亀田真二郎作詞の歌詞一覧リスト  25曲中 1-25曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
父の思い出ガイ(MANKAI STAGE)ガイ(MANKAI STAGE)亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)思い出す……あの日の父さんの背中 売れない役者だった父さんの……あの笑顔  今にして思えば父の役者生活は安泰ではなかった 稽古よりも アルバイトをしている時間の方が 長かったくらい  それでも毎日ストリートACTに出かけていく父 その時の父は何より楽しそうで そんな父を見るのが俺も嬉しかった……  『これ程の腕前で、なぜゴロツキのような真似をする』 『武蔵、お前はなぜ戦う』  あの日の父さんのように俺も笑いたい 時を超えてこの場所で父さんと手をつなぐ 思い出す……あの日の父さんの背中  父さんの……あの笑顔
たった一人の理解者高遠丞、飛鳥晴翔、神木坂レニ(MANKAI STAGE)高遠丞、飛鳥晴翔、神木坂レニ(MANKAI STAGE)亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)芝居がしたい。ただそれだけの思いで、 ビロードウェイでトップクラスの劇団、GOD座の門を叩いた。  稽古場には終始緊張感が漂い、ピリピリした空気が流れていた。  「ジャマ……」 「すいません」 「新入り?」 「はい。高遠丞です。よろしくお願いします!」 「あー、自己紹介とかいいや。興味ないから」 「でも、これから一緒に芝居を作っていくわけだし……」 「友達が欲しいの? だったらよそに行けば?」 「いえ、そういうことじゃ……」 「トップに立つのは僕だから。ジャマだけはするな」  周りはすべて蹴落とすべきライバル……  慣れ合いや仲間意識など、ここには存在しない……。  共にオーディションを受けた紬の姿はない。 後悔や苛立ち、虚しさが込み上げる……。 だが、大好きな芝居をするため、俺は無理矢理前に進んだ。 そして、入団から一年経った頃……。  「丞の芝居は堂々としていて華がある。GOD座のセンターにふさわしい」 「……ありがとうございます」 「これからはそこがお前の居場所だ」  客席から浴びせられる万雷の拍手と称賛の声を、 中央で一身に受け止める。 大きな舞台の真ん中から見える景色は最高だった。だが……。  「初主演なのに全然緊張してないな……」 「今までのトップで一番ふてぶてしいんじゃない?」 「生意気だよな……あいつ」  周りに目をやればライバルたちの視線 その重圧に負けないようにひたすらに努力する日々……  「丞……」 「ああ……お疲れ……」 「調子にのるなよ? いずれ必ず僕がトップになる。 ……お前には絶対に負けない…」  誰にも頼れない 誰も理解してくれない 本当の俺を誰も見ていない  あの頃……俺の気持ちを理解してくれたのは、この人だけだったな……。  初主演の舞台でもらった一枚のアンケート 辛辣なダメ出しで埋め尽くされていた  でもこの人は 俺の芝居を見てくれている 俺の芝居を受け止めてくれてる  顔も知らない理解者 たった一人の理解者
君の理解者月岡紬(MANKAI STAGE)月岡紬(MANKAI STAGE)亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)初主演……一人舞台で闘う君の姿 誰も支えてくれない 孤独な芝居 俺だけはわかってあげよう 俺だけは受け止めてあげよう たとえ隣にいられなくても 俺だけは君の理解者でいよう
