「ひとつだけ」では会場中が投げキッスにあふれ、そのお礼にじゃんけんで勝ち残ったひとりにサイン入りグッズセットをプレゼントするということで、「ケラケラじゃんけん(仮)」に合わせて歌い踊り、観客とじゃんけんしたりと、ワクワクするような演出で一体となって楽しませてくれる。そんな場面もありながら、胸が締め付けられるような乙女心を響かせたのは未発表曲「Station」。ちゃんと哀しみを踏まえた上で勇気や希望を歌う、ケラケラのポジティブな一面がうかがえた。みんなで人差し指を掲げた「ピッピッピ」ではふるっぺの「Let It Go」(ディズニーアニメ映画『アナと雪の女王』使用楽曲)、MEMEの「White Love」(SPEED)を曲間に挟み、“みんな、たこ焼きは好き!?”と《なんでやねん どないやねん》と歌う「たこ焼きソング~大阪で生まれたからって~」の曲間ではふるっぺに面白い話をふったりと(“Twitterでキャベツの葉に似た蛾の写真をあげたらフォロワーが10人減った”というもの)バンドとしてのユニークさも見せる。