YUMI MATSUTOYA作詞の歌詞一覧リスト 36曲中 1-36曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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キャサリン松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | あなたがひとりこの駅に 降り立ったことを耳にしたのは 夏の終りの風が海へ抜ける頃 暗い緑のReybanをほほにすべらせて 涼しい瞳投げかけながら 今朝の夢を横切った 誰しも胸の片隅に煙るような影を抱く キャサリン キャサリン 時がへだて あなたは昔のままじゃない 輝く日々の残像を追いかけるたびに あなたの声やそのブロンドが だぶるように見えて来る かわってしまった街角で かわったあなたにふりむく キャサリン キャサリン 時がへだて 想い出だけを眩しくする 誰しも胸の片隅に煙るような影を抱く キャサリン キャサリン 時がへだて あなたは昔のままじゃない キャサリン キャサリン 時がへだて みんなが昔のままじゃない | |
ハートはもうつぶやかない松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 松任谷正隆 | 風をよけて あなたの背にしがみついた あの日最後のバイク日和 海の色が教えていた まわりじゅうを傷つけても会いたかった あの気持を何と呼ぶの もうたくさん 今静かに夏が終わる あなたのせい hum 私のせい hum 知らぬ同志は月日のせい あなたにさえ hum 私にさえ hum ハートはもうつぶやかない 自動ドアが開けばそこは残暑の街 手紙なんてとっていても しかたないさ 心だけが離れてゆく あなたのせい hum 私のせい hum 知らぬ同志は月日のせい あなたのため hum 私のため hum ハートはもうつぶやかない 昔のアドレス帳に 愛を封じ込めて あなたのため hum 誰かのため hum 幸福も祈らなくなり よみがえる メモリー やるせない メロディー ハートはもうつぶやかない あなたのせい hum 私のせい hum 知らぬ同志は月日のせい あなたにさえ hum 私にさえ hum ハートはもうつぶやかない |
心のまま松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 松任谷正隆 | Hurry up 心のまま Hurry up とても愛している 細いマスト鳴らし 海流に乗ったように 許して今まで傷つけた 今では会えないあのひとに 届かせて 潮の便り 私の見た雲は 馬のかたち あなた何に見えた 言葉にしてるまにちぎれてゆく それは愛に似てる Hurry up 心のまま Hurry up とても愛している 細いマスト鳴らし 海流に乗ったように 許して今まで傷つけた 今では会えないあのひとに 届かせて 潮の便り 私が好きなのは 嵐のあと 光る水平線 しけた海もやがて月を映す 銀の鏡になる Hurry up 心のまま Hurry up 今は急いでみる 叫ぶような風に じっと身をさらしながら 許して今まで傷つけた 今では会えないあのひとに 届かせて ああ許して今まで傷つけた 今では会えないあの人へ 旅をする心のまま (RIB II世号に捧ぐ) |
川景色松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 松任谷正隆 | 川風は草を吹いて ボンネットをすべって行った いくども 初夏の日は車とめて 腕の中で野球を見ていたわ 水面がまぶしすぎて なさけない顔になる あなたが好き あなただけが大事だった素敵な季節 じっとしてね ちょっとだけ 光と影ゆらさずに 恋が消えてしまったら この景色も消えるから 切りたての髪をおさえ 今日も強い風の堤防おりれば 想い出はとび石の数 たぐりながら渡って向う岸 流れが音をたてて 足元あやうくする あなたのあと あなただけについて行った夢中の季節 ときめいてね ときどきは 私のこと考えて 恋が過ぎてしまっても この川辺を走るなら じっとしてね ちょっとだけ 光と影ゆらさずに 恋が消えてしまったら この景色も消えるから ときめいてね ときどきは 私のこと考えて 恋が過ぎてしまっても この川辺を走るなら |
