I DO NOT LOVE YOU.数え切れないほど嘘をついて 拭え切れないほど汚れてしまった 僕もあなたも同じだった 無意味な憂鬱にしがみついている 誰か、僕の悲しみに気づいて 誰か、僕の憎しみをほどいて 誰か、僕の苦しみに寄り添っていて 頬を撫でて、僕の背をさすってくれないか “I DO NOT LOVE YOU.” “I DO NOT HATE YOU, TOO.” “I DO NOT LOVE YOU ALL.” “I DO NOT LOVE YOU.” I've run away 'cause given a lot of pains. Her name is “lain”, the ghost, a whitest ray of hope. I know, I was stupid to wish to be a human. So putrid were my empty pupils that I was excluded. “I'm alone. I'm alone. I'm alone.” Someone's about to be taken by Lord. “I'm alone. I'm alone. I'm alone.” I'll be waiting for the salvation of my soul. “I DO NOT LOVE YOU.” “I DO NOT HATE YOU, TOO.” “I DO NOT LOVE YOU ALL.” “I DO NOT LOVE YOU.” 誰か、僕の悲しみに気づいて 誰か、僕の憎しみをほどいて 誰か、僕の苦しみに寄り添っていて 頬を撫でて、僕の背をさすってくれないか 誰も、僕を憎むことはないけど 誰も、僕を愛すこともないから 君は、君は、君だけは離れないでいて 青く冷えた僕の手を握っていてほしいんだ “I DO NOT LOVE YOU.” “I DO NOT HATE YOU, TOO.” “I DO NOT LOVE YOU ALL.” “I DO NOT LOVE YOU.” “I DO NOT LOVE YOU.” “I DO NOT HATE YOU, TOO.” “I DO NOT LOVE YOU ALL.” “I DO NOT LOVE YOU.” I DO NOT LOVE YOU. | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 数え切れないほど嘘をついて 拭え切れないほど汚れてしまった 僕もあなたも同じだった 無意味な憂鬱にしがみついている 誰か、僕の悲しみに気づいて 誰か、僕の憎しみをほどいて 誰か、僕の苦しみに寄り添っていて 頬を撫でて、僕の背をさすってくれないか “I DO NOT LOVE YOU.” “I DO NOT HATE YOU, TOO.” “I DO NOT LOVE YOU ALL.” “I DO NOT LOVE YOU.” I've run away 'cause given a lot of pains. Her name is “lain”, the ghost, a whitest ray of hope. I know, I was stupid to wish to be a human. So putrid were my empty pupils that I was excluded. “I'm alone. I'm alone. I'm alone.” Someone's about to be taken by Lord. “I'm alone. I'm alone. I'm alone.” I'll be waiting for the salvation of my soul. “I DO NOT LOVE YOU.” “I DO NOT HATE YOU, TOO.” “I DO NOT LOVE YOU ALL.” “I DO NOT LOVE YOU.” 誰か、僕の悲しみに気づいて 誰か、僕の憎しみをほどいて 誰か、僕の苦しみに寄り添っていて 頬を撫でて、僕の背をさすってくれないか 誰も、僕を憎むことはないけど 誰も、僕を愛すこともないから 君は、君は、君だけは離れないでいて 青く冷えた僕の手を握っていてほしいんだ “I DO NOT LOVE YOU.” “I DO NOT HATE YOU, TOO.” “I DO NOT LOVE YOU ALL.” “I DO NOT LOVE YOU.” “I DO NOT LOVE YOU.” “I DO NOT HATE YOU, TOO.” “I DO NOT LOVE YOU ALL.” “I DO NOT LOVE YOU.” I DO NOT LOVE YOU. |
I DO LOVE YOU. (Interlude)僕たちはただひとつだけ間違えてしまったようだ 生活にひとつ垂らした違和感がそう、溶けきるまで 僕たちはただ互いを知りすぎてしまったようだ ただ僕は ただ僕は ただ僕は ただ僕は I DO LOVE YOU. | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 僕たちはただひとつだけ間違えてしまったようだ 生活にひとつ垂らした違和感がそう、溶けきるまで 僕たちはただ互いを知りすぎてしまったようだ ただ僕は ただ僕は ただ僕は ただ僕は I DO LOVE YOU. |
青のすみかどこまでも続くような青の季節は 四つ並ぶ眼の前を遮るものは何もない アスファルト、蝉時雨を反射して きみという沈黙が聞こえなくなる この日々が色褪せる 僕と違うきみの匂いを知ってしまっても 置き忘れてきた永遠の底に 今でも青が棲んでいる 今でも青は澄んでいる どんな祈りも言葉も 近づけるのに、届かなかった まるで、静かな恋のような 頬を伝った夏のような色のなか きみを呪う言葉がずっと喉の奥につかえてる 「また会えるよね」って、声にならない声 昼下がり、じめつく風の季節は 想い馳せる、まだ何者でもなかった僕らの肖像 何もかも分かち合えたはずだった あの日から少しずつ きみと違う僕という呪いが肥っていく きみの笑顔の奥の憂いを 見落としたこと、悔やみ尽くして 徒花と咲いて散っていくきみに さよなら 今でも青が棲んでいる 今でも青は澄んでいる どんな祈りも言葉も 近づけるのに、届かなかった まるで、静かな恋のような 頬を伝った夏のような色のなか きみを呪う言葉がずっと喉の奥につかえてる 「また会えるよね」って、声にならない声 無限に膨張する銀河の星の粒のように 指の隙間を零れた | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | どこまでも続くような青の季節は 四つ並ぶ眼の前を遮るものは何もない アスファルト、蝉時雨を反射して きみという沈黙が聞こえなくなる この日々が色褪せる 僕と違うきみの匂いを知ってしまっても 置き忘れてきた永遠の底に 今でも青が棲んでいる 今でも青は澄んでいる どんな祈りも言葉も 近づけるのに、届かなかった まるで、静かな恋のような 頬を伝った夏のような色のなか きみを呪う言葉がずっと喉の奥につかえてる 「また会えるよね」って、声にならない声 昼下がり、じめつく風の季節は 想い馳せる、まだ何者でもなかった僕らの肖像 何もかも分かち合えたはずだった あの日から少しずつ きみと違う僕という呪いが肥っていく きみの笑顔の奥の憂いを 見落としたこと、悔やみ尽くして 徒花と咲いて散っていくきみに さよなら 今でも青が棲んでいる 今でも青は澄んでいる どんな祈りも言葉も 近づけるのに、届かなかった まるで、静かな恋のような 頬を伝った夏のような色のなか きみを呪う言葉がずっと喉の奥につかえてる 「また会えるよね」って、声にならない声 無限に膨張する銀河の星の粒のように 指の隙間を零れた |
芥の部屋は錆色に沈むどうしてこんなに、僕の生活は 朝にだって昼にだって夜にだって理不尽に苛まれ どうにもできない、散らかった部屋の隅で泥水を口に含んでも 「誰が僕を救ってくれるの?」 背後に張り付く視線は、 「彼の目がこちらを見ている」 タバコの煙で顔を隠したって、その視線が僕を貫いて 飽き飽きしてんだ 薄汚れたこの生活から救ってくれ このどうしようもない日々の傷口から溢れ出した灰色の夢 これが何者にもなれない僕らが見ている未来 このままじゃ、どうしようもない僕が吐き捨てた彼を呪う言葉も届かぬまま 彼は罰すら与えてはくれないのさ、この僕の愚かさに どうしてこんなに、僕の生活は 昨日にだって今日にだって明日にだって不条理に貫かれ どうにもできない、凡庸な街の隅で天を仰いで唾を吐いても 「彼が僕を救ってくれるの?」 紫の煙が泳いで 「もうそろそろ終わらせてくれないか」 目の前が白く染まるのを待っている 少しずつ明日が近づいて、 この生活から抜け出せずに不安の種を芽吹かせている このどうしようもない日々の傷口から溢れ出した灰色の夢 これが何者にもなれない僕らが見ている未来 このまま消え去ってしまうことさえも叶わずに、僕らは息をした ただ薄汚れた日常の中で、狡猾に餌を奪いあって 斜陽さす小さな窓、206号室で途方に暮れている 街が錆びついていく、子供の声が遠くに聞こえた ここに生まれてしまったこと、醜い姿に育ったことを、書き遺しておく このどうしようもない日々の傷口から溢れ出した灰色の夢 これが何者にもなれない僕らが見ている未来 明日さえどうしようもないほど恐ろしくて、彼を呪う言葉も届かぬなら この手紙を書き遺して終わらせたいんだ、明日が来る前に | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | どうしてこんなに、僕の生活は 朝にだって昼にだって夜にだって理不尽に苛まれ どうにもできない、散らかった部屋の隅で泥水を口に含んでも 「誰が僕を救ってくれるの?」 背後に張り付く視線は、 「彼の目がこちらを見ている」 タバコの煙で顔を隠したって、その視線が僕を貫いて 飽き飽きしてんだ 薄汚れたこの生活から救ってくれ このどうしようもない日々の傷口から溢れ出した灰色の夢 これが何者にもなれない僕らが見ている未来 このままじゃ、どうしようもない僕が吐き捨てた彼を呪う言葉も届かぬまま 彼は罰すら与えてはくれないのさ、この僕の愚かさに どうしてこんなに、僕の生活は 昨日にだって今日にだって明日にだって不条理に貫かれ どうにもできない、凡庸な街の隅で天を仰いで唾を吐いても 「彼が僕を救ってくれるの?」 紫の煙が泳いで 「もうそろそろ終わらせてくれないか」 目の前が白く染まるのを待っている 少しずつ明日が近づいて、 この生活から抜け出せずに不安の種を芽吹かせている このどうしようもない日々の傷口から溢れ出した灰色の夢 これが何者にもなれない僕らが見ている未来 このまま消え去ってしまうことさえも叶わずに、僕らは息をした ただ薄汚れた日常の中で、狡猾に餌を奪いあって 斜陽さす小さな窓、206号室で途方に暮れている 街が錆びついていく、子供の声が遠くに聞こえた ここに生まれてしまったこと、醜い姿に育ったことを、書き遺しておく このどうしようもない日々の傷口から溢れ出した灰色の夢 これが何者にもなれない僕らが見ている未来 明日さえどうしようもないほど恐ろしくて、彼を呪う言葉も届かぬなら この手紙を書き遺して終わらせたいんだ、明日が来る前に |
