半崎美子作詞の歌詞一覧リスト  60曲中 1-60曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
シラサギ水森かおり水森かおり半崎美子半崎美子五十嵐宏治風にあおられようと黙って佇んでる 一羽のシラサギよ 鳴くこともせずに  空は何も言わずに今日を映してる 静かな姫沼よ 揺らぐこともなく  孤独を背負うとき いつも思い出す  明日(あした)を目指して飛び立った日の 青き私を見守った あの眼差し 巡り逢えた故郷(ふるさと) 未だ見ぬ景色 旅を続ける理由がある あなたに出会えたから  夕陽を背負いながら 渡る鳥たちよ  明日を探してさまよっていた あの日の私が見た夢が羽ばたいてる 辿り着いた故郷 懐かしい海 歌い続ける理由がある 再び出会うために  旅を続ける理由がある あなたに出会えたから
半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子武部聡志誰が何と言おうとも 今は進むべき途へ 風に笑われても大丈夫そのまま  いずれ出会うだろう 共に進むべき人に 夜に煽られても大丈夫そのまま  そっと孤独の中に 芽吹く未来がある  どんな明日も開けば花になる 今あなたが信じた種は知っている  あなたは選ぶだろう 絶えず自分であることを 闇に阻まれてもその光は消せない  きっとつま先は越える 未だ見ぬ瞬間を  どんな場所も歩けば途になる 今あなたが望んだ夢は待っている  どんな明日も開けば花になる 今あなたが信じた種は知っている  どんな場所も歩けば途になる 今あなたが望んだ夢は待っている  いつか出会うだろう 自分の光に
雪の消印半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子武部聡志元気でいますか 迷っていますか 焦っていますか 聞けなかった それでもどうか健やかで 自分らしくあれと願っています  名残を惜しむように雪が残っています そちらはどうですか 優しい春ですか?  別れを惜しむより明るく見送った こちらは本当は 寂しい春でした  口にも出さずに顔にも出さずに不安を隠してしまうところ わかっている 強がりは私とよく似ているから  無理していますか 悩んでいますか 泣いていませんか 聞きたかった それでもどうか穏やかで 自分らしくあれと願っています  描いた通りにはいかない日々でしょう そんな日は幼きあの日を思い出して  何にもできずに泣いてばかりいる小さな毎日があったこと 黙っていてもあなたはいつしか強くなっていた  元気でいますか 迷っていますか 焦っていますか 聞けなかった それでもどうか真っ直ぐな あなたであれと願っています  願っています
この文字が乾く前に半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子ミトカツユキ全ての始まりは一通の手紙でした 涙で滲んで最後まで読めなかったけど  離れているから簡単に会えないから 苦しい時にはいつもいつも読み返している  泣いたり笑ったりその文字で伝わるよ 何度も書き直した跡があなたらしくて  言い足りないことも言い残したことも 今頃浮かんでくるそんな時ペンをとってみよう  言葉の端と端を綺麗に折りたたんで 思いに封をしたらそっとあなたの名前を書いた  あの時言えなかった思いを今したためよう 書く度にあなたの存在が強くなる 存在が近くなる
大家さんと私のブルース~困った時はお互い様~半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子ミトカツユキカーテンのない大きな窓に映るあなたと私 見覚えのある景色 初めてここへ来た日も空っぽだった部屋 あの日と違うのは思い出の数  鍵を返す前に伝えたいことがあったのに 涙しか出てこない 最後まで子どもみたいに  その日暮らしで語る夢を 母のような眼差しで聞いてくれた8年前 都会暮らしはゆるくないけど 生きる知恵をくれたから今日の日まで繋がった  借りを返す前に出て行くことになったのに あなたはこう言った 困った時はお互い様  思い返す度に救われてきたこの言葉 私も誰かに伝えていく 困った時はお互い様
リンドウ半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子ミトカツユキ風が急ぐ 雲が走る 雨が集まる 空が落ちていく  暮れる波の帆 砂に散らばって 白い幻 遙かな蜃気楼  そろそろ帰ってくるかな 窓辺に挿したリンドウが笑う あの日のあなたを見たくて 黙った景色にそっと目を閉じた  夏が騒ぐ 影が走る 声が集まる 空に降りていく  今年も帰ってくるころ 蕾のままのリンドウが滲む 止まったままの面影を 巡る季節にそっと迎える  今年も帰っていくころ 窓辺に冴えるリンドウ膨らむ 残ったままの静寂に 想い重ねてそっと見送る  夏が果てる 影を揺らす 在りし日の歌 彼方へ昇っていく
涙の記憶半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子ミトカツユキ声がかれるまで 泣いたそのあとに まだ残っている かすかな光よ そこに明日はある 悲しみはいつか海に出会う 私たちは繋がっている  覚えている涙は全部 どんなに今は笑っていても  刻んでいる鼓動はずっと どんな日も生きたことを  夜が明けていく 若き空となり 雲はさすらい 旅立っていく そこに明日がある 悲しみはやがて風を纏う 私たちは呼び合っている  震えている心を閉じて あなたは今も歩いている  届かない過去にいるなら そこにいて迎えにいく  冬が流れていく 細い川となり 時はせせらぎ 溶け合っていく そこに明日はある 悲しみはいつか海に出会う 私たちは繋がっている  時は満ちる 私たちを伝っている
星を伝って半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子ミトカツユキ夢のような時間も嘘のような現実も あなたなしでは何も語れないから  巡る旅の彼方で出会えたこと 一人になったときこそ支えにしている  ありがとう ただここにいてくれて ありがとう  いつかみんな同じところに還るから 砂のようにこぼれる時間を分け合おう  星のように瞬く命を伝って 一人じゃないといつも教えてくれる  ありがとう ありのままでいてくれて ありがとう  あなたでいてくれてありがとう
WakanaWakana半崎美子半崎美子武部聡志どんな始まりにも終わりがあるけれど 決して終わらない別れがある  私の始まりがあなたであったこと とても誇らしくて まばゆい道しるべ  あのまなざしは 何を見ていただろう 空へと続いていた  私がいることは あなたがいたこと だから生きていく もう一度  曲げない厳しさも今になってわかる あれはあなたなりの優しさだったこと  誰よりも信じた どんな私でも その思いに今は支えられている  あのはげましが 夢に導いた 光を辿っていた  あなたの未来に 私がいたこと この先も力に歌うから  私がいることは あなたがいたこと だから生きていく 今日の日を  私の始まりがあなたであったこと ずっと変わらない 心の道しるべ
