プレゼント新垣結衣 | 新垣結衣 | クボケンジ | クボケンジ | | 雨上がりの朝は庭の緑が背伸びしてみえた 弱虫の私もマネをしてさ おはようを送ろう 探り合う距離 いたずらにもう 遊ばないでそばにいたいよ 近道でいい ごまかす心 たぶん気づいてるでしょう 君にあげるよ 赤いプレゼント いま あいに行くよ 何度も驚いた君とその未来は「君の私」ってイメージをしてさ 余計なこと考えてたら何にも始められないっていうから 強がりの私のふりをしたら 強くなれるといいのに 夏の匂いにだまされながら 今日はいい日だって呟いてみるよ 歩くスピード 胸のリズムに合わせて いま走り出すの 君にあげるよ 赤いプレゼント ねぇ気に入るかな? 本当は少し怖い それでも伝えたいよ「君の私」に出会うために 会いたくて 会いたくて 深呼吸もすぐにため息になる 君に会えた 普通の奇跡 めずらしい未来じゃなくてもいい 君にあげるよ 赤いプレゼント ねぇ怖がらずに受け止めて 驚いた後にこぼれた笑顔 好きな人が君で良かった |
レインボウ新垣結衣 | 新垣結衣 | クボケンジ | クボケンジ | | 曖昧な言葉並べて 会いたい気持ちは嘘つきだ いつだって 愛されて フローリングで転がっていたい ジーザス 世界が今どうして?なんて歌ってみたりして 安物のヘッドフォンが愛を歌うよ 雨上がり虹の 架かるバスケットのゴール つま先のジャンプで 届きそうだわ キミと何度でも何度でも こんなふうに 手をつなごう 大好きよ 誰よりも 手加減なんて知らないわ 泣きまねだって その気になって あたしのまんま受け止めてよ ギュッてなる 左の方 始まりの音が鳴り響くよ 知ってる?キミに会う前は いつも時計ばかりみてた 用もなく急いでた 自分が嘘みたい 水たまりの上 晴れて光った遊歩道 置き忘れた夢を 探しにいこう そして いつまでも いつまでも 二つで一つでいこうよ あふれる想いなら 飛び跳ねて今リバウンド さぁ喜び 悲しみ キミに見せてあげよう ゆっくり 歩いてこう 大切なもの 見落とさないよう キミと何度でも何度でも こんなふうに 手をつなごう 大好きよ 誰よりも 手加減なんて知らないわ 泣きまねだって その気になって あたしのまんま受け止めてよ ギュッてなる 左の方 始まりの音が鳴り響くよ |
ラララメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | | 古そうなものばっか 見せびらかして オレンジ色で遊ぶ夕暮れ 誰かに話したくって 誰にも話せなくって 一人ですねてた日々 こんな風に誰かを想うなんてさ たぶんもうないってあきらめてた わかったような唄歌って わかったような気にもなって 笑ってた僕は最低だ 君が大好き 思い出とか 胸ポケットは空っぽになる 飛び跳ねる そのイメージの 言葉が見つかんないな ラララ 誰かの喜ぶ顔が見たくて ずっと欲しがってた魔法とか ここで使わなきゃ そんなの意味がなくって 何度も逃してた奇跡 君が大好き 赤のハートマーク 絵文字で燃える安い心 飛び跳ねる そのイメージの 言葉が見つかんないよ ラララ 水たまり踏んづけて 笑いあった後 僕は何も変わってないよな 何気ない事でなんとなく抱えてた 答えは見つかるんだな 君が大好き それだけでもう 胸ポケットはいっぱいになるよ 手加減して投げたボールも 本気で打ち返すよ おめでとうとかごめんねとか 君になら言えるのが不思議 水たまり 向こうの世界へ 迷いなく飛び込めるよ |
ボタンメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 9月の終わりの 少し肌寒い午後と 夏の後ろ姿にまだ見とれてるよ 君をふっと思い出すよ すごく会いたいとかではないけど 僕は今 東京の街に住んでいるのです こんな風に君にちょっと手紙を書いてみる 出すつもりなんかないから 届くはずなんかない言葉 いつか会えるはずもないでも 忘れるはずもない人 こんなとこまで来たら 消えると思ってた人 駅から遠い君ん家へはバスが通ってたっけ 帰り道 一人で乗ったのを憶えている 「降ります」のボタンを押すのが なんとなく苦手だったな ばったり会えるといいな 都合のいい妄想が膨らむよ 誰かが押すのを待ってた 「降ります」のボタンのように いつか会えるはずもない でも 忘れるはずもない人 こんなとこまで来たら 消えると思ってた人 きっと明日になったら すぐには思い出せない人 やっぱり押してみようかな 届くための 僕のドアを開くボタン |
ルリアメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 僕らは出会ってるかな 今すごく近いところにはいるけど まだ何か探しているの? それともまだ何か隠してるの? 呼吸する 鼓動で 聞こえた君の声 なくしたものとか あるんだろうけど とりあえずこの奇跡を祝おう キミと二人で 当たり前の事をしようよ ぼくに騙されてよ 途中で嫌になってもいいよ 守れない約束をしようよ 洗ってまた使えちゃうような 何気ない毎日を 言葉は足りているかな 正しくなくてもキミに触れてたい 思い出に見張られてて 息苦しかったろう 僕と遊ぼう 暗い顔したってさ 抱きしめちゃうんだろうな かなしい朝もきっと くるんだろうけど 繰り返し この奇跡を祝おう キミと二人で 漫画みたいな虹をつくろうよ キミの好きな色でいいよ イメージと違くたっていいよ そしてキミの話もしてよ 僕がメロをつけるから 一緒に歌ってくれるかな 当たり前の事をしようよ ぼくに騙されてよ 二人きり未来を見せ合おうよ 作りかけだっていいんだ 笑い声は 二つ分でいいや 守れない約束にかこまれ 洗っても落ちないような そんな素敵な毎日を |
スターライトメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | スターライト 体を スターライト 伝う スターライト スターライト すべてを スターライト 照らす スターライト |
メモリーマンメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 願い事から 避けられてる 可愛いだけの日々でキミに遭った なんでもあって 何一つない なぞかけみたいな 笑顔にみとれてた ララルラルでかかる魔法 狭い世界で遊ぶ ボクら 未来もない 携帯もない 赤い紐にぎってた 月明かりにさらされるまで 今日も何となくキミの事 思い出したり忘れてしまったり また会えるかななんて思ってみるよ 幻からつきつけられて 最後の呪文は なにも起こらなかった 雨に飛び出し 恥ずかしいな ほら悲しい気分 いいな 降るはずないキミのかけら 探してみたってさ すべてをはじくビニールの傘 今日も何となくキミの事 思い出したり忘れてしまったり まだ会えるかななんて思ってるのさ 素手で触りまくってるべたべたの夢を キミにつながるだけの抜け穴の歌を 首からぶら下げて 今日も何となくキミの事 思い出したり口にしたり でも何となくキミの事 思い出すたび 嬉しくなる 見落としそうな幸せを 見落として今日もキミを思う あぁ 何となくキミの事 また会えるかななんて 思ってみるよ |
絵本メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | 上田健司・クボケンジ | 日が変わって2時半 まだ眠たくない 描きかけの絵本 まだ2ページ目くらい 僕は別に絵本の作家ではなくて 思いつきで昨日書き始めただけ キミによく似てる女の子を描く 夜のボートに乗る 君と二人乗り それだけじゃどうにも話が続かない 誰に読ませるわけでもないけど こんな風に 僕はキミを 思い出してる 断りもしないで ねえ もう寝てるかな まだ起きてるかな 夜遅くに迷惑かな 声が聞きたくてさ なんてことを 本気でついさ 思ってしまう夜 続いて二人はベンチでおしゃべり 公園の出口をふさぐ大きな月 夜の公園は少し冷えるから 手をつなぐだけで分かり合えたりする どんな風に 僕はキミの 心の部屋に飾られてるんだろう 大きな置物かな 目立つところかな 部屋の隅で倒れてないかな それも仕方ないかな あの丸い月より遠い すぐ近くに住むキミ 日が変わって3時半 まだ眠たくない なかなか進まない 君に会いたいな ねえ もう寝てるかな まだ起きてるかな 誰の手に繋がれてるかな 声が聞きたくてさ キミも今同じように思ってたらな 描きかけのこの絵本 読む人もいない 終わりの無いふざけたストーリー キミに読ませたいな なんてことを 本気でついさ 思ってしまう夜 |
魔法メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 低気圧が春の風を吹かせて カレンダーをひとつめくった 出会いと別れの入り混じったイメージの カフェオレのような淡い季節 君は何してる? 僕は今急行の降りる駅を乗り過ごしたとこ 相変わらずだろう 君が隣にいたら マヌケな人、って笑うんだろうな はなればなれ 電話越しに大丈夫かなんて 君が言うから不安になんだよ 優しくなれないのは 会いたいだけ ただ好きなだけでかかってる魔法が それ以外のものは何も無い約束 怖がりでも、寒がりでも、足手まといでも いい 手探り、目隠し、箱ん中の未来 珍しいものなど何も無くていい もっと近づけるように君を好きでいたいな 外食ばっかじゃ、体に悪いのよ、って 最近じゃちょっと自炊もしてみてるよ スーパーのカードも作ってみたりして ポイントだってさ、貯まってるんだよ 時間と距離を重ねることに意味があるなら 僕らのポイントはどれくらいかな いつか君とそれを合わせあってさ ふざけて笑いあえるといいな ほら好きなだけでかかってる魔法が ありふれた言葉で僕らを照らす 怪しくても、悪者でも、初めてじゃなくて もいい 手探り、目隠し、箱ん中の未来 珍しいものなど何も無くていい ぎゅっと切なくなる想いが溢れ出すよ ただ好きなだけでかかってる魔法だ それ以外のものは何も無い約束 もっと近づけるように君を好きでいたいな |