悪魔の踊り方感情なんてもんはどうしても無駄だって悪魔は言った 「何もかも捨てちまえよ」 嗚呼、快不快も、喜怒哀楽さえも! どうしようもない事実、ヒトは終焉から逃れられない 「誰も抗えない欲望に従え」 思考を休めるな 脳ミソを回せ 「誰もお前のことなど見ちゃいないさ」 おかしくなってしまうことをどうして恥じる? お前らに完璧で間違った踊り方を教えてやるから いっせーので捨てちまえ、そんな命ならば 何十何百何千何万回学習しなさいな どうしたってさ、空っぽの頭蓋骨だろ わかっているのかい? 感情なんていつ何時でも邪魔だって悪魔は言った 「反論の余地などない」 嗚呼、人生に意味を与えておくれ! 420でさえも救えない終焉があると知った 「誰も疑わない神様を疑え」 思考を休めるな 脳ミソを回せ 「誰もお前のことなど見ちゃいないさ」 躊躇っている数秒の無益さを知れ お前らに完璧で間違った踊り方を教えてやるから いっせーので捨てちまえ、そんな命ならば 何十何百何千何万回学習しなさいな どうしたってさ、頭ん中空っぽなこと わかっていないようだ 承認欲にレイプされ、死んだ花をぶら下げている女 何かを愛すことすら、ままならないまま餌を待つだけ 踊り方を知らない、芸術の価値などわからないやつらに 堕落していれば 何も見えないまま 真善美に背いた踊り方を教えてやるから いっせーので狂っちまえ、惨めな姿で 何十何百何千何万何億人の中でさぁ、 そうして埋もれていたっていいと どうして言えるのだろう? ねぇ、世界が患っている狂信は 健常者でさえ目が眩むような光を放っている 今夜、悪魔がお前らにこう云うぜ 「神とやらに惑わされるなよ」 | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 感情なんてもんはどうしても無駄だって悪魔は言った 「何もかも捨てちまえよ」 嗚呼、快不快も、喜怒哀楽さえも! どうしようもない事実、ヒトは終焉から逃れられない 「誰も抗えない欲望に従え」 思考を休めるな 脳ミソを回せ 「誰もお前のことなど見ちゃいないさ」 おかしくなってしまうことをどうして恥じる? お前らに完璧で間違った踊り方を教えてやるから いっせーので捨てちまえ、そんな命ならば 何十何百何千何万回学習しなさいな どうしたってさ、空っぽの頭蓋骨だろ わかっているのかい? 感情なんていつ何時でも邪魔だって悪魔は言った 「反論の余地などない」 嗚呼、人生に意味を与えておくれ! 420でさえも救えない終焉があると知った 「誰も疑わない神様を疑え」 思考を休めるな 脳ミソを回せ 「誰もお前のことなど見ちゃいないさ」 躊躇っている数秒の無益さを知れ お前らに完璧で間違った踊り方を教えてやるから いっせーので捨てちまえ、そんな命ならば 何十何百何千何万回学習しなさいな どうしたってさ、頭ん中空っぽなこと わかっていないようだ 承認欲にレイプされ、死んだ花をぶら下げている女 何かを愛すことすら、ままならないまま餌を待つだけ 踊り方を知らない、芸術の価値などわからないやつらに 堕落していれば 何も見えないまま 真善美に背いた踊り方を教えてやるから いっせーので狂っちまえ、惨めな姿で 何十何百何千何万何億人の中でさぁ、 そうして埋もれていたっていいと どうして言えるのだろう? ねぇ、世界が患っている狂信は 健常者でさえ目が眩むような光を放っている 今夜、悪魔がお前らにこう云うぜ 「神とやらに惑わされるなよ」 |
悪夢現実か夢かわからないままの歪んだ視界 四つ這いで呻く 濡れたコンクリート 時間の感覚が無い 見苦しくも嘔吐いて 腑溢れ出した なぁ、ここはどこで俺は何をしてる? 萎びた草として時が経つのを待った 無意味に晴れる空 まだ俺は動けないんだ 「止まない雨など無い」? まだ終わらない悪夢を見てんだよ ご覧の通り、救いが無い 背にアスファルトこの様は何だ? あーあ 畜生も食わない末枯れの生が腐れていく 燦々と注ぐ太陽の光さえも 得てして平等じゃない 燃える火に包まって 焼ける肺に喘いで この苦しみから未だ逃れられず 雨降りに凍えて 自分すらも憎んで 無意味で無秩序な悲劇を生きろと強いられてる 「止まない雨など無い」? まだ終わらない悪夢を見てんだよ ご覧の通り、救いが無い 背にアスファルトこの様は何だ? ねぇ 「明けない夜など無い」? ならこの俺を今すぐにでも照らしておくれよ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | Tatsuya Kitani | 現実か夢かわからないままの歪んだ視界 四つ這いで呻く 濡れたコンクリート 時間の感覚が無い 見苦しくも嘔吐いて 腑溢れ出した なぁ、ここはどこで俺は何をしてる? 萎びた草として時が経つのを待った 無意味に晴れる空 まだ俺は動けないんだ 「止まない雨など無い」? まだ終わらない悪夢を見てんだよ ご覧の通り、救いが無い 背にアスファルトこの様は何だ? あーあ 畜生も食わない末枯れの生が腐れていく 燦々と注ぐ太陽の光さえも 得てして平等じゃない 燃える火に包まって 焼ける肺に喘いで この苦しみから未だ逃れられず 雨降りに凍えて 自分すらも憎んで 無意味で無秩序な悲劇を生きろと強いられてる 「止まない雨など無い」? まだ終わらない悪夢を見てんだよ ご覧の通り、救いが無い 背にアスファルトこの様は何だ? ねぇ 「明けない夜など無い」? ならこの俺を今すぐにでも照らしておくれよ |
穴の空いた生活粉々になった心の破片で、足の踏み場もない部屋 「片付けくらいやりなよ」って 君なら叱ってくれたかな 狭い部屋で交わしあった、呼吸の暖かみを求めて 一度味をしめてしまえば、死ぬまで忘れられないや こんなにも僕は、寂しさに弱いのなら 初めから一人でいればよかったなぁ 君が遠くへ越していってから ぽっかりと穴の空いた生活 まるで君がこちらを覗く窓みたいだ 温みが残る僕の続きを、笑って眺めていて 粉々になった心の破片でついた傷が痛むけど この痛みを失ってしまえば、君との幸せな思い出も 薄れてしまいそうで怖いよ 「ちゃんとご飯を食べなきゃだめだよ 朝になったらカーテンをあけて 洗濯も掃除もちゃんとやるんだよ」なんて お母さんみたいな手紙と、ひだまりを残した 君をどうしても忘れたくないけど もう僕は、前を向き歩き始める 君の体温が薄れゆくことに慣れるまでは ねぇ、 君との淡い幸せな記憶に、たまには逃げてもいいかな 明日は少し出かけてみようか 流行りの映画でも観るよ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 粉々になった心の破片で、足の踏み場もない部屋 「片付けくらいやりなよ」って 君なら叱ってくれたかな 狭い部屋で交わしあった、呼吸の暖かみを求めて 一度味をしめてしまえば、死ぬまで忘れられないや こんなにも僕は、寂しさに弱いのなら 初めから一人でいればよかったなぁ 君が遠くへ越していってから ぽっかりと穴の空いた生活 まるで君がこちらを覗く窓みたいだ 温みが残る僕の続きを、笑って眺めていて 粉々になった心の破片でついた傷が痛むけど この痛みを失ってしまえば、君との幸せな思い出も 薄れてしまいそうで怖いよ 「ちゃんとご飯を食べなきゃだめだよ 朝になったらカーテンをあけて 洗濯も掃除もちゃんとやるんだよ」なんて お母さんみたいな手紙と、ひだまりを残した 君をどうしても忘れたくないけど もう僕は、前を向き歩き始める 君の体温が薄れゆくことに慣れるまでは ねぇ、 君との淡い幸せな記憶に、たまには逃げてもいいかな 明日は少し出かけてみようか 流行りの映画でも観るよ |
過ち自分の命が今閉じること ゼロに還ること、忘れられること 誰にも愛されなくなること そのどれもが恐ろしくて眠れないこと いつまでこうして 愛を買って、愛を売って 汚れた両手、誰に触れたいの? 居場所なんてどこにもないな 愛を買って、愛を売って それでもずっと、卑しく息をする僕を 殺してくれよ こんな世界に未練がある人 終わりのイメージに苛まれる人 消費し、消費されていく命の そのどれもを哀れまずにいられないこと いつまでこうして 愛を買って、愛を売って 汚れた両目、誰と合わせたいの? 居場所なんてどこにもないのに 愛を吸って、血脈に打って 一時の幸福に目が眩んでいる ここで僕を終わらせるべきだと思った 僕はずっと、 僕はずっと、 僕はずっと、 悔やみ続けていられない あの過ちを忘れないように、記憶に焼き付けて この命を閉じてしまおう | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 自分の命が今閉じること ゼロに還ること、忘れられること 誰にも愛されなくなること そのどれもが恐ろしくて眠れないこと いつまでこうして 愛を買って、愛を売って 汚れた両手、誰に触れたいの? 居場所なんてどこにもないな 愛を買って、愛を売って それでもずっと、卑しく息をする僕を 殺してくれよ こんな世界に未練がある人 終わりのイメージに苛まれる人 消費し、消費されていく命の そのどれもを哀れまずにいられないこと いつまでこうして 愛を買って、愛を売って 汚れた両目、誰と合わせたいの? 居場所なんてどこにもないのに 愛を吸って、血脈に打って 一時の幸福に目が眩んでいる ここで僕を終わらせるべきだと思った 僕はずっと、 僕はずっと、 僕はずっと、 悔やみ続けていられない あの過ちを忘れないように、記憶に焼き付けて この命を閉じてしまおう |
