大きな手で

冬の匂いに 包まれた帰り道は
人恋しくて 今日は急がず歩こう
降り出した雪に ただ はしゃぐ私を抱き上げ
「滑るよ」と優しく守る大きな手
あなたはいつも見えないように 私の事を守ってくれた
大きくなった私はいつもあなたの事を困らせてばかり
“大切な人” いつかはね 出会えるよと
眠る私の 横でそう 呟いてた
心配な顔してる あなたを想像しながら
寝てるフリしたけど ニヤケて聞いてた
あなたに似てる優しい人を見つけ出すから 大丈夫だよ
まだ見ぬ人よ きっと私は あなたのその手見つけ出すからね
あなたはいつも見えないように 私の事を守ってくれた
大きくなった私はいつもあなたの事を困らせてばかり
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