記憶の部屋君と住む予定だったあの部屋は もうどこかの誰かが僕らの代わりに幸せに暮らしていると聴きました 君が一杯にしていった灰皿は まだ換気扇の下で パンクしそうな瞬間が多すぎる どうしたら生身でいられるのでしょうか? 緑色のアパートで 君と住む予定だったあの部屋は もうどこかの誰かが僕らと同じように きっとすぐどうにかなるような 始まる前から終わるような そんな夜を過ごしているのでしょう 玄関の電球が切れたまま もう何日も薄暗いドア奥に 呟く 度数の合わなくなったコンタクト 見たくないものまで見えるくらいなら このままでいいや 君と住む予定だったあの部屋は もうどこかの誰かが僕らと同じように きっとすぐどうにかなるような 始まる前から終わるような そんな夜を 君と住む予定だったあの部屋は もうどこかの誰かが僕らと同じように きっとすぐどうにかなるような 始まる前から終わるような そんな夜を過ごしているのでしょう | 青虫 | くじら | くじら | くじら | 君と住む予定だったあの部屋は もうどこかの誰かが僕らの代わりに幸せに暮らしていると聴きました 君が一杯にしていった灰皿は まだ換気扇の下で パンクしそうな瞬間が多すぎる どうしたら生身でいられるのでしょうか? 緑色のアパートで 君と住む予定だったあの部屋は もうどこかの誰かが僕らと同じように きっとすぐどうにかなるような 始まる前から終わるような そんな夜を過ごしているのでしょう 玄関の電球が切れたまま もう何日も薄暗いドア奥に 呟く 度数の合わなくなったコンタクト 見たくないものまで見えるくらいなら このままでいいや 君と住む予定だったあの部屋は もうどこかの誰かが僕らと同じように きっとすぐどうにかなるような 始まる前から終わるような そんな夜を 君と住む予定だったあの部屋は もうどこかの誰かが僕らと同じように きっとすぐどうにかなるような 始まる前から終わるような そんな夜を過ごしているのでしょう |
ケーキみたいだこんな遅くにどうしたの、 今日は来ないんじゃなかったっけ そこじゃ寒いから、早く入ってよ 手洗ったら話聞くから、タオルそこにあるから どうしようもなくなってから始まる僕らの話をしようか ドラマにも小説にもならないけど 体温のある三文芝居を なりたいような人とは真逆の方に寝転がっていく 水溜りばかり見えている 鉛の水を飲んだ様 僕以外の全部 華やかな街で 内臓にほら直に触れている様 めくるめく巻末の答えだけ無い 傘に映る水滴 佇む街灯 同じ帰り道をゆこうよ 全て後悔にしてしまうのなら今 やめちまえよ やめたらいいよね ドラマにも小説にもならないけど 体温のある三文芝居を なりたいような人とは真逆の方に寝転がっていく | 青虫 | くじら | くじら | くじら | こんな遅くにどうしたの、 今日は来ないんじゃなかったっけ そこじゃ寒いから、早く入ってよ 手洗ったら話聞くから、タオルそこにあるから どうしようもなくなってから始まる僕らの話をしようか ドラマにも小説にもならないけど 体温のある三文芝居を なりたいような人とは真逆の方に寝転がっていく 水溜りばかり見えている 鉛の水を飲んだ様 僕以外の全部 華やかな街で 内臓にほら直に触れている様 めくるめく巻末の答えだけ無い 傘に映る水滴 佇む街灯 同じ帰り道をゆこうよ 全て後悔にしてしまうのなら今 やめちまえよ やめたらいいよね ドラマにも小説にもならないけど 体温のある三文芝居を なりたいような人とは真逆の方に寝転がっていく |
ゆぶね風のない穏やかな街をゆく 街をゆく 耳元で脈の音 まだ晴れ 陽の匂いとあの温度 混ざる部屋 帰り道 今日はもうケーキ買うまである お湯に溶けた花の色 膝が伸ばせないゆぶねで 掬えば掬う程褪せる 鏡の曇りに絵を描く 綺麗な言葉になって、静謐のおばけになって 口から出るいのちを 聴こえない声をきいて? こどもとおとなのあいだでゆれてる 季節のない画面の奥 紙で指を切ることもない 水を一口だけちょうだい? ぬるい水だけを飲む日々だ お湯に溶けた花の色 膝が伸ばせないゆぶねで 掬えば掬う程褪せる 鏡の曇りに絵を描く 朝に溶けた花の色 歩く速度を落とすだけ 少しだけ目があついな 雨は降らないでこのまま | 青虫 | くじら | くじら | | 風のない穏やかな街をゆく 街をゆく 耳元で脈の音 まだ晴れ 陽の匂いとあの温度 混ざる部屋 帰り道 今日はもうケーキ買うまである お湯に溶けた花の色 膝が伸ばせないゆぶねで 掬えば掬う程褪せる 鏡の曇りに絵を描く 綺麗な言葉になって、静謐のおばけになって 口から出るいのちを 聴こえない声をきいて? こどもとおとなのあいだでゆれてる 季節のない画面の奥 紙で指を切ることもない 水を一口だけちょうだい? ぬるい水だけを飲む日々だ お湯に溶けた花の色 膝が伸ばせないゆぶねで 掬えば掬う程褪せる 鏡の曇りに絵を描く 朝に溶けた花の色 歩く速度を落とすだけ 少しだけ目があついな 雨は降らないでこのまま |