永遠喪失を、過ちを 幾度となく重ねてきた 自分という輪郭の 怯えた線が愛しい 恐怖が染みついた世界で いつかは閉じるこの命で 希望を探して歩く姿は美しい 心の奥で揺らめいている未来の 灯火が燃え尽きるまで 僕が愛したこの世界に、永遠など望みはしない この手が震えようとも、変わっていく未来を 今日が最期だって構わない 一秒先を見つめていたい 呪いのような運命さえ 抗い続けよう、永遠に 忘れること、失うこと 傷と恐怖と歩むこと 消えてゆく隣人の重みを背負いながら 「もしかして絶望している?」 いくつもの足跡、 「いつになれば完璧を得るの?」 全部どこかで途切れている 誰かが辿り着けずにいた この地をまた後にして 僕が愛したこの世界に、永遠など望みはしない この手が震えようとも、変わっていく未来を 今日が最期だって構わない 一秒先を見つめていたい 呪いのような運命さえ 抗い続けよう だから、永遠なんていらない | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | 喪失を、過ちを 幾度となく重ねてきた 自分という輪郭の 怯えた線が愛しい 恐怖が染みついた世界で いつかは閉じるこの命で 希望を探して歩く姿は美しい 心の奥で揺らめいている未来の 灯火が燃え尽きるまで 僕が愛したこの世界に、永遠など望みはしない この手が震えようとも、変わっていく未来を 今日が最期だって構わない 一秒先を見つめていたい 呪いのような運命さえ 抗い続けよう、永遠に 忘れること、失うこと 傷と恐怖と歩むこと 消えてゆく隣人の重みを背負いながら 「もしかして絶望している?」 いくつもの足跡、 「いつになれば完璧を得るの?」 全部どこかで途切れている 誰かが辿り着けずにいた この地をまた後にして 僕が愛したこの世界に、永遠など望みはしない この手が震えようとも、変わっていく未来を 今日が最期だって構わない 一秒先を見つめていたい 呪いのような運命さえ 抗い続けよう だから、永遠なんていらない |
大人になっても大人になっても 泥みたいなコーヒーはまだ苦いままだし 大人になっても クロモソームの違いがまだ恐ろしいし 大人になっても あの日を思い出して眠れなくなるし 大人になっても 伝えたいことをちゃんと伝えられないまま 夕焼けが綺麗すぎて死にたくなる 大人になっても この心に、何か一枚、羽織るものが欲しい 人肌ではもう誤魔化せない なぜだか寒くて 正しく傷つくための方法を 正しく学びとる前に学校を出ました 社会に不時着して、借り物の言葉で ああ、間に合わせの人生だ 大人になっても 誰かに依存するのが不安でたまらないし 大人になっても 愛を向けると愛を向けられるのが怖い 大人になっても 砂糖菓子の甘さで心は満ちるし 大人になっても 正しい教科書の言葉聞いてりゃ楽だし 大人になっても 冬の気配にちゃんと寂しくもなるし 大人になっても 人生の意味を知るため死ぬ選択肢はある 君のその苦しみはずっとあるよ 大人になっても 嫌な歌を聴かせちゃったけど 不安にならないで なんとなくで幸せに生きてる 滑稽だろ、笑えよ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | 大人になっても 泥みたいなコーヒーはまだ苦いままだし 大人になっても クロモソームの違いがまだ恐ろしいし 大人になっても あの日を思い出して眠れなくなるし 大人になっても 伝えたいことをちゃんと伝えられないまま 夕焼けが綺麗すぎて死にたくなる 大人になっても この心に、何か一枚、羽織るものが欲しい 人肌ではもう誤魔化せない なぜだか寒くて 正しく傷つくための方法を 正しく学びとる前に学校を出ました 社会に不時着して、借り物の言葉で ああ、間に合わせの人生だ 大人になっても 誰かに依存するのが不安でたまらないし 大人になっても 愛を向けると愛を向けられるのが怖い 大人になっても 砂糖菓子の甘さで心は満ちるし 大人になっても 正しい教科書の言葉聞いてりゃ楽だし 大人になっても 冬の気配にちゃんと寂しくもなるし 大人になっても 人生の意味を知るため死ぬ選択肢はある 君のその苦しみはずっとあるよ 大人になっても 嫌な歌を聴かせちゃったけど 不安にならないで なんとなくで幸せに生きてる 滑稽だろ、笑えよ |
記憶の水槽大嫌いな君の靴 海に沈めてしまって もう 明日には忘れているから きっと君のことなんて 恋をしていた 飴玉のような いつか溶けてしまうってことも思い出せなくなってさ 溺れていた 海が凍りついた朝のような痛みの中で 目を閉じて 大嫌いな君の靴 海に沈めてしまっても なにもかも覚えている ただ、水槽が満ちて溢れ出した 止まった時計の針、二度とは動かない心臓 あの時見えていたはずの景色ですらも灰に消えるような 恋をしていた 最後の記録で、君が煙になって冬の天井に消えてさ 凍りついた私の記憶の水槽は、今でも眠りの中だ 誰も死なない病棟のように、過去の手紙に溺れてしまえ 明日がもう来ないのならば 氷の底でさ 春を夢見るだけ 恋をしている 飴玉のように記憶の海に溶けて、全てが灰色になっても 君が笑って私の選択を許してくれる 二人は水槽で沈んでいく さよならが言えないまま 彼女はずっと夢を見て 今日が終わってまた今日が始まる朝でも、笑うだけだった | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 大嫌いな君の靴 海に沈めてしまって もう 明日には忘れているから きっと君のことなんて 恋をしていた 飴玉のような いつか溶けてしまうってことも思い出せなくなってさ 溺れていた 海が凍りついた朝のような痛みの中で 目を閉じて 大嫌いな君の靴 海に沈めてしまっても なにもかも覚えている ただ、水槽が満ちて溢れ出した 止まった時計の針、二度とは動かない心臓 あの時見えていたはずの景色ですらも灰に消えるような 恋をしていた 最後の記録で、君が煙になって冬の天井に消えてさ 凍りついた私の記憶の水槽は、今でも眠りの中だ 誰も死なない病棟のように、過去の手紙に溺れてしまえ 明日がもう来ないのならば 氷の底でさ 春を夢見るだけ 恋をしている 飴玉のように記憶の海に溶けて、全てが灰色になっても 君が笑って私の選択を許してくれる 二人は水槽で沈んでいく さよならが言えないまま 彼女はずっと夢を見て 今日が終わってまた今日が始まる朝でも、笑うだけだった |
きっとこの命に意味は無かった耳を塞いでも 目を瞑っても 心臓は脈を打ち続けている 「僕は誰だ?」 誰も答えない 君が例えば、ここで惨めに腑を溢して命を乞うても 「意味のないこと」 疾うに気が付いていた 夜の色 静寂の黒 希死念慮が這いずっている音 救いなど無いと知った 一生神様に縋っても 僕は醜いまま 一体どうして どうして 未だこの呼吸は続いている? 「愛する喜びさえ知ることができたなら」 やっと気づいた 全部 きっとこの命に意味は無かった 耳を塞いでも 目を瞑っても 腐り落ちた感情の匂いは消えないな 「夢を見ることも叶わなかった、無意味な悲劇だ」 繁華街の路地裏で人知れず生き絶える野良犬の目に映った 天使は笑っていた 何もかも全て壊してみたい いつかまた生まれ変わる それが僕は恐ろしくてさ 終わりにしたいと思った 一生神様に縋っても 僕は醜いまま 一体どうして どうして 未だこの呼吸は続いている? 「愛する喜びさえ知ることができたなら」 やっと気づいた 全部 きっとこの命に意味は無かった 観衆の視線に耐えきれなかった惨めな役者 泥を食む暮らしの中 くすんだ眼には何も映らない 氾濫するラブソングで水浸しになっている この街で 救いなど無いと知っていたはずなのに、僕はどうして 一生神様を呪っても 何も変われやしない 一体どうして どうして 未だここで生き永らえている? 天国も地獄も僕には与えられなかった ずっとわかっていたんだ 僕のこの命に意味は無かった こうして僕は 僕は やっと幸福の在り処を見つけたんだ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 耳を塞いでも 目を瞑っても 心臓は脈を打ち続けている 「僕は誰だ?」 誰も答えない 君が例えば、ここで惨めに腑を溢して命を乞うても 「意味のないこと」 疾うに気が付いていた 夜の色 静寂の黒 希死念慮が這いずっている音 救いなど無いと知った 一生神様に縋っても 僕は醜いまま 一体どうして どうして 未だこの呼吸は続いている? 「愛する喜びさえ知ることができたなら」 やっと気づいた 全部 きっとこの命に意味は無かった 耳を塞いでも 目を瞑っても 腐り落ちた感情の匂いは消えないな 「夢を見ることも叶わなかった、無意味な悲劇だ」 繁華街の路地裏で人知れず生き絶える野良犬の目に映った 天使は笑っていた 何もかも全て壊してみたい いつかまた生まれ変わる それが僕は恐ろしくてさ 終わりにしたいと思った 一生神様に縋っても 僕は醜いまま 一体どうして どうして 未だこの呼吸は続いている? 「愛する喜びさえ知ることができたなら」 やっと気づいた 全部 きっとこの命に意味は無かった 観衆の視線に耐えきれなかった惨めな役者 泥を食む暮らしの中 くすんだ眼には何も映らない 氾濫するラブソングで水浸しになっている この街で 救いなど無いと知っていたはずなのに、僕はどうして 一生神様を呪っても 何も変われやしない 一体どうして どうして 未だここで生き永らえている? 天国も地獄も僕には与えられなかった ずっとわかっていたんだ 僕のこの命に意味は無かった こうして僕は 僕は やっと幸福の在り処を見つけたんだ |
