しゃしゃてん 煌々とした 表通り 派手に彩った首飾り 大衆も惹きつけちゃって 踊る度 褒められちゃってんの ねぇねぇ 「なんと素敵だ」って しゃがれた声で取り繕って 本当は苦しかったんだ 言葉すら黒く 塗られちゃって あんたが踊るその場所は 今でも あたしの眩しい夢なの 嗚呼 錆び付いた爪が弾いた 音だけ 濁り鳴いていたけど 刺さるように 刺さるように そのまま抜けないように 綺麗に尖らせながら 奏でたはずなのに! しゃしゃり出んの しゃしゃり出んの 醜いこの感情が 隠せない程 溶け出し 素直な音になるから ちょいと こちらへ 寄ってらっしゃい また惚れ直させるから ちょいと こちらへ 寄ってらっしゃい 忘れられない夜を刻む 清廉潔白 純情に 上手いこと全部を 欺いて ずる賢いことやったって それでも天は味方してんの 渡る世間に 鬼はいないはずでしょ? 神様 どういうことなの 嗚呼 毎晩泣いて 崩れそうな乙女に とどめを刺さないでよ 分かってんの? 分かってんの? その目には映ってんの? 耳朶に残る様に ずっと 張り上げているのに! 届いてんの? 届いてんの? この声は届いてんの? 積もり積もる曇りの音 少し聞いてっておくれよ ちょいと こちらへ 寄ってらっしゃい 少し酔いしれませんか ちょいと こちらへ 寄ってらっしゃい 一緒に揺れてみようか 相当前から 衝動全部を 十三弦で鳴らしてんの 眩みそうでも 琴線には触れず 想像力とか 妄想力とか たいてい全部 嘘の論理 今頃 舞台に立てたはずなのに 刺さるように 刺さるように そのまま抜けないように 無様に響く感情 剥き出しのまんまで しゃしゃり出んの しゃしゃり出んの 醜い程何人も 蹴落としあい 生きている あたしたちの 虚しい性 ちょいと こちらへ 寄ってらっしゃい また惚れ直させるから ちょいと こちらへ 寄ってらっしゃい 忘れられない夜を刻ませて  | 一二三 | 一二三 | 一二三 | | 煌々とした 表通り 派手に彩った首飾り 大衆も惹きつけちゃって 踊る度 褒められちゃってんの ねぇねぇ 「なんと素敵だ」って しゃがれた声で取り繕って 本当は苦しかったんだ 言葉すら黒く 塗られちゃって あんたが踊るその場所は 今でも あたしの眩しい夢なの 嗚呼 錆び付いた爪が弾いた 音だけ 濁り鳴いていたけど 刺さるように 刺さるように そのまま抜けないように 綺麗に尖らせながら 奏でたはずなのに! しゃしゃり出んの しゃしゃり出んの 醜いこの感情が 隠せない程 溶け出し 素直な音になるから ちょいと こちらへ 寄ってらっしゃい また惚れ直させるから ちょいと こちらへ 寄ってらっしゃい 忘れられない夜を刻む 清廉潔白 純情に 上手いこと全部を 欺いて ずる賢いことやったって それでも天は味方してんの 渡る世間に 鬼はいないはずでしょ? 神様 どういうことなの 嗚呼 毎晩泣いて 崩れそうな乙女に とどめを刺さないでよ 分かってんの? 分かってんの? その目には映ってんの? 耳朶に残る様に ずっと 張り上げているのに! 届いてんの? 届いてんの? この声は届いてんの? 積もり積もる曇りの音 少し聞いてっておくれよ ちょいと こちらへ 寄ってらっしゃい 少し酔いしれませんか ちょいと こちらへ 寄ってらっしゃい 一緒に揺れてみようか 相当前から 衝動全部を 十三弦で鳴らしてんの 眩みそうでも 琴線には触れず 想像力とか 妄想力とか たいてい全部 嘘の論理 今頃 舞台に立てたはずなのに 刺さるように 刺さるように そのまま抜けないように 無様に響く感情 剥き出しのまんまで しゃしゃり出んの しゃしゃり出んの 醜い程何人も 蹴落としあい 生きている あたしたちの 虚しい性 ちょいと こちらへ 寄ってらっしゃい また惚れ直させるから ちょいと こちらへ 寄ってらっしゃい 忘れられない夜を刻ませて |
