お祝い音頭めでた めでたの この晴の日に 赤と白との 幕があく 苦労の種も 芽がふいて 祝いの花が パッと咲く 唄え踊れや 輪になって 手拍子そろえて お祝い音頭 祝い事には 松竹梅と 鶴と亀とに 酒がつく 老いも若きも その笑顔 お金じゃ買えぬ 宝もの 唄え踊れや 輪になって 手拍子そろえて お祝い音頭 そろた そろたよ 達磨の顔に 両目パッチリ 目がそろた お祝い音頭で 鬼は外 生きてりゃきっと 福が来る 唄え踊れや 輪になって 手拍子そろえて お祝い音頭 | 水貴かおり | 万城たかし | 高野かつみ | 牧野三朗 | めでた めでたの この晴の日に 赤と白との 幕があく 苦労の種も 芽がふいて 祝いの花が パッと咲く 唄え踊れや 輪になって 手拍子そろえて お祝い音頭 祝い事には 松竹梅と 鶴と亀とに 酒がつく 老いも若きも その笑顔 お金じゃ買えぬ 宝もの 唄え踊れや 輪になって 手拍子そろえて お祝い音頭 そろた そろたよ 達磨の顔に 両目パッチリ 目がそろた お祝い音頭で 鬼は外 生きてりゃきっと 福が来る 唄え踊れや 輪になって 手拍子そろえて お祝い音頭 |
女の雪月花雪のひとひら 紅筆で 女を染めて 夢を見る この命 はかなくて 春の日が まだ遠い 惚れて三年 焦がれて三月 恋に降りつむ 雪の舞い 蒼月の光の ひとしずく 恋待川に 降ればいい ひと目だけ 逢いたくて 愛しさに 泣けてくる 夢の櫓をこぐ 十六夜舟の 恋にしぐれる 月の舞い 花の舞台は 艶やかに 炎えて咲きたい おんな故 四季はただ 流れゆき こころだけ 冬仕度 春を憎んで また春を待つ 恋は緋桜 花の舞い | 水貴かおり | 万城たかし | 高野かつみ | 牧野三朗 | 雪のひとひら 紅筆で 女を染めて 夢を見る この命 はかなくて 春の日が まだ遠い 惚れて三年 焦がれて三月 恋に降りつむ 雪の舞い 蒼月の光の ひとしずく 恋待川に 降ればいい ひと目だけ 逢いたくて 愛しさに 泣けてくる 夢の櫓をこぐ 十六夜舟の 恋にしぐれる 月の舞い 花の舞台は 艶やかに 炎えて咲きたい おんな故 四季はただ 流れゆき こころだけ 冬仕度 春を憎んで また春を待つ 恋は緋桜 花の舞い |
海峡みれん泣いて涙が 乾くころ 船は港に 着くかしら たった一人で 出直す旅も きっと心に 心にきっと あなた…あなた棲んでる 海峡みれん 逃げてみたって 幸せに なれるあてなど ない私 うしろ髪ひく かもめの群れよ どうか伝えて 伝えてどうか いまも…いまも恋しい 海峡みれん 雨がみぞれに 変わるころ 海になみだの 霧が降る 船にさよなら 告げてはみても ゆこか戻ろか 戻ろかゆこか おんな…女さざ波 海峡みれん | 水貴かおり | 万城たかし | 宮下健治 | 前田俊明 | 泣いて涙が 乾くころ 船は港に 着くかしら たった一人で 出直す旅も きっと心に 心にきっと あなた…あなた棲んでる 海峡みれん 逃げてみたって 幸せに なれるあてなど ない私 うしろ髪ひく かもめの群れよ どうか伝えて 伝えてどうか いまも…いまも恋しい 海峡みれん 雨がみぞれに 変わるころ 海になみだの 霧が降る 船にさよなら 告げてはみても ゆこか戻ろか 戻ろかゆこか おんな…女さざ波 海峡みれん |
くれない酒場紅い椿の 咲くのれん 夜の小路(こみち)に 揺れている おちょこ手酌の ひとり言 馬鹿な女の 身の上を 聞いてください くれない酒場 あれは三月 花のころ 恋のかけらも 捨てたのに お酒のむたび 悲しみが 過ぎたあの人 連れもどす 抱いてください くれない酒場 まるで子猫が 座るよな 席はいつでも 隅のかど 出汁(だし)は涙の みれん味 箸でつまんだ 愚痴ひとつ 聞いてください くれない酒場 | 水貴かおり | 万城たかし | 宮下健治 | 前田俊明 | 紅い椿の 咲くのれん 夜の小路(こみち)に 揺れている おちょこ手酌の ひとり言 馬鹿な女の 身の上を 聞いてください くれない酒場 あれは三月 花のころ 恋のかけらも 捨てたのに お酒のむたび 悲しみが 過ぎたあの人 連れもどす 抱いてください くれない酒場 まるで子猫が 座るよな 席はいつでも 隅のかど 出汁(だし)は涙の みれん味 箸でつまんだ 愚痴ひとつ 聞いてください くれない酒場 |