捨てられない記憶冬組、卯木千景、オーガスト (MANKAI STAGE)冬組、卯木千景、オーガスト (MANKAI STAGE)亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)オーガストはオレに 全てを教えてくれた 生きていく術も『家族』の温もりも  誰よりも大切な家族だったのに オレは彼を守れなかった  「ありがとう」も「さようなら」も伝えられずに 気が付いたらオレは 記憶も大切な家族も 失っていた……  過去を忘れて『御影密』として生きることが、 オーガストの望んだことだった。 でも……捨てられなかった。そこに『家族』がいたから。  組織にいた過去も 家族との思い出も 全部つながっていて 捨てられない  みんなが認めてくれるオレの芝居は 役者・御影密は オーガストがくれたものだから  「過去の全てが今のオレにつながってる。 だからオレは……過去を捨てずに、過去も含めて『御影密』になる。」 「……うん。それでいいと思うよ。」 「密……大切な家族に伝えたいことがあるんじゃないの?」 「……でも……。」 「伝わるよ、きっと…。」 「その花と一緒に、密くんの思いを届けてあげよう……。」 「うん……。  ……オーガスト。」  ごめんなさい キミの最期の願いは 叶えてあげられない  オレはキミを忘れない 忘れられない だって大事な 家族だから  『家族』なんて知らなかった 『家族』を知らずに生きてきた でもきっとこれがそうなんだ  当たり前じゃない特別な家族 特別で大切な二人の幸せが いつまでもいつまでも 続きますように  ありがとう キミがくれた人生を 大切に歩んでいくよ 一緒に歩こう 支えるよ  見守っていて 遠い空の上から  俺達が 仲間達と共に 歩いていくから どんな時も 一生懸命生きていくよ 生きていこう あの日々を胸に 抱いて
ここにしかないもの冬組 (MANKAI STAGE)冬組 (MANKAI STAGE)亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)不思議な気持ちだ…… こんな時なのに心地がいい  『びしょ濡れじゃありませんか。どうぞ中へ』  稽古が足りていない でも不安はない  『おはようございます。昨日はひどい雨でしたね』  大丈夫……何故だかそう思える 休んでいた間も成長し続けている  『私はおりんさんと別れるつもりはない』  セリフを掛け合うたび刺激を受ける  互いに高め合える芝居に 思わず笑みがこぼれる 信頼し合うことで見える 新たな景色  そうだ……俺が求めていたのは……俺がここにいる意味は……。  一人じゃない 一人じゃできない 六人でつなぐ一つの物語……  一人では 心と心で 感じることはできない 手をつなぎ  周りに寄りかかる不思議な感覚  今、板の上で分かり合おう  ここにしかない ここでしか感じられない 六人で作るかけがえのない時間 高め合い(高め合い) 手を伸ばそう 一人では届かない その場所へ
当たり前の日常御影密、卯木千景、オーガスト(MANKAI STAGE)御影密、卯木千景、オーガスト(MANKAI STAGE)亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)仕事終わり いつものキャンディーショップ 張り詰めていた神経と心を 笑い声が 優しく包む  「じゃーな! ミーシャ!」 「ミーシャさん、またね!」 「ああ、気をつけて帰るんだよ。」  キャンディーショップの店主、ミーシャ それが彼の仮の姿  組織の人間は誰にも正体を明かせない。  すべてをさらけ出せるのは 『家族』であり同じ組織の一員 つまり……。  「おかえり。」 「ただいま。」  家に帰った家族の挨拶 オーガストが教えてくれた 当たり前の日常  そうだ、いいものをあげる いいもの? 願いが叶うクッキー 包み紙に願い事を書くと叶うんだ 願いが叶うクッキー? そんなものホントにあるの? 「まあ、包み紙に書くっていうのは僕が付け加えたんだけどね……。」 インチキ 願いが叶うのは本当 ほら、食べてみて 「マシュマロの方がおいしい。」 願い事は書かないの? 思いつかない どんなことを書けばいい? お金持ちになりたい 絵が上手くなりたい 好きな人のことでもいいし 心に思ったことを書けばいい  「じゃあ、オーガストの願いは……?」 「僕? 僕はそうだな……。」  「ただいま。」 「おかえり。」 「……おかえり。」  さあご飯にしよう みんなお腹がすいただろ? 