かがみよかがみ 濁りきって 映らないさ 否定で淀んだ 水面なんで 吐いて 吐いて 毒を書いて 理由もなく 棘のある言葉で いいね いいね 楽しそうね 人生低調 劣等感 待って 何で不幸なんだ 悪い感情の 内側へ落ちたんだ どうして 何もない 私を笑うの? 狡いよ 恵まれててさ 悔しくなって 何かしたくて 手軽な包丁持って 気まぐれ 切りつけて 虚しくも 満たされた 癖に変わって 醜くなって それでも 正当だって 歪んでく その姿 濁る鏡面に映る 私 綺麗ね この世で 一番綺麗な人は 誰? この世で 一番醜い奴は 誰? 手のひらに幽閉 知りたいわって 映る私は 当然 正しいに来まってんの どうして 満たされないの この気持ち 惨めな 腹いせだわ 魅力があって 素敵になって 誰もが 羨むような人になりたい なれてるはずなのにな 届かなくって 叶わなくって 手元の包丁 存在消して 振り回して 暗い鏡面に映る 私 綺麗ね 人の不幸は 蜜の味だそうだ 人の幸せは 副流煙だわ 吸って 吐いて 舐めて むせ返りそうになって 見なきゃいいもんを わざわざ覗いてるの どうして 意味のない 行為に耽るの 「狡いよ 恵まれててさ!」 悔しくなって 何かしたくて 手軽な包丁持って 気まぐれ 切りつけて 虚しくも 満たされた そのうちきっと 偏りだして 脳内 表情 全部 辛い 妖怪になる 暗い 鏡面の中 私 醜いわ 心 映している  | 一二三 | 一二三 | 一二三 | | 濁りきって 映らないさ 否定で淀んだ 水面なんで 吐いて 吐いて 毒を書いて 理由もなく 棘のある言葉で いいね いいね 楽しそうね 人生低調 劣等感 待って 何で不幸なんだ 悪い感情の 内側へ落ちたんだ どうして 何もない 私を笑うの? 狡いよ 恵まれててさ 悔しくなって 何かしたくて 手軽な包丁持って 気まぐれ 切りつけて 虚しくも 満たされた 癖に変わって 醜くなって それでも 正当だって 歪んでく その姿 濁る鏡面に映る 私 綺麗ね この世で 一番綺麗な人は 誰? この世で 一番醜い奴は 誰? 手のひらに幽閉 知りたいわって 映る私は 当然 正しいに来まってんの どうして 満たされないの この気持ち 惨めな 腹いせだわ 魅力があって 素敵になって 誰もが 羨むような人になりたい なれてるはずなのにな 届かなくって 叶わなくって 手元の包丁 存在消して 振り回して 暗い鏡面に映る 私 綺麗ね 人の不幸は 蜜の味だそうだ 人の幸せは 副流煙だわ 吸って 吐いて 舐めて むせ返りそうになって 見なきゃいいもんを わざわざ覗いてるの どうして 意味のない 行為に耽るの 「狡いよ 恵まれててさ!」 悔しくなって 何かしたくて 手軽な包丁持って 気まぐれ 切りつけて 虚しくも 満たされた そのうちきっと 偏りだして 脳内 表情 全部 辛い 妖怪になる 暗い 鏡面の中 私 醜いわ 心 映している |
のっぺら あの子みたいになりたくて 特徴をなぞっている あの子みたいになりたくて 外見を寄せている 眩しいね 君もさ 釘付けになってるんだ? 最初から不利だと分かってしまった あの子みたいに 可愛い声で笑ってたいな あの子みたいに 輝いた 髪を揺らしたいな 羨望の眼差し 塊の様になって 私 惨めなんだって 気付いてしまったんだ 端(はな)から 比べたって 私には 何も無い 君が好きそうなもので 固めちゃおうか 暗闇に 笑顔も 怒る顔も 私らしささえも全部 捨てちゃったら 君に合わせる顔も無いな 空っぽの 私には何も無い 君に好かれたいのに 何が要るのか 答えが分からないまま ぼやいた 何者かになりたくて 特徴を探している 何者にもなれなくて 自分を責めている 悲しいな 君にさ 見て欲しいと思ってるんだ 誇れるようなものは何も無いけれど なりたいものになるため 白く塗りつぶした自分に 取って付けた様 あり合わせの 着色で誤魔化そうと 一つ 一つ 装飾が 増えては 「重いな」って 辛い 辛い 自分を失ったみたいだ でも 飾らない私を 褒めてくれた 君の言葉に救われて どうしてかな 私には響きすぎたんだ 足りない何かに 一つ気付けて 気持ちが軽くなって それだけで良い それだけで良かったんだ 初めから  | 一二三 | 一二三 | 一二三 | | あの子みたいになりたくて 特徴をなぞっている あの子みたいになりたくて 外見を寄せている 眩しいね 君もさ 釘付けになってるんだ? 