じんじんさせて

一人二人恋の相手は星の数
誰も彼も花をかかえて扉を叩く
悪い気はしないけれど眠らせて

望むものはすべてその手に抱くがいい
好きな時に好きなところへ行(ゆ)くがいい
この世界君のためあげると云う

だめだめ女を口説(くど)くのは
どこにもあるよな手じゃ駄目よ
心がじんじん
しびれてみたい

朝も昼も夜もかまわず押しかけて
愛で金で地位であれこれ口説くけど
それじゃまだ燃えないわ
あきらめて

一人二人恋の相手は星の数
誰も彼も悪い男じゃないけれど
抱かれてもいいなんて思えない

男ぎらいなんて云われちゃ困るけど
今はそっとひとりベッドで眠るだけ
くちづけも唇はやめにして

だめだめ女を口説くのは
どこにもあるよな手じゃ駄目よ
心がじんじん
しびれてみたい

前に膝をついてこの手にくちづけて
大の男涙流してすがるけど
それじゃまだ燃えないわ
あきらめて
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