久しぶりにみんなで食事を楽しもう  お腹がすいた 今日のご飯はなに?  キノコと野菜の特製スープ 少し焦げちゃったけどね エイプリルの激辛料理よりマシ 料理のできないお前が言うな 焦げた料理も悪くない 食べられればなんでもいい  当たり前の日常があればそれだけで……  「いただきます。」 「いただきます。」  『家族』なんて知らなかった 『家族』を知らずに生きてきた でもきっとこれがそうなんだ  当たり前の日常の当たり前の幸せ 当たり前じゃない 特別な家族 いつまでもいつまでも 続きますように  「寝ちゃった。」 「子供か……。」 「……おやすみ……ディセンバー……。」
過去を捨てるために御影密 (MANKAI STAGE)御影密 (MANKAI STAGE)亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)記憶の扉が開いて 思い出がよみがえる  大切な過去の記憶が オレの心を締め付ける  忘れたくない でも忘れなきゃならない  前に進むため それがキミの願いだから  あの日の出来事も キミとの思い出も 全て捨て去るべきなんだ 大切な過去を捨て去るために  キミの願いだから  今、心に蓋をしよう
願いが叶うなら雪白東 (MANKAI STAGE)雪白東 (MANKAI STAGE)亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)大きくて暖かい父の背中 明るく美しい母の笑顔 兄はいつもボクを気にかけてくれた 個性を認めて褒めてくれた  世界に一つしかない 家族の温もり  叶わないってわかってる でももしも…… 願いが叶うなら 会って伝えたい ずっと言えなかった ありがとうを……
お前という役者の価値秋組、松川伊助秋組、松川伊助亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)『じゃあラスト。役者として尊敬する部分は?』  尊敬してる部分か……。その答えは、みんな同じだったよ。  ノーコメント。 本番の舞台の上で向かい合った時に感じる熱……。 マジで稽古場とは全然違う圧倒的な熱量があるッス! あいつの芝居の熱量に引っ張られて、俺自身も芝居にのめり込んじまう。 俺たちは火をつけられてるんだ。十座の芝居の熱に……。 万里もそう思ってるだろ? ……ま、ヤンキーとチンピラの役やらせたらピカイチなんじゃね。  自分じゃわからないかもしれない だが俺たちにはわかってる 兵頭十座という役者の 素晴らしい価値が  誰にも真似できないッス マジ最高にカッコいいッス 十座サンの熱は 役に魂を吹き込むッス!  あんたはあんただろ? それ以外の何者でもねえだろ? 唯一無二ってことだろ? それでいいんじゃねえの?  自覚はないかもしれないが 俺たちはずっとお前の熱に 刺激されてきた 秋組を引っ張ってきたのは お前のその不器用なまでの 真っ直ぐな熱だ  認めたくはねえが認めるしかねえ 初めて胸が熱くなった あの日のことは忘れねえ 初めて俺を熱くさせた お前の芝居は バカみてえにがむしゃらで 誰も真似できねえから  ……おとなしくヤンキーやらチンピラやらの役やってろってんだよ。 同じような役に見えてもお前なら、 そいつだけの人生を見せてやれんだろうが。  あ、ここにいましたか。 支配人……。 これ……皆木くんから預かってきました。  秋組第六回公演のプロットです。すぐに皆さんに確認して欲しいって……。  これは……! ヒーローはヒーローだけど……ダークヒーローッス! しかも完全なあてがき。 兵頭がどうしたら輝くのか、皆木はよくわかってるみたいだな。  俺だからこそ……? 殻を破ることも大事だが、お前らしく輝ける役をどこまでも 突き詰めてみてもいいんじゃないのか? 秋組の俺たちと一緒に。  不器用でもいい 万能じゃなくてもいい お前が輝く場所がここにある  誰も真似できない 誰にも負けない たった一つの輝き 俺だけの輝き お前という役者の価値は 俺という役者の価値は 正にそこにある ここにある