最初から不利だと分かってしまった あの子みたいに 可愛い声で笑ってたいな あの子みたいに 輝いた 髪を揺らしたいな 羨望の眼差し 塊の様になって 私 惨めなんだって 気付いてしまったんだ 端(はな)から 比べたって 私には 何も無い 君が好きそうなもので 固めちゃおうか 暗闇に 笑顔も 怒る顔も 私らしささえも全部 捨てちゃったら 君に合わせる顔も無いな 空っぽの 私には何も無い 君に好かれたいのに 何が要るのか 答えが分からないまま ぼやいた 何者かになりたくて 特徴を探している 何者にもなれなくて 自分を責めている 悲しいな 君にさ 見て欲しいと思ってるんだ 誇れるようなものは何も無いけれど なりたいものになるため 白く塗りつぶした自分に 取って付けた様 あり合わせの 着色で誤魔化そうと 一つ 一つ 装飾が 増えては 「重いな」って 辛い 辛い 自分を失ったみたいだ でも 飾らない私を 褒めてくれた 君の言葉に救われて どうしてかな 私には響きすぎたんだ 足りない何かに 一つ気付けて 気持ちが軽くなって それだけで良い それだけで良かったんだ 初めから |
こころちゃん どこへ行ってしまったのかい あたしのたいせつな こころちゃん 急に居なくなってしまった あたしのたいせつな こころちゃん 大人になる道中で どうやら迷子になったらしい 進みたい場所を 指さしてくれた こころちゃん 今どこかな 何したいの 何になりたかった ねぇ どこへ行って どうなりたいの ねぇ 道を きっと 踏み外さないで 暗くなる前に帰っておいで 忘れない様にと 手を繋ぎ はぐれない様にと 抱きしめた どうしてこんなに あっさりと 大事なことすら分からなくなっちまうんだろう 空の両手 本心 神隠し 夢 未来も 悩み なお目隠し 日が沈んで 暗くなって どんどん 先が見えなくなって 標識すら 生えてない 道 地図も持たずに 突っ立っているんだ ここはどこ あたし何者なんだ 辺り どこにも居ぬの お巡りさん 頼む 早く 会わせて欲しいんだよ 暗くなる前に帰って頂戴 どうしてこんな ことになった 見失うなと言っただろうが どっかの天狗に さらわれて 高いところから あたしを 笑ってるんだろう きっとそうだ 捕まえて 吐かせよう どこにいんの あたしの こころ は 何したいの 何になりたかった ねぇ どこへ行って どうなりたいの ねぇ まずは第一希望 教えて ねぇ つぎに第二希望 教えて ねぇ わからないな 行き先も 動機も わからないな 一番欲しいもの どこへいった あの頃の 心は 大人になる前 帰っておいで 忘れない様にと 手を繋ぎ はぐれない様にと 抱きしめた どうしてこんなに あっさりと 自分のことすら分からなくなっちまうんだろう 手探りで 見つめ直していけよ なんのため なにして 生きていこう? 急に 戻ってきた こころちゃん 迷いの霧が 晴れたみたいで あたしの 心に 一陣の 風が吹いて 厄が払われたようだ  | 一二三 | 一二三 | 一二三 | | どこへ行ってしまったのかい あたしのたいせつな こころちゃん 急に居なくなってしまった あたしのたいせつな こころちゃん 大人になる道中で どうやら迷子になったらしい 進みたい場所を 指さしてくれた こころちゃん 今どこかな 何したいの 何になりたかった ねぇ どこへ行って どうなりたいの ねぇ 道を きっと 踏み外さないで 暗くなる前に帰っておいで 忘れない様にと 手を繋ぎ はぐれない様にと 抱きしめた どうしてこんなに あっさりと 大事なことすら分からなくなっちまうんだろう 空の両手 本心 神隠し 夢 未来も 悩み なお目隠し 日が沈んで 暗くなって どんどん 