酒々物語秋に出逢って 真冬に燃えて 春を待たずに 枯れた恋 あんなにはげしく 抱かれても 哀しいものね 別れたら すがるお酒が すがるお酒が あなたの代り 熱いくちづけ 交わすたびに 愛を信じて いた私 もう少しだまして くれてたら もう少し永く 暮らせてた 未練ばかりを 未練ばかりを つぎたすお酒 夢の中でも 置き去りにされて 泣いた涙で 目が覚める あなたが私を 忘れても 私はあなたを 忘れない 酔えば果てない 酔えば果てない 酒々物語 | 矢野裕子 | 鈴木きよ | 大本恭敬 | | 秋に出逢って 真冬に燃えて 春を待たずに 枯れた恋 あんなにはげしく 抱かれても 哀しいものね 別れたら すがるお酒が すがるお酒が あなたの代り 熱いくちづけ 交わすたびに 愛を信じて いた私 もう少しだまして くれてたら もう少し永く 暮らせてた 未練ばかりを 未練ばかりを つぎたすお酒 夢の中でも 置き去りにされて 泣いた涙で 目が覚める あなたが私を 忘れても 私はあなたを 忘れない 酔えば果てない 酔えば果てない 酒々物語 |
バラの香水あんたのことは誰よりも 私が一番知っている 淋しがり屋で見栄っぱりで 本当は心が弱い人 どこかでひとり想いだしたら いつでもいいから帰っておいで 他の人には唇だってずっと許していないから いい女じゃないけどさ 愚図で綺麗じゃないけどさ 一度でいいよ 可愛いいなんて もしも言ってくれたなら 薔薇の花にはなれないけれど あんたの心のタンポポに 雨降る夜は 恋しいよ 昔はふたりで飲んでたね 下手な料理もおいしそうに 氷をカラカラ鳴らしてさ子供のままで 大きくなった夢だけいつでも追いかけている 夕やけ小やけ 遊びあきたら いつも待っててあげるから いい女じゃないけどさ 愚図で優しくないけどさ 嘘でもいいよ お前だけだと もしも言ってくれたなら 母親みたくなれないけれど あんたの心のお守りに いい女じゃないけどさ 愚図で綺麗じゃないけどさ 一度でいいよ 可愛いいなんて もしも言ってくれたなら 薔薇の花にはなれないけれど あんたの心のタンポポに | 矢野裕子 | 荒木とよひさ | 幸耕平 | 今泉敏郎 | あんたのことは誰よりも 私が一番知っている 淋しがり屋で見栄っぱりで 本当は心が弱い人 どこかでひとり想いだしたら いつでもいいから帰っておいで 他の人には唇だってずっと許していないから いい女じゃないけどさ 愚図で綺麗じゃないけどさ 一度でいいよ 可愛いいなんて もしも言ってくれたなら 薔薇の花にはなれないけれど あんたの心のタンポポに 雨降る夜は 恋しいよ 昔はふたりで飲んでたね 下手な料理もおいしそうに 氷をカラカラ鳴らしてさ子供のままで 大きくなった夢だけいつでも追いかけている 夕やけ小やけ 遊びあきたら いつも待っててあげるから いい女じゃないけどさ 愚図で優しくないけどさ 嘘でもいいよ お前だけだと もしも言ってくれたなら 母親みたくなれないけれど あんたの心のお守りに いい女じゃないけどさ 愚図で綺麗じゃないけどさ 一度でいいよ 可愛いいなんて もしも言ってくれたなら 薔薇の花にはなれないけれど あんたの心のタンポポに |
冬枯れの町からあなたはいつものように ソファーにくつろいで バーボンを開け 私の居ないことに 気づくでしょ 待つことに疲れた私は 海辺の町に来て カモメの歌など聞いてます あなたがこの手紙 読む頃は 又 汽車に乗って 見知らぬ町へと 旅をするでしょ はらはら粉雪が舞う 小さな停車場に 降り立ちました これからどこへ行けば いいんでしょ この愛を抱きしめ私は 名もない花になり 明日のしあわせ 祈りたい 最後に あなたへの お願いは 私を忘れて あなたは あなたの 道を歩いてね サヨナラ……あなた ……愛していました | 矢野裕子 | 石坂まさを | 弦哲也 | | あなたはいつものように ソファーにくつろいで バーボンを開け 私の居ないことに 気づくでしょ 待つことに疲れた私は 海辺の町に来て カモメの歌など聞いてます あなたがこの手紙 読む頃は 又 汽車に乗って 見知らぬ町へと 旅をするでしょ はらはら粉雪が舞う 小さな停車場に 降り立ちました これからどこへ行けば いいんでしょ この愛を抱きしめ私は 名もない花になり 明日のしあわせ 祈りたい 最後に あなたへの お願いは 私を忘れて あなたは あなたの 道を歩いてね サヨナラ……あなた ……愛していました |