原点怪奇黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | | 恨み 裏切り 裏返し 奪われていく 華の都に吹くは西洋の風 水銀灯が照らすまやかしの街 正義を掲げたシルクハットの行進 人の不幸を舐めながら笑う鬼あり 富も流行りも贅沢も 移りにけりないたづらに 響く亡者の高笑い 本当はずっと破壊を待ってる くだらない つまらない どうしようもないけど 欠けた所から腐敗する心 美しい 妬ましい 枯れるほど泣いても 恨み 裏切り 裏返し 奪われていく 人の心に宿る臆病の花 下弦の月が照らすモノクロの街 栄華を極めた強者もあはれ散り行き がらんどうの瞳は光を探す 酸いも甘いも勝ち負けも あれよあれよと夢のあと 願い崩れて様変わり 本当はずっと救いを待ってる 変わりたい 逃れたい どうしようもないけど 錆び付いた喉から絞り出す叫び 破りたい 破れない いくらあがいても 恨み 裏切り 裏返し 奪われていく 富も流行りも贅沢も 移りにけりないたづらに 響く亡者の高笑い 本当はずっと破壊を待ってる くだらない つまらない どうしようもないけど 欠けた所から腐敗する心 美しい 妬ましい 枯れるほど泣いても 恨み 裏切り 裏返し 奪われていく 恨み 裏切り 裏返し 奪われてい |
懺悔録黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | | 失敗作だったよ あらかじめの不平等 真上から見下ろして掻き回してたんだよ 退屈させないよに対立させなくちゃね 三つ巴の正義もぐちゃぐちゃになってく とっておきの未来はタチの悪いジョークさ 終らせるのが惜しくて言いふらしたジョークさ ごめんなさいごめんなさい 踊らせてたんだよ 空虚と熱狂がうずまきになってさ ひざまづいて乱れきって ぐちゃぐちゃになっちゃえ やっぱりそうだったよ 当たり前の仲たがい はじめから見通してそのままにしたんだよ 悲劇のシナリオなら派手に壊さなくちゃね 備え付けの勇気もボロボロになってく とっておきの未来は暇つぶしのジョークさ 期待させて振り落として笑う為のジョークさ ごめんなさいごめんなさい 遊ばせてたんだよ 平和と平凡が不細工にゆがんでさ 泣き叫んで荒れ狂って ボロボロになっちゃえ とっておきの未来は暇つぶしのジョークさ 期待させて振り落として笑う為のジョークさ ごめんなさいごめんなさい 遊ばせてたんだよ 平和と平凡が不細工にゆがんでさ 泣き叫んで荒れ狂って ボロボロになっちゃえ ぐちゃぐちゃになっちゃえ |
枕詞黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 會田茂一 | ライオンになった夜 性欲も吐き出して理性よお帰り タバコが1番美味しい時間なんだよ、今 頷いて吸い込んだ枕の匂い ライオンになった夜 極限も乗り越えて理性よおかえり においが一番記憶に焼き付くんだよ、ねぇ うそぶいて吐き出した枕詞 明かりを消してよ 研ぎ澄まされなきゃ 分かんない何かが見たくてさ 砂糖の様なセリフ言わないでよ 今、終わったばかりの今、今、今 どっちだろうね本質は エクスタシーの真ん中で 愛の言葉を受け止めるドロリとした目 どっちだろうね本質は クライマックスを終えて 甘い言葉を拒絶する冷めた目 『うるさい』と呟いて 引き寄せて飲み干した喉元の汗 苦手と思って言葉にしてみたんだよ、今 頷いて吹き出した枕詞 上等過ぎて肌に合わないんだよ 泥臭い何かが欲しくてさ ヒロインみたいに扱わないでよ 今、確かめたばかりの、今、今、今 どっちだろうね本質は エクスタシーの真ん中で 愛の言葉を受け止めるドロリとした目 どっちだろうね本質は クライマックスを終えて 甘い言葉を拒絶する どっちだろうね本質は エクスタシーの真ん中で 面倒くさいと飛び込んだザラリとした目 どっちだろうね本質は クライマックスを終えて ベタな言葉を期待する 濡れた目 |
大予言黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 松岡モトキ | 汚れた海から怪物がうまれる 灼熱の日曜日にひょうが降る 傾いた平和がバランスを失う 眠りたいと真夜中に空が泣く 無責任な誰かの 大 大 大予言 当たっても外れても運命まかせ? 残酷だらけの世界をぶん殴ってゆけ 魂以外はくれてやる 何もかもを愛して豪快に歩け 命短し我々が 最後は勝つのさ 大予言 ホームレスの中から王様が現れ 世界中の札束がゴミ屑になる 捨てられた戦車で猫が産まれる 大陸を引き裂いた運河の怒り いいかげんな誰かの 大 大 大予言 信じないも信じるも あなた次第よ 障害だらけの世界をぶち破ってゆけ 魂以外はくれてやる 何もかもを許してゴージャスに笑え 命短し我々が 歯向かってゆくは 大予言 アンラッキーや悲劇や 恐怖の大王も 蹴散らして 生意気に 残酷だらけの世界をぶん殴ってゆけ 魂以外はくれてやる 何もかもを愛して豪快に歩け 命短し我々が 最後は勝つのさ 大予言 |
アーモンド黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 松岡モトキ | 首に腫瘍のあるハトは 今日も時計台の下にいる 都会の小さな公園で はじかれてしまった透明な存在 ふくれた喉が重いのか うつむいて私にも気付かない アーモンドを1つ投げてやる お前は悔しくはないのかい? 弱音を吐きそうなこの口に 孤独の種を放り込む かみくだいてまた強くなる こうばしい明日が香る うろたえる赤いランドセル 東京駅で泣いていた 声をかける人も駅員もみんな 少女には敵に見えた やみくもに「ママ」と叫ぶ声 揺るぎない安心の場所だ アーモンドを1つ握らせて 私もママを思い出したよ 弱音を吐きそうなこの口に 孤独の種を放り込む かみくだいてまた強くなる こうばしい明日が香る |
107黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 松岡モトキ | 107のあの夜は完結しないまま 「最後までしないどこ」って言ったヘタレな君が好き 受話器から聞こえる声 蘇るムスクの香り 「彼女は元気?」聞いてみただけ こっちは何も変わんないよ 踏み外すつもりでいたけどね 笑えるね 消し忘れのテレビが体を青く縁取っていた 君は神様みたいに「変な生き物だな」って笑った あの部屋に帰ろう どうしようもなく一人の夜は 案外本気だったかもね 今更だけどね だよね 107のあの夜は蒸発しないまま 最後まで口に出さなかったヘタレな君が好き 「思い出すよね」言ってみただけ 忘れていてもかまわないよ 繰り返すつもりもないけどね 悲しいね 言い忘れた言葉が私を青く縁取っている 君は神様みたいに「分かってる」って言って止めた あの部屋に帰ろう どうしよもなくひとりの夜は 結局本気だったかもね 今更だけどね だよね 踏み外すつもりでいたけどね 笑えるね 消し忘れのテレビが体を青く縁取っていた 君は神様みたいに「変な生き物だな」って笑った あの部屋に帰ろう どうしようもなく一人の夜は 案外本気だったかもね 今更だけどね だよね |
命がけで欲しいものひとつ黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 松岡モトキ | 毎日毎日コマ送り 東京は深刻そうな顔 回転トビラは速過ぎて 飛び込むタイミングつかめずに ほんの一瞬のそぶりで 私は清くも醜くもなる ベタな筋書きは痛快なオチへ 無味無臭から脱出セヨ 命がけで欲しいものひとつ だから私はどこまでも強い 匂い立つ、赤 そして潔くぽとりと落ちる椿の花 毎日毎日飼い殺し 東京は窮屈そうな顔 急行電車は混み過ぎて 乗り換えタイミングつかめずに ほんの一言のはずみで 私は強くもか弱くもなる ベタなトラウマは成功の鍵へ 無味無臭など抹殺セヨ 命がけで欲しいものひとつ だから私はどこまでも高く 燃え尽きて、赤 そして潔くぽとりと落ちる椿の花 命がけで欲しいものひとつ だから私はどこまでも強い 匂い立つ、赤 そして潔くぽとりと落ちる椿の花 命がけで欲しいものひとつ だから私はどこまでも強い 匂い立つ、赤 そして潔くぽとりと落ちる椿の花 |
テンプレート黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | sasakure.UK | 天地無用の割れ物です 半分はやさしさで出来ている 放送禁止のご用件 「ピー」という音の後にどうぞ 有害な思想は除菌します 当機は間もなく離陸します 一緒に行くなら白線の内側へ 命令がシグナルが街に溢れてる 御用の際はインターフォンを押して 押して 押して 押して 扉をロックしてください ロックしてください おはようからおやすみまで ロックしてください ロックしてください ロックしてください ゆりかごから墓場まで ロックして ロックして下さい ファイト一発粗大ゴミ くうねるあそぶの毎日です 口外無用の案件です 判決を下しますお静かに 私脱いでもすごいんです ビン・カン・ペット持ち帰り 寄せて上げてはニセモノです お好きでしょ? テンプレが警告が街に溢れてる オーガニックで老廃物を出して 出して 出して 出して 扉をロックしてください ロックしてください おはようからおやすみまで ロックしてください ロックしてください ロックしてください ゆりかごから墓場まで ロックして ロックして下さい 命令がシグナルが街に溢れてる 御用の際はインターフォンを押して 押して 押して 押して 扉をロックしてください ロックしてください おはようからおやすみまで ロックしてください ロックしてください ロックしてください ゆりかごから墓場まで ロックして ロックして下さい |
白夜黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 松岡モトキ | 君の頭をかき抱いて 甘い欲望がふくらむ この夜は誰のもの? 夢の狭間をさまよって 熱い輪郭が交わる この夜は誰のもの? この夜は誰のもの? 動物だった時代のように一糸まとわぬ姿で どの天体より堂々と私は歩く キュビズムのように難しく ラクガキのようにあどけないもの 皮膚の内側に手を入れて体中を探している 君に股がって旅をする はるか遠くへ はるか遠くへ 罪な言葉をばらまいて 甘い葛藤がうまれる この声は誰のもの? この恋は君のもの 産まれそろった双子のように何ら違わぬ心理で どの困難にも勇ましく二人は歩く 組曲のように素晴らしく はなうたのように親密なもの 君の唇に手をあてて旋律を感じている 君をつま弾いて音がする はるか遠くへ はるか遠くへ キュビズムのように難しく ラクガキのようにあどけないもの 皮膚の内側に手を入れて体中を探している 君に股がって旅をする はるか遠くへ はるか遠くへ はるか遠くへ はるか遠くへ |
