ほんとだよ

夜の静けさの中で
あまりに静かすぎて
木々の梢も泣いているのさ
僕と同じさ

君がふと目をあけた時
僕がそばにいるはずだ
こんなに君を思っているもの
わからないはずがないさ

夜のしげみの中で
衣ずれの音がひびく時
僕は君と一緒になるのさ
ほんとだよ ほんとだよ

君の窓をたたくものがあれば
それは風なんかじゃないよ
それは僕だよ ほんとだよ
ほんとだよ……
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