君が夜の海に還るまでいつか僕も夜の海に還るから、その時まで さよならをしよう 「嫌いなあなたの とても綺麗な声を 忘れてしまえたら いつかは救われるかな 嫌いなあなたと 笑い合いたいと思えば それはきっと呪いのように わたしを縛るのだろう」 震える手で手紙を書いた その喉はもう二度と震えないのに いつか君が夜の海に還るまで、僕の声を覚えていて いつか僕も夜の海に還るから、その時まで、さよならをしよう 「嫌いなあなたの とても綺麗な声を 忘れてしまえたら いつかは救われるかな」 病室の窓から救いの羽音が鳴って、 筆を置いた君の頬から熱が失くなっていたんだ こうして君の身体は ひとつまたひとつ、朽ちていった いつか君が夜の海に還るまで、僕の声を覚えていて いつか僕も夜の海に還るから、その時まで、さよならをしよう いつか、春の花曇りの空の下 君の声は覚えている いつか 君は朝桜のように笑う その時まで忘れないから 君が春の青ざめた空に溶けた 君の頬の薄紅に染まったような、桜の木の下で待っている | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | いつか僕も夜の海に還るから、その時まで さよならをしよう 「嫌いなあなたの とても綺麗な声を 忘れてしまえたら いつかは救われるかな 嫌いなあなたと 笑い合いたいと思えば それはきっと呪いのように わたしを縛るのだろう」 震える手で手紙を書いた その喉はもう二度と震えないのに いつか君が夜の海に還るまで、僕の声を覚えていて いつか僕も夜の海に還るから、その時まで、さよならをしよう 「嫌いなあなたの とても綺麗な声を 忘れてしまえたら いつかは救われるかな」 病室の窓から救いの羽音が鳴って、 筆を置いた君の頬から熱が失くなっていたんだ こうして君の身体は ひとつまたひとつ、朽ちていった いつか君が夜の海に還るまで、僕の声を覚えていて いつか僕も夜の海に還るから、その時まで、さよならをしよう いつか、春の花曇りの空の下 君の声は覚えている いつか 君は朝桜のように笑う その時まで忘れないから 君が春の青ざめた空に溶けた 君の頬の薄紅に染まったような、桜の木の下で待っている |
君のつづき映画の中のお話みたいに迎えた、私たちの結末 あの約束も守れないままで ごめんね これから君はまた、新しいフィルムの上を歩いていく 歩いていかなきゃね 想い出の足枷を解いて、幸せになってね 泣かないでほしいよ 君とまた笑いたいけど 私の命のエンドロールは終わった でも君の呼吸はまだ、続いているから 好きな映画を観ている君の隣が、私の天国だよ 記憶の中の君の横顔 私の宝物だったの また眺めたいよ、笑っていてよ、お願い これから君はもう、少しずつ私を忘れて 誰かと呼吸を交わして、生きていくの 時間が悲しみを癒して、さよならだね 泣かないでほしいよ 君とまた笑いたいけど 私の命のエンドロールが終わって 次のフィルムが回り始める お別れだよ、もう 君のつづきの映画が始まる 結末はハッピーエンド、約束だよ 君の幸せをずっと眺めてる 安息の光の中 映画の中のお話みたいに迎えた、私たちの結末 ひだまりのような体温があった | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 映画の中のお話みたいに迎えた、私たちの結末 あの約束も守れないままで ごめんね これから君はまた、新しいフィルムの上を歩いていく 歩いていかなきゃね 想い出の足枷を解いて、幸せになってね 泣かないでほしいよ 君とまた笑いたいけど 私の命のエンドロールは終わった でも君の呼吸はまだ、続いているから 好きな映画を観ている君の隣が、私の天国だよ 記憶の中の君の横顔 私の宝物だったの また眺めたいよ、笑っていてよ、お願い これから君はもう、少しずつ私を忘れて 誰かと呼吸を交わして、生きていくの 時間が悲しみを癒して、さよならだね 泣かないでほしいよ 君とまた笑いたいけど 私の命のエンドロールが終わって 次のフィルムが回り始める お別れだよ、もう 君のつづきの映画が始まる 結末はハッピーエンド、約束だよ 君の幸せをずっと眺めてる 安息の光の中 映画の中のお話みたいに迎えた、私たちの結末 ひだまりのような体温があった |
キュートアグレッション他人の痛みには鈍感で 自分の痛みには敏感な僕ら 思春期に壊れちゃって 直せなくなった 止まない春の狂躁で 蓋してられない衝動がリークしていく 僕も壊したいなあ 君の心のやわいとこ 好き勝手噛みついてしまいたくなって 容易く折れそうな細い首 少しだけ苦しめたくなって やっぱり欲しくなっちゃうな 君の全てを この街が眠る前に、連れ去りたいよ 36度あまりの 君の首筋に 少し跡が残ったって、構わないでしょう? だから今は許して こんな化け物にだって 親がいたりするんだ 無責任な人もいるね 可哀想って言葉に沿って 日々を装ってりゃ満足そうで カメリアコンプレックスをくすぐる為に 愛を浪費している 一見してみれば寛容で はみ出す僕らには狭量な世界は hocus-pocusって言うんだ 大人はみんなペテン師さ! 殖えたいという本能と 征服したいという劣情を隠している 僕にはできないなあ 忘れたいほどの過去など 忘れられるほどの痛みと呪いで 上書きしたいよ 同情の余地もないほど 気味の悪い 君の張り付けた泣き顔を 踏み躙ってみたいな 君の心のやわいとこ 好き勝手噛みついてしまいたくなって 容易く折れそうな細い首 少しだけ苦しめたくなって かったりいアイミスユーとか いらない、僕たちは ルサンチマンが煮凝ったドス黒い愛を 八つ当たりみたいに ぶつけて、毟り合う くだらない泥試合に夢中になった やっぱり欲しくなっちゃうな 君の全てを この街が眠る前に、連れ去りたいよ 36度あまりの 君の首筋に 少し跡が残ったって、構わないでしょう? だから今は許して | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | 他人の痛みには鈍感で 自分の痛みには敏感な僕ら 思春期に壊れちゃって 直せなくなった 止まない春の狂躁で 蓋してられない衝動がリークしていく 僕も壊したいなあ 君の心のやわいとこ 好き勝手噛みついてしまいたくなって 容易く折れそうな細い首 少しだけ苦しめたくなって やっぱり欲しくなっちゃうな 君の全てを この街が眠る前に、連れ去りたいよ 36度あまりの 君の首筋に 少し跡が残ったって、構わないでしょう? だから今は許して こんな化け物にだって 親がいたりするんだ 無責任な人もいるね 可哀想って言葉に沿って 日々を装ってりゃ満足そうで カメリアコンプレックスをくすぐる為に 愛を浪費している 一見してみれば寛容で はみ出す僕らには狭量な世界は hocus-pocusって言うんだ 大人はみんなペテン師さ! 殖えたいという本能と 征服したいという劣情を隠している 僕にはできないなあ 忘れたいほどの過去など 忘れられるほどの痛みと呪いで 上書きしたいよ 同情の余地もないほど 気味の悪い 君の張り付けた泣き顔を 踏み躙ってみたいな 君の心のやわいとこ 好き勝手噛みついてしまいたくなって 容易く折れそうな細い首 少しだけ苦しめたくなって かったりいアイミスユーとか いらない、僕たちは ルサンチマンが煮凝ったドス黒い愛を 八つ当たりみたいに ぶつけて、毟り合う くだらない泥試合に夢中になった やっぱり欲しくなっちゃうな 君の全てを この街が眠る前に、連れ去りたいよ 36度あまりの 君の首筋に 少し跡が残ったって、構わないでしょう? だから今は許して |
クラブ・アンリアリティ悲しみで溢れている極彩色の仮想空間にて 青い鳥たちは今日も午前3時の孤独をさえずってる 「ねぇどうして、彼女らはサッド・ガールを気取っているの?」 「数万年単位で仕込まれてきた遺伝子のせいだってこと!」 天国なんてここにはないよ わかってたでしょ でも大丈夫だよ 現実なんて逃げ出して ねぇきみもおいでよ クラブ・アンリアリティへ あの日からずっとそうだ 逃げ場がない、悲しみの置き場がない ヤケクソの子供たちをゲームボーイだけが救ってきたんだ 「ねぇどうして、信じていた『天国』は見当たらないの?」 「数千年単位で仕掛けられていたドッキリだったってこと!」 真実なんてどこにもないよ わかってたでしょ でも大丈夫だよ 極彩色マシマシのサイケな夢を見ようぜ クラブ・アンリアリティで 「寂しい」と繰り返すだけの、プログラムに成り下がったきみも 素敵だと思うよ 天国なんてここにはないよ わかってたでしょ でも大丈夫だよ 現実なんて逃げ出して ねぇきみもおいでよ クラブ・アンリアリティ たったひとつの逃げ場所なんだ それぞれの悲しみが許されてる 死んでみるのはまた今度 何して遊ぼうか? | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 悲しみで溢れている極彩色の仮想空間にて 青い鳥たちは今日も午前3時の孤独をさえずってる 「ねぇどうして、彼女らはサッド・ガールを気取っているの?」 「数万年単位で仕込まれてきた遺伝子のせいだってこと!」 天国なんてここにはないよ わかってたでしょ でも大丈夫だよ 現実なんて逃げ出して ねぇきみもおいでよ クラブ・アンリアリティへ あの日からずっとそうだ 逃げ場がない、悲しみの置き場がない ヤケクソの子供たちをゲームボーイだけが救ってきたんだ 「ねぇどうして、信じていた『天国』は見当たらないの?」 「数千年単位で仕掛けられていたドッキリだったってこと!」 真実なんてどこにもないよ わかってたでしょ でも大丈夫だよ 極彩色マシマシのサイケな夢を見ようぜ クラブ・アンリアリティで 「寂しい」と繰り返すだけの、プログラムに成り下がったきみも 素敵だと思うよ 天国なんてここにはないよ わかってたでしょ でも大丈夫だよ 現実なんて逃げ出して ねぇきみもおいでよ クラブ・アンリアリティ たったひとつの逃げ場所なんだ それぞれの悲しみが許されてる 死んでみるのはまた今度 何して遊ぼうか? |
