愛のメルヘン雨のしずくが 小窓を濡らす 逃げた小鳥の 涙のように いつもひとりで 生きてきた だから泣かないわ あなたしか あなたしか 見えないの いじわる わがまま そんなあなたが ほしいのよ 路地の灯りが ぽつりと点る 無理に明るい 野ばらのように 嘘は幸せ 連れてくる すぐに終わるのに 抱きしめて 抱きしめて もう少し 指切り ままごと 今日も二人は 夢芝居 流れ星には お願いします 両手合わせて 子供のように 生まれ育ちで 恋なんか 誰もできないわ 行かないで 行かないで 風の夜(よ)は 弱虫 こわがり こんな私は 馬鹿ですか | 市川たかし | さいとう大三 | 幸耕平 | 竜崎孝路 | 雨のしずくが 小窓を濡らす 逃げた小鳥の 涙のように いつもひとりで 生きてきた だから泣かないわ あなたしか あなたしか 見えないの いじわる わがまま そんなあなたが ほしいのよ 路地の灯りが ぽつりと点る 無理に明るい 野ばらのように 嘘は幸せ 連れてくる すぐに終わるのに 抱きしめて 抱きしめて もう少し 指切り ままごと 今日も二人は 夢芝居 流れ星には お願いします 両手合わせて 子供のように 生まれ育ちで 恋なんか 誰もできないわ 行かないで 行かないで 風の夜(よ)は 弱虫 こわがり こんな私は 馬鹿ですか |
漁り火浜唄漁師命(おとこいのち)を しぶきで磨く 北の海には 嵐が似合う 度胸ひとつで 漕ぎ出せば 浜は黄金の 波に沸く ヤーレンソーランヨ ソーランソーランソーランヨー ヤーレンソーランヨ ソーランソーランソーランヨー 大漁旗(はた)がたなびく 一番船に 摘んで乗せたい 乙女花チョイ ヤサエンヤサ ドッコイショ 鳴いて春待つ 氷の海は 焦らすあの娘(こ)の 片えくぼ 流氷海分け オホーツク 北へ帰るか 渡り鳥 ヤーレンソーランヨ ソーランソーランソーランヨー ヤーレンソーランヨ ソーランソーランソーランヨー | 市川たかし | ふじしずか | MIYA・KUMA | 石倉重信 | 漁師命(おとこいのち)を しぶきで磨く 北の海には 嵐が似合う 度胸ひとつで 漕ぎ出せば 浜は黄金の 波に沸く ヤーレンソーランヨ ソーランソーランソーランヨー ヤーレンソーランヨ ソーランソーランソーランヨー 大漁旗(はた)がたなびく 一番船に 摘んで乗せたい 乙女花チョイ ヤサエンヤサ ドッコイショ 鳴いて春待つ 氷の海は 焦らすあの娘(こ)の 片えくぼ 流氷海分け オホーツク 北へ帰るか 渡り鳥 ヤーレンソーランヨ ソーランソーランソーランヨー ヤーレンソーランヨ ソーランソーランソーランヨー |
一の糸「一の糸」がいのちなら、女は恋がいのちです。 死ぬか生きるか 決めた恋 こころを盗んだ その響き 三味のいのちは 一の糸 分りますとも あなたの情け 別れを告げずに 夜汽車に乗れば 胸を揺さぶる 胸を揺さぶる ああ一の糸 添えぬさだめの あのひとが 肩先揺らして 三味を弾く 叩く押さえる また叩く 熱く今でも またよみがえる あなたが弾いた 縁(えにし)の糸が つらく揺さぶる つらく揺さぶる ああ一の糸 夢にはぐれた 幻の 未練の涙か 三味が泣く たとえ短い しあわせも 忘れたくない 忘れはしない わたしにとっては いのちのような 思い揺さぶる 思い揺さぶる ああ一の糸 | 市川たかし | 峰崎林二郎 | 幸耕平 | 伊戸のりお | 「一の糸」がいのちなら、女は恋がいのちです。 死ぬか生きるか 決めた恋 こころを盗んだ その響き 三味のいのちは 一の糸 分りますとも あなたの情け 別れを告げずに 夜汽車に乗れば 胸を揺さぶる 胸を揺さぶる ああ一の糸 添えぬさだめの あのひとが 肩先揺らして 三味を弾く 叩く押さえる また叩く 熱く今でも またよみがえる あなたが弾いた 縁(えにし)の糸が つらく揺さぶる つらく揺さぶる ああ一の糸 夢にはぐれた 幻の 未練の涙か 三味が泣く たとえ短い しあわせも 忘れたくない 忘れはしない わたしにとっては いのちのような 思い揺さぶる 思い揺さぶる ああ一の糸 |
