ママGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | ママ 俺は今 神様と肩並べた 本当なんだ まだ 子供の頃の事を思い出せる 遠いよ 空の上 走馬灯まわらないや 氷の肌の上 罰を与えようね ママ あなたの腕の中で抱かれてたのは どうしても思い出せず おいで ここまで オーロラ もう遅いや 織り成す光と影 まわるよ 赦しを乞うように 空の上 遠いよ |
I must be highGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | デカダンスをぶち上げながら放蕩 芸術とただの感傷のボーダーライン 一生に一度のレースを 案の定 サッカーが好きって言う彼も 性格上 一人じゃ居られない彼女も 行間に必殺のフレーズを 世界中の安全なんか願ってるみたいな 顔をした 顔をした 基準がカオスだ 俄然盛り上がりだした 腕振り上げた そんでギリギリ出した その答えは I must be high 照らそう 汚れなき心を 煽動しよう ぼくらの向かうべき場所へ 生涯に一発のブルーズを リサイクルと憧憬ばっか踊る夏の日の輪 地球上の明日を夢見る様な 顔をしてる 顔をしてる 基準がカオスだ 俄然盛り上がりだした 声振り上げた そんでやりきりました 須くは I must be high |
スレドニ・ヴァシュターGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | 誰の歌だろう 何が腐ってるんだろう 昼寝の様な夢を ただもう垂れ流しっぱだろう 未来だの 願いだの 今にもああいうふうになりそう 出会いもふれあいも ママには そういうふうに言いなさい 抱き締めたらもう 息もしていないだろう 君のトバモリーでも あれから押し黙りっぱだろう 眩暈が消えないんだよ 今にもああいう目に会いそう 今こそ 額衝こう 意外とそういうのに限って 立派に成人してから 言えや 君の理解者も 闇の被害者も アナバプテストかもよ それにしても おまえ なぜ はねるのだ 神の御前ぞ 我がスレドニヴァシュター 未来だの 願いだの 今にもああいうふうになりそう 出会いもふれあいも ママには そういうふうに言いなさい 眩暈が消えないんだよ 今にもああいう目に会いそう 今こそ 額衝こう 意外とそういうのに限って 立派に成人してから 言えよ 言えば 言えば |
ランチェロ'58GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | 太陽は真上 さあもう滑走路へ そんな真っ白な夢見た 感情の投影 細胞の遠吠え いつか俺にも羽をくれないか 探していたものでさえ 今 容易く忘れてしまえそう 砂漠の物件 フォードランチェロは 意外と簡単に見つかりそうでも 最低条件 最上の楽園で 天使がきっと俺を待ってんだ 届きそうな気になれたんだ 今 悲しそうなフリをしただけ 体の中の予感も ただ 照らし続ける太陽のそばへ きみのもとへ 砂埃はずっと君を遠ざける 探していたものでさえ 今 メキシコの空もテレビで 悲しさも嘘も詐瞞も ただ 照らし続ける太陽のそばへ |
指先GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | ただ重なった事が 目の前を塗り潰しやがる 何も持っていないわけではない 這って逃げるのもありか きみの手を握った 指先で 何度も奏でて 色褪せて 悲しい程 繰り返そう 何も変わらなくたっていい このままでいられる様 ここに突っ立てるよ くだらない言訳は 人通りの中に埋もれた 腹を割って話すべき事や 迷っている事のすべて 無理矢理 噛み殺して それでさえ どうして誰もが急ぎ足で その次を欲しがるんだろう ここに居てはいけないかな 許されない事だろうか 矛盾をわかっている 指先を伝わって 今さら感じていた 何度も忘れて 思い出して 卑しい程繰り返そう 何も変わらなくたっていい このままでいられる様 誰がそれを笑えるだろう 笑われてもかまわない きみの声がぬくもりが それだけが消えない様 ここに突っ立っていよう |
大脳機能日GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | 「どう? やってる?」 「居直ってんの?」 「どうなってる?」 「またサボっちゃってんの?」 今忙しい 「怒鳴ってるヒマあんでしょ?」 「ドナテルロ?ルネサンスだっけ?」 忌々しいね 走らせるのは 焦らせるのは誰 稼がせるのは 他でもないあなただけ 走らせるなよ 焦らせんな まあまあ ねえ 寝てませんよ まだ cerebration day 走らせるのは 焦らせるのは誰だ 稼がせるのは 他でもないあなただけ |
エピゴーネンGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | どっかでそう思ってたんだ いつも これからもね あんまり平凡じゃなかったのは まあ今も同じだけど 物語にすれば安くなりそうだ 人と比べてみて卑屈になるだけ どこまで歩いてくの その身体で そこまでもそのまた先も エピゴーネンで埋まってる だったら想像してごらんよ きっと他人事じゃない さよならした夢には 割といいとこもあるんだが 死ぬ程じゃない日々の 口程にない未来 人と関わるのが煩わしい訳 どこまで歩いてても割に合わない 気がつけばもう振り返れやしない 2,000光年で されど人生だとか言っても ここが肝心だ 君を愛してるんだって そしたら 言いたい事はずっと 二つ位しかないんだ 言葉にしてみると 風に消えるだけ どこまで歩いていこう この身体で どこまでもそのまた先も エピゴーネンで埋まってる 澱んでる 嘘くせぇ |
ポリゴンのクライストGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | 我はこわれ甕 言うなればペンテジレーア 我はミヒャエルコールハース 控え目に言えば 我々はきっと選ばれた遺伝子 ワレワレ…yeah まあまあ後遺症の患者さん 誰も居ない宇宙で逆ギレした Amen ポリゴンのジーザスクライスト 作用した 作用したってんだろ ガリバーになれば視界は拡がってった 地図の上で踏んづける場所を確認した ファンファーレはずっと鳴り止まぬシュプレヒコール ワレワレ…イエー まあまあ法の番人 御巡りさん 骨折り損で脚が棒になった Amen 恋をした青二才 幸せだ 幸せだってんだろ つまりだ いつまでこうやって隔離するつもりなんだ 私は、だ もう正常だ もう健康だ 誘惑すんなよ看護婦さん まあまあ後遺症の患者さん 誰も居ない宇宙で輪になった Amen 恋をした青二才 フィアンセが幸せぶってんだろ ワンマンショーの様な孤立感 数が異常でいつも針食った Amen ポリゴンのジーザスクライスト 作用した 作用したってんだろ |
GRAVEYARDGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | 時代の声だ 耳をやられた 聴こえないのはそのせいだ 誓いを立てた指を咬まれた 手懐けたつもりが ムカつく 四つ角の悪魔に会う ここがモダングレイヴヤード たかがそれだけを誇る為 何を捨て 胃から込上げる塊の味を知れ そして 馬鹿みたいな顔ばっか 自分探しはまだ飽きないのかい 見つかるのはきっと樹海のコミュニティ 有財無財餓鬼達と踊れ 伝えるべき事は無え たかがこれだけを誇る為 何をしてる? 胃から込上げる塊 今更手遅れ 無駄に垂流す言葉はもう腐ってる 揺らいだ世界で独り立ってる たかがそれだけの為に何もかも捨て 見たいのかい 聴こえるかい 馬鹿みたいな顔ばっか |
それを魔法と呼ぶのならGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | 誰が笑っていて 誰かは泣いていて 建てて壊して 例えばどこかで曲がって また戻って それが魔法というものなら どれだけ信じれるだろう それで時間が止まるんなら それだけが人を動かすのなら それでもまだそう言うのなら カレンダー塗り潰して ベランダで吸った二本目 頭で解って 心で解らなくなって そう そこを解っても それが魔法というものなら 死ぬまで解けないかも 君の事を思うのなら 誰も理解してくれなくなったとしても ぼくは今のままでいい すでに盛大に幕が引かれたとして やさしくはないんだ 難しくもないが いつもはどうやってこなしてたんだっけ それが魔法というものなら どこまで信じれるだろう 君の事を思うのなら それだけが世界を動かしてんなら ぼくは今のままでいい それを魔法と呼ぶのなら |
REWGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | やたら地味な精錬を かたや派手な経験を たかが歌のワンフレーズを繰り返しては 他人の汗に軽蔑を 可惜当たり前な顔を 又は他人の顔色を伺うような 疲れるでしょうと したり顔で笑うか おれは最低か 華々しい画面も 白々しい裏切りも ただ眩しいあの夏の映画も 叶わない願いも しかつめらしい悲しみも やり直し どこまで戻せばいいんだ 語り種の人生を 事無かれの永遠を 雑踏の中の雑草を誇らかしては 掴まえましょうと 偏に前向きなフリか それは才能か 慌しい報道も わざとらしい外連味も うら淋しい真冬の名盤も 空回りの懸念も 誰かの言う戯れも やり直し リアリティを感じないせいだ 華々しい次画面も 白々しい裏切りも ただ眩しいあの夏の映画も 大なり小なり 叶わない願いも しかつめらしくまわる世界も やり直し どこまで戻せばいいんだろう REWIND |
VIRUSGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | 永遠を頬ばった 永遠を頬ばった 永遠を頬ばったので 排泄を行った 排泄を行った アイデンティティなど壊疽 煩わしいよ スポーツニュースは 挨拶を葬った アメダスを封印した カードローンを延滞したので ダンジョンを攻略した アイドルを打擲した 原宿にウイルスを流した ああ忙しいよ 眠る間もない 頭の奥で赤い光が 微かについた気がしたのは 永遠を頬ばった 排泄を行った |
13/0.9GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | 死なない自信はあるのかと問われて たしか保険上乗せしたはずだと御茶を濁す その悪しき依存性 まるで恋にも似た 決して醒めないその赤で この胸に火を点けろ 声高に否を告げろ 今 空に優しく溶けてゆく狼煙 暗闇に火を点けろ すぐ灰になるけど 今 壊れる少し手前の狂炎 実はどこかに陰があるのかもと案じてる いつかは恒常性も失われてくのか この次に気をつけろ 声高に生を告げろ 今 咽に焼けつく刺激が狂おしい そのために精をつけろ また生まれかわるけど 今 追われてどこへ行く 13 肺を染める色なんて想像しない 決して醒めないほど愛してる |
その未来GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 長田進・GRAPEVINE | たった今その声が聴こえたような気がしただけ たった今どこまでも行けるような そんな気がしただけ 忘れられない想いがこの胸に刻まれてくだけ たった一秒一秒が それだけが真実だっただけ 憧れが 惑いが あっさり全部ひとつに繋がった 抉じ開けて その未来も過去もそのまま 見ろ だって正しいと思えた事など 一度だってないだけ だって誰もが言うみたいな言葉に乗り切れないだけ やっぱりだ 痛みがバッサリ疵を残しやがった 始めるぜ 昨日も今日も明日もこのまま 走れ 行けよ 聴け 声無き声 風の音 雨の唄 聴こえないのはいつも自分の鼓動だけ 憧れが 出会いが 確かに全部ひとつに繋がった 抉じ開けて クソ重い想い抱いたまま 見ろよバカタレが やっぱり疵は消えやしないんだ 始まりさ その未来も過去もそのまま そう 見ろ |
スイマーGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | また 汗流れた また 夏が走り去ってく様で 騙されたみたいだ そう言や あまり降らなかった雨 あの頃 ぼくらは間違えてて 定まらない姿勢で 大いなる意識の上 水求めて また 例の夢見た 甘ったれた肌を刺している様で やたら喉渇いた そう言えば ずっと君を待っていたんだ 体の中を流れてる 真新しい未来を涙で隠させぬ様 もっと泳げ 世界は何も告げない 唯一のマスターピースは どうにか完成した 体の中を流れてる 真新しい未来を涙で隠させぬ様 息を止めてけ これから ぼくらは繰り返してく 定まらない姿勢で何かに立ち向かう様 一層泳げ |
Everyman, everywhereGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | 例えばぼくらは 戻れない所まで行く 今にも割れそうな 通わない心さえ抱えて いつかこの想いを 涸らしたくない衝動を その勝手なイメージを 間違えちゃいないと言うんだ 例えばぼくらは あどけないふりをしていたいだけ いつか叶う様に と どの面下げて言うんだろう その大事な想いも やがて忘れてしまうんだそうだ いつも通りの道を そう いつもと同じ風 違うな 今ならわかるだろ いつかこの想いを 涸らしたくない衝動を その勝手なイメージを やがて忘れてしまうのに いつか Everyman, everywhere Everyone, anyone Everyman, everywhere Everyone, anyone いつか この想いを… |
BREAKTHROUGHGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 金戸覚・GRAPEVINE・高野勲 | ハダカのおれはたかがこんなもんだって 誰にも言えやしねえな ひたすら そう 駆けずり回って あなたにいつも近づきたくって 足りねえぞ あの上には何があるんだ 笑えんぞ 笑えるのは今だけ Jim Morrison? この痛みはキリがないんだ ただの理想で越えてゆけ アイデアのスウィートソウルが嘘みたいに鳴ってて おれは横目で見ていた 時間はスロウ死ぬ程あって あなたにいつも近づけなくって ヤラれるぞ 右左を見りゃわかるさ 枯れねえと 枯れてから言う奴ばっか バロメーター この怒りはハッタリじゃないんだ 腹の底で燃えてるぜ 足りねえぞ あの上には何があるんだ? 危ねえぞ 笑えるのはおまえだけ Jim Morrison? この痛みは計り知れねえんだ ただの理想で越えていけ |
公園までGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 金戸覚・GRAPEVINE・高野勲 | 「今年もあと少しだよ」と 他に何か言いたかったが 「写真とかも増えすぎたよ」と 君のせいか 僕のせいかな その手を満たすのも 偽りないものを ここにあるすべてにただラブソングを くちずさむよ 余計な言葉より余計なラブソングを 馬鹿らしいかい いろいろあって淡くなってく いつもみたいにそう 「この前の店美味くなかったね」と 他になんか言うべきだったか その目に映る事 決して綺麗じゃないが だから言うなればブルースを ここにあるすべてにただラブソングを くちずさむよ 大袈裟な事は歌わないと そう決めていたいんだよ この子の未来にただラブソングを くちずさむよ ヒトが羨むような普通のラブソングを 馬鹿らしかい 幾つになって思い出す時 笑えるようにと 余計な言葉よりも 公園までの数分の 余計なブルーズ |
アンチ・ハレルヤGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 金戸覚・GRAPEVINE・高野勲 | 今年の夏もなぜかアホ面して 全力で飲んで飲まれていた 憧れてたハワイ旅行の計画は 時間的、経済的に断念した どれがタテマエでどれがホンネなのか おれの理想よ down down ハレルヤベイビーなんで 君はここに立って顔作ってんの? 足りないのはきっと忘れかけたあの日の 熱いやつさ 都会に生きていると時間の感覚が 著しくひどく曖昧になってきた 若いのだけが売りだった頃と比べて ウンチクがインチキくさくなってきた 何が楽しみで誰が本命なのか おれが聞きたいよ unknown ハレルヤベイビー今度 飲み明かそうよマジでどう思ってんの? 全てに感謝してるみたいに ツルッとした顔してるぜ おれの未来は? ローズタウン? ダークブラウン? ハレルヤベイビーなんで 君はここに立って顔作ってんの? ハレルヤベイビー 今度飲み明かそうよマジで 足りないのはきっと忘れかけた あの日の…なんだっけ? |
SEAGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 金戸覚・GRAPEVINE・高野勲 | 果てはないと あてはないと 笑ってるの? 泣いているの? わかってる ガラスの海の世界へ ガラスに仕切られた世界へ 誰にも触れられず 誰にも触れさせず 見棄てられた 見棄てられた 吐いてしまいそう 殺してしまいそう 笑ってるの? 笑えばいいよ ガラスの海の世界へ ガラスに仕切られた世界へ 微かに波を立てて 僅かに餌を食べて そして撥ねた 水が撥ねた さして寒くも 暑くも無く きつく目蓋を 閉ざしてる ガラスの海の世界へ ガラスに仕切られた世界へ 誰にも触れられず 誰にも触れさせず 忘れられたはず の 何か 浮かべていた |
シスターGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 金戸覚・GRAPEVINE・高野勲 | ノイローゼになったよロクサーヌ 気に入った おまえのせいだなんてクソくらえ おまえのキスを待ったよロクサーヌ キレイだ まあどれも同じようなガラクタ あのスキニーピッグも とうとう時効になっちゃった 無力を刻むだけ 灰色に燃やされてく景色が リアルさ 真白に飛ばされてく意識で 空っぽの恋がしたいよ シスター 彼の世の使いに会ったよロクサーヌ 皮肉だ まだ見ぬ不幸を背負ったキャラクター あのスキニーピッグも とうとう太りだしたんだ お約束どおりに お気楽に侵されてく意識が リアルさ ああお前に何を言えばいいのか 胸クソ悪いほど愛してるさ 世界の終わりが来たって 光を失ったって つまりはヒトの涙 灰色に燃やされてく景色が リアルさ ああお前に何を言えばいいのか 空っぽの脳ミソで愛してると お気楽に侵されてく意識が リアルさ 真白に飛ばされてく意識が開くこの世界 踊ろうシスター |
豚の皿GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 金戸覚・GRAPEVINE・高野勲 | 不安な朝 歩く人の列 浮かれた独裁者の 狂える瞼 胃が捩れるのさえ 手にとるように冴え 救いの詩でさえ消える間近 群がりだす群がりだす 豚の皿を満たす 腹を満たす 選び抜かれたストラディヴァリウス 偉大な号令 欲しがり合う何もかも喰らう 掲げ合うスター 消し去り得るこの血の下 主導者にエール 火は消えるのか 浮かぶモニュメント いつか見た世界史の 一頁となる 不安な朝 歩く人の列 疲れた独裁者は 家に火をつける 群がりだす群がりだす 豚の皿を満たす 腹を満たす 選び抜かれたストラディヴァリウス 偉大な号令 欲しがり合う何もかも喰らう 掲げ合うスター 消し去り得るこの血の下 主導者にエール 欲しがり合う骨だけのフラッグ 称え合うストライプ 滴るほどこの血の下 支配者にエールを |
ミスフライハイGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 金戸覚・GRAPEVINE・高野勲 | 傷なんて癒せるはずはないでしょう 誰よりも頑張ってる気がしてるのよ gettingaway 右手で刻むわ 勇気の証を 上腕二頭筋の左アンダースロー gettingaway これだから gottagetaway 現実はイヤ ミスフライハイ more and more high more and more なぜみんなあたしを傷つけるのよ でもそんな自分が愛おしいのよ gettingaway これだから gottagetaway 現実はイヤ ミスフライハイ more and more high more and more gettingaway gottagetaway 忘れなさい ミスフライハイ more and more high more and more 躁 ハイ燃えてるの high昼も夜も flyhigh more and more ああ また飛んでるの |