君が私をダメにする黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 松岡モトキ | このまま会社を休んでクラゲでも見に行こうなんて 素敵過ぎて振り回されてしまうよ 明日の朝も早いからもう寝なくちゃ、と言うなんて いっそ朝までめちゃくちゃで良いんじゃない? 大切なものを4つあげる 愛・思想・時間・体 「ひとつで良いよ」と言うんでしょ だから君のこと止められない そして 君が私をダメにする ズブズブに甘やかして まるで余裕なフリをする 飲み込まれてしまいたい 君が私をダメにする ビショビショに濡れそぼって バカな私は油断する 消化されてゆく バイトも授業もサボってパスポート取りに行こうなんて 楽し過ぎて振り回されてしまうよ 明日の朝を迎えたらボーダーラインも飛び越えて いっそ死ぬまでめちゃくちゃで良いんじゃない? 曖昧なものに悩まされる 愛・思想・時間・体 気楽でいいさと言うんでしょ だから君のこと止められない そして君が私をダメにする ギリギリに突き放して まるで平気なフリをする 解き放ってしまいたい 君が私をダメにする クタクタに連れまわして バカな私は油断する 同化されてゆく 清潔な声で鼓膜を溶かして 美しい八重歯で息の根を止めて 君が私をダメにする ズブズブに甘やかして まるで余裕なフリをするのみ込まれてしまいたい 君が私をダメにする ビショビショに濡れそぼって バカな私は油断する 消化されて 君が私をダメにする ギリギリに突き放して まるで平気なフリをする 解き放ってしまいたい 次は私がダメにする 君を私がダメにする ああー ああー 崩れあってゆく |
エジソン黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | soundbreakers | まばゆくも 煌々と私達を照らす電球の様に 薄いガラスの頭蓋骨に 灯るひらめきは愛かしら つまらないと言うのも とっくに飽きたので 今すぐ君を抱きに行こうと思う いいよね たまには下品なほど 私達動物になりましょう 甘く痺れる体をしっかり見ていてよ 何もかも光に晒して潔白を誓うよ 変わりゆく何かが少し怖いの まばゆくも 煌々と私達を照らす電球の様に 薄いガラスの頭蓋骨に 灯るひらめきは愛かしら 悲しくも とうとうと時間は過ぎ 今を忘れさろうとも 薄いガラスの頭蓋骨に 灯り続けたなら愛かしら どうしようと言うのも 結局無駄なので 全てを捨てて会いに行こうと思う いいよね 細いフィラメント通じて 拙く繋がってる 熱く焦がれる体をあけすけに見せてよ やみくもに体をさわって 全身を探すよ 確かめるヒントがひとつ欲しいの さみしくも 東京は私達を囲う迷宮の様に 暗い出口の向こう側に 灯るぬくもりは愛かしら 苦しくも ごうごうと嵐が過ぎ 願いが途切れようとも 深い意識のど真ん中を 流れ続けるのが愛かしら 残された1%の そのアイデアが その直感が かけがえのないもの達を 生み出してゆく 導いてゆく さみしくも 東京は私達を囲う迷宮の様に 暗い出口の向こう側に 灯るぬくもりは愛かしら まばゆくも 煌々と私達を照らす電球の様に 薄いガラスの頭蓋骨に 灯るひらめきは愛かしら 悲しくも とうとうと時間は過ぎ 今を忘れさろうとも 薄いガラスの頭蓋骨に 灯り続けたなら愛かしら |
レスポール黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | | 100万円のレスポールどぶ川に投げ捨てた これであなたは私から目が逸らせない いつだって貴方の困ったさんで居るため 思い付く限りのサプライズを 空回りだって気にしないわ 油断大敵 背筋正せよ 世界は危険だらけよ 平和ぼけしてる頭に寸止め 現実はヒトラーみたいね 100万円のレスポールどぶ川に投げ捨てた これであなたは私から目が逸らせない いつだって貴方を困らせていたいのよ 絶望の渦に飲まれないよう 悲しみの井戸に落ちないよに 愉快痛快 もののあはれよ 世界はユーモアだらけよ 石ころになった頭にいかづち 現実はインチキみたいね 100万人の目の前で高らかに歌えても 本物が無くちゃやだーやだーやだー! いつだって貴方の困ったさんでいるため 思い付く限りのサプライズを 貴方が私を忘れない様に |
アンチスーパースター黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 松岡モトキ | 君のレコード売っぱらってヴィンテージギターを買った 時給800円の大スター夢はあっても金は無い 君が乗り換えた空っぽの女の子が 自慢げにぶら下げたシャネルのニセモノ 何がロックだ何がパンクだ 深い場所で早々と諦めていたくせに クリムゾン、クラプトン、ビートルズ スーパースターにさよなら ステージから君を見つけてピースサイン ピストルズ、ジェフベック、ジミヘン ここに復讐の音楽を アンチスーパースターのしるし ピースサイン ピースサイン 君が諦めた華やかなスターダムと 言い訳に使われた「天才」の言葉 何がファックだ何がアートだ 浅い場所でダラダラとごまかしていたくせに プレスリー、イエス、ニルヴァーナ スーパースターの請け売り ステージから君にぶつけるピースサイン ジョップリン、クラッシュ、デイヴィットボーイ 今夜 本当の決別を アンチスーパースターのしるし ピースサイン ピースサイン |
虎視眈々と淡々と黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 松岡モトキ | 体ひとつ女ひとり 虎視眈々と淡々と 世界で一番暗い場所は 人間の黒目の中にある 世界で一番素敵なのは いつもさよならの中にある 嘘をついてついてついてつきまくれ 染まらない何かが本物だ ギラッとした本性を吐き出したくて爆音 ズバッと撃ち抜いてみる くらってしまった一撃にストップしていた人生 奪ってゆくつもりで やっと分かってゆく 体ひとつ女ひとり 虎視眈々と淡々と 世界で一番悲しいのは いつも喜びの後にある 世界で一番孤独なのは 何故かひとごみの中にある 風を切って切って切って切りまくれ 届かない何かが本物だ ぐらっとした重心を取り戻せたら全力 ガラッと切り替えてみる 決まってしまった道筋がクラッシュしていく人生 無関心なそぶりで そっと祈っている 体ひとつ女ひとり 虎視眈々と坦々と デタラメ でこぼこ デタラメ でこぼこ デタラメ でこぼこ デタラメ でこぼこ 信じる事など止めてしまえよ 半端に傷つくくらいなら ギラッとした本性を吐き出したくて爆音 ズバッと撃ち抜いてみる くらってしまった一撃にストップしていた人生 奪ってゆくつもりで やっと分かってゆく 体ひとつ女ひとり 虎視眈々と淡々と 望みひとつ自分ひとり 虎視眈々と坦々と |
