宇治川恋しや おんな川小指(ゆび)を絡めた 約束が 女ひとりの 京の宿 夏のかがり火 鵜飼い舟 燃えて抱かれた あの夜も 今は戻らぬ 夢ひと夜(よ) 宇治川恋しや おんな川 窓に顔出す 夕月は 遠い千年 知ると云う 源氏物語(ろまん)の 夢舞台 咲いて儚い 悲恋花(ひれんばな) 今も昔も 流れ行く 宇治川恋しや おんな川 浮橋(はし)を渡れば あの頃に 戻る気がする 優しさに だから今日こそ 思い出を 愛の温もり 置いて行く 川面(みず)を叩いて 飛ぶ水鳥(とり)が 宇治川恋しや おんな川 | TOMOKO | 羽場新一郎 | 藤井つと夢 | 山田恵範 | 小指(ゆび)を絡めた 約束が 女ひとりの 京の宿 夏のかがり火 鵜飼い舟 燃えて抱かれた あの夜も 今は戻らぬ 夢ひと夜(よ) 宇治川恋しや おんな川 窓に顔出す 夕月は 遠い千年 知ると云う 源氏物語(ろまん)の 夢舞台 咲いて儚い 悲恋花(ひれんばな) 今も昔も 流れ行く 宇治川恋しや おんな川 浮橋(はし)を渡れば あの頃に 戻る気がする 優しさに だから今日こそ 思い出を 愛の温もり 置いて行く 川面(みず)を叩いて 飛ぶ水鳥(とり)が 宇治川恋しや おんな川 |
漫才師たかゞ漫才 馬鹿にすな 笑い一本 真剣勝負 天下取るぞと 心に決めて 酒も遊びも 我慢にがまん 浪花男が…… 舞台に命を 賭けるんや 「この横山やすしはなァ、 そこいらの安者(やすもん)の 芸人とはちょっと違うで! まあみとってみい 漫才で天下とったる、 日本一になったるがなァ」 阿保と利口は 紙一重 波乱万丈 本音で生きる 蔭に日向に 女房の啓子 その手やさしく ぬくもりくれた 浪花人情…… あいつはほんまに 宝やで 「世間の人はワシのこと、 トラブル漫才師とか 常識外れなやつやとか 言うとるけど阿呆ぬかせ! ワシが真面目人間で ジェントルマンやったら、 ワシの漫才ちーとも おもろいことあらへん、 違いまっか」 こゝろ許せば 落とされる それが芸道 しんどいとこや やる気 負けん気 通天閣の 燃える灯りに 闘志がさわぐ 浪花男は…… 舞台に命を 賭けるんや | TOMOKO | 森岡ひであき | 桜田誠一 | 山田恵範 | たかゞ漫才 馬鹿にすな 笑い一本 真剣勝負 天下取るぞと 心に決めて 酒も遊びも 我慢にがまん 浪花男が…… 舞台に命を 賭けるんや 「この横山やすしはなァ、 そこいらの安者(やすもん)の 芸人とはちょっと違うで! まあみとってみい 漫才で天下とったる、 日本一になったるがなァ」 阿保と利口は 紙一重 波乱万丈 本音で生きる 蔭に日向に 女房の啓子 その手やさしく ぬくもりくれた 浪花人情…… あいつはほんまに 宝やで 「世間の人はワシのこと、 トラブル漫才師とか 常識外れなやつやとか 言うとるけど阿呆ぬかせ! ワシが真面目人間で ジェントルマンやったら、 ワシの漫才ちーとも おもろいことあらへん、 違いまっか」 こゝろ許せば 落とされる それが芸道 しんどいとこや やる気 負けん気 通天閣の 燃える灯りに 闘志がさわぐ 浪花男は…… 舞台に命を 賭けるんや |
夜霧の忘れ酒今頃あいつは 何してる 熱い想いを かき消せば 滲んで景色が 霞んでる やりきれぬ 淋しさを なんで消そうか 誤魔化そか 酒でも飲んで 忘れよか ふたりに邪魔だよ 霧衣(きりごろも) 焦れてこの手で 引き裂けば 弱虫こころに 血が滲む もっと強く なれたなら こんな想いは しないだろ 酒でも飲んで 忘れよか 夜霧があいつの 肩濡らす 刺さった古傷 拭えない 思いきれない 切なさよ 違う夢 求めたら 楽でいたかも 知れないが 酒でも飲んで 忘れよか | TOMOKO | 下浦友子 | 藤井つと夢 | 山田恵範 | 今頃あいつは 何してる 熱い想いを かき消せば 滲んで景色が 霞んでる やりきれぬ 淋しさを なんで消そうか 誤魔化そか 酒でも飲んで 忘れよか ふたりに邪魔だよ 霧衣(きりごろも) 焦れてこの手で 引き裂けば 弱虫こころに 血が滲む もっと強く なれたなら こんな想いは しないだろ 酒でも飲んで 忘れよか 夜霧があいつの 肩濡らす 刺さった古傷 拭えない 思いきれない 切なさよ 違う夢 求めたら 楽でいたかも 知れないが 酒でも飲んで 忘れよか |