星とそばかすとダイヤモンド リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | おさない かけない しゃべれなくて そばかすを夜空でなぞって 「きれいだね」って笑いあった おさない頃から許せない そばかすを夜空でなぞって 「きれいだね」って笑ってくれた ダイヤよりも大切な ダイヤよりも透明な 閉じたまつ毛 思い出せば 届かないくらい 光る瞬間はシャボン あなたがくれました 高くのぼって 消えてしまうからシャボン ここにいてよ。ねえ。 キディダイヤモンド キディダイヤモンド 磨いて、磨いて、またたきをぎゅっとにぎった どうしても嫌なひとが どうしても嫌なことが 閉じたまつ毛 落ちた涙 聴こえないくらい 暗いカーテンと窓 あなたが開けました 季節変わって 消えてほしくないシャボン ここにいてよ。ねえ。 キディダイヤモンド キディダイヤモンド わたしの、わたしの、 キディダイヤモンド キディダイヤモンド 磨ける。 またたきよ、ずっと光って |
夏のエディリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 君のカーディガンの縫い目から 夏のアルペジオが始まった 首筋からなんでもない雫が落ちていく 夏の江ノ電はシュノーケル 冷やしたビールじゃ足りないな あぁ。 君のルーツミュージック聴いて 答えあわせしてた 君のルーツシネマを観て 答えあわせしてた 言葉に出さなくても 分かりあえることがつながっている場所 そこに愛を持ち寄って生きるだけさ 僕ら地球に振り落とされても宙に舞う 宙に舞う 宙に舞う 君はもしかしたら絆創膏貼るのが好きな子供だったんだ。 君のミューズミュージック聴いて 答えあわせしてた 君のミューズシネマを観て 答えあわせしてた 君の前の恋人は僕にきっと似てるのさ 言葉に出さなくても 分かりあえることがつながっている場所 そこに愛を持ち寄って生きるだけさ 僕ら地球に振り回されてもいいからさ いいからさ いいからさ ほんの一瞬だけが 一生になるような ほんの一秒だけが 数時間になるような ほんの一日だけが 一年になるような ほんの一回だけが 一万回になるような 君の表情の先 ピントを合わせたら 光ってるかい 光ってるかい 光ってるかい? 分かりあえる言葉つながっていたいな そこに愛を持ち寄って生きるだけさ 僕ら地球に振り落とされないよう手を繋ぐ 手を繋ぐ 手を繋ぐ この声に魅せられて この声に運ばれて 君の声で言葉知りたいな |
me moriリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | 石若駿 | 散歩の途中で耳に触った夜風のオーケストラ ふわり ふわり 楽譜通り じゃないほうが優しくて ふわり ふわり 呼吸が軽くなった ガラガラのコンビニエンスストア いつものラッキーストライク おしゃべりなクッキーとウィンクウィンク ぬるめの紅茶で両手温めた このメモリいっぱいいっぱいの日々に 溢れ出す前のメロディ 支えてこぼれないで またすぐに会いたくなってしまうのかな 散歩の途中で口に触った柔らかな解決策 ふわり ふわり セオリー通り じゃないからとても優しくて 君の話が全てだった 何度も夢中になってめくった愛読書ツァラトゥストラ ふわり ふわり メモリいっぱいいっぱいの日々に 溢れ出す前のメロディ 支えておぼれないで またすぐに会いたくなってしまう 隔てた川を恨むのでしょうか 要らないものはそこに投げ捨てたのに このメモリいっぱいいっぱいの日々に 溢れ出す前の響き ふるえて止まらないで またすぐに会いたくなって 街の中 君を探していた夜に 溢れ出す前のひかり 地上にこぼれないで またすぐに会いたくなってしまうのかな |