色彩半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子五十嵐宏治型落ちの自転車に夕陽がおりる頃 さびついた世の中が夜を預けていく  欠け落ちた半分に今も会えなくて 張り付いた約束が夜風にこだまする  あぁ今日もまた探している あぁどこにもいない この街にも  声にならない 色もつかない 思いを抱えている  落書きの自販機が闇を照らす頃 場違いな看板が人波に溶けていく  あぁ少しでも揺れたなら あぁこぼれてしまうこの気持ちと  音も鳴らない 味もしない 身体はどこへいく  離れられない あなたがいた記憶を辿っている
足並み半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子武部聡志たとえ季節に急かされても 歩き出すのはまだ先でいい  去りゆく景色は早送りのように 言葉さえ聞こえなかった  新しい足音に 揃わない 重ならない 心のまま  時が進んでも 巡っても ここに立ち止まるあなたと はぐれないように私は歌いたい  相応しい足並みは どこにも 見当たらない 心はまだ  日々が移っても 流れても ここに留まるあなたと 風に逆らって共に歌いたい  時が進んでも 巡っても ここに立ち止まるあなたと はぐれないように私は歌いたい
道の上で半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子ミトカツユキたった一人の味方に会えた それだけで今日も生きられるだろう  たった一つの望みが散った  そんな時でも越えられるだろう  孤独を泳ぐ時も 冷たい水の中も 息をしていた 目を開けていた 光を見た  あなたがいるからどんなに迷っても 正しい明日へ何度でも帰るだろう  たった一人で誓った夢は 一緒に描く未来になった  険しい坂の途中も 転がる日々の夢中も 振り返ると その見晴らしは 美しかった  あなたがいるからいつでも真っ直ぐに 選んだ道をどこまでも往けるだろう あなたがいるからどんなに迷っても 新しい明日へ何度でも帰るだろう 何度でも帰るだろう
桔梗の咲く頃半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子五十嵐宏治気が付けばまたこの季節 薄紫の桔梗が咲く頃 あなたが大事に育てていた庭先の花  幼い頃あなたの差し出した ひとさし指を強く握っていた あの指は誰よりも優しくぬくもりだった  いまあなたに会えたらもう一度聞きたい 傷口をさすりながら言ってくれた「大丈夫」  私も少しずつあなたの年齢に近づいてきたからか  よけいに側に感じています あなたはいつの日も気丈に振る舞って  自分より私のことを気遣い続けていた 最後の最後まで母親でした  いつだって心配ばかりされるのは私の方で 寝たきりになってもまだあなたは心配いらないと言う  もしあなたに会えたら今度こそ言いたい 心にもないことを言ってしまってごめんね  私も母になりあの涙の意味が 今になってわかったと もう伝えられないけれど あなたのような母になれているでしょうか 迷った時 あなたならといつも考えています いつまでも私は子供のままでした  五つの花びらが繋がって咲いている 途切れる事のない絆 教えてくれた人 最後の最後まで残してくれた人
タンチョウの夢半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子ミトカツユキ東から昇った 麗しい朝 霧の中浮かんだ ぼやけた太陽  吐く息が昇った 芳しい空 木立からのぞいた あぶれたタンチョウ  顔を上げ 鳴いている 呼んでいるのは故郷の  海を越え渡った 懐かしい夢 時をそろえていま はばたく残像  ヤサエ・エンヤン  声を上げ 鳴いている 飛んでいるのは故郷の  風に立ち 広げた 誇らしい羽根 空になびき はためいた 遠い遠い夢
帰途半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子ミトカツユキ懐かしい風が呼ぶ声に 耳を澄ませている 駆け出した明日はなだらかに ここに繋がっていた  あの頃の励ましを 抱きしめたまま  長い旅から帰ってきた 私が私でいられる場所 どこまでも裸足で歩いた はじめの一歩がここにある  張り詰めた心解かすように 深く息を吸った 追いかけた明日につまずいても ずっと見守ってくれた  変わらない眼差しを 心に留めて  遠い空から願っていた あなたに誇れる私になって いつかまた出会えるだろう 幼い道のり辿るように  長い旅から帰ってきた 私が私でいられる場所 いつの日も心に宿る 褪せない記憶が満ちていく いまあなたへ戻っていく
私に託して半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子そう私はどこへ行こうとも 何も変わらないだから大丈夫  もうこれ以上苦しまないで これからはあなたの自由を生きて  今日も世界をつなぎとめていた 懐かしい記憶ごと預けておくわ  もう今以上傷つかないで 背負った未来ごと私に託して  そのまま話して ここでずっと聞いているから  あなたを通じて 私は生きていく  声を絶やさないで 私に託して
地球へ半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子眠らずに今日もまた まわり続けているけど 疲れてはいないですか? できることはありますか? 今現在と100年前とどこか違っていますか? あつくなったり寒くなったりしてはいませんか?  静かに語る言葉を 大事に受け取り繋げたい  あなたの命も私と同じで 限りあること知っているから 森のささやきや海の祈りに耳を澄ませたい 共に生きるために  眠らずに街はまだ変わり続けているけど 怒ってはいないですか? 悲しんではいませんか? 春も夏も秋も冬も朝も昼も夜も 全て同時に引き受けて耐えていませんか?  何度も告げる合図を 今こそ見逃したくはない  私の命はあなたの一部で ここに在ること知っているから 鳥のふるさとや虫の営みが変わらずあるよう 共に育みたい  あなたに生まれてあなたに還る 美しい約束を守りたい  あなたの鼓動も私と同じで いつかとまること知っているから 山の便りや空の願いに耳を澄ませたい 共に生きるために 共に生きるために