ピカソ黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 松岡モトキ | におい 形 味 色 温度 重さ 時間 場所 英語 社会 理科 図工 音楽 国語 放課後 まぜて けんけんぱ 転んだ いっせーの はないちもんめ だあれ? 鬼さんこちら 君の中には小さなピカソが住んでいるんだろ? 頭の中をはしゃいで無邪気に遊んでいるんだろ 君の中には小さなピカソが住んでいるんだろ? 暗くて怖い夜道も遊びに変えてしまうんだろ? 怒る 笑う 泣く 寝る がまん はずむ よろこぶ 砂場 レンガ ブランコ シーソー とんぼ 自転車 まぜて けんけんぱ 転んだ いっせーの はないちもんめ だあれ? 鬼さんこちら 君の中には小さなピカソが住んでいるんだろ? 時間の中を泳いで上手に進んで行くんだよ 君の中には小さなピカソが住んでいるんだろ? ズルくて怖い夜道も笑いとばして行くんだよ 君の中には小さなピカソが住んでいるんだろ? 時間の中を泳いで上手に進んで行くんだよ 君の中には小さなピカソが住んでいるんだろ? ズルくて怖い夜道も笑いとばして行くんだよ 僕の中にも小さなピカソが住んでいるんだよ 劇薬のような毎日を本当は望んでいるんだよ |
ようこそ世界へ黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 松岡モトキ | サイコホラーのヒロインみたいに 血まみれで産まれて来たの 恥ずかしいのも怖いのも はじめの一回だけだから 36,8℃の宇宙飛び出して「ようこそ世界へ」 へその緒は命綱 マザーシップに導いて 無重力ただよっている 産まれたてのアストロノート 柔らかな網膜を透かし さかさまに世界を見る 今やっと呼吸できるの サイコホラーのヒロインみたいに 血まみれで産まれて来たの 恥ずかしいのも怖いのも はじめの一回だけだから 36,8℃の宇宙飛び出して「ようこそ世界へ」 月面を踏み鳴らして モノクローム味気なくて 次々とさまよって行く 産まれたてのアストロノート 新しい惑星の叫び 今まさに日の目を見る 勇敢な長旅の果て ラブロマンスのヒロインみたいに 愛されて産まれて来たの 美しいのも若いのも 本当は一瞬だけだから 36,8℃の宇宙飛び出して「ようこそ世界へ」 サイコホラーのヒロインみたいに 血まみれで産まれて来たの 恥ずかしいのも怖いのも はじめの一回だけだから ラブロマンスのヒロインみたいに 愛されて産まれて来たの 美しいのも若いのも 本当は一瞬だけだから 36,8℃の宇宙飛び出して「ようこそ世界へ」 |
大本命黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 松岡モトキ | 浅き夢見し馬鹿者、と 私のすべてを言い当てて この声ですら授かりものさ 隠すほどの才能なんてない 土砂降りの日にチャイムが鳴って 嵐の世界に私をさそう この声だけが授かりものさ 引き返すほどの賢さなんてない びしょぬれになって遊び回るのは さぞや爽快な気分だろう 水平線はねじ曲がり 真っすぐに歩くのは難しい 戦って行くの本当の名前で 私を本命にしてよ 優等生の私はある日気づいてしまった 憧れの人は皆ルールを破っている事 水平線はねじ曲がり 真っすぐに歌うのは難しい 戦って行くの本当の名前で 私を本命にしてよ |
金魚姫黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | | 女は金魚 円を描いて誘う 初恋の弔いを終え 泣きながら泳ぐ 赤い体は溶けた鉄 だから水を抱いて眠る あなたすくってくれないか 優雅な私である内に ひれに透き通るいのち 袖を濡らして追って来て 女は金魚 ゆらりゆられて遊ぶ 人知れず悲しみを越え やわらかに笑う 丸いあぶくは恋の数 消えないあぶくはどこにある あなたすくってくれないか 清らかな私であるうちに ひれに透き通るいのち 袖を濡らして追ってきて 消えないあぶくはどこにある あなたすくってくれないか 優雅な私である内に ひれに透き通るいのち 袖を濡らして追って来て 袖を濡らして追って来て |
フラフープ黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | | シャットダウン また無駄な時間を生きてしまった 血の通った人間に会わなけりゃ 何にも進まない 何にも学べない ひとり遊びでは ひとりぼっちじゃ 思い切り吸いこんで 満たされた二つの肺は モウロク メイテイ ヘイボンギライ ワカラズヤ あの人に会いたいな あの人にも会いたいな しゃべったら少しは落ち着くかな 「好き」「嫌い」「生きる」「死ぬ」のフラフープ 続けば続くほど息切れ 泣き笑い 回している フラフープ 楽しいが産まれる 楽しいわお母さん 悲しいが産まれる 悲しいわお母さん シャットダウン また無駄な時間を生きてしまった 血の通った人間に会わなけりゃ 思い切り吸いこんで 満たされた二つの肺は モウロク メイテイ ヘイボンギライ ワカラズヤ あの人に会いたいな あの人にも会いたいな しゃべったら少しは落ち着くかな 「好き」「嫌い」「生きる」「死ぬ」のフラフープ 続けば続くほど 息切れ 泣き笑い 回している フラフープ 楽しいが産まれる 楽しいわお母さん 悲しいが産まれる 悲しいわお母さん 「好き」「嫌い」「生きる」「死ぬ」 「好き」「嫌い」「生きる」「死ぬ」のフラフープ 続けば続くほど 息切れ 泣き笑い 回している フラフープ 嬉しいが産まれる 嬉しいはお母さん 悔しいが産まれる 悔しいはお母さん 悲しいが産まれる 悲しいはお母さん 楽しいが産まれる 楽しいはお母さん |