海月星リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 海を漂うように 月にただ酔っていた 舟を漕いでいたのは きみなのか ぼくなのか 海を追い越すように 月はただ降ってきた 舟を漕いでいたのは きみなのか ぼくなのか 唸るような土砂降りの中 きみの声だけ疑った ぼくという名の きみという名の 隔てたガラス 割れた音 何度も何度も打ち寄せてくる波 ぼくら ぼくら 物語の中の絶望の中へ Hello How low? 今日も進むんだね 水面に 揺れる 揺れる きみは 海月星。 Starfish, Starlight. 海を追い越すように 月に触れてみたかったんだ 聞いても答えないでよ 知りたいけれど知りたくないよ 唸るような土砂降りの中 きみの声だけ疑った ぼくという名の きみという名の 隔てたガラス 映る顔 何度も何度も吹き寄せてくる風 ぼくら ぼくら 物語の中の絶望の中へ 絶望の中へ Hello How low? 今日も流れ星が 水面に 揺れる 揺れて 何度も何度も打ち寄せてくる波 ぼくは ぼくは 物語の中の絶望の中で きみが何度も何度も涙を落とすたび ぼくの感情 追い越して 物語の中の絶望の中で 絶望の中で |
ますようにリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | 荒木正比呂 | 僕は君よりも暇だからさ なんでも合わせられるよ 君の身の回りの大好きなものばかりでできた 僕は君よりも馬鹿だからさ なんども信じられるよ 君の退屈な夢が叶いますように ますように スポットライト 台本にない場所を目指してナビ設定して この車でドライブしたまま 隣にいれますように ますように ますように ますように スピードよ 耐え切れない僕を運んでいってくれ とばすように とばすように とばすように とばすように トンネルの排気ガス靄 消し去ってくれ この駐車場で停めるからさ 何かあったかいもの買って 体温めよう 屈託もない笑顔で 食った気もしないやって 君との退屈がずっとつづきますように 布団に入ったら教えてね バイブレーション 冷え切った空気に ブルーライトで目覚めちゃった瞼 夜をしまえますように ますように ますように ますように アラームと最近寝れない僕は朝になっていた とかすように とかすように とかすように とかすように 窓を開け 白い煙と靄 のぼった息 へいきじゃないひに ひびくおと ひびくおと きみのにおい ぼくのにおい ながれぼし そら まざりあって ピアノのせんじょう はしっていきてたい きみとさ きみとさ きみとさ ますように ますように ますように ますように スピードよ 耐え切れない僕を運んでいってくれ とかすように とかすように とかすように とかすように 窓を開け 白い煙と靄 消し去ってくれ とばすように とばすように とばすように とばすように 残像を背景にして僕らここにいられますように |
ムーンライトリバースリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | 亀田誠治 | きらいきらい愛してるよ ねぇ いまだに慣れない言葉の余韻 きらいきらい愛してるとき いまだに早い心の呼吸 伝えられない過去がこれからの日々を作った 繋げられない過去が指に触れた 違った場所が見えた 傷跡が口を開けた 日々の孤独がくらいほどにつきさした 雲の合間 ちぎれた空 瞼の裏でひとり指でなぞっていた 好き、好き、好きだよ。月より好きだよ。 好き、好き、好きだよ。月より届かないよ。 星のない道歩いていた 照らされてたのは遠いひかり ごめんね許してくれて 素直になれない私の呼吸 変えられない過去がこれからの季節象った 繋げられない過去が指に触った 願った場所が消えた 傷跡が口を開けた 君の容がくらいほどにつきさした 傷跡よ治らないでよ 地球の裏でひとり指で数えて 傷跡が消えてしまった 日々の孤独がくらいほどにつきさした 雲の合間 ちぎれた空 瞼の裏でずっと君を探していた 好き、好き、好きだよ。月より好きだよ。 好き、好き、好きだよ。月より届かない、 ずき、ずき、痛いよ。過ぎても痛いよ。 好き、好き、好きだよ。月より届かない、 ムーンライトリバース 瞼の裏 月にこだました痛み 笑えない歌 君の容が浮かぶほどに月を見た |
天きりんリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | ダサいと言われて聴けなくなったバンドをバッグにほっぽって 新しい曲はぼくみたいじゃないけど ねぇ グッバイバイ グッバイバイ 正解の世界で見上げた しもきたざわざわざわざわめきが止まらない 天きりん ぼくをここから出してくれ 出してくれ どこにも行けないここから出してくれ 出してくれよ アンダーグラウンド アンダーグラウンド 鳴らす つま先に伝わったイメージ 目に見えない 銀色の正解へ 飲みかけの言葉 炭酸があるうちに蓋してしまって 