0番に立つ資格七尾太一七尾太一亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)……俺は、ホントは舞台の中央に立てるような役者じゃない。 0番に立つ資格なんか、俺にはない。 でも……こんな俺を認めてくれたその気持ちに応えたい。 みんなと肩並べて胸を張って 舞台の中央に立ちたいんだ……!  無茶だろうがやるしかないんだ! 壊れようが努力するしかないんだ! 誰よりも完璧に みんなが認めたくなるように 0番の資格を手に入れるには 俺には……これしかないんだ
今がその時七尾太一、泉田莇七尾太一、泉田莇亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)うだうだ悩んでんじゃねえ ガタガタぶるってんじゃねえ やるのか? やらねえのか?  で、でも……。  「でも」「だけど」「やっぱり」 そんな言葉は聞きたくねえ 会いたい? 会いたくない?  どうなんだよ? え、えーと……。今はまだ無理なんだって……!  今はまだ? じゃあ、いつならいいんだ? 今がダメなら一生ダメだ!  ひいい!  今がその時! 覚悟決めろよ! 胸張って会えるその時は いつかじゃねえ 今しかねえだろ!  はい、文章足して送信しといた。 あーちゃん、キチク……左京にぃ仕込み……。 あのオッサンと一緒にすんな。  うわ! 返事早!  なんだって? あ……!? 何? な、なんでもない。 ……貸せ。 ああ!  昔もらった年賀状、探してくれるって書いてあるじゃん。よかったな。 う、うん……よかった、のかな……?  いつかっていつだ? いつでもねえだろ? いつまでうだうだ言ってんだよ!  今がその時! 覚悟決めろよ! 胸張って会えるその時は いつかじゃねえ 今! 今! 今! 今しかねえだろ! やっぱりあーちゃんは左京にぃ仕込みッス……。 でも……ありがとうッス……。 ふん……うっとおしい。
自分という役者の価値兵頭十座兵頭十座亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)自分以外の誰かになりたくて芝居を始めた これまではただがむしゃらに役を演じてきた だがふと立ち止まり振り返った時 俺自身がどういう役者か……わからねえ 俺という役者は何者で、何ができるのか…… ダメなところばかり見えて 自分の価値がわからない 俺という役者の価値は一体……
もやもやな気持ち斑鳩三角斑鳩三角亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)ずっともやもやしてた…… 留学の話……すごいことなのに 『がんばって』って言えなかった そんな自分がいやだった ともだちなのに 喜んで応援してあげなきゃいけないのに 考えると胸がぎゅうってなってもやもやする なんで? なんで? この気持ちはなんなんだろう……?
ボクなんてオレなんて皇天馬、瑠璃川幸、向坂椋、兵頭九門皇天馬、瑠璃川幸、向坂椋、兵頭九門亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)いやいや、ボクなんて……。 いやいや、オレなんて……。 なんだこのネガティブコンビ!  ボクなんて オレなんて ボクなんて オレなんて ダメダメダメダメダメダメ あ~~~~ ボクなんて オレなんて ボ、ボ、ボ、オレなんて ダメダメダメダメダメダメ あ~~~~ 悪いイメージばかり頭をよぎる ボクなんかにできるのかな? 体がこわばり喉はカラカラ オレなんかにできるのかな?  できるって信じなきゃ 自信を持つんだ! でも自信を持てる根拠が何もない  溢れるネガティブワード ボクなんて オレなんて 背中を押してくれる仲間たち 今度こそ胸を張って一歩踏み出そう! あ~~~ でも……やっぱり ボクなんて オレなんて ボクなんて オレなんて ああ、止まらないネガティブな妄想 なんでこうなった! はぁ……  ボクなんて オレなんて ボクなんて オレなんて ダメダメダメダメダメダメあ~~~~ ボクなんて オレなんて ボ、ボ、ボ、オレなんて ダメダメダメダメダメダメダメだ  いい加減にしろ!