おんな傘相合い傘で 肩寄せあって 人目を忍ぶ 雨の夜 遅い春でも あなたとならば 来ると信じて 尽くしたい 雨が嬉しい 雨が嬉しい おんな傘 小さな傷は なおせるけれど 消せない胸の こころ傷 あなた逢えない ひとりの夜は 雨の音さえ 悲しくて 夢が切ない 夢が切ない おんな傘 一途に生きる おんなの明日(あす)を 照らしてほしい 恋あかり 雨に濡れてる 小さな花を ふたり見つめて 寄り添えば 雨が嬉しい 雨が嬉しい おんな傘 | 市川たかし | 千倉安稀 | 幸耕平 | 丸山雅仁 | 相合い傘で 肩寄せあって 人目を忍ぶ 雨の夜 遅い春でも あなたとならば 来ると信じて 尽くしたい 雨が嬉しい 雨が嬉しい おんな傘 小さな傷は なおせるけれど 消せない胸の こころ傷 あなた逢えない ひとりの夜は 雨の音さえ 悲しくて 夢が切ない 夢が切ない おんな傘 一途に生きる おんなの明日(あす)を 照らしてほしい 恋あかり 雨に濡れてる 小さな花を ふたり見つめて 寄り添えば 雨が嬉しい 雨が嬉しい おんな傘 |
君の住む街へ君が住んでる あの街も 冷たい雨が 降るだろか 強がりいつも 見せてるけれど 名前を呼べば 会いたくて 愛してる 愛してる 幸せあげたい 届けこの想い 君の住む街へ 何にも言えずに 見つめ合い 二人別れた 朝の駅 ひとりで君を 待たせることは 身を切るよりも つらいけど 愛してる 愛してる 泣かないで欲しい 届けこの想い 君の住む街へ 男は誰でも 一度だけ 夢の列車に 乗りたがる 待たせた月日 無駄にはしない 迎えにきっと 戻るから 愛してる 愛してる 幸せあげたい 届けこの想い 君の住む街へ | 市川たかし | 麻こよみ | 伊藤雪彦 | 南郷達也 | 君が住んでる あの街も 冷たい雨が 降るだろか 強がりいつも 見せてるけれど 名前を呼べば 会いたくて 愛してる 愛してる 幸せあげたい 届けこの想い 君の住む街へ 何にも言えずに 見つめ合い 二人別れた 朝の駅 ひとりで君を 待たせることは 身を切るよりも つらいけど 愛してる 愛してる 泣かないで欲しい 届けこの想い 君の住む街へ 男は誰でも 一度だけ 夢の列車に 乗りたがる 待たせた月日 無駄にはしない 迎えにきっと 戻るから 愛してる 愛してる 幸せあげたい 届けこの想い 君の住む街へ |
禁じられたふたりめまいのような 嵐のそのあとで 乱れた髪をなおす指 美しすぎる どこからあなたで どこから僕か こんなことこれきりと 涙ぐむあなた… たとえ罪でもいい 許されなくていい 禁じられた ふたりの恋だから あなたをそっと このまま奪い去り ギリシャの蒼いあの海へ つれて行きたい 不思議な瞳にとまどう僕を 悩ませる迷わせる 年上のあなた… もっと裸になれ もっと自由になれ 禁じられた ふたりの恋だから 何年だって待つよと 抱いた手を 不幸になるとすり抜けて 淋しく微笑(わら)う 逢うたびせつなさ 覚える僕に ためいきでくちづけで 火をつけるあなた… 明日のことなどいい 今がすべてでいい 禁じられた ふたりの恋だから | 市川たかし | 水木れいじ | 伊藤雪彦 | 伊戸のりお | めまいのような 