月光 (feat. はるまきごはん)ガラクタばかりを集めて ボロ切れひとつを被せた 醜い形をしたレプリカ 誰かが紡いだ言葉を 誰かが奏でた音色を 歪にコラージュした偽物 一番最初はベイルの中 革新的な少年の愛情が 僕ら気付いたらもう見えなくなる おもちゃを無くした子供が泣いている どうしてだろう? あのスポットライトに照らされている その背中はまたこの手から遠ざかっていく あなたみたいになれやしなくて あの月を追いかけるように 渇いた心は満たされないまま 一人になって一人になって くすんだ夢を見続けてしまった なぞる僕たちは ガラクタだって、ボロ切れだって その心臓が放つ血液には 僕だけの怒りがあった 足りないのなんだったんだろう 神様に聞いてきたあとで 堕天使の弓矢に口止めされた 初めから知っていたんだよ 忘れた芝居をしてんだよ 貰いもんの剣を抱きしめている 何十回目の失望だろう? いっそ何もかもを捨ててしまいたいと きっと最後は何も残らない 愛も、紡いだ音も、名前も朽ちていく どうしてだろう? この胸の奥にこびり付いている 冬の夜の静寂に似た孤独を あなたはきっと知りもしないで 一人星を見ていた 赤い目の僕に気も留めないまま 隣に立ったあなたは遠くて くすんだ夢も見えなくなってしまって それでも追い続けて 偽物だって、真実(ほんとう)だって 今振り返ればただそこには ぼやけた記憶があった 廃物と化したアイロニー クリシェを抜け出したいのに 「また誰かの焼き直し?」 数多の星の屑たち 沈み消えゆくユースタシー 無慈悲な月の光 「アイデンティティさえまやかし?」 「盗んででも愛が欲しい?」 羊のような雲が浮かんだ昼すぎ 懐かしい歌が風に揺れている あなたの声で教えて貰った言葉 今でも忘れぬように 書き留めてる同じことを あなたみたいになれやしなくて あの月を追いかけるように 渇いた心は満たされないまま 時間が経って時間が経って 振り返る時目を逸らさぬように なぞる僕たちは ガラクタだって、ボロ切れだって 醒めぬ夢を追っていった先には 僕だけの光が、ずっと | キタニタツヤ | キタニタツヤ・はるまきごはん | キタニタツヤ・はるまきごはん | キタニタツヤ・はるまきごはん | ガラクタばかりを集めて ボロ切れひとつを被せた 醜い形をしたレプリカ 誰かが紡いだ言葉を 誰かが奏でた音色を 歪にコラージュした偽物 一番最初はベイルの中 革新的な少年の愛情が 僕ら気付いたらもう見えなくなる おもちゃを無くした子供が泣いている どうしてだろう? あのスポットライトに照らされている その背中はまたこの手から遠ざかっていく あなたみたいになれやしなくて あの月を追いかけるように 渇いた心は満たされないまま 一人になって一人になって くすんだ夢を見続けてしまった なぞる僕たちは ガラクタだって、ボロ切れだって その心臓が放つ血液には 僕だけの怒りがあった 足りないのなんだったんだろう 神様に聞いてきたあとで 堕天使の弓矢に口止めされた 初めから知っていたんだよ 忘れた芝居をしてんだよ 貰いもんの剣を抱きしめている 何十回目の失望だろう? いっそ何もかもを捨ててしまいたいと きっと最後は何も残らない 愛も、紡いだ音も、名前も朽ちていく どうしてだろう? この胸の奥にこびり付いている 冬の夜の静寂に似た孤独を あなたはきっと知りもしないで 一人星を見ていた 赤い目の僕に気も留めないまま 隣に立ったあなたは遠くて くすんだ夢も見えなくなってしまって それでも追い続けて 偽物だって、真実(ほんとう)だって 今振り返ればただそこには ぼやけた記憶があった 廃物と化したアイロニー クリシェを抜け出したいのに 「また誰かの焼き直し?」 数多の星の屑たち 沈み消えゆくユースタシー 無慈悲な月の光 「アイデンティティさえまやかし?」 「盗んででも愛が欲しい?」 羊のような雲が浮かんだ昼すぎ 懐かしい歌が風に揺れている あなたの声で教えて貰った言葉 今でも忘れぬように 書き留めてる同じことを あなたみたいになれやしなくて あの月を追いかけるように 渇いた心は満たされないまま 時間が経って時間が経って 振り返る時目を逸らさぬように なぞる僕たちは ガラクタだって、ボロ切れだって 醒めぬ夢を追っていった先には 僕だけの光が、ずっと |
Ghost!?絶望的な希望の中 永遠のトンネルの中 ただ緩やかに死ぬために息をしているだけ 低俗な愛の連鎖で、擦り減り靄がかった脳には 不健全な栄養が必要になるだろう? 世界がアニメーションになっていく 君の仕業だろう、フィンセント? 賑やかだなぁ! バラバラの頭ん中で鳴った 指揮者のいないオーケストラ 全部抱き締めたい 生も、死も、愛も、憎も! ぶっ壊れた色彩の中で踊っていたいのに 現実から来たお化けに引き戻されてしまうよ 流動的な紋様の中 俺を観察する俺をまた俺が眺めている 意識のマトリョーシカ 脳内はEsたちのパレード 止まない独り言の奥から 自己否定が水面に頭をもたげてくる どうしたんだ、サイコシスなど気取って? 違う、俺は子供のように無垢でありたいだけ! バラバラの頭ん中で鳴った 指揮者のいないオーケストラ 開きっぱなしの瞳孔 全部が光って見えた ドロドロの眼球から飛び出し 踊り出したハルシネーション なんだこれは?おれは誰でここは何処なのかさえ わかる必要もないぜ 低俗な愛の連鎖なんて比較にもなんないくらいのさ 高潔な快楽の渦で目を回していたいんだ 喜びに震えている世界を 包み込むプネウマの その全てを見つけた ユーリカ! | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 絶望的な希望の中 永遠のトンネルの中 ただ緩やかに死ぬために息をしているだけ 低俗な愛の連鎖で、擦り減り靄がかった脳には 不健全な栄養が必要になるだろう? 世界がアニメーションになっていく 君の仕業だろう、フィンセント? 賑やかだなぁ! バラバラの頭ん中で鳴った 指揮者のいないオーケストラ 全部抱き締めたい 生も、死も、愛も、憎も! ぶっ壊れた色彩の中で踊っていたいのに 現実から来たお化けに引き戻されてしまうよ 流動的な紋様の中 俺を観察する俺をまた俺が眺めている 意識のマトリョーシカ 脳内はEsたちのパレード 止まない独り言の奥から 自己否定が水面に頭をもたげてくる どうしたんだ、サイコシスなど気取って? 違う、俺は子供のように無垢でありたいだけ! バラバラの頭ん中で鳴った 指揮者のいないオーケストラ 開きっぱなしの瞳孔 全部が光って見えた ドロドロの眼球から飛び出し 踊り出したハルシネーション なんだこれは?おれは誰でここは何処なのかさえ わかる必要もないぜ 低俗な愛の連鎖なんて比較にもなんないくらいのさ 高潔な快楽の渦で目を回していたいんだ 喜びに震えている世界を 包み込むプネウマの その全てを見つけた ユーリカ! |
Sad Girl一生、性と愛を引き換えにして、 「曖昧になった、不安がぜんぶ」なんて宣った 殺してやろうか?お望み通りに モルヒネ擬きの錠剤を噛み砕く音 あぁ、ドア越しに聞くのにも慣れたな それも全部タイムオーバー からっぽだね、きみ 死にゆく獣の眼みたいだ 「だってわたし、あなたみたいに音楽とか作れないし」 くだらないよね、それ 何者かになれたらいいだけ? ならインターネットでカラオケしてる方が随分マシだと思うけど わかってるよ? きみは夜の居場所を探して、身体を差し出して 何人と、何十人と、即席の愛を交わした? それでもいつも不安になって、飴玉流し込んで 何年も、何十年も、その後悔は続いていく When night time just went behind my back Your lies had just designed yourself Good morning, bitch I fucked up all of your places If you die they'll love you, I think You gonna trip again I'm fed up with your fake pains Getting stoned you covered the eyes and apologized to me That's all of your life though no rhyme's done well here Now I know Your wrist have rusted away And I know You're prey to boys like me They want you only for temporary desires I'm so sorry but just as you do わかってるよ? きみは夜の居場所を探して、身体を差し出して 何人と、何十人と、即席の愛を交わした? それでもいつも不安になって、飴玉流し込んで 何年も、何十年も、その後悔は続いていく | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 一生、性と愛を引き換えにして、 「曖昧になった、不安がぜんぶ」なんて宣った 殺してやろうか?お望み通りに モルヒネ擬きの錠剤を噛み砕く音 あぁ、ドア越しに聞くのにも慣れたな それも全部タイムオーバー からっぽだね、きみ 死にゆく獣の眼みたいだ 「だってわたし、あなたみたいに音楽とか作れないし」 くだらないよね、それ 何者かになれたらいいだけ? ならインターネットでカラオケしてる方が随分マシだと思うけど わかってるよ? きみは夜の居場所を探して、身体を差し出して 何人と、何十人と、即席の愛を交わした? それでもいつも不安になって、飴玉流し込んで 何年も、何十年も、その後悔は続いていく When night time just went behind my back Your lies had just designed yourself Good morning, bitch I fucked up all of your places If you die they'll love you, I think You gonna trip again I'm fed up with your fake pains Getting stoned you covered the eyes and apologized to me That's all of your life though no rhyme's done well here Now I know Your wrist have rusted away And I know You're prey to boys like me They want you only for temporary desires I'm so sorry but just as you do わかってるよ? きみは夜の居場所を探して、身体を差し出して 何人と、何十人と、即席の愛を交わした? それでもいつも不安になって、飴玉流し込んで 何年も、何十年も、その後悔は続いていく |
