いつか春が…生まれた時から 重荷を背負って 遠くへ行くのが 男だよ ひとに頼るな 頼れるひとに なれと教えた 母の愛 じっとこらえろ 実の成る花も いつか、ほころぶ 春がくる。 嵐が荒れたら 身体を伏せろ しばしの我慢が 男だよ 胸を張るより 心をみがけ ひとは 心で結ばれる じっとこらえろ あの隼も いつか、羽ばたく 時がくる。 生まれた時から 悩みをつれて 歩いてゆくのが 男だよ 口惜しかったら くちびる噛んで 悲しかったら 腹で泣け じっとこらえろ ひやめし草履 いつか、天下に 春がくる。 | ニュースタジオ・シンガーズ | 伊丹亮一郎 | 渡辺岳夫 | | 生まれた時から 重荷を背負って 遠くへ行くのが 男だよ ひとに頼るな 頼れるひとに なれと教えた 母の愛 じっとこらえろ 実の成る花も いつか、ほころぶ 春がくる。 嵐が荒れたら 身体を伏せろ しばしの我慢が 男だよ 胸を張るより 心をみがけ ひとは 心で結ばれる じっとこらえろ あの隼も いつか、羽ばたく 時がくる。 生まれた時から 悩みをつれて 歩いてゆくのが 男だよ 口惜しかったら くちびる噛んで 悲しかったら 腹で泣け じっとこらえろ ひやめし草履 いつか、天下に 春がくる。 |
少年徳川家康東に 鬨の声あがり 西に 轡の 音高し いま、戦国と 人のいう こらえて生きて 十余年 ああ 世の末の 乱世に 羽ばたけ 竹千代 時来たる。 血肉をわけた 親と子を 遠くへだてる 世の哀れ いま 戦国と 人のいう 風雲、天を巻きあげて ああ 花園も 枯れ果てん 羽ばたけ 竹千代 時来たる。 昨日 侍大将も 今日は敗れて 桐一葉 いま、戦国と 人のいう 無情の天下 秋悲し ああ まごころの 人欲しや 羽ばたけ 竹千代 時来たる。 | ニュースタジオ・シンガーズ | 伊丹亮一郎 | 渡辺岳夫 | | 東に 鬨の声あがり 西に 轡の 音高し いま、戦国と 人のいう こらえて生きて 十余年 ああ 世の末の 乱世に 羽ばたけ 竹千代 時来たる。 血肉をわけた 親と子を 遠くへだてる 世の哀れ いま 戦国と 人のいう 風雲、天を巻きあげて ああ 花園も 枯れ果てん 羽ばたけ 竹千代 時来たる。 昨日 侍大将も 今日は敗れて 桐一葉 いま、戦国と 人のいう 無情の天下 秋悲し ああ まごころの 人欲しや 羽ばたけ 竹千代 時来たる。 |