いのちの木陰

生まれて来たのは 幸せになるため
誰かに愛され 愛するため
それなのに世界は 時々いじわるだね
そのまごころをほら 人ごみが踏みつける

あなたのために ささやかな
いのちの木陰に なりたい
傷だらけの 悲しみたち
私にあずけて そっとまどろんで

子供の頃には 夕焼けが教えた
あしたは今日より いい日になるって
それなのにあの時 信じていた未来は
そのやさしさをほら 弱さだとあざ笑う

あなたのために すずやかな
いのちの木陰に なりたい
倒れそうに 疲れた夢
私にあずけて また旅立って

あなたのために ささやかな
いのちの木陰に なりたい
傷だらけの 悲しみたち
私にあずけて そっとまどろんで
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