Good bye my worldGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 金戸覚・GRAPEVINE・高野勲 | 今しあわせ? 問いかけた くだらなさ 行止まりさ 今朝もナメた真似をした それもまた いつも通り 三つ読んで 忘れられた 道路の上 いっそ何か想えば 楽になれた 認めてしまえよ ここでセイグッバイだろ 聞こえていないよ ここで say good bye my world 雨のハイウェイ 目の前の同じ明日 やってられねぇ いやにワイパー 誘うねむけ 事故りそう いつも通り ベッドの上 忘れてきた 三つ読んで そっと雨にうたうか 星になるか いつも通り 三つ読んで かき消された 道路の上 いっそ何か想えば 星になれた 認めてしまえよ ここでセイグッバイだろ 聞こえていないよ ここで say good bye my world 雨のハイウェイ 目の前の同じ明日 今朝もナメた真似をした それもまた 今しあわせ? 問いかけた くだらない |
Suffer the childGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 金戸覚・GRAPEVINE・高野勲 | Suffer the child knock my door Suffer the child in my brain 踊る阿呆に見る阿呆 転んだ方に罪が問われる いやそりゃけっこう Suffer the child knock my door Suffer the child in my brain エラそうに振舞われ いろんな他人に乗り越えられる そりゃもう貴公に及びません しかしながらまだ投げちゃいませんぜ いざソウルをば吠えるライオン ウマそうな女葬るスキル 言わんやborn under a bad sign ただcrazy for your love 踊る阿呆 Suffer the child knock my door Suffer the child in my brain 踊る阿呆 tell me about them 歪んだソウルはいつものおまえ いざソウルをば吠えるライオン ウマそうな女葬るスキル 言わんやborn under a bad sign ただcrazy for your love いざソウルをば吠えるライオン ウマそうな女振り返らねえ 言わんやソウル エヴリバディ ただcrazy for your love 踊る阿呆 |
ぼくらならGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | 高野勲 | からの心なら ただの体なら 馬鹿なぼくらなら 何処へでも行けるだろう 思い上がりや淡い期待 ときに涙 白い吐息はタバコなのかと とぼけてみた 決して この道の歩き方を 知らないわけじゃない 上着が要る事も ただ この冬の過ごし方を 二人だけ見えやしないのなら この手を繋いでいこう 窓の外の空 ただのからの空は 肩を寄せ合うなら 何色に見えるだろう 車の音や 風の匂い どうせ忘れんだ 指輪の跡を見ながら 指折って数えた 決して この街の歩き方を 知りたいわけじゃない 流行りのやり方も まだ この冬を過ごす事を 二人だけわかってないのなら せめて 離れないように からの心なら ただの体なら ヤワなぼくらなら 何処へでも行けるだろう この道の歩き方を 知らないわけじゃない 上着が要る事も ただ この冬の過ごし方を 二人だけ見えやしないのなら この手を繋いでいこう |
何を話せばGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | 大人になった人は当然 傘を胸に仕舞うそうだ また降りだした事を確かめながら 肌に合ったその場所で 君は綺麗にもなれそうだ 邪魔になった物を捨てればね ねぇ何を話せばいいのかも知ってるけど ねぇ何故か知らぬ間にこんな雨になったのさ 束になって伸掛った幼い手に余る様な 無駄な季節は 唯 通り過ぎて行く 大人になった君は当然 傘を胸に仕舞いそうだ また降りだした事を確かめて ねぇ何を思えばいいのか分かってるけど ねぇわざと知らぬふりしてちゃいけないのかな 雲は僕等の真上にひとつだけ 二人は何を見てるんでしょう? 願えばかなうのも無くなってゆくのも ねぇ何も変らないそう思えないのにさ ねぇ何を話せばいいのかも知ってるけど もう雨はあがらない?そうは言えないのかな |
会いにいくGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | 歩き回って 探してて 見つけたものは いつもの空だ 形があって それでいて 確かなものは 幾つもなかった ひとりで 何を想うだろう 言葉にして ひとつづつ忘れて 急いで会いに行きたいなら 綺麗事は言ってられないよ 暮らしがあって 仕事をして 知ったふうな事 今日は言えなかった 歩き回って 探していたが 見つけたものは いつもの空だったんだ ひとりで精一杯だろ ウンザリして ぐっと噛締めて 急いで会いに行きたいだろ 見てごらんよ 目の前を あたりまえの日だって ここに在る意味で ひとりで 何を誓うんだろう 目を開けて いつもどおりなだけ 急いで会いに行きたいなら 見てごらんよ そっと 目の前を… |
マダカレークッテナイデショーGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | やかましいぐらいに目盛上げるんだ かぶりつきじゃなきゃ聞こえやしねえ 今朝食ったものでさえ思い出せやしねえぞ 脂肪の塊 取るカラクリだ ピエールとジャンはイカレたアフロだ だからこうやってファンキーな短編を残すのだ ベラミから始まるモーレツな苦悩 バカな娘だった なかなかだった 朝方だった I'm funky モーパッサン It's funky モーパッサン 能書はもうたくさん カレーなぞ食った憶えなぞねえぞ アルミ鍋がいけないらしいぞ 女の一生はファンキーさで決まるぞ 冷汗が乾けばもう一度踊ろう 頭の中わからなかった 荒屋だった アイムファンキー膨満感 イッツファンキー凶悪犯 問題はクロワッサン もみあげのビストロ 脂肪の塊 取るカラクリだ ピエールとジャンはイカレたアフロアフロアフロ… …アフロディーテスチャイルド ベラミから始まるモーレツな苦悩 バカな娘だった なかなかだった 朝方だった I'm funky モーパッサン It's funky モーパッサン 能書はもうたくさん 頭の中わからなかった 荒屋だった アイムファンキー膨満感 イッツファンキー凶悪犯 問題はクロワッサン もみあげでListen!! |