ロゼット~たんぽぽの詩~半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子島田昌典乾いた町の足元にそっと 塵に埋もれて捨てられた景色  いま一緒に冬を越そう 私達の方法で 花のように手を広げて日を浴びよう  地を這うように生きていこう どんな荒れ地でも根を張れる あなたなら  くすんだ道の片隅でそっと 影に踏まれてなお 美しいまま  いま一緒に風を凌ごう 心を寄せ合いながら 丸くなって手を繋いで身を守ろう  朝を分け合い生き延びよう 冷たい夜でも地面はあたたかい  春は私達を忘れたりしない いつか黄色い花をつけ真っ白な命で  風を味方に旅をする 立ち上がっていま背を伸ばす時が来た  地を這うように生きていこう どんな荒れ地でも花を咲かせて 春を呼ぶ この場所で
草笛の声半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子五十嵐宏治いつでも帰りたい場所は たったひとつだけで 懐かしいあの景色は 時が経つほど色濃くなった  草笛の鳴く土手や干し草の匂いも 美しい風に寄せて聞こえてくるよ 孤独な夜ほど  生まれて初めて見た空 あの海の輝きは どこにいても心の中広がっている  霜がおりる朝や 雪解けの小路に 芽吹いた夢を乗せて 色鮮やかに描いてみせた  ケンカして出て行った日も 泣いて帰った日も 語らないでもわかる 何も言わずに迎えてくれた  離れて初めて見た空 埋まらない寂しさを 流れの速い雲の群れが隠していた  別れを告げたあの空は いつまでもここにいた どこまでいっても故郷に通じていた  あなたの声が聞きたくて この空に探していた 私の心を残した夕映えの空
永遠の絆半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子武部聡志いつからかあなたは新聞を読む時も メガネをかけたり 遠く離したりするようになっていた いつでも帰っておいでというけれど もう子供じゃないんだし すぐには帰れない  離れて暮らした事であなたの優しさ身にしみた 久しぶりに帰った時は なんだか照れくさい  10年前のあなたから想像もつかないくらい 真っ白な髪の毛と変わらない笑顔 10年先のあなたにも笑っていてほしいから ただ元気でいてほしい 何にもいらないから  いつからかわたしも気づけばこんな歳で 仕事にも就いて自分でちゃんと稼いで生きている それでもやっぱりあなたの前だと いくつになっても 幼い子供のようです  怖い夢を見た夜 二人の間に割り込んだ 眠れるまで歌ってくれたあの歌覚えてる  10年前のわたしなら素直には言えなかった ほんの些細な言葉今は全部言える 10年先のあなたにも笑っていてほしいから 時々帰るからね その顔が見たいから  いつかわたしにも子供ができたとしたら あなたがしてくれた事 全部してあげたい  10年前のあなたから想像もつかないくらい 真っ白な髪の毛と変わらない笑顔 10年先のあなたにも笑っていてほしいから そのままでいてほしい 何にもいらないから 何にもいらないから
特別な日常半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子喜びの日も悲しみの日も 変わらずいつも明かりは灯る 雨が降ろうと雪が舞おうと 今日も命の恵みが並ぶ  何気ない日常が本当は特別で そんな日々を一つずつ共に紡ぎたい  暮らしの中に添える彩り 今日も磨いてあなたを待つ 抱えきれない思いを持ち寄り 今日もたえない笑顔が集う  ささやかな毎日が本当は尊くて そんな日々をこれからも共に守りたい  何気ない日常が本当はかけがえなくて そんな日々を一歩ずつ共に歩みたい  何気ない日常が本当は特別で そんな日々を大切に育み続けたい 寄り添い続けたい  繋がりの中今を生きている そして見えない誰かを思う 今日も一日ありがとうと 最後にそっと明かりを消した
布石半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子亀田誠治無名の青空を見上げて 途方に暮れた日も からかうような風にあおられ 居場所をなくしても  たやさず守り続けた 灯火はやがて光になった  あきらめて 手放して その中で唯一つ 続けてきたものがある それがあなたを強くした  不確かな月に重ねて 大見得切った日も しがない雨に笑われて 帰れなくなった日も  崩れてもまた積み上げた その日々はいつかの布石になった  迷ったり 背負ったり そのたびに唯一つ 離さなかったものがある それがあなたを支えている  救われた 報われた たった一つの言葉で その出会いに導かれ あなたはここにいる  あきらめて 手放して その中で唯一つ 続けてきたものがある それがあなたを強くした  夜につまづいても 朝に見放されても 描いて もがいて なお追いかけた 一途に立ち向かい 辿り着いた今日は ずっとここであなたを待っていた  はじめからあなたを待っていた
朝凪半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子五十嵐宏治広がる空は大地を残し 生まれ変わった鼓動を刻む 夜を凌いだ水鳥たちは そっと朝に帰るだろう  連なる山は朝日を望み 雲間に伸びる希望を歌う 凪を忘れた大海原は そっと我に返るだろう  悲しみや苦しみを そっと送り出そう 朝が来たら見送ろう 次の岸まで  乾いた風が呼吸をしたら ざわめきだした白樺 香る 夜明けを告げた露草たちは 優しい青を放つだろう  喜びや慈しみを そっと救い出そう 包み込んで見守ろう 次の空まで  美しい故郷の影を思い出して ここへ来たら手を取ろう 次の旅まで  悲しみや苦しみを そっと送り出そう 朝が来たら見送ろう 次の路まで  異なる声は昨日を溶かし 互いの傷に心を交わす 愛を繋いだ命はやがて そっと明日に満ちるだろう
次の空半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子塞いだ耳を開け放したなら あの風の音を聞いて もう何も怖くはない  いつかあなたがここに来る日まで 私は見ている どこにいても呼び合えるように 綺麗な空でいる  逸らした目をもう一度向けて あの花の根は何も 伝えずに降りていく  もしあなたが涙にぬれたら 小さく咲かそう どこにいても寄り添えるように 優しい花でいる  閉ざした心に生まれる光を 辿っていま私は あなたに会いに行く  世界中の海を渡って 一緒に探そう どこにもない故郷のような 愛しい場所がいい  いつかあなたがここに来る日まで 私は瞬く どこにいても響き合えるように 輝く星でいる  綺麗な空でいる
時の葉半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子舞い落ちたその先に 居場所などあるのだろうか 人知れず散ってもなお 光り続けている  たゆたう時の葉よ 沈まずに流されて行け 雨に打たれたとて この身を風に預け 自分任せに泳いで行け  遠ざかる面影は 食いしばり生きた証 大切に語らずに 守り続けている  ただよう時の葉よ 止まらずに流されて行け 夜につまずいても 必ず陽は昇る 朝に任せて進んで行け  あの地平が呼んでいる 明日へ行けと 涙を伝っては 響き合う  揺らめく時の葉よ 弛まずに流されて行け 空に笑われても この身を震わせて 自分任せに漕いで行け  たゆたう時の葉よ 沈まずに流されて行け 雨に打たれたとて この身を風に預け この身を震わせて 自分任せに生きて行け