Cinnamon白いカーテンを透かすような 朝の太陽が目蓋を引っ剥がして 渇きと頭痛を癒すコーヒー おぉ、ありがとう ところで君はどこの誰? この怠惰が創造的であらんと願う 愛を飾る憎悪と死の予感 あぁ!なんて恐ろしい 僕らは少し不幸せなだけなのにね 湯上がりの首筋から 香った麝香の奥に 少し覚えのある匂いがした 愛をもっとくれないか 苦くても構わないよ ささくれだった心には 甘ったるい一匙のシナモンを 逃してしまった幸福を 他の誰と取り戻せばいいの? あの人の好きなお茶の匂いの 鼻につく甘さをまだ思い出せる 君の髪も声も肌も仕草も全て 見たこともないほど素敵だよ あぁ!なんていじらしい 僕らそれでも幸せとは遠いね 愛をもっとくれないか 苦くても構わないよ ささくれだった心には 甘ったるい一匙のシナモンを 目を瞑っても耳を塞いでも 鼻腔をくすぐるせいで 忘れてしまうことも叶わないんだ 愛をもっとくれないか 苦くても構わないよ あの人と同じように 甘ったるく微笑んでほしいだけ 僕はずっと嫌いだった 遠い国の匂いがした 心がぎゅっと懐かしくて その首をもう一度嗅いでしまう | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 白いカーテンを透かすような 朝の太陽が目蓋を引っ剥がして 渇きと頭痛を癒すコーヒー おぉ、ありがとう ところで君はどこの誰? この怠惰が創造的であらんと願う 愛を飾る憎悪と死の予感 あぁ!なんて恐ろしい 僕らは少し不幸せなだけなのにね 湯上がりの首筋から 香った麝香の奥に 少し覚えのある匂いがした 愛をもっとくれないか 苦くても構わないよ ささくれだった心には 甘ったるい一匙のシナモンを 逃してしまった幸福を 他の誰と取り戻せばいいの? あの人の好きなお茶の匂いの 鼻につく甘さをまだ思い出せる 君の髪も声も肌も仕草も全て 見たこともないほど素敵だよ あぁ!なんていじらしい 僕らそれでも幸せとは遠いね 愛をもっとくれないか 苦くても構わないよ ささくれだった心には 甘ったるい一匙のシナモンを 目を瞑っても耳を塞いでも 鼻腔をくすぐるせいで 忘れてしまうことも叶わないんだ 愛をもっとくれないか 苦くても構わないよ あの人と同じように 甘ったるく微笑んでほしいだけ 僕はずっと嫌いだった 遠い国の匂いがした 心がぎゅっと懐かしくて その首をもう一度嗅いでしまう |
初夏、殺意は街を浸す病のように青すぎる天井から逃れて、狂ったように冷えた箱の中 煙を喫む蘭服に睨まれて、自分が酷く愚かしく思えた コンクリートの上で気化する想像が、やけに生々しい 今日も渋谷の喧騒が灰に帰す夢で眠りに就く 君のその声が過去になる前に、僕を殺してくれないか 夏に毒されて茹だった頭で、それなりの愛を歌っている コンクリートの上を逃げてくように、 君の背中に渦巻く沈黙と怨恨を見送るとき 君がその声を捨ててしまう前に、僕を殺してくれないか 熱に冒されていかれた頭で、嘘塗れの愛を歌う 六月に溶けた花嫁のように、白が君を連れ去っても 神など要らない 夏の不条理に潰されぬように背を向けて 夏に毒されて茹だった頭で、それなりの愛を歌っている | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 青すぎる天井から逃れて、狂ったように冷えた箱の中 煙を喫む蘭服に睨まれて、自分が酷く愚かしく思えた コンクリートの上で気化する想像が、やけに生々しい 今日も渋谷の喧騒が灰に帰す夢で眠りに就く 君のその声が過去になる前に、僕を殺してくれないか 夏に毒されて茹だった頭で、それなりの愛を歌っている コンクリートの上を逃げてくように、 君の背中に渦巻く沈黙と怨恨を見送るとき 君がその声を捨ててしまう前に、僕を殺してくれないか 熱に冒されていかれた頭で、嘘塗れの愛を歌う 六月に溶けた花嫁のように、白が君を連れ去っても 神など要らない 夏の不条理に潰されぬように背を向けて 夏に毒されて茹だった頭で、それなりの愛を歌っている |
知らないあそび prod. indigo la End見えないところにまだ 浮ついた恥ずかしさが 戸惑うピアスの穴 透けて見えるような気がした おままごとのような触れ合いが 勝手に馴染んでたんだよ 愛しくなる 虚しくなる 繰り返す遊びのような わたくしごと あなたが知らない間にかいた冷たい汗 支えのないゴンドラ 何の疑いもなく乗るあなた いつもより軽い耳で 私は風を借りて踏み出す 揺れているよ まだ進む気配もないのにな 嘘つく前 優しくなる 見飽きたのにまだ痛くって 気付いたのに わかったのに どうにかしようとしてる 愛しくなる 虚しくなる 繰り返す遊びのような わたくしごと あなたが知らない間にかいた冷たい汗 「私はもうわかってるよ」 その言葉だけ言えなくて 薄闇の中で巡り合う幸せ 見つけようとしてる 上手くできないな 代わりに知らない遊びが増えていく 冷たい汗で あなたを濡らすこととかね | キタニタツヤ | 川谷絵音 | 川谷絵音 | | 見えないところにまだ 浮ついた恥ずかしさが 戸惑うピアスの穴 透けて見えるような気がした おままごとのような触れ合いが 勝手に馴染んでたんだよ 愛しくなる 虚しくなる 繰り返す遊びのような わたくしごと あなたが知らない間にかいた冷たい汗 支えのないゴンドラ 何の疑いもなく乗るあなた いつもより軽い耳で 私は風を借りて踏み出す 揺れているよ まだ進む気配もないのにな 嘘つく前 優しくなる 見飽きたのにまだ痛くって 気付いたのに わかったのに どうにかしようとしてる 愛しくなる 虚しくなる 繰り返す遊びのような わたくしごと あなたが知らない間にかいた冷たい汗 「私はもうわかってるよ」 その言葉だけ言えなくて 薄闇の中で巡り合う幸せ 見つけようとしてる 上手くできないな 代わりに知らない遊びが増えていく 冷たい汗で あなたを濡らすこととかね |
白無垢悲しくもなく ただ情けなくて俯いて 轍と足跡で泥まみれの 一昨日の雪に苛ついた 手を繋ぎ歩くような 綺麗なもんじゃないけれど 走馬燈のような思い出 少しだけ滲んだ 別に何も変わることはない 詮無い生活 が続くだけだぜ なんて狐と葡萄みたいなこと 吐き捨てるほど 虚しくなんだな いつかの君が纏った白無垢の雪は 暖かで柔い真綿のようでした いま僕の上に降って脆く崩れてくそれは 重く冷たい涙のようなみぞれでした アスファルトの泥を撥ねて 忙しく駆けずる人の群れの中 失うはずのないものを失い その残滓に縋りついていた 君にそれを告げられた朝 僕の表情は間抜けていただろう 想像しただけで笑えてくるのに 君は少しも笑わなかったな 優しい記憶だけ抱いて眠りたいのに アルコホルじゃこの目は冴えてしまうのだ 街を這いずり回ってただくだ巻いても虚しい 君に触れたい いつかの君が纏った白無垢の雪は 暖かで柔い真綿のようでした いま僕の上に降って痛みをぼかしてくれたのは 重く冷たい涙のようなみぞれでした せわしい街の只中なるしめやかさよ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 悲しくもなく ただ情けなくて俯いて 轍と足跡で泥まみれの 一昨日の雪に苛ついた 手を繋ぎ歩くような 綺麗なもんじゃないけれど 走馬燈のような思い出 少しだけ滲んだ 別に何も変わることはない 詮無い生活 が続くだけだぜ なんて狐と葡萄みたいなこと 吐き捨てるほど 虚しくなんだな いつかの君が纏った白無垢の雪は 暖かで柔い真綿のようでした いま僕の上に降って脆く崩れてくそれは 重く冷たい涙のようなみぞれでした アスファルトの泥を撥ねて 忙しく駆けずる人の群れの中 失うはずのないものを失い その残滓に縋りついていた 君にそれを告げられた朝 僕の表情は間抜けていただろう 想像しただけで笑えてくるのに 君は少しも笑わなかったな 優しい記憶だけ抱いて眠りたいのに アルコホルじゃこの目は冴えてしまうのだ 街を這いずり回ってただくだ巻いても虚しい 君に触れたい いつかの君が纏った白無垢の雪は 暖かで柔い真綿のようでした いま僕の上に降って痛みをぼかしてくれたのは 重く冷たい涙のようなみぞれでした せわしい街の只中なるしめやかさよ |
次回予告始業のベルで僕は舞台に立たされる 代わり映えのしない決まった時間、場所で 「いけ、たたかえ、まけないで!」 「せいぎはかつ、まけたらわるもの?」 子供の夢で彩られた大人たちの朝 何故こんなにも許せない? 受け入れたこれまでの日々を (来週の君は負け犬です!) (20年後の君も以下同文です!) ネタバラシでさえ書き換える 幕が上がる また同じオープニングテーマが鳴る 予定調和の今日が始まる それでも続けよう、誰のために? 麻痺るまでループした日々を はみ出して性懲りもなく足掻く 予想を、期待を、裏切ってしまえ 次回予告の僕を また朝が来て僕は舞台に立たされる 代わり映えのしない決まった時間、場所で 「行け、戦え、負けないで?」 「正義は勝つ、負けたら悪者!」 生きてることが偉いなんて嘘は ここじゃあ意味をなさない いつの間にか毎日を安っぽいクリシェで満たして このゲームから降りたふりでやり過ごして、何が幸福? 理由もなくこの世界は在るし 理由もなく僕らを嘲るし 理由もなく生まれ生きたしるしを どこかに置いていかなくちゃ 履き潰した靴の底のように 進めば擦り減る僕らの未来 結末の見えた物語を 少しは愛せるように また同じオープニングテーマが鳴る 予定調和の今日が始まる それでも続けよう、誰のために? 