LIVE REPORT

石月 努×Dear Loving ライブレポート

石月 努×Dear Loving

『石月 努×Dear LovingカップリングTOUR 『20 OVER ROCKETS ~絆~』』

2013年06月04日@Shibuya O-WEST

取材:山本弘子

2013.06.20

4月19日を皮切りに全国15カ所で行なわれた“石月 努×Dear Loving”のカップリングツアー。コラボレーション楽曲「FREEDOM」まで生まれた(会場限定販売)今回のライヴは個性が異なる2アーティストがガッツリ組んで、音楽の持つプリミティブなエネルギーをみんなと共有するという意味でも本当に刺激的。東京のファイナル公演では、まず1stソロアルバムを完成させたばかりの石月努がDear Lovingの楽器陣をバックに登場。アグレッシブなパフォーマンスで新曲を立て続けに披露した。“改めて音楽を通してみんなと遊べることは素晴らしいことだと思いました”とシーン復帰の感想を述べ、ギターのみをバックにアルバムタイトル曲「プテラノサウルス」、リクエストに応えてFANATIC?CRISIS時代の曲を歌うサプライズも。Dear Lovingのヴォーカル、MASAが呼び込まれてのセッションタイムではこのツアーでしか観られないツインヴォーカルに歓声の嵐! ヴォーカル同士が歌い間違い(MASAは“深い闇”を15カ所、“暗い闇”と歌っていた)を指摘し合うと笑いに包まれ、両者に深い絆が生まれたことが伝わるパフォーマンスを観せた。セットチェンジをはさんで、ダブルタイアップ曲「その涙には意味がある」からスタートしたDear Lovingは喜怒哀楽が詰まりまくった濃いライヴを展開。A型以外の血液型を愛を込めてディスる(?)曲で笑わせ、旅先でYUKIがなぜかブーツを片方紛失した事件で盛り上げ、かと思うと心の奥の孤独に訴えかける真摯なバラードで涙を誘う。会場を出た誰もが明日に向かう力をチャージできたのではないかと思うほど意義深く楽しいカップリングツアーだった。

SET LIST 曲名をクリックすると歌詞が表示されます。試聴はライブ音源ではありません。

  1. 【石月 努】

  2. 1.RUSTY EMOTION

  3. 2.Parade

  4. 3.I.S.

  5. 4.DROP

  6. 5.勇気

  7. 6.365の奇跡

  8. 7.青ノ翼

  9. 8.DANCE DANCE DANCE

  10. 9.LOVELESS

  11. 【セッション】

  12. 1.Fly high

  13. 2.ONE

  14. 3.FREEDOM

  15. 【Dear Loving】

  16. 1.その涙には意味がある

  17. 2.A型のA型によるA型のためのええ歌

  18. 3.お前がええねん

  19. 4.誰かの温もりが欲しい夜は、どうかこの歌を

  20. 5.知らんがな!

  21. 6.RABBIT JUMP!!

  22. 7.LOVE ME

  23. 8.その手に未来を

  24. <ENCORE>

  25. Fly high