午後の海メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 君を連れ出し 少し遅い午後の海 昨日の電話の続きがしたくて 隠してる想い 胸ポケットの部分 はみ出して見えてる 派手なハートマーク 光る海 走り出す君 追いかける僕 邦画みたいだ 後ろ向き ふざけながら 捕まえた手に 広がる宇宙 水が跳ねて Tシャツがぬれて熱を奪う 僕らすぐ乾くよ 言葉じゃなく 繋がれるか 長い影二つ 伸びて今繋がったよ 平気なんて言うなよ 深読みは得意じゃない ありのままじゃなきゃ 僕には通じない 未来なんか知らない 僕らは永遠じゃない 消えちゃうまで触れあってたいだけ 波の音 揺れるスカート 誰の夢にさまよう風 喜びに声が震える そんな奇跡を 探しながら 水が跳ねて Tシャツがぬれて 君の眼に浮かぶ僕と目が合う 体じゃなく 触れられるか 長い影二つ 伸びて今繋がったよ 水が跳ねて Tシャツがぬれて... 水が跳ねて Tシャツがぬれて熱を奪う 僕らすぐ乾くよ 言葉じゃなく 繋がれるか 長い影二つ 伸びて今繋がったよ |
スターフルーツメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | 上田健司・クボケンジ | 赤い目をして眠って でも夢は見れなくって 雑誌の裏の占いの悪い日だけを信じるキミ 観葉樹を買ってきて風水通りにおいて 水のあげすぎだよ ほら すぐ枯れてしまったろう? 「うまくいかないの あたしだけがそうなの」 ボクに何ができるかな? 考えてみた 君を守るんだ それだけでいい 神様など誰だっていい 祈るだけで救われるはずがないだろう 使い損なって鈍く光った その羽はまだ使えそうだ 振り返らずに 抜け出そう なるべくそばにいたいな なるべく笑ってたいな できるだけ離れないように ボクの手は存在してる 覚えてたい事はいつも 思い出せない事ばっかり 手をつないで手ぶらでいこう ほら誰も見てないよ 柔らかな光の 差し込むイメージが 誰かの声や言葉で 汚されぬように 心の奥でうずくまってる キミの声は聞き取れない 隠れてたら見つけられるはずもないだろう 耳に押し当てた手を離して ノックする音が聞こえたなら 怖がらずに さぁ 開けるんだ 春の色を探す 雨の匂いが好き ハートのマークですぐ 飛べる安い心 フライングでも良いから 金ピカでダサいくらい 派手な野望でもって キミと落ちていこう 君を守るんだ それだけでいい 神様などどうだっていい でも形のないものは確かにあって それを壊さぬよう 失くさないよう 君と持って歩けたらいい さぁ 歩き出そう 心の奥でうずくまってる キミの声は聞き取れない 隠れてたら見つけられるはずもないだろう 耳に押し当てた手を離して ノックする音が聞こえたなら 怖がらずに さぁ 開けるんだ |
匂い玉メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 久しぶり自転車を買った キミにすぐ会いたくなって 空き地を抜け砂利道をこいでる 占いをあてにしたり くせ毛を気にしたり ゆるい所がいいよな 薄着なキミの事 その向こうの想像図を 寄り道した 文房具屋で 僕はいま考えてる そうだよ もっと 近づいて僕と話そうよ 匂い玉みたいな夢にだまされ続けようよ 足りない羽も 入らないモノも 僕が引き取るよ 今、キミによって 創られる僕 TVのマジックを見て 驚いてるキミをみて 僕も驚いてみせた 番組は終わらずに タネまで明かしてる キミは夢中に見てる 世界がいま幻なら僕にもタネがあって それを不意に見られた時 キミはどう思うんだろうな 表と裏 その境目を 隠し続けてくのかな そうだよ もっと 近づいて 僕と話そうよ 匂い玉みたいな夢にだまされ続けたいんだ 覚めない夢も 外れクジも 僕が引き取るよ 見えないものは 見えないままでもいいから そうだよ もっと 近づいて 僕と話そうよ 今、キミによって 創られる僕 |
きらめく世界メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 海が見える 小さな街 水平線を低空飛行 うみねこが飛んでる 誰もいない午後の海で キミと遊ぶ うみねこになる でもどこかさみしい眼 サヨナラとかじゃないのに胸が鳴ってる キミに手が触れて 伝わるリズムだよ 笑ってるの?泣いているの?黙ってても 分かってよ そうしてキミは 数センチの 雨を降らす どこまででもキミを守る それだけでいいかなって思えた 海が見える 小さな街 水平線がシーンを刻む 波の音がフィルムをまわす 反射する 水面の光 ストロボできらめく世界 キミは少し笑った どこにでも落ちてる 使い捨ての愛に 命を吹き込む 午後6時の魔法 夕暮れは 赤と黄色が待ち伏せてて 綺麗だった 遠目で見ても 分かるくらいのグラデーション こんなふうにキミとボクも混ざりあえたらな いいのに… 胸の奥で響き合う 胸の奥同士のグラデーション そうしてキミは 数センチの 雨を降らす 「とても暗い海の底に 引き戻されるのが恐いの…」 大丈夫、キミは溶け合って ボクになる どこまででも 近くなって ただその命を燃やすんだよ |
underworldメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 懐かしい町に帰ってきた 意味もなく立ち寄った公園 そこはブランコと滑り台だけ どこにでもある公園 危ないから降りなさいって 母親に叱られてる子供 風がブランコを揺らしてる すべてを揺らすのでしょう 今日が誰にとって大切な日なんだろう どうでもいい 今日君をね 思い出すよ どこかに隠れているんだろう 公園、滑り台の上 少しも怖くないよ 君がまだそこで散らかってて もう会えないのはわかってるんだ ここからみえる 午後の世界 限りある誰かの未来 昨日の事みたいな出来事を 明日も夢見てるの 良い事をしなくちゃね でも悪い事が好きだ どうしようかな 君がいたらどんな風に僕の事 叱ってくれるかな どうせ ひとりぼっちだ ずるいって言われたっていい 僕のままで行けるとこまでいこう ねえ、明けない夜はないんでしょ? 公園、滑り台の上 少しも怖くないよ 君はまだそこで散らかってる もう会えなくても 大丈夫さ 公園、滑り台の上 |
フクロウの恋メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | ほらフクロウのポーズで迫りくる夜 あの子のスカ−トが膨らむ夜 裸のまんまで全部置いてきたよ ビンの手紙は届かなかった さよなら さよなら これで魔法は解けた さよなら さよなら 借りてた夢は返すよ フクロウのポーズで迫りくる夜 安い占いが当たる夜 さよなら さよなら これで魔法は解けた さよなら さよなら 隠した靴は返すよ 照れ笑いの舞台裏 君と見た |
8月、落雷のストーリーメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | きみを探しに嵐の中を歩く きみの泣いてる声は聞こえない 傘はささずに歩きたいな きみを探しに嵐の中を歩く 嵐の中はそれはもうとてもとても寒いから すぐに引き返すんだろうな 雨の中 ふらふら 道をたたく水の音 フラッシュバックのような光 落雷の音 きみは落雷のように 急に光って 音より先に光だけで ちょっと綺麗だった そして落雷のように すぐに消えて 暗闇 嵐の中 音だけが届く きみを忘れに嵐の中を歩く 避雷針、片手に嵐の中をきみを探して また歩き出す 8月の終わりのこの雨もいつか止む きみがいなくなった僕の この気持ちさえ それのようにどうせなくなっていく なくなっていく きみは落雷のように 急に光って 音より先に光だけで ちょっと綺麗だった そして落雷のように すぐに消えて 暗闇 嵐の中 音だけが きみは落雷のように 急に光って 音より先に光だけで すごい綺麗だった そして落雷のように すぐに消えて 暗闇 嵐の中 音だけが届く 嵐の中きみを探す 避雷針を空に突き上げる 道をたたく水の音 8月、落雷よ響け |
東京メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 夜光る街のプラネタリウム 導火線みたいな道 よそ者が集って愛を歌う あわよくば奇跡を待ってる ここは東京 ステレオのバイパス そこで妄想 すべてうまく行く 信号が点滅して青に変わる もう会えない人の渦 光らない光が飛び交う世界 待つことのない待ち合わせ ここは東京 光る広告塔 空飛ぶ飛行機 流星みたいだ 願い事を言わなきゃな あれどうするんだっけ いつの間に僕は 祈りかたも忘れた ハロー ありがとう ごめんな どうかしているよな もう見えないんだろう ここは東京 月も照れる街 そこで妄想 誰もいなくなる 愛の歌は今日も偽物ばかりで いつの間に僕ら呼び名も忘れて 伝えたい事をもっと 返事じゃない答えを いつだって みんな探していたいだけだ |
バスを待っている僕らメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | バス停でバスを待っている 隣には君がいる 君は普通の女の子 誰にでも優しい人 みんなの前で笑ってさ 誰かの痛みが自分みたいに 強い部分が弱い部分の 時々寂しい目をしてる人 君をもっとわかってたいな 誰もが知ってる君以外を 胸の奥に首輪をつけた 寂しい君とその理由を 僕はいつもわかっていたいんだよ ガイド誌を読みあさって さりげなく見せたら君は 「友達を誘ってさ みんなで行きたいね」って言う 君は普通の女の子 少しだけど、のんきな人 うなずいてみせたけど ほんとはちょっと切なくなった この想いを伝えたいな でも答えは想像できる その答えのせいで僕らもっと遠くに離れるのかな いつもここでそれが邪魔をする そして今日も言葉を飲みこむ ただバスを待っている君が 何か落として手に入れた今日を悲しい事って思うんなら 泣いたりしてもいいんだよ それを君に伝えられたらいいのに 君をもっとわかってたいな 誰もが知ってる君以外を 胸の奥で放し飼いの 強がる君とそのいいわけを 君にずっとくっつきたいな おかしな人って 言われるほどに 雨が上がって 虹がかかって 君のほほを照らす光に 僕はいつかなれたらいいな 君にいつか伝わればいいな |