灰汁半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子遅すぎることなんてない まだ何も始まっていない 煮詰まれば煮詰まるほど 味わい深くなるだろう  精一杯間違って 大げさに笑い合おう  飽くなき戦いは続く そう人生は素晴らしい 無駄なことほど美しい 死ぬまで生きていよう  ありのままでそう大丈夫 一皮むけて大丈夫 着飾れば着飾るほど 閉じ込めてしまうだろう  もう一回立ち上がって ここから踏み出したら  開くことのない扉を さぁ一斉にこじ開けよう そんな姿が誇らしい 止まらず生きてみよう  今宵はみんなでお鍋の中 フタを閉じたらさぁ語ろう 心の芯まであたたまったら 柔らかくなる  灰汁なき人間などいない そういうほうが愛おしい 渋味苦味は麗しい 留まらず生きてみよう  死ぬまで生きていよう
一緒の星半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子どこかでまた泣いている どこかで瞬いている 静かにそっと消えていった命と ずっと共に生きていく  いま ここからあなたを見上げている 輝き続けるあなたを見ている  泣き出したこの世界に 書き足したいその先を 綺麗な色であなたの未来を もっと描き続けたい  いま 誰も知らない次の空を 羽ばたき続けるあなたを描く  いなくなった星も いま生きている星も 一緒に並んで光っている 見えるよ  いま ここからあなたの続きを生きている 同じ夜空を今日も生きている
大阪恋時雨天童よしみ天童よしみ半崎美子半崎美子佐藤準忘れられへんのなら もう会わんほうがええよね どうせうちら流されただけやもんね  決まりきった言葉は聞きあきてしもうたわ なんやかんやいうても出口のない2人やから  あんたがそばにおるだけで なんで泣けるんやろう 嬉しくも悲しくもないんやけど  あんたのおらん毎日が日常やった頃に 戻れへんむなしさが 涙になるんやろうか  仮にも恋人やったらやきもちくらいやいてな あかんことはあかんてちゃんというてほしいんよ  ほんまに好きになったんが なんであんたなんやろう 強くも優しくもないんやけど  あんたのおらん毎日が当たり前やった頃に 戻れへんむなしさは いつまで続くんやろう
時の葉天童よしみ天童よしみ半崎美子半崎美子佐藤準舞い落ちたその先に 居場所などあるのだろうか 人知れず散ってもなお 光り続けている  たゆたう時の葉よ 沈まずに流されて行け 雨に打たれたとて この身を風に預け 自分任せに泳いで行け  遠ざかる面影は 食いしばり生きた証 大切に語らずに 守り続けている  ただよう時の葉よ 止まらずに流されて行け 夜につまずいても 必ず陽は昇る 朝に任せて進んで行け  あの地平が呼んでいる 明日へ行けと 涙を伝っては 響き合う  揺らめく時の葉よ 弛まずに流されて行け 空に笑われても この身を震わせて 自分任せに漕いで行け  たゆたう時の葉よ 沈まずに流されて行け 雨に打たれたとて この身を風に預け この身を震わせて 自分任せに生きて行け
歓びのうた半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子五十嵐宏治・古高晋一優しさなら誰にも負けない人 あなただけが救える世界がある  あなたが生まれた日 空が笑っていた 予定より早くに 歓びの声あげて あらゆる壁や困難も 乗り越えられると選ばれた  優しさなら誰にも負けない人 あなただけが救える世界があると 覚えていてほしいから  あなたが来る事を 誰もが待っていた 風も雲も月も 祝福の声あげて まばゆいほどの瞳は 星のように瞬く未来  正しさならいつでも心の中に あなただけが守れる世界があると 思い出してほしいから  代わりのきかない その証を  等しさとは全ての命に宿る あなただけに告げられた美しき旅  愛しさとは全ての祈りに宿る あなただけが奏でる世界の中で 伝えていく物語
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
母へ半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子武部聡志誰よりも早く 朝一番に起き 誰よりも遅く 最後に眠る  あなたがソファーに座っているのを 私はたぶん見た記憶がない  もうそろそろ自分のために 生きてもいいんじゃない  あなたほど立派な人はいない 昼夜問わず働いて それでもいつも笑っていた 自分のことで涙を見せない そんなあなたを 何度も泣かせてごめんね  毎晩寝ているか確かめにきて 布団をなおして明かりを消した  本当は起きていたんだよ あなたの優しさに包まれて  あなたほど強い人はいない 言葉でなく生き方で 全てを教えてくれた 自分ばかりでまわりが見えない こんな私を いつでも守ってくれたね  自分のことで涙を見せない そんなあなたを 何度も泣かせてごめんね
心の活路半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子五十嵐宏治今日の続きを誰か教えて 明日になる前に 優しい気持ちで窓をたたいて 起こしてほしい  明日の続きはわざと忘れて 今日だけを見よう 虚しい気持ちは洗い流して 起き上がろうか  足りないものなどない 生きている限り 受け入れた今日の日は やがて路になる  夢の続きをいつも背負って 暮れゆく日を 等しい気持ちでもう一度 渡れるだろうか  留まるものなどない 生きている限り 繋いだ寂しさを 分かちあうために  誰かのためこの路を引き返せるだろうか あなたは迷いもせず戻るだろう  癒えないものなどない 生きているならば 探していた朝は 今もここにある  足りないものなどない 生きているだけで あなたがいる限り 今日も陽は昇る
明日を拓こう半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子五十嵐宏治・古高晋一命が眠る頃 大地が目を覚ます 涙が乾く頃 優しい朝がやってくる  土の中でいま根を張ろう そして春を迎えに行こう やがて雪はとけていく 明日を拓こう  命が巡る頃 朝日が顔を出す 瞼に残る滴は 気高い朝を待っている  雪の下でいま根を張ろう そして春の支度をしよう やがて夜は明けていく 明日を祈ろう  あの枝がつかめなかった空は 冷たい土を持ち上げた 生命と出会う  土の中でいま根を張ろう そして春を迎えに行こう やがて雪はとけていく 明日を拓こう  明日を拓こう