嵐のそのあとで 乱れた髪をなおす指 美しすぎる どこからあなたで どこから僕か こんなことこれきりと 涙ぐむあなた… たとえ罪でもいい 許されなくていい 禁じられた ふたりの恋だから あなたをそっと このまま奪い去り ギリシャの蒼いあの海へ つれて行きたい 不思議な瞳にとまどう僕を 悩ませる迷わせる 年上のあなた… もっと裸になれ もっと自由になれ 禁じられた ふたりの恋だから 何年だって待つよと 抱いた手を 不幸になるとすり抜けて 淋しく微笑(わら)う 逢うたびせつなさ 覚える僕に ためいきでくちづけで 火をつけるあなた… 明日のことなどいい 今がすべてでいい 禁じられた ふたりの恋だから |
金曜日の人私 金曜日の人 ため息が埋めていく やまない雨の日の午後は 私から かけれない 電話のベルを待つ 誰も知らない 秘密のままの そんな恋でもいいの 左手 薬指に光る 指輪を外して それから 切なさの海に 投げ込んだ あなた 金曜日の人 寂しさで埋まってく あなたの香り残る部屋 次はいつ 会えるの?と 電話のベルを待つ 風に吹かれた 通りすがりの そんな恋でもいいの 酔う気もないのに ひとり酒 せつなさ つらさを忘れて どんなに心を 痛めても 私 金曜日の人 | 市川たかし | 木下めろん | 木下めろん | 伊平友樹 | 私 金曜日の人 ため息が埋めていく やまない雨の日の午後は 私から かけれない 電話のベルを待つ 誰も知らない 秘密のままの そんな恋でもいいの 左手 薬指に光る 指輪を外して それから 切なさの海に 投げ込んだ あなた 金曜日の人 寂しさで埋まってく あなたの香り残る部屋 次はいつ 会えるの?と 電話のベルを待つ 風に吹かれた 通りすがりの そんな恋でもいいの 酔う気もないのに ひとり酒 せつなさ つらさを忘れて どんなに心を 痛めても 私 金曜日の人 |
狂った太陽7昨日と同じ あなたの部屋で 素肌に感じる 愛があっても 口紅残る グラスの氷が カラリと小さな音をたてるの あなたはいつだって 誰かの人 命にかえても 奪いたい 愛されている そう信じても 赤く燃える 狂った太陽 昨日と違う あなたの部屋は 誰かの残り香 消えないままに 灰皿の中 見知らぬ煙草も 燃やしてしまえば 灰に変わるの あなたの幸せを 願いながら 身を引くことなど 出来ないわ 心と身体 どちらも欲しい 私ひとり 狂った太陽 あなたはいつだって 誰かの人 命にかえても 奪いたい 愛されている そう信じても 赤く燃える 狂った太陽 狂った太陽 | 市川たかし | 木下めろん | 木下めろん | 伊平友樹 | 昨日と同じ あなたの部屋で 素肌に感じる 愛があっても 口紅残る グラスの氷が カラリと小さな音をたてるの あなたはいつだって 誰かの人 命にかえても 奪いたい 愛されている そう信じても 赤く燃える 狂った太陽 昨日と違う あなたの部屋は 誰かの残り香 消えないままに 灰皿の中 見知らぬ煙草も 燃やしてしまえば 灰に変わるの あなたの幸せを 願いながら 身を引くことなど 出来ないわ 心と身体 どちらも欲しい 私ひとり 狂った太陽 あなたはいつだって 誰かの人 命にかえても 奪いたい 愛されている そう信じても 赤く燃える 狂った太陽 狂った太陽 |