麻痺るまでループした日々を はみ出して性懲りもなく足掻く 予想を、期待を、裏切ってしまえ 次回予告の僕を エンディングの時間が来たよ 今日も楽しんでくれたかな 次回も同じ日々が来るよ 来週もまた乞うご期待 | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | 始業のベルで僕は舞台に立たされる 代わり映えのしない決まった時間、場所で 「いけ、たたかえ、まけないで!」 「せいぎはかつ、まけたらわるもの?」 子供の夢で彩られた大人たちの朝 何故こんなにも許せない? 受け入れたこれまでの日々を (来週の君は負け犬です!) (20年後の君も以下同文です!) ネタバラシでさえ書き換える 幕が上がる また同じオープニングテーマが鳴る 予定調和の今日が始まる それでも続けよう、誰のために? 麻痺るまでループした日々を はみ出して性懲りもなく足掻く 予想を、期待を、裏切ってしまえ 次回予告の僕を また朝が来て僕は舞台に立たされる 代わり映えのしない決まった時間、場所で 「行け、戦え、負けないで?」 「正義は勝つ、負けたら悪者!」 生きてることが偉いなんて嘘は ここじゃあ意味をなさない いつの間にか毎日を安っぽいクリシェで満たして このゲームから降りたふりでやり過ごして、何が幸福? 理由もなくこの世界は在るし 理由もなく僕らを嘲るし 理由もなく生まれ生きたしるしを どこかに置いていかなくちゃ 履き潰した靴の底のように 進めば擦り減る僕らの未来 結末の見えた物語を 少しは愛せるように また同じオープニングテーマが鳴る 予定調和の今日が始まる それでも続けよう、誰のために? 麻痺るまでループした日々を はみ出して性懲りもなく足掻く 予想を、期待を、裏切ってしまえ 次回予告の僕を エンディングの時間が来たよ 今日も楽しんでくれたかな 次回も同じ日々が来るよ 来週もまた乞うご期待 |
スカー青天井はどうしようもなく澄み渡っている 為す術のない僕に芽吹いた焦燥が膨らんでいく どうしたって臆病な僕らを笑うように 幾千の眼が覗いた 何度も何度も折れた魂をただ 抱きしめるだけ いつか灰になるその日まで 飲み込んできた悲しみの全てが僕を 形作った 色で満たした そうして歩いてきたんだろう? 呼吸と同じようにひとつひとつ重ねてきたんだ この掌の 数えきれない 消えなくなった傷跡が僕の 証だ しるしだ 向かい合ったあの恐怖も 刻んで、共にまた歩き出した 青天井はどうしようもなく澄み渡っている 濃く落ちる影法師のように虚しさが懐いてくる どうしたって痛む傷を癒すように 諦めへと僕の手を引いた 何度も何度も後悔を重ねて それでもまだ ちらつく光が眩しくて この目に映った希望の全てがいつか 崩れ去って 黒く濁って 変わり果ててしまっても 歪んだ失望の囁きを掻き消すように 魂の奥で 誰か叫んだ 与えられた明日に意味などないと ただ立ち止まって座り込んで終わりを待つなら 後悔も失望もいらないのに 闇に抗って選び取って明日を強請るあなたの 美しさに憧れてしまった 間違って、幾つ悔やんで、明日が怖くて、傷を背負った 誰にも渡せない 僕だけの痛みだ 飲み込んできた悲しみの全てが僕を 形作った 色で満たした そうして歩いてきたんだろう? 呼吸と同じようにひとつひとつ重ねてきたんだ この掌の 数えきれない 消えなくなった傷跡が僕の 証だ しるしだ 向かい合ったあの恐怖も 刻んで、共にまた歩き出した | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 青天井はどうしようもなく澄み渡っている 為す術のない僕に芽吹いた焦燥が膨らんでいく どうしたって臆病な僕らを笑うように 幾千の眼が覗いた 何度も何度も折れた魂をただ 抱きしめるだけ いつか灰になるその日まで 飲み込んできた悲しみの全てが僕を 形作った 色で満たした そうして歩いてきたんだろう? 呼吸と同じようにひとつひとつ重ねてきたんだ この掌の 数えきれない 消えなくなった傷跡が僕の 証だ しるしだ 向かい合ったあの恐怖も 刻んで、共にまた歩き出した 青天井はどうしようもなく澄み渡っている 濃く落ちる影法師のように虚しさが懐いてくる どうしたって痛む傷を癒すように 諦めへと僕の手を引いた 何度も何度も後悔を重ねて それでもまだ ちらつく光が眩しくて この目に映った希望の全てがいつか 崩れ去って 黒く濁って 変わり果ててしまっても 歪んだ失望の囁きを掻き消すように 魂の奥で 誰か叫んだ 与えられた明日に意味などないと ただ立ち止まって座り込んで終わりを待つなら 後悔も失望もいらないのに 闇に抗って選び取って明日を強請るあなたの 美しさに憧れてしまった 間違って、幾つ悔やんで、明日が怖くて、傷を背負った 誰にも渡せない 僕だけの痛みだ 飲み込んできた悲しみの全てが僕を 形作った 色で満たした そうして歩いてきたんだろう? 呼吸と同じようにひとつひとつ重ねてきたんだ この掌の 数えきれない 消えなくなった傷跡が僕の 証だ しるしだ 向かい合ったあの恐怖も 刻んで、共にまた歩き出した |
素敵なしゅうまつを!虚しさ未満の何かがもやついて 鼻が詰まったみたいな朝 四角で彩られた街 何もかもが少しずつずれてったんだ 黙示録はよいこのため 破滅の時には抱き合って、さぁ祈りを! 裸足のまま逃げ出すような お行儀の悪い子から順に摘まれていく どこかで息を潜めている悪意が 目覚めたらもう戻れない あの針が12を指せば終わり のんびり構えて待っていよう? それではみなさまごきげんよう! 天国で会えるといいね 風船に空いた穴のように 前触れもなくやってくるんだ 「素敵なしゅうまつを!」 どっかの誰かが紅茶飲んで待っているのなら 「素敵なしゅうまつを!」 恋人を愛して、大人しくエンドロールを観ていよう 思えば僕らの明日は 端っから決まって不明瞭な見通しでした ヴァルプルギスの夜が来て 誰も彼も騒がしく浮き足立った 終着の駅に着けば徒歩でゆけるよ 諍いのない海まで 巨大な鉄の蛇の巣を お行儀よく苛立つ葬列は進んでいく 水平線に飲まれるほど 空は落ち太陽が溺れてる 祈りの宛先が番外地なら 黙祷に意味はないとおもう それではみなさまごきげんよう! 天国(仮)で会えるといいね 感傷に浸る間もないけど 合言葉は決めといたんだ 「素敵なしゅうまつを!」 どっかの誰かが紅茶飲んで待っているのなら 「素敵なしゅうまつを!」 恋人を愛して、大人しくエンドロールを観ていよう 「素敵なしゅうまつを!」 誰が作った映画か 神への畏怖を失ってしまったら 「素敵なしゅうまつを!」 みんな席を立ってく ポストクレジットは誰も観ていない | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | Mizore・Tatsuya Kitani | 虚しさ未満の何かがもやついて 鼻が詰まったみたいな朝 四角で彩られた街 何もかもが少しずつずれてったんだ 黙示録はよいこのため 破滅の時には抱き合って、さぁ祈りを! 裸足のまま逃げ出すような お行儀の悪い子から順に摘まれていく どこかで息を潜めている悪意が 目覚めたらもう戻れない あの針が12を指せば終わり のんびり構えて待っていよう? それではみなさまごきげんよう! 天国で会えるといいね 風船に空いた穴のように 前触れもなくやってくるんだ 「素敵なしゅうまつを!」 どっかの誰かが紅茶飲んで待っているのなら 「素敵なしゅうまつを!」 恋人を愛して、大人しくエンドロールを観ていよう 思えば僕らの明日は 端っから決まって不明瞭な見通しでした ヴァルプルギスの夜が来て 誰も彼も騒がしく浮き足立った 終着の駅に着けば徒歩でゆけるよ 諍いのない海まで 巨大な鉄の蛇の巣を お行儀よく苛立つ葬列は進んでいく 水平線に飲まれるほど 空は落ち太陽が溺れてる 祈りの宛先が番外地なら 黙祷に意味はないとおもう それではみなさまごきげんよう! 天国(仮)で会えるといいね 感傷に浸る間もないけど 合言葉は決めといたんだ 「素敵なしゅうまつを!」 どっかの誰かが紅茶飲んで待っているのなら 「素敵なしゅうまつを!」 恋人を愛して、大人しくエンドロールを観ていよう 「素敵なしゅうまつを!」 誰が作った映画か 神への畏怖を失ってしまったら 「素敵なしゅうまつを!」 みんな席を立ってく ポストクレジットは誰も観ていない |
Stoned Child不幸自慢とアルコール 爆弾みたいなチャンポンかまして (tick, tick-tock, tick-tock) 気づいたら知らないベッドの上 絞首台で待っている囚人みたいにビクついてたって (ding, ding-dong, ding-dong) 時間切れのチャイムが鳴った マヒった脳がやらかくなってく! 千鳥みたいにジグザグに踊っている みっともないよな アミグダラとろけだしてしまう! この世の全部を許したくなった まぁ一息つこうぜ ウィーアーストーンドチルドレン 流れていく時間はずっとスロウなままで 感覚だけ尖っていった 「人間なんて辞めちまおうぜ」 ウィーアーストーンドチルドレン かわいそうな私、だなんて ベロベロに酔っ払ってもいいじゃないか 足がもつれて歩けないね 繰り返す同じ話 中身は無しの数時間 ふらつく足踏み出し 疼き出すマンチー そしてまた後悔 チルタイム終わりの合図 「閉店のお時間です」 始発を待つ間に昇る太陽が この無為な生活を照らした バグった脳に警告の痛み グロい夢ん中で絶頂したんだ どうしようもないな また出会ったね ピンクの亡霊 鼓膜を裂くような声で喚いている そうカリカリすんなよ ウィーアーストーンドチルドレン 流れていく時間はずっとスロウなままで 感覚だけ尖っていった 「人間なんて辞めちまおうぜ」 ウィーアーストーンドチルドレン かわいそうな私、だなんて ベロベロに酔っ払ってもいいじゃないか 足がもつれて歩けないね へべれけじゃなきゃ生きれないよ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 不幸自慢とアルコール 爆弾みたいなチャンポンかまして (tick, tick-tock, tick-tock) 気づいたら知らないベッドの上 絞首台で待っている囚人みたいにビクついてたって (ding, ding-dong, ding-dong) 時間切れのチャイムが鳴った マヒった脳がやらかくなってく! 千鳥みたいにジグザグに踊っている みっともないよな アミグダラとろけだしてしまう! この世の全部を許したくなった まぁ一息つこうぜ ウィーアーストーンドチルドレン 流れていく時間はずっとスロウなままで 感覚だけ尖っていった 「人間なんて辞めちまおうぜ」 ウィーアーストーンドチルドレン かわいそうな私、だなんて ベロベロに酔っ払ってもいいじゃないか 足がもつれて歩けないね 繰り返す同じ話 中身は無しの数時間 ふらつく足踏み出し 疼き出すマンチー そしてまた後悔 チルタイム終わりの合図 「閉店のお時間です」 始発を待つ間に昇る太陽が この無為な生活を照らした バグった脳に警告の痛み グロい夢ん中で絶頂したんだ どうしようもないな また出会ったね ピンクの亡霊 鼓膜を裂くような声で喚いている そうカリカリすんなよ ウィーアーストーンドチルドレン 流れていく時間はずっとスロウなままで 感覚だけ尖っていった 「人間なんて辞めちまおうぜ」 ウィーアーストーンドチルドレン かわいそうな私、だなんて ベロベロに酔っ払ってもいいじゃないか 足がもつれて歩けないね へべれけじゃなきゃ生きれないよ |