生まれる前から半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子五十嵐宏治言葉の意味も知らないのに あのうたを口ずさんでいた 言葉を覚えるその前に あなたが歌ってくれたうた  どんな時でもそばにあるのは かけがえのないうただった  言葉でうまく言えない時 あのうたが手をかしてくれた 言葉で足りないその時に あなたに届いてくれたうた  こんな時こそ共にあるのは 混じりけのないうただった  眠れない夜孤独な夜 あのうたと共に目を閉じた どんな優しい言葉より 私を救ってくれたうた  生まれ変わるように導いたのは 祈りのようなうただった  生まれる前から聞いていたのは あなたの歌ううただった
あの海に帰りたいなら半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子五十嵐宏治あの海に帰りたいなら この道を通って行きなさい あの空に帰りたいなら 夕暮れを待って発ちなさい  あなたの声はここに届いている 小さく震えながら聞こえている 大きな海へ出ようとして ここまで泳いできたのね  この先へ行きたいなら 私を倒して行きなさい それでも行くというのなら ここで出会った意味が無い  微かな合図を受け取ったなら 新しい朝をあなたに贈る 大きな海へつながっている この河で出会えたのだから  あなたの夢は今も続いている あの星は叶えるのを待っている 正しい場所へ出ようとして どこにも行けなかったのね  大きな海へ出ようとして ここまで泳いできたのね
明日への序奏半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子武部聡志心もとない夜に負けそうなときや 言葉の力さえも頼れないときは 自分の声を聞いてみよう 本当のその声を 信じる勇気が答えになるから  飛び立つための助走を どこまでも続けてみよう その先に見える景色はいつも新しい 導くための序奏は 誰よりも自由でいよう 未来はいつだって始まったばかり  心にもないことを言ってしまった後に 心が痛んだのは理由がある 自分の手で確かめよう 恐れることはない 迎える希望が合図になるから  羽ばたくための序章と いつまでも笑っていよう その後に残る足跡はいつも美しい 始めるための序奏は 何よりも自由であれ いまこの瞬間が輝きはじめる  飛び立つための助走を どこまでも続けてみよう その先に見える景色はいつも新しい 導くための序奏は 誰よりも自由でいよう 未来はいつだって始まったばかり  いまこの瞬間が輝きはじめる
ぼくはぞうきん半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子武部聡志きみと出会った頃 ぼくはまだタオルと呼ばれていたね 懐かしいな 顔を洗ったあとや汗をふいたり 時には涙もぬぐったりして  夏には目隠しして スイカ割りもしたね 熱が出たら冷えた体で おでこに乗ったりもした  あれからどれくらいたったんだろう ぼくの体のイラストが消えかけた頃  ぼくはぞうきんと呼ばれるようになったんだ 机や床の上をお掃除してさ もうきみが悲しんでいたって涙をふいてあげられない それが少し寂しい  ぼくがタオルだった頃 体はいつもふかふかで ぬれたきみを包むのにちょうどよかったよね  今となってはぼくの方がぬれていて しぼられることにももう慣れたよ  きみのまわりをぴかぴかにする それがぼくの楽しみになったんだ  どうかぼくが真っ黒になるまで使ってくれないか それが一番嬉しい いつかお別れがやってくるその日まで 教室の隅っこでいつも見守っているよ  教室の隅っこでずっと見守っているよ
感謝の根半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子五十嵐宏治言葉になる前に溢れ出したから ただ泣くことしかできなかった こんな時こそ ちゃんと胸を張って 届けたい想いがここにある  ありがとう そっと見守ってくれて ありがとう ずっと支えてくれて ありがとう やっと見つけてくれて ありがとう 今日もそばにいてくれて  いつかの種は静かに息づいて 雨も風も全部受け入れた どんな時でも しっかり根を張って 伝えたい想いが歌になる  ありがとう 無理に笑ってくれて ありがとう 一緒に泣いてくれて ありがとう ちゃんとわかっているよ ありがとう やっと出会ってくれて  何もかもなくしてしまったような 気持ちになった時こそ 少しずつ そう少しずつ 感謝の根が深くなる  ありがとう そっと見守ってくれて ありがとう ずっと支えてくれて ありがとう やっと見つけてくれて ありがとう いつもそばにいてくれて  花は枯れ落ち土に還るように いずれ同じ場所に戻る 最後に残った感謝だけがそっと 根を張り続けて生きていく
お弁当ばこのうた~あなたへのお手紙~GOLD LYLIC半崎美子GOLD LYLIC半崎美子半崎美子半崎美子五十嵐宏治おかえり 今日もからっぽのお弁当ばこをありがとう 毎日残さずきれいだね お弁当ばこのうた  あなたの好きなものばかり 入れられないのよ 許してね 体のことも考えて作っているのよ  赤・緑(あお)・黄色の彩りと 栄養たっぷりのバランスと にんじん・ピーマン・セロリ あの手この手で入れてます 毎朝渡すお弁当は あなたへのお手紙  おかえり 今日はどうしたの? 残しているのねお弁当 心や体が弱いとき シグナルはお弁当  冷蔵庫が寂しいときは たまにシンプルになるけれど 愛情にしっかりフタをして もれないように包みました 毎朝渡すお弁当は 私からのお手紙  いつかあなたが大人になって 恋をしてダイエットなんて言うまでは 何があっても届けます あなたへのお便り  食べているところは 一度も見られないけれど 想像しながら作っています 卒業したら少し寂しくなるけど たまにはこうしてお便りします  いよいよ今日が最後の日 からっぽのお弁当ばこの中から 「毎日どうもありがとう」 あなたからの手紙
稲穂半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子五十嵐宏治黄金色に輝く 稲穂のきらめきよ 巡る季節とともに歩むこの道よ  茜色に暮れ泥む 夕陽の瞬きよ まだ誰も知らない朝を渡るだろう  彼方に手を伸ばすように 高く高く舞い上がれ かざした心の行方は ずっと見守っている  東雲色に染まりゆく 大地のささやきよ 鳴り止まぬ鼓動が今日を連れてくる  明日に背を伸ばすように 絶えず絶えず立ち上がれ 離したこの手はいつまでも そっと祈っている  Amazing grace how sweet the sound That saved a wretch like me. I once was lost but now I am found, was blind but now I see.