先が見えなくなって 標識すら 生えてない 道 地図も持たずに 突っ立っているんだ ここはどこ あたし何者なんだ 辺り どこにも居ぬの お巡りさん 頼む 早く 会わせて欲しいんだよ 暗くなる前に帰って頂戴 どうしてこんな ことになった 見失うなと言っただろうが どっかの天狗に さらわれて 高いところから あたしを 笑ってるんだろう きっとそうだ 捕まえて 吐かせよう どこにいんの あたしの こころ は 何したいの 何になりたかった ねぇ どこへ行って どうなりたいの ねぇ まずは第一希望 教えて ねぇ つぎに第二希望 教えて ねぇ わからないな 行き先も 動機も わからないな 一番欲しいもの どこへいった あの頃の 心は 大人になる前 帰っておいで 忘れない様にと 手を繋ぎ はぐれない様にと 抱きしめた どうしてこんなに あっさりと 自分のことすら分からなくなっちまうんだろう 手探りで 見つめ直していけよ なんのため なにして 生きていこう? 急に 戻ってきた こころちゃん 迷いの霧が 晴れたみたいで あたしの 心に 一陣の 風が吹いて 厄が払われたようだ |
主語が自分 少しくらいあたしの話を 聞いて 飛び交う怒号に うんざりよ そんな強い言葉で 殴打 心ごと 消耗している 貴方の言葉の中には ずっと あたしのこと なんて 無くて いつからか 自分のことばっか あたし置いてけぼりだわ 前は一番に考えてくれてたのにさ 痛いって 声すら 踏みつぶす 鬼みたいね 分からないよな 貴方じゃ きっと 何も思ってないんでしょう? 傍に居たって 感じる あたしの“寂しい”に きっと 気付けない 笑って 笑って ぬるい今日を なぞる会話がしたい 変わった 変わった貴方が 憎たらしいみたいだ 角の様な 本性が せり出した 優しい顔 被っていた 冷えた目で 怒鳴りだしたり 打ち付けた 感情の痣 隠し事も 不安になることも 言い訳 逃げるくせしてさ あたしの 嘘や我儘は 少しも 許してくれないね 魔が差した だとか ずいぶん 都合いいじゃん ならあたしが払って あげようか? もう二度と 貴方から 心 削られない様に 隙を与えてしまった あたしのせいかしら? 与えすぎた好きで 肥大してんのかしら? 「悪いのはそっちだ」って 幼稚な遊びに よく似た 責任の鬼ごっこ 追いかけ 追われと 平手打ち 分からないよな 貴方じゃ きっと 何も思ってないんでしょう? 悪いのは どちらだろう きっと 最後に折れた方なんでしょう 「辛い」「嫌だ」「苦しい」 ぜんぶ 主語が自分 「我慢してあげてるから上手くいってた」とか あたしが 俺が 貴方が お前が さよならを 言うわ!  | 一二三 | 一二三 | 一二三 | | 少しくらいあたしの話を 聞いて 飛び交う怒号に うんざりよ そんな強い言葉で 殴打 心ごと 消耗している 貴方の言葉の中には ずっと あたしのこと なんて 無くて いつからか 自分のことばっか あたし置いてけぼりだわ 前は一番に考えてくれてたのにさ 痛いって 声すら 踏みつぶす 鬼みたいね 分からないよな 貴方じゃ きっと 何も思ってないんでしょう? 傍に居たって 感じる あたしの“寂しい”に きっと 気付けない 笑って 笑って ぬるい今日を なぞる会話がしたい 変わった 変わった貴方が 憎たらしいみたいだ 角の様な 本性が せり出した 優しい顔 被っていた 冷えた目で 怒鳴りだしたり 打ち付けた 感情の痣 隠し事も 不安になることも 言い訳 逃げるくせしてさ あたしの 嘘や我儘は 少しも 許してくれないね 魔が差した だとか ずいぶん 都合いいじゃん ならあたしが払って あげようか? もう二度と 貴方から 心 削られない様に 隙を与えてしまった あたしのせいかしら? 与えすぎた好きで 肥大してんのかしら? 「悪いのはそっちだ」って 幼稚な遊びに よく似た 責任の鬼ごっこ 追いかけ 追われと 平手打ち 分からないよな 貴方じゃ きっと 何も思ってないんでしょう? 悪いのは どちらだろう きっと 最後に折れた方なんでしょう 「辛い」「嫌だ」「苦しい」 ぜんぶ 主語が自分 「我慢してあげてるから上手くいってた」とか あたしが 俺が 貴方が お前が さよならを 言うわ! |
