LIVE REPORT

PENICILLIN ライブレポート

PENICILLIN

『TOUR 2011 WILL ∞』

2011年04月10日@赤坂BLITZ

取材:高木智史

2011.04.20

震災の影響で一部公演を見合わせていた本ツアーだが、大阪、名古屋と開催し、赤坂BLITZでファイナルを迎えた。昨年自主レーベル“THAT RECORDS”を立ち上げ、来年には結成20周年を迎えるPENICILLIN。最新作『WILL』のインタビューでも語ってくれたが、彼らは19年という経験値を持ってしてさらなる音楽性を追求している。それが約3時間の中に一心に込められたライヴだった。例えばハードロック、メタルのアプローチを見せるサウンドでJ-POP的なメロ、歌がひと際耳を惹く「Rosetta」。また、バイオリンを加えダークなサウンドだが前向きなメッセージを込めた「100年」、さわやかでポップな面を持つ「南十字星」。貪欲にさまざまな音楽を取り込み、楽曲ごとにはっきりと創り上げた世界観でオーディエンスを魅了していた。そして個人的に刺激を受けたことは音がものすごくデカイこと。それは純粋にロックバンドとして音楽を謳歌しているからこそのものだろう。そんな彼らの高いボルテージを受けて感情がアガらないわけがない。オーディエンスもダブルアンコールでの「ロマンス」では大合唱を起こし、「God of grind」ではヘドバンの嵐を巻き起こし、感情を露にするのだった。MCではメンバーがそれぞれ語る一幕もあり、ひとえにこの震災を受けて改めてライヴで楽しめることの素晴らしさを語ってくれた。そして、冒頭の見合わせていたライヴも振替公演となって決定。さらに追加公演として、再び東京はキネマ倶楽部で2デイズを開催! 20周年の第一弾としてベスト盤リリースの発表もあり、ますます精力的なPENICILLINに目が離せない!
この歌手の歌詞一覧 この歌手の動画一覧

SET LIST 曲名をクリックすると歌詞が表示されます。試聴はライブ音源ではありません。

  1. 1

    WILL

  2. 4

    夢現激

  3. 5

    No Control

  4. 6

    Little Grey

  5. 7

    JUMP♯1

  6. 8

    100年

  7. 9

    南十字星

  8. 10

    CRASH 11.熱体夜

  9. 11

    marionette

  10. 12

    ENGAGING VICE

  11. 14

    DEATH DANCE

  12. 16

    最後の手紙

  13. 17

    WARP

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