他人情話素顔のままで 湯上り帯を うしろから 女房みたいに 添えて巻く 所詮悲しい 他人の宿は 冷えたお酒に 愚痴ばなし おんな おんな 馬鹿なおんな 浮草の花 根無しのままで 咲けるのに 命かけても 咲かぬ恋 所詮結べぬ 他人の絆 途切れ途切れの もつれ糸 おんな おんな 馬鹿なおんな この細流が あしたの別れ 急かすよで 眠れないのよ 腕の中 所詮流れる 他人の川は 恋に溺れる 舟もない おんな おんな 馬鹿なおんな | 水貴かおり | 万城たかし | 伊藤雪彦 | | 素顔のままで 湯上り帯を うしろから 女房みたいに 添えて巻く 所詮悲しい 他人の宿は 冷えたお酒に 愚痴ばなし おんな おんな 馬鹿なおんな 浮草の花 根無しのままで 咲けるのに 命かけても 咲かぬ恋 所詮結べぬ 他人の絆 途切れ途切れの もつれ糸 おんな おんな 馬鹿なおんな この細流が あしたの別れ 急かすよで 眠れないのよ 腕の中 所詮流れる 他人の川は 恋に溺れる 舟もない おんな おんな 馬鹿なおんな |
天まであがれどうせ男と 生まれたからにゃ 中途半端じゃ 世間が嗤(わら)う 夢を持つなら でっかい夢を 空は嵐の 修羅場でも 雲間を越えりゃ 晴れになる てん・てん・てん・てん・天まであがれ たとえ小さな 体であろと 弾みつけたら 勝負に勝てる 腕を組むより 拳を上げろ 「真(まこと)」一字の 男みち 地味でも一つ また一つ てん・てん・てん・てん・天まであがれ 浪曲(なにわ)節なら 唸って何ぼ 泣いて人生 唸るはアホや 笑顔千両 笑って暮らせ 夜空(そら)に無限の 星の砂 掴んで輝(ひか)る 人になれ てん・てん・てん・てん・天まであがれ | 水貴かおり | 万城たかし | 宮下健治 | 石倉重信 | どうせ男と 生まれたからにゃ 中途半端じゃ 世間が嗤(わら)う 夢を持つなら でっかい夢を 空は嵐の 修羅場でも 雲間を越えりゃ 晴れになる てん・てん・てん・てん・天まであがれ たとえ小さな 体であろと 弾みつけたら 勝負に勝てる 腕を組むより 拳を上げろ 「真(まこと)」一字の 男みち 地味でも一つ また一つ てん・てん・てん・てん・天まであがれ 浪曲(なにわ)節なら 唸って何ぼ 泣いて人生 唸るはアホや 笑顔千両 笑って暮らせ 夜空(そら)に無限の 星の砂 掴んで輝(ひか)る 人になれ てん・てん・てん・てん・天まであがれ |
みちのく舟唄おんな船頭 十六夜(いざよい)舟は あなた来ぬかと ただ待つばかり 舟に棹さしゃ 砂鉄の川に 寄せる白波 片恋しぶき 私しゃおばこの 南部みちのく 屋形船 きしむ恋舟 この川下り 連れて行ってよ 恋しい人へ 墨絵ぼかしの 夢からさめて 焦がれ泣きする 枕も濡れる 水面(みず)に三日月 南部みちのく 宵あかり 紅をひと刷毛(はけ) 紅葉(もみじ)の帯が 旅のお人と 知りつつ惚れた どこに居るやら また気にかかる げいび追分 晩秋しぐれ ひと目逢いたや 南部みちのく 獅子ヶ鼻(ししがはな) | 水貴かおり | 万城たかし | 宮下健治 | 石倉重信 | おんな船頭 十六夜(いざよい)舟は あなた来ぬかと ただ待つばかり 舟に棹さしゃ 砂鉄の川に 寄せる白波 片恋しぶき 私しゃおばこの 南部みちのく 屋形船 きしむ恋舟 この川下り 連れて行ってよ 恋しい人へ 墨絵ぼかしの 夢からさめて 焦がれ泣きする 枕も濡れる 水面(みず)に三日月 南部みちのく 宵あかり 紅をひと刷毛(はけ) 紅葉(もみじ)の帯が 旅のお人と 知りつつ惚れた どこに居るやら また気にかかる げいび追分 晩秋しぐれ ひと目逢いたや 南部みちのく 獅子ヶ鼻(ししがはな) |