冷凍びぃむ 夕暮れを背に 君が居て 蝉の音が 声 遮って 無表情 君の顔が 辛いよ 「いかないで」と 手を握った 君の目に 僕が映って 伝う汗 異なる意味同士で 混ざった 教えてよ 君だけの 苦しみを 僕にも背負わせて 二人 同じ地獄にいよう 最低なんだ 救済なんて 存在しない世に 冷凍びぃむ 君の手を握って 崩壊したんだ 君の人格を 奪った 現実に あぁ また また 何もできないや 君の好きな かき氷 笑顔映した いちご味 今じゃもう 僕は食べない味だ 夏に溶けて 垂れた アイス 照れて 拭った 君はきっと 僕の気持ちに 気が付いて 微笑んでいたんだろう 落陽に届かない 指先は 同じ様に 君との思い出すらも 触れられない 永遠 ずっと 一緒にいたいと 切に願った 冷凍びぃむ 時よ 進まないで 永遠だって 融解しちゃって 秒針裂いた 理想さえも あぁ また 笑顔が 見たかったな 眩しいほど笑う 君が好きだった ねぇ その苦しみ 砕いてあげたかった 狂おしいほど あの夏休みのまま 時間ごと 止まってほしかったな 最低なんだ 救済なんて 存在しない世に 冷凍びぃむ 君の手を握って 感情さえも 存在しない 君の頬に 触れたって あぁ もう もう 何もできないや あぁ 僕も 凍りついて あぁ 君よ 進まないで 見えなくなる 君の顔 気持ちだけ凍ったまま ここにただ 一人  | 一二三 | 一二三 | 一二三 | | 夕暮れを背に 君が居て 蝉の音が 声 遮って 無表情 君の顔が 辛いよ 「いかないで」と 手を握った 君の目に 僕が映って 伝う汗 異なる意味同士で 混ざった 教えてよ 君だけの 苦しみを 僕にも背負わせて 二人 同じ地獄にいよう 最低なんだ 救済なんて 存在しない世に 冷凍びぃむ 君の手を握って 崩壊したんだ 君の人格を 奪った 現実に あぁ また また 何もできないや 君の好きな かき氷 笑顔映した いちご味 今じゃもう 僕は食べない味だ 夏に溶けて 垂れた アイス 照れて 拭った 君はきっと 僕の気持ちに 気が付いて 微笑んでいたんだろう 落陽に届かない 指先は 同じ様に 君との思い出すらも 触れられない 永遠 ずっと 一緒にいたいと 切に願った 冷凍びぃむ 時よ 進まないで 永遠だって 融解しちゃって 秒針裂いた 理想さえも あぁ また 笑顔が 見たかったな 眩しいほど笑う 君が好きだった ねぇ その苦しみ 砕いてあげたかった 狂おしいほど あの夏休みのまま 時間ごと 止まってほしかったな 最低なんだ 救済なんて 存在しない世に 冷凍びぃむ 君の手を握って 感情さえも 存在しない 君の頬に 触れたって あぁ もう もう 何もできないや あぁ 僕も 凍りついて あぁ 君よ 進まないで 見えなくなる 君の顔 気持ちだけ凍ったまま ここにただ 一人 |
ぼろぼろん 心弱る夜 また這い寄る 独り言つ 二つ 不安ふと ふわり 緩める口 私の中へ 入り込むらしい 朝から晩まで すっからかんなる 社会の拷問中 のち お布団潜って 妄想耽って あなたの“あいうぉんちゅー” ねぇ きっと いつかきっと まるで生産性ない人生なんて 切って 剥いで まとめて 喰ってやれ ところで 全部 全部 全部 夢であれと 願ってしまうよ こんなはずじゃない と言ったって 自分で進めた 人生じゃん 他人(ひと)のせいにして 生きてみたら だいぶ楽なのさ 軽くなる気持ち けどつられて 人間性も 軽くなるらしい 何々線から何々線へと 乗り換えてく様に 関わる人間すら 損得勘定 こんがらがる感情線 疾走 そんで脱走 こんな節操ない人間なんて 乗車券奪って 歩きで帰らせろ 心で 全部 全部 全部 感じ取ってしまうみたいだ 気にしなくて良いこと程 一番染みるから 辛い 夜がふけって 静まって 