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イトヲカシ ライヴレポート

イトヲカシ ライヴレポート

【イトヲカシ ライヴレポート】 『日本工学院presents KAMAROCK FESTIVAL2017~花鳥風月~』 2017年10月28日 at 片柳アリーナ

2017年10月28日@片柳アリーナ

撮影:Saburo Yoneyama/取材:日本工学院専門学校 蒲田キャンパス コンサート制作コース 平田まり子

2017.11.20

【STUDENT REPORT from 日本工学院専門学校コンサート・イベント科】

10月28~29日に渡って、日本工学院と東京工科大学の共催で行なわれた『かまた祭』。その1日目、4000人収容できる片柳アリーナで幕を開けるのはイトヲカシ。パラパラと降る雨の中、会場には多くの観客が入り、舞台上には学園祭で行なわれる全7公演の共通テーマを表す“花”“鳥”“風”“月”の行燈がそそり立っている。
開演時間とともにホール全体が暗転。拍手が沸き上がる中、淡い青光に囲まれてイトヲカシ、そしてサポートメンバーたちが颯爽と現れると、期待感から手拍子も徐々にスピードアップしていく。1曲目は「スタートライン」。日本工学院のCMソングにもなっているだけあり、観客も思わず立ち上がってしまう。また、映画『氷菓』の主題歌にもなっている新曲「アイオライト」ではシンプルな照明の中で醸し出されるメンバーの魅力であり、迫力に会場中が虜になっていた。4曲目もまたまた新曲の「蒼い炎」。力強いストリングスのイントロが特徴で、学生たちへの熱いメッセージのように聴こえた。
続けてのMCで伊東歌詞太郎(Vo)が“今日のスタッフさんは全て学生さんなんです。大きな拍手を! 将来、現場で会ったら気軽に話しかけてほしいなと思います”と未来ある学生たちにエールを贈り、その後“先々月に出たアルバム『中央突破』から何曲かやりたいと思います!”と言って始まったのは「あなたが好き」。大規模なホールに響き渡る最上級のバラードは聴く者の心をグッと引き寄せる。思わずすすり泣く人もちらほら見られるほど、ふたりの神聖な雰囲気に会場が惹き込まれた。
本編最後に披露されたのは「Thank you so much!!」。ラストに相応しい軽快でポップなこの曲の威力はいつもすごい! メンバーと観客が一体となって手を左右に振っている光景は圧巻だ。ラストサビでは会場前から銀テープが飛び出し、場内のテンションも最高潮に。最後に“いきますよー!”と会場全体でジャンプをし、盛り上がりはピークを迎えた。
アンコールで再度出てきたメンバー。伊東は本編ラストの銀テープ噴射に関して、“いやぁ、特効(銀テープ)びっくりしたでしょう~。リハの時、すごいびっくりしちゃって...本番は我慢した”と嬉しそうに話す。そして、“いろんな縁やみんなのおかげでここまでこれました。本当に感謝しています。ありがとうございました!”と続けたのだった。最高のパフォーマンスを繰り広げたイトヲカシと、そんな彼らのステージを全力で支えた学生スタッフ。会場全体がひとつとなり、大きな感動を呼んだライヴは幕を閉じた。

撮影:Saburo Yoneyama/取材:日本工学院専門学校 蒲田キャンパス コンサート制作コース 平田まり子

SET LIST 曲名をクリックすると歌詞が表示されます。試聴はライブ音源ではありません。

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    2.トワイライト

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    <ENCORE>

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