だけ呼ぼう 秘めて滲んだ想いの証拠 淡く微か 正しさよりもあぁ分かち合えたら 足掻く術刻んで 繋ぐ価値を救えたら守れたらいい 恐れずに此処へいつでも 最初から用意して整えた善意なんて 一つも笑えない 夢が溶けたみたいだ 欲しがって手放さずに物分かり悪いまま 誤魔化しを消して無意味にそう甘えて 誰にもわからない 満ちた最期なんてない あやふやな世界しがみついて生きよう 許したい事も許されたい事も明日へ溢れた 鳴り始めた本音記し記し 拠り所に想いを残し残し 解き忘れた昨日の痛み隠し ずっとそのまま包み君に預けよう 秘めて滲んだ想いの証拠 淡く微か 正しさよりもあぁ分かち合えたら 足掻く術刻んで 繋ぐ価値を救えたら守れたらいい 恐れずに此処へ 悔やめたら笑えたらいい 向き合えたら此処へいつでも | sajou no hana | 渡辺翔 | 渡辺翔 | | もう随分その身は置き去りで止まって 綺麗そうな部屋に君の意思は見えない 患いを覆すような言葉持ってはないけど 変わらず癒しを撒く住人になろう 誰にも奪えない 間違いはもうしない 悪戯な世界 利用されたとしても 瞬き惜しんで手にしたい運命だけ呼ぼう 秘めて滲んだ想いの証拠 淡く微か 正しさよりもあぁ分かち合えたら 足掻く術刻んで 繋ぐ価値を救えたら守れたらいい 恐れずに此処へいつでも 最初から用意して整えた善意なんて 一つも笑えない 夢が溶けたみたいだ 欲しがって手放さずに物分かり悪いまま 誤魔化しを消して無意味にそう甘えて 誰にもわからない 満ちた最期なんてない あやふやな世界しがみついて生きよう 許したい事も許されたい事も明日へ溢れた 鳴り始めた本音記し記し 拠り所に想いを残し残し 解き忘れた昨日の痛み隠し ずっとそのまま包み君に預けよう 秘めて滲んだ想いの証拠 淡く微か 正しさよりもあぁ分かち合えたら 足掻く術刻んで 繋ぐ価値を救えたら守れたらいい 恐れずに此処へ 悔やめたら笑えたらいい 向き合えたら此処へいつでも |
ex張り付くぬるい風今夜は雨らしい 置き忘れた傘錆び付きわからない 変われない心はあの時のままで 泣いて喚いて世界を受け入れない 選んで歩んでいたのに 進んでみたら最低な選択 僕を嫌いだ 今は手違いだろう 責めて責めて安らぐ なんて浅はかなんだ 街も見えない空の中夢中でもがいていたって 誰も出会えない…知っているけど それしか術がないんだ 否定されたほうがいい 無責任な言葉 ありがとうを言う度また一人になる 泥の入った靴 足取り重くて いっそ止まって全てを諦めよう 盗んで手に入るなら 躊躇わず喜んでそれを僕は奪うの? 殻を脱ぎ捨てたら それはそれは酷く目も当てられないんだ さして語る事なんてない夢や希望を背にして 世界をわかったふり どうぞ笑ってよ 僕を嫌いだ今は手違いだろう 責めて責めて安らぐ なんて浅はかなんだ 街も見えない空の中夢中でもがいていたって 誰も出会えない…知っているけど それしか術がないんだ | sajou no hana | 渡辺翔 | 渡辺翔 | キタニタツヤ | 張り付くぬるい風今夜は雨らしい 置き忘れた傘錆び付きわからない 変われない心はあの時のままで 泣いて喚いて世界を受け入れない 選んで歩んでいたのに 進んでみたら最低な選択 僕を嫌いだ 今は手違いだろう 責めて責めて安らぐ なんて浅はかなんだ 街も見えない空の中夢中でもがいていたって 誰も出会えない…知っているけど それしか術がないんだ 否定されたほうがいい 無責任な言葉 ありがとうを言う度また一人になる 泥の入った靴 足取り重くて いっそ止まって全てを諦めよう 盗んで手に入るなら 躊躇わず喜んでそれを僕は奪うの? 殻を脱ぎ捨てたら それはそれは酷く目も当てられないんだ さして語る事なんてない夢や希望を背にして 世界をわかったふり どうぞ笑ってよ 僕を嫌いだ今は手違いだろう 責めて責めて安らぐ なんて浅はかなんだ 街も見えない空の中夢中でもがいていたって 誰も出会えない…知っているけど それしか術がないんだ |
影裏もっと深くいたいよ 弱さで退路は狭い やり直すならやり直すなら何か残せてた 横目に通り過ぎる迷わない群れ 躊躇わずにあんな風に理解して強くなりたい 見えない顔に正しさ追っていた 笑ってた日の残響終えてしまえたら お願い、嘘じゃない意味欲しい 剥いだ裏の真実割っていい変えていい自由に 裂いた時間の数だけ心を揺らしてくるんだ 謝っても足りない 気付けていれば まだ最後くらいは笑い合えたかな もっと深くいたいよ 至らない物全部を 映し出したら映し出したら君に応えられる? 逃げずに立ってる事 ただそれさえ危うい鼓動 どんな風に話しかけ震えを取ろう かすかな線の行く先消していい書いていいずらして 何か失う度 心を向かい合わすんだ 泣かないよう振舞ってみせた態度は ただどんな言葉も白く感じて 全部をわかりたいよ 見えない顔に正しさ追っていた 笑ってた日の残響終えてしまえたら 何にすがって眠ればいいの どうかお願い、嘘じゃない意味欲しい 剥いだ裏の真実割っていい変えていい自由に 裂いた時間の数だけ心を揺らしてくるんだ 謝っても足りない 気付けていれば まだ最後くらいは笑い合えたかなって 想いを掬い深くいたいよ | sajou no hana | 渡辺翔 | 渡辺翔 | sajou no hana | もっと深くいたいよ 弱さで退路は狭い やり直すならやり直すなら何か残せてた 横目に通り過ぎる迷わない群れ 躊躇わずにあんな風に理解して強くなりたい 見えない顔に正しさ追っていた 笑ってた日の残響終えてしまえたら お願い、嘘じゃない意味欲しい 剥いだ裏の真実割っていい変えていい自由に 裂いた時間の数だけ心を揺らしてくるんだ 謝っても足りない 気付けていれば まだ最後くらいは笑い合えたかな もっと深くいたいよ 至らない物全部を 映し出したら映し出したら君に応えられる? 逃げずに立ってる事 ただそれさえ危うい鼓動 どんな風に話しかけ震えを取ろう かすかな線の行く先消していい書いていいずらして 何か失う度 心を向かい合わすんだ 泣かないよう振舞ってみせた態度は ただどんな言葉も白く感じて 全部をわかりたいよ 見えない顔に正しさ追っていた 笑ってた日の残響終えてしまえたら 何にすがって眠ればいいの どうかお願い、嘘じゃない意味欲しい 剥いだ裏の真実割っていい変えていい自由に 裂いた時間の数だけ心を揺らしてくるんだ 謝っても足りない 気付けていれば まだ最後くらいは笑い合えたかなって 想いを掬い深くいたいよ |
Evergreen降り出した夢にあたって移ったみたい どんな温度、気分 僕の声も知らない誰かが付けた価値 もういいや全部全部 洗うんだ 最初まで巻き戻して見せたい 変わらない想い育て今、生きた 棚引く夢が逸れないよう 贅沢な想い巻き上がって残る綺麗な糸だ 繋がり確かめ偶像じゃない 何時もそのままの僕で笑えたら 碧の今が続く これからも これからも 思いっきり転びまた下向いてみた どんな温度、気分 上手くなんていかない 自分のいる場所が凪いでるようで そっと進んだ こんな人になりたいって 想像しては蓋してしまって 僕のまま、生きた 話せない夢ならどうだっていい 繊細にお行儀よくなんていらない自由なままで 流れる風塞ぐ雑音を感じない程に高く昇れたら 明日撫でて開こう これからも これからも 突然、変わりだし今へ 棚引く夢が逸れないよう 贅沢な想い巻き上がって残る綺麗な糸だ 繋がり確かめ偶像じゃない 何時もそのままの僕で笑えたら 碧の今が続く 話せない夢ならどうだっていい 繊細にお行儀よくなんていらない自由なままで 流れる風塞ぐ雑音を空に返し昇ってみよう | sajou no hana | 渡辺翔 | 渡辺翔 | | 降り出した夢にあたって移ったみたい どんな温度、気分 僕の声も知らない誰かが付けた価値 もういいや全部全部 洗うんだ 最初まで巻き戻して見せたい 変わらない想い育て今、生きた 棚引く夢が逸れないよう 贅沢な想い巻き上がって残る綺麗な糸だ 繋がり確かめ偶像じゃない 何時もそのままの僕で笑えたら 碧の今が続く これからも これからも 思いっきり転びまた下向いてみた どんな温度、気分 上手くなんていかない 自分のいる場所が凪いでるようで そっと進んだ こんな人になりたいって 想像しては蓋してしまって 僕のまま、生きた 話せない夢ならどうだっていい 繊細にお行儀よくなんていらない自由なままで 流れる風塞ぐ雑音を感じない程に高く昇れたら 明日撫でて開こう これからも これからも 突然、変わりだし今へ 棚引く夢が逸れないよう 贅沢な想い巻き上がって残る綺麗な糸だ 繋がり確かめ偶像じゃない 何時もそのままの僕で笑えたら 碧の今が続く 話せない夢ならどうだっていい 繊細にお行儀よくなんていらない自由なままで 流れる風塞ぐ雑音を空に返し昇ってみよう |