待っていた 妙な妖怪の 耳馴染みない 地味な 歪な音 「お前の 根っから曲がってる本性 写した音階だ」 喧しいわ 何でなの 全部 全部 全部 音に変えて 流してしまいたい 思い出したくもないこと 笛の音 ひゅるりと 消してよ そんなふうに浄化して この先 歩いてみたいよ  | 一二三 | 一二三 | 一二三 | | 心弱る夜 また這い寄る 独り言つ 二つ 不安ふと ふわり 緩める口 私の中へ 入り込むらしい 朝から晩まで すっからかんなる 社会の拷問中 のち お布団潜って 妄想耽って あなたの“あいうぉんちゅー” ねぇ きっと いつかきっと まるで生産性ない人生なんて 切って 剥いで まとめて 喰ってやれ ところで 全部 全部 全部 夢であれと 願ってしまうよ こんなはずじゃない と言ったって 自分で進めた 人生じゃん 他人(ひと)のせいにして 生きてみたら だいぶ楽なのさ 軽くなる気持ち けどつられて 人間性も 軽くなるらしい 何々線から何々線へと 乗り換えてく様に 関わる人間すら 損得勘定 こんがらがる感情線 疾走 そんで脱走 こんな節操ない人間なんて 乗車券奪って 歩きで帰らせろ 心で 全部 全部 全部 感じ取ってしまうみたいだ 気にしなくて良いこと程 一番染みるから 辛い 夜がふけって 静まって 待っていた 妙な妖怪の 耳馴染みない 地味な 歪な音 「お前の 根っから曲がってる本性 写した音階だ」 喧しいわ 何でなの 全部 全部 全部 音に変えて 流してしまいたい 思い出したくもないこと 笛の音 ひゅるりと 消してよ そんなふうに浄化して この先 歩いてみたいよ |
あんたにあっかんべ 三年前に別れたって 思い出 少し 転がって もう戻りたくはないけれど 忘れることも無理だって ねぇねぇあんたは どっかでさ 楽しそうに生きてんの? まぁ お幸せに 過ごしなさい 降って 降って 後 ふられた私は ずぶ濡れのまま立ち尽くす 振り回されることも 辛くはなかった時期がありました ほら トントントン 片足でけんけんぱ ふらついて ぐらついて 倒れそう なって まだ トントントン 虚しさと連戦だ 空に強がりを 差して だから 寄ってらっしゃい見てらっしゃい いつもより多く回すんで 寄ってらっしゃい見てらっしゃい 空回る心だ 寄ってらっしゃい見てらっしゃい 今さら魅力に気付いてもね 全然 遅いわ あんたにあっかんべ どうでもいいことなんだけど 私から離れたのは何故? 置いていかれた 傘の様に 晴れたら もう要らないのかな? それとも 違う誰かのこと 間違えて持ってっちゃったの? 私とどこが違うの? 二人 肩を寄せ 「狭いね」と 雨をしのぐ 幸せな空間 秘密の時間ごと どこかへ 置いていったみたいなんだ ほら トントントン 寂しさと じゃんけんだ 勝ちそうで 負けたり あいこになったり でも トントントン 気分屋の反撃だ 強く 心を 掲げた だから 寄ってらっしゃい見てらっしゃい まだまだ私を磨いて 寄ってらっしゃい見てらっしゃい つぼみが膨らんで 寄ってらっしゃい見てらっしゃい 記憶の果てへと飛ばしちゃえば 晴れやかな笑顔 あんたにあっかんべ 泣いたり笑ったり 喧嘩も仲直りも 繰り返していたね 雲行きを 気にして 過ごした時間さえ 無駄に思えた ほら トントントン 片足でけんけんぱ ふらついて ぐらついて 倒れそう なって まだ トントントン 何事も経験だ ぱっと 気持ちが 開いた だから 寄ってらっしゃい見てらっしゃい いつもより多く回すんで 寄ってらっしゃい見てらっしゃい 走り出す心だ 寄ってらっしゃい見てらっしゃい ますます魅力が止まらないの 輝く私が あんたにあっかんべ 今さら 遅いわ あんたにあっかんべ  | 一二三 | 一二三 | 一二三 | | 三年前に別れたって 思い出 少し 転がって もう戻りたくはないけれど 忘れることも無理だって ねぇねぇあんたは どっかでさ 楽しそうに生きてんの? まぁ お幸せに 過ごしなさい 降って 降って 後 ふられた私は ずぶ濡れのまま立ち尽くす 振り回されることも 辛くはなかった時期がありました ほら トントントン 片足でけんけんぱ ふらついて ぐらついて 倒れそう なって まだ トントントン 虚しさと連戦だ 空に強がりを 差して だから 寄ってらっしゃい見てらっしゃい いつもより多く回すんで 寄ってらっしゃい見てらっしゃい 空回る心だ 寄ってらっしゃい見てらっしゃい 今さら魅力に気付いてもね 全然 遅いわ あんたにあっかんべ どうでもいいことなんだけど 私から離れたのは何故? 