王子と従者の心得夏組、シトロン、ガイ夏組、シトロン、ガイ亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)王子……それは選ばれし者…… 王子……それは民に愛される存在…… その微笑みは人々を癒し、 その指先は輝く未来を指し示す……  はい! ……はい。  王子について知りたいのならば、この男に聞くがいい 元ザフラ王国王太子……シトロニア! ワタシがノーブラな王子のなんたるかをレクチャーするネ! ノーブルだろ! 王子たるものダンスの一つや二つや 三つや九つくらいは踊れないとダメネ 優しく包み込むようにカレーにレディをエスコートするヨ 1,2,3……1,2,3……楽しくおどるネ 右、左……ヘーイ! 右、左……こわがらないで 間違えたって気にしないヨ ニッコリ笑って、ペロッて舌出すネ 王子に必要なのは笑顔と愛嬌ダヨ  すっげー! さすが! マジ王子じゃん! シトロン様、かっこいいです! でも、ボクにできるかな。 もちろん! みんなで一緒に踊るネ。  1,2,3……1,2,3……両手を前に 右、左、右、左……腰を落として  ねえ、これおかしくない? 全然かっこよくない~。 やっぱりボクが茹ですぎたぶよぶよのパスタだから……。 いや、これドジョウすくいだから!  オー、ミステイクネ! でも気にしないヨ ニッコリ笑って、ペロッて舌出すネ 王子に必要なのは 笑顔と愛嬌ダヨ  なるほど。これが王子の心得……。 次はこの俺が、従者の心得について説明しよう。 従者の心得……?  従者たるもの、常に王子の傍に立ち 王子を理解しなければならない 従者たるもの、主の命令を 見越して動かなければならない 冷静沈着 先の先を見据えて お辞儀の角度は45度 微笑む時は控えめに 全ては主の幸せのため  ガイガイ有能すぎ! つか、歌うますぎィ! ひいい……オレ、できるかな……。 王子様も従者さんも大変そうだね……。 大丈夫ネ! 練習すればできるようになるヨ! 王子と従者の道は一日にしてならず。さあ、共に歌うぞ! はい! はいっす!  王子たるものダンスの一つや二つや 三つや九つくらいは踊れないとダメネ 従者たるもの主のあらゆる命令を 見越して動かなければならない 間違えたって気にしないヨ ニッコリ笑って、ペロッて舌出すネ 王子に必要なのは 笑顔と愛嬌ダヨ 冷静沈着 先の先を見据えて お辞儀の角度は 45度 全ては主の幸せのため それが王子の それが従者の 心得だ
王子様になる日夏組、兵頭十座、松川伊助夏組、兵頭十座、松川伊助亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)……椋さ、小さい頃、海で砂のお城作った時のこと覚えてる? え……。  どこまでも伸びる白い砂浜で どっちが大きなお城作れるか遊んだね あの時、教えてくれたよね いつか王子様になりたいって  うん……そうだったね……。  どんな王子様になりたいの? そうオレが聞いたら 椋はこう答えたんだ かっこよくて明るくて キラキラしてて心優しくて たくさんの人に愛される素敵な男の子  うん……覚えてる。 オレ、そん時思ったんだよね。それって……椋のことじゃんって! え……ボク……?  大丈夫! なれるよ! 理想の王子様はここにいるんだ だからぐっと顔を上げて笑おう 今日こそ王子様になる日  ボクが……王子様に……? 今さらなにびびってんの? え……? むくなら絶対大丈夫~! なれるよ、むっくん! みんな……。 なろうよ、椋! 理想の王子様に! いや、あと一歩足りない。 天馬さん……? 周りがほめても、お前自身が納得できない原因は、王子に対する強い憧れと 理想の高さだろう。 お前自身が王子になる自分を信じられてないから、いくら稽古をしても 不安で仕方がないんだ。 ……だから胸を張れ。今のお前に足りてないのは自信だけだ。 でも、自信なんてボクには……。 いたぞ! こっちだ! 良かった監督、向坂くんここにいました! あれ? カントクちゃん達、どうして……? 椋に会いたいっていう客が来ててな……。 ボクに……? キミは……あの時の……。女の子……? こちらのお姫様が、王子様にお礼がしたいそうですよ。 王子様……? おー、麗しき姫、その花を賜る栄誉を私にお与えください。 オレの方が姫には合ってると思うけど。 