極夜ふたつの手のひらが重なる時にだけ生まれる温もりを、 あなたに差し出せたら。 ひとすじでもいい、光は灯るのかな。 極夜の空、雲間にぼやけた星空。 答えが見つからない闇の中で、 もがくように瞬いていた。 あなたの痛みを知りたいと願った。 風が頬を刺すような、冷たい夜の中でも。 瞳の天球に散らばった光と、重なる手のひら。 静かに燃えている。 ひとつの悲しみが人知れず凍えて白に染まる夜に、 あの雲が晴れたなら。 一張のカーテン、空に引いて眠ろう。 翡翠の色、闇夜に溶け出すオーロラ。 音のない静止した時間の中で、 心臓の音だけ聞こえた。 今まで落とした涙滴の数だけ、 遥か彼方でまた、星が生まれているんだろう。 小さく見えた光が近づいている。 重なる手のひら。 あなたの痛みを知りたいと願った。 風が頬を刺すような、冷たい夜の中でも。 瞳の天球に散らばった光と、重なる手のひら。 静かに燃えている。 差し出された手を握って。 生まれた温もりを抱いて生きて。 見て、夜が明けるよ。 ほら、朝ぼらけの空、静かに燃えていく。 | sajou no hana | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | ふたつの手のひらが重なる時にだけ生まれる温もりを、 あなたに差し出せたら。 ひとすじでもいい、光は灯るのかな。 極夜の空、雲間にぼやけた星空。 答えが見つからない闇の中で、 もがくように瞬いていた。 あなたの痛みを知りたいと願った。 風が頬を刺すような、冷たい夜の中でも。 瞳の天球に散らばった光と、重なる手のひら。 静かに燃えている。 ひとつの悲しみが人知れず凍えて白に染まる夜に、 あの雲が晴れたなら。 一張のカーテン、空に引いて眠ろう。 翡翠の色、闇夜に溶け出すオーロラ。 音のない静止した時間の中で、 心臓の音だけ聞こえた。 今まで落とした涙滴の数だけ、 遥か彼方でまた、星が生まれているんだろう。 小さく見えた光が近づいている。 重なる手のひら。 あなたの痛みを知りたいと願った。 風が頬を刺すような、冷たい夜の中でも。 瞳の天球に散らばった光と、重なる手のひら。 静かに燃えている。 差し出された手を握って。 生まれた温もりを抱いて生きて。 見て、夜が明けるよ。 ほら、朝ぼらけの空、静かに燃えていく。 |
切り傷知らないものばかりの世界で、 物音一つにもおびえるのに。 この目を塞いでも、瞼の裏に 浮かんでしまうほどの、君だ。 数えきれないほどの切り傷がついて 透明じゃなくなったガラスみたいな僕の、 下手くそな笑顔さえ受け入れてくれた。 君の傘になろう。 その手で、その指で、ふれて。 僕の目を見ていて。 ふたりで、この世界が振るった ナイフの雨を越えられるように。 傷だらけだね、って 君がさすってくれた肌の もっと奥まで、ふれて。 誰にも委ねられないでいた、 ひとりじゃ持て余してしまうものを。 喜びや痛みを分けあえるように、 居場所を僕にくれた。 知らないものばかりの世界で、 物音一つにもおびえるのに。 この目を塞いでも、瞼の裏に 仄かに光が見えた気がした。 一緒に帰ろうって決めた。 優しい陽だまりへ。 この手で、この指で、ふれたい。 その肌の奥のこころまで。 その手で、その指で、ふれて。 僕の目を見ていて。 ふたりで、この世界が振るった ナイフの雨を越えられるように。 傷だらけだね、って 君がさすってくれた肌の もっと奥まで、ふれて。 | sajou no hana | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | 知らないものばかりの世界で、 物音一つにもおびえるのに。 この目を塞いでも、瞼の裏に 浮かんでしまうほどの、君だ。 数えきれないほどの切り傷がついて 透明じゃなくなったガラスみたいな僕の、 下手くそな笑顔さえ受け入れてくれた。 君の傘になろう。 その手で、その指で、ふれて。 僕の目を見ていて。 ふたりで、この世界が振るった ナイフの雨を越えられるように。 傷だらけだね、って 君がさすってくれた肌の もっと奥まで、ふれて。 誰にも委ねられないでいた、 ひとりじゃ持て余してしまうものを。 喜びや痛みを分けあえるように、 居場所を僕にくれた。 知らないものばかりの世界で、 物音一つにもおびえるのに。 この目を塞いでも、瞼の裏に 仄かに光が見えた気がした。 一緒に帰ろうって決めた。 優しい陽だまりへ。 この手で、この指で、ふれたい。 その肌の奥のこころまで。 その手で、その指で、ふれて。 僕の目を見ていて。 ふたりで、この世界が振るった ナイフの雨を越えられるように。 傷だらけだね、って 君がさすってくれた肌の もっと奥まで、ふれて。 |
glimmer何もないはずの僕の手にあった、光がそっと瞬いた。 答えはないと知っても、僕は僕に問う。 愛されること、その儚さについて。 傷をつけられて憎しみを浴びても、 張り付く無感情は剥がれないまま。 「神様なんていなかった。」 僕らが見上げた空はどうして、何も言ってくれやしなくて。 何もないはずの僕の手にあった光は、そっと瞬いていた。 答えはないと知っても、僕は僕に問う。 愛すること、何かを手放すこと。 人は独りでは生きられないから、 また誰かと呼吸を交わしていくんだ。 神様なんていなかったんだ。 それでも僕は歩き始めるから。 僕らが見上げた空はどうして、何も言ってくれやしなくて。 何もないはずの僕の手にあった光は、そっと瞬いていた。 | sajou no hana | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 何もないはずの僕の手にあった、光がそっと瞬いた。 答えはないと知っても、僕は僕に問う。 愛されること、その儚さについて。 傷をつけられて憎しみを浴びても、 張り付く無感情は剥がれないまま。 「神様なんていなかった。」 僕らが見上げた空はどうして、何も言ってくれやしなくて。 何もないはずの僕の手にあった光は、そっと瞬いていた。 答えはないと知っても、僕は僕に問う。 愛すること、何かを手放すこと。 人は独りでは生きられないから、 また誰かと呼吸を交わしていくんだ。 神様なんていなかったんだ。 それでも僕は歩き始めるから。 僕らが見上げた空はどうして、何も言ってくれやしなくて。 何もないはずの僕の手にあった光は、そっと瞬いていた。 |
グレイきっと誰もが夢見ている。 眩い明日で満たされた世界を。 きっと僕には関わりのない、 綺麗な色で塗りつぶされている。 「どうして泣いているのだろうか?」 「誰かの憎しみを受けるべきだというの?」 「いつからこんなことになった?」 答えはどこにもない。 歩き出した感情の音は、水色、淡くささめいて。 溢れ出した言の葉たちを、まだ憶えている。 いつからだろう、僕の心が解けていく。 きっと誰もが夢見ている。 世界の色を自分で決めること。 きっといつしか気づくのだろう、 舞台の隅で立ち尽くす自分に。 僕はもう諦めているんだ。 誰かの憎しみの掃き溜めであること。 いつしか感情は曇って、灰色の僕がいた。 空が僕を笑っている。 その青さに憧れた。 君のように生きられたらと、何度願っただろう。 きっと愛されることが怖くて、 無彩の部屋に逃げ込んだ。 「彩られた世界の中でもう一度生きてみたい」 歩き出した感情の音は、水色、淡くささめいて。 溢れ出した言の葉たちを、まだ憶えている。 いつからだろう、ずっと前に凍りついていた僕の感情が色づいていく。 | sajou no hana | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | きっと誰もが夢見ている。 眩い明日で満たされた世界を。 きっと僕には関わりのない、 綺麗な色で塗りつぶされている。 「どうして泣いているのだろうか?」 「誰かの憎しみを受けるべきだというの?」 「いつからこんなことになった?」 答えはどこにもない。 歩き出した感情の音は、水色、淡くささめいて。 溢れ出した言の葉たちを、まだ憶えている。 いつからだろう、僕の心が解けていく。 きっと誰もが夢見ている。 世界の色を自分で決めること。 きっといつしか気づくのだろう、 舞台の隅で立ち尽くす自分に。 僕はもう諦めているんだ。 誰かの憎しみの掃き溜めであること。 いつしか感情は曇って、灰色の僕がいた。 空が僕を笑っている。 その青さに憧れた。 君のように生きられたらと、何度願っただろう。 きっと愛されることが怖くて、 無彩の部屋に逃げ込んだ。 「彩られた世界の中でもう一度生きてみたい」 歩き出した感情の音は、水色、淡くささめいて。 溢れ出した言の葉たちを、まだ憶えている。 いつからだろう、ずっと前に凍りついていた僕の感情が色づいていく。 |
