SHINAGAWA

ホントに君が好きだった 君を誰よりも好きだった
君を見る度この世界も 悪いものじゃないと思えたんだ

出会った場所が違ったら 出会った時間が違ったなら
これが運命だと信じて 同じ未来を描いたのに

これから帰る所が 君が居るべき所なんだ
君を幸せにしたいのに 何も出来なくて辛いよ darling

もうすぐさよなら 発車のベルが鳴っている
笑顔の写真を残したいから 涙はまだ見せないで

ホントに君が好きだった 君を誰よりも好きだった
君が帰ることを決めた日 僕はこっそり泣いていたんだ

同じバス追いかけたり 同じ場所で空見上げたり
同じ温度で火傷したり 全部もう出来なくなるんだ

きっと振り返る度に 君を思い出してるんだろう
「行くな」っていくら言いたくても 言えない現実が辛いよdarling

もうすぐさよなら 発車のベルが鳴っている
次に会えるとき君はずっと 大人になっているんだね

つないだ手振り解いて 飛び乗った最終列車
きっとまた会えるって 微笑んだ君の顔
まぶたに焼き付けたいのに 滲んでいくんだよ

ホントにさよなら 発車のベルが鳴き止んで
窓越し手を振る君は小さく 「ありがとう」って呟いた

また会える日まで...

さようなら
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