sympathy ライヴレポート　2016年07月31日

sympathy ライブレポート

sympathy

『わたしたちの夏休みツアー ~先生、宿題おわりません~』

2016年07月31日@渋谷CHELSEA HOTEL

撮影:イシワタタツル/取材:高良美咲

2016.08.09

高知県出身の4人組ガールズバンドsympathyの初自主企画ツアーのファイナル。この日はねこね、こねこね。、コレサワ、エドガー・サリヴァン、ユビキタスといった個性豊かなゲストを迎え、最後に主催者であるsympathyが登場。疾走感の中に切なさを感じさせる「ナイン・トゥ・ファイバー」、そして「女子高生やめたい」で景気良くスタート。土佐弁でのゆるいMCを挟みつつも、楽曲や演奏面では以前よりも毅然とした雰囲気をまとっていて、自分の居場所を確かめるように《あたしの才能みて》と一心不乱に歌う新曲「才能」では、内に秘めたハングリー精神を印象付けた。オーディエンスと振りの練習をして一体感を生み出した「さよなら王子様」など新しい挑戦をはじめ、まだまだ伸びしろを感じさせる若さと頼もしさに、これからの躍進が期待できるライヴだった。