ここにいたい見渡してみて色がなじんだ 掛け替えないと言えず茶化した こんな風に笑えるなんて 知らない僕だ 居場所なんて聞けない 不親切な物語だ 吹いて飛ばされた 先で出会う クラクラするような笑顔 やけどしないように 徐々に目を開け向き直した 言葉に出来ない高い空が瞳に映り 悪くないってそう思うんだ おとなしく端っこでいいや そんな僕ここまで君は一緒に話し 連れ出してくれた 此処にいてもいいんだ 届かないって思ってた まだ僕じゃ釣り合わないって 言ってしまうかな また困らせて欲しい心を 貰う度悔しくて逃げ出してしまうけど どうしてそれでも拾ってくれるの 言葉が拙い弱い僕を嫌いになって 嫌いを好きっていう君がいた 言葉に出来ない高い空が瞳に映り 悪くないってそう思うんだ おとなしく端っこでいいや そんな僕ここまで君は一緒に話し 連れ出してくれた 此処にいてもいいんだ 見渡してみて色がなじんだ 掛け替えないと言えず茶化した こんな風に笑えるなんて 知らない僕だ | sajou no hana | 渡辺翔 | 渡辺翔 | キタニタツヤ | 見渡してみて色がなじんだ 掛け替えないと言えず茶化した こんな風に笑えるなんて 知らない僕だ 居場所なんて聞けない 不親切な物語だ 吹いて飛ばされた 先で出会う クラクラするような笑顔 やけどしないように 徐々に目を開け向き直した 言葉に出来ない高い空が瞳に映り 悪くないってそう思うんだ おとなしく端っこでいいや そんな僕ここまで君は一緒に話し 連れ出してくれた 此処にいてもいいんだ 届かないって思ってた まだ僕じゃ釣り合わないって 言ってしまうかな また困らせて欲しい心を 貰う度悔しくて逃げ出してしまうけど どうしてそれでも拾ってくれるの 言葉が拙い弱い僕を嫌いになって 嫌いを好きっていう君がいた 言葉に出来ない高い空が瞳に映り 悪くないってそう思うんだ おとなしく端っこでいいや そんな僕ここまで君は一緒に話し 連れ出してくれた 此処にいてもいいんだ 見渡してみて色がなじんだ 掛け替えないと言えず茶化した こんな風に笑えるなんて 知らない僕だ |
ShuraThere's nothing in me. Oh somebody fill me. Felt something very mystical embrace my skin Almost knowing my true self from deep within Whispers in my head goes on and on like a melodic refrain The shadows will never eat me up The bravery that's in me will save me from all the pain We're searching for a paradise, so smooth as skin Repelled and drifted all along together like twins Like seeing myself hurt in a shattered mirror That makes me whole within Everywhere I go, I am empty Craving for more pain that defines me Hoping for someone to fill my hollow heart's plea Everywhere I go, I am lonely But now you are with me In a world fallen into the abyss Reaching for desires in red Let us dive into Shura Surrounded by agony of endless pain, nowhere to hide Unexpectedly felt so comfortable, I can't deny Buried all the treasures that held me down and rise up to defy myself The angers will never eat me up To where I belong, reaching for what our “Freedom” tells We're tearing apart and breaking through the raging storm of fear My throbbing heart and trembling hands are stained in eerie joy A countless flashes of lights dazzle so bright and so clear I'm falling deep in bliss. Let's call this fate a grace. Celebrate throe in rejoice Everywhere I go, I am empty Craving for more pain that defines me Hoping for someone to fill my hollow heart's plea Everywhere I go, I am lonley But now you are with me In a world fallen into the abyss Reaching for desires in red Let us dive into Shura Nothing's in me. Somebody fill me. Nothing's in me. | sajou no hana | キタニタツヤ・訳詞:Eliana | キタニタツヤ | キタニタツヤ | There's nothing in me. Oh somebody fill me. Felt something very mystical embrace my skin Almost knowing my true self from deep within Whispers in my head goes on and on like a melodic refrain The shadows will never eat me up The bravery that's in me will save me from all the pain We're searching for a paradise, so smooth as skin Repelled and drifted all along together like twins Like seeing myself hurt in a shattered mirror That makes me whole within Everywhere I go, I am empty Craving for more pain that defines me Hoping for someone to fill my hollow heart's plea Everywhere I go, I am