りんごのにおいと風の国松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | ハロウィーン 木枯らしのバスが夕暮れの街を過ぎれば うつむいた人々 どれもが似ている顔 たぶん あなたの愛した 私はどこにもいないの 若さが創った美しすぎるまぼろし もういけない たずねてゆけない わがままなあなたをゆるしそう ハロウィーン りんごのにおいと風の国へ急ぎます ハロウィーン いのこずち ひとつ くちづけてセーターに投げたの 言えなかった想いを残らずこめるように そして ストーヴの前で ぬいだとき気づいて欲しい 小さなブローチ 短い秋のピリオド もういけない たずねてゆけない ひたむきなあなたを探しそう ハロウィーン りんごのにおいと風の国へ急ぎます 風の国へ急ぎます | |
風の中の栗毛松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | ある朝私は光る風にまたがり 煙った小路を滑るように駆けだす 一鞭強くあてるとすぐに 木立や雲は時間にとけて 哀しい告白を託した郵便を とりかえすのよ とりかえすのよ あなたはまだ気付かない ノックをしたなら封を切らず渡して 今までどおりに笑いあえる人でいて それから私は光る風につかまり 流れる世界に羽根のように震える なぜか瞳うるんでくるのは 冷たい空気を吸い込むから 愛になど泣かない少し前の私 とりもどすのよ とりもどすのよ 何も見えなくなりそう ある朝私は光る風にまたがり あなたの町へと露をけって急ぐの | |
甘い予感松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | Wow Wow Wow あなたの耳のむこう 夕陽がきれいね 息をかけたら 消えそう いまから 私達のハートは すべりはじめるの 甘い世界へ 夏がゆく頃に 恋もおわるって だれがきめた 悲しいこと 私 信じない あなたの肩に 顔を埋めた 色あせる空が せつなかったの Wow Wow Wow ふとつけたの カーラジオ 流れてくるのは ビーチボーイズ 潮がひくように 愛も消えるって 誰が最初 いいだしたの 私 信じない いまから 私たちのハートは すべりはじめるの 甘い世界へ 私たちのハートは すべりはじめるの 甘い世界へ いまから 私たちのハートは すべりはじめるの 甘い世界へ 私たちのハートは すべりはじめるの 甘い世界へ | |
ツバメのように松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | もう会えない 彼女の最後の旅 サイレンに送られて遠ざかる 誰かが言った あまり美人じゃないと ハンカチをかけられた白い顔を 高いビルの上からは 街じゅうが みんな みんな みんな ばからしかったの ああ 束の間 彼女はツバメになった In Rainy Sky なんて肌寒い午後でしょう もう会えない 彼女は年をとらず 生きてゆく私には 綺麗だわ 哀しいリムジン 彼女の最後の旅 裏切った恋人のせいじゃない 薔薇のように 舗道に散った汚点を 名も知らぬ掃除夫が洗っている どんな言葉に託そうと 淋しさは いつも いつも いつも ひとの痛みなの ああ 束の間 彼女はツバメになった In Rainy Sky 流れる記憶は走馬燈 もう会えない 彼女の最後の旅 サイレンに送られて遠ざかる | |
未来は霧の中に松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | Faubourg Saint-Honore 伝説の並木通り 古い雑誌をめくれば カルダン et クレージュ 宇宙服 流行りし頃 科学も夢を見てた 東京のまちはオリンピックひかえ まるで絵のように時が過ぎた 私は9つ 覚えているのは まだ 未来が霧の中 ある日目覚めるとテレビジョンには 月を歩いてる飛行士がいた 私は13 初恋失くして もう 恋はみんな同じ そのうち誰かが火星に降りても もう 愕かないでしょう | |
昔の彼に会うのなら松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 松任谷正隆 | 昔の彼に会うのなら まぶしい午後の街がいい 人も車も出払った バカンスどきの街がいい 食事は裏通りで飲茶にしましょう 映画はなつかしのラヴ・コメディー 少し離れて歩くなら 熱い風吹く街がいい 昔の彼に会うのなら ちょっと綺麗にしてゆくわ 陽差しの影が落ちるように 白い帽子で出かけるわ あれからしあわせそうにしてると聞いたよ いいえ 私 退屈な毎日 本当は、本当は会いに行かないわ 時の女神の気紛れで 二人はきっと変わったわ 夢はさわらぬ方がいい いたずらに いたずらに |
