博多山笠女節

夜明け前 博多の男が
山笠舁(か)いてオィサッオィサッ 風になる
私ゃあんたの 赤手拭(あかてのごい)に
一年一度 惚れ直す
ときめくざわめく 祭りの
女節

水法被(みずはっぴ) 舁(か)き縄(なわ)締め込み
男が謳(うた)うオイサッ オイサッ 晴れ姿
山笠(やま)が恋人 命をかける
妬(や)くほどあんた 山笠(やま)のぼせ
ドキドキハラハラ ワクワク
女節

祝い目出度の 若松さまよ
若松さまよ

勢(きお)い水 一番山笠
太鼓の音でオィサッオィサッ 走り出す
廻り止(どめ)まで 気合いを抜くな
男の力 魅(み)せとくれ
凛々(りり)しいあんたに 捧げる
女節
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