lonely But now you are with me In a world fallen into the abyss Reaching for desires in red Let us dive into Shura Surrounded by agony of endless pain, nowhere to hide Unexpectedly felt so comfortable, I can't deny Buried all the treasures that held me down and rise up to defy myself The angers will never eat me up To where I belong, reaching for what our “Freedom” tells We're tearing apart and breaking through the raging storm of fear My throbbing heart and trembling hands are stained in eerie joy A countless flashes of lights dazzle so bright and so clear I'm falling deep in bliss. Let's call this fate a grace. Celebrate throe in rejoice Everywhere I go, I am empty Craving for more pain that defines me Hoping for someone to fill my hollow heart's plea Everywhere I go, I am lonley But now you are with me In a world fallen into the abyss Reaching for desires in red Let us dive into Shura Nothing's in me. Somebody fill me. Nothing's in me. |
修羅に堕として空っぽなんだ、僕を満たして。 肌を刺すように纏わりつく気配で、 僕が僕だとわかるような気がした。 僕の内側で囁いた、誰かが歌うように。 それは恐怖ではなく。 研ぎ澄ましたその蛮勇が僕を救う。 柔らかな皮膚のような居場所はないの? 弾かれて流れ着いた似た者同士。 僕を僕たらしめている衝動で傷つけ合う。 僕はずっと空っぽだった。 痛みをもっと求めていた。 誰かがきっと満たしてくれますように。 僕はずっと孤独だった。 あなたがやっと。 心が黒く濡れ、赤を求め出した僕を、 修羅に堕としたんだ。 与えられた悶えるような痛みが、 知らなかった、これほどに温かい。 大切なものを捨て去った、自分に抗うように。 それは狂気ではなく。 ただ自由にこの身を捧げていたいだけ。 幾千幾万の恐怖を切り裂いていくんだ。 この手の震えさえも喜びに染まっていく。 一閃に散ったいくつもの光が綺麗で。 深くまで堕ちてきた祝福として、 繰り返し傷つけ合おう。 僕はずっと空っぽだった。 痛みをもっと求めていた。 誰かがきっと満たしてくれますように。 僕はずっと孤独だった。 あなたがやっと。 心が黒く濡れ、赤を求め出した僕を、 修羅に堕としたんだ。 空っぽなんだ、僕を満たして。 空っぽなんだ。 | sajou no hana | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | 空っぽなんだ、僕を満たして。 肌を刺すように纏わりつく気配で、 僕が僕だとわかるような気がした。 僕の内側で囁いた、誰かが歌うように。 それは恐怖ではなく。 研ぎ澄ましたその蛮勇が僕を救う。 柔らかな皮膚のような居場所はないの? 弾かれて流れ着いた似た者同士。 僕を僕たらしめている衝動で傷つけ合う。 僕はずっと空っぽだった。 痛みをもっと求めていた。 誰かがきっと満たしてくれますように。 僕はずっと孤独だった。 あなたがやっと。 心が黒く濡れ、赤を求め出した僕を、 修羅に堕としたんだ。 与えられた悶えるような痛みが、 知らなかった、これほどに温かい。 大切なものを捨て去った、自分に抗うように。 それは狂気ではなく。 ただ自由にこの身を捧げていたいだけ。 幾千幾万の恐怖を切り裂いていくんだ。 この手の震えさえも喜びに染まっていく。 一閃に散ったいくつもの光が綺麗で。 深くまで堕ちてきた祝福として、 繰り返し傷つけ合おう。 僕はずっと空っぽだった。 痛みをもっと求めていた。 誰かがきっと満たしてくれますように。 僕はずっと孤独だった。 あなたがやっと。 心が黒く濡れ、赤を求め出した僕を、 修羅に堕としたんだ。 空っぽなんだ、僕を満たして。 空っぽなんだ。 |
閃光僕は、僕は、僕は魅かれてしまった。 灰になるほど。 簡単な言葉、ふいに滴って、 全ての歯車が狂った。 単純な事象だ。 僕の過ちは、返上の効かないものだと知る。 君のかたちを愛せるのならば、 幸福ももう要らないな。 誰も、彼も、今はただ迷いの中。 遠くで鳴る閃光に、 僕は、僕は、僕は魅かれてしまった。 灰になるほど。 盲目になるほど、心臓を強く照らすのは。 ねぇ、君の瞳だけだと、わかっている? 簡単な自傷で、僕の過ちの全てを取り消せたらいいのに。 瑠璃色の眼で、僕を見ていて。 幸福はもう要らないから。 誰も、彼も、今はただ迷いの中。 遠くで鳴る閃光に、 僕は、僕は、僕は魅かれてしまった。 灰になるほど。 声が、声が、君にさえ届かなくて、 両の眼は濁っていく。 僕は、僕は、君をまだ夢見ている。 嗚呼。 誰も、彼も、今はただ迷いの中。 遠くで鳴る閃光に、 僕は、僕は、僕は魅かれてしまった。 灰になるほど。 | sajou no hana | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 僕は、僕は、僕は魅かれてしまった。 灰になるほど。 簡単な言葉、ふいに滴って、 全ての歯車が狂った。 単純な事象だ。 僕の過ちは、返上の効かないものだと知る。 君のかたちを愛せるのならば、 幸福ももう要らないな。 誰も、彼も、今はただ迷いの中。 遠くで鳴る閃光に、 僕は、僕は、僕は魅かれてしまった。 灰になるほど。 盲目になるほど、心臓を強く照らすのは。 ねぇ、君の瞳だけだと、わかっている? 簡単な自傷で、僕の過ちの全てを取り消せたらいいのに。 瑠璃色の眼で、僕を見ていて。 幸福はもう要らないから。 誰も、彼も、今はただ迷いの中。 遠くで鳴る閃光に、 僕は、僕は、僕は魅かれてしまった。 灰になるほど。 声が、声が、君にさえ届かなくて、 両の眼は濁っていく。 僕は、僕は、君をまだ夢見ている。 嗚呼。 誰も、彼も、今はただ迷いの中。 遠くで鳴る閃光に、 僕は、僕は、僕は魅かれてしまった。 灰になるほど。 |
誰のせい手を隠した袖は汚れていた どうか構わずお先へと 手を伸ばすのにはあたいしなくて 最初っからわかってる 堂々と笑ってる君が嫌いだ 認めた欠陥だらけの思考を責めて これ以上私にどう向き合えばいい? 回避さえも疲弊して嫌になって 受け入れて無意識にほら笑顔だけうまくなった 環境なんだって気が付いた 誰のせいにしていい? 仕方がない仕方がない選べなかったなら 目の回りそうな言葉を明日もまた 理解できずに笑いかわすでしょう ひどい愚痴は儚い絵にしよう 手が綺麗と決めつけて理想を どうして簡単に押し付けるの 手が開けば落書きを残して 前後ろわかんない私に居場所を刻んだ もう誰の芸術で本物は死んでるの? 平気だった物さえも今日急に無理になる ねぇ普通ってどんなもの?価値のある容器なの? さしていらないそれ捨ててまた一人になって楽になる 認めた欠陥だらけの思考を責めて これ以上私にどう向き合えばいい? 回避さえも疲弊して嫌になって 受け入れて無意識にほら笑顔だけうまくなった 環境なんだって気が付いた 誰のせいにしていい? 