あしながおじさん黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | | あしながおじさん ダンヒルのパイプ 高級なウイスキー 「大人の遊びさ」 口髭が笑う 小さなシャーリーテンプル うっとり社交界を見る マリリンモンローのキャットウォーク真似て 「君は魔物だ 強くて美しい たった独りでも強く生きるんだよ 僕の教えを守るんだよ」 「僕は出来そこないさ 妻がいなけりゃワインさえ選べない」 口髭が笑う 世間知らずのシャーリーテンプル 贅沢に憧れて ショーウィンドウのサファイアを狙う 「君は魔物だ 強くて美しい たった独りでも強く生きるんだよ 僕が死んでいなくなっても」 「欲しいものなら 何だって手に入るんだよ 欲望のままに勝ち取っていくんだよ 君にはそれが似合うから」 世間知らずのシャーリーテンプル 贅沢に憧れて ショーウィンドウのサファイアを狙う 「君は魔物だ 強くて美しい たった独りでも強く生きるんだよ 僕の教えを守るんだよ」 「欲しいものなら 何だって手に入るんだよ 欲望のままに勝ち取っていくんだよ 君にはそれが似合うから」 |
ウェット黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | | 二ヶ月前 手首を切りました 直前に彼氏を刺しました 極彩色のシャワー浴びながら 「イっちゃてるね」って自分を笑った 昨日の夜 ひとつ気付きました 私はまだ成仏できていない 黒いバスルーム 私の死に場所 未だ留まっているのです そこに ひっそり閉じた この一生の中に 何かしらの意味を 見出せたらな ぐるぐるめぐる 輪のような悲しみ 死んだら無くなると 信じていたのにな あの日の夜 知ってしまいました 恋人に家族がいたことに 冷たくなった彼の身体 もう一度ナイフを突き立てた ひっそり閉じた この一生の中に 何かしらの意味を 見出せたらな ぐるぐるめぐる 輪のような悲しみ 死んだら無くなると 信じていたのにな 湿度の高いこの部屋 浮遊する身体大気に混ざる 湿度の高いこの部屋 浮遊する身体大気に混ざる ひっそり閉じた この一生の中に 何かしらの意味を 見出せたらな ぐるぐるめぐる 輪のような悲しみ 死んだら無くなると 信じていたのにな I'm still a wetly ghost, How long, how long must I stay in the bath room ? |
うすはりの少女黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | | たたずんでいる 四方に進めるのに 見下している 私を含め世界を この目は焦点を合わすこともなく ただ一点を見やっている 天真爛漫ってことは時に 邪悪なのかも知れないね 深緑の黒髪も 宇宙のような目も 全てあげる 捨ててあげる 羨望の目を止めて くだらなすぎる 例えあなたが持ち得たとしても きっとすぐに捨てる 疼いている とうに癒えているのに 錆び付いている 若い肉体を除いて 飽きてしまったのお芝居には 核を見せてあげようかしら 慈悲の心って時に 残酷なのかも知れないね ガラスのような肌も 穢れない声も 全てあげる 捨ててあげる 羨望の目を止めて くだらなすぎる 例えあなたが持ち得たとしても きっとすぐに捨てる きっと捨てる 奪われたい私と奪いたいあなた ひと思いに壊してよ それを望んでいる 羨望の目を止めて くだらなすぎる 例えあなたが持ち得たとしても きっとすぐに捨てる ガラスのような肌も 穢れない声も 例えあなたが持ち得たとしても きっとすぐに捨てる きっと捨てる |
窓黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | | 二階の右から3番目 私の恋が暮らす窓 毎日見上げる小さな灯り 恋が暮らす窓 一度きりでも忘れない シルクの様な君の声 もっと近くで聞けたなら いけない、生身のあなたが怖い 私が西日になれたなら あの部屋にまっすぐ射しこんで 愛しいあなたを暖める 閉じたカーテン 夕日に伸びる私の影 二階の右から3番目 私の恋が暮らす窓 毎日見上げる小さな灯り 恋が暮らす窓 一度きりでもかまわない 迷路の様な君のこと もっと奥まで知れたなら いけない、あなたを知るのが怖い 私が西日になれたなら あの部屋にまっすぐ射しこんで 愛しいあなたを抱きしめる 閉じたカーテン 夕日に伸びる私の影 絵空事、例えば 体温とシーツに抱かれて あの部屋で朝日を受けてみたい 私が西日になれたなら あの部屋にまっすぐ射しこんで 愛しいあなたを暖める 閉じたカーテン 夕日に伸びる 私が西日になれたなら あの部屋に真っすぐ射しこんで 愛しいあなたを暖める 幻のあなた 私に手を振る 閉じたカーテン 夕日に伸びる私の影 |
テーマ黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | | 最高過ぎて苦しいね 赤裸々な事って溢れてるクセに なかなか本音には出会えない 振り回されたら付いてけないよ 深海魚みたく破裂してしまう けたたましいよ 世界は騒音だ 翻弄さえも愉快な方へ引っ張って 最高過ぎて苦しいね あぁあぁあぁ! 夜になったら忍んでおいで 産まれた姿で待ってるからさ 見つからない様に隠れておいで 今夜は眠らず待ってるからさ たまにで良いからこんな夜があれば つまんない話も我慢するからさ 器用な方とは思っていても 深層心理 夢は鏡に 荒々しいよ 世界は暴力だ ふれ幅さえも愉快な方へ振り切って 最高すぎて苦しいね あぁあぁあぁ! 朝になっても消えずにいたら 本物だから留めておくよ 最期の時にも思い出したら 来世に必ず持ってくからさ 最高すぎて苦しいね あぁあぁあぁ! 朝になっても消えずにいたら 本物だから留めておくよ 最期の時にも思い出したら 来世に必ず持ってくからさ 夜になったら忍んでおいで 産まれた姿で待ってるからさ |