だからさよなら言わないで涙ふきなよ 君ならば きっと幸せ つかめるさ 髪の匂いが 甘いから 僕は別れが つらくなる… だから だから だからさよなら言わないで こんなにきれいな 星がにじむから 「夢を見たのね 束の間の」 君の言葉が いじらしい 天使みたいな 純情を ずっと忘れは しないだろう… だから だから だからさよなら言わないで せつない夜霧が 肩にふりそそぐ 誰が捨てたか 白い花 夜の鋪道に ふるえてる 君をこのまま 奪いたい… 恋の青春 迷い道… だから だから だからさよなら言わないで 心の扉に 愛を閉じ込めて | 市川たかし | 土田有紀 | 伊藤雪彦 | 南郷達也 | 涙ふきなよ 君ならば きっと幸せ つかめるさ 髪の匂いが 甘いから 僕は別れが つらくなる… だから だから だからさよなら言わないで こんなにきれいな 星がにじむから 「夢を見たのね 束の間の」 君の言葉が いじらしい 天使みたいな 純情を ずっと忘れは しないだろう… だから だから だからさよなら言わないで せつない夜霧が 肩にふりそそぐ 誰が捨てたか 白い花 夜の鋪道に ふるえてる 君をこのまま 奪いたい… 恋の青春 迷い道… だから だから だからさよなら言わないで 心の扉に 愛を閉じ込めて |
走り雨雨が降るたび 思い出す はじめて逢った 夜のこと かわいた心と この肌を 濡らしてくれた 人でした 何にも聞かず 泣かせてくれた あなた… やさしい 走り雨 雨が降る日は 逢いたくて あなたの好きな 紅を引く 誰にもいえない 苦しみを 抱えたような 人でした 足あとひとつ 残さず生きる あなた… かなしい 走り雨 そっと心に 残された なみだを受ける 忘れ傘 消したい昔の 傷あとを 流してくれた 人でした さよならさえも 言わずに消えた あなた… はかない 走り雨 | 市川たかし | 田久保真見 | 幸耕平 | 南郷達也 | 雨が降るたび 思い出す はじめて逢った 夜のこと かわいた心と この肌を 濡らしてくれた 人でした 何にも聞かず 泣かせてくれた あなた… やさしい 走り雨 雨が降る日は 逢いたくて あなたの好きな 紅を引く 誰にもいえない 苦しみを 抱えたような 人でした 足あとひとつ 残さず生きる あなた… かなしい 走り雨 そっと心に 残された なみだを受ける 忘れ傘 消したい昔の 傷あとを 流してくれた 人でした さよならさえも 言わずに消えた あなた… はかない 走り雨 |
初恋紙芝居貴方にあこがれ 貴方の背中見て 「お嫁さんにして」 いつも言ってた 鎮守の森の夏祭り 綿あめごしに見た あの紙芝居 人生なんて わからないもの あの頃二人 やりなおせれば さしかえさせてよ あの時あの場面 私の恋の紙芝居 さしかえさせてよ あの時あの場面 私の初恋紙芝居 貴方の浴衣の 袖をにぎりしめ 「お嫁さんにして」 からみついてた おかげん祭りの 海風の中 お面ごしに見た あの紙芝居 子供だったの わがままだったの あの頃二人 やりなおせれば さしかえさせてよ あの時あの場面 私の恋の紙芝居 さしかえさせてよ あの時あの場面 私の初恋紙芝居 人生なんて わからないもの あの頃二人 やりなおせれば さしかえさせてよ あの時あの場面 私の恋の紙芝居 さしかえさせてよ あの時あの場面 私の初恋紙芝居 | 市川たかし | レーモンド松屋 | レーモンド松屋 | 伊平友樹 | 貴方にあこがれ 貴方の背中見て 「お嫁さんにして」 いつも言ってた 鎮守の森の夏祭り 綿あめごしに見た あの紙芝居 人生なんて わからないもの あの頃二人 やりなおせれば さしかえさせてよ あの時あの場面 私の恋の紙芝居 さしかえさせてよ あの時あの場面 私の初恋紙芝居 貴方の浴衣の 袖をにぎりしめ 「お嫁さんにして」 からみついてた おかげん祭りの 海風の中 お面ごしに見た あの紙芝居 子供だったの わがままだったの あの頃二人 やりなおせれば さしかえさせてよ あの時あの場面 私の恋の紙芝居 さしかえさせてよ あの時あの場面 私の初恋紙芝居 人生なんて わからないもの あの頃二人 やりなおせれば さしかえさせてよ あの時あの場面 私の恋の紙芝居 さしかえさせてよ あの時あの場面 私の初恋紙芝居 |