仕方がない仕方がない選べなかったなら 目の回りそうな言葉を明日もまた 理解できずに笑いかわすでしょう 演じてばっかの世界に残せるものはいったい何になるだろう 白い夢は儚い絵にしよう | sajou no hana | 渡辺翔 | 渡辺翔 | | 手を隠した袖は汚れていた どうか構わずお先へと 手を伸ばすのにはあたいしなくて 最初っからわかってる 堂々と笑ってる君が嫌いだ 認めた欠陥だらけの思考を責めて これ以上私にどう向き合えばいい? 回避さえも疲弊して嫌になって 受け入れて無意識にほら笑顔だけうまくなった 環境なんだって気が付いた 誰のせいにしていい? 仕方がない仕方がない選べなかったなら 目の回りそうな言葉を明日もまた 理解できずに笑いかわすでしょう ひどい愚痴は儚い絵にしよう 手が綺麗と決めつけて理想を どうして簡単に押し付けるの 手が開けば落書きを残して 前後ろわかんない私に居場所を刻んだ もう誰の芸術で本物は死んでるの? 平気だった物さえも今日急に無理になる ねぇ普通ってどんなもの?価値のある容器なの? さしていらないそれ捨ててまた一人になって楽になる 認めた欠陥だらけの思考を責めて これ以上私にどう向き合えばいい? 回避さえも疲弊して嫌になって 受け入れて無意識にほら笑顔だけうまくなった 環境なんだって気が付いた 誰のせいにしていい? 仕方がない仕方がない選べなかったなら 目の回りそうな言葉を明日もまた 理解できずに笑いかわすでしょう 演じてばっかの世界に残せるものはいったい何になるだろう 白い夢は儚い絵にしよう |
つもり声やり過ごして柔らかな此処で眠る 層になるように降り積もった埃 あぁとても心地いいんだ 唯一安らぐ秘密の場所 際限なんてない もうはまってく 置いてきた僕の裏腹な本音は 目逸らしてくれたほうがいい 身軽にそう まみれて まみれて いいでしょ 喉絡みついて咽せ返って夢が覚めて そっと指這わせ剥がれ落ちて 見えた素肌は痛々しい 誰からも隠れていたい かまってほしい気付いてほしい もう何が本物かさえわからないくらい遠くに 慣れだしてるこんないつもに 違和感さえ抱かず 際限なんてない もうはまってく 置いてきた僕の裏腹な本音は 目逸らしてくれたほうがいい 身軽にそう まみれて まみれて いいでしょ | sajou no hana | 渡辺翔 | 渡辺翔 | キタニタツヤ | 声やり過ごして柔らかな此処で眠る 層になるように降り積もった埃 あぁとても心地いいんだ 唯一安らぐ秘密の場所 際限なんてない もうはまってく 置いてきた僕の裏腹な本音は 目逸らしてくれたほうがいい 身軽にそう まみれて まみれて いいでしょ 喉絡みついて咽せ返って夢が覚めて そっと指這わせ剥がれ落ちて 見えた素肌は痛々しい 誰からも隠れていたい かまってほしい気付いてほしい もう何が本物かさえわからないくらい遠くに 慣れだしてるこんないつもに 違和感さえ抱かず 際限なんてない もうはまってく 置いてきた僕の裏腹な本音は 目逸らしてくれたほうがいい 身軽にそう まみれて まみれて いいでしょ |
天灯産声が上がったその日から僕ら皆一様に、 仰向けに転んで、空を仰いでいたっけ。 君の目に映った憧憬の色が深まるほど、 遠のいていく君をずっと見ていた。 夢に描き続けていたものが、 灰になって消えるとしても、 それでも君は進んで征け。 祈っているよ。 赤く赤くいびつに燃えている。 胸の奥底で小さく揺れ動く火が。 空を描いた少年は、憧れのままに羽ばたいた。 数え切れない傷と共に。 産声が上がったその日から僕らの頭上に、 高く青く聳えるような大空があった。 君の目に映った憧憬の色を濁すように、 空を遮る雲はいくつ流れたろう? 夢に描き続けていたものが、 あの月のように逃げるとしても、 満天の空の星が君を照らしてきたんだ。 黒く深い闇を飛んでいく。 風の吹く方へただ進み続けている。 誰の願いも負っていない、 ただ彼のために羽ばたいた。 傷の痛みも忘れていた。 たなびく夢が逸れないよう、 繋いでいた心を、向かい風が襲って。 君はそれでも笑った。 いつもそのままでいい。 どこまでも飛べますように。 赤く赤くいびつに燃えている。 胸の奥底で小さく揺れ動く火が。 空を描いた少年は、憧れのままに羽ばたいた。 数え切れない傷と共に。 | sajou no hana | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | 産声が上がったその日から僕ら皆一様に、 仰向けに転んで、空を仰いでいたっけ。 君の目に映った憧憬の色が深まるほど、 遠のいていく君をずっと見ていた。 夢に描き続けていたものが、 灰になって消えるとしても、 それでも君は進んで征け。 祈っているよ。 赤く赤くいびつに燃えている。 胸の奥底で小さく揺れ動く火が。 空を描いた少年は、憧れのままに羽ばたいた。 数え切れない傷と共に。 産声が上がったその日から僕らの頭上に、 高く青く聳えるような大空があった。 君の目に映った憧憬の色を濁すように、 空を遮る雲はいくつ流れたろう? 夢に描き続けていたものが、 あの月のように逃げるとしても、 満天の空の星が君を照らしてきたんだ。 黒く深い闇を飛んでいく。 風の吹く方へただ進み続けている。 誰の願いも負っていない、 ただ彼のために羽ばたいた。 傷の痛みも忘れていた。 たなびく夢が逸れないよう、 繋いでいた心を、向かい風が襲って。 君はそれでも笑った。 いつもそのままでいい。 どこまでも飛べますように。 赤く赤くいびつに燃えている。 胸の奥底で小さく揺れ動く火が。 空を描いた少年は、憧れのままに羽ばたいた。 数え切れない傷と共に。 |
ニューサンス嗚呼、片足で立って辛いお気持ち もう共有してちゃんと酔ってますか? 愛を持って違う何か浴びせられ 厄介そうで邪魔な私 湧いた湧いた 「ほんと大丈夫?」それ聞いてどうするの? ただ褒めるだけでいい 言えない癒えない鏡のせい 見れない消えない汚れた生 あっさり噛み切って冷めた目で嘘を見抜く 勝てない買えないな無垢な品 捨てる物ない躯(むくろ)だし 覚悟は隠さず裸で手に持って抗う ご立派に生きられて良かったね 優しさレイズ 幸せの強要今更苦しいだけ あぁ害をなして自ら夢をまき散らす 拾っていいよ中を知り嫌って嫌って 迷い疑ってもうどうしたらいいの? 壊れたはずなのに痛い 言えない癒えない鏡のせい 見れない消えない汚れた生 あっさり噛み切って懐かず一人でいたいのに なれないなりたい私のせい? 出来ない取れない臆病な生 あっさり見限って冷めた目で嘘を見抜く 勝てない買えないな無垢な品 捨てる物ない躯(むくろ)だし 覚悟は隠さず裸で手に持って抗う (woh oh oh oh oh oh) 落書きだらけの曖昧な運命 (woh oh oh oh oh oh) 神でさえ軽率に騙してく | sajou no hana | 渡辺翔 | 渡辺翔 | sajou no hana | 嗚呼、片足で立って辛いお気持ち もう共有してちゃんと酔ってますか? 愛を持って違う何か浴びせられ 厄介そうで邪魔な私 湧いた湧いた 「ほんと大丈夫?」それ聞いてどうするの? ただ褒めるだけでいい 言えない癒えない鏡のせい 見れない消えない汚れた生 あっさり噛み切って冷めた目で嘘を見抜く 勝てない買えないな無垢な品 捨てる物ない躯(むくろ)だし 覚悟は隠さず裸で手に持って抗う ご立派に生きられて良かったね 優しさレイズ 幸せの強要今更苦しいだけ あぁ害をなして自ら夢をまき散らす 拾っていいよ中を知り嫌って嫌って 迷い疑ってもうどうしたらいいの? 壊れたはずなのに痛い 言えない癒えない鏡のせい 見れない消えない汚れた生 あっさり噛み切って懐かず一人でいたいのに なれないなりたい私のせい? 出来ない取れない臆病な生 あっさり見限って冷めた目で嘘を見抜く 勝てない買えないな無垢な品 捨てる物ない躯(むくろ)だし 覚悟は隠さず裸で手に持って抗う (woh oh oh oh oh oh) 落書きだらけの曖昧な運命 (woh oh oh oh oh oh) 神でさえ軽率に騙してく |