NIGHT WALKER松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 松任谷正隆 | あなたの友達に街で会えば 私はどんな顔すればいいでしょう 今も苦しい気持さ とられぬように ネオンに照らされ 踊ってみせるだけ ペイヴメントは夜更けの通り雨 みんな急ぎ足 孤独のドアを叩き合いはしない 私のことを傷つけてつらいと ひとに云わないで すぐにすぐに忘れてしまうのに 次々消えてゆく店の灯り 心をかりたてるシャッターの音 あの頃のあなたへハネをあげながら 走ってゆきたい どんなに遠くても 私を置いてゆくのならせめて みんな持ち去って あなたが運んでくれた全てを 私のことを傷つけてつらいと ひとに云わないで すぐにすぐに忘れてしまうのに 私を置いてゆくのならせめて みんな持ち去って あなたが運んでくれた全てを ペイヴメントは夜更けの通り雨 人もネオンも 蒼い蒼い河を流れてゆく |
12階のこいびと松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | Mon amour 夜の波を泳ぎつかれた魚のように そっと横たわれば 汽車の響きがきこえるわ Bon soir 眠い街はぼんやり光る海の底なの ここは12階 通りを見下ろす 軽い寝息が ひとりぼっちにさせる こんど逢う日を決めもしないうちに Je t'aimerai ゆるくしめた 蛇口の水の滴のように いつも不安だけが 重たくなってはこぼれる Mon amour うでをはずし 涙くすぐる耳をこすると 背中見てるけはい けれど気のせい 軽い寝息が ひとりぼっちにさせる こんど逢う日を決めもしないうちに Mon amour もしあなたが目の前から消えてしまったら ここは12階 窓を開けて舗道をめがけ 紙のように舞うわ | |
かんらん車松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | すいた電車が住宅街ぬけて ひとしきり冬枯れをふるわす あとに残った ひとりの足音は 川辺りの遊園地をたどる さびついたかんらん車に腰をおろせば ゆるやかに空は巡りはじめ あなたの住むあたり広がってゆく さよならが無性に恐かった はりつめた想いが遠くなるの いつしか雪が静かに舞いながら チャコールの下界へと流れて きっとあなたは窓の外を見てる あのひとの肩を抱きよせて つぎつぎと飛行船もゲームも止まり 粉雪が空を埋づめてゆく 終わりの暗示には美しすぎる 私だけ 冬空の旅人 地上に戻る頃 世界が止まる | |
入江の午後3時松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 濡れたシャツをしぼって 胸の下で結んだら 照り返す陽差しより あなたの瞳 肌をさすの 気にしないと笑って 傷心をきくけれど 美しくできるのよ言葉にすれば 過ぎた恋は 口に出さずにやいてくれたら 私 ホロリと沖を見て Fall in love again 空の青さ深まり この入江も秋になる その頃は二人とも同じ夕陽を どこで見るの 又 来年会えるよ 珊瑚礁が恋しけりゃ 今はただ いどころも明日も告げず 砂に立つの 髪がまとわる うなじのあたり あなた見ている気がしたら Fall in love again 口に出さずにやいてくれたら 私 ホロリと沖を見て Fall in love again Fall in love again Fall in love again Fall in love again | |
ずっとそばに松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 松任谷正隆 | ゆれる海に潜るような 何もきこえない ひとりぼっちのとき きみはハンター もがきながら 宝物みつけ きっと戻って来る かわってあげられぬ痛みが哀しいわ どんなに思っていても たなびく夕映えの雲 私に 涙あふれさせてくれたかわりに そっと呼んで つらいならば 時を かけて行くわ 人は勝手ね 淋しいからよ きみらしいフォームでゆっくりと泳いで 疑うこともなく知り合う人々を “ともだち”と呼べた日々へ ふりそそぐ8月の雨 私を はだしで笑わせてくれたかわりに そっと呼んで 胸の奥で ずっと そばにいるわ 今日も 明日も ずっと |