誰かに振られて飲めなくなってしまったようだ グッバイバイ グッバイバイ 正解の世界へ伸脚した しもきたざわざわざわざわめきがまとまらない 天きりん ぼくをここから満たしてくれ 満たしてくれ どこにも行けないここから満たしてくれ 満たしてくれ ねぇきりん ぼくは地上に立っている 立っている 宇宙に一番近いここで息継ぎをしてるよ アンダーグラウンド アンダーグラウンド そこに意味なんて無くなってしまえ やぶり棄てた 絵本の中 アンダーグラウンド アンダーグラウンド 鳴らす つま先に伝わったイメージ ねぇ つながって痛むよ 天きりん ぼくをここから出してくれ 出してくれ どこにも行けないここから出してくれ 出してくれ ねぇきりん! ぼくをこのまま離さないで 離さないで どこにも行けないここから出してくれ! 出してくれ! 出してくれよ。 |
ゴーレムの涙リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | ボクの左手には 諸刃の剣 光っていたって。 残りの右手には 守らなきゃいけない人がいた。 まだ 真っ黒の地図を 進んでく。 ひとりで ただ潜っていく。 たいまつのオレンジ 届いた先。 列をなしていた 玉模様。 Golem's tears Follow in one's footsteps Flowers are in bloom there Golem's tears Who are you thinking of? A flower that does not wither キミの明日には どんなイメージ 光ってるのかな。 それを 探しに行こうよ。 ボクと共に行こうよ。 ただ 頭上の地図を 進んでく。 話をするため 振り返る。 たいまつのオレンジ の情熱に。 列をなす ボクら揺れていた。 Golem's tears Follow in one's footsteps Flowers are in bloom there Golem's tears Who are you thinking of? A flower that does not wither Golem's tears Golem's tears Follow in one's footsteps Flowers are in bloom there Golem's tears Who are you thinking of? A flower that does not wither |
キラキラの灰リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 今まで僕が作り上げてきた魔法よ しっかりしてよ 手すりのない階段を登りつづけて 扉をいつまでも開いたままにしても しっかりしてよ ふらふらの両足を蹴っ飛ばした! くちずさむのはいつもの羅針盤 届かなくなった距離をうらんだ 頬は化粧のにおいがして キラキラのハイになって踊った 重力に逆らえずに踊った あの日を君を二度目はもう離さないよ。 今まで僕が作り出してきた魔法陣よ しっかりしてよ 手すりのない階段を登り疲れて 扉をいつまでも開いたままにしても しっかりするよ シスター ふらふらの両足を蹴っ飛ばした! くちずさむのはいつものマシンガン 届かなくなった距離をうらんだ 頬は化粧のにおいがして キラキラのハイになって踊った 重力に逆らえずに踊った あの日を君を二度目はもう離さない Twinkle, twinkle, little star, How I wonder what you are! Up above the world so high, Like a diamond in the sky. くちずさむのはいつもの羅針盤 届かなくなった距離を選んだ 頬の化粧のにおいが消えなくて キラキラのハイになって踊った 呪文をひとつ胸に抱き飛んだ あの日を君を二度目はもう離さないよ。 |
春が嫌いリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 君は体調大丈夫かな? 私の1日がはじまる 1度目の朝笑った 狂っちゃわないように 終わらせないように回すゼンマイ レイラインソルジャー 行先分からずとも 後ろ振り向くことなく 伝え足りないよサイレン 世界地図 4月の歌 照らし 進め 君の心情言い当てて 「私、春が嫌いです。」 ハンバーグでも食べれたら変わるかな? 散々な目にあって 笑った! 狂っちゃわないように 繋ぐためころした君は レイラインソルジャー 行先分からずとも 後ろ振り向くことなく パラレルパラソルさして 白い地図 4月の歌 春へ 進め 君の正しさも閉じ込められた部屋 明日の朝 ガラスを割って 線の上を歩けるよ |
17リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | プラスチックの消しゴムで消した音が 教室内で暴走中 叫び声が 叫び声が やまびこになりました 思い出すのは思い出じゃなくて 私の想像力の限界で 君を呼んで 君を呼んで 分かった気がしてる 17歳になった瞬間 17なのに分からない 柔軟になってしまって流され どこにもいない私 ロックンロールクロー 壊れちっちゃった感情に 進むビート 進むバンド 引っ掻いて進んで マザーグースグースグース 泣いてる世界を黙らすように 進むビート 進む歌が 引っ掻いて作った道をゆく プラスチックの消しゴムで消した音が 高層ビルを建設中 叫び声が 叫び声が 頭を巡りました 思い出したら思い出じゃなくなった今 想像力が現実で 君を呼んで 君を呼んで 気配を辿ってる 17の匂い 春夏秋冬 17の匂い 薄れてく 柔軟剤に慣れてしまった今も 聴きなれた歌は言った ロックンロールクロー 壊れちっちゃった感情に 進むビート 進むバンド 引っ掻いて進んで マザーグースグースグース 泣いてる世界を黙らすように 進むビート 進む歌が 引っ掻いて作った道をゆく ロックンロールクロー 壊れちっちゃった感情に 進むビート 進むバンド 心臓に潜り込んで マザーグースグースグース 泣いてる世界を黙らすように 進むビート 進む歌が 引っ掻いて引っ掻いて 進むビート 進むバンド 引っ掻いて作った歌うたう |
泳いでゆけたらリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | ぶらんこが一番上に登ってた。 どうして僕らは用意されたもので、 遊んで飽きていた。 ぶらんこが一番下に戻ってた。 どうして僕らは重力のリズムに、 従って生きていたんだろう。 空はどこまでが空なんだ? 雲はどこまでが雲なんだ? 僕はどこまでが僕なんだ? ねぇ? 泳いでゆくから 泳いでゆくから 感覚は夢じゃないはずだから。 覚書が重なってきたら、 また会ってくれないかなぁ。 泳いでゆくから 泳いでゆくから 君のもとへ 泳いでゆくから 長い夜空をかき分けゆけば、 会えるような気がした。 僕は何を守ってるんだ? 会えなくなるのは嫌なんだ 僕は君のこと好きなんだ ねぇ? ねぇ? ねぇ? 君に返すから 君に返すから 感覚を君に返すから 変わり映えのないプールの中、 息継ぎだって僕が決めるのさ。 泳いでゆけたら 泳いでゆけたら 君には言えなかった言葉の 覚書が重なってきたら、 また会ってくれないか。 いたいな いたいな 僕は人間でいたいな。 いたいな いたいな 手放してしまいたい。 泳いでゆくから 泳いでゆくから さよならなんて 覚えないから。 覚書が重なってきたら、 また会ってくれないかなあ。 泳いでゆくから 泳いでゆくから 君のもとへ 泳いでゆくから 長い夜空の向こう側に、 君が本当にいる気がした。 |
若者たちリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | その日は夕方のオレンジ 充満したホコリが浮かんだ 遠くの工場の音や 空から降る飛行機の足音 その日の夕立はオレンジ 充満したヒカリが浮かんだ それらは地響きとなって わたしの足元へと伝うけれど この心臓のリズムにうまく溶け込む必要はなかった いま、若さで傷ついてもいいからさ。 いま、若さで泣きやんでもいいからさ。 メトロノームはいらなかったんだ。 みんなひとりぼっちのメロディが交差するだけだった。 |
ライナーリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | まだ1人で座りたくない気持ちだけれど 出発のライナー あと10秒で。 水滴、窓のレンズにぼくが映っていた 出発のライナー あと10秒で。 感動する前の数秒前 控えめな心のぼくは 見つめていた かなしみを 言葉だけで粉々になった 瞳だけで返した 僕は大人じゃん ちょっと泣けるじゃんって思った 1人がけの席に座って 同じ虹を見ていた ちょっと泣ける話って思えたんだ ライナー。 目の前はプラスチックの草原で、 どこからどこまでがぼくのものなのか? これはみんなのものなのか分からなくなって、言い聞かせた。 恐るべき魔人の言い訳! この笑顔もそうやってここに着地していた。 ここで打ち破れたのなら いま何一つ持ち合わせてはいないけれど 何かしたいな、あと10秒で。 水滴、窓のレンズに君が映っていた 何ができるか、あと10秒で。 感動する前に考えた これからの季節の匂い 思い出になるのかな? 言葉だけで粉々になった 瞳だけで返した 僕は大人じゃん ちょっと違う世界だった 1人がけの席に座って 同じ雨も降るんだ ちょっと違う世界だって飛び込んだ。 出発のサイレンが響いた! 1人がけの席に座って 同じ虹を見ていた ちょっと泣ける話って思えたんだ ライナー。 |
管制塔の退屈リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | コックピットの掃除も人間関係も 日向ぼっこ閉じ込めて抱きしめたい 私は最後の操縦士 手慣れた速度で滑走路 飛び立った 初めての景色はこんなに退屈を忘れるの 帰りたくないうちにこのまま消え去りたい そんな夕日を見てた 言う人もいなくて 言うこともなくて ただ夕日を見てた。 時計の秒針に溶けた孤独な午後に咲いた花は散った。 それは、ずっと昔からあったかかったお母さんのポッケの幻想。 都会の喧騒に苛まれてどこかに帰る?ここに帰ったあの日。 喜びの中に閉まったばっかの布団の夢に落ち着いて、考えた コックピットの掃除も人間関係も 日向ぼっこ閉じ込めて抱きしめたい 私は最後の操縦士 手慣れた速度で滑走路 飛び去った 初めての景色はこんなに憂鬱を忘れるの 帰りたくないうちにさよなら 初めての景色はこんなに退屈を忘れるの 帰りたくないうちにこのまま消え去りたい 歌った。 ららら 夕日を見てた 言う人もいなくて 言うこともなくて ただ夕日を見てたんだ |
キラーチューンリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 殺し屋が死ぬ 引き取る地球 だれも葬式に来なかったけれど 遠回りさだめだとしても迷子になる 戸惑わせた寿命の数 ぼくもそうだよ。きみもそうだよ。 「争いのない世界が欲しいよ」そう願っている。 遠ざかって見た世界は 綺麗ならさ 視力も無力だ。 帰りたい。 絵空事にまぎれて 淡い夢の中いたいんだ 絵空事にあこがれて 夢を解き明かそうとしたんだよ 殺人鬼は引きこもるの だれも葬式に来ないからだと 思うだけだよ。 ぼくたちの両親は絶対どこかで息してた。 ぼくもそうだよ。きみもそうだよ。 「争いのない世界が欲しいよ」 アニメでも見る 絵空事にまぎれて 淡い夢の中いたいんだ 絵空事にあこがれて あたま軽くなる 無惨なことが起こる前に、政治家たちが世界を変えるよ そんなことを四畳半で思うだけでパンを食べてる 殺し屋が死ぬ 引き取る地球 そんな旋律が、鳴り止まないよ。 |
ハイキリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 私の理屈通りのものは 君にとっての退屈かな 本当は飛び込んでみたいんだ だけどとっても卑屈 廃棄処分寸前だった君が好きなやつを 廃棄処分寸前だった私が拾った 痛い、痛い、触りたい、指先でつかんだお月さま 痛い、痛い、変われない、性格もリズムも体温も Tonight、Tonight、触れないや Tonight、隣の君は笑顔で、おなかがすいたの 私の退屈だった日々を 塗り替えた笑顔はいくつかな? 嘘つき 本当つき どちらも疲れて腹が減った 渋滞をバイクで走り抜け 君の後ろ姿だけ止まってた バランスが崩れてしまう程に 早くなってった 痛い、痛い、眩しくて、指先でつかんだお月さま はなせない、変わんなくて、生活もリズムも体温も 痛い、痛い、触れない、近づいたら消えてしまう太陽 他愛もなく笑えたら、つま先を伸ばした3秒間 Tonight、Tonight、触りたいなぁ。 Tonight、隣の君は笑顔で、おなかがすいたの 廃棄処分寸前だった君が好きなやつを 廃棄処分寸前だった私が拾った 廃棄処分寸前だった君が好きなやつを 廃棄処分寸前だった私が拾った |
60Wリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | しょんぼりとした若者が突っ立っていた アスファルトに咲く花を眺めていたんだ 隙間ができれば何かまた入るんだって その場から体を引き剥がした 街の星は見えなかった 銀河の中 寂しかった あぁ カムパネルラ せいぜい60W この街の光になった 寝ぼけ眼の両目を擦っていたのは 本当の夢をまた見逃していたから そこでチャンネルをまた右に回してもパルスノイズ その場から両目を引き剥がした 生きていく意味を知って またそれに殺されて もう戻らないんだね あの壁も誓いも 街の星は見えなかった 銀河の中 寂しかった 街の星は消えなかった 銀河の中 消えなかったんだ あぁ カムパネルラ せいぜい60W この街の光になった 街の星は見えなかった 銀河の中 寂しかった 僕はずっと寂しかった 銀河の中 寂しかった あぁ カムパネルラ あぁ カムパネルラ せいぜい60W この街の光になった |
地球でつかまえてリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 景色はひとつの温もり抱えて 恋人に甘えたくなった さびしくて さびしくもないから何から何までつかまえた 虫籠はからから空っぽだった 昆虫図鑑を手放して あなたを探していた 今夜も歩いていた 帰る場所なんて誰にもなくて 逃げる場所なんて誰にもなくて 涙をそのまんまにしておく 拭うのをちょっとだけ待った 景色はひとつの希望を抱えて 恋人に甘えたくなった きびしくて きびしくもないから何から何までつかまえた 鳥籠はからから空っぽだった 鳥類図鑑を手放して あなたを探していた 今夜も探していた 帰る場所なんて誰にもなくて 逃げる場所なんて誰にもなくて なくて なくて 大切にできなかった 振りむくたび暗がりだったんだ 大丈夫 いなくたって何とかやっていけると思ったんだ それすらもできない僕のこと まるで”生きるんだ”と支えていた。 言うこと効かないこの口で こわいくらいに泣きじゃくった こわいくらいに泣きじゃくったんだ 涙をそのまんまにしておく 拭うのをちょっとだけ待った 地球でつかまえて 地球でつかまえて 命をそのまんまにしておく 会えるのをちょっとだけ待った わたしをつかまえて |
明日戦争がおきるならリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 君の心臓の音に慣れてきてからの話 そんなリズムから僕は離れられなくなって 君はこのままどこまで 運ばれて行くんだろう 赤信号止まらずに 曲がり道 探すかな 明日戦争がおきるなら、こんなことで別れたりしなかった。 とてもくだらないことだって、笑いあえていたことだった。 沈黙は口を閉じて出た言葉。世界一大きなメロディ。 そんな生活にちょっと慣れてきてからの話 そんなテンポにだってまだ君が塗り絵をするんだ 僕はこのままどこまで 取り残されたいんだろう 青信号進めずに テールランプ光らせて 明日戦争がおきるなら、こんなことで忘れようとしなかった。 とても大切なことだって、話しあえていたことだった。 沈黙は口を閉じて出た言葉。世界一大きな 君にはなれないから、君と離れ離れだった。 約束果たせなかった。部屋を飛び出した。 明日朝、目がさめてから、洗濯して残ったスニーカー とてもくだらないことだって、笑いあえたりする人もなくて 今僕は口を閉じて息をした 世界一大きな 明日戦争がおきるなら、こんなことで別れたりしなかった。 とても大切なことだって、話しあえていたことだった。 沈黙は口を閉じて出た居場所。 それぞれ離れたハーモニー。 |
ノーワーリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 君は全てを体に入れてトイレで吐いた。吐いた。 食べ残すこと許せなかった。 物足りない、今日はまだ終わりじゃないと夜は進んだ。 霧が見えるから君が見たものはキリのない迷宮 風が吹いてから消し飛ばされることを待った 走り出せなくて走り書きで書く揺らいだ字面 風が吹くたびに蹴り飛ばされて傷が深まった ノーワーノーワーのごり押しで 対立が始まって 今 手にした形 あまりにも弱すぎて 全てを体に入れて、受け止められなかった。 汚す全てを許せなかった。 物足りない、今日はまだ終わりじゃないと夜は進んだ。 霧が見えるから君が見たものはキリのない永久 風が吹いてから消し飛ばされることを待った ノーワーノーワーのごり押しで 対立が始まって 不和のはじまりで あまりに あまりに あまりに 君は全てを体に入れて、受け止められなかった。 汚す全てを許せなかった。 物足りない、 君は全てを体に入れて、トイレで吐いた。吐いた。吐いた。 食べ残すこと許せなかった。 物足りない、今日はまだ終わりじゃないと夜は進んだ。 |