ずうっといっしょ!充電器を貸して!またあなたのせいであたしすり減った 終電見逃してまたあたしのせいで帰れなくなった 繋がっていようね、消耗戦に持ち込んで お互いに足を引っ張ったアオハル 沈殿した思い出でずうっといっしょ! 参観日にだって誰からも見られていない気がしたんだ 散々シニカって昼の街に期待しないようにしたんだ そうやって守った孤独さえめちゃくちゃになった あたしいつだって死にたくて仕方ない こんな顔だいじにしたいと思えないもん 共に過ごした日々が ささやかな幸せが かけがえのないトラウマになってたらいいな はなればなれなんて誰かが吐かせたバグだよね? あなたの一生の後悔として添い遂げるよ Q. 大切なものって、なあに? A. 今失くしたそれ あたしと間違いを犯しちゃったんだ 取り返しがつかないね 健やかなるときも病める時も グロい履歴の中でずうっといっしょ! もうちょっとふつうに悲しいこと悲しいと思いたかった 長調のチューンに感情委託して楽になりたかった 「せいぜい一生懸命に生きてくださいね」 あたしいつだって死にたくて仕方ない あんな歌の言いなりになっていたくないの あなただけひとりで あたしの目を盗んで 幸せになろうなんて思わないで 髪を乾かしてくれた夜から あたしは壊されたんだよ あなたの一生の後悔として添い遂げるよ 外れなくなってしまった指輪みたいに 何度もずっとフラッシュバックしている、最低だよ 一緒に居た時の方があたし可愛かったなあ あなたの一生の後悔として添い遂げるよ Q. 大切なものって、なあに? A. 今失くしたそれ あたしと間違いを犯しちゃったんだ 取り返しがつかないね 健やかなるときも病める時も 他の誰かと眠っていても お揃いの悪夢でずうっといっしょ! | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | 充電器を貸して!またあなたのせいであたしすり減った 終電見逃してまたあたしのせいで帰れなくなった 繋がっていようね、消耗戦に持ち込んで お互いに足を引っ張ったアオハル 沈殿した思い出でずうっといっしょ! 参観日にだって誰からも見られていない気がしたんだ 散々シニカって昼の街に期待しないようにしたんだ そうやって守った孤独さえめちゃくちゃになった あたしいつだって死にたくて仕方ない こんな顔だいじにしたいと思えないもん 共に過ごした日々が ささやかな幸せが かけがえのないトラウマになってたらいいな はなればなれなんて誰かが吐かせたバグだよね? あなたの一生の後悔として添い遂げるよ Q. 大切なものって、なあに? A. 今失くしたそれ あたしと間違いを犯しちゃったんだ 取り返しがつかないね 健やかなるときも病める時も グロい履歴の中でずうっといっしょ! もうちょっとふつうに悲しいこと悲しいと思いたかった 長調のチューンに感情委託して楽になりたかった 「せいぜい一生懸命に生きてくださいね」 あたしいつだって死にたくて仕方ない あんな歌の言いなりになっていたくないの あなただけひとりで あたしの目を盗んで 幸せになろうなんて思わないで 髪を乾かしてくれた夜から あたしは壊されたんだよ あなたの一生の後悔として添い遂げるよ 外れなくなってしまった指輪みたいに 何度もずっとフラッシュバックしている、最低だよ 一緒に居た時の方があたし可愛かったなあ あなたの一生の後悔として添い遂げるよ Q. 大切なものって、なあに? A. 今失くしたそれ あたしと間違いを犯しちゃったんだ 取り返しがつかないね 健やかなるときも病める時も 他の誰かと眠っていても お揃いの悪夢でずうっといっしょ! |
聖者の行進パッと見綺麗な幸福の偽装 メッキが剥がれ落ちた 一枚の薄皮隔てた先で グロいものがなんか呻いていた 人間の間に沈殿した どす黒いものが暴発する日 それにずっと怯える僕達は 緩慢な死の最中にあるみたいだ 無力を呪う声と 救いを祈る声が 混ざったような歌が聞こえる 全て飲み込んでしまうように 進んでゆく聖者の行進 弱い僕らさえも赦して 連れ去ってしまう 破壊でもなく救済でもなく 全てを均す聖者の行進 打ちのめされてしまった僕らの 憂いを払ってくれ、なぁ どうして僕たちの幸福の種は 一向に芽吹かないの? 一体どれくらいの暗い闇の底で 泣いてもがいて過ごしたらいい? 山積みの不幸の上に立つ 見せかけの理想、薄ら寒いね 平穏な日々は帰ってこない 熱狂をもたらす僕らのマーチングバンド 産声を上げた日から 悲しみを知った日から 僕らは擦り切れていった 無力を呪う声と 救いを祈る声が 混ざったような歌が聞こえる 全て飲み込んでしまうように 進んでゆく聖者の行進 弱い僕らさえも赦して 連れ去ってしまう 向かう先で待っているのが 楽園だろうが地獄だろうが このパレードは進み続けるだけ 怒りや悲しみの歌を歌いながら 跋扈する悪魔を踏み潰して 震える心臓が止まってしまうまで | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | Tatsuya Kitani | パッと見綺麗な幸福の偽装 メッキが剥がれ落ちた 一枚の薄皮隔てた先で グロいものがなんか呻いていた 人間の間に沈殿した どす黒いものが暴発する日 それにずっと怯える僕達は 緩慢な死の最中にあるみたいだ 無力を呪う声と 救いを祈る声が 混ざったような歌が聞こえる 全て飲み込んでしまうように 進んでゆく聖者の行進 弱い僕らさえも赦して 連れ去ってしまう 破壊でもなく救済でもなく 全てを均す聖者の行進 打ちのめされてしまった僕らの 憂いを払ってくれ、なぁ どうして僕たちの幸福の種は 一向に芽吹かないの? 一体どれくらいの暗い闇の底で 泣いてもがいて過ごしたらいい? 山積みの不幸の上に立つ 見せかけの理想、薄ら寒いね 平穏な日々は帰ってこない 熱狂をもたらす僕らのマーチングバンド 産声を上げた日から 悲しみを知った日から 僕らは擦り切れていった 無力を呪う声と 救いを祈る声が 混ざったような歌が聞こえる 全て飲み込んでしまうように 進んでゆく聖者の行進 弱い僕らさえも赦して 連れ去ってしまう 向かう先で待っているのが 楽園だろうが地獄だろうが このパレードは進み続けるだけ 怒りや悲しみの歌を歌いながら 跋扈する悪魔を踏み潰して 震える心臓が止まってしまうまで |
それでも僕らの呼吸は止まない立ち止まってしまった日の記憶、回想に意味はないのに 明日への恐怖に目を背けて、救済を願ってしまうな 「答えはどこにも転がっていない」 君は今を見据えているか 「この生に意味を与えるのは」 僕で、君だ 気づいているだろう ただそこで息をしていても、救いなんてないよ、そう 未来に縋って呼吸を繰り返していくこと きっと何十回も何千回もこの人生に失望して、その度自分を嫌うのだろう きっと何百回も何万回も食傷した劣等感に沈んで、 それでもこうして歌っている 僕の凡庸を知った日のこと こんな運命を恨んでも 明日もどうせ変われないまま、感傷に浸っているだけ 「お前の無力さを呪っていても」 神は何も与えてはくれない 「その生に意味があるとすれば」 お前がその目を凝らして探せよ ただそこで息をしていても、救いなんてないよ、そう 未来に縋って命を燃やしてみせてよ きっと何十回も何千回も不甲斐ない僕を嘲笑して、 その度鼓膜を揺らすのだろう きっと何百回も何万回もくだらない生を終えようとしている それでも呼吸は止まらないな いま呼吸をしている君も僕もこの人生に失望して、 それでも命を燃やすのだろう たかが数十年の一生涯に希望が無くても、その命の火は きっと何十回も何千回もこの人生に失望して、その度自分を嫌うのだろう きっと何百回も何万回も食傷した劣等感に沈んで、 それでもこうして生きている | キタニタツヤ | キタニタツヤ | キタニタツヤ | | 立ち止まってしまった日の記憶、回想に意味はないのに 明日への恐怖に目を背けて、救済を願ってしまうな 「答えはどこにも転がっていない」 君は今を見据えているか 「この生に意味を与えるのは」 僕で、君だ 気づいているだろう ただそこで息をしていても、救いなんてないよ、そう 未来に縋って呼吸を繰り返していくこと きっと何十回も何千回もこの人生に失望して、その度自分を嫌うのだろう きっと何百回も何万回も食傷した劣等感に沈んで、 それでもこうして歌っている 僕の凡庸を知った日のこと こんな運命を恨んでも 明日もどうせ変われないまま、感傷に浸っているだけ 「お前の無力さを呪っていても」 神は何も与えてはくれない 「その生に意味があるとすれば」 お前がその目を凝らして探せよ ただそこで息をしていても、救いなんてないよ、そう 未来に縋って命を燃やしてみせてよ きっと何十回も何千回も不甲斐ない僕を嘲笑して、 その度鼓膜を揺らすのだろう きっと何百回も何万回もくだらない生を終えようとしている それでも呼吸は止まらないな いま呼吸をしている君も僕もこの人生に失望して、 それでも命を燃やすのだろう たかが数十年の一生涯に希望が無くても、その命の火は きっと何十回も何千回もこの人生に失望して、その度自分を嫌うのだろう きっと何百回も何万回も食傷した劣等感に沈んで、 それでもこうして生きている |