骨盤P作曲の歌詞一覧リスト 2曲中 1-2曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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能く在る輪廻と猫の噺骨盤P[初音ミク] | 骨盤P[初音ミク] | 骨盤P | 骨盤P | 華やかな大通りの棄てられた蝙蝠傘の下 草臥れた尻尾上げて毛繕う黒猫在りました 「ちょいと道往く其処の御嬢さん、御出で此処らで一つ話ましょう」 猫は云う「今日の噺は、そうだ昔に路端で聞いた愉快な悲恋など」 「昔交わらざる身の上の淡い恋に溺れた鳥と兎が居ました」 「叶わない夢なのでしょう?オキノドクサマ」 「いいえ、冷たい旅路の果てに二匹身体を捨てて結ばれたのです」 「なんだか可笑しな噺ね」 薄芽吹く街路樹を眺め見るハイカラ服の横 草臥れた尻尾振って手を招く黒猫在りました 「此れは何時かの可愛い御嬢さん、今日はも一つ噺聴かせましょう」 猫は云う「そうだな今日は、ええと嫉妬の炎に舞った醜い蝶の噺」 (中略) 「そして番を離れた揚羽は曾て愛した雄を喰い荒らしました」 「どうやら有り触れた寓話のようね、オアイニクサマ」 「いいえ、痛快なる喜劇には惨たらしい落ちが付き物なのです」 「なんだか報われない噺ね」 「やあや、またまた遭った。御嬢さん、今日は最後に一つ聴かせましょう」 猫は問う、嗄れた声で「御存知だろうか百回生きたお喋り猫の噺」 「時に歓天喜地の夜も又は老少不定、異域之鬼の代も」 「成程話題には欠かないようね、ゴシュウショウサマ」 振り返る先に猫は無く、街の風に揺れる雨傘カラカラ 「なんだか不思議な噺ね、――嗚呼」 娘は哂う「今宵は雨かしら」 | |
能く在る輪廻と猫の噺ダウト | ダウト | 骨盤P | 骨盤P | 華やかな大通りの 棄てられた蝙蝠傘の下 草臥れた尻尾上げて 毛繕う黒猫在りました 「ちょいと道往く其処の御嬢さん、御出で此処らで一つ話ましょう」 猫は云う「今日の噺は、そうだ昔に路端で聞いた愉快な悲恋など」 「昔交わらざる身の上の淡い恋に溺れた烏と兎が居ました」 「叶わない夢なのでしょう?オキノドクサマ」 「いいえ、冷たい旅路の果てに二匹身体を捨てて結ばれたのです」 「なんだか可笑しな噺ね」 薄芽吹く街路樹を 眺め見るハイカラ服の横 草臥れた尻尾振って 手を招く黒猫在りました 「此れは何時かの可愛い御嬢さん、今日はも一つ噺聴かせましょう」 猫は云う「そうだな今日は、ええと 嫉妬の炎に舞った醜い蝶の噺」 「そして番を離れた揚羽は曾て愛した雄を喰い荒らしました」 「どうやら有り触れた寓話のようね、オアイニクサマ」 「いいえ、痛快なる喜劇には惨たらしい落ちが付き物なのです」 「なんだか報われない噺ね」 「やあや、またまた逢った。御嬢さん、今日は最後に一つ聴かせましょう」 猫は問う、嗄れた声で「御存知だろうか百回生きたお喋り猫の噺」 「時に歓天喜地の夜も又は老少不定、異域之鬼の代も」 「成程話題には欠かないようね、ゴシュウショウサマ」 「振り返る先に猫は無く 街の風に揺れる雨傘カラカラ」 「なんだか不可思議な噺ね、 ̄ ̄嗚呼」 娘は哂う「今宵は雨かしら」 | |
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