蛍狩りリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | | もがり笛が聞こえた午前0時。 こわくないよ、こわくないよ、こわくないよ。って言った。 朝起きて、ぼくの顔思い出せなくて、紙切れに、震えを刻んだ。 さようなら、さようなら、さようなら、さようなら。 処刑台に浮かんだ蛍。 あした死んでしまうぼくはその緑に溶けてしまいそうだ。 川が近いのか。幻なのか。蛍の踊りがぼくを誘った。 汚れた布切れを身に纏ってから、もう18年ものあいだ息をしているぼくは、 裸の姿のまま美しく揺れて、数日間息をしたきみを。 この薄汚れたぼくの両手で捕まえて、柔らかく握ってみせた。 ぼくは明日の夜ここで死んでいるらしいし、 きみも輝きをなくして、朽ち果てた杯の姿になっているんだろうな。 ぼくは家畜の肥料にでもなるだろう。 きみは大地の養分にでもなるんだ。 輝きを放て。輝きを放て。裸になった人間は唄うことができるんだ。 輝きを放て。輝きを放て。裸になった人間は笑うことができるんだ。 ぼくは死ぬことが怖くなってしまった。せめて大人になりたかったんだ。 薄汚れた布切れにも放つ光はあるのか。光はなくとも、輝きはあるのか。 きみみたいな終わり方をしたい。 夜が明けて、きみの光が見えなくなったとき、 次はぼくの番だ。 輝きを放て。 |
LilaSSawanoHiroyuki[nZk]:Honoka Takahashi | SawanoHiroyuki[nZk]:Honoka Takahashi | たかはしほのか | 澤野弘之 | | 耳に落ちた あなたの話し方胸に 道を歩いてきた 摘んだ花束かかえて 今、会えた空で、君が笑っていた。 胸が叫び出したんだ。瞼がしまいこんだ。 耳塞いだ 日々を変えられた記憶に 咲いた笑顔の皺 震える足を支えた 今、会えた空は、息が届く距離で。 胸が叫び出したんだ。瞼からあふれた。 吐き出すルールは君が決めた 吐き出すルールあなたが決めた そんな勇気贈り物だよ。僕は僕で歩いて行くよ。 今、会えた空で、君が笑っていた。 胸が叫び出したんだ。瞼からあふれた。 今、会えた空は、息が届く距離で。 言葉叫ばなかった。目と目見つめ返した。 吐き出すルールは君が決めた 吐き出すルールあなたが決めた そんな勇気贈り物だよ。僕は僕で歩いてきたよ。 咲いた生きた足跡の上 咲いた息をやめない場所で 抱え切れない花束分けて 二人、歌を続けるんだね。 |
セイントアンガーリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | その日暮らしの僕ら ひぐらしを聴いて 明日の暮らしビールで流す そんな暮らしでも 笑えることはあったんだなぁ 怒れなくて君に奢った缶ビール 窓の外から見た らら この家の中身は 暗く見えるのか? 明るく見えるのか? 少女はとってもお腹を空かせていて 少年はだれかに夢中だった ホームレスのおじさんはレーシックできるお金持ってない 野球選手は割れないようにやさしく みんな光りかた探していた 私はいつも蛍光灯つけっぱにしたまま 家を出てしまう だめだなぁ。 その日暮らしの僕ら ひぐらしを聴いて 明日の暮らしタイマー流す そんな暮らしでも 笑えることはあったんだなぁ 怒れなくて君に怒った 怒った歌 少女はとっくに体を汚していて 少年はただ両目で夢中だった ホームレスのおじさんはタイムカプセルの場所を思い出す 野球選手は割れない恋を知った みんな光りかた探していた 私はいつも蛍光灯つけっぱにしたまま その窓を守っていた 私はいつも蛍光灯をつけっぱにしたまま あなたを待つ。 |
教室のドアの向こうリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 教室を出たら、あなたの笑顔がすぐそばに感じた。 今日は一緒に帰る日だ。 中央線は今日も人が死んでしまったね。 あなたはどこにも行かないでね。 曇り空が明るいなぁって、感じることができるのは、 あなたの泣いてる黒い場所、虹がかかる隙もないから。 働きだして数年経った日の午後。 頭痛がきだして、今日も早退。もうしょうがないよな。 わたしはここから逃げ出して、あの日を思い出した。 曇り空が明るいなぁって、今でも口に出せるから。 わたしの泣いてる黒い場所、虹がかかる隙があるんだ。 パンドラボックスにりぼんは似合わないって笑うかな。 あの日の君は笑うかなぁ 教室のドアの向こう |
きれいなおとリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 時代を乗り越えられない僕だった 時間を乗り越えられないって焦っている 落ち着かなければ重い荷物だって 落として割ってしまう あのころはよかったな。 なにをしても今だから。 ハイな気持ちを続けて鳴らせれば、きれいなおとになる。 なつかしい寂しさが。 ふと口ずさんだ可愛いメロディも 時間を乗りこえようとして叫んでいる 落ち着かなければ重い体だって 落として割ってしまう 奥行きは見えないさ。 僕の自信よ、満ちてゆけ。 変わらない場所 君のいれもの 君が夢を忘れてしまっても ハイな気持ちを続けて鳴らせれば、きれいなおとになる。 やさしさが、温もりが。 |
ほしのなみだリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 泣き虫がキラキラ 運んでいくんだね。一昨日と明日を繋いだ。 いけない、いかなくちゃ!いけないことしたから。 逃げた僕を二度と離さないでいるのは チクタク 時計の秒針だけ 悲しくて息を止めるのに、君はどこまでも進むんだ。 この僕が消えたら、きっと空にはいつもの虹がかかった。 あくる日ドア開けて 地上に出てみようか。一昨日と明日を繋いだ。 いかないで、いかないで。いけないことしたけど。 逃げた僕を二度と離さないでいてよ 連れて行って なみだ目で空を吸い込み、居場所が息を吹き返した。 1人なら、何にも壊さなくても生きていけると思ったんだ。 けど、 夕暮れのチャイム数えて 歌にすると教えたくなる 帰らなくちゃ 僕が愛す人の場所に この僕が消えたらもうどこにもいかない。 君もおんなじだといいな。 夕景は、宇宙の果てに運んでいくほしのなみだ。 顔のしわ静かにふえていくように僕の隣にいる君が、 キララキラ 流すよ。会いに行こう。 2人なら、全てを繋げて美しくやり直せるさ。 |
9mmの花リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | あの広告すら燃えた翌日に 神様は炎を消した となりどうしの国の境界線で 僕も雨を おはよう おはよう 母さんの寝息を確認したよ 汽車を降りてしまう前に 爆発のメロディ 朝靄みえない サンデーモーニング 続きの話し方を想像した 奪われた過去も未来もあなたが時とともに取り込んだ これで最後の話になるけれど 私、あなたを愛してる。 |
Candyリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 昔々に君がついた優しい嘘と 今も距離を保って生きてるよ 遠い未来に用はないとはぐらかした 僕らこれから消えてしまうのね 暗がりに開け放った涙目に吹く風 立ちはだかった壁を越えよう 心に服はいらない 昔々に君がついていった人は 今も心の奥で生きてるかい 昔々に君がついた優しい嘘は 僕を励ますほんとうの気持ち 青空に開け放った扉から見たもの 暗がりに耳が慣れてきた頃に聞こえた 許された人の群れを かき分けて進め! Candy Candy 嘘は得意じゃなくても。 Candy Candy この味は本物さ。 溶けて、いつか、なくなっても。 昔々に遠い晴れた国の空と 今も距離を保って生きてるよ |
たたかわないらいおんリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 雨と太陽が落ちてきた頃にさした。 傘の中、体温が2人を守った。 君が猫背なのは、耳をそば立てるから。 僕は背伸びやめて、君のそばにいたい。 たたかわない君は銃口を塞いだ。 迷わない。迷わない。 唇ひとつのメッセージ信じて、 空に願いました。 言葉の銃弾。 落ちてきた頃に泣いた。 目の前の暗がりは1人で守るんだ。 君は目を見開く。視界が動き出す。 本当に見たいのは、映画じゃなかったよ。 たたかわない君が飲み込んだ話の。 戻らない。戻らない。 後悔ひとつのメッセージ信じて、 涙落としました。 明日は晴れるかな 今日も僕は願うから |