LIVE REPORT

ケラケラ ライブレポート

ケラケラ

『くらえっ!ケラケラリアットツアー2014』

2014年06月13日@赤坂BLITZ

撮影:古賀恒雄/取材:高良美咲

2014.06.30

4月にリリースした初のミニアルバム『ケラケラリアット』を引っ提げ、全国13カ所を回ったツアーのファイナル。お揃いのさわやかな水色の衣装に身を包んで登場したメンバーは終始笑顔。“音楽のケラケラリアットを食らわしていく”と、キュートさもありつつ挑戦的でアグレッシブな楽曲を初っぱなからぶつけていく。そして、背中を押してくれるような「夢コンシェルジュ」、MEMEの力強い歌い出しが印象的だった「さよなら大好きだったよ」など、ふるっぺ(Ba)、森さん(Dr)とサポートメンバーのどっしり構えた演奏に乗せた、心に響くメッセージソングで会場を魅了する。そんな中、デビュー前の路上ライヴなど下積み時代の話しをしながら、人であふれた会場を見渡して、“不思議な嬉しい気持ち”とMEMEが語ると、温かい拍手に包まれた。

「ひとつだけ」では会場中が投げキッスにあふれ、そのお礼にじゃんけんで勝ち残ったひとりにサイン入りグッズセットをプレゼントするということで、「ケラケラじゃんけん(仮)」に合わせて歌い踊り、観客とじゃんけんしたりと、ワクワクするような演出で一体となって楽しませてくれる。そんな場面もありながら、胸が締め付けられるような乙女心を響かせたのは未発表曲「Station」。ちゃんと哀しみを踏まえた上で勇気や希望を歌う、ケラケラのポジティブな一面がうかがえた。みんなで人差し指を掲げた「ピッピッピ」ではふるっぺの「Let It Go」(ディズニーアニメ映画『アナと雪の女王』使用楽曲)、MEMEの「White Love」(SPEED)を曲間に挟み、“みんな、たこ焼きは好き!?”と《なんでやねん どないやねん》と歌う「たこ焼きソング~大阪で生まれたからって~」の曲間ではふるっぺに面白い話をふったりと(“Twitterでキャベツの葉に似た蛾の写真をあげたらフォロワーが10人減った”というもの)バンドとしてのユニークさも見せる。

終盤、ケラケラの代表曲「スターラブレイション」では手拍子、ジャンプと熱気にあふれた光景を生み大合唱を響かせると、会場中がタオルを回し、メンバーが自由奔放にいろんな掛け声でコール&レスポンスをした「ろーりんぐでいず」で本編終了。鳴り止まない“ケラケラ”コールに応え、アンコールでは「友達のフリ」「キズナジャンプ」を披露し、最初から最後までノンストップで駆け抜けた。ケラケラらしい元気にあふれた、笑顔が広がっていくようなハッピーなライヴだった。
この歌手の歌詞一覧 この歌手の動画一覧

SET LIST 曲名をクリックすると歌詞が表示されます。試聴はライブ音源ではありません。

  1. 7

    ケラケラじゃんけん(仮)

  2. 9

    Station

  3. <ENCORE>

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