男の手締め出世するのも 人生ならば 夢で終るも 人生さ 見栄を張らずに 人様は 意気で呼び合う 仲間になろう 誠ひと筋 男の手締め 真面目くさった 顔だけ見ては 人の値打ちは わからない 酌いで酌がれる 盃に こゝろ励ます 気合いが通う のれん 燗酒 男の手締め 曲りくねった この世の道は 曲りきれない 角ばかり 救けられたり 救けたり 熱い情けを 祝おじゃないか 〆は一本 男の手締め | 木村友衛 | 石本美由起 | 四方章人 | | 出世するのも 人生ならば 夢で終るも 人生さ 見栄を張らずに 人様は 意気で呼び合う 仲間になろう 誠ひと筋 男の手締め 真面目くさった 顔だけ見ては 人の値打ちは わからない 酌いで酌がれる 盃に こゝろ励ます 気合いが通う のれん 燗酒 男の手締め 曲りくねった この世の道は 曲りきれない 角ばかり 救けられたり 救けたり 熱い情けを 祝おじゃないか 〆は一本 男の手締め |
冠雪冠雪輝る 老松の 長寿ことほぐ 笛の音に いざ舞わんかな 衣小袖 浮かれ太鼓に 千鳥足 高らに響く 想婦恋 酔えや踊れや 酔えや踊れや 祝い酒 年輪を重ねし 安堵の 酒盃に優し 華の陰 清かな露の 忍び香に しばし微睡む 時の夢 笑み隠したる 白扇の 春の想いぞ 春の想いぞ 尊とけれ 金糸銀糸の 結び緒に 繁る若松 千代緑 天津御空の 太陽を 伏し拝みつつ いやさかの 美酒の香りぞ 嬉しけれ 喜寿の祝いぞ 喜寿の祝いぞ めでたけれ | 木村友衛 | 田中うめの | サトウ進一 | | 冠雪輝る 老松の 長寿ことほぐ 笛の音に いざ舞わんかな 衣小袖 浮かれ太鼓に 千鳥足 高らに響く 想婦恋 酔えや踊れや 酔えや踊れや 祝い酒 年輪を重ねし 安堵の 酒盃に優し 華の陰 清かな露の 忍び香に しばし微睡む 時の夢 笑み隠したる 白扇の 春の想いぞ 春の想いぞ 尊とけれ 金糸銀糸の 結び緒に 繁る若松 千代緑 天津御空の 太陽を 伏し拝みつつ いやさかの 美酒の香りぞ 嬉しけれ 喜寿の祝いぞ 喜寿の祝いぞ めでたけれ |
恋人生泣いてひとりで 覚えたお酒 今日はわたしを なぐさめる あなたを失した 人生なんか 涙で死ぬ日を 待つだけよ 愛はこの手に なぜ遠い 俺の命は お前にやると 言った言葉は みんな嘘 情けに溺れて 泣かされながら 帰らぬあなたの 思い出が 濡れたまつげに なぜ絡む 飲んで過去を 忘れるお酒 酔って明日を 待つわたし あなたを信じた 女の夢が 冷たいグラスの 底で泣く 夜よわたしに なぜ永い | 木村友衛 | 野本高平 | 四方章人 | | 泣いてひとりで 覚えたお酒 今日はわたしを なぐさめる あなたを失した 人生なんか 涙で死ぬ日を 待つだけよ 愛はこの手に なぜ遠い 俺の命は お前にやると 言った言葉は みんな嘘 情けに溺れて 泣かされながら 帰らぬあなたの 思い出が 濡れたまつげに なぜ絡む 飲んで過去を 忘れるお酒 酔って明日を 待つわたし あなたを信じた 女の夢が 冷たいグラスの 底で泣く 夜よわたしに なぜ永い |
浪花節だよ人生は飲めと言われて 素直に飲んだ 肩を抱かれて その気になった 馬鹿な出逢いが 利口に化けて よせばいいのに 一目惚れ 浪花節だよ 女の女の人生は 嘘は誰かが 教えてくれる 恋も誰かが 見つけてくれる そんな誰かに 振り廻されて 消えた女が またひとり 浪花節だよ 女の女の人生は 咲いて萎んで 捨てられました 逢って別れて 諦めました 人の情けに つかまりながら 折れた情けの 枝で死ぬ 浪花節だよ 女の女の人生は | 木村友衛 | 藤田まさと | 四方章人 | | 飲めと言われて 素直に飲んだ 肩を抱かれて その気になった 馬鹿な出逢いが 利口に化けて よせばいいのに 一目惚れ 浪花節だよ 女の女の人生は 嘘は誰かが 教えてくれる 恋も誰かが 見つけてくれる そんな誰かに 振り廻されて 消えた女が またひとり 浪花節だよ 女の女の人生は 咲いて萎んで 捨てられました 逢って別れて 諦めました 人の情けに つかまりながら 折れた情けの 枝で死ぬ 浪花節だよ 女の女の人生は |
馬鹿は死ななきゃなおらない ~昭和石松伝~金があるときゃ ちゃらちゃらしても 金がなくなりゃ 手のひら返す 恋も浮世も そんなもの判っちゃいても 惚れてふられて また惚れて 痛い思いの くりかえし 馬鹿は死ななきゃなおらない ほめりゃのぼせる けなせば拗ねる 悪いくせだよ カラオケぐるい 浮世しがらみうさばらし やけ酒のんで ちょうしはずれの バカ声で ひとつ覚えの 演歌節 馬鹿は死ななきゃなおらない 出世おくれと 言わりょとままよ そんな俺にも 情はあるさ 意地と仕事にゃ負けないが 許せよ女房 男遊びの三拍子 うつつぬかして 泣きっ面 馬鹿は死ななきゃなおらない | 木村友衛 | 松井由利夫 | むらさき幸 | | 金があるときゃ ちゃらちゃらしても 金がなくなりゃ 手のひら返す 恋も浮世も そんなもの判っちゃいても 惚れてふられて また惚れて 痛い思いの くりかえし 馬鹿は死ななきゃなおらない ほめりゃのぼせる けなせば拗ねる 悪いくせだよ カラオケぐるい 浮世しがらみうさばらし やけ酒のんで ちょうしはずれの バカ声で ひとつ覚えの 演歌節 馬鹿は死ななきゃなおらない 出世おくれと 言わりょとままよ そんな俺にも 情はあるさ 意地と仕事にゃ負けないが 許せよ女房 男遊びの三拍子 うつつぬかして 泣きっ面 馬鹿は死ななきゃなおらない |