YELLOW FRIED CHICKENz ライブレポート
YELLOW FRIED CHICKENz
『WORLD TOUR *SHOW UR SOUL. ・* ー世壊傷結愛魂祭ー』
2011年09月26日@新木場STUDIO COAST
撮影:竹中桂樹/取材:道明利友
2011.09.20
“お前ら暴れに来たんだろ!!!!”。轟音の中から響くGACKTの叫びに、ファンの熱気はライヴ序盤から最高潮だ。SHINYA(真矢/LUNA SEA)、JON (fade)、TAKUMI、U:ZO(ex RIZE)が新メンバーとして加わり、ツインヴォーカル&トリプルギターの強力編成となったYELLOW FRIED CHICKENzの最新サウンドには、活動スタート時に掲げていた“日本に漢(男らしい男)を増やしたい! 草食系男子を肉食系に変える!!”というテーマに相応しい逞しさが漲っていた。GACKTとJONの高らかなハーモニーがこだました「THE END OF THE DAY」で幕を開け、メンバー全員の気合いが巨大な塊と化し、爆音となって炸裂したかのようだったこの日のライヴ。さらに、「妄想ガール」でGACKTとJONは上半身を露わにして踊りまくり、GACKT名義の名曲「VANILLA」もこの日はYFCバージョンとして披露だ。ミラーボールが煌く中でGACKTはセクシーに腰をくゆらせ、ラウドなサウンドに遊び心も加えながら展開するステージからは彼らのエンターテインメント精神も見えてくる。そして、12月にシングルとしてのリリースが決定した「ALL MY LOVE」。雄大なメロディーがライヴ本編を感動的に締め括る。“どんなに寂しい時も、どんなに辛い時も、どんなに苦しい時も、ひとりじゃないからな...。お前らには俺たちがいるからな!”。アンコールでは、ファンとの絆を感じさせるGACKTのメッセージを大歓声が包み込む。YFCというバンドの尋常じゃない熱量、遊び心、そして男気が、圧巻の一体感を生んだ一夜だった。勢い余る公演は、11月の幕張メッセ2デイズだ。
曲名をクリックすると歌詞が表示されます。試聴はライブ音源ではありません。
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THE END OF THE DAY(.jp)
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11
YOU ARE THE REASON(.eu)
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