LIVE REPORT

The BONEZ ライブレポート

The BONEZ

『Astro Tour“ONE MAN SHOW”』

2014年12月04日@恵比寿LIQUID ROOM

撮影:清水義史/取材:荒金良介

2014.12.11

開口一番、“準備運動してる時間ねぇんだよ!”とJESSE(Vo&Gu)が容赦なく言い放ち、「GIMCRACK」を筆頭にヘヴィな曲調で攻めてくる。そして、3曲目が終わった時点ですでに踊って暴れる観客の熱が会場に充溢していた。今年1月に発表したニューアルバム『Astronaut』を引っ提げての全国ツアー『Astro Tour 2014』を4月に終えたThe BONEZ。その続編が今回の東名阪ツアー『Astro Tour“ONE MAN SHOW”』で、初日から鍛え抜いたバンドの肉体性を猛烈にアピール! 野獣のごとき絶叫と繊細な裏声を使い分けるJESSE、シャープかつグルービーな音色を繰り出すNAKA(Gu)、骨太な低音をブンブンかき鳴らすT$UYO$HI(Ba)、パワフルなビートで畳み掛けるZAX(Dr)の4人が奔放にプレイしながらも、心を専一にした破壊力が半端じゃない。

この日は来年発売予定のミニ作から新曲2曲を投下。1曲目は「RAY」(仮タイトル)という曲名で、The BONEZらしいシンプルな躍動感を備えつつ、聴き手を明るく包み込む光を放出している。体の底から力が漲るような曲調だ。もうひとつの新曲は突進力に長けた直情ナンバーで、2曲とも観客から大反響を浴びた。さらにカバーを含む新録5曲を収めた会場限定CD『Whenever,Wherever』から「All day I just...」(マッシュアップ・カバー)も披露し、盛大なハンドクラップを巻き起こす。また、K(2012年12月30日に他界したPay money To my PainのVo)に捧げた「Sun forever」を“俺たちの曲”と言い切って演奏する光景が印象に残った。己の両足で堂々と立ち、観客と正面から向き合いたいと欲するバンド側の熱い思いに心を揺さぶられた。
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  1. 現在ツアー中のため、セットリストの公表を控えさせていただきます。

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