置いていかれた 傘の様に 晴れたら もう要らないのかな? それとも 違う誰かのこと 間違えて持ってっちゃったの? 私とどこが違うの? 二人 肩を寄せ 「狭いね」と 雨をしのぐ 幸せな空間 秘密の時間ごと どこかへ 置いていったみたいなんだ ほら トントントン 寂しさと じゃんけんだ 勝ちそうで 負けたり あいこになったり でも トントントン 気分屋の反撃だ 強く 心を 掲げた だから 寄ってらっしゃい見てらっしゃい まだまだ私を磨いて 寄ってらっしゃい見てらっしゃい つぼみが膨らんで 寄ってらっしゃい見てらっしゃい 記憶の果てへと飛ばしちゃえば 晴れやかな笑顔 あんたにあっかんべ 泣いたり笑ったり 喧嘩も仲直りも 繰り返していたね 雲行きを 気にして 過ごした時間さえ 無駄に思えた ほら トントントン 片足でけんけんぱ ふらついて ぐらついて 倒れそう なって まだ トントントン 何事も経験だ ぱっと 気持ちが 開いた だから 寄ってらっしゃい見てらっしゃい いつもより多く回すんで 寄ってらっしゃい見てらっしゃい 走り出す心だ 寄ってらっしゃい見てらっしゃい ますます魅力が止まらないの 輝く私が あんたにあっかんべ 今さら 遅いわ あんたにあっかんべ |
ぬらりひょん 目に付いたとこに いつも 誰かの幸福が見えて 粘り気のある何かが 胸を伝って流れ出す 昔は 純粋無垢でさ すべてが 透明に見えて やがて 傷が増えたら 憎くなって 濁る眼 時間をかけて 蝕まれるの 緩く 何か 憑かれてんのかな? 住み着いた 不穏な感情 止めどなく漏れる 欲も “心”から出ていって 二度とここに入らないで あなたは誰? あなたは誰? 最初から居た? ある程度の嘘だとか この自己肯定感とか 取るに足りない 過去のトキメキなんか 並べたり 重要な損切りと 手放す度に 空いた隙間に 誰かが居座ってる 乗っ取られた様な 感覚 それでも確かに 僕で 負の感情が 止めどなく 呼び寄せられているんだ あなたは誰? あなたは誰? 最初から居た? 胸の内を 閉ざしたままに 膨れ上がる元凶 いつまで居て 僕をどうしたいんだ 余計な者を 集めないで わからなくなってしまった 悔しさに歪んだ心 何故 こんな溢れて どこから現れるのか 夜は続く 夜は続く 夜は続く 僕の中の 妖怪たちが 夜を歩く  | 一二三 | 一二三 | 一二三 | | 目に付いたとこに いつも 誰かの幸福が見えて 粘り気のある何かが 胸を伝って流れ出す 昔は 純粋無垢でさ すべてが 透明に見えて やがて 傷が増えたら 憎くなって 濁る眼 時間をかけて 蝕まれるの 緩く 何か 憑かれてんのかな? 住み着いた 不穏な感情 止めどなく漏れる 欲も “心”から出ていって 二度とここに入らないで あなたは誰? あなたは誰? 最初から居た? ある程度の嘘だとか この自己肯定感とか 取るに足りない 過去のトキメキなんか 並べたり 重要な損切りと 手放す度に 空いた隙間に 誰かが居座ってる 乗っ取られた様な 感覚 それでも確かに 僕で 負の感情が 止めどなく 呼び寄せられているんだ あなたは誰? あなたは誰? 最初から居た? 胸の内を 閉ざしたままに 膨れ上がる元凶 いつまで居て 僕をどうしたいんだ 余計な者を 集めないで わからなくなってしまった 悔しさに歪んだ心 何故 こんな溢れて どこから現れるのか 夜は続く 夜は続く 夜は続く 僕の中の 妖怪たちが 夜を歩く |