あしかせ黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | | 足をもがれたバッタは同じとこに留まって 半径五センチの中で一生を終えた あしかせを付けた私は逃げ出すこともできず この小さな空間で死んでいくのかな 耳も聞こえるし 目も見える 声を出す事も 悲しい旋律は風になって渓谷を駈ける それだけ それだけ ただ歌うだけ 誰かを待ってただ歌うだけ イタリアという国には素敵な靴があるという 美しいビロウドで出来た素敵な靴が あしかせを付けた私はその喜びも知らず 薄汚れたこの足で生きていくのかな 耳も聞こえるし 目も見える 声を出す事も 鮮明な感覚が仇になって絶望を作る それだけ それだけ ただ歌うだけ 何かを待ってただ歌うだけ 付きまとう幻覚や幻聴 振り切ってけたら会えるのに 会えるのに |
革命黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | | 右目には冒険が宿り 左目は未来を見る 剣を振りかざし 百年戦争だって気高く生きよ 女でいるには強すぎた でも裸の足は震えた つまずいたって しくじったって 目指す場所は確かに 最後の最後でロザリオに奇跡など望んでしまえば 最後の最後であきらめた自分の罪を知る 右目には冒険が宿り 左目は未来を見る 剣を振りかざし 百年戦争だって気高く生きよ 右手には情熱を掲げ 左手で君の手を引く 剣を振りかざし 百年戦争だって気高く生きよ 1人で行くには遠すぎた でも裸の足は歩いた すり減ったって 険しくたって 目指す場所は確かに 痛みが分かると言うなら トドメを刺す気でゆかねば 戸惑いは切り捨てよ 最後の最後でロザリオに奇跡など望んでしまえば 最後の最後であきらめた自分の罪を知る 右目には冒険が宿り 左目は未来を見る 剣を振りかざし 百年戦争だって気高く生きよ 右手には情熱を掲げ 左手で君の手を引く 剣を振りかざし 百年戦争だって気高く生きよ 散るとしても 生き急ぐ 追い風よ もっと強く吹け! 右目には冒険が宿り 左目は未来を見る 剣を振りかざし 百年戦争だって気高く生きよ 右目には冒険が宿り 左目は未来を見る 剣を振りかざし 百年戦争だって気高く生きよ 右手には情熱を掲げ 左手で君の手を引く 剣を振りかざし 百年戦争だって気高く生きよ 気高く生きよ 気高く生きよ |
はさみ黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 身を守るすべを知らなくて 引き出しのはさみを取り出した 鈍く光った表面に 本当の私が写っている あなたに向ける勇気は無いが 気休め程度になるだろう 憂鬱の類いを切り裂いてしまえば 凛として立ってられるのに 恥じる心さえ切り裂いてしまえば 大胆に生きてゆけるのに 冷たいはさみ 背中に当てれば あの日と同じトリハダ 冷たいはさみ 背中に当てれば 何故だろう火傷よりも熱い 交差する二本の刃が 真ん中できつく抱き合えば 暗闇でさえも切り裂ける 美しいひとつのはさみになる あなたは返事をくれるでしょうか 身勝手な私の申し出に 感性の類いを切り開いて行ければ 真夜中も正気でいれるのに あなたと対をなして世界を見れば 「完全」になれる気がするのに 冷たいはさみ 背中に当てれば あの日と同じトリハダ 冷たいはさみ 背中に当てれば 何故だろう火傷よりも熱い 身を守るすべを知らなくて 引き出しのはさみを取り出した 何故だろう 冷たいはさみ 背中に当てれば あの日と同じトリハダ 冷たいはさみ 背中に当てれば 何故だろう火傷よりも熱い |
マトリョーシカ黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | スイーツ・サブカル・草食系 人間図鑑の大都会 見目麗しい人々に 犯されるパーソナルスペース メンヘラ・トラウマ・依存症 人間嫌いの大都会 匿名希望の誰かに 犯されるプライバシー 笑いかける雑貨屋のマトリョーシカ 可愛らしい顔した虚しい玩具 空洞が同じもの包み隠して もし、仮に君がそれだとして 開けて開けて開けて開け続けて 陽気な顔が縮んでく 開けて開けて開けて開け続けて 最後のひとつの中身は何? 最後のひとつの中身は闇? 漠然としたものでなく クリアな答えでありますように 漠然としたものでなく 過激な中身でありますように 願いを… 救いを… 「病んでる」という言葉だけで 閉ざしてしまうには 「狂ってる」という言葉で 遠ざけてしまうには 少し惜しい気がしている 開けて開けて開けて開け続けて 最後のひとつにたどり着いた 何も無かったなら、もうそれでいいや どうせ期待もしていないんだし 開けて開けて開けて開け続けて 最後のひとつにたどり着いた 開けて開けて開けて開けて開け続けて 最後のひとつの中身は何? 入っていたのはマトリョーシカ |