まっ赤な慕情まっ赤な夕陽が 涙を染めて 哀しい黄昏 連れてくるのか いまさら どうしてさよなら言うの 二人で誓った 恋なのに 風は知ってる この想い… 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 君が好きだよ まっ赤な夕陽に 抱かれて眠る あの街はるかに 灯りがひとつ 誰にも言えない 恋物語 弔う嘆きの 残り火か 胸にあふれる せつなさよ… 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 君が好きだよ まっ赤な夕陽よ 流れる雲よ 二人の世界を 返しておくれ 命をかけても あなたを守る 帰らぬあの日の 約束に 忘れな草の 花が散る… 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 君が好きだよ | 市川たかし | 水木れいじ | 伊藤雪彦 | 伊戸のりお | まっ赤な夕陽が 涙を染めて 哀しい黄昏 連れてくるのか いまさら どうしてさよなら言うの 二人で誓った 恋なのに 風は知ってる この想い… 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 君が好きだよ まっ赤な夕陽に 抱かれて眠る あの街はるかに 灯りがひとつ 誰にも言えない 恋物語 弔う嘆きの 残り火か 胸にあふれる せつなさよ… 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 君が好きだよ まっ赤な夕陽よ 流れる雲よ 二人の世界を 返しておくれ 命をかけても あなたを守る 帰らぬあの日の 約束に 忘れな草の 花が散る… 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 君が好きだよ |
港街ロマンス(Iソロバージョン)わかりかけた昨日から やっと気付いたのが今日 だから それがどうしたの 同じことばかり言って 灯りを消した静けさ ふれあう指先 時計の針がふたりの 別れ告げてる ああ 赤レンガの前で 君を 君を ずっと待っているからと 港灯り ともすころに きっと会えるわ ああ 心のさざ波が ゆれて ゆらいだ 横浜 凍りついた冬の空 つかの間でもぬくもりを 迷いだした気持ちさえ そっと溶かしてゆくのね ところで、とそらす話 寂しさをかくす ひびく汽笛がふたりの 別れ告げてる ああ 三の宮で会った 君を 君を このまま忘れるなんて 甘く響く その声さえ 今ははかなく ああ 心が泳いでく ゆれて ゆらいだ 神戸よ まるで迷子のようにさ たどり着けば港街 そんなこともあったねと 言える時が来るかしら こぬか雨ふる波止場で 冷たい口づけ 過ぎた季節がふたりの 別れ告げてる ああ オランダ坂おりて 君は 君は どこへ帰ってゆくのか わたしだけが 知っているの 遠いあの場所 ああ 心はあてどなく ゆれて ゆらいだ 長崎 | 市川たかし | 木下めろん | 木下めろん | | わかりかけた昨日から やっと気付いたのが今日 だから それがどうしたの 同じことばかり言って 灯りを消した静けさ ふれあう指先 時計の針がふたりの 別れ告げてる ああ 赤レンガの前で 君を 君を ずっと待っているからと 港灯り ともすころに きっと会えるわ ああ 心のさざ波が ゆれて ゆらいだ 横浜 凍りついた冬の空 つかの間でもぬくもりを 迷いだした気持ちさえ そっと溶かしてゆくのね ところで、とそらす話 寂しさをかくす ひびく汽笛がふたりの 別れ告げてる ああ 三の宮で会った 君を 君を このまま忘れるなんて 甘く響く その声さえ 今ははかなく ああ 心が泳いでく ゆれて ゆらいだ 神戸よ まるで迷子のようにさ たどり着けば港街 そんなこともあったねと 言える時が来るかしら こぬか雨ふる波止場で 冷たい口づけ 過ぎた季節がふたりの 別れ告げてる ああ オランダ坂おりて 君は 君は どこへ帰ってゆくのか わたしだけが 知っているの 遠いあの場所 ああ 心はあてどなく ゆれて ゆらいだ 長崎 |
夜叉のように海を渡った 蝶もいる 冬にまたたく 螢さえ… ましてや女の 情念は いちずな愛を 追いつづけ からだがやせても あかあかと 燃えるいのちに 赤く染まって ああ この胸に 激しい鬼がいる 惚れたあなたに 辿りつくまで 乱れた紅のまま 便りみたいに 花が飛び 夢が運んで 風が吹く… ひとり寝する夜の 呼びかけは あなたの胸に つき刺さり 言葉は涸れても ひたひたと 満ちる想いに 心ひたして ああ ひとすじの 悲しい鬼がいる きめた運命(さだめ)に 出会う時まで 色ずく肌のまま ああ この胸に 激しい鬼がいる 惚れたあなたに 辿りつくまで 乱れた紅のまま | 市川たかし | 阿久悠 | 幸耕平 | 大崎五郎 | 海を渡った 蝶もいる 冬にまたたく 螢さえ… ましてや女の 情念は いちずな愛を 追いつづけ からだがやせても あかあかと 燃えるいのちに 赤く染まって ああ この胸に 激しい鬼がいる 惚れたあなたに 辿りつくまで 乱れた紅のまま 便りみたいに 花が飛び 夢が運んで 風が吹く… ひとり寝する夜の 呼びかけは あなたの胸に つき刺さり 言葉は涸れても ひたひたと 満ちる想いに 心ひたして ああ ひとすじの 悲しい鬼がいる きめた運命(さだめ)に 出会う時まで 色ずく肌のまま ああ この胸に 激しい鬼がいる 惚れたあなたに 辿りつくまで 乱れた紅のまま |
夕顔ひらりと舞い降りて ふれた指先 夕の花 はかない夢をみて さみしそうに落ちる あのひとのもとへと まっすぐ続く坂道で 覚悟を決めたなら もう戻りはしない 巡り巡る時の中 振り向いては駄目なのと あなたなしで生きていく そう決めたから 愛でつづった サヨナラだけを あなたに あなたに 届けたい ゆれる残り火 小さく燃えて 夏の夕暮れ 目覚めたその花は 夕顔でしょう 季節が変わるたび 心も変わる 夕暮れに 今夜で最後ねと さみしそうに笑う 悲しみ色をした 瞳に映る 夕の花 私の心には あなたはもういない 指切りしたあの夜を 二人だけの約束を 待ち続けていたけれど 忘れましょう 愛でつづった サヨナラなんて 誰にも 誰にも 届かない いつかと言った その日が来ても そうね私は ひとりさみしく咲く 夕顔でしょう 愛でつづった サヨナラだけを あなたに あなたに 届けたい ゆれる残り火 小さく燃えて 夏の夕暮れ 目覚めたその花は 夕顔でしょう | 市川たかし | 木下めろん | 木下めろん | 伊平友樹 | ひらりと舞い降りて ふれた指先 夕の花 はかない夢をみて さみしそうに落ちる あのひとのもとへと まっすぐ続く坂道で 覚悟を決めたなら もう戻りはしない 巡り巡る時の中 振り向いては駄目なのと あなたなしで生きていく そう決めたから 愛でつづった サヨナラだけを あなたに あなたに 届けたい ゆれる残り火 小さく燃えて 夏の夕暮れ 