ゴミの日メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 現在キミの唄う歌はボクには唄えない 現在ボクの唄う歌は誰も欲しがらない 幻みたいな日 世界は今日普通に回る 大袈裟な顔してキミん家のドアを叩く 粗大ゴミの中でキミと手を繋ぐ 使えそうにもないアンテナで遊ぶ たぶん僕が握るこの手はキミじゃないのかも 幻みたいな日 世界は今日普通に回る 平気な顔して人が人を裁いてく 粗大ゴミの中でキミと手を繋ぐ 使えそうにもないアンテナで遊ぶ |
君に春を思うメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | さっきから声が聞こえる ここにいるのはばれてた みんながそう いい子っていうから 何もできなくなるんだろう ホントは君に教えたくって 近道 坂道 細い道を走る 話せるかな 胸の奥に潜んだ強い弱さも 今日 君が笑う それだけで春だ ありがとう ありえないよな 憧れに さけられている 当り前の今日が終わる ポケットにある それは 影のないものばかりだ 明日は君に見せたいな 寝ないで作った本当の僕を 帰り道の曲り角で おかしな誓いをたてる この星のまん中 嘘みたいに本気で 愛している ありえないよな 未来になって今日が 幻になるまで 笑われるくらいに 笑ってて欲しい 今日 君が笑う それだけで春だ ありがとう ありえないよな 未来になって今日が 幻になるまで 笑われるくらいに 笑ってて欲しい |
へび坂メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | このへび坂は君ん家につながる坂 名前以上に僕はこの坂道が好きだった このへび坂は君ん家につながる坂 見た目以上に僕をこの坂は複雑にする 走っては歩いた帰りの道 ステレオで交差するキミの影 駅へと急ぐの キミは夕陽に溶けて消えた このへび坂は君ん家につながる坂 なんだか恥ずかしいからもう二度と通らない坂 走っては歩いた帰りの道 のぼっても またくだるだけの坂 駅へと急ぐの キミは夕陽に溶けて消えた このへび坂は君ん家につながる坂 見た目以上に僕をこの坂は複雑にする |
ふきのとうメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | キミの 泳ぐ プールを ワル友達と見てる うで組み よそ見の夜 間違い探しの恋 どうせ一人で咲いて枯れる花でも 僕は思う 弱気な顔でどうする! 黄色と白のチョークで 大ぶろしき広げたプール どうせ明日には置いてかれる花でも 僕は思う 弱気な顔でどうする! 今日がどんな日で 誰に大切な日でも 僕は思う これをどうして笑える! |
カメレオンメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 暗い部屋テレビをぼんやり観ていた なんの番組だろう カメレオンが映ってる。 いろんな風にそいつは姿を変えていき 次の瞬間には見事に消えた 子供の頃から知ってた事なのにな 大人になって今更問いかける ねえ カメレオン 教えてくれよ 誰かが作った僕のモンスターに 追われてるんだ すぐそこにいるんだ 七色の服をぼくにもわけてください おれは今日カメレオン 誰かと同じでいい ずいぶん前から望んでたんだろう そこらじゅうにありふれてる人になって あぁ 化け物はもう見事にいなくなった なぁ カメレオン もう怖くない お前ですら俺に気づかなくなった そういえばずいぶん本当の僕に 戻ってなかった事に気がついた あれ カメレオン どうするんだっけ もとの姿をもう忘れてしまった 戻りたいんだ 戻れなくなった 七色の服なんかもういらないから 朝目が覚めて すべて夢だった 急いでカーテンを開け 僕は外に出る。 |
彼女に似合う服メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | ちょっといい子だったのにな たぶんいい子だったのにな 君に似合わない服を着させて 君の事傷つけてたんだなぁ ちょっと前に会ったくらいから 君は少し違ってたんだろう? いま思えばそういや窮屈そうだったな 僕に気づいて欲しかったんだなぁ どうでもいいやりとりが でも今日でついに宝物 別れ際 驚いた そんな服を着てたんだなぁ 僕らは今日さよならだ 泣いて笑ってもこれが最後だ 別れ際 おそいけど その服とても綺麗だよ ちょっといい子だったのにな たぶんいい子だったのにな 困らせてばかり でも好きだったのにな もう二度と困らせれないんだなぁ どうでもいいやりとりが でも今日でついに宝物 別れ際 驚いた そんな服を着てたんだなぁ 電車を待つ駅のホーム 見送る僕に行き先などない 別れ際 おそいけど その服とても綺麗だよ ちょっといい子だったのにな すごくいい子だったのにな 困らせてばかり でも好きだったのにな 似合わない服を着てた人 |
すみかメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | クボケンジ | 眠い目をこすって 出かけたドライブ 誰もいない海まできた 理由などないけど 砂の町をつくろうって 君がいうから 子供臭くて 少し嫌で でも断れなかった 周りを気にしながらトンネルの穴を掘る 向こう側とつながる手に触れて僕はいま気づく あなたの事が好きで そう言える僕が好きで その手のぬくもりで 今日一日が終われば良い 巡り着いた答えが 誰かと同じでもいい 息を潜め 強く手を握るすみか 水路をつくって 今度は川を作る 螺旋状に道をつくり 水を流し込む くねくね 曲がって 川が出来ました でも吸い込んだ水のせいで 崩れる砂の町 僕らは1秒くらい固まってすぐ笑った そして僕が笑い止んでも 君はずっと笑ってた この声は届かない 僕らはあまりに小さく 君のその笑顔に値する何ができるだろう こころで叫んだ願いは あなたと同じがいいな 淡い光にだまされながら さぁいこう… あなたの事が好きで そう言える僕が好きで その手のぬくもりが ここにいる理由になっていく 巡り着いた答えに 拍手はされなくていい いつも イメージは 川沿いにあるすみか |
Julyメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | メレンゲ | 行こうよ 早く 約束なんていいから その格好でいいから 今わかったって 遅いことだっていいだろう あくびはしていいんだよ そのどうみたって いびつなふたつで 閉じ込めた 受け売りの勇気も 滑り込みセーフ ほらまだ使えるよ 嘘いわないで 悪あがきのストーリー 手のなる方はないよ 見ないよう ついておいで 燃やしたって消えなかった 脅したって ビビらなかった 行こうよ早く 混ざり合った後 ステージの裏を見たよ ピアノ線を見たよ 掴んだ手に 残ったのが それのように 作り話でも 幻でも涙を枯らすくらいの力はあるよ 懐かしい遊びで 思い出す魔法を 解けないくらい 溶けていこう 怖がったって連れて行くよ 今はもうない秘密のストーリー ついておいでよ 秘密のストーリー 燃やしたって消えなかった 脅したってビビらなかった 行こうよ早く |
アオバメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | メレンゲ | 雨のち曇りの 中途半端な空 胸の奥を 締め付けてるのは誰だ からかわれてもいい ありふれてたいな 「また明日ね」で つながる未来 アウェイの星から とっておきの魔球 よれよれのフォームで いま投げ込むよ 君のために ほら 生まれ変われるよ 変わり続けてる 悲しい過去も すぐ塗りつぶしてやる どこまでも青く 頼りない世界 君に言えないで 隠してることは 君にとても 言いたい事でもあって 遠回りでもいい 明日は晴れらしい 意味もなくさぁ 会いたくなる 許され続けた 幼かった日々に 見送られながら いま駆け出すよ 何も知らないまま どこまで行けるかな すぐ弱気になる 優しいだけで いま 歩き続けるよ 君だけで続く 油性のストーリー 君のために ほら 生まれ変われるよ 変わり続けてる 悲しい過去も すぐ塗りつぶしてやる どこまでも青く 何も知らないまま どこまで行けるかな すぐ強気になる 優しいだけで いま 君だけで続く 油性のストーリー |
ムカデノエキメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | メレンゲ | はぐれた ムカデの駅 キミは積み木の街 ふざけて絡まって ねじれて切った赤い糸 不意打ちの天気雨 嬉し泣きみたいな雨 街はちょっと早送り キミも転んだりしないのでしょう 真昼の月も 呼び出された役立たずの虹も 手ぶらできた 僕に優しい 色んなもんを見てきたの 大人だよなぁ 優しいお化けにとりつかれた でもいないよりか良い 後から来た誰よりも無敵! なんにも出てこない胸を掘ってる 夢にくるまりながら 色んな遊び方も覚えたみたい キミは欲しがっていた物を 全部手に入れたの |
二つの雨メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | | 一日中降ってるこの雨は 大切なモノを思い出すよ カゲロウの時はあった どこにやったっけな… 余分に持ってた隠し玉で 脅かそうとした昼の3時 誰もいないのが分かって すぐ真面目な顔 これは六月の終わりに降る 大事な雨なんだろう 優しい雨なんだろう でも君に会いたくなる ララルって歌うだけで雨模様 何もかもが君に繋がってく 悲しい雨と優しい雨が 僕の住む街に今日同時に降る これはただ寂しいだけの 物語じゃないはずだろう ありあわせの思い出ですでに懐かしい人 ララルって歌うだけで雨模様 何もかもが君に繋がってく 悲しい雨と優しい雨が 僕の住む街に今日同時に降る ララルって唄うから忘れないよ 寂しいだけの物語は続く ララル…すぐ会いたいな |
グレゴリーメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | 亀田誠治・メレンゲ | 小さく手を振る 微かな光 触ったその手でこすった目から 拭いても拭いても こぼれる記憶 なんだよ キミは見覚えのある星 ぐるぐると回るグレゴリー 杉並で思い出す 捕まえようって走ったって 今更何ができるの? 本気で飛んだら 飛べたかもな… 何回も…大きく手をフ振りかえしたよ 何回も…今ギュッてボクを急かす どこまでも幼稚なメロディ ダサいくらいでちょうどいい 恥ずかしいくらいに光って ド派手なお守りで祈るよ 小さく手を振る 微かな光 ホントはキミだけが 頼りの光だ! 触れられないボクだけの星 どこを切っても同じ模様 どんなに夜が黒くても すぐに見つけ出せるよ ぐるぐると回るグレゴリー 杉並で思い出す 泣かないつもりできたのに 笑ってるうちに泣いていた ぐるぐると… |
初恋のオマケメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | 亀田誠治・メレンゲ | オレンジ色 空模様 たぶん絶対悲しい午後 まぶしそうな君の顔は 笑ってるのも 泣いてるようだな…… マフラーのスキマから 言葉がこぼれたよ 赤い目に 通り雨 悪者役もらえたよ 『さよなら』君と僕の糸は どこにも絡みつけずに消える からついた悲しい嘘も 僕と同じ 小さな声 お別れした後 ふくらんじゃった想い 針でつついたら 涙が吹き出たよ どうしよう……どうしようかな…… 『さよなら』君と僕の糸は どこにも絡みつけずに消える でもこれは正しい嘘だ たぶん絶対 忘れないよ お別れした後 ふくらんじゃった想い 針でつついたら 涙が吹き出たよ 最後にねじったら 飛び出たおまけのおもちゃ 初恋って書いた 名札はもう外さなきゃ どうしようかな…… オレンジ色 空模様 たぶん絶対悲しい午後 まぶしそうな 君の顔は 笑ってるのも泣いてるようだな…… |
夕凪メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | 亀田誠治・メレンゲ | おかしな夢を見てるようだ もう一人のボクがいて そのすぐ隣にキミがいて 名前も知らないキミがいて ボクはそのキミに話をする 名前も知らない人なのに 漫画みたいにしゃべれるのは 名前も知らない人だから 笑ってるだけの最後の夕凪の海 はじまりと終わりで何となくうすぐもりだ キミは誰なんだよ…… 何故さみしそうなの…… 「次、風が吹いたら居なくなるの……」 あと数十秒でキミに会えなくなる 何か言わなきゃって言葉に詰まる 何故だか懐かしい気がする 風を待つ二人……そういえば いつかボクがノートに書いた 冗談みたいな物語だ これはボクのノートの中だ もう一人のボクがいて そのすぐ隣にキミがいて ホントは誰だか分かってて 海風 陸風 潮の匂いとキンモクセイが 入り交じって変だな…… こんなの書いた覚えは無い ここはどこなんだよ…… 何故キョトンとしてるの? 「ページをめくりなよ」 白紙のページだ! ボクは慌ててノートに続きを書く だからもうさみしい顔は終わり イメージは膨らむ キミに名前をつけるよ どんな名前が良いかな…… その瞬間に ほら! 崩れ出した景色 消えかかる空模様 ここでノートは終わる……夢だった 名前の知らないキミはもう会えない 何も言えないまま目が覚めたよ 風を待つ二人 ボクは忘れないように ノートに書くからまた会えるといいな…… |
輝く蛍の輪メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | 亀田誠治・メレンゲ | 夏草が揺れて 雨は上がった午後 誰もいない道 咲いてる花 後ろめたくなって 逃げ出そうとした 何もしてないのに なんでなんだろう 思い出は両手に持てるだけ持っていって 足りない未来のかさぶたにする 悲しいわけじゃない時に出る涙 こらえたのはたぶん 心のどこか 本気で笑ったり 泣いたりするのが おかしな事だと 思ってるんだろ… 消えないように 消えないように ボクらは 今 遊ぶ!! 手の鳴る方 手の鳴る方 宇宙の瞬きでキラッ!! 気がついたらまた 同じ場所に立ってた… イケないことかな… ここにいたいよ 飛んだり 跳ねたり 結んだり 開いたり 流れ星 探したり キミはなんて言うかな どぶ川に捨てて走って逃げた事 誰にも言えずに黙ってた事 知らない間に 知らない間に ボクらは 手を離す 幻でも、でも忘れない! 嘘でも「じゃあ またね」 消えないように 消えないように ボクらは 今 遊ぶ!! 手の鳴る方 手の鳴る方 宇宙の瞬きでキラッ!! |