REINCARNATION松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | Once upon a time 遥かな過去から 今日まであなたを求めて REINCARNATION 恋人達はときどき 不思議なミラーをのぞく 二人は知らない時代 どこかで一度めぐり逢っていたはず 静かな台風の目に 蝶々が運ばれるように 二人の愛は旅して あるとき遠い国までたどり着く Once upon a time 遥かな過去から 今日まであなたを求めて REINCARNATION 恋人達はときどき 不思議なワープをくぐる 二人は気づかぬうちに 同じあやまちをくり返すかもしれない 生まれた川をめざして 魚が帰るように 二人の愛は旅して ときには時の流れを逆のぼる Once upon a time 時間にはぐれて 今日まで宇宙をさまよい REINCARNATION 熱い腕の中で 今 DE JA VUを見てた なつかしい景色へ さあつれてって Far beyond time この次死んでも いつしかあなたを見つける Far beyond time この次死んでも いつしかあなたを見つける REINCARNATION Once upon a time 遥かな過去から 今日まであなたを求めて REINCARNATION Far beyond time この次死んでも いつしかあなたを見つける REINCARNATION | |
ESPER松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 松任谷正隆 | 愛するため 愛するため 誰もが持つひとつのエスパーはパワー あなただけを あなただけを 感じることが私のエスパー 私の写真や小さな噂が 朝から出てくるのは 忘れちゃいやよと 送ったサインよ 連絡下さい すぐにすぐにすぐに 離れてても 離れてても 腕の中にいる気がするのはなぜ あなただけに あなただけに きこえる声が 私のエスパー 毛糸のあみ目は くり返えす呪文 やさしく縛りたいの ひらめく予感に立ってふりむけば 電話が鳴りだす 強く強く強く 愛するため 愛するため 誰もが持つひとつのエスパーはパワー あなただけを あなただけを 感じることが私のエスパー |
青いエアメイル松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 青いエアメイルがポストに落ちたわ 雨がしみぬうちに急いでとりに行くわ 傘をほほでおさえ待ちきれずひらくと くせのある文字がせつなすぎて歩けない ときおり届いたこんなしらせさえ やがてはとだえてしまうのかしら けれどあなたがずっと好きだわ 時の流れに負けないの 冬は早く来る あなたの町の方が 最後に会ったときのコートを着ていますか 5年 いえ8年たってたずねたなら 声もかけれぬほど輝く人でいてほしい 選ばなかったから失うのだと 悲しい想いが胸をつらぬく けれどあなたがずっと好きだわ 時の流れに負けないの けれどあなたがずっと好きだわ 時の流れに負けないの | |
経る時松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 松任谷正隆 | 窓際では老夫婦が ふくらみだした蕾をながめてる 薄日の射す枯木立が 桜並木であるのを誰もが忘れていても 何も云わず やがて花は咲き誇り かなわぬ想いを散らし 季節はゆく 二度と来ない人のことを ずっと待ってる気がするティールーム 水路に散る桜を見に さびれたこのホテルまで 真夏の影 深緑に ペンキの剥げたボートを浸し 秋の夕日細く長く カラスの群れはぼんやり スモッグの中に溶ける どこから来て どこへ行くの あんなに強く愛した気持も憎んだことも 今は昔 四月ごとに同じ席は うす紅の砂時計の底になる 空から降る時が見える さびれたこのホテルから |
魔法のくすり松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 恋の悩み答えられるほど 火の粉くぐって来たわけじゃないんだけど つらい夜も 安らかになれる 一粒のくすりを あなたにあげましょう 男はいつも最初の恋人になりたがり 女は誰も最後の愛人でいたいの だから所詮おんなじ気持ちで 求め合っていると思っちゃいけない さめたふりをして ふいうちをかけて 欲しいものは欲しいと云った方が勝ち 前の彼を思い出しなさい どんなカサノヴァでもきのうは消せないわ 男はいつも最初の恋人になりたがり 女は誰も最後の愛人でいたいの まずは少し余裕を持つのよ するとふくらし粉もききめをあらわす さめたふりをして 逃げごしはだめよ 欲しいものは欲しいと云った方が勝ち さめたふりをして ふいうちをかけて 欲しいものは欲しいと云った方が勝ち 眠れ今宵 魔法のくすりで | |
