女一匹のブルース男なんかの どこがよい あんな汚れた ものよりも あたしゃ好きだよ 道ばたに 咲いて踏まれた 咲いて踏まれた 鬼あざみ なげた銀貨に 行先を きいて旅ゆく 女にも 意地はあるのさ この意地が 恋の芽生えを 恋の芽生えを ぶちこわす 羽根が啼くのが きりぎりす 喉で啼くのは 篭の鳥 あなただったら どこで泣く 顔で笑って 顔で笑って 腹で泣く | 藤純子 | 星野哲郎 | 北原じゅん | | 男なんかの どこがよい あんな汚れた ものよりも あたしゃ好きだよ 道ばたに 咲いて踏まれた 咲いて踏まれた 鬼あざみ なげた銀貨に 行先を きいて旅ゆく 女にも 意地はあるのさ この意地が 恋の芽生えを 恋の芽生えを ぶちこわす 羽根が啼くのが きりぎりす 喉で啼くのは 篭の鳥 あなただったら どこで泣く 顔で笑って 顔で笑って 腹で泣く |
女渡世人いのちひとつを ふたつに分けて 義理も立てたい 情も欲しい みれん心を 胸三寸の なかでバッサリ きりすてて スジを通せば 身も細る 花の一匹 渡世人 風に吹かれて 重なり合った 落葉みたいな あなたとわたし どこで死んでも 悔やみはせぬが せめて三途の 河までは 笠をならべて 歩きたい 花の一匹 渡世人 ひとつ狂えば 次から次ヘ 狂いつづける 人生カルタ これが運命と あきらめないで 涙こらえて おきあがる 背につめたい 旅の風 花の一匹 渡世人 | 藤純子 | 星野哲郎 | 北原じゆん | | いのちひとつを ふたつに分けて 義理も立てたい 情も欲しい みれん心を 胸三寸の なかでバッサリ きりすてて スジを通せば 身も細る 花の一匹 渡世人 風に吹かれて 重なり合った 落葉みたいな あなたとわたし どこで死んでも 悔やみはせぬが せめて三途の 河までは 笠をならべて 歩きたい 花の一匹 渡世人 ひとつ狂えば 次から次ヘ 狂いつづける 人生カルタ これが運命と あきらめないで 涙こらえて おきあがる 背につめたい 旅の風 花の一匹 渡世人 |
おんなの命この命、生みの親より、義理あるあなたの お役に立ちとう御座居ます ほれちゃならぬと 知りながら 咲いた女の 恋の花 男まさりと 呼ばれたかげで 泣いた日もある 泣いた日もある 夜もある いちどでいいから あなたの胸で 泣きたかった 女だてらと 笑われて 生きる心は わかるまい こんなわたしの 命でよけりゃ あなたのために あなたのために 捨てましょう よござんすね 女の意地をとおします 夢もおんなの 幸福も 義理と運命に 負けました すがりつきたい 未練に泣いて 女侠一代 女侠一代 ひとり旅 | 藤純子 | 川野知介 | 沢いちろ | | この命、生みの親より、義理あるあなたの お役に立ちとう御座居ます ほれちゃならぬと 知りながら 咲いた女の 恋の花 男まさりと 呼ばれたかげで 泣いた日もある 泣いた日もある 夜もある いちどでいいから あなたの胸で 泣きたかった 女だてらと 笑われて 生きる心は わかるまい こんなわたしの 命でよけりゃ あなたのために あなたのために 捨てましょう よござんすね 女の意地をとおします 夢もおんなの 幸福も 義理と運命に 負けました すがりつきたい 未練に泣いて 女侠一代 女侠一代 ひとり旅 |
緋牡丹博徒娘盛(ざか)りを 渡世にかけて 張った体に 緋牡丹燃える 女の 女の 女の意気地(いきじ) 旅の夜空に 恋も散る 鉄火意気地も しょせんは女 濡れた黒髪 緋牡丹ゆれる 女の 女の 女の未練 更けて夜空に 星も散る 男衣裳に 飾っていても さしたかんざし 緋牡丹化粧 女の 女の 女の運命(さだめ) 捨てた夜空に 一人行(ゆ)く | 藤純子 | 渡辺岳夫 | 渡辺岳夫 | 池多孝春 | 娘盛(ざか)りを 渡世にかけて 張った体に 緋牡丹燃える 女の 女の 女の意気地(いきじ) 旅の夜空に 恋も散る 鉄火意気地も しょせんは女 濡れた黒髪 緋牡丹ゆれる 女の 女の 女の未練 更けて夜空に 星も散る 男衣裳に 飾っていても さしたかんざし 緋牡丹化粧 女の 女の 女の運命(さだめ) 捨てた夜空に 一人行(ゆ)く |