春雨の午後メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | 亀田誠治・メレンゲ | 通り雨を待つ隠れ家は ここにあるものがすべて ボクらは何も知らされてないよ だからキミの手をギュっとつなぐ 暗闇の中平泳ぎ 探し続けてた浮き輪 キミに釣り上げられてわかった ひざ下くらいの浅瀬 窓の外は冬の残り香とうす紫色の景色 言葉もなく思い込みだけだ 間違ってたって ただそれだけで 少しだけ 優しくなる 普通の午後 雨は上がって庭先は 風に舞う枯れ葉の音 窓の外は冬の残り香となまぬるい陽射しが遊んでる 春雨だったの?ってキミが聞くから 間違ってたって ただそれだけで 少しだけ 可愛く思う 春雨の午後 雨は上がって庭先は 風に舞う枯れ葉の音 指切りだけで 変われると思う 変われるような 気がしたよ 春雨の午後 キミと見ている 風に舞う枯れ葉の音 |
ユキノミチメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | メレンゲ | 雪の降る道に長い影がのびる 言葉につまって ボクは 目をそらす ボクらはサヨナラをするところです 雪の降る道は足跡が残って ひとつひとつから 枯れない花が咲いた キミがなんか… キミがなんか… 大人みたいなんです ボクらは…… ボクらは…… 今は できるだけ…… できるだけ…… 思い出してみる…… 恥ずかしいやりとりに 切なさが加速して飛び散る 口にしたら 取り消せないぞ どうしよう もうすぐ サヨナラだ…… 時計の速さに キミは泣き出した 止められないけど 息を止めてみたよ ココロの奥の奥の方 できるだけ…… できるだけ…… 思い出してみる…… 右手にある左手は一度だけギュッとなり離すの やはりキミは子供みたいだ…… 雪は積もる 足跡も見えないな 恥ずかしいやりとりに 切なさが加速して飛び散る すぐ会えたりするんだろうか…… キミもたぶん 同じかなぁ……同じかなぁ… |
カッシーニメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | メレンゲ | 走って帰る 帰り道 季節を持たない雨がちょっとウザいなぁ いつからだっけなぁ こんなふうに 寄り道せずに帰るようになったのは 一つ飛ばしでもすぐ上手くつながる日々 ボクは何やってるんだろう ただ近いだけの近道で今日も 平気だよって 平気だよって でもホントは恐いんだろう 笑わせなきゃ 笑わせなきゃ ここにいちゃいけなくなった ボクの姿は誰にも見せられない 走って帰る 帰り道 何をすればいいのかなぁ…ボクにできる事かなぁ? 庭のどこかに埋めて 宝探ししたよ 大事にしてたのになぁ…ふざけてるうちに無くしちゃった地図 平気だよって 歪むギター なんか言い訳みたいだな ここから先は あなたにも見せられない キミが笑う ただそれだけで ほらまた逃げたくなった ホントの事いうと キミにちょっと分かって欲しい でもあともう一つ先の電柱まで走るよ あともう一つ… だけどあともう一つ…だけどあともう一つ… |
燃えないゴミメレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | メレンゲ | かたまって歩く学生と まだ冷たい四月の風 塗りかえたての夕暮れにまるめこまれ 弱気になる ひさしぶりの街についた ずいぶんと何か落としたなぁ 乗り換えキミの駅近く バッタリ逢ってみたくなる 笑われそうな魔法 一人呟く適当な呪文 バカだなとにやけた後に 涙がこぼれてきたよ 君に今 覗かれてみたいな 燃えないゴミへと弾かれてさまよう ココロ ハズレで手に入れた旅は 月のほうにはみだした道 ハリボテの見せかけだから 横からは見ないで欲しい 改札で待つ人 目が合いそうで でも合わなくて 普通の風景に何か名前をつけたくなった すぐには 思いつかないけど 悲しい名前じゃなくていいと思った 君に今 覗かれてみたいな 燃えないゴミへと弾かれてさまよう ココロ |
声メレンゲ | メレンゲ | クボケンジ | クボケンジ | メレンゲ | サヨナラ もう会えないなぁ 忘れてあげるよ 描きかけのキミの絵は ばれないところに埋めてよ…ほら… 変身用の七つセット 空は飛べないけど 隠れて身に付ける ひとけもない冬の空 そっと夕暮れが幻に変える頃 ボクが席を立つ…瞬間に解ける魔法 そこら中にキミと踏んで 散らかったカケラ 慌てて両手で かき集めて 優しいだけを伝える 優しかった言葉 使えないモノなら オレにくれよ 水たまりに浮かぶ星 踏みつけて消えた 逆さまの向こうは 違う世界があるのかい? 平べったい石を選んで 向こう岸に投げた 3回跳ねて 沈んだ想い 赤くなった空のせいで 赤い糸が消えた ありえない唄で普通に泣いたよ サヨナラ もう会えないなぁ また思い出した こっそりと忍び込んで キミの名前を呼んでみる ハロー 跳ね返る声 ハロー… そこら中にキミと踏んで 散らかったカケラ 慌てて両手で かき集めた 切ないだけを伝える 短かかった言葉 使えないモノなら オレにくれよ サヨナラ もう会えないなぁ… |