静かなまぼろし松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 通りのドアが開き 雑踏が迷い込む そのときまぼろしを見てる気がした 小走りのシルエット ガラスを押して あなたが店に入ってきた もしも微笑み この席で向き合えば 時は戻ってしまうの遠い日に 全てをわかち合い 歩いた二人が 今では柱越し別のテーブル 誰かとメニュウを選ぶささやき ふりむく勇気がなかった 会わない日々を云いつくす言葉など もういらないの気づかずいて欲しい 昔の恋をなつかしく思うのは 今の自分が幸せだからこそ もう 忘れて | |
ロッヂで待つクリスマス松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 小さなつむじ風が 尾根をかけ降りるたびに 縞模様 広がる 月のゲレンデ 夢を見るように 私はガラスにほほよせる ゲームにはしゃぐ人も 炎を見ていた人も いつか おもてに出て 熱のある日は部屋に残された 子供の私がよみがえり すわってる きみのきみの声の こだま追いかけ 窓もドアも越えて心は滑る やがて響きわたる花火の音を ロッヂで待つクリスマス キャロルを口づさめば わけもないなつかしさを 伝えたくなるから 町の誰かにカードを書くけど 素敵な言葉がうかばずに 目を閉じる きみのきみの声の こだま追いかけ 窓もドアも越えて心は滑る やがて響きわたる花火の音を ロッヂで待つクリスマス 銀の月の影を 抱きとるように 森も谷も越えて心は滑る きっとちがう明日が訪れそうな ロッヂで待つクリスマス | |
真冬のサーファー松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 真冬のサーファは まるでカラスの群れのようさ 灰色の風しょって 空へ漕いでゆく いちばんへたなだれかさん 私は願をかける 悩んでるこのごろ ぬけ出す気持ちで 次のいい波は まっ先につかまえてよ フラレたことも 見えない明日も 笑いばなしさ そのうちに 眸をこらして見つめれば あいつは水を蹴った おもわずほほえむと 前歯がこおるの 次のいい波は かならずつかまえるよ フラレたことも 見えない明日も 笑いばなしさ そのうちに ゆきずりの荒れた浜辺で 焚火を見つけたなら 声かけてそこには 彼がいるから 私とサーファーは まるでカラスの群れのようさ Take offの高鳴りを かかとに感じる | |
埠頭を渡る風松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 青いとばりが 道の果てに続いてる 悲しい夜は 私をとなりに乗せて 街の灯りは遠くなびく ほうき星 何もいわずに 私のそばにいて 埠頭を渡る風を見たのは いつか二人が ただの友達だった日ね 今のあなたは ひとり傷つき 忘れた景色探しに ここへ来たの もうそれ以上 もうそれ以上 やさしくなんて しなくていいのよ いつでも強がる姿 うそになる セメント積んだ 倉庫のかげで ひざをかかえる あなたは急に幼い だから短い キスをあげるよ それは失くした 写真にするみたいに もうそれ以上 もうそれ以上 やさしくなんて しなくていいのよ いつでも強がる姿 好きだから 白いと息が 闇の中へ消えてゆく こごえる夜は 私をとなりに乗せて ゆるいカーブで あなたへたおれてみたら 何もきかずに 横顔で笑って 青いとばりが 道の果てに続いてる 悲しい夜は 私をとなりに乗せて 街の灯りは遠くなびく ほうき星 何もいわずに 私のそばにいて | |
オールマイティー松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 松任谷正隆 | 恋がシャーベットみたいならいいのに 会えないときは凍らせておけるわ はやく食べなきゃ あなたと私 形がくずれてしまいそうよ 私の冷蔵庫を開けないで 忙しそうね 調子はいかが ニコニコ テーブルをはさむけど いつでも恋のオールマイティー 見せどきが肝心だから 今は hu hu hu キミを離さない 私が出ると切れてしまう電話 あなたの手の内にクィーンがまざってる こちらのカードはカスばかりでも 一枚 ジョーカーを持ってるのよ いつでも恋のオールマイティー 一度しか使えないけど だから hu hu hu キミを離さない いつでも来いのオールマイティー 見せどきが肝心だから 今は hu hu hu キミを離さない 離さない |