何を言う。オレ以外に姫にふさわしい王子はいないだろう。 身の程知らずが。姫が選ぶのはこのオレだ。 姫。 姫~。 姫。 姫。 さあ、お答えください。姫にとって真の王子は誰なのか。姫はどの王子にお 花をあげますか? え……ボク……? 椋……この子にとっての王子様は、お前しかいないそうだ。 どうだ?これでもまだ自信が持てないか? ……姫のお言葉、身に余る光栄です。  失敗するかもって怖くなるよね でも大丈夫。オレ達が支えるから キラキラの王子様になろう 舞台の上でキラキラに輝こう かっこよくて明るくて キラキラしてて心優しくて たくさんの人に愛される そんな王子様になりたい なりたい  大丈夫! なれるよ! 理想の王子様はここにいるんだ だからぐっと顔を上げて笑おう 自信を持って 胸を張るんだ さあ、今日こそ 今日こそ 王子様になる日
夢の分岐点三好一成三好一成亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)留学かぁ……。  小さい頃は勉強にしか興味がなかった ある夏の日、パピーに連れてってもらった美術館 目の前がキラキラ輝いた 大好きなものを見つけたあの日 あれが最初の夢の分岐点 大学に入ってこの劇団に出会った 眩しいスポットライト はじける笑い声と拍手 芝居の楽しさに気づいたあの日 人生二回目の夢の分岐点 二つの道を歩いてきた 今、その二つが違う方向に伸びてる 全部やってみるつもりだったけど 選ばなきゃいけない時が来たのかな…… どっちをえらんだらいい? どっちを選ぶのが…… きっとここが三回目の夢の分岐点
ブラブラ・ラブリー・ブラザー佐久間咲也、碓氷真澄、皆木綴、茅ヶ崎至、卯木千景、タンジェリン、ミカ、松川伊助佐久間咲也、碓氷真澄、皆木綴、茅ヶ崎至、卯木千景、タンジェリン、ミカ、松川伊助亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)……おこわになりますダヨ、マスミ。 ……お世話になります。 それダヨ!  ブラブラブラブラ ラブリー ブラブラブラブラ ラブリー  突然現れたアイツ いちいち俺の後ろをついてくる  マスミ、隣座るネ! マスミ、これは何ダヨ?  うざい! うるさい! 遠慮がない! お前にかまってるほど暇じゃない  マスミ、これ食べたいヨ! マスミ、一緒に寝ていいネ?  かわいくないのに 邪魔なだけなのに 何故かほっとけない変な奴 ブラブラブラザー  これは意外 レアな光景 わがまま自由な一人っ子 そんなあいつが世話してる 文句を言いながらもほっとけない でもあいつの気持ちはよくわかる  愛らしい小さな王子様 なんとなくほっとけない 何か困ったことがあったら お兄さんズに言ってごらん ラブラブラブリーブラザー  早く帰ってくれ ほっとけない 一人でいたいんだ みんなの弟 でも仕方がないから ブラブラ 今夜だけここにいることを ラブラブ 許してやらないこともない ブラブララブリーブラザー  みなさーん、朝ごはんの時間ですよー! ふぁ~あ。 『お手伝いします。なんでも言ってください』 手伝うからなんでも言ってくれって。 ワタシも手伝うヨ! 働かざるものクールべからずネ。 食うべからず。 それネ! 頑張ってね! おお、大丈夫か? 可愛い。  野菜切るネ! キエエエエエ! お皿運ぶネ!  あああ、あ! あ……ミカさんナイスキャッチ。 王子、危ないので座っててください! うんうんうん、よしありがとな! よしよしよしよし……。 『あ……兄さま……』  そこは、ポジション移動した方がやりやすいネ。 ポジション移動? マスミはスムージーがいいヨ。 それは筋。 オー、ワタシ、間違えてばかりネ……。マスミ、お願いがあるヨ。 何? ワタシに、この国のこと、お手伝いのこと教えてほしいヨ。 ……わかった。その代わり、俺にヴァイオリンを教えろ。 もちろんダヨ!  これはただのギブ&テイク ほっとけない かわいくなんてない みんなの弟 持ちつ持たれつ今だけは ブラブラ 許してやってもいい ラブラブ ブラブラブラザー ブラブラブラザー ラブラブブラザー ラブラブブラザー  ブラブララブラブ ブラブララブラブ ブラザー  練習の成果見せるネ! うおおおおおお! お! 頑張れ! おー頑張って~! いけいけ~! わああああ!