ハイドレートこの秘密沈め 揺れだす水面に 気づく余地があったみたい うまく表わせない それでいて真っ白な想い 呼べばまた欲しくなる 逸る感情それはうねる波のよう チクっとそっと知らずに腫れてく そして隔てた壁崩れて理解した言葉は ただゆらっと空に浮かんでる 例え空でも肥えてく愛欲しい どうせ夢なら嘘も連れ出して 例え奪えない生でも心を少し 満たして変わる 目眩のような無垢な霞み 次々と増える鮮やかな想い 混ざって奥が見えないらしい 流れずに溜まって誰にも話さず 濁った愛も全て綺麗 独り感情飲み干しやっと眠れる 明日もきっと足りないの君のせい 全然賄えず近づく度想いが溺れて またクラっと今見失ってく 深く染まればいらない今日でも まるで世界が生まれ変わったみたい 此処で耐えたりしないまま終わる時まで会いたい 例え空でも肥えてく愛欲しい どうせ夢なら嘘も連れ出して 例え奪えない生でも心を少し 満たして変わる 目眩のような無垢な霞んだ想い 問い掛けて揺れて 潰えても触れて 問い掛けて揺れて 答えわからなくていい | sajou no hana | 渡辺翔 | 渡辺翔 | 笹川真生 | この秘密沈め 揺れだす水面に 気づく余地があったみたい うまく表わせない それでいて真っ白な想い 呼べばまた欲しくなる 逸る感情それはうねる波のよう チクっとそっと知らずに腫れてく そして隔てた壁崩れて理解した言葉は ただゆらっと空に浮かんでる 例え空でも肥えてく愛欲しい どうせ夢なら嘘も連れ出して 例え奪えない生でも心を少し 満たして変わる 目眩のような無垢な霞み 次々と増える鮮やかな想い 混ざって奥が見えないらしい 流れずに溜まって誰にも話さず 濁った愛も全て綺麗 独り感情飲み干しやっと眠れる 明日もきっと足りないの君のせい 全然賄えず近づく度想いが溺れて またクラっと今見失ってく 深く染まればいらない今日でも まるで世界が生まれ変わったみたい 此処で耐えたりしないまま終わる時まで会いたい 例え空でも肥えてく愛欲しい どうせ夢なら嘘も連れ出して 例え奪えない生でも心を少し 満たして変わる 目眩のような無垢な霞んだ想い 問い掛けて揺れて 潰えても触れて 問い掛けて揺れて 答えわからなくていい |
Parole塗りたくって剥がれないよう 封を閉じたら 誘い出した足枷が笑ってた もう腐った代わり映えのない不快食べ 誰に対して苦しい代償課してるんだろう 相談も本心隠してどうせ逃げればいいや 悪いのは全部私のせいにすればいい 脳は眠ってしまった嫉妬や怒りも 決して許しはしないで 失敗遠ざけて狂って最後に依存をした どうしてうまく生きれない 見つめた吐きそうな過去が罰を有耶無耶にして 今も問いかけてる朽ちて消えそうな心へ投げた 掻きむしった治る期待ない痒い想い ただ不相応 初めから合ってはいない 思考せずに何もかも受け入れて過ごす どうすればいいか知ってるのに見ない振りした 虚言をついて忘れ真実だって思った 心地のいい場所は一人きりだった 脳は眠ってしまった嫉妬や怒りも 決して許しはせずもっと落ちてって 君に出会ってしまったばかりに 今も尚 心が痙攣して痛い 遠ざけて狂って最後に依存をした どうしてうまく生きれない 見つめた吐きそうな過去が罰を有耶無耶にして 今も問いかけてる朽ちて消えそうな私を 蔑んで嫌っていっそ軽蔑をして 楽になって壊した心投げた | sajou no hana | 渡辺翔 | 渡辺翔 | キタニタツヤ | 塗りたくって剥がれないよう 封を閉じたら 誘い出した足枷が笑ってた もう腐った代わり映えのない不快食べ 誰に対して苦しい代償課してるんだろう 相談も本心隠してどうせ逃げればいいや 悪いのは全部私のせいにすればいい 脳は眠ってしまった嫉妬や怒りも 決して許しはしないで 失敗遠ざけて狂って最後に依存をした どうしてうまく生きれない 見つめた吐きそうな過去が罰を有耶無耶にして 今も問いかけてる朽ちて消えそうな心へ投げた 掻きむしった治る期待ない痒い想い ただ不相応 初めから合ってはいない 思考せずに何もかも受け入れて過ごす どうすればいいか知ってるのに見ない振りした 虚言をついて忘れ真実だって思った 心地のいい場所は一人きりだった 脳は眠ってしまった嫉妬や怒りも 決して許しはせずもっと落ちてって 君に出会ってしまったばかりに 今も尚 心が痙攣して痛い 遠ざけて狂って最後に依存をした どうしてうまく生きれない 見つめた吐きそうな過去が罰を有耶無耶にして 今も問いかけてる朽ちて消えそうな私を 蔑んで嫌っていっそ軽蔑をして 楽になって壊した心投げた |
Hypnosis痛覚は麻痺していく。 誰の妨げもない多幸。 昨日を消して。 曖昧な不安たちは過去に縛りつけて。 瞼の裏、綺麗だった。 そこには安寧があったんだ。 何も見たくないから、 誰もいない寝室で、僕はこうして目を瞑っているんだ。 夜を待ちながら。 I was hypnotized. ねぇどうして、現実なんて陳腐な戯曲で僕は。 最低な台詞を吐いて、自己嫌悪にまみれていく? 逃げ出したくなって、夜を待ちきれなくて。 まどろんだ僕は知った。 幸福は此処に在ったんだ、って。 You told me a story. I fell into a slumber. 優しい映画だった。 エンドロールを遮る曙光。 …また繰り返した。 失望を重ねて、朝が怖くて、眠れなくなってしまった。 現実なんて陳腐な戯曲で僕は。 画蛇添足な悲劇を、一身に強いられている。 幻燈を映す、あなただけの言葉で。 優しい夢が見れたら。 深く深く眠れたら。 あなたの声遠くなって、 少しずつ沈んでいったんだ。 まどろみに誘われ。 瞼の裏、綺麗だった。 もう朝を繰り返しはしないよ。 あなたがいるから。 You hypnotized me. ねぇどうして、現実なんて陳腐な戯曲で僕は。 最低な台詞を吐いて、自己嫌悪にまみれていた? 逃げ出してしまえ、夢の中へ、ふたりで。 まどろんだ僕は知った。 幸福は此処に在った。 ねぇ、催眠は解かないで。 柔らかな安寧に包まれたユーフォリアで。 You told me a story. | sajou no hana | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | 痛覚は麻痺していく。 誰の妨げもない多幸。 昨日を消して。 曖昧な不安たちは過去に縛りつけて。 瞼の裏、綺麗だった。 そこには安寧があったんだ。 何も見たくないから、 誰もいない寝室で、僕はこうして目を瞑っているんだ。 夜を待ちながら。 I was hypnotized. ねぇどうして、現実なんて陳腐な戯曲で僕は。 最低な台詞を吐いて、自己嫌悪にまみれていく? 逃げ出したくなって、夜を待ちきれなくて。 まどろんだ僕は知った。 幸福は此処に在ったんだ、って。 You told me a story. I fell into a slumber. 優しい映画だった。 エンドロールを遮る曙光。 …また繰り返した。 失望を重ねて、朝が怖くて、眠れなくなってしまった。 現実なんて陳腐な戯曲で僕は。 画蛇添足な悲劇を、一身に強いられている。 幻燈を映す、あなただけの言葉で。 優しい夢が見れたら。 深く深く眠れたら。 あなたの声遠くなって、 少しずつ沈んでいったんだ。 まどろみに誘われ。 瞼の裏、綺麗だった。 もう朝を繰り返しはしないよ。 あなたがいるから。 You hypnotized me. ねぇどうして、現実なんて陳腐な戯曲で僕は。 最低な台詞を吐いて、自己嫌悪にまみれていた? 逃げ出してしまえ、夢の中へ、ふたりで。 まどろんだ僕は知った。 幸福は此処に在った。 ねぇ、催眠は解かないで。 柔らかな安寧に包まれたユーフォリアで。 You told me a story. |