天国3丁目半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子五十嵐宏治あの角を曲がったら もうお別れなんて 風も雲も星達も教えてくれなかった  眩いほどの思い出と しっかり手を繁いだら ライラック通りを抜けて 最後の橋を渡ろう  雲の星座を頼りに あなたを見つけるから大丈夫 コバルトのさざ波を揺らし 光を送るからね  あの丘をのぼったら海鳴りの音がする 次の時代も必ず出会おう この場所で  拭いきれない涙と しっかりサヨナラしたら ポプラ並木を見下ろして 最初の虹を渡ろう  時の方舟に乗って 移り気な蝶達と踊ろう 雪虫のリズムに合わせて 同じ夢を見よう  拭いきれない涙と しっかりサヨナラしたら ポプラ並木を見下ろして 最初の虹を渡ろう  月の旋律を泳いで あなたに会いに行くその日まで 一面に咲く百日草 歌に乗せて送るからね  歌に乗せて送るからね
深層半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子五十嵐宏治あなたをなくした悲しみと あなたと出会えた喜びの 二つを海に沈めたら同じ速さで落ちました  あなたが残した思い出と あなたと交わした約束の 二つを空に放したら両手に残ったままでした  振り向けば光るあなたの欠片を 時としてつたう涙に代えて  気がつけば浮かぶあなたの言葉を 繰り返しつなぐ届かぬ日々に  あなたをなくした悲しみと あなたと出会えた喜びの 二つと共に生きていく あなたと共に生きていく
夏花火半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子五十嵐宏治寄せては返す波間に もう二度と出会えない あなたを重ねて揺られていた 思い出ばかり増やして 退屈を分け合った 何もない それがよけいに二人をそっと近づけていた  漂う間だけ壊れずにいた 泡のような日々だったけど 水面のようにきらきら輝いていた  もう帰らない あなたがいた夏の日 焦げ付く太陽の余熱を夜風に沈めた 今も離れないのは あの日みた夏花火 ゆっくり落ちる光のつぶ 音もなく消えていった  砂に足をとられ動けなかった このまま季節だけがあなたをさらって  終わったはずの花火を水に入れたら なぜだろう 小さな音がして また胸が軋んだ  忘れたはずだった あなたとの夏の日の 最後に消えた光のつぶ 今もまだ残っている 今もただ残っている
鮮やかな前途半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子五十嵐宏治どこへ行こうとも変わりはしないさ 時代はいつも後追いなのさ  先回りして待っていてね 必ず辿り着くから 忍ばせていた声を高らかにあげよう  私は歩き出そう 名残のない道を 新しい足跡をつけて その先で会おう  責任はいつも隣り合わせで 答えはいつも後付けなのさ  キレイな幕開けは似合わないから 分かち合えない孤独を朗らかに歌おう  私は歩き出そう しるべのない未知を 宛のない道草をして その先で会おう  私はどこまで行こう 名残のない道を 果てのない足跡をつけて その先で会おう その旅で会おう その度出会おう  あの場所はいつか この場所になる 明日はいつも待ちわびている
ふたりの砂時計半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子五十嵐宏治並んだ心が離れた日もあったけれど 紡いだ思い出が何度も手を貸してくれた  運命と呼べる出会いだったと 気づくのが少しだけ遅くなったけど  良いときも悪いときも 変わらずそばにいてくれたね どんな日もあなたがいたから どこまでも強くなれた  そっと拾った言葉を今抱きしめている きっとあなたは覚えていないでしょう  こぼれ落ちていく日々の底に 重なり合っていく ふたりの足跡  辛いとき苦しいとき 必ずそばにいてくれたね 何より揺るぎない想い 今日だけ伝えさせて  前より優しいその背中 頼りない笑顔も 愛しさに変わる時の流れに こうして寄り添っていたい  そしていつか 最後の一粒が落ちる その瞬間がやってくるその日まで  さらさらと音も立てず 降り積もるような刻を ささやかでいいあなたと この先も生きていきたい
サクラ~卒業できなかった君へ~GOLD LYLIC半崎美子GOLD LYLIC半崎美子半崎美子半崎美子亀田誠治同じカバンに詰め込んだ日々と 並べた机に刻んだ日々と 枝先に膨らんだ うららかな春 本当はあなたもここにいるはずだった  くだらないこと言い合って 肝心なことは言えないまま 止まった季節を追い越して 残った光を探していた  桜 花びらが舞う 一緒に見ていた夢を ふわり空にのぼった あなたに送りたい  最後に見たあなたは いつも通りの笑顔だった 行く宛てのない気持ちだけ 進んだ時間を巻き戻す  桜 花びらが散る あの日この場所で ひらり風に吹かれて 何を思っていたんだろう  桜 花びらになり いつか会いに行く  桜 花びらが舞う 一緒に見ていた夢を ふわり空にのぼった あなたに送りたい  あなたに送りたい
明日へ向かう人GOLD LYLIC半崎美子GOLD LYLIC半崎美子半崎美子半崎美子悔し涙を流した時 心の奥が熱くなった 嬉し涙を流した時 胸の奥が熱くなった  季節はずれの桜のように冬に負けない人になって 苦しい時こそ根を張って 春を待たずに咲き誇ろう  遠い空に光る星 先を急ぐあなたを照らせ 立ち向かうその背中を 優しく讃えるように  前を向くそれだけでも辛いことが時にはある それでも進むことをあきらめないで  時にしだれる柳のように風に負けない人になって 悲しい時こそ手を取って 何も言わずに揺れていよう  西の空に沈む陽よ 明日へ向かうあなたを照らせ 傷ついたその背中を 優しく支えるように  声を枯らして泣いても辿り着けない場所がある それでも生きることを 信じることをあきらめないで  前を向くそれだけでも辛いことが時にはある それでもあなたは進むことをあきらめないで  悔し涙を流した時 心の奥が熱くなった 嬉し涙を流した時 胸の奥が熱くなった