目覚めたその花は 夕顔でしょう 季節が変わるたび 心も変わる 夕暮れに 今夜で最後ねと さみしそうに笑う 悲しみ色をした 瞳に映る 夕の花 私の心には あなたはもういない 指切りしたあの夜を 二人だけの約束を 待ち続けていたけれど 忘れましょう 愛でつづった サヨナラなんて 誰にも 誰にも 届かない いつかと言った その日が来ても そうね私は ひとりさみしく咲く 夕顔でしょう 愛でつづった サヨナラだけを あなたに あなたに 届けたい ゆれる残り火 小さく燃えて 夏の夕暮れ 目覚めたその花は 夕顔でしょう |
夕霧草蒼い夕闇 静かにおりて 女ごころを 哀しくさせる しあわせを さがしても あなたは 遠いひと… さみしい 寒い ためいきに 染まる はかない 夕霧草よ 薄い化粧が 好きだと言った 来ないあなたを 待ちわびるだけ しあわせを 捨てたって あなたが 欲しいです… せつない 淡い 独り言 きいて ください 夕霧草よ 何故に女に 生まれてきたの きっとあなたを 愛する為に しあわせじゃ なくたって あなたと 生きたいの… さみしい 辛い この恋に どこか 似ている 夕霧草よ | 市川たかし | 田久保真見 | 幸耕平 | 南郷達也 | 蒼い夕闇 静かにおりて 女ごころを 哀しくさせる しあわせを さがしても あなたは 遠いひと… さみしい 寒い ためいきに 染まる はかない 夕霧草よ 薄い化粧が 好きだと言った 来ないあなたを 待ちわびるだけ しあわせを 捨てたって あなたが 欲しいです… せつない 淡い 独り言 きいて ください 夕霧草よ 何故に女に 生まれてきたの きっとあなたを 愛する為に しあわせじゃ なくたって あなたと 生きたいの… さみしい 辛い この恋に どこか 似ている 夕霧草よ |
夜汽車(Iソロバージョン)夜を横切り 未来(あした)へつなぐ 片道切符 にぎりしめていた 窓にうつった 君の横顔 まるで小さな 花模様 wow wow wow 夜汽車は走る ぼくらを乗せ 見果てぬその先へ wow wow wow 夜汽車にゆられ どこへだって行けるさ 二人なら 時の流れに 逆らいながら すれ違う景色 どこまで走る 街の灯が ぽつりぽつり そっと心を ともすように wow wow wow 夜汽車は走る ためらう道 迷いはかき消して wow wow wow 夜汽車にゆられ 先は長いそろそろ 眠ろうか 寄り添う肩に もたれた重み そのぬくもりに カギをかけたい 星が夜空に ひとつ流れ 君のしあわせ 祈ったよ wow wow wow 夜汽車は走る 目を閉じれば 輝く夢を乗せ wow wow wow 夜汽車にゆられ どんなこともできるさ 二人なら | 市川たかし | 木下めろん | 木下めろん | | 夜を横切り 未来(あした)へつなぐ 片道切符 にぎりしめていた 窓にうつった 君の横顔 まるで小さな 花模様 wow wow wow 夜汽車は走る ぼくらを乗せ 見果てぬその先へ wow wow wow 夜汽車にゆられ どこへだって行けるさ 二人なら 時の流れに 逆らいながら すれ違う景色 どこまで走る 街の灯が ぽつりぽつり そっと心を ともすように wow wow wow 夜汽車は走る ためらう道 迷いはかき消して wow wow wow 夜汽車にゆられ 先は長いそろそろ 眠ろうか 寄り添う肩に もたれた重み そのぬくもりに カギをかけたい 星が夜空に ひとつ流れ 君のしあわせ 祈ったよ wow wow wow 夜汽車は走る 目を閉じれば 輝く夢を乗せ wow wow wow 夜汽車にゆられ どんなこともできるさ 二人なら |