Hedgehog犯した罪は、この背に負うにはあまりに醜悪な、無数の針だった。 君につけた傷の数だけの針が、僕の孤独を色濃くする。 わかっているよ。君に近づくこと、二度と叶わない。それが罰だった。 計算してしまう。僕らの理想の距離は途方も無いほど遠くて。 鈍くなってしまった頭で考えている。 遠くからでいい。知らなくていい。君を守りたい。 So we can't be closer anymore or you will be infected with my darkness Thinking about it drives me crazy My spines have hurt you many times All I can do is stay away from you 'Cause I'm a helpless hedgehog 犯した罪は、この背に負うにはあまりに醜悪な、無数の針だった。 濯ごうとも、錆びついた血の匂いは、こびりついて離れないから。 願わくば、無垢なる祈りを。 白く澄んだ、簡素な言葉で。 いつからこうなってしまった? 自罰の念に潰されそうだ。 その眼で僕を見つめないで。 優しさを見せないでくれ。 僕をずっと拒んでいてよ。 So we can't be closer anymore or you will be infected with my darkness Thinking about it drives me crazy My spines have hurt you many times All I can do is stay away from you 'Cause I'm a helpless hedgehog | sajou no hana | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | 犯した罪は、この背に負うにはあまりに醜悪な、無数の針だった。 君につけた傷の数だけの針が、僕の孤独を色濃くする。 わかっているよ。君に近づくこと、二度と叶わない。それが罰だった。 計算してしまう。僕らの理想の距離は途方も無いほど遠くて。 鈍くなってしまった頭で考えている。 遠くからでいい。知らなくていい。君を守りたい。 So we can't be closer anymore or you will be infected with my darkness Thinking about it drives me crazy My spines have hurt you many times All I can do is stay away from you 'Cause I'm a helpless hedgehog 犯した罪は、この背に負うにはあまりに醜悪な、無数の針だった。 濯ごうとも、錆びついた血の匂いは、こびりついて離れないから。 願わくば、無垢なる祈りを。 白く澄んだ、簡素な言葉で。 いつからこうなってしまった? 自罰の念に潰されそうだ。 その眼で僕を見つめないで。 優しさを見せないでくれ。 僕をずっと拒んでいてよ。 So we can't be closer anymore or you will be infected with my darkness Thinking about it drives me crazy My spines have hurt you many times All I can do is stay away from you 'Cause I'm a helpless hedgehog |
星絵あまりに最低な終幕 息を吐いて吐いて吐いて待った 無慈悲な世界のもとで 逃げ出し眠ってゆく 「僕なりに...」なんて言葉盾に 結局振り返ることしかしない 変われた気分になっていても 空巡る星の位置が変わっただけ 壊したら全部が楽になるかなって 君想いながらぼやけていく前に 抉ったらこんな僕でも一等星のように光る 綺麗な夢見つかりますか? そうやって希望 抱いて 出来損ないなこれまで 強く拭いて拭いて拭いて消した 立ち止まらない背中を 眺めて何度理不尽な想い突き立てていただろう 試しても何もうまくいかないなって 取り繕うようにさも大変なふりを 構ってほしいなんて言えない僕の遠回りな 軌道上にはなんにもないな そうやって思考止まった 広大に見えてた空はスクリーンで 無数の糸の下で飾り揺れて 嘘に身を任しそれが心地いい 本物は息苦しい 壊したら全部が楽になるかなって 君想いながらぼやけていく前に 抉ったらこんな僕でも一等星のように光る 綺麗な夢見つかりますか? そうやって希望 抱いて | sajou no hana | 渡辺翔 | 渡辺翔 | キタニタツヤ | あまりに最低な終幕 息を吐いて吐いて吐いて待った 無慈悲な世界のもとで 逃げ出し眠ってゆく 「僕なりに...」なんて言葉盾に 結局振り返ることしかしない 変われた気分になっていても 空巡る星の位置が変わっただけ 壊したら全部が楽になるかなって 君想いながらぼやけていく前に 抉ったらこんな僕でも一等星のように光る 綺麗な夢見つかりますか? そうやって希望 抱いて 出来損ないなこれまで 強く拭いて拭いて拭いて消した 立ち止まらない背中を 眺めて何度理不尽な想い突き立てていただろう 試しても何もうまくいかないなって 取り繕うようにさも大変なふりを 構ってほしいなんて言えない僕の遠回りな 軌道上にはなんにもないな そうやって思考止まった 広大に見えてた空はスクリーンで 無数の糸の下で飾り揺れて 嘘に身を任しそれが心地いい 本物は息苦しい 壊したら全部が楽になるかなって 君想いながらぼやけていく前に 抉ったらこんな僕でも一等星のように光る 綺麗な夢見つかりますか? そうやって希望 抱いて |
目蓋の裏贅沢な悩みはいつも 向こうの幸せな人 なにも差し出すような 価値のあるモノはないみたい 見飽きていた記憶 砂嵐で消した まばたきさえも今じゃただ五月蠅過ぎて 乾く瞳は掠れた 善か悪かわからなくなって眠りに落ちた 細い綱を渡って そっちの役やりたいな 結局怖がるばっかで 妄想して足は止まっていた 欲しかったのは些細なセリフで まばたき何故か妙に止まらなくなって 閉じた目蓋を見つめた どれが僕かわからなくなって理想映した まばたきさえも今じゃただ五月蠅過ぎて 乾く瞳は掠れた 善か悪かわからなくなって眠りに落ちた まばたき何故か妙に止まらなくなって 閉じた目蓋を見つめた どれが僕かわからなくなって理想映した 遠い夢から覚め 君と視線が合った | sajou no hana | 渡辺翔 | 渡辺翔 | キタニタツヤ | 贅沢な悩みはいつも 向こうの幸せな人 なにも差し出すような 価値のあるモノはないみたい 見飽きていた記憶 砂嵐で消した まばたきさえも今じゃただ五月蠅過ぎて 乾く瞳は掠れた 善か悪かわからなくなって眠りに落ちた 細い綱を渡って そっちの役やりたいな 結局怖がるばっかで 妄想して足は止まっていた 欲しかったのは些細なセリフで まばたき何故か妙に止まらなくなって 閉じた目蓋を見つめた どれが僕かわからなくなって理想映した まばたきさえも今じゃただ五月蠅過ぎて 乾く瞳は掠れた 善か悪かわからなくなって眠りに落ちた まばたき何故か妙に止まらなくなって 閉じた目蓋を見つめた どれが僕かわからなくなって理想映した 遠い夢から覚め 君と視線が合った |
繭色Withdraw into my shell The white threads tangled Sleeping in silence alone I dream of a butterfly It dances lightly You get farther away 慣れない甘い香り誘われて 起き出しすぐわかった 何も持たずで全て足りない どうかはみ出した世界でも 私を呼んで側に置いて構って 今日も夢見る 蝶と間違った 今日も夢見る 幸せ覚えた 嘘を付いたつもりはない 私何なのか知らなかった 痛いなってやっと思えた だからこの傷も尊くて嬉しい 色が付いた会えて全部 声を追いかけて羽化したんだ ただしきりに「大丈夫」だって 整えながら言い聞かせ飛び出してみた ふと水面に映る私 帰りたくなった 見えない事ばかりこびり付き 向き合いたくなかった 何も考えず只々そっと どうか私ごと君の手で全て塞いで その瞬間が始まり 今日も夢見る 蝶が欲しかった 今日も夢見る 肯定されたかった 優しすぎて壊したい 心の裏側知りたかった 弱いなってやっと思えた だからこの翅にくるまって虚しい 色が付いた会えて全部 夜も鮮やかに導くんだ 痛いなってやっと思えた だからこの傷も尊くて愛しい 色が付いた会えて全部 声を追いかけて羽化したんだ脆いまま | sajou no hana | 渡辺翔・キタニタツヤ | 渡辺翔 | | Withdraw into my shell The white threads tangled Sleeping in silence alone I dream of a butterfly It dances lightly You get farther away 慣れない甘い香り誘われて 起き出しすぐわかった 何も持たずで全て足りない どうかはみ出した世界でも 私を呼んで側に置いて構って 今日も夢見る 蝶と間違った 今日も夢見る 幸せ覚えた 嘘を付いたつもりはない 私何なのか知らなかった 痛いなってやっと思えた だからこの傷も尊くて嬉しい 色が付いた会えて全部 声を追いかけて羽化したんだ ただしきりに「大丈夫」だって 整えながら言い聞かせ飛び出してみた ふと水面に映る私 帰りたくなった 見えない事ばかりこびり付き 向き合いたくなかった 何も考えず只々そっと どうか私ごと君の手で全て塞いで その瞬間が始まり 今日も夢見る 蝶が欲しかった 今日も夢見る 肯定されたかった 優しすぎて壊したい 心の裏側知りたかった 弱いなってやっと思えた だからこの翅にくるまって虚しい 色が付いた会えて全部 夜も鮮やかに導くんだ 痛いなってやっと思えた だからこの傷も尊くて愛しい 色が付いた会えて全部 声を追いかけて羽化したんだ脆いまま |