赤色のヒーロー半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子生まれながらにして無敵のヒーロー 黙って泣いていたって世界は笑う 皺一つない まっさらな脳に どんな出会いを刻んでいく  もうわかっている 生きとし生けるもの 遅かれ早かれ消えるってこと  この世からあの世までの道のりを 笑いながら進むんだ どこまでも限りある未来なら 残された今日を共に笑おう  生まれてこのかた年中無休で 黙って立っていたって世界は回る 皺一つない まっさらな顔が しわくちゃになるその日まで  ねぇ知ってる? 二足歩行じゃあの先までしか 行けないって  ゆりかごから墓場までの道のりは 手を取り合って進もうか いつまでも続くような空まで つながれた今日を共に歌おう  この世からあの世まで道のりを 笑いながら進むんだ どこまでも限りある未来なら 残された今日を共に笑おう  最初で最後の今日を歌おう
夏の夢半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子あぜ道を遠くうつす陽炎が揺れている 沈黙を破るように夏草が踊る  思い出せば出すほどに胸の奥を焦がすよ 湿った風に連れられてあなたの夢を見た  笹舟に乗せた明日を幼さが揺らしていた 泡沫の季節に咲くあなたの面影  思い出せば出すほどに胸の奥を照らすよ 帰らぬ日は陽射しに溶けて夏の空を彷徨う  思い出せば出すほどに胸の奥を染めるよ 帰らぬ日はよせては返し波のように漂う  帰らぬ日は煌めくように夏の夜を彩る
36度5分半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子今を生きるという言葉に隠れ ただこの瞬間を浪費している  痛いとこをつく言葉に埋もれ 躍起になってただ否定している  ぬるま湯に浸かりながらも流されてしまうなんて いつからそんな大人になったんだろう こうして今を失くして行く  36.5度の熱を絶やさずに私は今日も生かされている 365日休まず脈打つ体のほうがよっぽど 私より生きている  溺れるはずのないこんな浅瀬で 未だ手足をバタつかせている  二の足を踏んでいても何も始まらないのに 水を差すように頭が働いて ただいっさいは過ぎていく  36.5度の熱を絶やさずに私は今日も生かされている 365日休まず脈打つ体のほうがよっぽど 私より生きている  いつからこんな大人になったんだろう こうして今を逃していく  36.5度の熱はいつまでも私の中でくすぶっている 365日休まず働く呼吸が止まるまでは  36.5度の熱に守られて私は今日も生きているから 365日燃やし続けたい体の奥でずっと 鳴り響く鼓動に心震わせながら
悲しくもないのに半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子何事もなかったようにお互いに顔を合わせて なんでもない話をいつまでもしている 昨日見たニュースの車は 誰一人 口にしなかった  あぁ 優しい顔をして あぁ 心の中では何を思っているの  僕に 悲しみが 僕に 時々悪さをする  出来損ないの笑顔を極端に振りまいて 案の定 僕はお調子者と呼ばれた 心ない言葉も笑って聞いている お人好しに成り下がったんだ  あぁ 涼しい顔をして あぁ そんなに何を守っているの  僕は 悲しくも無ないのに なぜだか涙が出た
春を呼ぶ花半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子同じように笑って 同じように泣いていたね 掛け合わせた2人の時間は 春の風がさらっていった  遠ざかる日々を背に 歩き出したのは 私でもあなたでもなく 季節だった  真っ白に咲く花のように散っていく冬の花びら 最後に手を振ったこの場所の景色を変えていく  言葉よりも呼吸で 答えよりも優しさで 巡り合った2人の心は春の陽だまりに溶けていった 焼き付いた面影をそっと包むような 降り注ぐ粉雪にまぶた閉じた  真っ白に咲く花のように散っていく冬の花びら 最初に手をつないだこの場所の景色の全てを包み込んで 真っ白い花びらが踊る 何もかもを隠してしまえ もう何度冬を越えたとしてもあの春はもう来ない  春を待つ雪景色
選手宣誓~神頼み2015半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子虫の知らせが親切に 教えてくれた冴えない未来 夕べのメールなしにして 始めませんか?出会う前から  果たして恋の行方は どこへ向かうのでしょう 短い花の一生を捧げたいの!  それでは選手宣誓 我ら一同フェアに戦う事をここに誓います かけひきなんてしないで素直になったら 天は私に味方してくれますか?  噂通りの人でした 一筋縄ではいかないの 射程圏内あと少し 近づいたってまた遠ざかる  ねぇ神様ここは一つ 花を持たせて下さい 咲いて散るのが運命なら 咲かせたいの!  これからは正々堂々 偽りのない私である事をここに誓います 時々強がったり意地を張ったら どうぞ遠慮せずに叱って下さい  後厄は終わった さぁ今がその時 生涯最後の恋をする そんなお告げが聞こえる  それでは選手宣誓 我ら一同フェアに戦う事をここに誓います かけひきなんてしないで素直になっても もし敗れたなら一緒に泣いてくれますか?