Corvett 1954松任谷由実・来生たかお | 松任谷由実・来生たかお | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 月も追って来ないわ みんな探してるころ Corvett 1954 あなたとどこへでも行く きみの細いつめのような ライトは流線形 Corvett 1954 すぐに遠くへさらうよ 好きさ 好きさ 好きさ 手のひらをちょうだい はやがねの胸に 見上げる雲のバレーは 永遠のスローモーション 夜を渡る鳥たちは 初夏を告げるイリュージョン ゆるい線を描く 二人はかけぬける 灼熱の気流 あの日たいくつでなけりゃ めぐり逢えなかったの Corvett 1954 全てが ちがって見える 好きさ 好きさ ずっと 月も追って来ないわ ざわめきももう遠い Corvett 1954 あなたと何処へでも行く 青い影をひいて | |
クロームの太陽松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 松任谷正隆 | 湾岸線のトンネルのこだまが 錆びかけていた ハートを振るわせた 焦げたオイルと 海風の匂は今でも ギアに染みついたまま 苛立ちながら 軋み合う心で 明日に向って アクセルふかしてた 着くはずのない パラダイスは色褪せて そして 誰も いなくなった もっと叫んで 昔みたいに トンネルの彼方へ もっと燃やして 私の前で 合金(クローム)の太陽 追いかけて ねえ エンジェルス 朝が近づく あのコーナー過ぎると 白くぼやけた 出口にさしかかる 終ることない 日常がたちこめて そして 誰も いなくなった もっと叫んで そのエンジンで 束縛を蹴散らし もっと見させて たった今だけ 戻らない時間を ぶっちぎれ このまま それは偶然 抜き去ってゆく 青春のゴースト ずっととばして ミラーの中の パラレルのロードを もっと叫んで 昔みたいに トンネルの彼方へ もっと燃やして 私の前で 合金(クローム)の太陽 もっと叫んで そのエンジンで 束縛を蹴散らし もっと見させて たった今だけ 戻らない時間を もっと叫んで 昔みたいに トンネルの彼方へ もっと燃やして 私の前で 合金(クローム)の太陽 もっと叫んで そのエンジンで 束縛を蹴散らし もっと見させて たった今だけ 戻らない時間を |
Weaver of Love~ORIHIME松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 松任谷正隆 | コムラサキなら七月の 暮れたばかりの空の色 今は遠くへ行ったひと わずかに茜残し あれはゆかたの行列が 山の小径を見え隠れ 蛍のような提灯を 星へと運んでゆく 私は橋の袂で あなたへと届くように ひっそりと ああ ひっそりと 心の機を織るの 耳をふるわす風の音は 眠り遅れたぎんやんま いつかまたねとささやいて 石ころ渡ってゆく 私はつゆ草さした 夏の夜の晴れ姿で きらきらと ああ きらきらと 涙をこぼしてるの 哀しい夢をすすぐには 笹にせせらぐ川上の 汲めばちぎれるつめたさに いくつも舟を浮かべ 私はひとり座って あなたに会う日想って ひっそりと ああ ひっそりと 心の機を織るの きらきらと ああ きらきらと 涙をこぼしてるの |
Delphine松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 松任谷正隆 | デルフィーヌ 戻って来て 光を縫って きみが夢で見てる 小島の入江 エメラルドの影になろう やがて きこえて来る 波の泡立ち 午後の雨にかかる 虹のふもとは あたたかな涙のシンフォニー もしも 今も きみが傷ついてたら きっと もう二度とは離れはしない だから戻って 僕のデルフィーヌ デルフィーヌ 嵐の夜 深く潜った きみを見失って 無口になった ひからびたゴーグルが残った きみのただすべてを 抱き寄せたくて 青い心のまま 待ち続けてる 今でもずっと 空は輝いてる あの日のように 泣いて 笑いころげ 追いかけ合った 海は澄みきってる あの日のように いつも 僕のそばに きみだけがいた デルフィーヌ 戯れよう 光を縫って きみが夢で見てる 小島の入江 デルフィーヌ きこえて来る 波の泡立ち 午後の雨にかかる 虹のシンフォニー 空は輝いてる あの日のように 泣いて 笑いころげ 追いかけ合った 海は澄みきってる あの日のように いつも 僕のそばに きみだけがいた デルフィーヌ 戯れよう 光を縫って きみが夢で見てる 小島の入江 デルフィーヌ きこえて来る 波の泡立ち 午後の雨にかかる 虹のシンフォニー |