メモセピアぱっとこぼした種はさっと紛れた 染み付いた色を辿り見守ろう 直ぐまたこの掌に戻ってきた 昇るのにはこのままじゃ軽すぎて頼りない 世界は冷たい熱を奪ってく 眩しい日差しじゃ足りない 触れた想い出が先を閉ざしてく その体温振り払って遠くまで 枯らせば一瞬で済むのに 期待が離れない すっと並べたチープな脳裏の情景 どうせ忘れてたことさえ忘れ 書き記すもう見返すことない場所 それでもここにいたのを誰かに知ってほしい フィクション疑って周り見渡した 言い訳は一人じゃ意味ない あの日隣で一緒に笑えた 青い時の感覚はリアルで 戻れない選択が象った もしもがちらついた 精査して捨てた曖昧で成り立った世界は どうしようもないくらい根付いていた 世界は冷たい熱を奪ってく 眩しい日差しじゃ足りない 触れた想い出が先を閉ざしてく その体温振り払って遠くまで フィクション疑って周り見渡した 言い訳は一人じゃ話せない あの日隣で一緒に笑えた 青い時の感覚はリアルで 戻れない選択が象った もしもが始まった | sajou no hana | 渡辺翔 | 渡辺翔 | キタニタツヤ | ぱっとこぼした種はさっと紛れた 染み付いた色を辿り見守ろう 直ぐまたこの掌に戻ってきた 昇るのにはこのままじゃ軽すぎて頼りない 世界は冷たい熱を奪ってく 眩しい日差しじゃ足りない 触れた想い出が先を閉ざしてく その体温振り払って遠くまで 枯らせば一瞬で済むのに 期待が離れない すっと並べたチープな脳裏の情景 どうせ忘れてたことさえ忘れ 書き記すもう見返すことない場所 それでもここにいたのを誰かに知ってほしい フィクション疑って周り見渡した 言い訳は一人じゃ意味ない あの日隣で一緒に笑えた 青い時の感覚はリアルで 戻れない選択が象った もしもがちらついた 精査して捨てた曖昧で成り立った世界は どうしようもないくらい根付いていた 世界は冷たい熱を奪ってく 眩しい日差しじゃ足りない 触れた想い出が先を閉ざしてく その体温振り払って遠くまで フィクション疑って周り見渡した 言い訳は一人じゃ話せない あの日隣で一緒に笑えた 青い時の感覚はリアルで 戻れない選択が象った もしもが始まった |
メーテルリンク焦って撒いた水は多すぎて 倒れだし空との距離は増してく 目指した果て拭えない夢は 麻酔のようにうつろいで運んだ 憧れだった位置 欲しかったもの ただそれなりに価値を押し付けて呆気なく消える 夢は欲張りらしい 絵になる群れの中で疑ってた鼓動は 知らない青へ どうでもいい期待 超えて自由だけ見たい 向き合っても朧気できりのない理想を嘘と否定して 誰の背中も追わない あの行列にくべない未来への想いを 近くで探そう 願いから待ちぼうけくらって もう何周目?今もこの瞬間飽きてる 満ち足りているはずなのになぜ まだ不安なの 答えは知らない 遠ざかった幸せ誰と比べ誂えたんだろう 肥え過ぎてく想い本当に望むものは見えないらしい 絵になる群れの中で疑ってた希望は 知らない色へ どうでもいい期待 超えて自由だけ見たい 向き合っても朧気できりのない理想はなにもくれなくて 誰の背中も追わない あの行列にくべない未来への想いを 近くで探そう | sajou no hana | 渡辺翔 | 渡辺翔 | キタニタツヤ | 焦って撒いた水は多すぎて 倒れだし空との距離は増してく 目指した果て拭えない夢は 麻酔のようにうつろいで運んだ 憧れだった位置 欲しかったもの ただそれなりに価値を押し付けて呆気なく消える 夢は欲張りらしい 絵になる群れの中で疑ってた鼓動は 知らない青へ どうでもいい期待 超えて自由だけ見たい 向き合っても朧気できりのない理想を嘘と否定して 誰の背中も追わない あの行列にくべない未来への想いを 近くで探そう 願いから待ちぼうけくらって もう何周目?今もこの瞬間飽きてる 満ち足りているはずなのになぜ まだ不安なの 答えは知らない 遠ざかった幸せ誰と比べ誂えたんだろう 肥え過ぎてく想い本当に望むものは見えないらしい 絵になる群れの中で疑ってた希望は 知らない色へ どうでもいい期待 超えて自由だけ見たい 向き合っても朧気できりのない理想はなにもくれなくて 誰の背中も追わない あの行列にくべない未来への想いを 近くで探そう |
夢の中のぼくらはきっとふたりで、どこか遠くの方まで飛んでゆけると思っていたんだ。 寝室の窓、カーテンを閉じよう。 瞼の奥でさ、旅をするんだ。 双眸が閉じ、濁りだしたら、終わらない夜が迎えに来る。 白く、ぬるい、夜が、やっと。 夢の中のぼくらは、月の裏側で暮らした。 蒼過ぎた眠りの中、ふたりは寂滅の春を待っている。 また誰かが始まり、終わっていくのを、象牙の塔からずうっと見ている。 温みのある忙しない脈動たち。 きっとどこかで羨んでいた。 ここで見える景色はもう、幻燈のようにくすんでいた。 欠けた月の黒から浮かんだ、現の世界。 ぼやけていく。 夢の中のぼくらは、月の裏側で暮らした。 蒼過ぎた眠りの中、いつまでも幸福の中で、優しい終わりを待っている。 | sajou no hana | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | きっとふたりで、どこか遠くの方まで飛んでゆけると思っていたんだ。 寝室の窓、カーテンを閉じよう。 瞼の奥でさ、旅をするんだ。 双眸が閉じ、濁りだしたら、終わらない夜が迎えに来る。 白く、ぬるい、夜が、やっと。 夢の中のぼくらは、月の裏側で暮らした。 蒼過ぎた眠りの中、ふたりは寂滅の春を待っている。 また誰かが始まり、終わっていくのを、象牙の塔からずうっと見ている。 温みのある忙しない脈動たち。 きっとどこかで羨んでいた。 ここで見える景色はもう、幻燈のようにくすんでいた。 欠けた月の黒から浮かんだ、現の世界。 ぼやけていく。 夢の中のぼくらは、月の裏側で暮らした。 蒼過ぎた眠りの中、いつまでも幸福の中で、優しい終わりを待っている。 |
Ruler誰が教え誰が正しいって記した 幸せの在り方は「揺れる」 賄いきれない僕を成した器 想いで溢れ そのままでいいと絶えず君は愛を注ぎ 一面優しさ覆い許していく 絡み合った憂いが綿みたい 心広がっていく 呼ぶ名前でさえ違ってゆく あたり前でさえ変わってゆく あやふやなまま 押し付けてくる想い拒んで見返り、期待、捨てた それが楽だった そんな僕に愛を注ぎ なにもかもいらないって 一面優しさ覆い許していく 絡み合った憂いが泡みたい 心広がっていく すぐ消えそうで怖いから顔上げられる あたり前でさえ変わってゆく あやふやなまま | sajou no hana | 渡辺翔 | 渡辺翔 | キタニタツヤ | 誰が教え誰が正しいって記した 幸せの在り方は「揺れる」 賄いきれない僕を成した器 想いで溢れ そのままでいいと絶えず君は愛を注ぎ 一面優しさ覆い許していく 絡み合った憂いが綿みたい 心広がっていく 呼ぶ名前でさえ違ってゆく あたり前でさえ変わってゆく あやふやなまま 押し付けてくる想い拒んで見返り、期待、捨てた それが楽だった そんな僕に愛を注ぎ なにもかもいらないって 一面優しさ覆い許していく 絡み合った憂いが泡みたい 心広がっていく すぐ消えそうで怖いから顔上げられる あたり前でさえ変わってゆく あやふやなまま |