すれ違いデュエット(Reprise)佐久間咲也、皆木綴、茅ヶ崎至、シトロン、卯木千景、タンジェリン佐久間咲也、皆木綴、茅ヶ崎至、シトロン、卯木千景、タンジェリン亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)『まだ国に帰るな。叙勲式の事なら心配いらない。 お前なら必ずやり遂げられる。お前に見届けてほしいのだ。 舞台に立つ……今の私の全てを』  不安にさせてすまなかった お前ならきっと素晴らしい王になれるだろう 私は誰よりもそう信じているよ  世界一尊敬して愛している兄さま 私には昔からなりたいものが一つだけありました 私はずっと兄さまのようになりたかった 大好きな兄さま かわいい弟よ 見守ってほしい 見守ってるよ 遠く離れていても 心はいつもそばにいる  『私は、兄さまみたいな人間に……王になります。 その時が、きっと私の人生の「春」です』 『……ありがとう、タンジェリン。お前こそ、私の誇りだ』  シトロンさん……良かった……。 これでようやくいつものシトロンに戻りそうだ。 ま、こういういざこざも兄弟の証っすよね。 日本のお兄さんズも一安心だな。
すれ違いデュエットシトロン、タンジェリンシトロン、タンジェリン亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)タンジェリンを見ているといつかの自分を思い出すネ タンジェリンはきっと素晴らしい王様になるヨ でも……タンジェリン自身はどう思っているんだろう……  ワタシちゃんとわかってるネ 兄さまが厳しく接するのはワタシのため きっと今も ワタシのこと考えてくれてるヨ。  突然王様になれと言われて戸惑わないはずがない 他に夢見ていた未来があったかもしれない でもワタシはそれを奪ってしまった ワタシは大好きな仲間と共に夢を追っているのに  ワタシちゃんとわかってるヨ 兄さまは、いつも優しくしてくれた イヤなことがあるといつも頭をなでてなぐさめてくれた 兄さまだけがワタシのこと認めてくれた 本当は励ましてあげたい 兄さまのようになりたいんだ 頭をなでてあげたい 大好きな尊敬する兄さまのように でも今のワタシにそんな資格はあるのだろうか…… だからもうワタシは……
シトロニアとガイシトロンシトロン亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)ガイはうまくやっているだろうか……。  ガイ そっちはどうだ? 舞台には立ったか? 仲間はできたか? MANKAIカンパニーは温かいだろう? お前にもきっと……わかるはずだ……
ガイとシトロニアシトロン、ガイシトロン、ガイ亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)ガイ こっちにおいで 誰もいない草原を走り回ろう 楽しいな 楽しいな そう思わないか?  シトロニアが言うのなら楽しいと推測した。 まったく……お前はポンコツだな。  ガイ 聞いてくれ 何故いがみ合わなければならないのだろう 悲しいな 悲しいな そう思わないか?  悲しい……。俺にはよくわからない。 そうか……。わからないか……。  ガイ 見てごらん ジャスミンが綺麗に咲いたよ。 この香りをかぐと、心が落ち着く お前にもわかるだろう? ……。  やはりわからないか……お前には…… やはり動かないのか……お前の……心は……  シトロニア……何故そんなに悲しそうな顔をしている? シトロニア……?