Baby Pink松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 松任谷正隆 | 甘い「Good night…」だけを エンドレスにして 夢で逢えるようにきいてる Answering Machine 寝返りうつたびに 胸が苦しくて デリケートなピンクの催涙ガスにもがく小羊 Baby Baby もう何日も 眠れないでいるの Baby Baby 苦い恋は どんな毒なの woo くすりなの 楽じゃないくらいは わかってたけれど こんなひどいなんて 思っていなかった 信じさせて もっと 宇宙の果てまで やさしすぎる悪魔の契約はまだ交わしたばかり Baby Baby もう何日も 食べられずにいるの Baby Baby あなただけを 愛しているの woo 本気なの 破れそうなハートは ダンスビートなの ショッキングなピンクの出合いがずっと忘れられない Baby Baby もう何もかも 哀しくて困るの Baby Baby 私は今 ねえ元気なの woo 病気なの Baby Baby もう何日も 眠れないでいるの Baby Baby 苦い恋は どんな毒なの woo くすりなの |
Take me home松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 松任谷正隆 | 線路のヒナギクを摘みながら どこへ続くのか夢見てた ゆらゆら見えた隣りの駅 ああ もっと向う ある日行く先も告げぬまま ひとり急行にとび乗った 鉄橋の音 雷のように ああ 不安にさせた Take me home 初めて知った Take me home こわくても決して止まれはしないこと 夢見てた街をすり抜けて 夢見てた時をすり抜けて いつか着いてた終着駅は ああ なつかしい匂い ホームに面影はないけれど 昔の面影はないけれど コンクリートの枕木のかげ ああ あの白い花 Take me home ようやく知った Take me home 昔は未来の向うにもあること Take me home ようやく知った Take me home 答はいつでも 心に咲いてること Take me home ようやく知った Take me home 昔は未来の向うにもあること |
Walk on, Walk on by松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 松任谷正隆 | 気づかないで Walk on by 彼女の方を あなたが全てを燃やしたひとと知ってるの 雪模様のアヴェニュー 向いの舗道 見覚えのある笑顔 思わず胸がすくんだ 口にしたら 打ち消したら 本当になる 過ぎた恋は未完成のシナリオだから 甦る想いを さえぎるように つまずいたふりをする 私だけに微笑んで うでをくんで Passin'by むこうも二人 あなたなど あなたなど もう忘れているみたい カレンダーでも マティーニでも 消せなかった あなたにしか追い越せない まぼろしならば 台詞もないうちに通り過ぎてく 面影はひと幕のエキストラにしておいて 気づかないで Walk on by 彼女の方を 新作のロマンスは私だけに微笑んで ゆっくりと ゆっくりと 私だけに微笑んで |
Midnight Scarecrow松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 松任谷正隆 | 今 孤独の中の君へ 失くしたくない君へ 用もなく 電話かけよう もし うるさかったら言って 明日にしてと切って でもね 気にしないから 夜の硝子にもたれて 光るデジタル表示が 減ってゆくの見ている ゼロになるまで 君の知らない駅から 君の住む街を通る バスが出るよ 最後の 言えない想いを乗せるように 今 自分を探す君を 愛しはじめたことを なぜか ふと感じてた 強く強く君を強く 踊る案山子(かかし)みたいな 影とたわむれる 見慣れた帰り道 wow wow ひとりぼっち 人は何も持たずに生まれ 何も持たずに 去ってゆくの それでも愛と出会うの 君の荒野を渡って 冬の雲を吹き流す 風になるよ しばらく 受話器をそのままあてていて 今 孤独の中の君が 失くしたくない君が 僕の瞼の裏にいるよ |