半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子心に咲いた花を摘み取ることはできない 誰の手にも染められない綺麗な色  時代は変わっていく 今もやがて古くなる 私もあなたもいつかは消えてしまう  あぁ 私は今 ここに生きている 弛むことない時の中で あぁ あなたが今 ここで生きている 消えない足跡を 今日も残している  心に撒いた種に涙の水を落として 誰の目にもとまらぬように静かに咲く  時代がつないだ手を 決して離しはしないと どんな時も諦めずに結んできた  あぁ 私は今 ここに生きている 絶えることない命の先を あぁ あなたと今 生きているのは 見えない命の跡 今日も歩いていく
はんざき音頭半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子一つ 人よりたくましく 二つ 不思議な生き物で 三つ みんなの人気者 大きなお口がご愛敬  はんはんはんざき半分に さいてもなお生き続ける はんはんはんざき守ろうよ これぞ天然記念物!  四つ 夜から動き出す 五つ 生きている化石だよ 六つ 無口な人気者 つぶらな瞳がご愛敬  はんはんはんざき半分に さいてもなお生き続ける はんはんはんざき守ろうよ これぞ天然記念物!
ただいまの約束半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子あたたかくなったら海へ行かないか そんな約束があったね 雨が降ったならうちへ帰ろうか 自転車は置いて家まで歩こう  どれほどの愛おしさが この胸に溢れただろう いつまでも続くと思っていた あなたの中 何を残せただろう  あなたの心がいつか歳をとって 私のもとへとやってきたら 迷わずに言うよ おかえりなさいと 何もなかったようにまた始めよう  頼りない日々の中に 優しさが流れていた それさえも気づけないほどに あなたに包まれていた  約束が泣いていても 思い出が笑っていても 私の中に根を張っている あなたをただ思い続けるでしょう  あなたの体が走れなくなったら その手をひくから駅まで歩こう
あなたへの道半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子止まった時間を動かした あなたがゆっくり 弱った心に染み渡る 飾らないその笑顔で  たった一つだけの 私の居場所を作ってくれた  初めからめぐりあうことが わかっていたように辿り着いた 今日までの日は全てあなたに つながっていたんだね 当たり前のようにあなたが 隣にいてくれるこの奇跡の 続きを見ていたいと心から願うよ  終わった時間を巻き戻して あなたを知る前に 起こった出来事一つ一つ 話してくれたよね  小さな喜びを拾って集めて 悲しみも越えよう  初めからここにいることが  わかっていたように見つけてくれた 今日からはもう1人じゃない 歩む道は1つだけど ありふれていたような毎日が 輝きはじめたこの瞬間の 未来を見てみたいと心から思うよ  当たり前のようにあなたが 隣にいてくれるこの奇跡が 絶え間なく続くように いつまでも祈ってるよ
私の中に半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子いつも通りに笑えるまでは少しかかるよ 求めた分だけ悲しみは増えていく それを綺麗に洗い流すと何が残るの 見えなくなっていくよ  いつか消えてしまうのに みんな消えてしまうのに 平気な顔をして生きている 今日も 二度と会えなくなっても 私はここにいるから いつでも会いに来てね  一つ残らず数えてみたら何が見えるの 失くした分だけ思い出は増えていく それを小さく折りたたんだらどこにしまうの 持つ手が震えてるよ  いつか消えてしまったら  みんな消えてしまったら あなたを思う人がいなくなるから 私はまだここにいる 二度と会えなくなっても それでも忘れないで
piece of the love半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子piece of the love 一人で生きていけないように なっているんだね  優しさだけは人一倍 いざという時役に立たない それがあなたの弱みだった それはあなたの強みだった  完璧な人はいない どこを探してもいない だからこそ惹かれ合うんだね その隙間を埋めよう  piece of the love 欠けているもの補うために 出会っているんだね piece of the love 一人で生きていけないように なっているんだね  言う事だけは一人前 口を開けば大きい事ばかり だけど誰より不安だった 誰より大きな夢があった  完璧な人でいたい だけどまだまだなれない だからこそ求め合うんだね そのかけら見つけたよ peace is the love 欠けているもの補うために 出会っているんだよ peace is the love 一人で生きていけないように なっているんだよ  思いはいつも溢れてるのに いざという時声にならない だからあなたと出会ったんだよ その声を今歌にするよ  piece of the love 欠けているから補い合って 丁度いいんだよ 人は皆 一人で生きていけないように なっているんだね  piece of the love 欠けているから許し合えるよ 広い心で 人は皆 一人で生きていけないように なっているんだよ piece of the love 一人で生きていけないように なっているんだよ
残響半崎美子半崎美子半崎美子半崎美子白く吐いたため息と わずかな期待はすぐに 色のない風景に 静かに溶けてしまった  そっとそっと壊さないように 繋いでいでた日々さえも 途切れてしまいそう  降り出した雪は なにもなかったように消えていくよ 吐き出した言葉さえも あなたの中残らないの? 何度も何度も胸の奥つぶやいた  黒いままのアスファルト 隙間を埋めるようにそっと 音もなく降り注ぎ にじんでは消えて行った  ずっとずっと出会った頃のように 変わらない優しさが余計に苦しいよ  降り出した雪は なにもなかったように溶けていくよ 振り出しに戻るように 思い出さえ残らないの? 何度も何度も胸の奥つぶやいた  降り積もる雪のように その全てを包み込みたい 心に積もる思いは あなにはもう重すぎたかな 何度も何度も胸の奥つぶやいた
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