プラナリア黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 六畳半の部屋 ひとり号泣する 平気な顔で夕食を摂っていたはずなのに 危機は突然やってくる 危機は突然やってくる 闇は濃度を増してゆく 闇は濃度を増してゆく 箸をもつ自分 脳内の自分 分裂してしまう あなた繋ぎとめて だめ だめ 先に逝かないで しがみついてないと 折れてしまいそう だめ だめ もう耐えられない こらえた中身があふれ出てしまう あの日の日記帳 棺と燃やしてよ 私の葛藤知られてしまえば 格好悪くて死んでしまう 格好悪くて死んでしまう 勇ましく歩けない 雄弁に語れない 分裂してしまう あなたの目の前で だめ だめ なんて俗物 見られてしまえば 楽になるのだろう だめ だめ 全部飲み込んで 過去の刻印に 糸切り歯立てる おねがい 解放して おねがい 気がふれる前に だめ だめ 先に逝かないで しがみついてないと 折れてしまいそう だめ だめ なんて俗物 過去の刻印に 糸切り歯立てる |
あたしの心臓あげる黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | It's empty in the guitar. The hole is dark and deep as it swells me, as it swells me. Guitar… The hole is dark and deep as it swells me, as it swells me. I was brave till I met you. You told me and hold me. How small I was. You are my GOD. 直線12個集めたら ひとつ出来たよ角砂糖 踏み潰したら木っ端微塵 潤っていく眼球 ヴァイオリンを弾いてよ 引きちぎるくらいに それに飽きたら あの遊びをしよう あたしの心臓あげる 毎晩抱いて眠ってね ギター聞かせてあげるから あなたの心臓ちょうだい It's empty in the guitar. The hole is dark and deep as it swells me, as it swells me. Guitar… The hole is dark and deep as it swells me, as it swells me. I was brave till I met you. You told me and hold me. How small I was. You are my GOD. 直線たくさん集めたら 塗りつぶされて分かんない 導き給うはイエス様 熱を帯びてゆく眼球 ヴァイオリンを弾いてよ 見とれてしまうかも それに飽きたら 例の遊びをしよう あたしの心臓あげる 毎晩抱いて眠ってね ギター聞かせてあげるから あなたの心臓ちょうだい It's empty in the guitar. The hole is dark and deep as it swells me, as it swells me. Guitar… The hole is dark and deep as it swells me, as it swells me. I was brave till I met you. You told me and hold me. How small I was. You are my GOD. You call me Alice. Are you Lewis Carroll? I'm not fairly as you know. I'm not sweet like that girl, I don't need fame, I don't need flowers, I want your gift. It's empty in the guitar. The hole is dark and deep as it swells me, as it swells me. Guitar… The hole is dark and deep as it swells me, as it swells me. I was brave till I met you. You told me and hold me. How small I was. You are my GOD. |
クマリ黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 見開いた水牛の目 反射する水晶体 額には第3の目 盲目の神の目 かしづいた村人は ひたすらに意味を待つ 祀り上げよ 盛大に それで心休まるのなら クマリである私の目 人々を見下す私は誰? 何を欲しくて集うのか ホントは私こそ知りたくて 空に放たれた意味深な言葉 吐きだしてうつむいた泣かない子供 卑しめる民衆の目 足を伝う初潮の血 額には第3の目 盲目の神の目 引きずりおろす愚民の手 玉座を失い人になる 揺るぎないあの崇拝が この変わりよう クマリを見る私の目 神殿を奪ったあの子は誰? 芽生えたざわつきはもしかして 感情と言うものかしら 甘さを閉じ込めたココナツの殻 こじ開けて飲みほした泣かない子供 クマリを見る私の目 神殿を奪ったあの子は誰? 芽生えたざわつきはもしかして 感情と言うものかしら 甘さを閉じ込めたココナツの殻 こじ開けて飲みほした泣かない子供 |
骨黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 死んだ後でも 楽しめるように 墓石に点数を彫ろう 「前衛的だ」と君は笑った 多分 ほめてくれてるんだろう 生活や学問や、あるいは恋において 気まぐれな 思い付きが 私を立たせている それはまるで 骨の様に 私を通る 強い直線 それはまるで 骨の様に 私を燃やして 残るもの 生きる間を 手抜きせぬように 墓石に点数を彫ろう 「受けてたとう」と君は笑った 多分 本気で楽しむんだろう 国籍や性別やあるいは肌の色や 様々な枠組みが私をつくっている それはまるで まゆの様に 私を守る やわらかなよろい それはまるで まゆの様に 私を包んで 育むもの うしろめたさを ひきずって 楽しめない おろか者 全力で 快楽を うけとめて 潰されず 生きて行ける様に 生活や学問や、あるいは恋において 気まぐれな 思い付きが 私を立たせている それはまるで 骨の様に 私を通る 強い直線 それはまるでまゆの様に 私を守る やわらかなよろい それはまるで 骨の様に 私を燃やして 残るもの |