Broken Barricade松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 松任谷正隆 | あー彼はこわさを知らない 勝つことだけしかやらない ママにもらった ooh プロタクターを ooh つけてるのに気がついてない こっちのリングへおいでよ 裸のフルコンタクトで 何でもありの ooh 決定戦は ooh 傷つくならそれが勲章 好きになったら Mammy boy きみをマットに沈めよう うんと鍛えて Mammy boy 音がでるほどぶつかろう 見えないバリケード 私は悪役でもいい 捨て身の技しか効かない ママが外から ooh タオル投げても ooh Give up するまでやめにさせない 好きになったら Mammy boy きみをパンチでしとめよう 浴びせ倒すぜ Sugger boy まるで激しいキスのように 燃えだすバーリ・トゥード Mammy boy きみを自分で立たせよう かかっておいで Mammy boy 最後のゴング鳴ったとき 壊れるバリケード 怒りを愛に 痛みを愛に 力を愛に変えて 好きになったら Mammy boy きみをマットに沈めよう うんと鍛えて Mammy boy 音がでるほどぶつかろう 見えないバリケード Mammy boy きみをパンチでしとめよう 浴びせ倒すぜ Mammy boy まるで激しいキスのように 燃えだすバーリ・トゥード Mammy boy きみを自分で立たせよう うんと鍛えて Mammy boy 音がでるほどぶつかろう 見えないバリケード Mammy boy きみをマットに沈めよう かかっておいで Mammy boy 最後のゴング鳴ったとき 壊れるバリケード |
KATHMANDU松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 松任谷正隆 | One more time One more chance どうか与えて下さい やっと知った 答えのありかを 確かめるために 銀に光る滑走路が雲の果てに見える No more tears No more fears 眠れない夜を越えて きっとわかる 新しい愛に着陸できるよ 手を伸ばせばエヴェレストに届くような気持ち Glory Hallelujah ためらわないで Glory Hallelujah そこへ きみと翔べば この世界が開ける happy days Happy come 執着を捨てたとたん きっとわかる いちばん大事なことは何なのか 探し続けた未来がその瞳に見えた Glory Hallelujah なんて近くに Glory Hallelujah そこに きみがいれば この世界が輝く Glory Hallelujah ただあるがまま Glory Hallelujah そこに きみなしでは この世界も消えるよ Glory Hallelujah ためらわないで Glory Hallelujah そこへ きみと翔べば この世界が開ける Glory Hallelujah 聖地を映す Glory Hallelujah 瞳 きみがいれば この世界が輝く |
命の花松任谷由実 | 松任谷由実 | YUMI MATSUTOYA | YUMI MATSUTOYA | 松任谷正隆 | 燃える太陽さえ 燃やすほど 狂おしいこの想いを 抱いて 泣いている 恋はゆらめく灼熱の花 心を焼き尽くすまで けっして 枯れはしない Sha la la la 熱いキスは 秘密のエントランス 二度とは戻れない Sha la la la 指先から痺れる棘にさされ エデンの園 追われるのよ 離さないで 離れないわ 世界が灰になっても あなたとなら あなたとなら 死んでもいいの 私の恋は 輝く炎 命の花 荒れる荒波も のみ込むほど 昂まってゆく想いに 乱れ ふるえてる 恋は嵐の中で咲く花 踏みにじられてゆくほど 紅く紅く ひらく Sha la la la 見つめる目は 哀しい天使の罠 さよならのはじまり Sha la la la 首に胸に涙の粒を撒いて ネプチューンの夢を見るの 離さないで 離れないわ 世界が海に落ちても あなたとなら あなたとなら 死んでもいいの 私の恋は 激しいしぶき 命の花 |
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