Sundown and hightideGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | まるでカスタードを指でなすりつけた 体のグラデーションを眼に焼きつけた 通わない心の隙間埋める会話 物々しいためいきの意味は 髪の短いのが好きになってしまった 顔が見えぬよう君に目隠しした 禍々しい世界を遠ざけるように裏返す 弛みない弛緩を繰返して Sundown I'm waiting for your Libido 七色になってよ さあ 思い切って 花びらになってよ さよならなんて言葉 横切っていった 回路 赤いシグナルが明滅していた 迷わない道標があるとすれば そういう 生々しい姿態の方がいいんだ hitide 君を傷つけたい カナリアになってよ さあ 思い切って そう Sundown I'm waiting for your Libido 七色になってよ さあ 思い切って マルキドが待ってる hitide 君を傷つけたい カナリアになってよ さあ 思い切って 花びらになってよ Sundown and hightide |
それでもGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | 瞼の裏の鮮やかな色 あなたが着てた 黄色のワンピース ふと空見ました 季節がかわる 笑いました 涙も流れました それでも また立止まりそうになって あなたの事を想う 少しだけ 微笑みくれませんか 死ぬまで 抱いていたいのです 川辺の街の工場の煙 たばこ屋の壁が 派手でしたね 時計壊れてしまった なぜ強がる 歩きました 迷いも殺しました それでも また足下見失って あなたの事を想う 少しだけ 泣かせてくれませんか 息が止まって しまいそうです 買ったきり積んだままにしてた 難しげな本が 今わかった気がしても 明日仕事休みにしなくちゃ 海にでもいきましょう 瞼の裏の鮮やかな色 ふと空見ました 季節がかわる |
アナザーワールドGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | 見ていたよ 知っていたよ 泣いていたのは 幾つかは置いてきたろ 悲しい顔だ 誰かが土足で入り込む 誰かがまた踏み荒らしてる そんな気がしてたっけ 世界から日常から抜け出せるかい 世迷い言も裏返せば容易いのかもな 生まれた時から歩けるのは この道だけだったのか だけど 空に届きそうで また手を伸ばして やめて 明日もう一度 いつかはきっと あの向こうへと 精一杯息をして いつの間にか ぼくらには見えやしない ああもう いつか消えてしまいそうで また手を伸ばして やめて 言ったろいつも 見てたろいつも あの向こうへと 精一杯の声で 体で 明日もう一度 いつかはきっと あの向こうへと 精一杯息をして いつの間にかぼくらには もうぼくらには 見えやしない |
R&RニアラズGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・高野勲・根岸孝旨 | 年甲斐もない? 若いじゃない 若いこそが転がる石だ ウイスキーじゃない? いつからだ ウイスキーじゃなきゃ ノーノーR&Rじゃない 変だ どこからどこまでだ マッドラブ… アンドダンス…? 確かにそういえば踊る気ない 逃がれ逃がれ逃がれて まだどうやらできません このままヤケになるのか 己に嫌気がさすのも悪くない 逃げろ逃げろブーたれて いまや恋などできません 追われてるわけじゃないけど なぜかこういうのを誰もうたわない 上手いじゃない 若くない? 若くなきゃ 泥んこ水だ レスポールかな レスポールじゃない レスポールじゃなきゃ ノーノーR&Rじゃない 変だ 上から下までだ でもまあいいんだ 不確かな行為なら嫌いじゃない 燃える燃える燃えてるけど ヘタじゃないのにイケません あの娘がヤケにすごいので ヤケにニヤけたおぼえはあるけど まわるまわる目がまわるぜ まだどうやら抜けません 水差すわけじゃないけど なぜかこういうのを誰もうたわない そうだ 変だ 何から何までだ マッドラブ… アンドダンス…? 確かにそういえば踊る気ない 逃がれ逃がれ逃がれて これ以上など言えません このままヤケになるのか 己に嫌気がさすのも悪くない まわるまわる目がまわるぜ まだどうやら抜けません 水差すわけじゃないけど 一人そう 言わば誰もうたわない |
ナツノヒカリGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・高野勲・根岸孝旨 | 坂道で 仲なおりしたのは夏だったっけ ひとつだけ教えて いつか言いかけた言葉は夢? どこまでも続く気がしてた蒼い道は 頭の中で夏の光に飛ばされてしまった こんなに経ったね だからまだ 君を抱きしめてなかった だからさ ねえ 君が好きと言えなかった ほらあの日だって 薄目開けてる季節に少しハイになりながら 汗だくのシャツで いつまでも遊ぶつもりだっけ それはずるいよね だからなぜ 君の髪に触れなかった あのままで 他に何もいらなかった 今あの日差しで 向日葵なんかちぎれてしまったんだ 坂道だった 君はなんて言ってた? だからまだ 君を抱きしめてなかった だからなぜ 君の髪に触れなかった あのままで 他に何もいらなかった だからさ ねえ 君が好きと言えなかった ほらあの日だって どこまでも続く気がして それはずるいよね |
B.D.S.GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | はずみでそこに入るギア 音ひかえめにさばく はみ出る 見失うセンターライン ささやかに後悔する 絵に描いてあるような 目に入る蜃気楼 手に入るのはもう そこまでだ 目の前がどうにかなる 誰の前で踊りたがる? そうやって?へえー 迷える脳は問いかける 今ブレーキダウンはどうなんだ? 見ろよ疾走中 「旅です」とか大袈裟に言え 生まれかわれるかもよ さわりで本当はドライブスルー どこにも向かわねえ 背に腹は変えられぬ 根っからの逃避行 手に入りそうだったっけ? おわかれだ 目の前を鳥が舞う 軽めの方が体にいい みたいだ アクセル踏めばどうにかなる おれ曰く 「ブレーキダウンはかんべんな」 目の前を鳥が舞う 誰の前で踊りたがる? 笑わせるぜ 迷える脳は問いかける 「今ブレーキダウンはどうなんだ?」って 目の前がどうにかなる ハイウェイの上 盛り上がる おれ独りで 迷える脳は手に余る 今ブレーキダウンはノーなんだ 見ろよ疾走中 |
lambGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 永遠の鮮度 稀有なるセンス 絵具で塗潰してみた あのファインダー越しに見えたボードレール 神の視線 かの叙情性 愛の付箋 掠れたきれぎれの詩 焼捨てるか 食べてしまえれば 絶間なく流れる夢現のように身を投じて 壁に掛かる絵に何を溢したの? 嘘で拭取れやしない 叫んでみたのは 若さの証明 他にない 歪んでいったのは いつかの少年に違いない 影を追って種を落とし 漸うにして集めた僅かばかりが 掌で崩落ちてみせた さよなら 麗しき思い出の数を数えてみた 壁に掛かる絵がくれた優しさを 今は噛潰してしまいそうなくらい 確かに手はあった 故に手を尽くしてみたつもりだったんだ 仔羊の肉を喰らって赤いワインを 飲散らかしてるはずだったんだ いっそ聞こえなくしておくれよ あの鐘の音を 決して 叫んでみたのは 若さの証明 他にない 歪んでいったのは いつかの少年 叫んでいたのは 確かな声 耳を刺す |
So.GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 「あたしを愛してくれる? あたしの歌伝わってる?愛を歌ったんだ」 ちょっと黙ってくれ 斜から見るほど滑稽 あなたには向いてないんじゃない? けどのしあがる やりやがる のしあガール火を点ける さっきは悪かったぜ 才能に気付けなくって ハモリが上手いんだ? みんな合わしてくれ ここから見るこの光景 アメリカとヨーロッパの違いがわかったんだ Let me down こりゃ失礼 So what? 私に聞かれたって 神じゃないんだ どっかの奴とやればいいんだ 私に言われたって 君が当たればわかるこった いつかの娘も同じだった 「あたし変わってるって よく言われるんだ これって褒め言葉よね?」 ある意味褒めてんだ 稀に見る愚の骨頂 態度に出せやしないもんね ほらKnock me down 面白え そう断末魔ならもつと 派手じゃなくっちゃ こっそりいなくなるのだった 私に言われたって ヤマが当たれば儲かるのだった いつかの娘も同じだった So what? 私に聞かれたって 神じゃないんだ どっかの奴と寝ればいいんだ 私に言われたって ヤマが当たれば儲かるのだよ もっと派手じゃなくっちゃ意味がないんだ どっかの奴を釣ればいいんだ 私に言われたつて 君が当たればそれでOK いつかの娘も浮かばれんだ |
風待ちGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 季節はずれの雨が好きな あなたに悪いけど 晴れた日の空の下で わりとうまくやれてる たまに会う友達は 昔の話ばかり あの頃見てたもの あれもこれも遠すぎて みんな知らぬ間に時を過ごしたのかなあ 思い描いたとおり? ちょっと違う 今 夏の香りがしました 涙が出なかったのはそれのせいかなあ 待合わせの人の隙間歩き慣れたけど あなたなら心の隙間見抜きそうな気がした 目指すもののカタチは少しづつ変わってく まわりが思うほど じつはそんな器用じゃない あれ?いつの間にこんなに疲れたのかなあ まだいけるつもり ちょっとはつらい また花は咲き 枯れました たまにはあなたの顔 見れないもんかなあ 街の色に染まって ときに何も思い出せなくて 今ここに何が足りないのか わかってない わかっちゃいない 髪を少し短くした みんな知らぬ間に時を過ごしてるのかなあ 思い描いたとおり? だったかなあ また夏の感じがしました 明日も晴れだったなら会いに行こうかなあ 会いに行こうかなあ 風のせいかなあ |
きみが嫌いGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 君が嫌いなのさ 君もおれが嫌い それは奇遇だ もしかしておれたちは 気が合うのかも知れんね 誰が決めたのか 神が与えたのか 雨のニオイが理屈にからまって 余計不愉快だろうね 結ばれる運命?クソくらえだ 明日を恨んで禁じられた たそがれるoneday 本当は不安で 傷を舐め合うんだぜ 見てやろうぜ 見て欲しいのなら いずれわかるのさ 見破ろうぜ 危険信号だな 雨に打たれた二人が マジで信じてるメロデイー 君の苦悩だとか 世代の主張だとか 誰が好んで空き地を争って また元のふりだしへ 結ばれる運命?クソくらえだ 如実ただ不安でがんじがらめ いつバレるハンディ 割れるサウンドで 傷口開いてさ 見てやろうぜ 見て欲しいのなら いずれわかるのさ 火傷して 眉間にしわ刻む なのにまだ見栄を頑張るさ パターンクレイジー 見破ろうぜ 所詮シーソーだな かなりいかれた野郎が マジで信じてるメロディー 君が嫌いなのさ 気が合うのかもな |
discordGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 胸を張って言える事はない 腕伸ばして届くはずもないうえ まして 人の出会いは困難でもどかしくて 壊れてみたいが 優しく さあ 優しくね 裏切れ世界を手に入る程度の明日を売れ 裏切れ未来を 信じないもんね この道の上 それが正解なんです 夢を買って当たるはずもなく 朝のバス停 今日も乗過ごすだろうね いっそ 全て壊す爆音のディスコードで 奏でてみたいが おかしくない? 恥ずかしくない? 裏切れる愛を手に入る程度の誰かで 火が消える前の喪失感は もうあなたにあげる 裏切れ世界を手に入る程度の明日を売れ しらふじゃいかんよ 優越感をくれ 甘いスウィーツをくれ 振切れ世界を目の前の迷路にケツを振れ 裏切れるだろ? いってしまえよ あの未知のウェイ それが正解なんです |
ふれていたいGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | お世辞のひとつも言えれば申し分ない 捨身の無敵の気分さ ハロー ごめんね 愛の力借りて レノンの真似をして言う アイノウ いつかはバレちゃう本当の事 ふれてイエーいよう! 全ては大成功! 君が笑った 明日は晴れ エヴリデイのブルース 消えていかねえぞ 恋ならでは 超えてゆけ そして…終わらねえ! 不定期の奇跡が起きれば儲けもんだ 受け売りの言葉も決まれば 見ろ! 止まんねえ 愛の力足りない レノンがパーでぼくはグー アイノウ なるようになれだ いつもの事 届けるよ! いいの? この目にはずっと 君が映ってる 見つめたままで言えるよ やがて夢へと 何が待ってんだ? 何迷ってんだ? ふれてイエーいよう 全てを抱いてゴー 君が笑った 明日は晴れ エヴリデイのグルーヴ やがて夢へゴー! 恋ならでは 燃えてゆけ そして 終わらんねえ! |
ポートレートGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | あの目の前を通る長い道で あの海が見えるんです あの短い永い季節が 昨日のように想えるんです 皆短いスカートはいて この道を通うんです いつからか絵を描くのやめて しばし見とれてるんですけど… 雨だ この営みってのは 誰に会いたいか にわかに晴れあがって 見ればわかる 色を付けずに暮らしてる 使わなかった絵具はずっと 心のどっか いつかわかる事も知らず あっけなく 混ざりあうのさ ほら 微妙になっていく この絵が出来あがれば 気の短いのがいけないよと いろんな人に言われるんです いつもはまわりがうるさいので 帰路につこうが悩んでるんすけど だめだ 奇しくも“人並み”ってやつは いつかは必要だからと いやもう必要はないと 誰が言える 窓を開けずに過ごしても そばにあった思い出はもう どこにもなくて いつかわかる事も知らず あっけなく まわりだすのさ ほら 遠くなっていく 記憶の片隅で 君に会えたらって いや もう一度会いたいって言えば 明るく 色を付けずに暮らしてく 君を描く絵具はずっと ここにあった いつかわかる事も知らず あっけなく 混ざりあうものさ ほら 微妙になっていくのは この絵が出来あがれば 見せてあげない もう見せられない |
hereGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 柔らかな手を放されて泣く夢 生まれたこの気持はどこに埋めよう 追われて辿着く場所を探してる 怖いけどそれは曖にも出せない 君や家族も 傍にいる彼等も この街も あの夏も すべてはこの腕に抱かれていて 突抜ける身体を 胸はずませ 移りゆくだけの日を あなただって 見失う道を 歩きだせる 誰かに話せ 思いがけない事 壊れても手を差延べるわけもなく 問われてみたところで応えられない はずみや軽さで 人は悲しまされる 投げ出すも 指さすも 「やがて夜は明ける」とあしらうだけ 薄れゆく空の色 息はずませ 見えぬ坂道を 遠くなって 消えゆく言葉を もう吐き出せ 声が聞こえたら 思いがけない場所へ 君や家族を 傍にいる彼等を あの夏を そういう街を 愛せる事に 今更気付いて 突抜ける身体を 胸躍らせ 移りゆく時間の水脈 あなただけ 見失わぬよう 手 離すなって 声が聞こえたなら 思いがけない人へ |
想うということGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 君が何かを想ってぶつかるなら 明日には ええ 明日には 消えそうです 君に足りないものがもしあるなら 他人には そう 他人には見えない 話してよ 話してない事を 失くしてないその素顔で その目に映るまで Just come around come around 繰返されても 選び得る両の手 そのドアを開けていいんだよ Just turn around turn around 振返ればいつも 誰かが笑いかけていて 君が誰かを想って生きてるなら 明日には ええ 明日には 晴れそうです 真昼間の上 灼けつく駅の中で 凍てつく街の中で 現在の向こうへ放り込め 手を伸ばして Just come around come around 繰返されても やがて得る感じ方で そのドアを開けてみたいよ Just turn around turn around 振返ればいつも 誰かが笑いかけていて 君が何かを想って痛むなら いつになく優しく振舞えそうです 明日には ええ 明日には会えそう |
南行きGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 朝はいつもアメリカン お砂糖は使ってるふう 気になっていた胃の調子庇いつつ 憧れるはアメリカ まだブレーキはかからぬ ガソリンの値段変わらんから大丈夫 「まわりの他人は皆やってんの」 言いきかせましょう 本当はすごいの持ってんぞ こういうの だまされるのは世の中 試されるはあなた方 どう聴こえてんの? まぁそんなもんでしょ 南へ行くためには 英語だって覚えなきゃ 今日も好印象で 右側走って行こう 免許は持て 生き方までアメリカ 傍迷惑は知れず 知り合ってまだ間もない このモジョムード 「みだりに安売りしなくても」 誰かれそう言う 報われる愛を待ってんの 脱がされるのも慣れなきゃ お金もちょっとは貯めなきゃ そう思ってんだが まぁ どうでもいっか 南へ行きたいのさ 涙も少しだけこぼれるさ 理想はもうちょっと上 嫌がられて結構 もう後に引けん |
ReverbGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 魅かれていく身体 抑えられない 押されてる背中 前さえ見えない 足元が何故か 苛立つのさ 君を呼ぶだけで 埋まるわけない 夢はここまでで 嘘になるとでも言うのか 迷わせて 迷わせて 我を忘れるほど甘く 辿着けぬようにはやく 消えないだけ 醒めないだけ 痛みを断切る恋じゃなく 君を失うよりはいっそ 目を閉ざして 剥がれていく壁が 支えられない 本当の事などもう 知りたくもない 頬撫でるくらいなら ここを刺してくれ 見つめりゃそれだけで 理解りあえるとでも言うのだろう 限られて 限られて 光を集めるようにはかなく 昨日にすがるように脆く 通わせて かよわせて 二人を結べるようにはやく 君を抱きしめたのはいつ? 君は目をあけて 何処を見てるの? 全てはこのまま 嘘になるのかも 迷わせて 迷わせて 我を忘れるように甘く 辿着けぬほど深く 見えないだけ 認めないだけ 痛みを断切る恋じゃなく 君を失うよりはいっそ 目を閉ざして 目を閉ざして |
SUNGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸貴幸 | ガラスの向こう見ていた 風は通り過ぎて行ったか 「次は遠くへ行こうよ」って 鳥達が囁く 出会った頃 思いだした 君はわらってばかりだな 目を閉じるだけで そう 大きな夢見れたっけ my sun, my little sun 見えるかい? 渇いた 渇ききった瞳で your son,your little son 目をそらしたって It's coming back, getting to come back to me 空の青は変わらず 僕等を包込んでたんだ 胸いぱいに吸込めたら 振返りもしなかった my sun, my little sun 理解かるかい? 砕いた 噛砕いた言葉で your son,your little son 振払ったって It's coming back, getting to come back to me 遠いはずの明日の為に 残り僅かなお楽しみに 生まれ落ちた子供達の為に あなたはいつも同じ顔で見るがいい my sun, my little sun 見えるかい? 渇いた 渇ききった瞳で your son,your little son 目をそらしたって It's coming back, getting to come back to me my sun, 聴いてるかい? my little sun your son,your little son 手を伸ばしたって my little sun ただ照らし続けてただけ |
光についてGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 少しはこの場所に慣れた 余計なものまで手に入れた イメージの違いに気付かなかった 人の流れ眺めながら 時計をこの目で確かめるが 季節は変わり始めていた いつのまにか そうきっと 急ぎ疲れたんだ ほんの少し 情熱を 抱えたままで立ってたのさ 何もかも全て受止められるなら 誰を見ていられた? 涙に流れて使えなかった言葉を 空に浮かべていた いつも いつも 心はただここにあった 仮定だらけの話題になれば 答えを出すのを諦めるが 溜息の向こうで誰かがいつも 手を振っていた もう一度 君に会えても 本当は もう二度と届かない様な気がしてた 光に満たされてゆくこの世界の中 何をしていられた? 誰もがうかれて理解りあったつもりなら それだけでいられた いつか いつか 忘れてゆく人になるさ そうきっと 昨日に疲れたんだ ほんの少し 情熱を 抱えたままで 待ってるのか 何もかも全て受け止められるなら 何を見ていられた? 誰もがうかれて理解りあったつもりなら それだけでいられた いつも いつも 光にさらされてゆくこの世界の中 君を見ていられた 涙が流れて聞こえなかったとしても 空に浮かべていこう いつも いつも 僕らはまだここにあるさ |
スロウGRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE・根岸孝旨 | 眠りは妨げられ 頬にかかる息を知って 時間を止めてた やわらかに折れた腕絡めてみた 遠く離れてくようで 無理に語りかけてみて 答えを待ってた 聞こえていた唄 重ねてみたりして 素晴らしき迷路に舞うメッセージ 見とれては消えた めぐりあうたびに溺れて 見失うたびに胸焦がしてた 願いは波に揺られて まだ見えない明日へ 何も変わらない朝へ 流れおちるはやさで 追いつけない訳を知って 深く染まっていく あざやかに見えた で 何を失くした? 虚しく愛を ったって バカにしていられた 探りあうたびに汚れて 「誰かのために」と言聞かせてた 迷いは波に委ねて 何を犠牲にしても 心が傷つかぬように 素晴らしき迷路に舞うメッセージ もつれては消えた めぐりあうたびに溺れて 見失うたびに胸焦がしてた この身は波に委ねて 何を犠牲にしても 探りあうたびに汚れて 「誰かのために」と言聞かせてた まだ見えない 追いつけない明日へ |
白日GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | 育ってきた場所を離れた 契りあってた日々はもう過ぎ去った 夢は夢のまま うだる様な道の真中で 君に似合ってた色を思出した 捨てられない言葉が唯邪魔になるだけ 願ってはみた――― “さよなら”の暑さが また僕等を焦がした こころが真白にした 君がいない空 舞上っては消えるから 探してた頭の中で 見た風景は 朧気な季節さ 捨てられない言葉が また空回りだした 届きそうな気がした 夢はまだ夢の様 懐かしがってはいないか? 逃す手はないさ― このままじゃ いつか遠く 離れて行きそうさ こころが真白じゃない 君が見えてたんだ 我儘な暑さは ほらまた僕等を焦がしてる こころを真白にしたら 君がいる空へ 舞上ったら見えるから |
涙と身体GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | 雨にあわせ通りすがる夢を見た 睫毛伏せる君は目の前に居ない 触れた事は無かった いずれ触れるのも解ってた 崩れるのは目に見えてたけれど― 薄めるだけ薄めて 飲込めぬくらい 掠れる声じゃ届けられそうにもない くれたモノは何だった? 幾つの夜明け過ごしてきた? 溢れる程聞出せやしないけれど― 見つめててもいいの? 何を忘れる涙 さよなら言わせたりして 誰に預ける身体 只それを認めるまで いつも匂いだけ蘇らせては 見つめるこの手 プライドさえ残らない 触れたくなど無かった いつか触れるのも解ってた 溢れるのはキミだけじゃないけれど― 見つめてて欲しいの? 何を忘れる涙 さよならを真似たりして 誰に預ける身体 話す事には嘘が無い? 何を忘れる涙 さよなら言わせたりして それが水当の身体? 抱く程に焦がれるだけ |
君を待つ間GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | GRAPEVINE | 会いたくないまま季節は変わり 毎度の会話も軒を連ねた Ah 寄集まってきた子供の差出した 御自慢の脚に頬染めた やわらかな光に騙されながら行こうじゃない 泣きそうな顔もきっとバレてしまうのに君を待ってた だから たまに会ってさ 喋ってたいじゃない いつまでだって待ってるから 細部の愛撫も怠らぬ様に 大事な道具を壊さない様に Ah 経験不足だった恥ずべき僕達は 禁断の味わいに溺れた 本当はもっとこんなふうに話してみたりしたいんだよ 後悔も適当に咲乱れるなんてわがままだった かもね “いきおい”はなしでさ 抱合いたいよ こんなになって待ってるのに Ah 考えてた事 待呆けた事 永遠の様に感じていたい やわらかな光に騙されながら行こうじゃない 泣きそうな顔もきっとバレてしまうのに君を待ってた だから やっぱり会ってさ キスくらいはしたいじゃない いつまでだって待ってるから 待ってるから 待ってるから… |
手のひらの上GRAPEVINE | GRAPEVINE | 田中和将 | 亀井亨 | | つまりはいつもの様に過ぎるという事 或は音をたてて崩れそう 思い出したくもない事思い出になってた 言葉じゃ簡単なんだけど ほら ただ好きなだけじゃこの手 離れるだけ 手のひらの上 残る 儚いもの 溢さぬ様 伝わらない物の道理を伝えようと か弱い老体に鞭打ってみたりして 何所で暮らしたって 変わらないと思ってた 心閉ざしたまま見る空 ただ好きなだけがその手 繁げてるだけ 恵みの雨 待つのが 何故 こんなに疲れるのだろう? とうとう檸檬一個分だけ思いを受け取って 心開いてさ 今はほら ただ好きなだけがこの手 繋げてるだけ 時間が過ぎてしまえば儚いもの もう手のひらの上 消えてなくなって 忘れられたはずなのに ふと何度も蘇るのは? 気がついたら 春だったとは |