赤紙黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | うちに赤紙が届いて 「喜べ」と言った父上 白い骨だけ帰って来た 娯楽も知らぬまま死んだ 貴方が「下らぬ」と言った 場末の歌劇団に入り 私は今や舞踊界のナンバーワン 袴から覗く上品な脚も 竹のよに真っ直ぐな背も どれも貴方から受け継いだX染色体 被害者ヅラして生きてくなど 到底できない性分で 今日も舞うのです 喝采の中 狂ったように 向かいの公爵夫人の 旦那様も戦死なさって ヒステリックな大正琴の音 止むこともなく聴こえて来ます 青い目をした軍人が 何気なくくれたキャラメルは 罪なほど甘い宿敵の味 可愛げの無い切れ長の目も 病的なほど強い野心も どれも貴方から受け継いだX染色体 被害者ヅラして生きてくなど 到底できない性分で 今日も泣くのです ライトの影 悟られぬように この想い叫べば 「非国民」後ろ指刺され 兄上は石つぶて受け 母上も悪く言われましょう 袴から覗く上品な脚も 竹のよに真っ直ぐな背も どれも貴方から受け継いだX染色体 被害者ヅラして生きてくなど 到底できない性分で 今日も舞うのです 喝采の中 狂ったように 袴から覗く上品な脚も 竹のよに真っ直ぐな背も どれも貴方から受け継いだX染色体 被害者ヅラして生きてくなど 到底できない性分で 今日も舞うのです 喝采の中 狂ったように |
エスパー黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | エナジーを集めて 小さな太陽に 体の真ん中を、真ん中を 通るイメージ 指先に 指先に 指先に 曲がるスプーン エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー とても暗い所へ マグマのように深く 見えるはず無くても 暗闇で照らすイメージ 深海へ 深海へ 深海へ もっと深く エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー 好奇心揺さぶる スペシャルな人 好奇心揺さぶる スペシャルな人 宇宙の心理まで透視してしまえ おのずと見えるのはあまりにもシンプルな 宇宙の心理まで透視してしまえ おのずと見えるのはあまりにもシンプルな 宇宙の心理まで透視してしまえ おのずと見えるのはあまりにもシンプルな 宇宙の心理まで透視してしまえ おのずと見えるのはあまりにもシンプルな エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー エスパー 好奇心揺さぶるスペシャルな人! |
カルデラ黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 「最低だ」と思う日は 会いに来てよ 私がもがくのを見ていなよ 若さ失っても 酸素失っても 必ず目印でいるよ なんでどうして 病める時も 屈辱の夜も 乱れなく生きる 頑丈な 私ですよ? 湧き出るのはいつも こんなタイミング ブラックな事件 待ちわびるように 同じ血を分けて 堕ちてきたあなた 会えたらなと思ったのは ほんの出来心 あなたが胎内に宿したものにさえ 私は幸福を祈ったよ 誰もの前で嘆くこと厭わず ぶちまけてしまうくらい 悲しいよ 「最高だ」と思う日も 会いに来てよ 私の渇望を満たしてよ 頭醒めきっている 感覚殺している 私を沸騰させてよ なんでどうして いつのときもペンを握る手は 軽やかな言葉 欲している 探している でも湧き出るのはいつも 毒 針 闇 ブラックな事件 待ちわびるように 同じ血を分けて 堕ちてきたあなた 会えたらなと思ったのは ほんの出来心 あなたが胎内に宿したものにさえ 私は幸福を祈ったよ 誰もの前で嘆くこと厭わず ぶちまけてしまうくらい 悲しいよ あなたが胎内に宿したものにさえ 私は幸福を祈ったよ 誰もの前で嘆くこと厭わず ぶちまけてしまうくらい 悲しいよ 「最高だ」と思う日は 会いに来てよ 私の渇望を満たしてよ 頭醒めきっている 感覚殺している 私を沸騰させてよ 「最低だ」と思う日も 会いに来てよ 私がもがくのを見ていなよ 若さ失っても 酸素失っても 必ず目印でいるよ |
砂金黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 黒木渚 | 誰の言いなりか 歯向かいもせず 砂をすくっては ふるいに掛け 川の水の冷たさに 指の感覚は失われ 割れるような耳鳴り もう駄目だ もうお終い 命さえ捨てましょう 溺れる事すら許さぬ 浅瀬にうずくまる 川底に光る一粒の砂金 川底に光る一粒の砂金 あなたの瞳に望みは無くとも救い出してあげよう あの砂金が私を蘇らせた様に 砂金よ流れて渚へおいで 広く広大なこの場所では 誰もが自由だ 誰の安らぎか 慰め きれいごと 底の無い井戸は 波紋を知らない 真空のような悲しみは 貴方の鼓膜を殺した 逃げ道伝える前に もういらない 声など 言えぬなら見せましょう 貴方のため 砂金集め作った砂時計 砂金は糸になり時間は落ちる 積っては裏返し 裂けた皮膚が戻るまで 私の望みが無謀だとしても泣きごとなど言わず あの砂金が沈黙を守ったように 瞳よ鼓膜よ渚へおいで 強くたくましいこの場所では 誰もが自由だ |