あたたかい記憶高遠丞、雪白東高遠丞、雪白東亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)ほら、よく見て きっと何か残っているはず ここには何もない 何も見つからないよ 何もかもなくなっても 記憶はきっと残っているはず 目をそらさないで見つめてほしい 大切な あたたかい記憶  そうだ……ここは子供部屋だった。 このあたりに地図が貼ってあって……。 いろんな国のこと調べながら、 大きくなったら一緒に旅行しようって兄と話してた……。 何もかもなくなっても、きっと残っているはず…… ああ、よくここでかくれんぼもしたっけ……。 クローゼットの服の間に隠れたりして……。 大切な大切な……あたたかい記憶……  東さん。 それは……? 棚の裏に……開けてみてください。 髪留めとメッセージカードだ……。 『お誕生日おめでとう。弟に渡すのはおかしいかもしれないけど、 お前の髪はきれいだから。』 ……創兄さん。 ……そうだ……思い出した。事故の一週間後…… ボクの誕生日だったんだ。  ずっとずっとボクが来るのを待っていてくれたんだね 今、やっと受け取ったよ兄さんのプレゼント 何もかもなくなっても消えることはなかった いつもボクの よみがえる 髪を結ってくれた あたたかい記憶 大好きな兄さんとの記憶 大切な 大切な 家族のあたたかい記憶  …ここでくらい、思い切り泣いたらどうですか。 うっ……兄さん…う……っ。
二人だけの約束古市左京、泉田莇古市左京、泉田莇亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)・野津永恒俺があいつを……裏切っちまったからな。  出会いはいつ頃だったか 二十歳そこそこの頃だったか 銀泉会に入った俺の最初の仕事 それがアイツの世話係  勉強に遊び 身の回りの世話…… いつも一緒だった まるで兄弟のように  ある日アイツが教えてくれた 大切な秘密…… 俺達だけの秘密……  『なあ、絶対誰にも言うなよ? 俺さ、将来メイクの仕事がしたいんだ。 でもヤクザの息子がそんなの無理だよな……』  そう話すアイツの姿に 役者の夢を諦めた自分を重ねた  『え? 左京も夢があるのか?』  アイツの夢を否定できなかった したくなかった 叶う望みがなかったとしても 捨ててほしくなかった  『なあ左京。いつか一緒に、夢を叶えたいな』 あの時のアイツの笑顔は……今でも忘れねえ……。  約束だぞ ああ、約束だ 一緒に叶えよう この夢を 例え叶わなくても 信じ続けよう 二人だけの約束を
まるまる?まとまる?大作戦!春組春組亀田真二郎Yu(vague)Yu(vague)まるまる?まとまる?どっちでもいいヨ! みんなのアイディア合わせれば みんなまるまる まとまれる まるまるまとまる大作戦!  まるまる?まとまる?どっちでもいいヨ! 心の距離を縮めるためには何が必要?  仲良く遊んで笑い合えば 心はつながる まとまれる つながるまとまる大作戦!  仲良くなるにはやっぱコレ! イタズラしかけて笑わせよう ドッキリ終われば絆は深まる 深まるまとまる大作戦!  いい加減にしてくれないかな? そういうくだらないの好きじゃないんだ。  いや、でももっと仲良くしたいというか… きっとそれがいいお芝居につながるはずなんです。  …わかったよ。じゃあ、もっと仲良くなれるように努力しよう。  ありがとうございます!じゃあ、オレから一つ提案なんですけど… 今夜、春組メンバー全員で、 舞台の上で寝てみませんか?  またか キタコレ 懐かしいネ~ 旗揚げの時を思い出す 舞台で一晩寝てみたら 絆深まる仲良くなれる  …どうですか? わかったよ。俺も参加させてもらおう。 やったー!ありがとうございます!  まるまる?まとまる? どっちでもいいヨ! いいヨ! みんなの距離が近づいた あの日をまるまる再現しよう 枕と布団を用意して 今夜劇場に集合だ まるまるまとまる大作戦! まるまるまとまる大作戦!
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